JPH0725430Y2 - 防煙シャッターの異音防止構造 - Google Patents

防煙シャッターの異音防止構造

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JPH0725430Y2
JPH0725430Y2 JP7702089U JP7702089U JPH0725430Y2 JP H0725430 Y2 JPH0725430 Y2 JP H0725430Y2 JP 7702089 U JP7702089 U JP 7702089U JP 7702089 U JP7702089 U JP 7702089U JP H0725430 Y2 JPH0725430 Y2 JP H0725430Y2
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JP
Japan
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shutter
airtight member
smoke
lintel
view
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Application number
JP7702089U
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JPH0315995U (ja
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義之 森本
依利 堀田
元彦 山崎
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建物の開口部や通路等に設けられる防煙シャッ
ターに関する。
(従来の技術) 防煙シャッターは、建物の開口部や通路等を閉塞した
際、シャッターカーテンに沿った煙の流動を阻止する気
密部材を備える。
気密部材はネオプレンゴム等の弾性部材で形成され、シ
ャッターカーテンに対応した長さを有する。
そして、気密部材はその基端がまぐさ部側に取り付けら
れ、先端がシャッターカーテンに弾接され、一般に、気
密部材の取り付け高さは長手方向両端において等しい。
一方、シャッターカーテンは多数のスラットが互いに屈
曲可能にインターロック結合で連結され、インターロッ
ク結合部には水平方向に延出する凹部或は凸部が形成さ
れる。
(考案が解決しようとする課題) そのため、従来の気密部材の取付構造では、シャッター
カーテンの開閉時、気密部材がスラットのインターロッ
ク結合部に臨む毎に、気密部材の先端全体が一度にイン
ターロック結合部の凹部に衝当し、或はインターロック
結合部の凸部に引っ掛かってスラットに衝当し、インタ
ーロック結合部に対応した周期的な異音が発生する不具
合があった。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本考
案の目的は、シャッターの開閉時に周期的に発生する異
音を簡易な構造で防止できる防煙シャッターの異音防止
構造を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の構成を図面を参照し
て説明すると、本考案は、気密部材13の少なくともシャ
ッターカーテン3に弾接する先端13B部分を、該気密部
材13の長手方向両端において高さH1,H2が異なるように
傾斜させたことを特徴とする。
(作用) 気密部材13がインターロック結合部11に臨むと、気密部
材13の先端13B部分がインターロック結合部11に順次接
触し、接触部分が長手方向に沿って波打つ如く変形して
いくので、インターロック結合部11への衝当による異音
の発生を防止できる。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。
第1図は防煙シャッターのまぐさ部分の断面図、第2図
は気密部材の取付状態の正面図を示す。
1は防煙シャッター、3はそのシャッターカーテンで、
シャッターカーテン3は、多数のスラット5がその上下
端でインターロック結合されて連結されている。
7はまぐさ部で、まぐさ部7からはシャッターカーテン
3の両端を案内するガイドレール9が下方に延出され、
また、まぐさ部7の上方にはシャッターカーテン3を巻
取る巻取部(不図示)が設けられている。
シャッターカーテン3の両面とまぐさ部7との間にはシ
ャッターカーテン3の上下動を円滑に行なうための隙間
が夫々が設けられ、少なくとも一方の隙間を閉塞するよ
うに、実施例ではインターロック結合部11の凹部11Aが
位置する側に気密部材13が設けられている。
気密部材13の取り付けは、その基片13Aの複数箇所を座
板15、ボルト17等によりまぐさ部7の取付面7Aに押さえ
付けることにより行なう。
そして、気密部材13は第2図に仮想線で示すように、少
なくともその先端13Bにおける両端の高さH1,H2が異なる
ように傾斜させて配設する。
傾斜させる方法としては、第3図に断面正面図で示すよ
うに、気密部材13の長手方向に沿って厚みの異なるスペ
ーサ19をまぐさ部7の取付面7Aと気密部13の基片13Aと
の間に介設する方法や、或は、第4図に断面正面図で示
すように、まぐさ部7の取付面7Aを長手方向に沿って傾
斜させる方法が挙げられる。また、第5図に平面図で、
第6図に正面図で、第7図に第6図のVII−VII線断面図
で示すように、気密部材13の先端13Bの厚みtを該気密
部材13の長手方向に沿って異ならせる等の方法も可能で
ある。
本実施例は前記のように構成したので、シャッター1の
開閉時、シャッターカーテン3が上動或は下動し、気密
部材13がインターロック結合部11の凹部11Aに臨むと、
気密部材13は傾斜しているため、凹部11Aに対して気密
部材13の先端13B部分がその長手方向に沿って順次接触
し、波打つ如く変形していくので、凹部11Aへの衝当は
なくなり、異音の発生を防止することができる。
そして、以上の効果を気密部材13の先端13B部分を傾斜
させるという簡易な構造により達成できる。
次に、第8図を参照して別実施例について説明する。
第8図はまぐさ部分の断面正面図を示し、この実施例は
本考案をパネルシャッターからなる防煙シャッターに適
用したもので、前記実施例と同様な箇所、部分には同一
符号を付して説明する。
第8図において21は防煙シャッター、23はそのシャッタ
ーカーテンで、シャッターカーテン23は多数のパネル25
からなり、各パネル25は両側部がチエーン(不図示)で
連結されている。
周知のようにパネルシャッターは収納時に各パネル25を
横送りしてその厚み方向に重ねる関係上、開閉時には各
パネル25間に隙間が生じており、この隙間は閉塞時に各
パネル25相互が近接することでなくなる。
従って、このようなパネルシャッターからなる防煙シャ
ッター21にも本考案は無論適用され、前記実施例と同様
に開閉時における異音の発生を防止することができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、気密部材
の少なくとも先端部分を、該気密部材の長手方向両端に
おいて高さが異なるように傾斜させたので、シャッター
の開閉時、気密部材の先端部分がシャッター側の凹部や
凸部に順次接触していき、従って、防煙シャッターの開
閉時における異音の発生を簡易な構造で防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は防煙シャッターのまぐさ部分の断面図、第2図
は気密部材の取付状態の正面図、第3図及び第4図は気
密部材の取付状態の断面正面図、第5図は気密部材の平
面図、第6図は同・正面図、第7図は第6図のVII−VII
線断面図、第8図は別実施例に係る防煙シャッターのま
ぐさ部分の断面図である。 尚図中、1,21は防煙シャッター、3,23はシャッターカー
テン、5はスラット、7はまぐさ部、9はガイドレー
ル、13は気密部材、25はパネルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】まぐさ部側に取り付けられ、シャッターカ
    ーテンに弾接してまぐさ部側とシャッターカーテンとの
    間の隙間を閉塞する気密部材を備えた防煙シャッターに
    おいて、 前記気密部材の少なくともシャッターカーテンに弾接す
    る先端部分を、該気密部材の長手方向両端において高さ
    が異なるように傾斜させた、 ことを特徴とする防煙シャッターの異音防止構造。
JP7702089U 1989-06-30 1989-06-30 防煙シャッターの異音防止構造 Expired - Lifetime JPH0725430Y2 (ja)

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JP7702089U JPH0725430Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 防煙シャッターの異音防止構造

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JPH0315995U JPH0315995U (ja) 1991-02-18
JPH0725430Y2 true JPH0725430Y2 (ja) 1995-06-07

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