JPH07253749A - 立体表示装置 - Google Patents

立体表示装置

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JPH07253749A
JPH07253749A JP6042989A JP4298994A JPH07253749A JP H07253749 A JPH07253749 A JP H07253749A JP 6042989 A JP6042989 A JP 6042989A JP 4298994 A JP4298994 A JP 4298994A JP H07253749 A JPH07253749 A JP H07253749A
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Japan
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stereoscopic display
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light
phase
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JP6042989A
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Takakazu Aritake
敬和 有竹
Masayuki Kato
雅之 加藤
Masahito Nakajima
雅人 中島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • G02B30/00Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
    • G02B30/20Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
    • G02B30/26Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type
    • G02B30/27Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving lenticular arrays
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2210/00Object characteristics
    • G03H2210/303D object

Abstract

(57)【要約】 【目的】平面形状の位相表示デバイスを用いて対象を3
60度の任意の方向から観察可能な立体表示を行う。 【構成】平面の位相表示デバイス10により変調された
回折光は、結像光学系12によって偏向され、円筒状の
円筒スクリーン面14上に結像され、レンティキュラレ
ンズなどの一方向光拡散手段16によって垂直方向に拡
散し、立体像22を見ることができる。位相表示デバイ
スは、円周方向に波長オーダの画素をもち、放射方向に
は粗い画素を持つ液晶デバイスを用いる。これによっ
て、位相表示デバイス10が円筒面上にあることと等価
となり、平面の位相表示デバイス10を用い円筒状の立
体表示ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体の3次元データあ
るいは複数の視方向からみた物体の画像を基に立体像を
表示する立体表示装置に関し、特に立体像を360度の
全範囲で見ることができるようにした立体表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、医療や商品の陳列における立体
表示では、複数の人が明視距離で対象物を任意の方向か
ら観察できることが求められる。しかしながら、メガネ
方式に代表される2眼式の立体表示装置では、決められ
た位置でしか立体像を見ることができないため、任意の
方向から観察することができない。
【0003】これに対し、空間に羽根のようなものを回
転させ、レーザ光で空間に点を表示する体積走査型の立
体表示装置がある。体積走査型表示装置では、任意方向
から対照物を見ることができる。しかし、後方の点も前
方の点も同時に見えるという問題があり、像品質に問題
が残る。この他に円筒状のホログラムを用いて360度
方向から立体像を観察することのできるマルチプレック
スホログラムも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
プレックスホログラムは、乾板の円筒面へ干渉露光を行
った後に現像する作業が繁雑で作成に5時間以上もかか
る。しかも、表示物体が異なるごとに別の円筒ホログラ
ムを作成しなければならない。そこで、図17に示すよ
うな円筒の液晶ディスプレイを用いたマルチプレックス
ホログラムが考えられる。
【0005】図17において、位相表示デバイス300
としては例えは液晶表示器が使用される。位相表示デバ
イス300には、表示立体320を垂直方向に分割して
見た水平ストライプ領域ごとの1次元位相分布が、例え
ば位相分布330−iに示すように表示される。円筒状
の位相表示デバイス300の周囲には、変調した光を垂
直方向に拡散するため、微小幅のレンティキュラレンズ
を複数円筒状に配置したレンティキュラスクリーン31
0が設けられる。
【0006】位相表示デバイス330に水平方向の1次
元位相分布を表示した状態で、例えば下方からコヒーレ
ントな再生光を照射すると、再生光は位相表示デバイス
300で表示している位相分布に従った変調を受け、レ
ンティキュラスクリーン310で垂直方向に拡大して出
射する。このため観察者の目28−1,28−2によっ
てスクリーン310中に立体像320を見ることができ
る。
【0007】しかしながら、円筒状の位相表示デバイス
を用いた立体表示装置にあって、位相分布の書換え可能
であり、異なる物体の表示を行うことができるが、円筒
面に沿って曲面状に位相表示デバイスを構成することは
難しく、360度方向から観察できる書換え可能な立体
表示装置を実現することは困難であった。本発明の目的
は、平面形状の位相表示デバイスを用いて対象を360
度の任意の方向から観察できる立体表示装置を提供す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の立体表示装置は、図1(aに示すよ
うに、位相分布表示手段10、結像光学手段12、湾曲
スクリーン面14、および光拡散手段16で構成され
る。位相分布表示手段10は平面上に立体表示のための
位相分布情報を記録し、入射光に位相分布情報に従った
光の変調を与えて出射する。
【0009】光学手段12は、位相分布表示手段10で
変調された光を湾曲スクリーン面14に偏向し結像す
る。光拡散手段16は湾曲スクリーン面14に結像され
た光を一方向に拡散する。ここで湾曲スクリーン面14
は円筒面とする。また光学手段12は、位相分布表示手
段10による変調時に発生する0次光(透過光)を除去
する0次光除去手段を備える。
【0010】この0次光除去手段は、一対のフーリエ変
換光学素子と、その間に配置されてO次光透過位置で光
を遮断する空間フィルタにより構成される。更に、結像
光学手段12は、湾曲スクリーン面14に変調された光
を偏向する場合、微小光学素子を同心円板状に並べる。
例えばグレーティングレンズやフレネルレンズを用い
る。
【0011】位相分布表示手段10は円板状の素子であ
り、径方向に分割した円周状の領域の各々に1次元位相
分布を表示して入射光を変調する。例えば位相分布情報
を固定的に記録したディスク部材(ホログラムディス
ク)を用いる。表示切替を可能とする場合、円板状の空
間光変調素子として機能する液晶表示デバイスを用い
る。液晶表示デバイスは、図1(B)に示すように、一
面に形成され径方向に分割された複数の円周状電極と、
液晶を介した反対面に形成され円周方向に分割された複
数の放射状電極とを備え、両電極の交差部分の領域を離
散的な位相分布情報の表示単位となる表示画素とする。
【0012】更に、液晶表示デバイスは、外部から供給
された位相分布データを対応する電極へ転送する転送制
御回路と、各電極への転送データを保持して対応する電
圧を発生する電圧発生回路と、電圧発生回路で発生した
電圧をアドレス情報で指定された電極へ印加するスイッ
チ回路とを備える。また本発明で用いる位相分布表示手
段10の変形として、図1(C)に示すように、径方向
および円周方向に分割した位相分布記録領域の一部を備
えた扇形の位相表示素子を使用し、光書込み機能をもっ
た円板状の空間光変調素子に記録する。例えば、光書込
み機能をもつ空間光変調素子を固定し、扇形の位相表示
素子をステップ的に回転しながら位相分布を順次書込
む。
【0013】この場合の扇形の位相表示素子として扇形
の液晶表示デバイスを使用し、液晶表示デバイスは、円
周状電極と放射状電極の交差部分の領域を離散的な位相
分布情報の表示単位となる表示画素としている。湾曲ス
クリーン面14に設ける光拡散手段16は、微小な幅を
もつレンティキュラレンズを円筒状に複数配置したレン
ティキュラスクリーン、あるいは、微小な幅をもつホロ
グラムを円筒状に複数配置したホログラムスクリーンで
ある。
【0014】
【作用】本発明の立体表示装置によれば、平面型の位相
表示デバイスにより変調された回折光は、光学系によっ
て偏向され、円筒状のスクリーン面上に結像され、更に
レンティキュラスレンズ群などにより垂直方向に視域を
拡大することで、立体像を見ることができる。位相表示
デバイスは、円周方向に波長オーダの画素幅をもち、径
方向には粗い画素幅を持つ液晶デバイスである。
【0015】これによって位相表示デバイスが図17に
示したように、円筒面上にあることと等価となり、平面
の位相表示デバイスを用い、円筒面状の立体表示装置を
容易に実現することができる。このため、明視距離で対
象を任意の方向から観察できるホログラフィックな立体
表示装置が容易に実現される。
【0016】
【実施例】図2は本発明の基本的な実施例を示す。本発
明の立体表示装置は、平面上に形成した位相表示デバイ
ス10,光学系12、複数のレンティキュラレンズ16
−1〜16−nにより形成した円筒スクリーン14で構
成される。位相表示デバイス10は径方向および円周方
向に分割された離散的な位相分布表示単位いわゆる画素
を配列している。この場合、円周方向には波長オーダの
画素をもち、径方向は粗い画素となっている。
【0017】このような円周方向に1次元位相分布が記
録または表示された位相表示デバイス10に再生光20
を照射すると、円周方向の1次元位相分布に従った偏向
を受けた回折光が出射される。光学系12は平面上に構
成した位相表示デバイス10からの回折像を円筒スクリ
ーン14上に結像させている。この場合、結像方向は垂
直方向のみとなる。
【0018】これにより、位相表示デバイス10が円筒
スクリーン14上に形成されたことと等価となり、平面
上の位相表示デバイス10を用いて円筒スクリーン14
による360度の任意の方向における明視距離で立体像
を観察できるホログラフィックな立体表示装置を実現す
ることができる。図3は図2の実施例における光学系1
2の詳細を示す。まず光学系12はフーリエ変換レンズ
24,空間フィルタ26,フーリエ変換レンズ28およ
びグレーティングレンズ30を用いた4F光学系の空間
フィルタリングによって、位相表示デバイス10からの
0次光(透過光)をカットしている。
【0019】例えば円周方向に波長オーダでの位相分布
の表現が行われた位相表示デバイス10における単位位
相分布32を例にとると、単位位相分布32からの回折
光はフーリエ変換レンズ24の領域34を通ってフーリ
エ変換され、空間フィルタ26を通過した後、フーリエ
変換レンズ28で逆フーリエ変換されてグレーティング
レンズ30上に単位位相分布42を結像する。
【0020】一方、位相表示デバイス10からの0次光
(透過光)はフーリエ変換レンズ24で空間フィルタ2
6を通る光束通過部分36の中心に集光される。そこ
で、0次光が集光される空間フィルタ26の結像点を遮
光点38とすることで、位相表示デバイス10からの0
次光をカットすることができる。。
【0021】グレーティングレンズ30は4F光学系1
2の実像生成部を形成し、位相表示デバイス10の円周
方向に表現された位相分布からの回折光を、対応する円
筒スクリーン14上の水平回りの領域に結像あるいは偏
向する。グレーティングレンズ30の代わりにフレネル
レンズを使用することもできる。円筒スクリーン14は
この実施例にあっては、垂直方向に微小幅で分割したレ
ンティキュラレンズ16−1〜16−nを円筒状に並べ
ることで、いわゆるレンティキュラスクリーンを構成し
ている。
【0022】円筒スクリーン14における各リング状の
レンティキュラレンズ16−1〜16−nは、位相表示
デバイス10に表現した円周状の位相分布に1対1に対
応している。位相表示デバイス10としては、固定的に
位相分布を記録した光ディスクか、あるいは位相分布を
切替表示可能な液晶表示装置などを用いることができ
る。位相表示デバイス10として位相分布を固定的に記
録した光ディスクを使用する場合、立体像の表示切替え
は異なった立体表示のための位相分布を記録した光ディ
スクを複数準備し、光ディスクを交換することで立体像
の表示を切り替える。
【0023】一方、位相表示デバイス10として液晶表
示装置を使用した場合には、ダイナミックな位相分布の
表示切替えによる立体表示の切替えができる。更に円筒
スクリーン14としてこの実施例にあっては、レンティ
キュラレンズを用いた所謂レンティキュラスクリーンを
使用しているが、レンティキュラスクリーンと同等な垂
直視域を拡大する機能をもつホログラムを用いて円筒ス
クリーン14を作成することもできる。このホログラム
スクリーンにあっては、スクリーン正面の凹凸をなく
し、表面反射を低減することができる。
【0024】図4は本発明の位相表示デバイスとして用
いる液晶表示装置の実施例を示す。図4において、液晶
表示装置を用いた位相表示デバイス10は放射状にパタ
ーンニングされた放射状透明電極46と、同心円状にパ
ターンニングされた円周状透明電極44−1〜44−n
を有し、両透明電極の間に液晶を封入した構造をとる。
勿論、透明電極と液晶の間には配向膜が存在する。
【0025】ここで位相表示デバイス10の内径R1を
200mm、外径R2を300mmとすると、円周状の
透明電極44−1〜44−nは例えば1,000本形成
され、径方向のピッチはこの場合、100μmとなる。
これに対し、放射状の透明電極の大きさは波長オーダと
なり、円周方向の平均画素ピッチを1μmとすると、 2×π×250×103 =1,570,796本 の画素数となる(水平方向)。また液晶駆動回路を簡素
化するため、256本の電極単位の駆動を想定すると、 1,570,796/256=6,136回路 必要となる。
【0026】この場合の放射状透明電極46の大きさは
最外周で1.2μm、最内周で0.8μmという波長オ
ーダの画素ピッチをもつことになる。図5は図4の位相
表示デバイス10におけるV−V断面により液晶構造を
示している。図5において、下側および上側にはガラス
基板72,74が設けられる。下側のガラス基板72上
には円周状の透明電極44−1〜44−nが形成され、
絶縁層78−1で覆われている。
【0027】上側のガラス基板74に続いては断面位置
にある放射状の透明電極46−iが形成され、絶縁層7
8−2で覆われている。絶縁層78−1,78−2の間
には、それぞれ背向膜82,84を介して液晶80が封
入されている。図6は図4のVI−VI断面を示したも
ので、液晶構造は図5と同じであるが、ガラス基板72
に続く任意の円周状透明電極44−iの位置における放
射状透明電極46−1〜46−iの波長オーダの分割状
態が示されている。
【0028】再び図4を参照するに、液晶表示装置を用
いた位相表示デバイス10にあっては、円周状透明電極
44−1〜44−nと放射状透明電極46がクロスした
領域で1つの画素が構成され、画素に対応する電極間に
与えられた信号電圧により液晶のディレクタが変化し、
入射光を変調することができる。このため、液晶表示装
置の駆動は円周状の透明電極44−1〜44−nを順次
駆動すると同時に、各円周状透明電極の駆動ごとに放射
状透明電極46を駆動することで円周方向の位相分布単
位に表示する。
【0029】まず円周状透明電極44−1〜44−nの
駆動はXY表示における水平走査表示と同等なドライブ
回路50により行うことができる。ドライブ回路50に
対しては制御回路48よりデータ信号線56と円周方向
走査時間のタイミングを与えるタイミング信号線58が
接続されている。ドライブ回路50からは円周状の透明
電極44−1〜44−nに対し独立に信号線136−1
〜136−nが引き出されている。
【0030】図7は図4のドライブ回路50の実施例を
示す。図7において、円周状透明電極を駆動するドライ
ブ回路はシフトレジスタ130と一定の電極印加電圧を
発生する電圧発生回路132−1〜132−nで構成さ
れる。図4の実施例の場合、電圧発生回路は1000個
設けられる。シフトレジスタ130は制御回路48から
円周方向の走査周期を決める信号E10と1つの円周状
放射電極の走査時間を決めるクロック信号E20を受
け、クロック信号E20の周期ごとにシフトレジスタ1
30より電圧発生回路132−1〜132−nに順次シ
フト出力を生ずる。
【0031】電圧発生回路132−1〜132−nには
電圧供給線134が共通接続され、シフトレジスタ13
0からシフト出力を受けている間、信号線136−1〜
136−nに対し一定の電圧信号V01〜V0nを出力す
る。図8は図7の円周状透明電極のドライブ回路の動作
タイミングチャートを示す。シフトレジスタ130はク
ロック信号E20で決まる走査サイクルT01,T02,・
・・T0nにシフト出力を生じ、これによって電圧発生回
路132−1〜132−nより電極に対し一定の電圧信
号V01〜V0nを順次出力し、これを繰り返している。
【0032】再び図4を参照するに、波長オーダの大き
さをもつ放射状の透明電極46の数は膨大な数となるた
め、その駆動回路を簡素化する必要がある。放射状透明
電極46の駆動は所定数の放射状透明電極46ごとにシ
リアルアドレス回路を設け、このシリアルアドレス回路
の複数を1グループとして1つのドライブ回路で共通駆
動する。
【0033】例えば放射状透明電極46の256本を1
単位として、例えば図示のようにシリアルアドレス回路
54−1,54−2,54−3,・・・を設ける。この
実施例にあっては、シリアルアドレス回路の回路数は6
136個となる。6136個のシリアルアドレス回路に
対し、この実施例にあっては80個のシリアルアドレス
回路ごとに1個のドライブ回路52−1,52−2,・
・・を設けている。このため、ドライブ回路の個数はシ
リアルアドレス回路が6,136個であることから、7
7個設けられることになる。
【0034】ドライブ回路52−1,52−2,・・・
に対しては、制御回路48よりタイミング信号線62と
データ信号線60が接続される。なお、ドライブ回路5
2−1,52−2,・・・のそれぞれの間はデータタイ
ミング線64として共通に示している。タイミング信号
線62はドライブ回路52−1,52−2に対し共通に
接続することができる。データ信号線60は各ドライブ
回路52−1,52−2ごとに独立に接続される。
【0035】ドライブ回路52−1,52−2,・・・
のそれぞれは、ドライブ回路50による円周状透明電極
44−1〜44−nのそれぞれの駆動周期ごとに、自己
の配下に接続している80個のシリアルアドレス回路5
4−1〜54−80に対し、各シリアルアドレス回路に
接続している256本の透明電極の最初の1本から順番
に駆動電圧を供給する走査を行う。
【0036】ここで制御回路48の上位装置として計算
機本体68およびメモリ装置70が設けられており、計
算機本体68で立体表示のために予め計算された円筒ス
クリーンにおける立体像を垂直方向で分割した水平回り
の1次元位相分布をメモリ装置70から読み出し、制御
回路48に位相分布データを供給するようになる。図9
は図4の放射状透明電極46側のドライブ回路の実施例
を示す。図9において、ドライブ回路はシフトレジスタ
86、256本の電極分の第1ラッチ回路88−1〜8
8−256、第2ラッチ回路90−1〜90−256,
デコード回路92−1〜92−256および電圧発生回
路94−1〜94−256で構成される。
【0037】シフトレジスタ86には制御回路48より
円周状透明電極の駆動周期に同期した走査信号E1と、
走査周期内で256本の電極を順次駆動するための周期
をもつクロック信号E2が与えられている。したがっ
て、シフトレジスタ86は走査信号E1で決まる円周状
透明電極の走査周期ごとにクロック信号E2に同期し
て、順次256個のシフト出力を第1ラッチ回路88−
1〜88−256に対し出力することになる。
【0038】第1ラッチ回路88−1〜88−256に
対しては制御回路48よりデータE3が与えられてい
る。データE3は256本の電極に対する位相分布デー
タを順番にシリアルデータとして転送してくる。したが
って、シフトレジスタ86のシフト出力のタイミングで
データ信号線60上のデータが、対応する第1ラッチ回
路にラッチされる。
【0039】第2ラッチ回路90−1〜90−256は
第1ラッチ回路88−1〜88−256の全てにデータ
ラッチが行われたタイミングでトリガ信号線98による
トリガ信号E4を受け、第1ラッチ回路88−1〜88
−256にラッチされたデータを一斉にラッチして出力
する。第2ラッチ回路90−1〜90−256にラッチ
されたデータは、デコード回路92−1〜92−256
で駆動電圧のレベルmに変換される。例えば、データを
nビットとすると、電圧レベルm=2n にデコードされ
る。
【0040】電圧発生回路94−1〜94−256はデ
コード回路92−1〜92−256からのデコードレベ
ルmに対応した電圧を電圧供給線100からの供給電圧
に基づいて作り出し、256本の各電極に対し駆動電圧
V1〜V256を信号線110−1〜110−80によ
って出力する。図10は図9に示したアドレス回路の配
下に設けられる図4のシリアルアドレス回路54−1,
54−2,・・・の実施例を示す。
【0041】図10において、シリアルアドレス回路に
対しては8ビットコントロール線66によって8ビット
のアドレス信号b7〜b0が供給されている。即ち、ア
ドレス線104−1〜104−8によって各アドレスの
ビット信号b0〜b7が入力する。アドレスビット信号
b0〜b7に対応して信号発生回路102−1〜102
−8が設けられる。信号発生回路102−1〜102−
8はビット入力0,1に応じたスイッチ信号を出力する
2本のスイッチ制御線106−1〜106−8,108
−1〜108−8を引き出している。
【0042】例えば信号発生回路102−1を例にとる
と、ビットb0の入力信号が0であればスイッチ制御線
106−1がイネーブルとなる。一方、ビットb0の入
力信号が1であればスイッチ制御線108−1がイネー
ブルとなる。信号発生回路102−1〜102−8から
の2本のスイッチ制御線に対しては、FETを用いた2
つのスイッチ素子をもつスイッチ回路が設けられる。こ
のスイッチ回路の数はアドレスビットb7〜b0につい
て階層的に設けられる。
【0043】まず最下位ビットb0の信号発生回路10
2−1からのスイッチ信号線106−1,108−1に
対しては、256本の放射状の透明電極46−1〜46
−256の半分の数となる128個のスイッチ回路11
2−1〜112−128が設けられる。次のビットb1
については、64個のスイッチ回路114−1〜114
−64が設けられる。以下同様に、ビットb2は32
個、ビットb3は16個となり、最上位のビットb7は
1つのスイッチ回路126が設けられる。そして最上位
のスイッチ回路126に対し、信号線110−iによっ
て対応する信号電圧VDiが入力される。
【0044】図11は図10のシリアルアドレス回路に
おける下位4ビットb3〜b0におけるスイッチ回路の
動作を示している。下位4ビットb3〜b0にあって
は、16本の放射状透明電極46−1〜46−16に対
し順次駆動電圧を選択的に印加する。ブロックで示され
たスイッチ回路112−1〜112−8,114−1〜
114−4,116−1,116−2および118−1
は、アドレスビットb3〜b0のそれぞれが0のとき入
力を出力0に接続し、一方、ビットb3〜b0が1のと
き入力を出力1に接続する。
【0045】図11はアドレスビットb3,b2,b
1,b0が0,0,1,0の状態におけるスイッチ接続
を示している。即ち、スイッチ回路118−1からスイ
ッチ回路116−1に接続され、スイッチ回路116−
1から114−1に接続され、更にスイッチ回路114
−1から112−2に接続され、放射状透明電極46−
3に駆動電圧が印加されている。
【0046】図12は図9に示した放射状透明電極側の
ドライブ回路の動作タイミングチャートを示している。
図12において、データE3は円周状透明電極の走査周
期T0 を256分割した走査サイクルT1〜T256ご
とに80個のシリアルアドレス回路に対する80個のデ
ータをシリアル転送する。
【0047】このデータE3は各走査サイクルT1〜T
256ごとに第1ラッチ回路88−1〜88−80で順
次ラッチされる。走査サイクルT1で最初の80個分の
データラッチが済むと、トリガ信号により第2ラッチ回
路90−1〜90−80で一斉に最初のデータD1−1
〜D1−80のラッチが行われ、デコード後に駆動電圧
に変換されて、自己の配下にある80個のシリアルアド
レス回路、即ち図10に示したシリアルアドレス回路に
対し駆動電圧VD0 〜VD80を出力する。
【0048】このタイミングでシリアルアドレス回路に
対しては8ビットアドレス信号000が与えられてお
り、80個の各シリアルアドレス回路は最初の放射状透
明電極46−1を選択して駆動電圧を印加する。以下同
様に、残りの走査サイクルT2〜T256についてデー
タラッチ、電圧変換、アドレス指定による電極電圧の印
加を繰り返す。
【0049】図13は本発明の位相表示デバイス10の
他の実施例を示す。この実施例は扇形の液晶表示装置と
光書込型の空間光変調装置を使用したことを特徴とす
る。図13において、位相表示デバイス10は扇形の液
晶表示装置200、書込光源となるフラッシュライト2
10、レンズ220、結像レンズ230および光書込型
空間光変調装置240で構成される。液晶表示装置20
0は固定配置されており、これに対し光書込型空間光変
調装置240は回転軸250によってステッピング回転
される。
【0050】図14は図13の扇形の液晶表示装置20
0をその駆動回路と共に示している。この液晶表示装置
200は図4に示した液晶表示装置の例えば放射状透明
電極46の512本の部分を切り出したと同じ構造をも
つ。即ち、円周状の透明電極44−1〜44−nと51
2本の放射状透明電極46との間に、図5および図6に
示した構造をもって液晶を配置しており、両電極のクロ
ス部分が1つの画素を構成する。
【0051】円周状透明電極44−1〜44−nを駆動
するドライブ回路50、および放射状透明電極46を駆
動するドライブ回路52、およびシリアルアドレス回路
54−1,54−2は、図4の実施例と回路構成が同じ
になる。相違点は、ドライブ回路52に対し2つのシリ
アルアドレス回路54−1,54−2しか設けられてい
ないことから、図12に示した走査サイクルがT1,T
2の2周期の繰返しとなり、これに伴ってドライブ回路
50による円周状透明電極44−1〜44−nの駆動サ
イクルT01〜T0nも、それぞれ(T1+T2)と短くな
る。
【0052】図15は図13の光書込型空間光変調装置
の構造を示す。図15において、光書込型の空間光変調
装置は上下にガラス基板300,302を有し、続いて
透明電極304,306を形成している。下側の透明電
極304に続いては光導電部308,遮光層310およ
び誘電体ミラー312が設けられる。
【0053】誘電体ミラー312に続いては配向膜31
4が設けられ、反対側の透明電極306に続いても配向
膜316が設けられ、その間に液晶318を封入してい
る。この光書込型空間光変調装置は書込光322を光導
電部308で受けると、光強度に応じて抵抗値が変化す
る。即ち、光強度が大きいほど光導電部308の抵抗値
が低下する。
【0054】光導電部308の抵抗値が変化すると、駆
動源320による駆動電圧は一定であるが、光導電部3
08の抵抗値が変化することで、誘電体ミラー312を
介して液晶318の両端に加わる電圧が抵抗値分だけ変
化する。このため、液晶318の屈折率が変化した状態
が作り出される。これが光書込状態である。この状態で
読出光324を上方から入射すると、光書込みによる液
晶318の屈折率の変化状態に応じ、遮光層310に続
いて設けられた誘電体ミラー312により反射されて戻
ってくる際に位相変調を受け、変調光326として出射
される。
【0055】次に図13の液晶表示デバイス10の動作
を説明する。まず光書込型空間光変調装置240を所定
位置に位置決めした状態で扇形の液晶表示装置200に
位相分布を表示し、フラッシュライト210を発光駆動
する。フラッシュライト210からの光は、レンズ22
0で平行光に変換されて液晶表示装置200に入射し、
表示した位相分布の回折光を結像レンズ230により得
て、光書込型空間光変調装置240に液晶表示装置20
0に表示した位相分布を結像入射し、光学的に書込記憶
する。
【0056】この書込みが済むと、光書込型空間光変調
装置240を液晶表示装置200の扇形の角度分だけス
テッピング回転して位置決め停止し、次の位相分布の書
込記憶を同様にして行う。以上の処理を光書込型空間光
変調装置240の全周について行うことで、光書込型空
間光変調装置240には図4の液晶表示装置の場合と同
様、円周方向の全域に位相分布の光学的な書込記録が行
われる。
【0057】図16は図13の位相表示デバイス10に
おける光書込型空間光変調装置240を用いた本発明の
立体表示装置を示している。なお、図13に示した書込
側は省略している。このような光書込型空間光変調装置
240に対し、例えば斜め上方より読出光324を照射
することで、光学的な書込記憶された各円周状の位相分
布に従った変調を受けた回折光が反射により得られ、光
学系12によりレンティキュラレンズ16−1〜16−
nを用いた円筒スクリーン14に結像され、且つ垂直方
向に視域が拡大されることで観察者の目18−1,18
−2より任意の方向の明視距離によって円筒スクリーン
14内に立体像22を見ることができる。
【0058】尚、上記の実施例は完全な円筒スクリーン
による立体表示を例にとっているが、完全な円筒でなく
とも半円筒もしくは任意の円筒曲面をもつ立体表示装置
としても実現することができる。この場合には、使用す
る円筒スクリーンの角度に応じた扇形サイズの位相表示
デバイスを使用すればよい。また本発明は実施例に示さ
れた数値による限定は受けない。
【0059】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、平面形状の位相表示デバイスを用いて明視距離で対
象物を任意の方向から観察することのできるホログラフ
ィックな立体表示装置を簡単に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の基本的な実施例を示した説明図
【図3】図2の結像光学系の詳細を示した説明図
【図4】図2の位相表示デバイスの構造と駆動回路を示
した説明図
【図5】図4のV−V断面図
【図6】図4のVI−VI断面図
【図7】図4の円周状透明電極のドライブ回路の詳細を
示したブロック図
【図8】円周状透明電極の駆動動作を示したタイミング
チャート
【図9】放射状透明電極のドライブ回路の詳細を示した
ブロック図
【図10】放射状透明電極のシリアルアドレス回路の詳
細を示したブロック図
【図11】図10のアドレス下位4ビットに対応したシ
リアルアドレス回路を取出して示したブロック図
【図12】放射状透明電極の駆動動作を示したタイミン
グチャート
【図13】光書込型空間光変調装置を用いた位相表示デ
バイスの他の実施例を示した説明図
【図14】図13の位相表示デバイスの構造と駆動回路
を示した説明図
【図15】図12の光書込型空間光変調装置の構造説明
【図16】図14の位相表示デバイスを用いた空間光変
調装置の説明図
【図17】円筒状の位相表示デバイスを用いた立体表示
装置の説明図
【符号の説明】
10:位相表示デバイス(平面型の位相分布表示手段) 12:結像光学系(結像光学系) 14:レンティキュラスクリーン(円筒スクリーン面) 16−1〜16−n:レンティキュラレンズ 18−1,18−2:観察者の目 20:再生光 22:立体像 24,28:フーリエ変換レンズ 26:空間フィルタ 30:グレーティングレンズ 32,42:単位位相分布 34,36,40:変調光通過部 38:遮光点 44−1〜44−n:円周状透明電極 46,46−1〜46−i:放射状態透明電極 48:制御回路 50,52−1,52−2:ドライブ回路 54−1,54−2,54−3:シリアルアドレス回路 56,60:データ線 58,62:タイミング信号線 64:データ・タイミング線 66:8ビットコントロール線 68:計算機本体 70:メモリ装置 72,74:ガラス基板 74,76:絶縁層 80:液晶 82,84:背光膜 86,130:シフトレジスタ 88−1〜88−256:第1ラッチ回路 90−1〜90−256:第2ラッチ回路 92−1〜92−256:デコード回路 94−1〜94−256,132−1〜132−n:電
圧発生回路 96:データ線 98:トリガ信号線 100:電圧供給線 102−1〜102−8:信号発生回路 104−1〜104−8:アドレス線 106−1〜106−8,108−1〜108−8:ス
イッチ制御線 110−1〜110−i:電圧信号線 112−1〜112−128,114−1〜114−6
4,114−1〜114 −4,116−1,116−2,118−1,128:
スイッチ回路 200:位相表示デバイス 210:フラッシュライト 220,230:結像レンズ 240:光書込型空間光変調素子 250:回転軸 300,302:ガラス基板 304,306:透明電極 308:光導電部 310:遮光層 312:誘電体ミラー 314,316:配向膜 318:液晶 320:駆動電源

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面上に立体表示のための位相分布情報を
    記録し、入射光に前記位相分布情報に従った光の変調を
    与えて出射する位相分布表示手段(10)と、 前記位相分布表示手段(10)で変調された光を湾曲ス
    クリーン面(14)に結像する光学手段(12)と、 前記湾曲スクリーン面(14)に結像された光を一方向
    に拡散する光拡散手段(16)と、を備えたことを特徴
    とする立体表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の立体表示装置に於いて、前
    記湾曲スクリーン面(14)は円筒面であることを特徴
    とする立体表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の立体表示装置に於いて、前
    記光学手段(12)は、前記位相分布表示手段(10)
    で変調された光を前記湾曲スクリーン面(14)に偏向
    した後に結像することを特徴とする立体表示装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の立体表示装置に於いて、前
    記光学手段(12)は、前記位相分布表示手段(10)
    による変調時に発生する0次光を除去する0次光除去手
    段を備えたことを特徴とする立体表示装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の立体表示装置に於いて、前
    記0次光除去手段は、一対のフーリエ変換光学素子と、
    該一対のフーリエ変換光学素子の間に配置されてO次光
    透過位置で光を遮断する空間フィルタにより構成される
    ことを特徴とする立体表示装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の立体表示装置に於いて、前
    記光学手段(12)は、入射した光を前記湾曲スクリー
    ン面(14)に偏向する微小光学素子を同心円板状に並
    べた偏向光学素子を備えたことを特徴とする立体表示装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の立体表示装置に於いて、前
    記偏向光学素子はグレーティングレンズであることを特
    徴とする立体表示装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の立体表示装置に於いて、前
    記偏向光学素子はフレネルレンズであることを特徴とす
    る立体表示装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の立体表示装置に於いて、前
    記位相分布表示手段(10)は円板状の空間光変調素子
    であり、径方向に分割した円周方向の領域の各々に1次
    元位相分布を表示して入射光を変調することを特徴とす
    る立体表示装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の立体表示装置に於いて、
    前記円板状の空間光変調素子は、位相分布情報を固定的
    に記録したディスク部材であることを特徴とする立体表
    示装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の立体表示装置に於い
    て、前記円板状の空間光変調素子は、位相分布情報を表
    示する液晶表示デバイスであることを特徴とする立体表
    示装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の立体表示装置に於い
    て、前記液晶表示デバイスは、一面に形成され径方向に
    分割された複数の円周状電極と、液晶を介した反対面に
    形成され円周方向に分割された複数の放射状電極とを備
    え、前記円周状電極と放射状電極の交差部分の領域を離
    散的な位相分布情報の表示画素としたことを特徴とする
    立体表示装置。
  13. 【請求項13】請求項11記載の立体表示装置に於い
    て、前記液晶表示デバイスは、 外部から供給された位相分布データを対応する電極へ転
    送する転送制御回路と、 各電極への転送データを保持して対応する電圧を発生す
    る電圧発生回路と、 前記電圧発生回路で発生した電圧をアドレス情報で指定
    された電極へ印加するスイッチ回路とを備えたことを特
    徴とする立体表示装置。
  14. 【請求項14】請求項1記載の立体表示装置に於いて、
    前記位相分布表示手段(10)は、 径方向および円周方向に分割した位相分布記録領域の一
    部を備えた扇形の位相表示素子と、 前記扇形の位相表示素子により表示された位相分布を円
    周方向に順次書込んで記憶し、入射光を前記書込記録し
    た位相分布に従って変調して出射させる光書込機能をも
    った円板状の空間光変調素子と、を備えたことを特徴と
    する立体表示装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の立体表示装置に於い
    て、前記扇形の位相表示素子と前記光書込み機能をもつ
    空間光変調素子のいずれか一方を固定し、他方を回転し
    ながら前記空間光変調素子に位相分布を順次書込むこと
    をことを特徴とする立体表示装置。
  16. 【請求項16】請求項14記載の立体表示装置に於い
    て、前記扇形の位相表示素子は扇形の液晶表示デバイス
    であり、一面に形成され径方向に分割された複数の円周
    状電極と、液晶を介した反対面に形成され円周方向に分
    割された複数の放射状電極とを備え、前記円周状電極と
    放射状電極の交差部分の領域を離散的な位相分布情報の
    表示画素としたことを特徴とする立体表示装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の立体表示装置に於い
    て、前記液晶表示デバイスは、 外部から供給された位相分布データを対応する電極へ転
    送する転送制御回路と各電極への転送データを保持して
    対応する電圧を発生する電圧発生回路と、 前記電圧発生回路で発生した電圧をアドレス情報で指定
    された電極へ印加するスイッチ回路とを備えたことを特
    徴とする立体表示装置。
  18. 【請求項18】請求項1記載の立体表示装置に於いて、
    前記光拡散手段(16)は、微小な幅をもつレンティキ
    ュラレンズを円筒状に複数配置したレンティキュラスク
    リーンであることを特徴とする立体表示装置。
  19. 【請求項19】請求項1記載の立体表示装置に於いて、
    前記光拡散手段(16)は、微小な幅をもつホログラム
    をを円筒状に複数配置したホログラムスクリーンである
    ことを特徴とする立体表示装置。
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