JPH07255534A - 給電側コネクタ装置 - Google Patents

給電側コネクタ装置

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JPH07255534A
JPH07255534A JP490995A JP490995A JPH07255534A JP H07255534 A JPH07255534 A JP H07255534A JP 490995 A JP490995 A JP 490995A JP 490995 A JP490995 A JP 490995A JP H07255534 A JPH07255534 A JP H07255534A
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Yutaka Oda
豊 小田
Yasushi Murakami
靖 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平方向、垂直方向に微調整可能であって、
受電側コネクタとの軸線方向の接続が確実にできる給電
側コネクタ装置を提供する。 【構成】 受電側のコネクタ装置30を案内、係合する
給電側コネクタ装置50のカバー55は固定部(機体)
40に固着するチャネル部材60の4つのたて長孔60
aに挿入するボルト64に支持される。カバー55とチ
ャネル部材60との間にはスプリング58を介装し、カ
バー55は軸線C1方向に弾性的に支持される。さら
に、チャネル部材60の裏面にはその両端を固定された
状態の2本のスプリング67,68をボルト64に懸け
とめて配設し、ボルト64を長孔60aに沿って移動自
在に構成することにより、ボルト64に支持されている
カバー55は水平方向に移動し、受電側のコネクタ装置
30の軸線C2に合致させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機や車内などで用
いる加熱装置付の配膳車等の受電側のコネクタ部分に連
結する給電用コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特に、旅客航空機内における旅客の食事
は、料理された食品がトレイ上に並べられた状態で配膳
車内に収納されている。この場合、通常、肉や魚料理な
どの主食(アントレ)は食器(キャセロール)に入れて
加熱装置が備えられている配膳車内の加熱部分に配置さ
れる。このように配膳車内で加熱または保温する技術
は、例えば特公昭56−26413号公報や特公昭58
−47177号公報に開示されている。この方法は、食
器をその底部とトレイとの間に挿入したヒーターによつ
て加熱する方式をとっている。また、トレイ内にヒータ
ーを組込む装置も提案されているが、トレイ自体の高さ
寸法や重量が増加し、取扱いが不便であつた。いずれの
形式の加熱装置を備えた配膳車にあつても、配膳車を電
源に連結するための給電用のコネクタを必要とするが、
コードを用いて人手によりコネクタを操作するものは、
作業が繁雑であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】配膳車を調理室(ギヤ
レイ)の所定の場所に配設する給電用のコネクタ装置
に、配膳車のコネクタ部分を押込むことにより電気的に
接続できる構造が望ましいが、給電側および受電側の両
側のコネクタ装置の配設位置精度を高くしないと、セン
タリングが難かしい等の問題があつた。そこで、本発明
は給電側のコネクタ装置を水平方向、垂直(軸)方向に
微調整可能に構成し、受電側コネクタ装置との軸線が容
易に合致できるコネクタ装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のコネクタ装置は、受電側のコネクタに接続する
プラグ等の給電用コネクタを収納し、受電側のコネクタ
を係合案内するカバーと、カバーを配設個所に取り付け
るチャネル部材と、カバーをチャネル部材に支持する支
持手段とを有し、カバーはチャネル部材との間にスプリ
ングを介してコネクタの軸線方向に摺動自在に支持され
ると共に、カバーの支持手段はチャネル部材に穿孔する
長孔に沿って移動可能に形成する構成を具備する。
【0005】
【作用】受電側のコネクタ装置に連結する給電側のコネ
クタ装置はコネクタの軸線方向および水平方向に移動可
能なので、受電側コネクタとの高さの差異、横ぶれ、前
後移動に対して自在に接続する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。この
実施例は航空機のギャレイ等の機体に取り付け、配膳車
と連結する場合の給電側のコネクタ装置を説明する。図
1は本発明のコネクタ装置の構造説明図、図2は接続状
態のコネクタ装置の断面図、図3はコネクタ装置の背面
図、図4は図3線A−A断面図、図5は配膳車の側面図
である。
【0007】配膳車は前後の側壁を片開きドア2とし、
左右側壁3,4を有する矩型状箱体である配膳車本体1
を備え、配膳車本体(以下本体という)1は合成樹脂製
基板等で構成し、軽量化させている。本体1の底部に
は、自在車軸5や、飛行中に配膳車をギヤレイ(調理
室)の底面に固定しておくための固定装置20を装備す
る。本体1の上部には、ハンドル25と電気の受電側コ
ネクタ装置30を配設し、図示しないドライアイスの容
器等もとりつける。本体1の左右側壁の一方の側壁3ま
たは4の内面には断面コ字状をなすトレイ案内兼トレイ
の支持部材6を高さ方向に等間隔で複数段配設すると共
に、他の側壁4または3は合成樹脂製基板とプリント配
線を施した基板により構成し、その内面には、支持部材
に支持されて加熱板7を取付ける。
【0008】加熱装置を構成する加熱板7は内部全体に
発熱体(抵抗子)を埋設するセラミツク製板状体であつ
て、配置位置は側壁4のプリント配線を施した基板部分
に位置させ、受電側コネクタ装置30を給電側コネクタ
装置に接続して通電することにより帯熱するよう構成す
る。加熱板7は上・下方向に熱を放散するものである。
このように構成する加熱装置は本体1の長手方向に一定
間隔に2個または3個配設する。例えば、14段のトレ
イを収容するものにあつては、最上部に配設する加熱板
7を加えて、上下方向1列上に15個の加熱板7がとり
つけられる。本体1の長手方向に対しては、トレイの寸
法に合わせて2個又は3個の加熱板7がとりつけられて
いるので、上述した仕様にあつては、本体1内に30個
又は45個の加熱板が配設され、トレイ上に載置される
キセロールを加熱する。
【0009】次に図1至図4により電気のコネクタ装置
を説明する。図1はコネクタ装置の概要を示すものであ
つて、配膳車本体1側に設ける受電側コネクタ装置30
と、ギヤレイ等の機体40に設ける給電側コネクタ装置
50で構成する。固定部である機体40側に設ける給電
側コネクタ装置50は、プラグ52を中心部に配設し、
プラグ52の周縁を筒状のカバー55で囲周して形成す
る。一方配膳車本体1側に設ける受電側コネクタ装置3
0は、中心部にレセプタクル32をもつブラケツト35
としている。レセプタクル32は本体1内のプリント基
板4に接続する。したがつて、受電側のコネクタ装置3
0のレセプタクル32のブラケツト35の外周部37
が、給電側のコネクタ装置50のプラグ52のカバー5
5の内周部57と係合することにより、図2に示すよう
にプラグ52とレセプタクル32が接続し、通電状態と
なる。
【0010】給電側コネクタ装置50のプラグ52の中
心線C1と、受電側コネクタ装置30のレセプタクル3
2の中心線C2とを合致するように配設する必要がある
が、配膳車本体1の製作誤差や使用による車輪5の摩耗
等により位置精度が狂うと、常に正合するとは限らな
い。そこで本発明では、固定側である機体に配設する給
電側コネクタ装置50の中心線C1が自動的にセンタリ
ングできるように構成している。
【0011】配膳車本体1側の受電側コネクタ装置30
は本体1の上部に固設する。一方ギヤレイの機体壁(固
定部)40に設けるコネクタ装置50は、機体40にと
りつけるチヤンネル部材60を有する。チヤンネル部材
60は略L字型を形成する板体で機体への取付部分と、
コネクト部材を取り付ける部分とを有する。
【0012】図3によりコネクタ部材の取付部分を説明
する。チャネル部材60のコネクタ部材を取り付ける部
分には両側部に2本のボルト69を立設するとともに、
中央部にはたて長の孔60bを形成する。そして、この
孔60bを中心として4個のたて長の孔60aを穿孔す
る。チヤンネル部材60の両面であって、穿孔する5個
のたて長孔を被覆する位置に、ワツシヤ61、62を配
設し、孔60aを貫通する4本のボルト64によつてコ
ネクタのガイドを兼ねるカバー55を支持する。このカ
バー55の内部にはプラグ52がとりつけられる。4本
のボルト64とカバー55の間には、それぞれスプリン
グ58を設けてカバー55の軸線C1方向の圧縮力に対
抗する。
【0013】また、チヤンネル部材60の両端に配設す
る2本のボルト69の間には、2本のスプリング67、
68を配設する。この2本のスプリング67、68によ
つて、2枚のワツシヤ61、62とカバー55は常時中
心位置に弾性的に保持される。すなわちスプリング68
は自由状態では2点鎖線68aで示すようにその両端は
直線状態となっている。スプリング67も同様である。
これらの2本のスプリング67、68の中央部分をボル
ト64に懸け留め、図示のように付勢して自由端を2本
のボルト69に交叉状態に係合することにより、4本の
ボルト64で支持される給電側のコネクタ装置のカバー
55は弾性的に保持される。従つてカバー55を図3で
縦方向及び横方向に付勢する外力に対して、カバーは復
元力を持ちつつ移動することができる。ワツシヤ62の
中心には丸孔62aを設け、同様にワツシヤ61にも丸
孔を設ける。ワツシヤ丸孔とチヤンネル材60の中央部
分の長孔60bを介してカバー55内に設けるプラグ5
2に配線する。
【0014】本発明のコネクタ装置は以上のような構成
であるので、配膳車本体1をギヤレイ等の所定の位置に
押し込むことにより、給電側のコネクタ装置50が弾性
的に移動し、受電側のコネクタ装置のブラケツト35が
対向するカバー55内に挿入され、カバー55の中心線
1はブラケツト35の中心線C2に合うように強制的に
センタリングされる。したがつて、プラグ52とレセプ
タクル32は円滑に接続する。このように、配膳車側の
受電側コネクタと機体側の給電側コネクタとのセンタリ
ングは、本発明のコネクタ装置を用いることにより給電
側コネクタが弾性的に位置を微調整し、常にスムーズな
接続が達成する。
【0015】
【発明の効果】本発明による給電側のコネクタ装置は移
動自在であって、受電側の電源プラグに対して自動的に
軸線を合致するので、作業者は受電側の機器を給電側の
コネクタ装置が配設される所定の場所に押し込むことに
より確実にコネクタ装置を電気的に接続することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタ装置の構造説明図。
【図2】接続状態のコネクタ装置の断面図。
【図3】給電側のコネクタ装置の背面図。
【図4】図3線A−Aの断面図。
【図5】キャセロールを載置するトレイを収納する加熱
装置付配膳車の側面図。
【符号の説明】
1 配膳車本体 2 ドア 3、4 側壁 6 トレイ案内兼支持部材 7 加熱板 30 配膳車(受電)側のコネクタ装置 40 機体側の壁 50 給電側のコネクタ装置 52 プラグ 55 カバー 58 スプリング 60 チャネル部材 60a,60b たて長孔 62 ワッシャ 67、68 スプリング C1、C2 軸線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受電側のコネクタ装置に接続して受電側
    に電気を供給する給電側コネクタ装置であって、 プラグ等の給電用コネクタを収納し、受電側のコネクタ
    を係合案内するカバーと、カバーを配設個所に取り付け
    るチャネル部材と、カバーをチャネル部材に支持する支
    持手段とを有し、 カバーはチャネル部材との間にスプリングを介してコネ
    クタの軸線方向に摺動自在に支持されると共に、カバー
    の支持手段はチャネル部材に穿孔する長孔に沿って移動
    可能に形成してなる給電側コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 カバーの支持手段はスプリングによって
    長孔長手方向に付勢されている請求項1記載の給電側コ
    ネクタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102386759B1 (ko) * 2021-12-24 2022-04-15 권차순 함선용 침대
KR102427799B1 (ko) * 2021-12-24 2022-08-02 권차순 함선용 사물함

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950580A (ja) * 1982-09-14 1984-03-23 Fujitsu Ltd ホトカプラ回路

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