JPH0725480A - 六角穴付き止螺子自動供給装置 - Google Patents

六角穴付き止螺子自動供給装置

Info

Publication number
JPH0725480A
JPH0725480A JP18695893A JP18695893A JPH0725480A JP H0725480 A JPH0725480 A JP H0725480A JP 18695893 A JP18695893 A JP 18695893A JP 18695893 A JP18695893 A JP 18695893A JP H0725480 A JPH0725480 A JP H0725480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hexagon socket
socket set
set screw
rotating body
delivery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18695893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3489854B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Wakaizumi
潔 若泉
Shunichi Okaya
俊一 岡谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP18695893A priority Critical patent/JP3489854B2/ja
Publication of JPH0725480A publication Critical patent/JPH0725480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3489854B2 publication Critical patent/JP3489854B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 六角穴付き止螺子を適正方向にして次工程に
供給したり、或いは貯蔵すること。 【構成】 ホッパーAの貯蔵槽Aから送出用開口3を
介して供給用貯蔵槽7に移動した六角穴付き止螺子S,
S,…は、回転受渡装置Bの回転体8に設けられた吸引
用磁石10aにより回転体8の外周側面に放射状に形成
された受渡用穴8a,8a,…に引き寄せられ、高い確
率で該穴8aに入り込み、不適正に入り込んだ止螺子S
は、回転体8の外形が略偏平裁頭円錐形状として傾斜状
外周側面8Cを形成されているので、円滑に回転体8の
外部に放出され戻し用開口4より貯蔵槽Aに戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、六角穴付き止螺子を適
正方向にして次工程に供給したり、或いは貯蔵すること
ができる六角穴付き止螺子自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に作業員に対して最適の作業状態に
て六角穴付き止螺子を供給するための六角穴付き止螺子
自動供給装置では、まず多量の六角穴付き止螺子を貯蔵
したホッパーから、一つずつの六角穴付き止螺子を適正
状態となるようにして抽出し、これを次の工程に送り出
し、さらに作業員の手元に配給している。
【0003】その六角穴付き止螺子を抽出するための装
置は、効率良く適正状態で六角穴付き止螺子を抽出する
必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無造作に多量
の六角穴付き止螺子が貯蔵されたホッパーから、連続的
に効率良く一つずつの六角穴付き止螺子を適正状態に抽
出するためには、高い確率でホッパーから多量の六角穴
付き止螺子を極めて高い確率で抽出しなければならない
し、不適正に入っている六角穴付き止螺子は迅速に排除
されなければならない。
【0005】このような要望を満たすべく装置は構造が
複雑であり、それに伴って高価なものとなりがちであっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、前記
課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を回
転体の放射状に六角穴付き止螺子を収納及び供給可能な
受渡用穴を外周側面より放射状に形成し、その外形を略
偏平裁頭円錐形状として傾斜状外周側面を形成した回転
受渡装置を備えた六角穴付き止螺子自動供給装置とした
ことにより、構造を極めて簡単にでき、全ての作業を行
いやすくするために、ホッパー内の六角穴付き止螺子が
最後の一つまで、次工程に効率良く供給でき、しかも装
置全体の構造を複雑とすることなく上記課題を解決した
ものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図1,図2等に示すように、回転受渡装置Bの
上方箇所にはホッパーAが設けられており、その回転受
渡装置Bの下方には移送装置Cが設けられており、該移
送装置C端部に取出装置Dが設けられている。
【0008】その回転受渡装置Bは、図1,図12に示
すように、主に回転体8,複数の摺動ピン9,9,…及
びカム8d等から構成されたものであって、まず回転体
8は複数の受渡用穴8a,8a,…が形成され、該受渡
用穴8aには六角穴付き止螺子Sが収容可能となってお
り、具体的には、その回転体8は、図2,図4等に示す
ように、扁平状円板体に形成され、さらにその扁平状円
板体の外周側面に複数の受渡用穴8a,8a,…が所定
間隔(等間隔でも良い)をおいて放射状に形成されてい
る。
【0009】回転体8には、図1に示すように、その受
渡用穴8a,8a,…の個数と同じ数の摺動ピン9,
9,…が設けられ、それぞれの摺動ピン9が受渡用穴8
a内を摺動可能に設けられている。さらに、具体的に
は、その受渡用穴8aの底部箇所より回転体8の中心方
向に向かって、摺動穴8bが形成され、該摺動穴8b内
を摺動ピン9が摺動する構成となっている。
【0010】それぞれの摺動ピン9は、図1,図12に
示すように、回転体8の中心箇所に設けられたカム8d
により、回転体8の回転にともなって受渡用穴8a内を
往復するものであり、また摺動ピン9のピン軸方向の先
端部9aは六角穴付き止螺子Sの六角穴Shに遊挿可能
となっている。
【0011】その摺動ピン9の他端側は、カム8dとの
摺接部9bとなっており、カム8dによって摺接部9b
が所定動作を行い、摺動ピン9が受渡用穴8a内を往復
移動する構成である。その摺接部9bの具体的な形状と
しては、摺動ピン9の端部箇所を屈曲して摺接部9bと
したもので、回転体8の中心箇所からその摺接部9b,
9b,…が突出し、回転体8に併設されているカム8d
のカム溝8d1 に対して従動可能に接触している。
【0012】さらに、受渡用穴8aと摺動ピン9の先端
部9aとの間には、図1,図12等に示すように、コイ
ルスプリング等のバネ8eが装着されており、該バネ8
eにより先端部9aが常時、受渡用穴8aの開口方向に
押圧状となるように付勢されており、受渡用穴8aに不
適正に入った六角穴付き止螺子Sを受渡用穴8aより放
出することができるようになっている。
【0013】ここで、その六角穴付き止螺子Sが受渡用
穴8a内に適正に入る状態とは、図6(a)に示すよう
に、六角穴付き止螺子Sの六角穴Shが受渡用穴8aの
底部を向いて入ってくることをいうものであり、摺動ピ
ン9の先端部9aが六角穴付き止螺子Sの六角穴Shに
遊挿可能となることをいうものであり、また六角穴付き
止螺子Sが受渡用穴8a内に不適正に入る状態とは、図
6(b)に示すように、六角穴Shが受渡用穴8aの開
口部を向いて入ってくるものであり、摺動ピン9の先端
部9aが六角穴付き止螺子Sの六角穴Shに遊挿不能な
状態をいう。
【0014】その回転体8に対して、吸引用磁石10a
と保持用磁石10bとが、図1乃至図3に示すように、
それぞれ固定状態に設けられおり、具体的には回転体8
の六角穴付き止螺子Sを受け入れる箇所に吸引用磁石1
0aが、また回転体8の中心を通過する水平線上より下
方箇所に保持用磁石10bが設けられている。
【0015】その吸引用磁石10aは、回転体8の側部
箇所の外周縁付近に位置しており、六角穴付き止螺子S
が受渡用穴8aに向かって移動し、多量の六角穴付き止
螺子S,S,…が高い確率で受渡用穴8a,8a,…に
入り込むことができるようになっている(図8参照)。
【0016】また、保持用磁石10bでは、回転体8の
受渡用穴8aに適正に入り込んだ六角穴付き止螺子Sを
途中で受渡用穴8aから落下することを防止するもので
あって、回転体8が回転して所定の受渡用穴8aが中心
を通過する水平線上より下方に達したときに六角穴付き
止螺子Sが不用意に落下しないようになっている。
【0017】上記回転受渡装置Bは、図1,図2及び図
4等に示すように、ホッパーAの供給用貯蔵槽7に対し
てその下方より食い込むように接しており、回転受渡装
置Bの回転体8の一部が供給用貯蔵槽7の底部の役目も
なし、回転体8の厚さと供給用貯蔵槽7の幅とが略一致
している。さらに、具体的には回転受渡装置Bの回転体
8は上方の略半分箇所が供給用貯蔵槽7と交わる状態
で、その回転体8と供給用貯蔵槽7の交わる最も高い位
置に前記戻し用開口4が存在し、回転体8と供給用貯蔵
槽7の下部箇所に前記送出用開口3が存在している(図
2,図4,図5,図9等参照)。
【0018】このような構造により、ホッパーAの貯蔵
槽A1 から送出用開口3を介して供給用貯蔵槽7に移動
した六角穴付き止螺子S,S,…は前記吸引用磁石10
aにより、回転体8の受渡用穴8aに引き寄せられ、高
い確率で受渡用穴8aに入り込み、さらに不適正に入り
込んだ六角穴付き止螺子Sは、その受渡用穴8aが最上
部に達したときに回転体8の外部に放出され戻し用開口
4より貯蔵槽A1 に戻る仕組みとなっている。
【0019】ここで、回転体8の外周側面は、一側面の
直径と他側面の直径とが異なり、傾斜状態となってお
り、具体的には円錐の高さ方向において部分的に円板状
に切断した形状に略等しい偏平裁頭円錐状としたもので
ある(図4参照)。
【0020】その傾斜状とした傾斜状外周側面8cの直
径の小さい側面を貯蔵槽A1 に対向して設けており、こ
のような構造により不適正な状態で入り込んだ六角穴付
き止螺子Sが回転体8外部に放出されるときには、図7
(a),(b)に示すように、傾斜状外周側面8cの傾
斜面に沿ってなるべく早く戻し用開口4を通過して貯蔵
槽A1 に戻れることとなる。
【0021】そのホッパーAは、貯蔵槽A1 及び供給用
貯蔵槽7からなり、その貯蔵槽A1より多量の六角穴付
き止螺子S,S,…が放出され、該六角穴付き止螺子
S,S,…が供給用貯蔵槽7側に送りだされ、該供給用
貯蔵槽7より回転受渡装置Bに六角穴付き止螺子S,
S,…が供給されるものである。
【0022】その貯蔵槽A1 の底部1は、図2に示すよ
うに、傾斜底面1aが形成され、該傾斜底面1aにより
貯蔵槽A1 に放流した多量の六角穴付き止螺子S,S,
…が傾斜底面1aの高い側から低い側に移動し、一箇所
に集中的に集積するようことができる構成となっている
(図9参照)。
【0023】そのホッパーAの底部1の傾斜底面1a低
所箇所には、図2乃至図4に示すように、送出用攪拌体
5,5が設けられており、該送出用攪拌体5,5の攪拌
作用にて六角穴付き止螺子S,S,…を掻き回しなが
ら、前記送出用開口3を介して供給用貯蔵槽7に送り込
むことができる構造となっていいる(図9参照)。
【0024】さらに、貯蔵槽A1 底部1の傾斜底面1a
上部箇所には上部攪拌体6が設けられており、貯蔵槽A
1 内に放流された六角穴付き止螺子S,S,…はその上
部攪拌体6により貯蔵槽A1 の傾斜底面1a低所に放出
される。
【0025】次に、移送装置Cについて述べると、図2
に示すように、主に移送路C1 及びベルト機構C2 から
構成されるものであって、回転受渡装置Bから運ばれて
きた六角穴付き止螺子S,S,…は移送装置Cを通過
し、後述する取出装置Dまで移送されるものである。
【0026】その移送装置Cの移送路C1 は、六角穴付
き止螺子S,S,…が適正な状態、即ち、六角穴付き止
螺子S,S,…の六角穴Sh,Sh,…が全て上方に向
いて入り、この移送路C1 に入ってくる六角穴付き止螺
子S,S,…は、さらにベルト機構C2 のベルト回転に
より所定方向に移動するものである。
【0027】先ず、移送路C1 は、具体的には、図13
に示すように、六角穴付き止螺子Sの上下及び外周側面
に接する断面略コ字状の移送路面13が形成されたもの
であり、該移送路面13の幅方向(通路移送方向に直交
する方向)一側は外部に開放状態とした開放側13aで
あり、他方は壁側面13bである。その開放側13aに
前記ベルト機構C2 のベルト面が配置され、六角穴付き
止螺子Sは移送路面13において、開放側13aにおけ
るベルト面と壁側面13bとの間に適宜の圧力で挟まれ
て、ベルトの回転により六角穴付き止螺子Sが移送方向
に移送されるものである。
【0028】次に、ベルト機構C2 は、移送用ベルト1
6の一部が前記移送路面13の開放側13aに対向する
ように配置されたものであり、前記移送路面13の路面
方向の両端箇所に始端ガイドプーリ17と終端ガイドプ
ーリ18とが設けられ、さらに、上記プーリの他に駆動
用プーリ19及びテンション用プーリ20が設けられて
いる(図13参照)。
【0029】上記ベルト機構C2 は、前記移送路面13
の開放側13aに対して常時適正位置に固設されたり、
或いはそのベルト機構C2 を必要に応じて移送路面13
から着脱自在の構造とする実施例も存在し、特にベルト
機構C2 を移送路面13から着脱自在とした実施例につ
いて述べると、前記駆動用プーリ11を中心にして、始
端ガイドプーリ17,終端ガイドプーリ18及びテンシ
ョン用プーリ20等が移動して移送路面13から離れ、
これに応じて移送用ベルト16が移送路面13から外れ
るものである。
【0030】具体的には、始端ガイドプーリ17,終端
ガイドプーリ18及びテンション用プーリ20がフリー
基板21上に適正に配置されており、該フリー基板21
が揺動基板22により本体ベース23に連結され、フリ
ー基板21は揺動基板22の揺動作用により本体ベース
23より離れることができる。さらに、上記テンション
用プーリ20はコイルスプリング等の弾性体により移送
用ベルト16に適当な緊張を与える。上述したようにベ
ルト機構C2 を移送装置Cから適宜に離間可能とするこ
とで、移送路面13の点検が容易となり、且つ移送用ベ
ルト16の交換も極めて簡単にできる。
【0031】取出装置Dは、取出用スライド体24に形
成した取出用収容部に一つの六角穴付き止螺子Sを収容
できる構造であり、ソレノイド或いはモータ等の摺動駆
動源26にて摺動動作を行うことができる。
【0032】その取出用スライド体24は、前記移送装
置Cの移送路C1 の終端箇所に直交(略直交も含む)状
に配置され、取出用スライド体24が移送路C1 の終端
部より送りだされる六角穴付き止螺子S,S,…を一端
せき止めるとともに、取出用スライド体24が摺動し
て、取出用収容部が六角穴付き止螺子S,S,…箇所に
達すると、該六角穴付き止螺子Sを一つずつ取出用収容
部に収容し、取出用スライド体24が再度反対方向に摺
動することで、六角穴付き止螺子Sを作業員の手元に供
給することができる。
【0033】先ず、ホッパーAに多量の六角穴付き止螺
子S,S,…が入れられ、六角穴付き止螺子S,S,…
が送り込まれる(図10参照)。その供給用貯蔵槽7に
おいて、回転受渡装置Bの回転体8の受渡用穴8a,8
a,…に六角穴付き止螺子S,S,…が入ってゆき、こ
こで適正な状態で受渡用穴8aに入った六角穴付き止螺
子Sはそのまま次の工程に進み、不適正な状態で受渡用
穴8aに入った六角穴付き止螺子Sは回転体8の最上部
付近で回転体8より放出されて戻し用開口を介して貯蔵
槽A1 に戻される。
【0034】その回転体8の受渡用穴8aに適正に入っ
た六角穴付き止螺子Sは、図11に示すように、移送装
置Cに送りだされる。さらに詳しくは、図14及び図1
5(a)に示すように、回転体8の受渡用穴8aから摺
動ピン9が六角穴Shに挿入したまま外部に送りださ
れ、次に図15(b)に示すように、回転体8の受渡用
穴8aが最下部に達したときに、六角穴付き止螺子Sは
移送用ベルト16に交わる。このとき六角穴付き止螺子
Sの六角穴Shには摺動ピン9がまだ挿入したままであ
る(図16参照)。さらに、回転体8が回転して摺動ピ
ン1が六角穴付き止螺子Sの六角穴Shより抜け出し、
今度は図15(c)に示すように、移送用ベルト16の
みにより次工程に移送されるものである(図16参
照)。
【0035】移送装置Cの終端部に達すると、取出装置
Dの取出用スライド体24の取出用収容部24aに六角
穴付き止螺子Sが一つずつ入って、取出用スライド体2
4の摺動往復により、六角穴付き止螺子Sが作業員の手
元に効率良く届く構造となっている。
【0036】
【発明の効果】請求項1においては、回転体8の放射状
に六角穴付き止螺子S,S,…を収納及び供給可能な受
渡用穴8a,8a,…を外周側面より放射状に形成し、
その外形を略偏平裁頭円錐形状として傾斜状外周側面8
cを形成した回転受渡装置Bを備えた六角穴付き止螺子
自動供給装置としたことにより、まず第1に不適正状態
の六角穴付き止螺子SをホッパーAに確実且つ迅速に戻
すことができるし、第2に六角穴付き止螺子Sが比較的
受渡用穴8aに入りやすくなる等の種々の効果を奏す
る。
【0037】上記効果を詳述すると、回転体8の外周側
面は回転軸方向に傾斜する傾斜状外周側面8cとして形
成したものであり、受渡用穴8aに不適正に入ってしま
った六角穴付き止螺子Sが、回転受渡装置Bの排出作業
により受渡用穴8aから不適正状態の六角穴付き止螺子
Sが押し出されたときに、図7(a)及び(b)に示す
ように、六角穴付き止螺子Sが傾斜状外周側面8cを伝
わってホッパーA等の六角穴付き止螺子S,S,…の貯
蔵箇所に戻すことができる。
【0038】さらに、回転体8の傾斜状外周側面8cの
傾斜により、回転体8の回転軸方向より進入してきた六
角穴付き止螺子Sも受渡用穴8aに比較的容易に入りや
すくなる。
【0039】請求項2においては、回転体8の六角穴付
き止螺子Sの供給箇所に対応する受渡用穴8a箇所に吸
引用磁石10aを設けてなる六角穴付き止螺子自動供給
装置としたことにより回転体8の受渡用穴8aに極めて
高い確率で六角穴付き止螺子Sを入れてゆくことができ
る。
【0040】上記効果を詳述すると、回転体8の六角穴
付き止螺子Sの供給箇所に対応する受渡用穴8a箇所に
吸引用磁石10aを設けていることで、六角穴付き止螺
子Sは、その吸引用磁石10aの磁力による吸引にて受
渡用穴8aの箇所に引き寄せられ、極めて高い確率にて
受渡用穴8aに入ることができる。
【0041】請求項3においては、回転体8の六角穴付
き止螺子Sの中心よりも下方側に受渡用穴8a箇所に保
持用磁石10bを設けてなる六角穴付き止螺子自動供給
装置としたことにより、回転受渡装置Bから六角穴付き
止螺子S,S,…が不用意に脱落することを防止するこ
とができる。
【0042】即ち、回転体8の六角穴付き止螺子Sの中
心よりも下方側に受渡用穴8a箇所に保持用磁石10b
を設けているので、特に、回転体8の受渡用穴8aが下
側に向かっているときに、内部の六角穴付き止螺子Sが
保持用磁石10bの磁力により、保持され、脱落するこ
とを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転受渡装置を含む六角穴付き止螺子自動供給
装置の縦断側面図
【図2】回転受渡装置を含む六角穴付き止螺子自動供給
装置の斜視図
【図3】回転受渡装置及びホッパーの平面図
【図4】回転受渡装置及びホッパーの斜視図
【図5】回転受渡装置の受渡用穴に六角穴付き止螺子が
入る状態を示す断面図
【図6】(a)適正状態にある六角穴付き止螺子の略示
図 (b)不適正状態にある六角穴付き止螺子の略示図
【図7】(a)及び(b)は傾斜状外周側面の作用を示
す略示図
【図8】吸引用磁石に六角穴付き止螺子が引き寄せられ
る状態の略示図
【図9】ホッパー内の六角穴付き止螺子の動きを示す略
示図
【図10】回転受渡装置が貯蔵槽から六角穴付き止螺子
を受け取る状態の略示図
【図11】回転受渡装置から移送装置に六角穴付き止螺
子を送りだす状態の略示図
【図11】回転受渡装置の受渡用穴に六角穴付き止螺子
が入る状態を示す断面図
【図12】六角穴付き止螺子自動供給装置の縦断正面図
【図13】移送装置の平面図
【図14】回転受渡装置及び移送装置の要部斜視図
【図15】(a),(b)及び(c)は回転受渡装置か
ら移送装置に六角穴付き止螺子が移送される状態を示す
略示図
【図16】回転受渡装置から移送装置に六角穴付き止螺
子が移送される状態を示す要部拡大図
【符号の説明】
8…回転体 8a…受渡用穴 8c…傾斜状外周側面 10a…吸引用磁石 10b…保持用磁石
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】回転受渡装置を含む六角穴付き止螺子自動供給
装置の縦断側面図
【図2】回転受渡装置を含む六角穴付き止螺子自動供給
装置の斜視図
【図3】回転受渡装置及びホッパーの平面図
【図4】回転受渡装置及びホッパーの斜視図
【図5】回転受渡装置の受渡用穴に六角穴付き止螺子が
入る状態を示す断面図
【図6】(a)適正状態にある六角穴付き止螺子の略示
図(b)不適正状態にある六角穴付き止螺子の略示図
【図7】(a)及び(b)は傾斜状外周側面の作用を示
す略示図
【図8】吸引用磁石に六角穴付き止螺子が引き寄せられ
る状態の略示図
【図9】ホッパー内の六角穴付き止螺子の動きを示す略
示図
【図10】回転受渡装置が貯蔵槽から六角穴付き止螺子
を受け取る状態の略示図
【図11】回転受渡装置から移送装置に六角穴付き止螺
子を送りだす状態の略示図
【図12】六角穴付き止螺子自動供給装置の縦断正面図
【図13】移送装置の平面図
【図14】回転受渡装置及び移送装置の要部斜視図
【図15】(a),(b)及び(c)は回転受渡装置か
ら移送装置に六角穴付き止螺子が移送される状態を示す
略示図
【図16】回転受渡装置から移送装置に六角穴付き止螺
子が移送される状態を示す要部拡大図
【符号の説明】 8…回転体 8a…受渡用穴 8c…傾斜状外周側面 10a…吸引用磁石 10b…保持用磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の放射状に六角穴付き止螺子を収
    納及び供給可能な受渡用穴を外周側面より放射状に形成
    し、その外形を略偏平裁頭円錐形状として傾斜状外周側
    面を形成した回転受渡装置を備えたことを特徴とした六
    角穴付き止螺子自動供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、回転体の六角穴付き止
    螺子の供給箇所に対応する受渡用穴箇所に吸引用磁石を
    設けてなることを特徴とした六角穴付き止螺子自動供給
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、回転体の六角穴付き止
    螺子の中心よりも下方側に受渡用穴箇所に保持用磁石を
    設けてなることを特徴とした六角穴付き止螺子自動供給
    装置。
JP18695893A 1993-06-30 1993-06-30 六角穴付き止螺子自動供給装置 Expired - Fee Related JP3489854B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18695893A JP3489854B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 六角穴付き止螺子自動供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18695893A JP3489854B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 六角穴付き止螺子自動供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0725480A true JPH0725480A (ja) 1995-01-27
JP3489854B2 JP3489854B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=16197706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18695893A Expired - Fee Related JP3489854B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 六角穴付き止螺子自動供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3489854B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008049776A1 (fr) 2006-10-24 2008-05-02 Ste D'applications Technologiques De L'imagerie Micro-Onde Coupleur à bande de fonctionnement ultra large de jonction à mode orthogonal
CN112605625A (zh) * 2020-12-15 2021-04-06 杭州鼎友五金机械制造有限公司 一种外六角螺栓自动装填快速安装装置及其工作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008049776A1 (fr) 2006-10-24 2008-05-02 Ste D'applications Technologiques De L'imagerie Micro-Onde Coupleur à bande de fonctionnement ultra large de jonction à mode orthogonal
CN112605625A (zh) * 2020-12-15 2021-04-06 杭州鼎友五金机械制造有限公司 一种外六角螺栓自动装填快速安装装置及其工作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3489854B2 (ja) 2004-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0191620A2 (en) Fastener presentation device
JPH0725480A (ja) 六角穴付き止螺子自動供給装置
CN1509459A (zh) 硬币检查装置
US5730317A (en) Structure of chip component feeder
JP3509884B2 (ja) 六角穴付き止めネジ自動供給装置
US3790162A (en) Picking and transporting apparatus and method
JP3141236B2 (ja) 部品供給方法及びその装置
JPH07223723A (ja) 六角穴付き止螺子自動供給装置
JPH0717637A (ja) 六角穴付き止螺子自動供給装置
JP2669426B2 (ja) 針の自動圧入装置
JPH0717638A (ja) 六角穴付き止螺子自動供給装置
JP4450584B2 (ja) 部品供給装置
JPH0717636A (ja) 六角穴付き止螺子自動供給装置
JPH10265054A (ja) アンプル受渡装置
JPH06177588A (ja) チップ形電子部品の整列供給装置
JPH08107294A (ja) 部品供給方法及びその装置
JPH10139151A (ja) 割り箸の受渡し装置
JP4307139B2 (ja) 部品供給装置
JP4387898B2 (ja) 部品供給装置
JP4823817B2 (ja) 部品供給装置における整列装置
WO2000016867A1 (en) Gaming chip handling device
JP2006073647A (ja) 部品供給装置
JP4431014B2 (ja) 部品供給装置
JP2003110283A (ja) 部品供給装置
JPH04187175A (ja) ボタン供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees