JPH0725333A - 耐熱型巡視ロボット - Google Patents

耐熱型巡視ロボット

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Publication number
JPH0725333A
JPH0725333A JP5172922A JP17292293A JPH0725333A JP H0725333 A JPH0725333 A JP H0725333A JP 5172922 A JP5172922 A JP 5172922A JP 17292293 A JP17292293 A JP 17292293A JP H0725333 A JPH0725333 A JP H0725333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
heat
air layer
cover
robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP5172922A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Aizawa
吉則 相澤
Tatsu Watari
達 亘理
Mitsuhiro Sato
光廣 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH0725333A publication Critical patent/JPH0725333A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡単かつ軽い構造で、効率的な冷却効
果を得る。 【構成】 本発明の耐熱型巡視ロボット1においては、
制御装置4の外側に間隔をおいてカバー6を取り付けて
おり、制御装置4の側方および下方に空気層7を形成し
ている。そして、制御装置4内の熱13を容易に空気層
7へ放出させるように制御装置4を黒色に、また、外部
熱10を反射するようにカバー6を銀色としている。空
間層7の上部にはヒートパイプ5を設けてあり、これに
より空気層7内の熱を外部へ逃がす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント等を巡視する
ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種プラント等を巡視するロボ
ットにおいては、その制御装置を冷却するための手段と
して、サーモクーラ、冷却ファン等の冷却装置が広く用
いられている。特に、地域冷暖房向けの洞道のごとき高
温の場所において、巡視ロボットを用いる場合は、上記
のような冷却装置を多数台搭載することにより、所定の
冷却効果を得、温度上昇に伴う制御装置の動作不良を防
いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高温の
環境下においてロボットを用いる場合、サーモクーラ等
冷却装置の台数を増やして対処するだけでは、ロボット
自体の重量がかさんでしまい、走行機能を著しく低下さ
せるという問題がある。また、こういった冷却装置を用
いると、それを動作させるための電源も必要となるた
め、さらにロボットの重量が増大してしまう。
【0004】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
を解決し、極めて簡単かつ軽量の構造で、効率的な冷却
効果をもたらすことができる耐熱型巡視ロボットを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被監視体の上方をレールに沿って走行する
車体と、この車体の下面に取り付けられた制御装置とを
備え、この制御装置による制御に基づいて被監視体の巡
視を行うロボットであって、上記制御装置の外側を間隔
をあけてカバーにより覆い当該制御装置の側方および下
方に空気層を形成し、この空気層の上部に当該空気層内
の熱を外部へ逃がすための手段を設け、上記制御装置を
黒色に、上記カバーを銀色にしたものである。
【0006】また、上記制御装置側方における空気層の
ギャップを、制御装置下方におけるギャップよりも大き
くしたものである。
【0007】
【作用】制御装置の外側をカバーで覆って空気層を形成
し、このカバーを銀色とすることにより、外部からの熱
をカバー表面で反射させて、カバー内へ伝えにくくする
ことができる。しかも、空気層を形成したことにより、
カバーを伝導してきた熱の制御装置への輻射も抑えられ
るため、ロボットの耐熱性を向上することができる。ま
た更に、制御装置を黒色とすることにより、制御装置の
内部熱を速やかに空気層へ放出させ、外部へ逃がすこと
ができるため、制御装置の効率的な冷却を行うことがで
きる。
【0008】ここで、上記制御装置側方における空気層
のギャップを、制御装置下方におけるギャップよりも大
きくすることにより、空気層内の対流によって制御装置
をより高い効率で冷却できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】図1には、本発明の耐熱型巡視ロボットの
一実施例を示す。図において、20は地域冷暖房向けの
洞道であり、この洞道20の内底部には高温媒体を輸送
する配管21が設置されている。配管21の上方には、
レール22が洞道20の天井より吊り下げられており、
このレール22に耐熱型巡視ロボット1が走行自在に設
けられる。
【0011】耐熱型巡視ロボット1は、レール22に走
行自在とされた車体フレーム2を有し、この車体フレー
ム2に、被監視体である配管21を監視するカメラ3
と、所定の巡視作業を実現するための制御装置4が搭載
されている。制御装置4は、車体フレーム2の下面にヒ
ートパイプ5を介して取り付けられており、制御装置4
内で発生した熱を随時車体フレーム2へ伝えて放熱でき
るようになっている。車体フレーム2の下面には、ま
た、制御装置4を覆うように有底筒体状のカバー6が取
り付けられており、これにより、制御装置4の側方およ
び下方には空気層7が区画形成されている。
【0012】上記ヒートパイプ5は、カバー6内にちょ
うど納まる大きさとされ、空気層7の上部にたまった熱
も車体フレーム2に伝えて放熱できるようになってい
る。カバー6は、下方の配管(被監視体)21からの輻
射熱 (外部熱) 10を反射して内部に伝えにくくするた
め、ステンレス等の熱伝導率が低くかつ表面が銀色の素
材により形成されている。また、制御装置4 (そのケー
ス表面) には、内部において発生した熱を迅速に空気層
7へ放出できるように、黒色の塗装が施されている。
【0013】上記構成のロボット1においては、図2に
示すように、被監視体としての配管21からの外部熱1
0をカバー6の表面でほぼ反射できるため、ほんの一部
の熱がカバー6内へ伝わるだけとなる。しかも、カバー
6および制御装置4間に空気層7が介在しているため、
カバー6を伝導してきた熱11が制御装置4まで輻射す
ることもほとんどない。したがって、このロボット1に
おいては、制御装置4を外部熱10に対して有効に保護
でき、外部熱10に起因した制御装置4の温度上昇、ひ
いては動作不良のおそれをなくすことができる。なお、
制御装置4の下方に形成される空気層7のギャップL2
は、狭すぎると輻射熱を防ぐ効果が期待できず、逆に、
大きすぎると対流が生じて制御装置4に熱を伝えてしま
う。以上の点を考慮して、ギャップL2 はだいたい10
mm位が適当である。
【0014】また、制御装置4に黒色の塗装を施したこ
とにより、図3に示すように、制御装置4の内部熱13
は迅速に空気層7に放出され、空気層7内を上方に伝わ
った後、ヒートパイプ5によって外部へ運ばれて除去さ
れる。ヒートパイプ5によって冷やされた後の冷気14
は、カバー6内面に沿って下がり、再び制御装置4から
熱13を奪って上昇する。ここに、制御装置4の側方に
形成される空気層7のギャップL1 は、制御装置4下方
におけるギャップL2 よりも大きく形成されている。こ
れにより、空気層7を下りてきた冷気14は、その後、
制御装置4の下面および側面に接触しながら流れ、制御
装置4を効率良く冷却する。なお、上記空気層7のギャ
ップL1 は、上述のような対流を生じさせるよう、だい
たい20mm位が適当である。
【0015】以上説明したように、本実施例によれば、
外部からの熱10を有効に遮断して耐熱性を向上させる
ことができる上、制御装置4の内部熱13を速やかに空
気層7に放出させて外部へ逃がすことができ、極めて簡
単な構造で制御装置4を効率良く冷却することができ
る。したがって、被監視体21から強い輻射熱を受ける
環境下においても、従来のような大がかりな冷却装置を
必要とせず、構造単純なヒートパイプ5を用いるだけで
すみ、ロボット1自体の軽量化、ひいては走行機能の向
上を達成することができる。また、従来のような電源を
要する冷却装置を使用しなくてよいので、ロボット1に
搭載する電源としては、本来の機能を果たすだけの小容
量のものでよく、この点でも、ロボット1の軽量化につ
ながり、走行機能の向上が図れる。加えて、電源自体の
効率化・低コスト化を図ることもできる。
【0016】図4は、本発明の他の実施例を示したもの
である。
【0017】この実施例の耐熱型巡視ロボット10は、
空気層7内にたまった熱を車体フレーム2の走行を利用
して外部へ逃がすようにしたものである。すなわち、こ
のロボット10においては、上記実施例のヒートパイプ
5 (図1参照) に代えて、カバー6の上部 (ここでは、
開口縁部) に一対の排出穴8,9を形成している。排出
穴8,9は、進行方向の前・後部に相対向して形成され
ている。このため、車体フレーム2を走行させると、空
気層7内には進行方向前方の一方の排出穴8 (又は9)
から外気が取り込まれ、空気層7内を通過した後、空気
層7内の熱と一緒に他方の排出穴9 (又は8) から排出
される。なお、上記排出穴8,9には、ともに外部から
埃や塵等が入らないように図示しないフィルタが取り付
けられている。
【0018】この実施例によれば、カバー6に排出穴
8,9を形成するだけで、空気層7内の熱を外部へ逃が
すことができるため、上記の実施例と比較しても、より
構造の簡素化および軽量化を図ることができる。
【0019】なお、上記実施例においては、カバー6を
ステンレスにより形成したが、ウレタンフォーム等熱伝
導性の低い素材により形成し、これに銀色の塗装を施す
ようにしてもよい。また、地域冷暖房システムに適用し
た例について説明したが、溶鉱炉等の巡視にも適用する
ことができる。
【0020】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のごと
く優れた効果を発揮する。
【0021】(1)請求項1によれば、極めて簡単な構造
で高い冷却効果を得ることができ、ロボットの軽量化、
ひいては走行機能の向上を図ることができる。しかも、
冷却用の電源も必要としないため、この点でもロボット
の軽量化を達成できる。
【0022】(2)請求項2によれば、より高い効率で制
御装置を冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐熱型巡視ロボットの一実施例を示す
一部切欠正面図である。
【図2】本発明における外部熱の処理法を説明するため
の図である。
【図3】本発明における内部熱の処理法を説明するため
の図である。
【図4】本発明の耐熱型巡視ロボットの他の実施例を示
す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
1 耐熱型巡視ロボット 2 車体フレーム 4 制御装置 5 ヒートパイプ 6 カバー 7 空気層 8,9 排出穴 (冷却手段) 20 洞道 21 被監視体 22 レール L1 ,L2 ギャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被監視体の上方をレールに沿って走行す
    る車体と、この車体の下面に取り付けられた制御装置と
    を備え、この制御装置による制御に基づいて被監視体の
    巡視を行うロボットであって、上記制御装置の外側を間
    隔をあけてカバーにより覆い当該制御装置の側方および
    下方に空気層を形成し、この空気層の上部に当該空気層
    内の熱を外部へ逃がすための手段を設け、上記制御装置
    を黒色に、上記カバーを銀色にしたことを特徴とする耐
    熱型巡視ロボット。
  2. 【請求項2】 上記制御装置側方における空気層のギャ
    ップを、制御装置下方におけるギャップよりも大きくし
    たことを特徴とする請求項1記載の耐熱型巡視ロボッ
    ト。
JP5172922A 1993-07-13 1993-07-13 耐熱型巡視ロボット Pending JPH0725333A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5172922A JPH0725333A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 耐熱型巡視ロボット

Applications Claiming Priority (1)

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JP5172922A JPH0725333A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 耐熱型巡視ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0725333A true JPH0725333A (ja) 1995-01-27

Family

ID=15950847

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JP5172922A Pending JPH0725333A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 耐熱型巡視ロボット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107277446A (zh) * 2017-06-30 2017-10-20 中科诺维(北京)科技有限公司 空冷岛监控系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107277446A (zh) * 2017-06-30 2017-10-20 中科诺维(北京)科技有限公司 空冷岛监控系统
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