JPH07254291A - メモリ内のオーバープログラミングの防止方法 - Google Patents

メモリ内のオーバープログラミングの防止方法

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JPH07254291A
JPH07254291A JP30717594A JP30717594A JPH07254291A JP H07254291 A JPH07254291 A JP H07254291A JP 30717594 A JP30717594 A JP 30717594A JP 30717594 A JP30717594 A JP 30717594A JP H07254291 A JPH07254291 A JP H07254291A
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cells
programming
cell
programmed
floating gate
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JP30717594A
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R Robinson Denise
アール.ロビンソン デニス
M Coffman Tim
エム.コフマン ティム
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− ウェイ リン サング
Phat C Troung
シー.トルオング ファット
T Damodar Reddy
レディ ティー.ダモダー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラミム失敗セルを検証し、失敗セルの
みを再プログラミングさせるようにする。 【構成】 オーバープロググラミング防止方法は、浮動
ゲート13メモリセル10の複数の行15を消去し、複
数の行15の少なくとも1つの内の選択セルを第1時間
中にプログラミングし、第1時間中のプログラミングは
同時に遂行され、セル10の各々のプログラム状態を判
定するためにセル10の複数の行15を読み出し、複数
のセル10の各々を、複数のセル10の各々にとっての
正しい状態を指示するデータベースと比較し、もし前記
比較するステップがセル10のプログラム状態が正しく
ないことを指示するならば、そのセル10を複数の行1
5内どの他のセル10も同時にプログラミングすること
なく第2時間中にプログラミングすることを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮動ゲートメモリをプ
ログラミングする方法、特に先行書込みサイクル動作中
にプログラムを失敗したセルのプログラミング方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】フラシュEPROMメモリは、典型的
に、行と列に配置された浮動ゲートセルトランジスタの
マトリックスとして組織される。多くのこのようなメモ
リにおいては、行の部分を形成するメモリセルの制御ゲ
ートは、8本の列を横断して延びるドーブポリシリコン
語線、すなわち、行線で以て形成される。この型式のメ
モリにおいては、2つの8−セルポリシリコン語線が、
プログラミンク中典型的に並列に動作させられ、このよ
うにする結果、両語線上の電圧が同等になる。この同時
動作によって高速x16動作、すなわち、各プログラミ
ング中2バイト語のプログラミングが可能となる。
【0003】浮動ゲートから電子を除去することによっ
て、典型的にはファウラー・ノルドハイムのトシネリン
グによって、フラッシュEPROM内でセルの全て、す
なわち、セルのブロックが同時に消去される。消去セル
は「1」でプログラムされていると云われる。消去後、
プログラミング動作が、いくつかのセルの浮動ゲートを
を電子で充電するように逐行される。プログラミング
は、例えば、チャネルホット電子を使用して達成される
ことがある。その浮動ゲートに蓄積された充分な数の電
子を備えるセルは「0」でプロクラムされていると云わ
れる。
【0004】初期プログラミング動作が遂行された後、
セルは、「0」と読み出すようにプログラムされた全て
のセルが実際に「0」と読み出されるかどうかを検証す
るために読み出される。もし初期プログラミング中にセ
ルのどらかが適正にプログラムしないならば、既知の先
行技術においては16ビット語によるプログラミングが
それらのセルを再プログラム又は校正するために遂行さ
れている。語による再プログラミング中、初期プログラ
ミングステップ中に「0」で正しくプログラムした同じ
語内のどれかのセルが、例えば、チャネルホット電子に
よるオーバープログラミングを受け易い。このようなオ
ーバープログラミングは、ゲート誘電体の不必要な劣
化、同じ行内のセルのプログラム浮動ゲート上の必要以
上に大きい電荷、及び同じ列内のプログラムセルを放電
させようとする電圧応力を結果的に生じる。ゲート誘電
体が耐えることのできるプログラミング/消去サイクル
の数は限られているので、ゲート誘電体がどんな不必要
な応力を受け易くないことが重要である。更に、浮動ゲ
ートのオーバープログラミングは、浮動ゲートと近接導
体と間に大きな電圧を招き、浮動げーとからの電子の漏
れ司能性を増大する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】正しいプログラミング
中にEPROMの浮動ゲートのオーバープログラミング
の可能性を低下させる方法の必要性がある。理想的にそ
の方法は、正しいプログラミングを行っていいるセル以
外のセル上の電圧応力を最小化すべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、先行プ
ログラミング中に「0」にプログラムされなかったセル
のみを再プログラムする。先行プログラミングステップ
中に適正に「0」に再プログラムされかなったセルは、
追加のホット電子プログラミングを受け易くなく、既に
「0」でプログラムされている非再プログラミングセル
によるオーバープログラミングの問題を除去する。本方
法は、いくつかの或るセルがプログラムに失敗した事実
を検証し、これらの或るセルのみを再プログラムするこ
とを可能にする。そのプロセスは、これらのセルの全て
がプログラム検証試験を通過するか又はプログラブルで
ないと看なされるまで繰り返される。
【0007】先行ステップ中にプログラムに失敗したセ
ルのみを再プログラミングするプロセスは、「ビットバ
ンク(BitBang)」プロセスと呼ばれる。
【0008】検証試験を通過するセル行に接続されたポ
リシリコン語線は、これらのセル上の電圧応力を防止す
るためにターンオフされる。
【0009】本発明の方法の利点は、再プログラミング
中のオーバープログラミングが除去され、応力が減少さ
せられることである。1実施例においては、本発明の方
法は、x16書込み動作中に同時プログラミング電圧を
受け易い行内のいくつかの或るセルへの語線電圧応力を
減少させる。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、メモリチップの一体化部
分であるメモリセルの例示アレイが、本発明の方法の使
用を図解する目的のために示されている。各セルは浮動
ゲートセル10であって、ソース11、ドレイン12、
浮動ゲート13、制御ゲート14を有する。セル10の
1行内の制御ゲート14の各々は、1本の語線15に接
続されており、語線15の各々は語線デコーダ16に接
読されている。セル10の1行内のソース11の各々
は、1本のソース線17に接続されている。セル10の
1列内のドレイン12の各々は、1本のドレイン−列線
18に接続されている。ソース線17の各々は共通列線
17aによって列デコーダ19に接続され、ドレイン−
列線18の各々は列デコーダ19に接続されている。語
線15及び制御ゲート14は、プロセス中早期に、ポリ
シリコンの層からストリップをエチングすることによっ
て形成される。
【0011】読出しモードにおいて、語線デコーダ16
は、線20r上の語線アドレス信号に及び読出し/書込
み/消去制御回路21(図示されていない外部マイクロ
プロセッサの電子回路を含む)からの信号に応答して、
予選択正電圧Vcc(約+5V)を選択語線15に印加
し、低電圧(接地又はVss)を非選択語線15に印加
するように機能する。列デコーダ19は予選択正電圧V
sen(約+1V)を少なくともドレイン−列線18に
印加し、低電圧(OVs)をソース線17に印加するよ
うに機能する。列デコーダ19はまた、アドレス線20
d上の信号に応答して、選択セル10の選択ドレイン−
列線18をDATA IN/OUT端子22に接続する
ように機能する。選択ドレイン−列線18及び選択語線
15に接続されたセル10の導通又は不導通状態は、D
ATA IN/OUT端子22に接続されたセンス増幅
器(図示さてていない)によって検出される。
【0012】書込み又はプログラムモードにおいて、語
線デコーダ16は、線20r上の語線アドレス信号に及
び読出し/書込み/消去制御回路21からの信号に応答
して、予選択正第1プログラミング電圧Vp1(約+1
2V)を、選択制御ゲート14を含む、選択語線15に
印加するように機能する。列デコーダ19もまた、第2
プログラミング電圧Vp2(約+5Vから+10V)を
選択ドレイン−列線18、したがって、選択セル10の
ドレイン12に印加するように機能する。ソース線17
は、接地電圧であるこがある基準電圧Vssに接続され
る。非選択ドレイン−列線18の全ては、基準電圧に接
続されるか又は浮動させられる。これらのプログラミン
グ電圧は、選択メモリセル10のチャネル内に高電流
(ドレイン12からソース11へ)条件を生成し、その
結果、ドレイン−チャネル接合近でのチャネルホット電
子の発生、及びチャネル酸化物を横断して選択セル10
の浮動ゲート13に注入されるなだれ−降伏電子の発生
を招く。プログラミング時間は、チャネル領域(0Vの
Vp1にある)に対して約−2Vから−3Vの負プログ
ラム電荷で以て浮動ゲート13をプログラムするに充分
長いように選択される。実施例の従って製造されたメモ
リセル10に対しては、制御ゲート14/語線15と浮
動ゲート13との間の結合係数は、約0.6である。選
択制御ゲート14を含む選択語線15上の、例えば、1
2Vの先行技術のプログラミング電圧Vp1は、約+
7.2Vの電圧を浮動ゲート13上に印加する。浮動ゲ
ート13(約+7.2Vにある)と接地(約0V)ソー
ス線17との間の電圧差は、選択又は非選択セル10の
浮動ゲート13を充電するためにソース11と浮動ゲー
ト13との間のゲート酸化物を横断してファウラーノル
ドハイムのトンネル電流を起こさせるには不充分であ
る。選択セル10の浮動ゲート13は、プログラミング
中に注入されたホット電子で以て充電され、これらの電
子が、立ち代わって、選択セル10の浮動ゲート12下
のソース−ドレイン通路を不導通にし、この状態が
「0」ビットとして読み出される。非選択セル10は、
浮動ゲート13下に導通のままであるソース−ドレイン
通路を有し、これらのセル10が「1」として読み出さ
れる。
【0013】フラッシュ−消去モードにおいては、列デ
コーダ19は、全てのドレイン−列線18を浮動してい
る(「オフ」状態にバイアスされている電界効果トラン
ジスタのような高インピーダンスに接続されている)ま
まさせるように機能する。語線デコーダ16は、全ての
語線15は、接地であることがある基準電圧Vssに接
続するように機能する。列デコーダ19は、また、高正
電圧Vee(約+9Vから+15V)を全てのソース線
17に接続するように機能する。これらの消去電圧は、
ファウラー・ノルドハイムのトンネル電流を生成し、こ
れが浮動ゲート13から電荷を転送し、メモリセル10
を消去する。
【0014】便利のために、読出し、書込み、消去電圧
を下の表1に与える。
【0015】
【表1】
【0016】多くの先行技術フラッシュEPROMは、
16ビット語(2バイト)を使用して16セルを1回に
プログラムされる。これらのフラッシュEPROMの多
くは、僅か8セル(1バイト)幅のポリシリコンストリ
ップである語線15/制御ゲート14を有する。16ビ
ット語のプログラミング中、2本のこのようなストリッ
プが、同時に、プログラミング電圧Vp1へ立ち上げら
れる。既知の先行技術においては、もし1つの16ビッ
ト語のプログラミングにおいて誤りが発見されると、た
とえ或る浮動ゲート13が依然として充分に充電されて
いても、その16ビット語を記憶している全てのセル1
0が再プログラムされる。その再プログラミングは、オ
ーバープログラムする、すなわち、これらのセル10の
浮動ゲート13上に過剰電荷を印加する傾向がある。ま
た、共通列線18を共用するセル10は不必要なドレイ
ン電圧応力を受け易く、これがプログラムセル10の浮
動ゲートを放電させる。
【0017】図2の回路は、語線デコーダ16及び制御
回路21内に物理的に配置されている。検証レジスタV
ERIFY REGISTER副回路は、本発明の回路
及び方法のx16応用に使用される16の同等な回路の
1つである。VERIFY副回路は、x16応用の使用
される2つのうちの1つである。
【0018】図2を再び参照すると、メモリのセンス増
幅器からの端子DOUTOにおける「0]又は「1]
は、端子DATAにおいて検証されかつラッチされる。
プログラムされるべき「0」又は「1」は、入力バッフ
ァから端子DATA0において取り上げられ、制御回路
21からの信号LDLDATによってラッチされる。D
ATA0における単データ片が、VDATA端子におけ
る単データ片とNOR回路NO3によって比較される。
16ビット又は2バイトの各々が、図2に示された16
の同等の副回路VERIFY REGISTER及び2
つの同等のVERIFY副回路を使用して同時に比較さ
れる。
【0019】セル10がプログラムされているか否かを
判定するために(各プログラミング/再プログラミング
サイクル中)、このメモリアレイが読み出され、その情
報が、検証−ラッチ端子VFYLATを通しての制御回
路21からの信号によってラッチ回路L1内にラッチさ
れる。この情報は、NAND回路NO3によって、ラッ
チ回路L2内にあり、端子LDLDATを通しての制御
回路21からの情報によってラッチされた情報と比較さ
れる。もし両ラッチ内の情報が同じであるならば、信号
が端子VERIFYを経由して制御回路21に送られ、
かつ制御回路はセル10をプログラムしない。
【0020】これらの回路の各々は、トランジスタMN
10を有し、このトランジスタは、そのソース−ドレイ
ン通路を、基準電圧Vssとプログラムされているバイ
トを含む8つのセルのポリシリコン語線15との間に結
合されている。各トランジスタMN10のゲートは、ラ
ッチL2の出力に結台されている。もしラッチL2のど
らかが「1]を記憶するならば、そのポリシリコン語線
15は基準電圧Vssに結合される。
【0021】プログラミングモードにおいて、信号PV
CTRは高く、プログラム検証通路を選択する。信号E
VCTRは低い。DATA0上の入力データは、信号L
DLDATによってラッチされる。これが、接続点N1
8を「1」にさせる。アレイは、次いで、プログラミン
グに対して検証され、アレイ状態が、信号VFYLAT
を高く取ることによって、信号DOUTOから読み出さ
れる。
【0022】もしアレイがプログラムされるならば
(「0]を読み出す)、信号VDATAは低い。接続点
N13は、NANDゲートNO3によって高へ駆動され
る。接続点N11は低い。トランジスタMN16は導通
しない。もし全ての8セル10が「0」で以てプログラ
ムされがと正しく検証されるならば、信号FCOMは低
へ引かれることはない。信号VFYLATは検証動作の
終端で低へ遷移してDOUTO及びFCOMの状態をラ
ッチする。
【0023】もしアレイがプログラムされないならば
(「1]を読み出す)、信号VDATAは高い。これか
接続点N13を低、接続点N11を高へ駆動し、それ
で、トランジスタMN16が信号FCOMは低へ引き、
かつ信号VERIFYLを高へ引く。信号VERIFY
Lは、制御回路21に他んぼプログラムサイクルを発射
させる。
【0024】消去サイクルについては、アレイは、ま
ず、制御回路21によってプログラム状態へ初期化され
る。制御回路21は、RSTDAT信号を明言して全て
の接続点N18を「1」状態にリセットし、プログラム
検証サイクルが先に述べたように遂行される。完了の
後、SETDAT信号が全ての接続点N18を「0」状
態へ初期化し、EVCTRを高かつPVCTRを低へセ
ットすることによって証拠検証へ入る。
【0025】もしアレイ内のどのセル10も消去されな
いならば、信号DOUTOは「0」であり、したがっ
て、信号VDATAは「0」である。NOTゲートNR
5が接続点N17を高へ駆動し、これが信号FCOMを
低へかつ信号VERIFYLを高へ引く。これが、制御
回路21に消去パルスを発射させ、そのサイクルが繰り
返される。
【0026】もし全てのセル10が消去されているなら
ば、信号DOUTOは「1」、したがって、VDATA
が「1」である。NORゲートNR5は接続点N17を
低へ駆動する。信号FCOMは高を保ち、信号VERI
FYLは低を保つ。これが、制御回路21に、アドレス
指定されたセル10が消去されていることを指示する。
【0027】
【発明の効果】本方法は、「1」を読み出すセル10の
全てを消去する先行技術を含む。先行技術におけるよう
に、また、メモリは、例えば、16セルを(16語又は
2バイト増分によって)1回にプログラムされる。先行
技術におけるように、検証ステップは、例えば、16ビ
ット語によってメモリを読み出すことによって、「0]
を読み出すようにプログラムされたセルの全てが実際に
「0」を読み出すことを検証するために各16ビット語
をデータベースと比較することによって、遂行される。
もしメモリが検証試験を通過するならば、そのプロセス
を完了する。しかしもしメモリが検証試験を失敗するな
らば、2つのセルのどちらが「0」にプログラムするの
に失敗したかについての判定が行われる。もし両バイト
が「0」にプログラムするのに失敗したセルを有するな
らば、両バイトの失敗したセルのみが再プログラムされ
る。しかしながら、もし1つのみのバイトが失敗するな
らば、健全バイトへの語線プログラミング電圧接読が除
去され、失敗バイトの失敗セルのみが再プログラミング
される。
【0028】要約すると、本発明のオーバープログラミ
ング防止方法は、浮動ゲートメモリセルの複数の行を消
去し、複数の行のうちの少なくとも1本の行内の選択セ
ルに第1時間中プログラミングし、この第1時問中のプ
ログラミングは同時に遂行され、複数のセルの各々のプ
ログラム状態を判定するためにセルの複数の行を読み出
し、複数のセルの各々を複数のセルの各々についての状
態を指示するデータベースと比較し、もし比較するステ
ップがセルのプログラム状態が正しくないことを指示す
るならば、そのセルを、複数の行内どの他のセルも同時
にプログラミングすることなく、第2時間中にプログラ
ミングする。
【0029】本発明の方法は、先行プログラミング中に
「0」で既にプログラムされているセルを再プログラム
しないことによって、本方法は、また、失敗セルを検証
し、失敗セルのみを再プログラミングさせるようにす
る。全ての場合において、「1」の代わりに、「0」の
みをプログラムさせる。
【0030】本発明は、図解の実施例に関して説明され
たが、この説明は限定的意味に解釈されることを意図し
ていない。本説明を参照するならば、図解の実施例の種
々の変形だけいでなく本発明の他の実施例もは当業者に
とって明白である。添付の特許請求の範囲は、本発明の
精神と範囲に属するいかなるこのような変形又は実施例
をも包含することと考える。
【0031】以上のい説明に間して更に以下の項を開示
する。
【0032】(1) 浮動ゲートセルの列と行を有する
メモリ内のオーバープロググラミング防止方法であっ
て、前記セルの複数の行を消去するステップ、前記複数
の行の少なくとも1つの前記セル内の選択セルに第1時
間中プログラミングするステップ、前記複数のセルの各
々のプログラム状態を判定するためにセルの前記複数の
行を読み出すステップ、前記複数のセルの各々について
の状態を指示するデータベースと前記複数のセルの各々
を比較するステップ、もし前記比較するステップが前記
セルの状態が正しくないことを指示するならば、そのセ
ルを前記複数の行内どの他のセルも同時にプログラミン
グすることなく第2時間中にプログラミングするステッ
プを含む方法。
【0033】(2) 第1項記載の方法において、前記
浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8つの
前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンのスト
リップから形成される、方法。
【0034】(3) 第1項記載の方法において、前記
浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8つの
前記セルの前記制御ゲートはトープポリシリコンのスト
リップから形成され、8つの前記セルの2つのこのよう
な群が前記第1時間中にプログラムされる、方法。
【0035】(4) 第1項記載の方法において、前記
浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8つの
前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンのスト
リップから形成され、8つの前記セルの2つのこのよう
な群が前記第1時間中にプログラムされる、8つの前記
セルの前記群の1つの前記制御ゲートは前記第2時間中
にプログラミング電圧を受ける、方法。
【0036】(5) 第1項記載の方法であって、前記
セルの全てが前記正しい状態にプログラムされるまで繰
り返される方法。
【0037】(6) 第1項記載の方法であって、前記
セルは「1」を読み出すように消去される、方法。
【0038】(7) 第1項記載の方法であって、前記
セルは「0」を読み出すように消去される、方法。
【0039】(8) 第1項記載の方法であって、前記
データベースは少なくとも1つのラッテを含む、方法。
【0040】(9) 第1項記載の方法であって、前記
読み出すステップは前記少なくとも1つのラッチ内に前
記プログラムを記憶することをを含む、方法。
【0041】(10) 浮動ゲートセルの列と行を有す
るメモリをプロググラミング防止方法であって、前記セ
ルを消去するステップ、第1時間選択セルに対するプロ
グラミングするステップであって、前記第1時間中のプ
ログラミングは同時に遂行される、前記プログラミング
するステップ、前記セルの各々のブログラム状態を判定
するために前記セルを読み出すステップ、前記セルの各
々についての状態を指示するデータベースと前記セルの
各々を比較するステップ、もし前記比較するステップが
前記セルの状態が正しくないことを指示するならば、そ
のセルをどの他の前記セルも同時にプログラミングする
ことなく第2時間中にプログラミングするステップを含
む方法。
【0042】(11) 第10項記載の方法において、
前記浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8
つの前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンの
ストリップから形成される、方法
【0043】(12) 第10項記載の方法において、
前記浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8
つの前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンの
ストリップから形成され、8つの前記セルの2つのこの
ような群が前記第1時間中にプログラムされる、方法。
【0044】(13) 第10項記載の方法において、
前記浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8
つの前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンの
ストリップから形成され、8つの前記セルの2つのこの
ような群が前記第1時間中にプログラムされる、8つの
前記セルの前記群の1つの前記制御ゲートは前記第2時
間中にプログラミング電圧を受ける、方法。
【0045】(14) 第10項記載の方法であって、
前記セルの全てが前記正しい状態にプログラムされるま
で繰り返される方法。
【0046】(15) 第10項記載の方法であって、
前記セルは「1」を読み出すように消去される、方法。
【0047】(16) 第10項記載の方法であって、
前記セルは「0」を読み出すように消去される、方法。
【0048】(17) 第10項記載の方法であって、
前記データベースは少なくとも1つのラッチを含む、方
法。
【0049】(18) 第10項記載の方法であって、
前記読み出すステップは前記少なくとも1つのラッチ内
に前記プログラムを記憶することをを含む、方法。
【0050】(19) オーバープロググラミング防止
方法は、浮動ゲート13メモリセル10の複数の行15
を消去し、複数の行15の少なくとも1つの内の選択セ
ルを第1時間中にプログラミングし、第1時間中のプロ
グラミングは同時に遂行され、セル10の各々のプログ
ラム状態を判定するためにセル10の複数の行15を読
み出し、複数のセル10の各々を、複数のセル10の各
々にとっての正しい状態を指示するデータベースと比較
し、もし前記比較するステップかセル10のプログラム
状態が正しくないことを指示するならば、そのセル10
を複数の行15内どの他のセル10も同時にプログラミ
ングすることなく第2時間中にプログラミングすること
を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法が使用される例示フラッシュEP
ROMの一部ブロック形式を含む電気回路図。
【図2】本発明と共に使用される例示的回路の電気回路
図。
【符号の説明】
10 浮動ゲートゲートトランジスタ又はセル 11 ソース 12 ドレイン 13 浮動ゲート 14 制御ゲート 16 語線デコーダ 17 ソース線 18 ドレイン−列線 19 列デコーダ 21 制御回路
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 メモリ内のオーバープログラミングの
防止方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮動ゲートメモリをプ
ログラミングする方法、特に先行書込みサイクル動作中
にプログラムを失敗したセルのプログラミング方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】フラシュEPROMメモリは、典型的
に、行と列に配置された浮動ゲートセルトランジスタの
マトリックスとして組織される。多くのこのようなメモ
リにおいては、行の部分を形成するメモリセルの制御ゲ
ートは、8本の列を横断して延びるドープポリシリコン
語線、すなわち、行線で以て形成される。この型式のメ
モリにおいては、2つの8−セルポリシリコン語線が、
プログラミング中典型的に並列に動作させられ、このよ
うにする結果、両語線上の電圧が同等になる。この同時
動作によって高速x16動作、すなわち、各プログラミ
ング中2バイト語のプログラミングが可能となる。
【0003】浮動ゲートから電子を除去することによっ
て、典型的にはファウラー・ノルドハイムのトンネリン
グによって、フラッシュEPROM内でセルの全て、す
なわち、セルのブロックが同時に消去される。消去セル
は「1」でプログラムされていると云われる。消去後、
プログラミング動作が、いくつかのセルの浮動ゲートを
電子で充電するように遂行される。プログラミングは、
例えば、チャネルホット電子を使用して達成されること
がある。その浮動ゲートに蓄積された充分な数の電子を
備えるセルは「0」でプログラムされていると云われ
る。
【0004】初期プログラミング動作が遂行された後、
セルは、「0」と読み出すようにプログラムされた全て
のセルが実際に「0」と読み出されるかどうかを検証す
るために読み出される。もし初期プログラミング中にセ
ルのどらかが適正にプログラムしないならば、既知の先
行技術においては16ビット語によるプログラミングが
それらのセルを再プログラム又は校正するために遂行さ
れている。語による再プログラミング中、初期プログラ
ミングステップ中に「0」で正しくプログラムした同じ
語内のどれかのセルが、例えば、チャネルホット電子に
よるオーバープログラミングを受け易い。このようなオ
ーバープログラミングは、ゲート誘電体の不必要な劣
化、同じ行内のセルのプログラム浮動ゲート上の必要以
上に大きい電荷、及び同じ列内のプログラムセルを放電
させようとする電圧応力を結果的に生じる。ゲート誘電
体が耐えることのできるプログラミング/消去サイクル
の数は限られているので、ゲート誘電体がどんな不必要
な応力を受け易くないことが重要である。更に、浮動ゲ
ートのオーバープログラミングは、浮動ゲートと近接導
体と間に大きな電圧を招き、浮動げーとからの電子の漏
れ可能性を増大する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】正しいプログラミング
中にEPROMの浮動ゲートのオーバープログラミング
の可能性を低下させる方法の必要性がある。理想的にそ
の方法は、正しいプログラミングを行っていいるセル以
外のセル上の電圧応力を最小化すべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、先行プ
ログラミング中に「0」にプログラムされなかったセル
のみを再プログラムする。先行プログラミングステップ
中に適正に「0」に再プログラムされかなったセルは、
追加のホット電子プログラミングを受け易くなく、既に
「0」でプログラムされている非再プログラミングセル
によるオーバープログラミングの問題を除去する。本方
法は、いくつかの或るセルがプログラムに失敗した事実
を検証し、これらの或るセルのみを再プログラムするこ
とを可能にする。そのプロセスは、これらのセルの全て
がプログラム検証試験を通過するか又はプログラブルで
ないと看なされるまで繰り返される。
【0007】先行ステップ中にプログラムに失敗したセ
ルのみを再プログラミングするプロセスは、「ビットバ
ング(BitBang)」プロセスと呼ばれる。
【0008】検証試験を通過するセル行に接続されたポ
リシリコン語線は、これらのセル上の電圧応力を防止す
るためにターンオフされる。
【0009】本発明の方法の利点は、再プログラミング
中のオーバープログラミングが除去され、応力が減少さ
せられることである。1実施例においては、本発明の方
法は、x16書込み動作中に同時プログラミング電圧を
受け易い行内のいくつかの或るセルへの語線電圧応力を
減少させる。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、メモリチップの一体化部
分であるメモリセルの例示アレイが、本発明の方法の使
用を図解する目的のために示されている。各セルは浮動
ゲートセル10であって、ソース11、ドレイン12、
浮動ゲート13、制御ゲート14を有する。セル10の
1行内の制御ゲート14の各々は、1本の語線15に接
続されており、語線15の各々は語線デコーダ16に接
続されている。セル10の1行内のソース11の各々
は、1本のソース線17に接続されている。セル10の
1列内のドレイン12の各々は、1本のドレイン−列線
18に接続されている。ソース線17の各々は共通列線
17aによって列デコーダ19に接続され、ドレイン−
列線18の各々は列デコーダ19に接続されている。語
線15及び制御ゲート14は、プロセス中早期に、ポリ
シリコンの層からストリップをエチングすることによっ
て形成される。
【0011】読出しモードにおいて、語線デコーダ16
は、線20r上の語線アドレス信号に及び読出し/書込
み/消去制御回路21(図示されていない外部マイクロ
プロセッサの電子回路を含む)からの信号に応答して、
予選択正電圧Vcc(約+5V)を選択語線15に印加
し、低電圧(接地又はVss)を非選択語線15に印加
するように機能する。列デコーダ19は予選択正電圧V
sen(約+1V)を少なくともドレイン−列線18に
印加し、低電圧(0Vs)をソース線17に印加するよ
うに機能する。列デコーダ19はまた、アドレス線20
d上の信号に応答して、選択セル10の選択ドレイン−
列線18をDATA IN/OUT端子22に接続する
ように機能する。選択ドレイン−列線18及び選択語線
15に接続されたセル10の導通又は不導通状態は、D
ATA IN/OUT端子22に接続されたセンス増幅
器(図示さてていない)によって検出される。
【0012】書込み又はプログラムモードにおいて、語
線デコーダ16は、線20r上の語線アドレス信号に及
び読出し/書込み/消去制御回路21からの信号に応答
して、予選択正第1プログラミング電圧Vp1(約+1
2V)を、選択制御ゲート14を含む、選択語線15に
印加するように機能する。列デコーダ19もまた、第2
プログラミング電圧Vp2(約+5Vから+10V)を
選択ドレイン−列線18、したがって、選択セル10の
ドレイン12に印加するように機能する。ソース線17
は、接地電圧であるこがある基準電圧Vssに接続され
る。非選択ドレイン−列線18の全ては、基準電圧に接
続されるか又は浮動させられる。これらのプログラミン
グ電圧は、選択メモリセル10のチャネル内に高電流
(ドレイン12からソース11へ)条件を生成し、その
結果、ドレイン−チャネル接合近でのチャネルホット電
子の発生、及びチャネル酸化物を横断して選択セル10
の浮動ゲート13に注入されるなだれ−降伏電子の発生
を招く。プログラミング時間は、チャネル領域(0Vの
Vp1にある)に対して約−2Vから−3Vの負プログ
ラム電荷で以て浮動ゲート13をプログラムするに充分
長いように選択される。実施例の従って製造されたメモ
リセル10に対しては、制御ゲート14/語線15と浮
動ゲート13との間の結合係数は、約0.6である。選
択制御ゲート14を含む選択語線15上の、例えば、1
2Vの先行技術のプログラミング電圧Vp1は、約+
7.2Vの電圧を浮動ゲート13上に印加する。浮動ゲ
ート13(約+7.2Vにある)と接地(約0V)ソー
ス線17との間の電圧差は、選択又は非選択セル10の
浮動ゲート13を充電するためにソース11と浮動ゲー
ト13との間のゲート酸化物を横断してファウラーノル
ドハイムのトンネル電流を起こさせるには不充分であ
る。選択セル10の浮動ゲート13は、プログラミング
中に注入されたホット電子で以て充電され、これらの電
子が、立ち代わって、選択セル10の浮動ゲート12下
のソース−ドレイン通路を不導通にし、この状態が
「0」ビットとして読み出される。非選択セル10は、
浮動ゲート13下に導通のままであるソース−ドレイン
通路を有し、これらのセル10が「1」として読み出さ
れる。
【0013】フラッシュ−消去モードにおいては、列デ
コーダ19は、全てのドレイン−列線18を浮動してい
る(「オフ」状態にバイアスされている電界効果トラン
ジスタのような高インピーダンスに接続されている)ま
まさせるように機能する。語線デコーダ16は、全ての
語線15は、接地であることがある基準電圧Vssに接
続するように機能する。列デコーダ19は、また、高正
電圧Vee(約+9Vから+15V)を全てのソース線
17に接続するように機能する。これらの消去電圧は、
ファウラー・ノルドハイムのトンネル電流を生成し、こ
れが浮動ゲート13から電荷を転送し、メモリセル10
を消去する。
【0014】便利のために、読出し、書込み、消去電圧
を下の表1に与える。
【0015】
【表1】
【0016】多くの先行技術フラッシュEPROMは、
16ビット語(2バイト)を使用して16セルを1回に
プログラムされる。これらのフラッシュEPROMの多
くは、僅か8セル(1バイト)幅のポリシリコンストリ
ップである語線15/制御ゲート14を有する。16ビ
ット語のプログラミング中、2本のこのようなストリッ
プが、同時に、プログラミング電圧Vp1へ立ち上げら
れる。既知の先行技術においては、もし1つの16ビッ
ト語のプログラミングにおいて誤りが発見されると、た
とえ或る浮動ゲート13が依然として充分に充電されて
いても、その16ビット語を記憶している全てのセル1
0が再プログラムされる。その再プログラミングは、オ
ーバープログラムする、すなわち、これらのセル10の
浮動ゲート13上に過剰電荷を印加する傾向がある。ま
た、共通列線18を共用するセル10は不必要なドレイ
ン電圧応力を受け易く、これがプログラムセル10の浮
動ゲートを放電させる。
【0017】図2の回路は、語線デコーダ16及び制御
回路21内に物理的に配置されている。検証レジスタV
ERIFY REGISTER副回路は、本発明の回路
及び方法のx16応用に使用される16の同等な回路の
1つである。VERIFY副回路は、x16応用の使用
される2つのうちの1つである。
【0018】図2を再び参照すると、メモリのセンス増
幅器からの端子DOUTOにおける「0]又は「1]
は、端子DATAにおいて検証されかつラッチされる。
プログラムされるべき「0」又は「1」は、入力バッフ
ァから端子DATA0において取り上げられ、制御回路
21からの信号LDLDATによってラッチされる。D
ATA0における単データ片が、VDATA端子におけ
る単データ片とNOR回路NO3によって比較される。
16ビット又は2バイトの各々が、図2に示された16
の同等の副回路VERIFY REGISTER及び2
つの同等のVERIFY副回路を使用して同時に比較さ
れる。
【0019】セル10がプログラムされているか否かを
判定するために(各プログラミング/再プログラミング
サイクル中)、このメモリアレイが読み出され、その情
報が、検証−ラッチ端子VFYLATを通しての制御回
路21からの信号によってラッチ回路L1内にラッチさ
れる。この情報は、NAND回路NO3によって、ラッ
チ回路L2内にあり、端子LDLDATを通しての制御
回路21からの情報によってラッチされた情報と比較さ
れる。もし両ラッチ内の情報が同じであるならば、信号
が端子VERIFYを経由して制御回路21に送られ、
かつ制御回路はセル10をプログラムしない。
【0020】これらの回路の各々は、トランジスタMN
10を有し、このトランジスタは、そのソース−ドレイ
ン通路を、基準電圧Vssとプログラムされているバイ
トを含む8つのセルのポリシリコン語線15との間に結
合されている。各トランジスタMN10のゲートは、ラ
ッチL2の出力に結合されている。もしラッチL2のど
らかが「1]を記憶するならば、そのポリシリコン語線
15は基準電圧Vssに結合される。
【0021】プログラミングモードにおいて、信号PV
CTRは高く、プログラム検証通路を選択する。信号E
VCTRは低い。DATA0上の入力データは、信号L
DLDATによってラッチされる。これが、接続点N1
8を「1」にさせる。アレイは、次いで、プログラミン
グに対して検証され、アレイ状態が、信号VFYLAT
を高く取ることによって、信号DOUT0から読み出さ
れる。
【0022】もしアレイがプログラムされるならば
(「0]を読み出す)、信号VDATAは低い。接続点
N13は、NANDゲートNO3によって高へ駆動され
る。接続点N11は低い。トランジスタMN16は導通
しない。もし全ての8セル10が「0」で以てプログラ
ムされがと正しく検証されるならば、信号FCOMは低
へ引かれることはない。信号VFYLATは検証動作の
終端で低へ遷移してDOUT0及びFCOMの状態をラ
ッチする。
【0023】もしアレイがプログラムされないならば
(「1]を読み出す)、信号VDATAは高い。これが
接続点N13を低、接続点N11を高へ駆動し、それ
で、トランジスタMN16が信号FCOMは低へ引き、
かつ信号VERIFYLを高へ引く。信号VERIFY
Lは、制御回路21に他んぽプログラムサイクルを発射
させる。
【0024】消去サイクルについては、アレイは、ま
ず、制御回路21によってプログラム状態へ初期化され
る。制御回路21は、RSTDAT信号を明言して全て
の接続点N18を「1」状態にリセットし、プログラム
検証サイクルが先に述べたように遂行される。完了の
後、SETDAT信号が全ての接続点N18を「0」状
態へ初期化し、EVCTRを高かつPVCTRを低へセ
ットすることによって証拠検証へ入る。
【0025】もしアレイ内のどのセル10も消去されな
いならば、信号DOUT0は「0」であり、したがっ
て、信号VDATAは「0」である。NOTゲートNR
5が接続点N17を高へ駆動し、これが信号FCOMを
低へかつ信号VERIFYLを高へ引く。これが、制御
回路21に消去パルスを発射させ、そのサイクルが繰り
返される。
【0026】もし全てのセル10が消去されているなら
ば、信号DOUT0は「1」、したがって、VDATA
が「1」である。NORゲートNR5は接続点N17を
低へ駆動する。信号FCOMは高を保ち、信号VERI
FYLは低を保つ。これが、制御回路21に、アドレス
指定されたセル10が消去されていることを指示する。
【0027】
【発明の効果】本方法は、「1」を読み出すセル10の
全てを消去する先行技術を含む。先行技術におけるよう
に、また、メモリは、例えば、16セルを(16語又は
2バイト増分によって)1回にプログラムされる。先行
技術におけるように、検証ステップは、例えば、16ビ
ット語によってメモリを読み出すことによって、「0]
を読み出すようにプログラムされたセルの全てが実際に
「0」を読み出すことを検証するために各16ビット語
をデータベースと比較することによって、遂行される。
もしメモリが検証試験を通過するならば、そのプロセス
を完了する。しかしもしメモリが検証試験を失敗するな
らば、2つのセルのどちらが「0」にプログラムするの
に失敗したかについての判定が行われる。もし両バイト
が「0」にプログラムするのに失敗したセルを有するな
らば、両バイトの失敗したセルのみが再プログラムされ
る。しかしながら、もし1つのみのバイトが失敗するな
らば、健全バイトへの語線プログラミング電圧接続が除
去され、失敗バイトの失敗セルのみが再プログラミング
される。
【0028】要約すると、本発明のオーバープログラミ
ング防止方法は、浮動ゲートメモリセルの複数の行を消
去し、複数の行のうちの少なくとも1本の行内の選択セ
ルに第1時間中プログラミングし、この第1時間中のプ
ログラミングは同時に遂行され、複数のセルの各々のプ
ログラム状態を判定するためにセルの複数の行を読み出
し、複数のセルの各々を複数のセルの各々についての状
態を指示するデータベースと比較し、もし比較するステ
ップがセルのプログラム状態が正しくないことを指示す
るならば、そのセルを、複数の行内どの他のセルも同時
にプログラミングすることなく、第2時間中にプログラ
ミングする。
【0029】本発明の方法は、先行プログラミング中に
「0」で既にプログラムされているセルを再プログラム
しないことによって、本方法は、また、失敗セルを検証
し、失敗セルのみを再プログラミングさせるようにす
る。全ての場合において、「1」の代わりに、「0」の
みをプログラムさせる。
【0030】本発明は、図解の実施例に関して説明され
たが、この説明は限定的意味に解釈されることを意図し
ていない。本説明を参照するならば、図解の実施例の種
々の変形だけでなく本発明の他の実施例もは当業者にと
って明白である。添付の特許請求の範囲は、本発明の精
神と範囲に属するいかなるこのような変形又は実施例を
も包含することと考える。
【0031】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
【0032】(1) 浮動ゲートセルの列と行を有する
メモリ内のオーバープロググラミング防止方法であっ
て、前記セルの複数の行を消去するステップ、前記複数
の行の少なくとも1つの前記セル内の選択セルに第1時
間中プログラミングするステップ、前記複数のセルの各
々のプログラム状態を判定するためにセルの前記複数の
行を読み出すステップ、前記複数のセルの各々について
の状態を指示するデータベースと前記複数のセルの各々
を比較するステップ、もし前記比較するステップが前記
セルの状態が正しくないことを指示するならば、そのセ
ルを前記複数の行内どの他のセルも同時にプログラミン
グすることなく第2時間中にプログラミングするステッ
プを含む方法。
【0033】(2) 第1項記載の方法において、前記
浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8つの
前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンのスト
リップから形成される、方法。
【0034】(3) 第1項記載の方法において、前記
浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8つの
前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンのスト
リップから形成され、8つの前記セルの2つのこのよう
な群が前記第1時間中にプログラムされる、方法。
【0035】(4) 第1項記載の方法において、前記
浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8つの
前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンのスト
リップから形成され、8つの前記セルの2つのこのよう
な群が前記第1時間中にプログラムされる、8つの前記
セルの前記群の1つの前記制御ゲートは前記第2時間中
にプログラミング電圧を受ける、方法。
【0036】(5) 第1項記載の方法であって、前記
セルの全てが前記正しい状態にプログラムされるまで繰
り返される方法。
【0037】(6) 第1項記載の方法であって、前記
セルは「1」を読み出すように消去される、方法。
【0038】(7) 第1項記載の方法であって、前記
セルは「0」を読み出すように消去される、方法。
【0039】(8) 第1項記載の方法であって、前記
データベースは少なくとも1つのラッチを含む、方法。
【0040】(9) 第1項記載の方法であって、前記
読み出すステップは前記少なくとも1つのラッチ内に前
記プログラムを記憶することをを含む、方法。
【0041】(10) 浮動ゲートセルの列と行を有す
るメモリをプロググラミング防止方法であって、前記セ
ルを消去するステップ、第1時間選択セルに対するプロ
グラミングするステップであって、前記第1時間中のプ
ログラミングは同時に遂行される、前記プログラミング
するステップ、前記セルの各々のプログラム状態を判定
するために前記セルを読み出すステップ、前記セルの各
々についての状態を指示するデータベースと前記セルの
各々を比較するステップ、もし前記比較するステップが
前記セルの状態が正しくないことを指示するならば、そ
のセルをどの他の前記セルも同時にプログラミングする
ことなく第2時間中にプログラミングするステップを含
む方法。
【0042】(11) 第10項記載の方法において、
前記浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8
つの前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンの
ストリップから形成される、方法。
【0043】(12) 第10項記載の方法において、
前記浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8
つの前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンの
ストリップから形成され、8つの前記セルの2つのこの
ような群が前記第1時間中にプログラムされる、方法。
【0044】(13) 第10項記載の方法において、
前記浮動ゲートセルは制御ゲートを含み、前記行内の8
つの前記セルの前記制御ゲートはドープポリシリコンの
ストリップから形成され、8つの前記セルの2つのこの
ような群が前記第1時間中にプログラムされる、8つの
前記セルの前記群の1つの前記制御ゲートは前記第2時
間中にプログラミング電圧を受ける、方法。
【0045】(14) 第10項記載の方法であって、
前記セルの全てが前記正しい状態にプログラムされるま
で繰り返される方法。
【0046】(15) 第10項記載の方法であって、
前記セルは「1」を読み出すように消去される、方法。
【0047】(16) 第10項記載の方法であって、
前記セルは「0」を読み出すように消去される、方法。
【0048】(17) 第10項記載の方法であって、
前記データベースは少なくとも1つのラッチを含む、方
法。
【0049】(18) 第10項記載の方法であって、
前記読み出すステップは前記少なくとも1つのラッチ内
に前記プログラムを記憶することをを含む、方法。
【0050】(19) オーバープロググラミング防止
方法は、浮動ゲート13メモリセル10の複数の行15
を消去し、複数の行15の少なくとも1つの内の選択セ
ルを第1時間中にプログラミングし、第1時間中のプロ
グラミングは同時に遂行され、セル10の各々のプログ
ラム状態を判定するためにセル10の複数の行15を読
み出し、複数のセル10の各々を、複数のセル10の各
々にとっての正しい状態を指示するデータベースと比較
し、もし前記比較するステップがセル10のプログラム
状態が正しくないことを指示するならば、そのセル10
を複数の行15内どの他のセル10も同時にプログラミ
ングすることなく第2時間中にプログラミングすること
を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法が使用される例示フラッシュEP
ROMの一部ブロック形式を含む電気回路図、
【図2】本発明と共に使用される例示的回路の電気回路
図。
【符号の説明】 10 浮動ゲートゲートトランジスタ又はセル 11 ソース 12 ドレイン 13 浮動ゲート 14 制御ゲート 16 語線デコーダ 17 ソース線 18 ドレイン−列線 19 列デコーダ 21 制御回路
フロントページの続き (72)発明者 サング − ウェイ リン アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン, グランド ノウルズ ドライブ 8423 (72)発明者 ファット シー.トルオング アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン, バル ビスタ 15815 (72)発明者 ティー.ダモダー レディ インド国アンドラ プラデシュ,ナルゴン ダ,ビア ナムパリィ,ラブリィ(番地な し)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮動ゲートセルの列と行を有するメモリ
    内のオーバープロググラミング防止方法であって、 前記セルの複数の行を消去するステップ、 前記複数の行の少なくとも1つの前記セル内の選択セル
    に第1時間中プログラミングするステップ、 前記複数のセルの各々のプログラム状態を判定するため
    にセルの前記複数の行を読み出すステップ、 前記複数のセルの各々についての状態を指示するデータ
    ベースと前記複数のセルの各々を比較するステップ、 もし前記比較するステップが前記セルの状態が正しくな
    いことを指示するならば、そのセルを前記複数の行内ど
    の他のセルも同時にプログラミングすることなく第2時
    間中にプログラミングするステップを含む方法。
JP30717594A 1993-11-04 1994-11-04 メモリ内のオーバープログラミングの防止方法 Pending JPH07254291A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US14718693A 1993-11-04 1993-11-04
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