JPH07255356A - 薄切り可能な食品材料切断方法とその装置 - Google Patents

薄切り可能な食品材料切断方法とその装置

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JPH07255356A
JPH07255356A JP6047196A JP4719694A JPH07255356A JP H07255356 A JPH07255356 A JP H07255356A JP 6047196 A JP6047196 A JP 6047196A JP 4719694 A JP4719694 A JP 4719694A JP H07255356 A JPH07255356 A JP H07255356A
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shutter
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続的に押し出される棒状食品材料、或いは
チョコレート、ナッツ等の如き固形食品を点在的に含有
する棒状食品材料を連続的に所要厚みに切断し、切断さ
れた食品を所定位置に的確に落下せしめることの可能な
食品材料切断方法とその装置を提供すること。 【構成】 棒状食品が押し出されるノズル孔中央部にガ
イド棒を垂設して、このガイド棒に沿って押し出される
棒状食品をシャッター体が切断した状態のまま、シャッ
ター体全体をこのガイド棒に沿って下降せしめるという
手段を採用した。 【効果】 食品材料とシャッター体との付着を、ガイド
棒を巧みに利用して更にシャッター体全体を上下動せし
めることによって積極的に剥離しているので、棒状食品
を薄切りすることもでき、しかも薄切りした食品を所定
位置に落下させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的に押し出される
棒状食品材料、あるいはチョコレート、ナッツ、果肉
(杏子)などの如き固形食品材料を点在的に含有する棒
状食品材料を連続的に所要厚みに切断することができる
食品材料切断方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は既に、連続的に押し出され
る棒状食品材料を切断処理する装置を開発し、これにつ
いて多数の特許を出願している(特願平4-334773号
等)。その一つの装置は、先端の閉塞接点部と其処から
延びる円弧形状カッター辺とを備えたシャッター体を、
各シャッター体の閉塞接点部が隣接シャッター体のカッ
ター辺に微擦するごとく枢設することによりカッター辺
間に切断領域を作出し、そして各シャッター体が閉塞接
点部とカッター辺との微擦状態を保ったまま回動運動す
ることによって、この切断領域が適宜に拡縮開閉を行な
い当該切断領域が閉塞したときに其処へ押出し供給され
た食品材料を切断するというものである。この装置によ
れば、切断領域の開閉に伴う摺動がシャッター体の閉塞
接点部とカッター辺との線接触部分にて行なわれるの
で、その摺動抵抗は頗る小さくシャッター機構各部に無
理な力がかかることもなく、棒状食品の連続的な切断処
理が可能となる。
【0003】このように、従来あった直線スライド運動
するシャッター体に代えて、回動式シャッター体を採用
したことで、装置の焼き付き等もなくなり、棒状食品の
切断処理を連続的に行なうことが実際に可能となった。
ところが、このように工夫した装置にあっても、棒状食
品材料を薄く切断しようとすると、食品材料が有する粘
着性等により、うまく連続的に切断することができなく
なることが判明した。棒状食品を薄切りした場合には、
切断した食品材料の重量が小さくなるため、食品材料が
自重で落下せずに、シャッター体に粘性付着してしまう
ことになったのである。
【0004】クッキー地等の如き粘着性が比較的小さい
食品材料の場合、クッキー地が完全にシャッター体に付
着してしまうことは少ない。しかしながら、やはり食品
材料の粘性等のため、シャッター体の拡開運動に伴って
クッキー地が四方に散らばってしまうことになった。こ
れでは、切断食品を所定位置に搬送する搬送コンベアに
もうまく載置できなくなり、後の食品成形や食品焼成等
の処理に支障をきたすことになる。
【0005】
【解決すべき技術的課題】本発明は、従来の食品材料切
断装置に上記のような難点があったことに鑑みて為され
たものであり、各種棒状食品を連続的に所要厚みに切断
し、こうして切断された食品を所定位置に的確に落下せ
しめることが可能な食品材料切断方法と、この切断方法
を利用した切断装置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明の他の技術的課題は、大粒な
チョコレート、ナッツ等の固形食品材料が多数散在する
可塑性食品材料であっても、この固形食品材料を破砕し
つつ連続的に切断処理することが可能な食品材料切断方
法と、この切断方法を利用した切断装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題解決のために採用した手段】本発明者が、上記技
術的課題を解決するために採用した手段を添付図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
【0008】即ち、各種食品材料を、ノズル孔中央部分
にガイド棒5を備えたノズルから連続的に棒状食品Fと
して押し出す一方、このガイド棒5に沿って押し出され
る棒状食品Fを、先端に接点部1aを有し当該接点部1
aから枢支部1c側へはカッター辺1bを備える少なく
とも3枚以上の薄板状シャッター体1・1…を各シャッ
ター体の接点部1aが隣接シャッター体のカッター辺1
bに微擦する如く回動自在に配置せしめて作出した切断
領域2内へ導き、この切断領域2内に棒状食品Fが押し
出されてきたとき、切断領域2中央部に臨んだ前記ガイ
ド棒5に前記カッター辺1bが当接する間際まで各シャ
ッター体1・1…を回転させて切断領域2を縮閉し、次
いで、切断領域2がガイド棒5を囲むように閉じた状態
のまま、当該ガイド棒5に沿って各シャッター体1・1
…全体を食品材料Fの押出し方向へ直線移動せしめ、さ
らに各シャッター体1・1…全体が食品押出し方向への
直線移動を開始した後に、各シャッター体1・1…を逆
回転させて切断領域2を拡開せしめるという技術的手段
を採用した。
【0009】また、先端に接点部1aを有し当該接点部
1aから枢支部1c側へはカッター辺1bを備える少な
くとも3枚以上の薄板状シャッター体1・1…を各シャ
ッター体の接点部1aが隣接シャッター体のカッター辺
1bに微擦する如く回動自在に配置せしめて全体として
シャッター体1・1…内側にカッター辺1b・1b…による
切断領域2を作出し、この切断領域2内へ棒状食品Fが
押し出されてきたとき各シャッター体1・1…がそれぞ
れ回動運動することで棒状食品Fを切断処理する食品切
断装置において、各種食品材料を連続的に棒状食品Fと
して押し出すエクストルダーEのノズルに、ノズル孔中
央部分に位置する如くガイド棒5を配置し、このガイド
棒5に沿って押し出される棒状食品Fの押出し方向へ前
記シャッター体1・1…全体を上下動せしめるシャッタ
ー昇降機構8を設けるという技術的手段を採用した。
【0010】さらに、要すれば、棒状食品Fを切断する
カッター辺1bを鋭刃とし、多数の固形食品材料Sが散
在する棒状食品Fを、この固形食品材料Sを破砕しつつ
切断するという技術的手段を採用した。
【0011】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて説明する。なお、図1は本発明に係る実施例装置の
全体を説明する概略正面図、図2および図3は同装置に
おける切断領域の拡縮状態を説明する概略平面図、図4
〜図8は同装置の切断工程を説明する部分拡大側面図で
ある。
【0012】図1中、符号Eで指示するものは、各種食
品材料を連続棒状に押出しするエクストルダーである。
本実施例では2基のエクストルダーEを配置しており、
一方のエクストルダーEから、多数の固形食品材料S
(チョコレート塊、各種ナッツ等)が散在する棒状食品
F(クッキー地)を連続的に押し出しするようにしてい
る。図中、符号5で指示するものは、ノズル孔中央部に
位置する如くノズルNに設けたガイド棒であり、このガ
イド棒5はノズルNから垂下して後述する切断領域2中
央に臨んでいる。本発明切断装置は、ノズルNから押し
出された棒状食品Fを、ガイド棒5に沿わせながら切断
領域2内に導入し、この切断領域2内において薄切り切
断処理を施すことができるものとして具体化してある。
【0013】切断領域2は、図2に示すように、仮想正
方形の各頂点に回動自在に相称配置された4枚のステン
レス鋼板製の同形シャッター体1・1・1・1で囲まれ
形成される。このシャッター体1は、円と三角形を連結
したような形状をしており、円の中心部分に位置する枢
支部1cで枢支され、この枢支部1cから最も遠い三角
形の頂点部分が接点部1aとなっており、またこの接点
部1aから枢支部1c側へ伸びる円弧形状の辺が鋭刃の
カッター辺1bとなっている。この4枚のシャッター体
1・1・1・1が、各シャッター体の接点部1aが隣接
するシャッター体のカッター辺1bに常に微擦する如く
回動自在に配置されて、全体としてシャッター体1内側
にカッター辺1bによる切断領域2が形成されるのであ
る。
【0014】切断領域2の拡縮開閉は、各シャッター体
1がリンク部材3・3…を介して制御モータ4に駆動さ
れ同期した回動運動を行うことによって為される。この
制御モータ4は、予め入力してある設定値に従って、そ
の回転方向、回転角度、回転速度等が制御される。図2
には切断領域2が拡開している状態を示しており、図1
及び図3には切断領域2が縮閉している状態を図示して
いる。図3に示すように、切断領域2の縮閉は、各シャ
ッター体のカッター辺1bが前記ガイド棒5に当接する
間際まで各シャッター体1が回動することにより為され
るのである。なお、リンク部材3・3…は、リンクカバ
ー3aで被覆されており、リンク部材3の保護と同時
に、衛生上の観点から食品との隔絶を図っている。
【0015】図1中、符号6で指示するものは、シャッ
ター体1の下方に配置され、図示しないコンベアモータ
によって断続的に作動するベルトコンベアであり、この
ベルトコンベア6は切断処理した食品を(紙面に対して
垂直方向に)所定位置に搬送する。また、ベルトコンベ
ア6は、カムモータMにより駆動する第一カム73と、ベ
ルトコンベア6を支持する第一昇降ロッド71とから構成
されるコンベア昇降機構7によって上下運動を行う。第
一昇降ロッド71には、アジャストボルト機構72が備えて
あり、このアジャストボルト機構72の調整ダイヤル72d
を回転させることでベルトコンベア6の高さを調整する
ことができる。
【0016】図1中、符号8で指示するものは、前述し
たシャッター体1・1…全体を、棒状食品Fの押出し方
向に上下運動させるシャッター昇降機構であり、このシ
ャッター昇降機構8は、カムモータMにより駆動する第
二カム83と前記リンクカバー3aを支持する第二昇降ロ
ッド81とから構成される。この第二昇降ロッド81にはア
ジャストボルト機構82が備えてあり、このアジャストボ
ルト機構82の調整ダイヤル82dを回転させてシャッター
体1全体の高さ調整を行うことができる。
【0017】本実施例装置において、棒状食品Fの切断
厚みの調節は、エクストルダーEの食品押し出し速度
や、切断領域の拡縮開閉タイミングを調整することによ
り行うことができる。処理すべき食品材料Fの性質等に
応じて、この押し出し速度等を適宜に設定することによ
り、食品材料Fを連続的に所望厚みに切断することがで
きるのである。
【0018】『切断工程』次に、本実施例切断装置が、
多数の固形食品材料Sが散在する棒状食品Fを薄切りし
ていく工程を図4〜図8を参照しながら説明する。
【0019】まず、図4に示すように、エクストルダー
(図1参照)により多数の固形食品材料Sを点在的に含
有する棒状食品Fが、各シャッター体1にて作出される
切断領域2内へ押し出しされる。そしてこの棒状食品F
が、ノズルNに垂設したガイド棒5に沿って所定位置ま
で押し出されてきたとき、各シャッター体1が回転し切
断領域2の縮閉を開始する。本実施例では、ノズルNは
エクストルダー食品送給路P端部と着脱自在に螺合され
ており、ガイド棒5はこのノズルN内壁に架橋部材51を
介してT字形状に固定されている。
【0020】そして、図5および図6に示すように、シ
ャッター体1の回動が進み切断領域2が縮閉していくこ
とによって、棒状食品Fが各シャッター体のカッター片
1b(図2参照)にて押し切られてゆく。この際、図5
に示すように、棒状食品Fの切断面上に固形食品材料S
が存在していても、この固形食品材料Sの他端をガイド
棒5が支えるので、シャッター体1の鋭刃カッター片1
bは、固形食品材料Sを破砕あるいは切断しながら、棒
状食品Fを切断するのである。
【0021】棒状食品F中の固形食品材料Sを破砕ある
いは切断するには、固形食品材料Sを棒状食品F中にお
いて固定しなければならない。ガイド棒5が存在しない
従来切断装置にあっては、この固形食品材料Sの固定
は、専らシャッター体によってのみ為されていた。その
ため、棒状食品F中の表面近くに固形食品材料Sが存在
する場合には、シャッター体により固形食品材料Sが棒
状食品F中心部分まで押し込まれて、固形食品材料Sが
反対側のシャッター体に当接して始めて、固形食品材料
Sの破砕を行うことができたのである。これでは、せっ
かく棒状食品Fに散在する固形食品材料Sも中心部に集
中してしまうことになるばかりか、固形食品材料Sが中
心部分に押し込まれる際、固形食品材料Sの移動に伴っ
て棒状食品Fも変形してしまったり位置ずれしたりする
ことにもなった。本発明装置では、ガイド棒5を切断領
域2中央部に臨ませて設置することによって固形食品材
料Sの中央部への集中化、および棒状食品Fの変形、位
置ずれの問題を解決しているのである。
【0022】図6に示すように、各シャッター体1は、
そのカッター片1bがガイド棒5に当接する間際まで回
転し、この位置で切断領域2の縮閉が停止する。この状
態においては、切断された円盤形状の食品材料は、主に
シャッター体1下面、およびガイド棒5との粘性付着の
ために落下しない。棒状食品Fを薄く切断しているの
で、シャッター体1との接触面積に比して切断した円盤
状食品材料の自重が小さいからである。
【0023】そこで、本発明切断方法では、図7に示す
ように、切断領域2が縮閉した状態のまま、まず各シャ
ッター体1・1…全体が、ガイド棒5に沿って下降運動
を行って、円盤形状の食品材料とガイド棒5との粘性付
着を弱めると共に棒状食品Fを千切るように完全切断
し、続いて、図8に示すように、各シャッター体1・1
…全体が下降した状態のまま、各シャッター体1を逆回
転させて切断領域2を拡開せしめて、円盤形状の食品材
料とシャッター体1下面との粘性付着を解いているので
ある。
【0024】ガイド棒5が存在しない従来の切断装置に
あっては、各シャッター体1を逆回転させて切断領域2
を拡開せしめた場合、円盤形状の食品材料とシャッター
体1下面との粘性付着により、最後まで付着していた何
れかのシャッター体の回動に伴って、食品材料が散らば
ることになったのである。このように切断処理した食品
材料の落下位置が定まらなかったので、従来では、切断
後に施す粉振り処理や焼成処理等の自動機械化も思うに
任せることができなかった。本発明装置では、切断領域
2の拡開時に、ガイド棒5が切断処理した食品材料の散
らばりを阻止するので、この食品材料を的確に所定位置
に落下させることができるのである。
【0025】本発明実施例は、以上のように構成されて
いるが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく
『特許請求の範囲』の記載内で種々の変更が可能であ
り、例えば、上述した切断工程においては、シャッター
体1・1…全体を下方に直線移動せしめた後に、切断領
域2を拡開しているが、この切断領域2の拡開は、シャ
ッター体の下方移動と同時に行っても良い。この場合で
も、食品材料の種類によってはシャッター体の下方移動
による千切り切断を効果的に行うため、この切断領域2
の拡開開始の時期は、シャッター体の下方移動の開始時
期よりも遅らせた方が好ましい。
【0026】
【本発明の効果】以上、実施例をもって説明したとお
り、本発明方法にあっては、棒状食品をシャッター体で
切断する場合に不可避的な、食品材料とシャッター体と
の付着状態を、ノズル孔中央に垂設したガイド棒を巧み
に利用し、さらにシャッター体全体を上下運動せしめる
ことによって、積極的に剥離しているので、従来のよう
に、切断処理した食品材料の自重に殆ど頼ることがな
い。よって棒状食品の連続的な薄切りが可能となり、し
かも薄切りした食品材料を所定位置に落下せしめること
が可能となる。
【0027】また、連続的に押し出しされる棒状食品中
にガイド棒が存在しているので、たとえ固形食品材料が
多数散在する棒状食品であっても、この固形食品材料の
散在状態を維持しつつ固形食品材料を破砕し、しかも棒
状食品を変形させることなく薄切り切断することができ
る。
【0028】また、本発明装置にあっては、従来ある切
断装置の棒状食品押し出し口に、ガイド棒を垂設したノ
ズルを付設し、シャッター体全体の上下運動のタイミン
グを調整するという頗る簡単な改良、調整を施すだけ
で、上述したような棒状食品の薄切り切断をも行うこと
が可能な切断装置を提供することができ、その産業上の
利用価値は頗る高いものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例装置の全体を説明する概略
正面図である。
【図2】同装置における切断領域が拡開した状態を説明
する概略平面図である。
【図3】同装置における切断領域が縮閉した状態を説明
する概略平面図である。
【図4】同装置の切断工程を説明する部分拡大側面図で
ある。
【図5】同装置の切断工程を説明する部分拡大側面図で
ある。
【図6】同装置の切断工程を説明する部分拡大側面図で
ある。
【図7】同装置の切断工程を説明する部分拡大側面図で
ある。
【図8】同装置の切断工程を説明する部分拡大側面図で
ある。
【符号の説明】
1 シャッター体 1a 接点部 1b カッター辺 1c 枢支部 2 切断領域 5 ガイド棒 8 シャッター昇降機構 E エクストルダー F 棒状食品 S 固形食品材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種食品材料を、ノズル孔中央部分にガ
    イド棒5を備えたノズルから連続的に棒状食品Fとして
    押し出す一方、 このガイド棒5に沿って押し出される棒状食品Fを、先
    端に接点部1aを有し当該接点部1aから枢支部1c側
    へはカッター辺1bを備える少なくとも3枚以上の薄板
    状シャッター体1・1…を各シャッター体の接点部1a
    が隣接シャッター体のカッター辺1bに微擦する如く回
    動自在に配置せしめて作出した切断領域2内へ導き、 この切断領域2内に棒状食品Fが押し出されてきたと
    き、切断領域2中央部に臨んだ前記ガイド棒5に前記カ
    ッター辺1bが当接する間際まで各シャッター体1・1
    …を回転させて切断領域2を縮閉し、 次いで、切断領域2がガイド棒5を囲むように閉じた状
    態のまま、当該ガイド棒5に沿って各シャッター体1・
    1…全体を食品材料Fの押出し方向へ直線移動せしめ、 さらに各シャッター体1・1…全体が食品押出し方向へ
    の直線移動を開始した後に、各シャッター体1・1…を
    逆回転させて切断領域2を拡開するようにしたことを特
    徴とする薄切り可能な食品材料切断方法。
  2. 【請求項2】 カッター辺1bを鋭刃とし、多数の固形
    食品材料Sが散在する棒状食品Fを、当該固形食品材料
    Sを破砕しつつ切断するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の薄切り可能な食品材料切断方法。
  3. 【請求項3】 先端に接点部1aを有し当該接点部1a
    から枢支部1c側へはカッター辺1bを備える少なくと
    も3枚以上の薄板状シャッター体1・1…を各シャッタ
    ー体の接点部1aが隣接シャッター体のカッター辺1b
    に微擦する如く回動自在に配置せしめて全体としてシャ
    ッター体1・1…内側にカッター辺1b・1b…による切断
    領域2を作出し、この切断領域2内へ棒状食品Fが押し
    出されてきたとき、各シャッター体1・1…がそれぞれ
    回動運動することで棒状食品Fを切断処理する食品切断
    装置であって、 各種食品材料を連続的に棒状食品Fとして押し出すエク
    ストルダーEのノズル部に、ノズル孔中央部分に位置さ
    せる如くガイド棒5を配置し、 このガイド棒5に沿って押し出される棒状食品Fの押出
    し方向に、前記シャッター体1・1…全体を上下動せし
    めるシャッター昇降機構8を設けたことを特徴とする薄
    切り可能な食品材料切断装置。
  4. 【請求項4】 カッター辺1bを鋭刃とし、多数の固形
    食品材料Sが散在する棒状食品Fを、当該固形食品材料
    Sを破砕しつつ切断するようにしたことを特徴とする請
    求項3記載の薄切り可能な食品材料切断装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180002819A (ko) 2015-06-08 2018-01-08 레온 지도키 가부시키가이샤 식품 생지편의 성형 방법 및 그 성형 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180002819A (ko) 2015-06-08 2018-01-08 레온 지도키 가부시키가이샤 식품 생지편의 성형 방법 및 그 성형 장치

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