JPH07253211A - ファンの制御装置 - Google Patents

ファンの制御装置

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Publication number
JPH07253211A
JPH07253211A JP4697294A JP4697294A JPH07253211A JP H07253211 A JPH07253211 A JP H07253211A JP 4697294 A JP4697294 A JP 4697294A JP 4697294 A JP4697294 A JP 4697294A JP H07253211 A JPH07253211 A JP H07253211A
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JP
Japan
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fan
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current value
current
limit current
Prior art date
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Pending
Application number
JP4697294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ueda
昌範 上田
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ファンの個体差による電流値のばらつきを補正
することができるファンの制御装置を提供すること。 【構成】燃焼用空気をバーナに導くファンと、必要熱量
に対して予め決められたファン制御信号を出力する燃焼
制御部と、前記ファン制御信号に対応して下限電流を設
定する下限電流設定部と、前記ファンのモータに流れる
電流値を検出する電流検出部と、前記下限電流設定部で
設定された下限電流値を下回らないようにファン制御信
号を補正する電流制御部とで構成されたファンの制御装
置において、下限電流値を調節する下限調節部を有する
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス給湯機等の燃焼機
器のファン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に正面図、図5に側面図を示すよう
に、給湯機は複数のバーナ9とバーナ9を収納するため
のバーナ2室10、燃焼室11、熱交換器12、排気室
13、及びファン14で構成されている。このような給
湯機の動作は、燃料ガス15が、燃料流量調節弁3を通
り、マニホールド16へ導かれ、各バーナ9の内部へ噴
出され、燃焼用空気17が、燃料流量調節弁の開度から
完全燃焼するのに最適な風量となるようにファン14か
ら供給され、バーナ9に火炎が形成されて完全燃焼し、
燃焼により発生した高温の燃焼ガス18が、熱交換器1
2に入り、水19を加熱し、熱交換によって温度の低下
した燃焼ガス18が、排ガス20となり、排気室13か
ら外部に放出される。
【0003】図2に、特開平5−312316号公報に
開示された、給湯機に使用されている、電流制御方式の
ファン制御装置のブロック構成図を示す。この制御装置
の動作は、燃焼制御部2が、その時点で必要な燃焼量を
判断し、燃料流量調節弁3の開度と、その燃料量に対し
て完全燃焼するのに必要な風量を得るためのファン制御
信号7を決定し、電流制御部6では、下限電流設定部4
で設定された必要最小限の風量を得るためのモータ電流
値である下限電流値とファンモータに流れる電流値を比
較し、モータの電流が下限電流値を下回らないようにフ
ァン制御信号7を補正し、ファンモータ1を所定の電圧
で駆動させる。このようにして、排気口に風圧がかかっ
てファンモータの電流値が低下し、ファンからの風量が
減少するような場合でも、下限電流値以下としないこと
によって燃焼に必要な最小限の風量を確保することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来方式では以下に述べるような課題があった。すなわ
ち、図3(a)に示すように、同一のファン制御信号に
対しても、図3(b)に示すように、3つのファン
(A,B,C)モータに流れる電流値には個体差がある
ため、ファンAを用いて下限電流値の設定を行うと、電
流値が低いファン(例えば、ファンB)では、常に下限
電流値を下回ることになる。したがって、従来の給湯機
の電流制御部が、下限電流値以下としないようにファン
制御信号を補正しているだけなので、例えば図3(c)
に示すように、ファンBにおいては、排気口に風圧がか
かっていない通常の状態でも風量を増加することにな
り、適正な風量範囲以上になってしまう。また、逆にフ
ァンCのように同じ型式でも電流値が高いファンでは、
通常は所定の風量が得られるが、必要最小限の風量を得
るためのモータ電流値である下限電流値はファンAより
高いため、ファンAを下限電流値とすると、図3(c)
のファンC(風圧有)に示すように、最小燃焼側では、
排気口に風圧がかかった場合には、適正な風量範囲以下
となってしまう。
【0005】本発明は、ファンの個体差による電流値の
ばらつきを補正することができるファンの制御装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のファンの制御装
置は、燃焼用空気をバーナに導くファンと、必要熱量に
対して予め決められたファン制御信号を出力する燃焼制
御部と、前記ファン制御信号に対応して下限電流を設定
する下限電流設定部と、前記ファンのモータに流れる電
流値を検出する電流検出部と、前記下限電流設定部で設
定された下限電流値を下回らないようにファン制御信号
を補正する電流制御部とで構成されたファンの制御装置
において、下限電流値を調節する下限調節部を有するこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】下限電流値を個々のファンで調節できるように
下限電流値の調節部を設けるので、ファンモータの個体
差によってモータ電流値がばらついても通常時に所定の
風量が得られ、また、排気口に風圧がかかっても必要最
小限の風量を確保することができる。
【0008】
【実施例】本発明の装置のブロック構成を図1に示し、
以下、本図に従って説明する。燃焼制御部2は、その時
点で必要な燃焼量を設定温度と入水温の差と入水量との
積から判断し、燃料流量調節弁3の開度と、その燃料量
に対して完全燃焼するのに必要な風量を得るためのファ
ン制御信号7を決定する。また、下限電流設定部4で
は、ファン制御信号7と下限調節部8によって得られる
信号から下限電流値を決定し、電流制御部6では、下限
電流設定部4で設定された下限電流値と、モータの電流
値を示す電流検出部5の出力を比較し、モータの電流値
が下限電流値を下回らないようにファン制御信号7を補
正する。ここで、下限電流設定部と下限調節部につい
て、図6に従って説明する。下限電流設定部では次の式
で示される下限電流値を演算する。
【0009】
【数1】 (下限電流値)=K1*(ファン制御信号)+K2 〔K1は実験で求めた定数〕 〔K2を下限調節部で調節する〕
【0010】ここで、K1は、ファン制御信号に対する
下限電流値の変化割合を表している。また、ファン制御
信号に対するファン電流値の変化割合に関しては個体差
は小さく、それよりもK2にあたる、同一のファン制御
信号に対するファン電流のばらつきの方が風量に与える
影響が大きい。また、本図からも分かるように、最小燃
焼時において適正風量の範囲が最もせまくなるため、最
小燃焼時にファン電流と下限電流値が同じとなるように
下限調節部でK2を調節すればよい。すなわち、K1を
全てのファンで同一とし、K2のみを最小燃焼時に調節
するようにすれば、一点の調節のみで簡単に下限値が設
定できる。下限調節部には、例えば可変抵抗器を使用し
て、工場出荷時に個々の機体で調節するようにすればよ
い。また、ファン制御信号でファンモータに印加する電
圧を制御する電圧制御方式の場合は、回路素子のばらつ
き吸収のためのトリマが必要となるため、これと兼用し
てもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によって、個々のファンに対し
て、モータに流れる電流値の下限を設定するので、下限
電流値を正確に設定することができ、全てのファンに対
して、排気口に風圧がかかったときでも必要最小限の風
量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】(a)〜(c)は、従来例の課題を説明するた
めの線図である。
【図4】本発明の一実施例に用いた給湯機を示す正面図
である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】(a)〜(c)は、本発明の一実施例の動作を
説明するための線図である。
【符号の説明】
1.ファンモータ 2.燃焼制御部
3.燃料流量調節弁 4.下限電流設定部 5.電流検出部
6.電流制御部 7.ファン制御信号 8.下限調節部
9.バーナ 10.バーナ室 11.燃焼室 1
2.熱交換器 13.排気室 14.ファン 1
5.燃料ガス 16.マニホールド 17.燃焼用空気 1
8.燃焼ガス 19.水 20.排気ガス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼用空気をバーナに導くファンと、必要
    熱量に対応して予め決められたファン制御信号を出力す
    る燃焼制御部と、前記ファン制御信号に対応して下限電
    流設定部と、前記ファンのモータに流れる電流値を検出
    する電流検出部と、前記電流値検出部の出力が前記下限
    電流設定部で設定された下限電流値を下回らないように
    ファン制御信号を補正する電流制御部とで構成されたフ
    ァンの制御装置において、下限電流値を調節する下限調
    節部を有することを特徴とするファンの制御装置。
JP4697294A 1994-03-17 1994-03-17 ファンの制御装置 Pending JPH07253211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4697294A JPH07253211A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ファンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4697294A JPH07253211A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ファンの制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH07253211A true JPH07253211A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12762171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4697294A Pending JPH07253211A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ファンの制御装置

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JP (1) JPH07253211A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030029241A (ko) * 2001-10-05 2003-04-14 주식회사 엘지이아이 라디언트버너의 열량제어장치
CN102679442A (zh) * 2012-05-21 2012-09-19 买买提比拉·吐送 一种燃气取暖器及制造方法
JP2017211108A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 リンナイ株式会社 燃焼装置

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CN102679442A (zh) * 2012-05-21 2012-09-19 买买提比拉·吐送 一种燃气取暖器及制造方法
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