JPH07254123A - 磁気ヘッドの予防保守装置 - Google Patents

磁気ヘッドの予防保守装置

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JPH07254123A
JPH07254123A JP4623594A JP4623594A JPH07254123A JP H07254123 A JPH07254123 A JP H07254123A JP 4623594 A JP4623594 A JP 4623594A JP 4623594 A JP4623594 A JP 4623594A JP H07254123 A JPH07254123 A JP H07254123A
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JP4623594A
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Kazumichi Gotou
一理 後藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、磁気ヘッドの予防保守装置に関
し、磁気ヘッドのクリーニング時期を正確に管理する。 【構成】 ホストと、クリーニング対象装置とからなる
データ処理装置のクリーニング対象装置内に、磁気ヘッ
ドのクリーニングの実施情報,実施時刻を記録する不揮
発性メモリと、実施時刻を記録するための時計とを備
え、上記不揮発性メモリに格納されている上記クリーニ
ングの実施情報,実施時刻, 或いは、データ転送量を、
ホストのロギングファイルに蓄積し、ホストは、上記ロ
ギングファイルに格納されているクリーニングの実施情
報,実施時刻, データ転送量を検索して、クリーニング
実施時刻から現在の時刻までの経過時間, データ転送量
を算出して、所定の閾値 (クリーニング周期, 或いは、
クリーニングを必要とするデータ転送量) をオーバして
いる場合には、クリーニングの実施を促す。上記の処理
を、ホスト,又は、クリーニング対象装置で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドを有する入
出力装置での磁気ヘッドの予防保守装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7,図8は、磁気ヘッドの従来の予防
保守方法を説明する図であり、図7(a),図8(a) は、デ
ータ処理装置の構成例を模式的に示しており、図7(b),
図8(b) は、クリーニング時期を促す方法を模式的に示
している。
【0003】従来の予防保守方式においては、磁気ヘッ
ドのクリーニング作業を促す機構が設けられており,図
7(a),(b) の例にみられるような、実施の有無にかかわ
らず、ホスト 1から、操作卓の表示装置に, 或いは、ク
リーニング対象装置 2上のクリーニングランプに、あ
る一定の周期、例えば、1カ月毎にクリーニングを促す
表示をする方法がある。
【0004】又、図8(a) に示したデータ処理装置で
は、図8(b) の例にみられるような、実施されたことを
認識した時点を起点として経過時間が、閾値、例えば、
上記と同じ1カ月を超えたときに、ホストの表示装置,
或いは、クリーニング対象装置上のクリーニングランプ
に、クリーニングを促す表示をする方法等があった。
適切なヘッドクリーニングの時期を管理するには、後者
の方式によるものが望ましいが、クリーニングが実施さ
れたことを正確に認識するしくみは用意されていなかっ
た。
【0005】そのため、クリーニングを実施したことを
コマンド入力等のオペレータの操作により、或いは、ク
リーニング対象装置 2において、所定のボタンを押下し
て、ホストへ通知していた。
【0006】又、図8(a) に示されているように、クリ
ーニング対象装置 2の中には、接続されているホスト装
置の電源投入状態に関係なく、クリーニング媒体 20aを
セットするだけでクリーニングが実施されるものもあ
り、又、クリーニング時期がくると、液晶ディスプレイ
(LED) 等で表示し、上記のように、クリーニングが終
了して所定のボタンを押下したとき、該表示されている
液晶ディスプレイ(LED)の表示を消去したり、ホスト
1に割り込みをかけて、操作卓のディスプレイに表示さ
れているクリーニングを促す表示を消去したり, 或い
は、実施されたことを認識した時点を起点とした経過時
間のカウンタをリセットする方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記のよ
うな処理が、ホスト装置 1の電源未投入時に実施された
場合、それをホスト側で管理することは困難であった。
従って,磁気ヘッドのクリーニング時期が正確に管理さ
れないという問題があった。
【0008】又、クリーニング対象装置 2が、他のホス
ト 1に接続された場合には、既に、磁気ヘッドがクリー
ニングされているのかが分からず、例え、クリーニング
されていても、クリーニングされていないかのように取
り扱われるという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1,図2は、本発明の
原理構成図である。上記の問題点は下記の如くに構成さ
れた磁気ヘッドの予防保守装置によって解決される。
【0010】(1) ホスト 1と、クリーニング対象装置 2
とからなるデータ処理装置において、上記クリーニング
対象装置 2内に、磁気ヘッド 20 のクリーニングの実施
情報として、例えば、クリーニングの実施の有無と、
クリーニングの実施の時刻と、データ転送量とを記録す
る不揮発性メモリ 21 と、時計 22 と、不揮発性メモリ
21 に格納されている上記クリーニングの実施情報
を、ホスト 1に転送して、ホスト 1のロギングファイル
10 に蓄積する手段とを備え、ホスト 1において、上記
ロギングファイル 10 に格納されているクリーニングの
実施の有無と,実施時刻と,データ転送量を検索して、
クリーニング実施時刻から現在の時刻までの経過時間
と、データ転送量とを算出し、例えば、何れか一方の値
が、所定の閾値をオーバしているか否かを比較する手段
を備え、上記ホスト 1での比較手段において、例えば、
クリーニング実施時刻から現在の時刻までの経過時間
と、データ転送量の何れか一方の値が、所定の閾値をオ
ーバしている場合には、クリーニングの実施を促すよう
に構成する。
【0011】(2) ホスト 1と、クリーニング対象装置 2
とからなるデータ処理装置において、上記クリーニング
対象装置 2内に、磁気ヘッド 20 のクリーニングの実施
情報として、例えば、クリーニングの実施の有無と、
クリーニングの実施の時刻と、データ転送量とを記録す
る不揮発性メモリ 21 と、時計 22 と、上記クリーニン
グ対象装置 2において、上記不揮発性メモリ 21 に格納
されているクリーニングの実施の有無と,実施時刻と,
データ転送量を検索して、クリーニング実施時刻から現
在の時刻までの経過時間と、データ転送量とを算出し、
例えば、何れか一方の値が、所定の閾値をオーバしてい
るか否かを比較する比較手段 23 を備えて、上記クリー
ニング対象装置 2での比較手段 23 によって、クリーニ
ング実施時刻から現在の時刻までの経過時間と、データ
転送量との、何れか一方の値が、所定の閾値をオーバし
ている場合には、クリーニングの実施を促すように構成
する。
【0012】
【作用】即ち、図1,図2は、本発明の原理構成図であ
る。図1(a) では、磁気ヘッド 20 を有するクリーニン
グ対象装置 2に、ヘッドクリーニング実施情報を格納
する不揮発性メモリ 21 を備え、ヘッドクリーニング実
施情報として、ヘッドクリーニングが実施されたこと
を示す情報と、該クリーニング対象装置 2と、ホスト 1
との間のデータ転送量が記録されている。
【0013】図1(b) では、 磁気ヘッド 20 を有する
クリーニング対象装置 2に、ヘッドクリーニング実施時
刻を認識する時計 22 と、ヘッドクリーニング実施時刻
を含むヘッドクリーニング実施情報を格納する不揮発
性メモリ 21 とを備え、この例でのヘッドクリーニング
実施情報として、磁気ヘッドのクリーニングが実施され
たことを示す情報と、ヘッドクリーニングが実施された
時刻, 又は、該クリーニング対象装置 2と、ホスト 1と
の間のデータ転送量が記録されている。
【0014】又、クリーニング対象装置 2は、ホスト 1
に接続されており、ホスト 1は該ホストに接続された装
置, 及びシステムに関する情報を追加方式で格納するロ
ギングファイル 10 を備えており、クリーニング対象装
置 2は、ホスト 1からの入出力命令が発行されたタイミ
ングで, 或いは、該クリーニング対象装置 2のホスト1
への割り込み手段等で、上記不揮発性メモリ 21 に記録
されているヘッドクリーニング実施情報を、ホスト 1
に転送し、ホスト 1では、上記ロギングファイル 10 に
追加方式で、上記ヘッドクリーニング実施情報を格納
する。
【0015】ホスト 1は、例えば、電源投入時, 一日の
所定の時間, 或いは、人手により起動された保守プログ
ラムにおいて、該ロギングファイル 10 に格納されてい
るヘッドクリーニング実施情報であるクリーニングの
実施の有無と,実施時刻,或いは、データ転送量を検索
して、クリーニング実施時刻から現在の時刻までの経過
時間、或いは、データ転送量を算出し、該ホスト 1のフ
ァイル記憶装置(DASD)11 に格納されている、各クリー
ニング対象装置 2毎のクリーニング周期, クリーニング
を必要とするデータ転送量と比較して、該算出した経過
時間が、上記クリーニング周期を越えている場合とか、
該算出したデータ転送量が、上記クリーニングを必要と
するデータ転送量を越えている場合には、例えば、操作
卓のディスプレイに、クリーニングを促す表示を行うよ
うにしたものである。
【0016】図2は、クリーニング対象装置 2内に、ヘ
ッドクリーニング実施時刻を認識する時計 22 と、ヘッ
ドクリーニング実施時刻, 或いは、データ転送量を含む
ヘッドクリーニング実施情報と、磁気ヘッドのクリー
ニングを促すクリーニング周期を格納する不揮発性メモ
リ 21 と,不揮発性メモリ 21 に格納されたヘッドクリ
ーニング実施時刻から時計 22 の示す現在の時刻をもと
に、不揮発性メモリ 21 に格納されたクリーニング周期
を比較する比較処理部 23 と、比較処理部 23によって
得られた結果からクリーニングを促す表示を行うクリー
ニング表示部 24 とを備えた磁気記録再生装置を示して
いる。
【0017】この例では、クリーニング対象装置 2内に
おいて、該不揮発性メモリ 21 に格納されているヘッド
クリーニング実施情報であるクリーニングの実施の有
無と,実施時刻,或いは、データ転送量を検索して、ク
リーニング実施時刻から現在の時刻までの経過時間と、
或いは、データ転送量とを算出し、同じ不揮発性メモリ
21 に格納されている、本クリーニング対象装置 2毎の
クリーニング周期, クリーニングを必要とするデータ転
送量と比較して、該算出した経過時間が、上記クリーニ
ング周期を越えている場合とか、該算出したデータ転送
量が、上記クリーニングを必要とするデータ転送量を越
えている場合には、例えば、上記クリーニング表示部 2
4 に、クリーニングを促す表示を行うようにしたもので
ある。
【0018】従って、従来、クリーニングの実施を、前
述の予防保守プログラムに通知するために、コマンド入
力, 及び、対話処理を必要としていたが、該クリーニン
グ対象装置 2内で、該ヘッドクリーニング実施情報を
不揮発メモリ 21 に格納し、ホスト 1に転送して、ロギ
ングファイル 10 に格納することにより、該予防保守プ
ログラムは、上記コマンド入力を待つことなく、該ロギ
ングファイルを監視するだけで、次のクリーニング実施
時期を認識し、適切, 且つ有効なクリーニング指示を行
うことができる。又、クリーニング対象装置 2内で、同
様な処理を行うことで、ホスト 1との接続に関係なく、
次のクリーニング実施時期を認識し、適切, 且つ有効な
クリーニング指示を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1,図2は、本発明の原理構成図であり、
図3〜図6は、本発明の一実施例を示した図であり、図
3は、クリーニング対象装置 2、例えば、磁気テープ装
置での、本発明の不揮発メモリ 21 へのヘッドクリーニ
ング実施情報を格納する処理を流れ図を示し、図4
は、ホストでの保守プログラムの動作例を示し、図6
は、上記磁気テープ装置でクリーニング時期を指示する
場合の動作例を示している。
【0020】本発明においては、上記クリーニング対象
装置 2内に、磁気ヘッド 20 のクリーニングの実施情報
として、例えば、クリーニングの実施の有無と、クリ
ーニングの実施の時刻と、データ転送量とを記録する不
揮発性メモリ 21 と、時計 22 と、不揮発性メモリ 21
に格納されている上記クリーニングの実施情報を、ホ
スト 1に転送して、ホスト 1のロギングファイル 10 に
蓄積する手段とを備え、ホスト 1において、上記ロギン
グファイル 10 に格納されているクリーニングの実施情
報,実施時刻,データ転送量を検索して、クリーニング
実施時刻から現在の時刻までの経過時間と、データ転送
量とを算出し、例えば、何れか一方の値が、所定の閾値
をオーバしているか否かを比較する手段を備え、上記ホ
スト 1での比較手段において、例えば、クリーニング実
施時刻から現在の時刻までの経過時間と、データ転送量
の何れか一方の値が、所定の閾値をオーバしている場合
には、クリーニングの実施を促す手段、又は、上記クリ
ーニング対象装置 2内に、磁気ヘッド 20 のクリーニン
グの実施情報として、例えば、クリーニングの実施の
有無と、クリーニングの実施の時刻と、データ転送量と
を記録する不揮発性メモリ 21 と、時計 22 とを備え、
上記クリーニング対象装置 2において、上記不揮発性メ
モリ 21 に格納されているクリーニングの実施情報,実
施時刻,データ転送量を検索して、クリーニング実施時
刻から現在の時刻までの経過時間と、データ転送量とを
算出し、例えば、何れか一方の値が、所定の閾値をオー
バしているか否かを比較する比較手段 23 を備えて、上
記クリーニング対象装置 2での比較手段 23 によって、
クリーニング実施時刻から現在の時刻までの経過時間
と、データ転送量との、何れか一方の値が、所定の閾値
をオーバしている場合には、クリーニングの実施を促す
手段が、本発明を実施するのに必要な手段である。尚、
全図を通して同じ符号は同じ対象物を示している。
【0021】以下、図1,図2を参照しながら、図3〜
図6によって、本発明の磁気ヘッドの予防保守装置の構
成と、動作を説明する。本実施例では、クリーニング対
象装置 2として、例えば、磁気テープ装置を例にして説
明する。
【0022】前述のように、本発明の磁気ヘッドの予防
保守装置は、クリーニング対象の磁気テープ装置に、不
揮発性メモリ 21 を備えて、そこに、磁気ヘッド 20 の
クリーニングの実施情報を格納する。
【0023】該クリーニングの実施情報としては、 1)クリーニングの実施の有無情報と、該磁気テープ装置
へのデータ転送量 2)クリーニングの実施の有無情報と、クリーニングの実
施の実施日時 3)クリーニングの実施の有無情報と、クリーニングの実
施の実施日時と、該磁気テープ装置へのデータ転送量 の何れかを格納する構成とする。
【0024】該クリーニング実施情報として、上記
2),3)に示したクリーニングの実施日時を格納する場合
には、該磁気テープ装置に、時計を備えておく。又、デ
ータ転送量を格納する場合には、入出力処理を実行する
毎に、磁気テープにライト,或いは、該磁気テープから
リードするデータ量を積算することで、該データ転送量
を認識することができる。
【0025】先ず、図3によって、磁気テープ装置 2
で、上記不揮発性メモリ 21 に、クリーニング実施情報
を格納し、ホスト 1が備えているロギングファイルに
ロギングする処理について説明する。
【0026】操作者によって、磁気ヘッドのクリーニン
グが実施されると、該磁気テープ装置内に、時計 22 が
あるかどうかが判定され、時計 22 が無い場合には、不
揮発性メモリ 21 に、クリーニング実施情報として、
実施情報 (実施) を書き込み、該不揮発性メモリ 21 の
データ転送量の領域をクリアして、以降での入出力処理
による次のデータ転送量の記録に備える。そして、ホス
ト 1からの、例えば、入出力要求発行時に、該不揮発性
メモリ 21 の内容をホスト 1に転送する。ホスト 1で
は、該転送されてきたクリーニング実施情報を自己の
ロギングファイル10 に格納する。{図3の処理ステッ
プ 100,104,102,103参照} 上記処理ステップ 100での判定で、時計 22 が有ると判
定された場合には、不揮発性メモリ 21 に、クリーニン
グ実施情報として、実施情報 (実施) と、実施日時と
を書き込み、該不揮発性メモリ 21 のデータ転送量の領
域があると、該領域をクリアして、以降での入出力処理
によるデータ転送量の記録に備える。そして、ホスト 1
からの、例えば、入出力要求発行時に、該不揮発性メモ
リ 21 の内容をホスト 1に転送する。ホスト 1では、該
転送されてきたクリーニング実施情報を自己のロギン
グファイル 10 に格納する。{図3の処理ステップ 10
0,101,102,103参照} このように、本発明の磁気ヘッドの予防保守装置では、
磁気ヘッド 20 のクリーニングが行われる毎に、不揮発
性メモリ 21 にクリーニング実施情報が記録され、該
磁気テープ装置 2からの割込み手段, 或いは、ホスト 1
からの入出力要求の発行時に、該不揮発性メモリ 21 の
内容を転送し、ホスト 1では、該磁気テープ装置 2から
転送されてきたクリーニング実施情報を、ロギングフ
ァイル 10 に格納する。
【0027】次に、図4によって、ホスト 1で実行され
る保守プログラムの動作を説明する。図1に示されてい
るように、ホスト 1が備えているファイル記憶装置 11
には、クリーニングの促し中であることを示すクリーニ
ングフラグと、クリーニング周期と、クリーニング
実施日時の情報とが設定されている。
【0028】先ず、電源の投入, 或いは、1日の所定の
時刻に、或いは、操作者により、当該保守プログラムが
起動される。上記クリーニングフラグが“オン”かど
うかを見て、該クリーニングフラグが“オン”である
と、磁気テープ装置 2に対して、クリーニングを促し中
であると認識し、上記ロギングファイル 10 に格納され
ているクリーニング実施情報を検索する。{図4の処
理ステップ 200,201参照} 該ロギングファイル 10 に、クリーニング実施情報が
格納されていると、クリーニングが実施されたことを認
識して、上記ファイル記憶装置 11 中のクリーニングフ
ラグを“オフ”にリセットすると共に、ロギングファ
イル 10 内のクリーニング実施情報内の実施日時で、
上記ファイル記憶装置 11 のクリーニング実施日時を
書き替える。{図4の処理ステップ 202,203参照} 次に、上記ファイル記憶装置 11 を検索して、上記クリ
ーニング実施日時を読取り、該実施日時から、現在迄
の経過時間を算出し、上記ファイル記憶装置 11 に格納
されているクリーニング周期 (閾値) と比較し、該ク
リーニング周期(閾値) をオーバーしている場合に
は、クリーニング実施を促す表示を行い、クリーニング
フラグを“オン”として、クリーニングの促し中とす
る。{図4の処理ステップ 204,205,206参照} 上記の経過時間が、上記クリーニング周期 (閾値) 以
内であると、未だ、クリーニングを実施する必要はない
と認識して、当該保守プログラムの実行を終了する。
【0029】又、上記保守プログラムの実施を開始した
とき、クリーニングフラグが“オフ”、即ち、現在、
クリーニングの実施を促していない状態であると、即、
処理ステップ 204に移って、上記上記ファイル記憶装置
11 を検索して、上記クリーニング実施日時を読取
り、該実施日時から、現在迄の経過時間を算出し、上
記ファイル記憶装置 11 に格納されているクリーニング
周期 (閾値) と比較する処理に入る。
【0030】又、上記処理ステップ 202において、上記
ロギングファイル 10 にクリーニング実施情報が格納
されていないことが認識された場合についても、上記と
同じ処理ステップ 204に移って、上記ファイル記憶装置
11 を検索して、上記クリーニング実施日時を読取
り、該実施日時から、現在迄の経過時間を算出し、上
記ファイル記憶装置 11 に格納されているクリーニング
周期 (閾値) と比較する処理に入る。
【0031】図5は、入出力装置、例えば、上記磁気テ
ープ装置 2に、保守プログラムが設けられている場合の
処理の流れを示しており、図5(a) は、電源の投入等を
契機に動作するクリーニング処理プログラムの動作例を
示し、図5(b) は、磁気テープ装置 2が備えている保守
プログラムの動作例を示している。
【0032】先ず、図5(a) において、該クリーニング
処理プログラムが電源投入等を契機に起動されると、不
揮発性メモリ 21 が検索され、クリーニングが実施され
たかどうかが調べられる。{図5(a) の処理ステップ 3
00参照} この処理ステップ 300で、該不揮発性メモリ 21 にクリ
ーニングが実施されていることが記録されており、実施
日時が記録されていると、該不揮発性メモリ 21 中のク
リーニング実施日時を、現在の時刻に書き替え、前述の
クリーニングフラグを“オフ”とし、クリーニングラ
ンプ(クリーニング実施を促す表示ランプ)を消灯す
る。{図5(a) の処理ステップ 301参照}以降、処理ス
テップ 300に戻り、処理ステップ 300,301を繰り返して
いる。
【0033】次に、図5(b) によって、該磁気テープ装
置 2内に設けられている保守プログラムの動作を説明す
る。本質的には、図4で説明したホスト 1での保守プロ
グラムと同じ動作をする。
【0034】ホスト 1の場合と同じようにして、電源投
入等を契機として、該保守プログラムが起動されると、
前述の不揮発性メモリ 21 中のクリーニングフラグが
“オン”かどうかを見て、“オン”であると、既に、ク
リーニングの実施を促している最中であるので、本保守
プログラムの動作は終了するが、該クリーニングフラグ
が“オフ”であると、該不揮発性メモリ 21 中の前回
のクリーニング実施日時を示しているクリーニング実施
日時から、現在までの経過時間を算出し、同じ不揮発
性メモリ 21 中に設定されているクリーニング周期(閾
値)と比較して、該経過時間が該クリーニング周期
(閾値)をオーバーしている場合には、上記クリーニ
ングフラグを“オン”とすると共に、クリーニングラ
ンプを点灯(又は、表示)して、操作者にクリーニング
の実施を促す。{図5(b) の処理ステップ 400〜403 参
照} 磁気テープ装置 2に保守プログラムを備えている場合に
は、図4で説明したような、上記不揮発メモリ 21 の内
容を、ホスト 1に転送する必要はない。
【0035】上記の図4,図5で説明した実施例では、
磁気テープ装置 2に時計 22 が備えられていて、不揮発
性メモリ 21 に、クリーニングの実施日時が記録されて
いる場合を例にして説明したが、該磁気テープ装置 2に
時計 22 が無い場合には、該不揮発性メモリ 21 に、該
磁気テープ装置 2へのデータ転送量が、該実施日時の代
わりに逐次積算され記録されている。
【0036】従って、この場合には、図4の処理ステッ
プ 206, 或いは、図5(b) の処理ステップ 402におい
て、上記クリーニング周期に対応するデータ転送量の
閾値を越えているか否かが比較され、該データ転送量
が、クリーニングの実施を必要とする閾値を越えている
場合には、上記と同じように、クリーニングフラグを
“オン”とすると共に、クリーニングランプを点灯
(又は、表示)して、操作者にクリーニングの実施を促
す。
【0037】図6は、上記不揮発性メモリ 21 中に、上
記クリーニング実施日時と、データ転送量とが記録され
ている場合の磁気ヘッドの予防保守の概念を説明する図
である。
【0038】この場合には、図6に動作タイムチャート
で示されているように、例えば、電源投入を契機に、対
応する保守プログラムが起動され、クリーニング実施日
時とクリーニング周期(閾値A)とが比較されると共
に、データ転送量と、クリーニングを必要とするデータ
転送量(閾値B)とが比較され、何れかが閾値A,又
は、閾値Bをオーバーしたとき、上記と同じように、ク
リーニングフラグを“オン”とすると共に、クリーニ
ングランプを点灯(又は、表示)して、操作者にクリ
ーニングの実施を促し、クリーニング実施日時は、現在
時刻に置き代えられると共に、データ転送量はクリアさ
れる。以下、上記クリーニング実施日時と、データ転
送量との比較処理を繰り返して、磁気ヘッド 20 に対す
る予防保守が行われる。
【0039】尚、上記の実施例では、クリーニング対象
装置として磁気テープ装置を例にして説明したが、磁気
テープ装置に限定されるものではなく、フロッピィディ
スク装置等、他の磁気ヘッドを有する装置であれば、ど
のような入出力装置であっても良いことは言う迄もない
ことである。
【0040】このように、本発明においては、磁気ヘッ
ドの予防保守装置において、ホストと、クリーニング対
象装置とからなるデータ処理装置のクリーニング対象装
置内に、磁気ヘッドのクリーニングの実施の有無,実施
時刻等を記録する不揮発性メモリと、実施時刻を記録す
るための時計とを備え、上記不揮発性メモリに格納され
ている上記クリーニングの実施の有無,実施時刻, 或い
は、データ転送量を、ホストのロギングファイルに蓄積
し、上記ロギングファイルに格納されているクリーニン
グの実施の有無,実施時刻, データ転送量を検索して、
クリーニング実施時刻から現在の時刻までの経過時間,
データ転送量を算出して、所定の閾値 (クリーニング周
期, 或いは、クリーニングを必要とするデータ転送量)
をオーバしている場合には、クリーニングの実施を促
す。上記の処理を、ホスト,又は、クリーニング対象装
置で行うようにしたところに特徴がある。
【0041】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、予防保守の一環である磁気ヘッドクリーニング
の実施通知が、自動的かつ簡便となる効果を奏し、タイ
ムリーで効果的なクリーニングの実施を指示することが
可能となり、係る磁気ヘッドを持つ装置の性能向上及び
品質維持に寄与するところが大きいと言う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図(その1)
【図2】本発明の原理構成図(その2)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図6】本発明の一実施例を示した図(その4)
【図7】磁気ヘッドの従来の予防保守方法を説明する図
(その1)
【図8】磁気ヘッドの従来の予防保守方法を説明する図
(その2)
【符号の説明】
1 ホスト 10 ロギングフ
ァイル 11 ファイル記憶装置 2 クリーニング対象装置, 磁気テープ装置 20 磁気ヘッド 21 不揮発性メ
モリ 22 時計 23 比較処理部 24 クリーニング表示部 100 〜104,200 〜207,300,301,400 〜404 処理ステ
ップ クリーニング実施情報 クリーニングフラグ クリーニングランプ(LED) クリーニング実施時刻 (日時) クリーニング周期

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト(1) と、クリーニング対象装置(2)
    とからなるデータ処理装置において、 上記クリーニング対象装置(2) 内に、磁気ヘッド(20)の
    クリーニングの実施情報()として、クリーニングの
    実施の有無と、データ転送量とを記録する不揮発性メモ
    リ(21)と、該不揮発性メモリ(21)に格納されている上記
    クリーニングの実施情報 () を、ホスト(1) に転送し
    て、ホスト(1) のロギングファイル(10)に蓄積する手段
    とを備え、 ホスト(1) において、上記ロギングファイル(10)に格納
    されているクリーニングの実施情報 () を検索して、
    クリーニングの実施時点からのデータ転送量を所定の閾
    値と比較する比較手段を備えて、 上記ホスト(1) での比較手段において、上記データ転送
    量が、閾値をオーバしている場合には、クリーニングの
    実施を促すことを特徴とする磁気ヘッドの予防保守装
    置。
  2. 【請求項2】ホスト(1) と、クリーニング対象装置(2)
    とからなるデータ処理装置において、 上記クリーニング対象装置(2) 内に、磁気ヘッド(20)の
    クリーニングの実施情報()として、クリーニングの
    実施の有無と、クリーニングの実施の時刻とを記録する
    不揮発性メモリ(21)と、時計(22)と、該不揮発性メモリ
    (21)に格納されている上記クリーニングの実施情報
    () を、ホスト(1) に転送して、ホスト(1) のロギン
    グファイル(10)に蓄積する手段とを備え、 ホスト(1) において、上記ロギングファイル(10)に格納
    されているクリーニングの実施情報,実施時刻を検索し
    て、クリーニング実施時刻から現在の時刻までの経過時
    間を算出して、所定の閾値と比較する比較手段を備え
    て、 上記ホスト(1) での比較手段において、上記クリーニン
    グ実施時刻から現在の時刻までの経過時間が、所定の閾
    値をオーバしている場合には、クリーニングの実施を促
    すことを特徴とする磁気ヘッドの予防保守装置。
  3. 【請求項3】ホスト(1) と、クリーニング対象装置(2)
    とからなるデータ処理装置において、 上記クリーニング対象装置(2) 内に、磁気ヘッド(20)の
    クリーニングの実施情報()として、クリーニングの
    実施の有無と、クリーニングの実施の時刻と、データ転
    送量とを記録する不揮発性メモリ(21)と、時計(22)と、
    不揮発性メモリ(21)に格納されている上記クリーニング
    の実施情報 () を、ホスト(1) に転送して、ホスト
    (1) のロギングファイル(10)に蓄積する手段とを備え、 ホスト(1) において、上記ロギングファイル(10)に格納
    されているクリーニングの実施の有無と,実施時刻と,
    データ転送量を検索して、クリーニング実施時刻から現
    在の時刻までの経過時間と、データ転送量とを算出し、
    何れか一方の値が、所定の閾値をオーバしているか否か
    を比較する手段を備え、 上記ホスト(1) での比較手段において、クリーニング実
    施時刻から現在の時刻までの経過時間と、データ転送量
    の何れか一方の値が、所定の閾値をオーバしている場合
    には、クリーニングの実施を促すことを特徴とする磁気
    ヘッドの予防保守装置。
  4. 【請求項4】ホスト(1) と、クリーニング対象装置(2)
    とからなるデータ処理装置において、 上記クリーニング対象装置(2) 内に、磁気ヘッド(20)の
    クリーニングの実施情報()として、クリーニングの
    実施の有無と、データ転送量とを記録する不揮発性メモ
    リ(21)と、 該クリーニング対象装置(2) において、上記不揮発性メ
    モリ(21)に格納されているクリーニングの実施の有無
    と,データ転送量を検索して、現在の時刻でのデータ転
    送量を算出し、所定の閾値をオーバしているか否かを比
    較する比較手段(23)を備えて、 上記クリーニング対象装置(2) での比較手段(23)によっ
    て、現在の時刻でのデータ転送量が、所定の閾値をオー
    バしている場合には、クリーニングの実施を促すことを
    特徴とする磁気ヘッドの予防保守装置。
  5. 【請求項5】ホスト(1) と、クリーニング対象装置(2)
    とからなるデータ処理装置において、 上記クリーニング対象装置(2) 内に、磁気ヘッド(20)の
    クリーニングの実施情報()として、クリーニングの
    実施の有無と、クリーニングの実施の時刻とを記録する
    不揮発性メモリ(21)と、時計(22)と、 上記クリーニング対象装置(2) において、上記不揮発性
    メモリ(21)に格納されているクリーニングの実施の有無
    と,実施時刻とを検索して、クリーニング実施時刻から
    現在の時刻までの経過時間を算出し、所定の閾値をオー
    バしているか否かを比較する比較手段(23)を備えて、 上記クリーニング対象装置(2) での比較手段(23)によっ
    て、クリーニング実施時刻から現在の時刻までの経過時
    間が、上記閾値をオーバしている場合には、クリーニン
    グの実施を促すことを特徴とする磁気ヘッドの予防保守
    装置。
  6. 【請求項6】ホスト(1) と、クリーニング対象装置(2)
    とからなるデータ処理装置において、 上記クリーニング対象装置(2) 内に、磁気ヘッド(20)の
    クリーニングの実施情報()として、クリーニングの
    実施の有無と、クリーニングの実施の時刻と、データ転
    送量とを記録する不揮発性メモリ(21)と、時計(22)と、 上記クリーニング対象装置(2) において、上記不揮発性
    メモリ(21)に格納されているクリーニングの実施の有無
    と,実施時刻と,データ転送量を検索して、クリーニン
    グ実施時刻から現在の時刻までの経過時間と、データ転
    送量とを算出し、何れか一方の値が、所定の閾値をオー
    バしているか否かを比較する比較手段(23)を備えて、 上記クリーニング対象装置(2) での比較手段(23)によっ
    て、クリーニング実施時刻から現在の時刻までの経過時
    間と、データ転送量との、何れか一方の値が、所定の閾
    値をオーバしている場合には、クリーニングの実施を促
    すことを特徴とする磁気ヘッドの予防保守装置。
JP4623594A 1994-03-17 1994-03-17 磁気ヘッドの予防保守装置 Withdrawn JPH07254123A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161493A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Fujitsu Ltd 仮想テープ装置およびクリーニング制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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