JPH07253352A - 振動測定装置 - Google Patents
振動測定装置Info
- Publication number
- JPH07253352A JPH07253352A JP7140594A JP7140594A JPH07253352A JP H07253352 A JPH07253352 A JP H07253352A JP 7140594 A JP7140594 A JP 7140594A JP 7140594 A JP7140594 A JP 7140594A JP H07253352 A JPH07253352 A JP H07253352A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- detector
- vibration
- power supply
- battery
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- Granted
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定対象の振動を検出して表示する検出器
と、検出振動値を基に測定対象の良否判定をして表示す
る演算装置とを、適宜組み合わせて使用できる振動測定
装置を簡単な構造で提供する。 【構成】 測定対象の振動を検出して表示する検出器１
に通信用の雄端子７ａ，７ｂ及び電源用の雄端子８ａ，
８ｂを有するコネクタ９を設ける。検出振動値を基に測
定対象の良否判定をして表示する演算装置２に通信用の
雌端子１２ａ，１２ｂ及び電源用の雌端子１３ａ，１３
ｂを有し検出器１のコネクタ９に脱着されるコネクタ１
４を設ける。バッテリ―３に電源用の雌端子１５ａ，１
５ｂを有し検出器１のコネクタ９に脱着されるコネクタ
１６を設ける。
と、検出振動値を基に測定対象の良否判定をして表示す
る演算装置とを、適宜組み合わせて使用できる振動測定
装置を簡単な構造で提供する。 【構成】 測定対象の振動を検出して表示する検出器１
に通信用の雄端子７ａ，７ｂ及び電源用の雄端子８ａ，
８ｂを有するコネクタ９を設ける。検出振動値を基に測
定対象の良否判定をして表示する演算装置２に通信用の
雌端子１２ａ，１２ｂ及び電源用の雌端子１３ａ，１３
ｂを有し検出器１のコネクタ９に脱着されるコネクタ１
４を設ける。バッテリ―３に電源用の雌端子１５ａ，１
５ｂを有し検出器１のコネクタ９に脱着されるコネクタ
１６を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコンプレッサ―やタ―ビ
ンやポンプ、あるいは、ベアリングや歯車等の各種回転
機械、及び、内部を流体が通過する弁やスチ―ムトラッ
プ等の作動に伴う振動を検出して、作動の良否を確認す
るときに用いる振動測定装置に関し、特に、振動の検出
値表示と、検出値による良否判定とを任意に選択するこ
とのできるものに関する。
ンやポンプ、あるいは、ベアリングや歯車等の各種回転
機械、及び、内部を流体が通過する弁やスチ―ムトラッ
プ等の作動に伴う振動を検出して、作動の良否を確認す
るときに用いる振動測定装置に関し、特に、振動の検出
値表示と、検出値による良否判定とを任意に選択するこ
とのできるものに関する。
【０００２】工場やプラントにおける生産現場において
は各種の回転機械や弁が数多く取り付けられており、こ
れらの機械や弁は、最少の消費エネルギ―で最大の生産
量を得ると共に最高の生産品質を維持するために、絶え
ず又は定期的にその作動状況がチェックされている。
は各種の回転機械や弁が数多く取り付けられており、こ
れらの機械や弁は、最少の消費エネルギ―で最大の生産
量を得ると共に最高の生産品質を維持するために、絶え
ず又は定期的にその作動状況がチェックされている。
【０００３】
【従来の技術】従来の振動による作動判定装置として
は、例えば、特開昭６３−１９５４９８号公報に示され
たものがある。これは、振動センサ―を内蔵した検出器
と、予め測定しておいた弁等の各構造ごとの振動レベル
と蒸気漏洩量の関係から測定対象の作動の良否を判定す
る演算装置とから成り、演算装置に備えた電源としての
電池やバッテリ―によって作動判定装置を駆動し、個々
の測定対象の良否基準から作動の良否を判定するもので
ある。
は、例えば、特開昭６３−１９５４９８号公報に示され
たものがある。これは、振動センサ―を内蔵した検出器
と、予め測定しておいた弁等の各構造ごとの振動レベル
と蒸気漏洩量の関係から測定対象の作動の良否を判定す
る演算装置とから成り、演算装置に備えた電源としての
電池やバッテリ―によって作動判定装置を駆動し、個々
の測定対象の良否基準から作動の良否を判定するもので
ある。
【０００４】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来のもので
は、測定対象の作動状態を測定する場合に、検出器と演
算装置とを絶えず携帯しなければならず、測定が繁雑な
ものになる問題があった。特に演算装置は、記憶部や作
動判定部を内蔵したもので比較的大きく且つ重量のある
ものとなり、携帯が繁雑になるのである。
は、測定対象の作動状態を測定する場合に、検出器と演
算装置とを絶えず携帯しなければならず、測定が繁雑な
ものになる問題があった。特に演算装置は、記憶部や作
動判定部を内蔵したもので比較的大きく且つ重量のある
ものとなり、携帯が繁雑になるのである。
【０００５】測定対象物によっては、振動値の経時変化
のみにより作動状態を判定できるものもあり、また、作
動が正常か異常かの中間帯にある場合に初めて良否基準
によって判定すれば足り得るものもあり、必ずしも絶え
ず演算装置を携帯して作動を測定しなければならないも
のでもないのである。
のみにより作動状態を判定できるものもあり、また、作
動が正常か異常かの中間帯にある場合に初めて良否基準
によって判定すれば足り得るものもあり、必ずしも絶え
ず演算装置を携帯して作動を測定しなければならないも
のでもないのである。
【０００６】従って本発明の技術的課題は、測定値を表
示する検出器と、作動の良否を判定する演算装置とを、
適宜組み合わせて測定することができるようにして、絶
えず演算装置を携帯しなければならない繁雑さを無くす
ことである。また合わせて、検出器のみで測定する場合
に必要となる電源を別途電源取付部を設けずに取付けら
れるようにすることである。
示する検出器と、作動の良否を判定する演算装置とを、
適宜組み合わせて測定することができるようにして、絶
えず演算装置を携帯しなければならない繁雑さを無くす
ことである。また合わせて、検出器のみで測定する場合
に必要となる電源を別途電源取付部を設けずに取付けら
れるようにすることである。
【０００７】
【課題を解決する為の手段】上記の技術的課題を解決す
るために講じた本発明の技術的手段は、測定対象の振動
を検出する振動センサ―と検出振動値を表示する表示部
と通信及び電源用端子を有するコネクタとを備えた検出
器と、前記検出器のコネクタに着脱自在なコネクタと測
定対象の作動良否判定基準を記憶した記憶部と該記憶部
内の基準から測定対象の作動の良否を判定する作動判定
部と判定結果を表示する表示部と電源とを備えた演算装
置と、前記検出器のコネクタに着脱自在なコネクタを備
えたバッテリ―と、を具備することを特徴とする振動測
定装置にある。
るために講じた本発明の技術的手段は、測定対象の振動
を検出する振動センサ―と検出振動値を表示する表示部
と通信及び電源用端子を有するコネクタとを備えた検出
器と、前記検出器のコネクタに着脱自在なコネクタと測
定対象の作動良否判定基準を記憶した記憶部と該記憶部
内の基準から測定対象の作動の良否を判定する作動判定
部と判定結果を表示する表示部と電源とを備えた演算装
置と、前記検出器のコネクタに着脱自在なコネクタを備
えたバッテリ―と、を具備することを特徴とする振動測
定装置にある。
【０００８】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
検出器にバッテリ―あるいは演算装置を着脱自在とした
ことにより、作動の良否の判定基準が不要な測定の場合
は検出器にバッテリ―を連結して検出器のみでの測定が
でき、良否の基準が必要な場合のみバッテリ―に代えて
検出器に演算装置を連結して測定することができる。演
算装置を連結するコネクタによってバッテリ―を連結す
るので別途バッテリ―連結用にコネクタを設ける必要が
ない。
検出器にバッテリ―あるいは演算装置を着脱自在とした
ことにより、作動の良否の判定基準が不要な測定の場合
は検出器にバッテリ―を連結して検出器のみでの測定が
でき、良否の基準が必要な場合のみバッテリ―に代えて
検出器に演算装置を連結して測定することができる。演
算装置を連結するコネクタによってバッテリ―を連結す
るので別途バッテリ―連結用にコネクタを設ける必要が
ない。
【０００９】
【実施例】本発明の具体例を示す実施例を説明する。検
出器１の中心先端に振動センサ―としての振動検出棒４
を設け、この振動検出棒４の周囲に薄板状の温度センサ
―としての熱電対５を配置する。振動検出棒４は図示し
ない検出器１内の圧電素子と接続して振動信号を電気信
号に変換する。また、熱電対５も図示しない増幅部と接
続する。振動信号や温度信号を表示する表示部６を検出
器１のほぼ中央部に設ける。検出器１の後端に、通信用
の雄端子７ａ，７ｂ及び電源用の雄端子８ａ，８ｂを有
するコネクタ９を設ける。
出器１の中心先端に振動センサ―としての振動検出棒４
を設け、この振動検出棒４の周囲に薄板状の温度センサ
―としての熱電対５を配置する。振動検出棒４は図示し
ない検出器１内の圧電素子と接続して振動信号を電気信
号に変換する。また、熱電対５も図示しない増幅部と接
続する。振動信号や温度信号を表示する表示部６を検出
器１のほぼ中央部に設ける。検出器１の後端に、通信用
の雄端子７ａ，７ｂ及び電源用の雄端子８ａ，８ｂを有
するコネクタ９を設ける。
【００１０】演算装置２は、図示はしていないが検出器
１からの信号のＡ／Ｄ変換器、各種測定対象の振動や温
度の良否判定基準を記憶する記憶部、検出器１からの信
号と記憶部のデ―タとを比較して作動の良否を判定する
作動判定部等を内蔵し、正面に作動判定結果を表示する
表示部１０を有する。また演算装置２の正面には、各種
測定対象の種類に応じた測定のための種々条件を随時入
力することのできる入力キ―類１１を設ける。また演算
装置２の上端には、検出器１のコネクタ９に着脱され、
通信用の雄端子７ａ，７ｂ及び電源用の雄端子８ａ，８
ｂに接続する通信用の雌端子１２ａ，１２ｂ及び電源用
の雌端子１３ａ，１３ｂを有するコネクタ１４を設け
る。演算装置２には図示はしていないが検出器１での検
出デ―タを更にコンピュ―タ等によって記憶したり解析
したり演算するために接続する接続部を設けることもで
きる。
１からの信号のＡ／Ｄ変換器、各種測定対象の振動や温
度の良否判定基準を記憶する記憶部、検出器１からの信
号と記憶部のデ―タとを比較して作動の良否を判定する
作動判定部等を内蔵し、正面に作動判定結果を表示する
表示部１０を有する。また演算装置２の正面には、各種
測定対象の種類に応じた測定のための種々条件を随時入
力することのできる入力キ―類１１を設ける。また演算
装置２の上端には、検出器１のコネクタ９に着脱され、
通信用の雄端子７ａ，７ｂ及び電源用の雄端子８ａ，８
ｂに接続する通信用の雌端子１２ａ，１２ｂ及び電源用
の雌端子１３ａ，１３ｂを有するコネクタ１４を設け
る。演算装置２には図示はしていないが検出器１での検
出デ―タを更にコンピュ―タ等によって記憶したり解析
したり演算するために接続する接続部を設けることもで
きる。
【００１１】バッテリ―３には、検出器１のコネクタ９
に着脱され、電源用の雄端子８ａ，８ｂに接続する電源
用の雌端子１５ａ，１５ｂを有するコネクタ１６を設け
る。
に着脱され、電源用の雄端子８ａ，８ｂに接続する電源
用の雌端子１５ａ，１５ｂを有するコネクタ１６を設け
る。
【００１２】測定対象の作動状態を測定する場合、検出
器１のコネクタ９にバッテリ―３のコネクタ１６を連結
し、検出器１の振動検出棒４と熱電対５を同時に図示し
ない測定対象の表面に押し当てる。測定対象の振動と温
度信号は増幅等処理されて、表示部６に数字で表示され
たりグラフ表示される。この数字やグラフを読み取るこ
とにより、測定対象の経時変化や、正常時の振動や温度
レベルを把握することができる。また、バッテリ―３を
外して検出器１のコネクタ９に演算装置２のコネクタ１
４を連結することにより、予め記憶しておいた各種測定
対象の良否基準を基にした作動の良否判定ができる。
尚、検出器１と演算装置２は夫々のコネクタ９，１４の
間にケ―ブルを介して連結することもできる。
器１のコネクタ９にバッテリ―３のコネクタ１６を連結
し、検出器１の振動検出棒４と熱電対５を同時に図示し
ない測定対象の表面に押し当てる。測定対象の振動と温
度信号は増幅等処理されて、表示部６に数字で表示され
たりグラフ表示される。この数字やグラフを読み取るこ
とにより、測定対象の経時変化や、正常時の振動や温度
レベルを把握することができる。また、バッテリ―３を
外して検出器１のコネクタ９に演算装置２のコネクタ１
４を連結することにより、予め記憶しておいた各種測定
対象の良否基準を基にした作動の良否判定ができる。
尚、検出器１と演算装置２は夫々のコネクタ９，１４の
間にケ―ブルを介して連結することもできる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本発明によれば、測定値を表示する検出器
と、作動の良否を判定する演算装置とを、適宜組み合わ
せて被測定対象物の作動の良否を測定することができ、
絶えず演算装置を携帯する繁雑さを無くすことができ
る。また演算装置を連結するコネクタによってバッテリ
―を連結するので別途バッテリ―連結用のコネクタを不
要にでき構造が簡単になる。
記のように本発明によれば、測定値を表示する検出器
と、作動の良否を判定する演算装置とを、適宜組み合わ
せて被測定対象物の作動の良否を測定することができ、
絶えず演算装置を携帯する繁雑さを無くすことができ
る。また演算装置を連結するコネクタによってバッテリ
―を連結するので別途バッテリ―連結用のコネクタを不
要にでき構造が簡単になる。
【図１】本発明の振動測定装置の実施例を示す構成図で
ある。
ある。
１ 検出器 ２ 演算装置 ３ バッテリ― ４ 振動検出棒（振動センサ―） ５ 熱電対（温度センサ―） ６ 検出器の表示部 ７ａ，７ｂ 検出器のコネクタの通信用の雄端子 ８ａ，８ｂ 検出器のコネクタの電源用の雄端子 ９ 検出器のコネクタ １０ 演算装置の表示部 １２ａ，１２ｂ 演算装置のコネクタの通信用の雌端子 １３ａ，１３ｂ 演算装置のコネクタの電源用の雌端子 １４ 演算装置のコネクタ １５ａ，１５ｂ バッテリ―の電源用の雌端子 １６ バッテリ―のコネクタ
Claims (1)
- 【請求項１】 測定対象の振動を検出する振動センサ―
と検出振動値を表示する表示部と通信及び電源用端子を
有するコネクタとを備えた検出器と、前記検出器のコネ
クタに着脱自在なコネクタと測定対象の作動良否判定基
準を記憶した記憶部と該記憶部内の基準から測定対象の
作動の良否を判定する作動判定部と判定結果を表示する
表示部と電源とを備えた演算装置と、前記検出器のコネ
クタに着脱自在なコネクタを備えたバッテリ―と、を具
備することを特徴とする振動測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07140594A JP3273342B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 振動測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07140594A JP3273342B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 振動測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07253352A true JPH07253352A (ja) | 1995-10-03 |
| JP3273342B2 JP3273342B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=13459579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07140594A Expired - Fee Related JP3273342B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 振動測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3273342B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997010491A1 (en) * | 1995-09-12 | 1997-03-20 | Entek Scientific Corporation | Portable, self-contained data collection systems and methods |
| US6801877B2 (en) | 1993-11-12 | 2004-10-05 | Entek Ird International Corporation | Portable, self-contained data collection systems and methods |
| JP2010117330A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Kanto Chem Co Inc | エアオペレートバルブ診断方法、エアオペレートバルブ診断装置、及びエアオペレートバルブ |
| JP2022129967A (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-06 | 株式会社ミヤワキ | 計測装置 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP07140594A patent/JP3273342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6801877B2 (en) | 1993-11-12 | 2004-10-05 | Entek Ird International Corporation | Portable, self-contained data collection systems and methods |
| WO1997010491A1 (en) * | 1995-09-12 | 1997-03-20 | Entek Scientific Corporation | Portable, self-contained data collection systems and methods |
| US5808903A (en) * | 1995-09-12 | 1998-09-15 | Entek Scientific Corporation | Portable, self-contained data collection systems and methods |
| US6411921B1 (en) | 1995-09-12 | 2002-06-25 | Entek/Ird International Corporation | Portable, self-contained data collection systems and methods |
| JP2010117330A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Kanto Chem Co Inc | エアオペレートバルブ診断方法、エアオペレートバルブ診断装置、及びエアオペレートバルブ |
| JP2022129967A (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-06 | 株式会社ミヤワキ | 計測装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3273342B2 (ja) | 2002-04-08 |
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