JPH07253359A - ガラス瓶の色彩選別装置 - Google Patents

ガラス瓶の色彩選別装置

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JPH07253359A
JPH07253359A JP10346494A JP10346494A JPH07253359A JP H07253359 A JPH07253359 A JP H07253359A JP 10346494 A JP10346494 A JP 10346494A JP 10346494 A JP10346494 A JP 10346494A JP H07253359 A JPH07253359 A JP H07253359A
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JP
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glass bottle
color
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glass
light
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JP10346494A
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English (en)
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Hironobu Tanao
宏宣 棚尾
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス瓶を自動的かつ正確に色彩別に選別す
る色彩選別装置を提供する。 【構成】CCDカメラ34a,34bによって取り込ん
だガラス瓶の画像情報を、HSI変換手段72よってH
SI変換する。このHSI変換した画像情報中の、特定
の色彩に対応する色相、明度、彩度の各階調を有する画
素数を、計数手段74A〜74Eによって計数し、この
計数値と、記憶手段73に記憶されている各色彩に対応
するしきい値とを、判別手段75によって比較して、ガ
ラス瓶の色彩を判別する。この判別結果に基づいて、仕
分け装置によって各色彩別にガラス瓶を仕分ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガラス瓶の色彩選別
装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、資源の節約を図ることを目的として、回収されたガ
ラス瓶を色彩別に選別し、この選別されたガラス瓶を再
利用することが盛んに行われている。従来より、上記ガ
ラス瓶の色彩選別作業は、手作業で行われている。この
ため、選別作業が煩雑となり、作業効率が悪いという問
題があった。また、ガラス瓶の破損に伴って作業者が負
傷する等、選別作業が危険であるとともに、選別作業を
ゴミ収集所で行っているので、作業環境が悪いという問
題もあった。
【0003】このような問題点に鑑み、本願出願人は、
ガラス瓶の色彩選別作業を自動的かつ効率的に行うこと
ができる色彩選別装置を先に提案した(特願平4−22
0064号参照)。この色彩選別装置は、光源によって
ガラス瓶に光を照射し、ガラス瓶を透過した光をCCD
カメラによって受光して、当該ガラス瓶の画像情報を取
り込み、この取り込んだ画像情報をRGB分析すること
によって、ガラス瓶の色彩を判別するものである。
【0004】ところが、このRGB分析による色彩判別
は、ガラス瓶の汚れ、厚み、形状、残液等の影響によっ
て、誤って判別されるおそれがある。また、光を透過し
難い例えば茶色、黒色等のガラス瓶と、光を透過し易い
例えば透明、青色、緑色等のガラス瓶に対して、同一の
光源から等しい光量を照射すると、照射光自体が有する
色彩の影響により、光を透過し易い色彩のガラス瓶につ
いて、色彩判別を正確に行い難いという問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、ガラス瓶の色彩選別作業を、自動的かつ効
率的に、しかも正確に行うことができるガラス瓶の色彩
選別装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係るガラス瓶の色彩選別装置は、ガラス瓶
を搬送する搬送手段と、上記搬送手段によって所定の位
置に搬送されてきたガラス瓶に光を照射し、ガラス瓶を
透過した光を受光してガラス瓶の画像情報を取り込む画
像情報取込手段と、上記取り込んだ画像情報をHSI変
換して、色相、明度、彩度による画像情報に変換するH
SI変換手段と、ガラス瓶の特定の色彩に対応する色
相、明度、彩度の各階調を有する画素数のしきい値を予
め記憶しておく記憶手段と、上記HSI変換された画像
情報中の、特定の色彩に対応する色相、明度、彩度の各
階調を有する画素数を計数する計数手段と、上記計数手
段による計数値と、記憶手段に記憶されているしきい値
とを比較して、上記搬送されてきたガラス瓶が特定の色
彩に該当するか否かを判別する判別手段と、上記判別手
段による判別結果に基づいて、特定の色彩のガラス瓶
と、それ以外の色彩のガラス瓶とを仕分ける仕分手段と
を含むことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係るガラス瓶の色彩選別
装置は、請求項1記載のガラス瓶の色彩選別装置におい
て、計数手段が、複数の色彩に対応する画素数を色彩毎
に計数し、判別手段が、計数手段によって計数された色
彩毎の計数値と、記憶手段に記憶されているしきい値と
を比較して、上記搬送されてきたガラス瓶が何れの色彩
に該当するかを判別し、仕分け手段が、上記色彩が判別
されたガラス瓶を、色彩別に仕分けるとともに、この仕
分けられたガラス瓶以外の色彩のガラス瓶を仕分けるこ
とを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3に係るガラス瓶の色彩選
別装置は、請求項1記載のガラス瓶の色彩選別装置にお
いて、照射光量又は受光量が異なる二つの画像情報取込
手段を備え、上記判別手段が、光を透過し難いガラス瓶
の色彩を、照射光量又は受光量が多い画像情報取込手段
からの画像情報に基づいて判別し、光を透過し易いガラ
ス瓶の色彩を、照射光量又は受光量が少ない画像情報取
込手段からの画像情報に基づいて判別することを特徴と
する。
【0009】
【作用】上記請求項1に係るガラス瓶の色彩選別装置に
よれば、ガラス瓶が搬送手段によって所定の位置に搬送
されてくると、画像情報取込手段が、当該ガラス瓶に光
を照射するとともに、ガラス瓶を透過した光を受光し
て、ガラス瓶の画像情報を取り込む。そして、この取り
込んだ画像情報を、HSI変換手段が色相、明度、彩度
による画像情報に変換する。次いで、計数手段が、上記
HSI変換された画像情報中の、特定の色彩に対応する
色相、明度、彩度の各階調を有する画素数を計数し、判
別手段が、当該計数値と、記憶手段に記憶されているし
きい値とを比較して、搬送されてきたガラス瓶が特定の
色彩に該当するか否かを判別する。その後、仕分手段
が、判別手段による判別結果に基づき、特定色のガラス
瓶と、それ以外の色彩のガラス瓶とを仕分ける。
【0010】請求項2に係るガラス瓶の色彩選別装置に
よれば、計数手段が、複数の色彩に対応する画素数を色
彩毎に計数し、判別手段が、計数手段によって計数され
た色彩毎の計数値と、記憶手段に記憶されているしきい
値とをそれぞれ比較して、上記搬送されてきたガラス瓶
が何れの色彩に該当するかを判別し、仕分け手段が、上
記判別された各色彩別にガラス瓶を仕分けるとともに、
当該仕分けされたガラス瓶以外の色彩のガラス瓶を仕分
ける。
【0011】請求項3に係るガラス瓶の色彩選別装置に
よれば、二つの画像情報取込手段によって、照射光量又
は受光光量が異なる二つの画像情報をそれぞれ取り込
み、判別手段が、光を透過し難いガラス瓶の色彩を、照
射光量又は受光量が多い画像情報取込手段からの画像情
報に基づいて判別し、光を透過し易いガラス瓶の色彩
を、照射光量又は受光量が少ない画像情報取込手段から
の画像情報に基づいて判別する。したがって、光を透過
し易いガラス瓶の色彩判別に際して、照射光自体が有す
る色彩が、当該色彩判別に与える影響を少なくすること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例について、添付図面
を参照しながら詳述する。図6はこの発明の一実施例に
係るガラス瓶Gの色彩選別装置の平面図であり、図7は
正面図である。このガラス瓶Gの色彩選別装置は、回収
されたガラス瓶Gを、茶色、黒色、青色、緑色、透明、
およびそれ以外の色彩にそれぞれ選別するものであり、
前行程のガラス瓶Gの形状選別機(図示せず)によって
形状別に選別されたガラス瓶Gを供給する供給装置10
と、供給装置10から供給されたガラス瓶Gを仕分ける
仕分装置20と、仕分装置20にてガラス瓶Gが仕分け
られる前に、ガラス瓶Gの色彩を判別する色彩判別装置
30と、供給装置10、仕分装置20および色彩判別装
置30の駆動を制御する制御盤40とから構成されてい
る。
【0013】供給装置10は、支脚11aに取り付けら
れた一対の供給フレーム11と、供給フレーム11に回
転自在に支持されたドライブプーリ12および従動ロー
ラ13a,13b,13c,13dに巻き掛けられ、ガ
ラス瓶Gを仕分装置20に供給する無端状のコンベアベ
ルト14と、ドライブプーリ12を回転させることによ
ってコンベアベルト14を駆動させる駆動モータ15と
を備えている。
【0014】上記供給フレーム11の上面側には、ガラ
ス瓶Gを仕分装置20側に案内する一対のガイド16、
およびガラス瓶Gの落下を防止する一対のホッパ17が
設けられている。また、ドライブプーリ12は、従動ロ
ーラ13a,13b,13c,13dよりも下側に配置
されており、駆動モータ15は、ドライブプーリ12を
回転駆動させるべく、支脚11aで形成された空間に配
置されている。
【0015】仕分装置20は、支脚21aに取り付けら
れた一対の搬送フレーム21と、搬送フレーム21に回
転自在に支持されたドライブプーリ22および従動ロー
ラ23a,23b,23c,23dに巻き掛けられ、供
給装置10から供給されてきたガラス瓶Gを、コンベア
ベルト14よりも早く搬送して、ガラス瓶G間の間隔を
広げる無端状のコンベアベルト24と、ドライブプーリ
22を回転させることによってコンベアベルト24を駆
動させる駆動モータ25と、コンベアベルト24で搬送
されてきたガラス瓶Gを色彩別に仕分けるためのガラス
瓶ヒッタ50A〜50Eとを備えている。
【0016】上記搬送フレーム21の上面には、ガラス
瓶Gを搬送方向に案内する一対のガイド27,28が設
けられている。また、ドライブプーリ22は、従動ロー
ラ23a,23b,23c,23dよりも下側に配置さ
れており、駆動モータ25は、ドライブプーリ22を回
転駆動させるべく、支脚21aで形成された空間に配置
されている。
【0017】搬送フレーム21は、図8に示すように、
断面コ字形に形成されており、搬送フレーム21間に
は、その全長にわたって、コンベアベルト24がたるま
ないように当該コンベアベルト24を受け止めるプレー
ト29が設けられている。また、上記ガイド27は、搬
送フレーム21の上面に固定された固定部材27aと、
固定部材27aに対してガラス瓶搬送方向と直交する方
向にスライド自在に取り付けられた、ガラス瓶Gを案内
する案内部材27bとから構成されており、案内部材2
7bの対向間隔が調整可能になっている。また、案内部
材27bのガラス瓶接触面には、ガラス瓶Gの破損を防
止するため樹脂プレート27cが貼着されている。な
お、図示しないが、ガイド28も同様に構成されてい
る。
【0018】各ガラス瓶ヒッタ50A,50B,50
C,50D,50Eは、コンベアベルト24の搬送方向
下流側に向かってこの順に配置されており、コンベアベ
ルト24で搬送されてきたガラス瓶Gを選択的にヒット
して、コンベアベルト24上から搬送フレーム21の下
方に設置された第1〜第5のコンテナ26a〜26e内
に落下させるためのダンパ51A〜51Eを備えてい
る。この実施例においては、ガラス瓶ヒッタ50Bは茶
色のガラス瓶Gを、ガラス瓶ヒッタ50Bは黒色のガラ
ス瓶Gを、ガラス瓶ヒッタ50Cは透明のガラス瓶G
を、ガラス瓶ヒッタ50Dは青色のガラス瓶Gを、ガラ
ス瓶ヒッタ50Eは緑色のガラス瓶Gをそれぞれヒット
するように設定されている。なお、上記色彩の何れにも
該当しない色彩のガラス瓶Gは、コンベアベルト24の
終端位置において第6のコンテナ26fに落下される。
【0019】上記ガラス瓶ヒッタ50Aは、図9に示す
ように、支脚21a上において搬送フレーム21を跨ぐ
ように設けられた門形フレーム52Aと、門形フレーム
52Aの梁部52aに横軸53A周りに回動自在に支持
されたダンパ51Aと、門形フレーム52Aの梁部52
aの上面に取り付けられ、ダンパ51Aを回動させるエ
アシリンダ等の流体圧シリンダ54Aと、門形フレーム
52Aの側方を覆うかたちで門形フレーム52Aに取り
付けられ、ダンパ51Aによってヒットされたガラス瓶
Gをコンテナ26aに導く一対のシュート55Aとを備
えている。そして、ダンパ51Aの上端は、シリンダ5
4Aのロッドに連結されている。なお、図示しないが、
他のガラス瓶ヒッタ50B〜50Eも、上記と同様に構
成されている。また、各ガラス瓶ヒッタ50A〜50E
には、図6に示すように、ガラス瓶Gが各仕分位置に到
達したことを検知して、ダンパ51A〜51Eを作動さ
せるフォトインタラプタ等の作動スイッチ56A〜56
Eが設けられている。
【0020】色彩判別装置30は、図6、7に示すよう
に、画像情報取込位置に配置された架台31と、架台3
1上に設置され、ガラス瓶Gがコンベアベルト24によ
って画像情報取込位置に搬送されてきたことを検知する
フォトインタラプタ等の画像情報取込スイッチ32と、
架台31上に設置され、画像情報取込位置に搬送されて
きたガラス瓶Gに赤(R)、緑(G)、青(B)の各色
を含む光を照射する第1の光源33aおよび第2の光源
33bと、各光源33a,33bに対してコンベアベル
ト24を挟んで対向配置されているとともに、ガラス瓶
Gを透過した光源33a,33bの照射光を個別に受光
する第1のCCDカメラ34aおよび第2のCCDカメ
ラ34bと、架台31上に設置され、CCDカメラ34
a,34bを介して取り込まれたガラス瓶Gの画像情報
を処理するパーソナルコンピュータ70とを備えてい
る。
【0021】上記第1の光源33aおよび第1のCCD
カメラ34aは、光を透過し難い茶色と黒色のガラス瓶
Gの色彩を判別するために使用され、第2の光源33b
および第2のCCDカメラ34bは、光を透過し易い透
明、青色、緑色のガラス瓶Gの色彩を判別するために使
用される。これら各CCDカメラ34a,34bは、カ
ラーの画像情報を取り込み可能である。また、上記第2
の光源33bの照射光量は、光を透過し易い透明、青
色、緑色のガラス瓶Gの色彩判別に際して、当該光源3
3bの発光色の影響を排除できるように、第1の光源3
3aの照射光量に対して数万カンデラ少なくなるように
設定されている。この第2の光源33bの照射光量は、
絞りによって調整するか、あるいは光源自体の発光容量
を変えることによって調整してある。
【0022】次に、上記色彩選別装置の電気的構成につ
いて、図1を参照しつつ説明する。同図において、参照
符号60は制御盤40に内蔵される制御回路である。制
御回路60は、CPU、データRAMおよびプログラム
ROM等を備えたマイクロコンピュータを含み、画像情
報取込スイッチ32が画像情報取込位置にガラス瓶Gが
搬送されてきたことを検知すると、CCDカメラ34
a,34bをONする画像情報取込制御手段62と、作
動スイッチ56A〜56Eが各ガラス瓶ヒッタ50A〜
50Eによる仕分位置にガラス瓶Gが到達したことを検
知したとき、パーソナルコンピュータ70の判別信号に
基づいて、各ガラス瓶ヒッタ50A〜50Eのシリンダ
54A〜54Eの駆動を制御してダンパ51A〜51E
を選択的に作動させるダンパ制御手段63とを有してい
る。
【0023】パーソナルコンピュータ70は、ディスプ
レイと、CCDカメラ34a,34bを介して取り込ん
だガラス瓶Gの画像情報を、色相、明度、彩度による画
像情報に変換するHSI変換手段72と、各色彩のガラ
ス瓶Gに対応する色相、明度、彩度の各階調を有する画
素数のしきい値を予め記憶しておく記憶手段73と、上
記HSI変換された画像情報中の予め定めた領域におい
て、特定の色彩に対応する色相、明度、彩度の各階調を
有する画素数を計数する計数手段74とを備えている。
【0024】上記HSI変換手段72は、各CCDカメ
ラ34a,34bを介して取り込んだRGBによる画像
情報を、座標変換することによって色相、明度、彩度に
よる画像情報に変換する公知の構成のものである。記憶
手段73は、茶色のガラス瓶Gに対応する色相、明度、
彩度の各階調を有する画素数の第1のしきい値T1、黒
色のガラス瓶Gに対応する色相、明度、彩度の各階調を
有する画素数の第2のしきい値T2、透明のガラス瓶G
に対応する色相、明度、彩度の各階調を有する画素数の
第3のしきい値T3、青色のガラス瓶Gに対応する色
相、明度、彩度の各階調を有する画素数の第4のしきい
値T4、および緑色のガラス瓶Gに対応する色相、明
度、彩度の各階調を有する画素数の第5のしきい値T5
をそれぞれ記憶している。
【0025】計数手段74は、第1のCCDカメラ34
aからの画像情報をHSI変換して得られた画像情報中
の所定領域において、茶色に対応する色相、明度、彩度
の各階調を有する画素数を計数する第1の計数手段74
Aと、黒色に対応する色相、明度、彩度の各階調を有す
る画素数を計数する第2の計数手段74Bを備えている
とともに、第2のCCDカメラ34bからの画像情報を
HSI変換して得られた画像情報中の所定領域におい
て、透明に対応する色相、明度、彩度の各階調を有する
画素数を計数する第3の計数手段74Cと、青色に対応
する色相、明度、彩度の各階調を有する画素数を計数す
る第4の計数手段74Dと、緑色に対応する色相、明
度、彩度の各階調を有する画素数を計数する第5の計数
手段74Eとを備えている。
【0026】さらに、パーソナルコンピュータ70は、
上記記憶手段73、計数手段74A〜74Eに加えて、
各計数手段74A〜74Eの計数値と、記憶手段73に
記憶されている各しきい値T1〜T5とを比較して、ガ
ラス瓶Gの色彩を判別する判別手段75を備えている。
この判別手段75は、第1の計数手段74Aおよび第2
の計数手段74Bの計数値C1,C2と、第1のしきい
値T1および第2のしきい値T2とを比較して、第1の
計数手段74Aの計数値C1が、第1のしきい値T1以
上であるとき、ガラス瓶Gの色彩を茶色と判別し、第1
の計数手段74Aの計数値C1が、第1のしきい値T1
未満で、かつ第2の計数手段74Bの計数値C2が、第
2のしきい値T2以上であるとき、ガラス瓶Gの色彩を
黒色と判別する機能を有している。また、第2の計数手
段74Bの計数値C2が、第2のしきい値T2未満であ
るとき、第3の計数手段74Cの計数値C3と、第3の
しきい値T3とを比較して、第3の計数手段74Cの計
数値C3が、第3のしきい値T3以上であるとき、ガラ
ス瓶Gが透明であると判別し、第3の計数手段74Cの
計数値C3が、第3のしきい値T3未満で、かつ第4の
計数手段74Dの計数値C4が、第4のしきい値T4以
上であるとき、ガラス瓶Gが青色であると判別し、第4
の計数手段74Dの計数値C4が、第4のしきい値T4
未満で、かつ第5の計数手段74Eの計数値C5が、第
5のしきい値T5以上であるとき、ガラス瓶Gが緑色で
あると判別し、第5の計数手段74Eの計数値C5が、
第5のしきい値T5未満であるとき、ガラス瓶Gの色彩
をその他の色と判別する機能を有している。
【0027】ここで、上記色彩選別装置の動作につい
て、図2から図5に基づいて説明する。図2は色彩選別
装置の全体的な動作を示すフローチャート、図3は色彩
判別動作を示すフローチャート、図4および図5は仕分
け動作を示すフローチャートである。図2に示すよう
に、色彩選別装置を起動させると、ステップS1におい
て、制御盤40が供給装置20の駆動モータ15および
仕分装置20の駆動モータ25をONして、コンベアベ
ルト14,24を駆動させ、ガラス瓶Gの供給、搬送を
開始する。このとき同時に、光源33a,33bをON
する。
【0028】次いで、ステップS2において、画像情報
取込制御手段62により、色彩判別装置30の画像情報
取込スイッチ32が、コンベアベルト24によってガラ
ス瓶Gが画像情報取込位置に搬送されてきたことを検知
したか否か、つまり画像情報取込スイッチ32がONし
たか否かを判別する。このとき、ガラス瓶Gのセンタ
と、後述する画像の切出領域とが合致していることが好
ましい。そして、画像情報取込スイッチ32がONであ
れば、ステップS3において、ガラス瓶Gの色彩を判別
する。
【0029】ステップS3の色彩判別行程に入ると、図
3に示すように、ステップS3−1で、CCDカメラ3
4a,34bをONし、ガラス瓶Gの静止画を抽出す
る。そして、ステップS3−2において、パーソナルコ
ンピュータ70が、第1のCCDカメラ34aより画像
情報を取り込み、これと並行してステップS3−3にお
いて、第2のCCDカメラ34bより画像情報を取り込
む。
【0030】ステップS3−2で、パーソナルコンピュ
ータ70に第1のCCDカメラ34aからの画像情報が
取り込まれると、ステップS3−4において、HSI変
換手段72が、上記画像情報をHSI変換して、色相
(H)、明度(I)、彩度(S)による画像情報に変換
する。次いで、ステップS3−5において、第1の計数
手段74Aが、上記HSI変換された画像情報のうち
の、予め定めた領域(例えば10000画素)における
茶色に対応する色相、明度、彩度の各階調を有する画素
数を計数し、第2の計数手段74Bが、上記領域におけ
る黒色に対応する色相、明度、彩度の各階調を有する画
素数を計数する。
【0031】また、ステップS3−3で、パーソナルコ
ンピュータ70に第2のCCDカメラ34bからの画像
情報が取り込まれると、ステップS3−6において、H
SI変換手段72が、上記画像情報をHSI変換して、
色相、明度、彩度による画像情報に変換する。次いで、
ステップS3−7において、第3の計数手段74Cが、
上記HSI変換された画像情報のうちの、予め定めた領
域(例えば10000画素)における透明に対応する色
相、明度、彩度の各階調を有する画素数を計数し、第4
の計数手段74Dが、上記領域における青色に対応する
色相、明度、彩度の各階調を有する画素数を計数し、第
5の計数手段74Eが、上記領域における緑色に対応す
る色相、明度、彩度の各階調を有する画素数を計数す
る。上記各色彩に対応する色相、明度、彩度の各階調
は、光源33a,33bの種類にもよるが、例えば茶色
については、H:20〜60、S:320〜500、
I:40〜80であり、緑色については、H:60〜1
00、S:120〜140、I:10〜100である。
【0032】そして、ステップS3−5の第1の計数手
段74Aおよび第2の計数手段74Bによる画素数の計
数が終了すると、ステップS3−8に移行し、判別手段
75が、第1の計数手段74Aの計数値C1が、記憶手
段73に記憶されている第1のしきい値T1を超えてい
るか否かを判別する。ここで、C1≧T1であれば、ス
テップS3−9で、ガラス瓶Gの色彩が茶色であると判
別する。また、C1<T1であれば、ステップS3−1
0に移行し、判別手段75が、第2の計数手段74Bの
計数値C2が、記憶手段73に記憶されている第2のし
きい値T2を超えているか否かを判別し、C2≧T2、
すなわちC1<T1かつC2≧T2であれば、ステップ
S3−11で、ガラス瓶Gの色彩が黒色であると判別す
る。
【0033】一方、ステップS3−10において、C2
<T2、すなわちC1<T1かつC2<T2であれば、
ステップS3−12に移行し、判別手段75が、第3の
計数手段74Cの計数値C3が、記憶手段73に記憶さ
れている第3のしきい値T3を超えているか否かを判別
し、C3≧T3であれば、ステップS3−13で、ガラ
ス瓶Gの色彩が透明であると判別する。また、C3<T
3であれば、ステップS3−14に移行し、第4の計数
手段74Dの計数値C4が、記憶手段73に記憶されて
いる第4のしきい値T4を超えているか否かを判別し、
C4≧T4であれば、ステップS3−15で、ガラス瓶
Gの色彩が青色であると判別する。また、C4<T4で
あれば、ステップS3−16に移行し、判別手段75
が、第5の計数手段74Eの計数値C5が、記憶手段7
3に記憶されている第5のしきい値T5を超えているか
否かを判別し、C5≧T5であれば、ステップS3−1
7で、ガラス瓶Gの色彩が緑色であると判別し、C5<
T5であれば、ステップS3−18で、ガラス瓶Gの色
彩が、その他の色であると判別する。なお、上記記憶手
段73に記憶されている各しきい値T1〜T5は、例え
ば1000画素にそれぞれ設定される。
【0034】上記のガラス瓶Gの色彩判別が終了する
と、色彩判別装置30を通過してきたガラス瓶Gは、色
彩別の仕分行程に投入される。仕分行程に入ると、図4
に示すように、ステップS4−1において、制御回路6
0のダンパ制御手段63により、第1のガラス瓶ヒッタ
50Aの作動スイッチ56Aが、ガラス瓶Gが当該ガラ
ス瓶ヒッタ50Aによる仕分位置に搬送されてきたこと
を検知したか否か、つまり、上記作動スイッチ56Aが
ONしたか否かを判別する。ここで、作動スイッチ56
AがONしていれば、ステップS4−2に移行し、ステ
ップS3−9で、判別手段75がガラス瓶Gの色彩が茶
色であると判別しておれば、ステップS4−3で、シリ
ンダ54Aを作動してダンパ51Aを駆動させ、茶色の
ガラス瓶Gをヒットして第1のコンテナ26a内に落下
させる。一方、ステップS3−9で判別手段75がガラ
ス瓶Gが茶色であると判別していなければ、第1のガラ
ス瓶ヒッタ50Aのダンパ51Aを駆動させずに、ステ
ップS4−4に移行する。
【0035】ステップS4−4においては、ダンパ制御
手段63が、第2のガラス瓶ヒッタ50Bの作動スイッ
チ56BがONしたか否かを判別する。ここで、作動ス
イッチ56BがONしていれば、ステップS4−5に移
行し、ステップS3−11で判別手段75がガラス瓶G
が黒色であると判別しておれば、ステップS4−6で、
シリンダ54Bを作動して第2のガラス瓶ヒッタ50B
のダンパ51Bを駆動させ、黒色のガラス瓶Gをヒット
して第2のコンテナ26b内に落下させる。一方、ステ
ップS3−11で判別手段75がガラス瓶Gが黒色であ
ると判別していなければ、第2のガラス瓶ヒッタ50B
のダンパ51Bを駆動させずに、ステップS4−7に移
行する。
【0036】ステップS4−7においては、図5に示す
ように、ダンパ制御手段63が、第3のガラス瓶ヒッタ
50Cの作動スイッチ56CがONしたか否かを判別す
る。ここで、作動スイッチ56CがONしていれば、ス
テップS4−8に移行し、ステップS3−13で判別手
段75がガラス瓶Gが透明であると判別しておれば、ス
テップS4−9で、シリンダ54Cを作動して第3のガ
ラス瓶ヒッタ50Cのダンパ51Cを駆動させ、透明の
ガラス瓶Gをヒットして第3のコンテナ26c内に落下
させる。一方、ステップS3−13で判別手段75がガ
ラス瓶Gが透明であると判別していなければ、第3のガ
ラス瓶ヒッタ50Cのダンパ51Cを駆動させずに、ス
テップS4−10に移行する。ない。
【0037】次に、ステップS4−10においては、ダ
ンパ制御手段63が、第4のガラス瓶ヒッタ50Dの作
動スイッチ56DがONしたか否かを判別する。ここ
で、作動スイッチ56DがONしていれば、ステップS
4−11に移行し、ステップS3−15で、判別手段7
5がガラス瓶Gが青色であると判別しておれば、ステッ
プS4−12で、シリンダ54Dを作動して第4のガラ
ス瓶ヒッタ50Dのダンパ51Dを駆動させ、青色のガ
ラス瓶Gをヒットして第4のコンテナ26d内に落下さ
せる。一方、ステップS3−15で判別手段75がガラ
ス瓶Gが青色であると判別していなければ、第4のガラ
ス瓶ヒッタ50Dのダンパ51Dを駆動させずに、ステ
ップS4−13に移行する。
【0038】ステップS4−13においては、ダンパ制
御手段63が、第5のガラス瓶ヒッタ50Eの作動スイ
ッチ56EがONしたか否かを判別する。ここで、作動
スイッチ56EがONしていれば、ステップS4−14
に移行し、ステップS3−17で、判別手段75がガラ
ス瓶Gが緑色であると判別しておれば、ステップS4−
15で、第5のガラス瓶ヒッタ50Eのシリンダ54E
を作動してダンパ51Eを駆動させ、緑色のガラス瓶G
をヒットして第5のコンテナ26e内に落下させる。一
方、ステップS3−17で判別手段75がガラス瓶Gが
緑色であると判別していなければ、第5のガラス瓶ヒッ
タ50Eのダンパ51Eを駆動させない。なお、ガラス
瓶Gが茶色、黒色、透明、青色、および緑色の何れにも
該当しなければ、各ガラス瓶ヒッタ50A〜50Eが駆
動しないので、当該ガラス瓶Gはコンベアベルト24の
搬送終端位置から第6のコンテナ26f内に落下する。
【0039】上記の構成のガラス瓶Gの色彩選別装置に
よれば、ガラス瓶Gの色彩を、自動的に判別して、各色
彩毎に選別することができるので、当該選別作業を効率
的に行うことができるとともに、作業環境の悪い選別作
業から作業者を開放することができる。
【0040】しかも、上記色彩の判別を、色相、明度、
彩度による画像情報に基づいて判別するので、ガラス瓶
Gの汚れ、厚み、形状、残液等の影響を受け難く、従来
のRGB分析による色彩判別に較べて、判別精度を大幅
に高めることができる。特に、丸形断面のガラス瓶Gを
倒伏させた状態で搬送しながら色彩を判別する場合に
は、ガラス瓶Gの中央部の厚みt1が最も薄く、その上
方又は下方の厚みt2が徐々に厚くなることから(図1
0参照)、各光源33a,33bからの光は、当該中央
部で最も多く透過し、その上方又は下方に行くに従って
徐々に透過し難くなる。このため、例えば茶色のガラス
瓶Gの画像情報としては、中央部近傍G1については薄
い茶色、中央部からやや離れた位置G2については茶
色、さらに離れた位置G3については焦げ茶色という具
合に、光の透過位置に応じた明度差を有するものにな
る。この結果、RGB分析によって茶色のガラス瓶Gを
判別しようとすると、明度差の影響を除去し得ないの
で、ガラス瓶Gの中央部からやや離れた位置G2につい
ては茶色と判別できるが、その他の部分については、茶
色と判別することができなくなる。また、仮に色彩判別
領域を拡げると、異なる色(例えば透明)についても、
茶色と判別してしまう。従って、ガラス瓶Gの中央部か
らやや離れた位置G2等、極めて限られた領域において
色彩を判別する必要があり、その判別精度が劣ることに
なる。これに対して上記実施例は、取り込んだ画像情報
をHSI変換して、色相から明度を分離した状態で色彩
を判別するので、茶色と判別できる領域を広くすること
ができる。この結果、異なる色彩を茶色と判別するのを
効果的に防止することができる。このように、上記実施
例によれば、丸形断面のガラス瓶のように、位置によっ
て光の透過率が異なる場合でも、色彩を判別するための
画素領域を広くすることができるので、色彩判別精度を
高めることができる。
【0041】また、光が透過し易い透明、青色、および
緑色のガラス瓶Gについては、照射光量の少ない第2の
光源33bを用いて画像情報を取り込んでいるので、当
該光源33b自体が有する色彩の影響を少なくした状態
で、各色彩を判別することができる。このため、より一
層正確に色彩を判別することができる。さらに、上記実
施例においては、茶色および黒色の判別と、透明、青
色、および緑色の判別とを、平行処理しているので、そ
の判別速度を高めることができる。
【0042】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、この発明の要旨を変更しない範囲で多くの修正
および変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記
実施例においては、二つの光源33a,33bの照射光
量を互いに異ならせているが、これに代えて、絞りによ
って二つのCCDカメラ34a,34bの受光量に差を
付けたり、受光能力の異なる二つのCCDカメラ34
a,34bを使用したりしてもよく、要するに、二つの
CCDカメラ34a,34bを介して得られる画像情報
に明暗がついていればよい。
【0043】また、ガラス瓶Gの色彩の種類が少ない場
合には、一つの光源およびCCDカメラによって画像情
報を取り込んで、当該色彩を判別するようにしてもよ
い。さらに、予めガラス瓶Gの長さをセンシングしてお
き、その長さに応じて画素数を計数する領域を切り換え
るように構成してもよく、この場合には、長さの異なる
ガラス瓶Gの色彩選別にも容易に対応できる。
【0044】この他、判別する色彩の種類についても、
上記茶色、黒色、透明、青色、および緑色のうちから任
意に選択して実施することができるのは勿論、これら以
外の色彩を選択して実施することもできる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係るガラス瓶
Gの色彩選別装置によれば、ガラス瓶の色彩別の選別作
業を、自動的かつ効率的に行うことができるとともに、
ガラス瓶の色彩を、色相、明度、彩度による画像情報に
基づいていて判別するので、ガラス瓶の汚れ、厚み、形
状、残液等の影響を受け難く、色彩の判別を正確に行う
ことができるという特有の効果を奏する。
【0046】請求項2に係るガラス瓶Gの色彩選別装置
によれば、一度に多種類の色彩のガラス瓶を仕分けるこ
とができるので、仕分け作業をより効率的に行うことが
できるという特有の効果を奏する。
【0047】請求項3に係るガラス瓶Gの色彩選別装置
によれば、光が透過し易い色彩のガラス瓶について、照
射光量又は受光光量の少ないの画像情報取込手段からの
画像情報に基づいて色彩を判別するので、光源自体が有
する色彩の影響を少なくした状態で、各色彩を判別する
ことができる結果、より一層正確に色彩を判別すること
ができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るガラス瓶の色彩選別
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】色彩選別装置の全体的な動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】色彩判別動作を示すフローチャートである。
【図4】仕分け動作を示すフローチャートである。
【図5】仕分け動作を示すフローチャートである。
【図6】ガラス瓶Gの色彩選別装置の平面図である。
【図7】同じく正面図である。
【図8】図7のA−A拡大断面図である。
【図9】図7のB−B拡大断面図である。
【図10】光の透過状態を示す断面図である。
【符号の説明】
14 コンベアベルト 20 仕分装置 24 コンベアベルト 30 色彩判別装置 33a,33b 光源 34a,34b CCDカメラ 72 HSI変換手段 73 記憶手段 74 計数手段 75 判別手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス瓶を搬送する搬送手段と、 上記搬送手段によって所定の位置に搬送されてきたガラ
    ス瓶に光を照射し、ガラス瓶を透過した光を受光してガ
    ラス瓶の画像情報を取り込む画像情報取込手段と、 上記取り込んだ画像情報をHSI変換して、色相、明
    度、彩度による画像情報に変換するHSI変換手段と、 ガラス瓶の特定の色彩に対応する色相、明度、彩度の各
    階調を有する画素数のしきい値を予め記憶しておく記憶
    手段と、 上記HSI変換された画像情報中の、特定の色彩に対応
    する色相、明度、彩度の各階調を有する画素数を計数す
    る計数手段と、 上記計数手段による計数値と、記憶手段に記憶されてい
    るしきい値とを比較して、上記搬送されてきたガラス瓶
    が特定の色彩に該当するか否かを判別する判別手段と、 上記判別手段による判別結果に基づいて、特定の色彩の
    ガラス瓶と、それ以外の色彩のガラス瓶とを仕分ける仕
    分手段とを含むことを特徴とするガラス瓶の色彩選別装
    置。
  2. 【請求項2】計数手段が、複数の色彩に対応する画素数
    を色彩毎に計数し、 判別手段が、計数手段によって計数された色彩毎の計数
    値と、記憶手段に記憶されているしきい値とを比較し
    て、上記搬送されてきたガラス瓶が何れの色彩に該当す
    るかを判別し、 仕分け手段が、上記色彩が判別されたガラス瓶を、色彩
    別に仕分けるとともに、この仕分けられたガラス瓶以外
    の色彩のガラス瓶を仕分ける請求項1記載のガラス瓶の
    色彩選別装置。
  3. 【請求項3】照射光量又は受光量が異なる二つの画像情
    報取込手段を備え、 上記判別手段が、光を透過し難いガラス瓶の色彩を、照
    射光量又は受光量が多い画像情報取込手段からの画像情
    報に基づいて判別し、光を透過し易いガラス瓶の色彩
    を、照射光量又は受光量が少ない画像情報取込手段から
    の画像情報に基づいて判別する請求項2記載のガラス瓶
    の色彩選別装置。
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