JPH0725184A - 音声メッセイジの伝送方式 - Google Patents

音声メッセイジの伝送方式

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JPH0725184A
JPH0725184A JP5191832A JP19183293A JPH0725184A JP H0725184 A JPH0725184 A JP H0725184A JP 5191832 A JP5191832 A JP 5191832A JP 19183293 A JP19183293 A JP 19183293A JP H0725184 A JPH0725184 A JP H0725184A
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voice message
analog
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Shiro Shirakawa
司郎 白川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッセイジ伝送パッケージ内に再生手段を用
意することで、受取り側は再生機を用意することなく、
その場で音声メッセイジを再生することを可能とした音
声メッセイジの伝送方式を提供すること。 【構成】 パッケージ1は全体を軟質性の合成樹脂によ
って成形されており、その表面には筆記具等により文字
等が描くことが可能な表面処理を施すか、または必要に
応じて上質紙(図示せず)が粘着処理されている。また
左側パッケージ1bの中央寄り下方には、音声メッセイ
ジを再生する薄膜状のスピーカ3が配置されており、さ
らに左側パッケージ1bの中央には表示素子5がハート
型を形成するように配置されている。そして左右のパッ
ケージ1b,1cの両側辺下方にはそれぞれスイッチ6
a,6bが配置されている。前記スイッチ6a,6bを
共にプッシュ操作することにより起動され、予め記録さ
れた音声メッセイジがスピーカ3より再生されると共
に、ハート型に配列された表示素子5が順次点滅または
全体がフラッシングされるように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字等が記録可能で、
搬送可能なパッケージに内蔵されたメッセイジ記録媒体
に対し、発信者側で記録手段によって音声メッセイジを
記録し、このパッケージを受領した者が、パッケージに
内蔵された再生手段を制御させることによって、音声メ
ッセイジを聴取できるように成された音声メッセイジの
伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声によるメッセイジの伝送方式
としては、例えばテープレコーダを用い、このテープレ
コーダによってカセットテープに対して音声によるメッ
セイジ信号を録音し、録音されたカセットテープを郵送
等の手段により相手方に送達するようにしている。そし
てカセットテープを受領した相手方はそのカセットテー
プをテープレコーダに装着して音声によるメッセイジ信
号を再生するように成される。また近来、記録媒体とし
てICカードを用い、予め決められた特定な音声信号ま
たはメロディーが記録された記録媒体を贈答側が購入
し、これを相手方に送達するサービスも提供されるよう
に成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した前
者のような音声メッセイジの伝送方式においては、カセ
ットテープ自体が比較的厚みがあり、嵩張るものであっ
て必ず便箋または保護箱等に収納しなければ相手に対し
て郵送等がし難いものである。また受け取った側は、そ
のままでは音声メッセイジを再生することはできず、必
ずカセットテープレコーダ等を必要とし、使い勝手に難
点が有る。また前述した後者のような音声メッセイジの
伝送方式においては、予め決められた特定な音声信号ま
たはメロディーが記録されており、従って贈答側はこれ
らの中から好みの音声信号またはメロディーが記録され
たものを選択しなければならず、音声メッセイジの選択
の自由度が狭いといった問題点を有している。
【0004】本発明は、この様な点に着目して成された
ものであり、前者のように再生機を用意することなく、
その場で音声メッセイジを再生することが可能であり、
また後者のように音声メッセイジの選択の自由度が狭い
といった問題点を解決できる音声メッセイジの伝送方式
を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に成された本発明の音声メッセイジの伝送方式は、例え
ばマイクロホン、電話回線を介して得られる音声信号の
入力手段等のアナログ音声によるメッセイジ信号入力手
段、またはキーボードによるメッセイジ信号入力手段に
よって得られるメッセイジ信号を受けて、書込み操作に
基づく記録制御装置の動作によって前記メッセイジ信号
を音声コードにエンコードすると共に、エンコードされ
た音声コードを文字等が記録可能で、且つ搬送可能なパ
ッケージ内のメッセイジ記録媒体に対して記録するメッ
セイジ記録ステップと、再生操作に基づく再生制御装置
の動作によって前記パッケージ内のメッセイジ記録媒体
から音声コードを読み出すと共に、メッセイジ記録媒体
から読み出された音声コードをアナログ音声信号に変換
し、アナログ音声信号を増幅してスピーカによって音声
メッセイジとして再生するメッセイジ再生ステップとに
より構成される。
【0006】
【作用】本発明の音声メッセイジの伝送方式において
は、書込み操作によって記録制御装置が動作し、例えば
マイクロホンによって得られる音声信号、テープ再生装
置によって得られる音声信号、電話回線を介して得られ
る音声信号、またはキーボードによるメッセイジ信号入
力手段によるメッセイジ信号を受ける。そしてこれらの
入力手段によって得られるメッセイジ信号は、エンコー
ダによって音声コードにエンコードされ、続いてエンコ
ードされた音声コードは、例えば宛先住所等の文字等が
記録可能で搬送可能なパッケージ内のメッセイジ記録媒
体に対して記録される。一方、再生操作によって再生制
御装置が動作し、前記パッケージ内のメッセイジ記録媒
体から音声コードを読み出し、メッセイジ記録媒体から
読み出された音声コードはアナログ音声信号に変換され
る。そしてアナログ音声信号は増幅器によって増幅さ
れ、スピーカによって音声メッセイジとして再生され
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1乃至図4は本発明の音声メッセイジの
伝送方式に使用される例えば宛先住所或いはイラスト等
の視覚文字等が記録することができる搬送可能なパッケ
ージの外観を示したものである。まず図1に示す実施例
においては、祝電用のメッセイジ伝送パッケージ1の外
観を示したものであり、このパッケージ1は全体を軟質
性の合成樹脂によって成形されており、その表面には筆
記具等により文字等が描くことが可能な表面処理を施す
か、または必要に応じて上質紙(図示せず)が粘着処理
されている。
【0008】また図1に示す例においては、その中央部
分が薄肉部1aに成され、該薄肉部1aを介してパッケ
ージが左右より折り曲げ可能となるように形成されてい
る。そしてその左側パッケージ1bのさらに左下方縁に
はマルチコネクタ2が取り付けられている。さらに左側
パッケージ1bの中央寄り下方には、音声メッセイジを
再生する薄膜状のスピーカ3が配置されており、その左
寄りには内蔵されたメッセージ記録媒体(図示せず)へ
の記録量に基づくメモリ残量手段としての表示器4が記
憶されている。また左側パッケージ1bの中央には表示
素子5がハート型を形成するように配置されている。さ
らに左右のパッケージ1b,1cの両側辺下方にはそれ
ぞれスイッチ6a,6bが配置されている。なお前記マ
ルチコネクタ2、スピーク3、表示器4、表示素子5、
スイッチ6a,6bは、後術するように薄膜状のバッテ
リやその他の電気回路を構成する素子等と共にパッケー
ジ1にモールドされている。
【0009】この図1に示す構成においては、前記スイ
ッチ6a,6bを共にプッシュ操作することにより起動
され、予め記録された音声メッセイジがスピーカ3より
再生されると共に、ハート型に配列された表示素子5が
順次点滅または全体がフラッシングされるように制御さ
れる。これを成させるための回路構成は後術する。図2
に示す実施例は、葉書形式のメッセイジ伝送パッケージ
の外観を示したものであり、図2において図1と同一符
号部分はそれぞれ相当部分を示しており、その詳細な説
明は省略する。図2におけるAはその表面(宛先記入
面)を示しており、またBはその裏面(通信文記入面)
を示している。この図2に示す例においては、起動用の
スイッチ6は1つのみに成され、その表面aの右下には
セキュリティ手段を構成する4桁の数字キー7が配置さ
れている。この数字キー7の両側にはリセットキー8お
よびエンタキー9が配列されている。また裏面bの下方
には5桁の暗誦コード10が予め捺印され、その表面は
不透明の薄膜11で覆われている。そして暗誦コード1
0の左側には該暗誦コード10に対応するバーコート1
2が印刷されている。
【0010】また表面aの前記起動用のスイッチ6とエ
ンタキー9との間には解錠表示手段としての解錠表示器
13が配置され、また裏面bの前記バーコード12の上
部にはパッケージ1に内蔵されたメッセイジ記録媒体の
記録データが破壊された場合に表示される再生不能表示
器14が配置されている。この図2に示す構成において
は、まず裏面bの不透明の薄膜11を爪先等で剥離し、
現れた暗誦コードの5桁の数値、すなわち図に示すよう
に“1”“4”“3”“1”“2”を認識した上で前記
スイッチ6をプッシュ操作して起動し、続いて表面aの
前記4桁の数字キー7を使って順に前記5桁の暗誦コー
ドをプッシュ操作し、最後にエンタキー9をプッシュ操
作することでセキュリティ機能が解錠され、予め記録さ
れた音声メッセイジがスピーカ3により再生される。
【0011】なおこの時、5桁の暗誦コードのプッシュ
操作を間違えた場合には、前記リセットキー8をプッシ
ュ操作した上で、再度5桁の暗誦コードのプッシュ操作
を実行すればよい。こうして1度前記数字キー7を使っ
てセキュリティ機能が解錠されると、起動用のスイッチ
6を操作した瞬間に前記解錠表示器13が点灯し、すで
に1度以上セキュリティ機能が解錠されたことが告知さ
れる。従って郵便配達人或いはこれを預った物等がいた
ずらに解錠してみようとする意識を削ぐことになり、秘
話性が確保できる。なおこれを成させるための回路構成
は後術する。また図3示す実施例は、名刺形式のメッセ
イジ伝送パッケージ1の外観を示したものであり、図3
において図1および図2と同一符号部分はそれぞれ相当
部分を示しており、その詳細な説明は省略する。この例
においては、スイッチ6をプッシュ操作することで予め
記録された自己紹介等の音声メッセイジがスピーカ3よ
り再生される。
【0012】さらに図4に示す実施例は、広告宣伝板の
パッケージ1の外観を示したものであり、図4において
前記図1乃至図3と同一符号部分はそれぞれ相当部分を
示しており、その詳細な説明は省略する。この広告宣伝
板に採用した例においては、前記プッシュ操作を必要と
する起動用のスイッチに代えて近接スイッチ手段15が
採用されている。この近接スイッチ手段15は、広告宣
伝板のパッケージ1の直前に人が近寄った際に、静電界
の変化、或いは誘導磁界の変化等を検出し、所定の時
間、パッケージ1に収納された音声メッセイジ再生機能
をオンとするものである。従ってこの実施例によると、
視覚による広告宣伝板による効果に加え、音声メッセイ
ジによる広告宣伝が成される。なお図4に示す広告宣伝
板のパッケージ1においては、頻繁に音声メッセイジに
よる広告宣伝が実行される可能性が高く、従って動作用
の電源としては、パッケージ1外の外部電源(図示せ
ず)を用いるのが望ましい。
【0013】図5は以上図1乃至図4に示した各種のメ
ッセイジ伝送パッケージ1に内蔵されたメッセイジ記録
媒体に対して、メッセイジ等を記録するための記録手段
を電気的なブロック図によって示したものである。図5
において、鎖線で囲まれた20は記録手段としての音声
メッセイジ書き込み装置の全体構成を示しており、この
書き込み装置20には、テープ再生装置21からのアナ
ログ音声信号の入力端22、マイクロホン23からのア
ナログ音声信号の入力端24、電話回線25を介した電
話機26からのアナログ音声信号の入力端27を具備し
ており、さらにキーボード28の例えばカナ文字キーに
よって入力されるメッセイジ信号の入力端29が具備さ
れている。
【0014】前記書き込み装置20には、書き込み装置
20全体の記録制御を行うための中央演算装置(cp
u)30と、制御プログラムが格納されたリードオンリ
ーメモリ(ROM)31と、臨時制御データの書き込み
および読み出しが成されるランダムアクセスメモリ(R
AM)32が配置されており、前記cpu30には、I
/0インターフェース33が接続されている。前記キー
ボード28の例えばカナ文字キーによって入力されるメ
ッセイジ信号は入力端29を介してI/0インターフェ
ース33に供給され、このインターフェース33を介し
てcpu30によって音声信号に変換される。その出力
はセレクタスイッチ34の入力端34dに供給される。
また前記入力端22に供給されるアナログ音声信号はセ
レクタスイッチ34の入力端34aに、入力端24に供
給されるアナログ音声信号はイコライザアンプ35を介
してセレクタスイッチ34の入力端34bに、また入力
端27に供給されるアナログ音声信号はセレクタスイッ
チ34の入力端34cにそれぞれ供給されるよう成され
ている。
【0015】また前記書き込み装置20には、制御ボー
ド36からのコマンド信号を受ける制御信号入力端37
を具備しており、この制御信号入力端37に供給される
セレクと情報データは前記インターフェース33に供給
され、cpu30からの指令によってインターフェース
33よりセレクタスイッチ34に指令信号が供給され
る。指令信号を受けたセレクタスイッチ34は、指令信
号に応じて各入力端34a乃至34dに供給される音声
信号を択一的に選択し、その出力をAGC回路38に供
給する。AGC回路38は周知のとおり、それぞれのソ
ースからの音声入力レベルを略一定のレベルとなるよう
に調整するものであり、その出力はエンコーダ回路39
に供給されて音声コードにエンコードされる。エンコー
ダ回路39によってエンコードされた音声コードは逐次
SRAM40に書き込まれる。これと同時にエンコーダ
回路39からの出力はバスラインを介してインターフェ
ース33に供給され、cpu30によって処理され、再
びインターフェース33よりレベルメータ駆動回路41
に供給されてレベルメータ42を駆動する。またインタ
ーフェース33からは前記SRAM40への音声コード
の記録量に関するデータがドライバ43に供給され、ド
ライバ43に接続された表示器44によって記録時間が
表示される。
【0016】この様にしてテープ再生装置21、マイク
ロホン23、電話回線25からのアナログによるメッセ
イジ信号、またはキーボード28の例えばカナ文字キー
によって入力されるメッセイジ信号は、択一的に音声コ
ードにエンコードされ、前記SRAM40に書き込まれ
る。またこの時、AGC回路38の出力はポテンション
メータ45に供給され、このポテンションメータ45に
よって適当にレベル制御された音声信号は、音声増幅器
46によって電力増幅され、スピーカ47によってモニ
タすることができる。なお書き込み装置20には、さら
にバーコードリーダ48によって読み取られたバーコー
ド情報の供給を受けるバーコード情報入力端49を有し
ている。このバーコード情報入力端49には、図2に示
すパッケージ1に印刷されたバーコード12に基づく読
み取り信号が供給され、このバーコード情報入力端49
に供給されたバーコード情報は、バーコードデコーダ5
0に供給される。そしてバーコードデコーダ50によっ
てデーコードされたバーコード情報はインターフェース
33を介してcpu30に送られ、cpu30におい
て、バーコード情報に応じた暗誦コードが生成される。
その暗誦コードは再びインターフェース33を介して暗
誦コード送出器51に印加され、図1乃至図4に示した
メッセイジ伝送パッケージ1が接続されるマルチコネク
タ52に供給される。
【0017】また、前記SRAM40に一端書き込まれ
た音声コードは、制御ボード36からのコマンド信号に
よって読み出され、エンコーダ回路39を介して前記マ
ルチコネクタ52に供給される。従ってマルチコネクタ
52に接続された図1乃至図4に示す各メッセイジ伝送
パッケージ1には、音声コードおよび暗誦コードが供給
され、これらはそれぞれに具備されたメッセイジ記録媒
体等に記録されることになる。図6は前記書き込み装置
20のマルチコネクタ52に接続され、音声コード等が
記録されるメッセイジ伝送パッケージ1の電気的な回路
構成を示したものである。なお図6において、前記図1
乃至図4と同一符号部分は、それぞれ同一または相当部
分を示している。
【0018】この図6に示す回路例は前記図1乃至図4
に示したそれぞれのメッセイジ伝送パッケージ1の機能
の略全てを含めた状態を示している。まず2は書き込み
時において前記書き込み装置20のマルチコネクタ52
に接続されるコネクタでありこのコネクタ2はI/Oイ
ンターフェース60に接続されている。インターフェー
ス60には、パッケージ1全体のシステム制御を行うた
めの中央演算装置(cpu)61が接続され、またこの
cpu61には制御プログラムが格納されたROM62
が接続されている。そしてインターフェース60には、
書き込み装置20から供給された音声コードが格納され
るメッセイジ記録媒体としてのRAM(1)63、および
書き込み装置20から供給された暗誦コードが格納され
るRAM(2) 64が接続されており、さらにインターフ
ェース60には、前記RAM(1)63から読み出される
音声コードより、音声信号を得るための音声合成チップ
65が接続されている。
【0019】この音声合成チップ65によって合成され
たアナログ音声信号は、増幅器66に供給され、所定の
レベルに増幅されてスピーカ3を駆動する。またさらに
前記インターフェース60には、前述したメモリ残量表
示器4、特定な形状に配列された表示素子5、数字キー
7、リセットキー8、エンタキー9、解錠表示器13、
再生不能表示器14が接続されている。以上のように、
RAM(1) 63には音声コードが格納されており、また
RAM(2) 64には暗誦コードが格納されている。ここ
でスイッチ6をプッシュ操作すると、パッケージ1に内
蔵された薄膜状のバッテリ67より電源が各部に供給さ
れる。そして前記SAM(2) 64に格納されている暗誦
コードは、図2に示すパッケージ1に印刷されたバーコ
ード12に基づいて作成されたものであり、そのコード
は“1”“4”“3”“2”である。
【0020】パッケージ1を受け取った者は前述したよ
うに、図2に示す不透明薄膜11を削り取ることで、そ
のコードを確認することができ、数字キー7を用いて順
次その暗誦コードを入力する。そして最後にエンタキー
9をプッシュ操作すると、セキュリティが解錠され、R
AM(1) 63に格納されていた音声コードは音声合成チ
ップ65によりアナログ音声信号に合成され、スピーカ
3によって再生される。また、特定な形状に配列された
表示素子5も点滅制御されると共に、解錠表示器13も
表示状態と成される。さらに前記RAM(1) 63に格納
されている音声コードの記録量に基づいてメモリ残量表
示手段としての残量表示器4も表示状態に成される。
【0021】なおRAM(1) 63に格納された音声コー
ドが何等かの原因で破壊されている場合には、RAM
(1) 63からのデータの読み出しが不可能となる。この
場合には、インターフェース60を介して再生不能表示
器14が表示状態に成され、パッケージ1の受け取り者
に報知させるように成されている。また前記RAM(1)
63の一部の領域をフラグ領域として利用し、すでにR
AM(1) 63に音声コードが格納されている場合にフラ
グが立つように成されている。従ってcpu61は、前
記フラグを検出した場合には、メッセージ記録媒体とし
ての前記RAM(1) 63に対する再書き込みを防止させ
るように動作する。なお以上は手動による起動スイッチ
5を操作する場合について説明したが、前述したように
図4に示すような広告宣伝板に利用する場合において
は、図6に示す起動スイッチ5は近接スイッチ15に変
更するのが望ましい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よる音声メッセイジの伝送方式によれば、例えばマイク
ロホンによって得られる音声信号、テープ再生装置によ
って得られる音声信号、電話回線を介して得られる音声
信号、またはキーボードによるメッセイジ信号入力手段
によるメッセイジ信号が、エンコーダによって音声コー
ドにエンコードされ、続いてエンコードされた音声コー
ドは、例えば宛先住所等の文字等が記録可能で搬送可能
なパッケージ内のメッセイジ記録媒体に対して記録され
る。この様にしてメッセイジ記録媒体に対して記録され
たメッセイジ伝送パッケージは例えば郵送等により受取
人に対して送達され、受取人においては受け取ったメッ
セイジ伝送パッケージに対して再生操作を行うことによ
って、前記パッケージ内のメッセイジ記録媒体から音声
コードが読み出され、アナログ音声信号に変換される。
そしてアナログ音声信号は増幅器によって増幅され、ス
ピーカによって音声メッセイジとして再生される。従っ
て本発明による音声メッセイジの伝送方式によると、受
取り側は従来のように再生機を用意することなく、その
場で音声メッセイジを再生することが可能であり、また
音声メッセイジは、発信(贈答)側で例えば電話回線を
通じて独自のメッセイジを作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送方式に使用されるパッケージの第
1の実施例の外観を示した斜視図。
【図2】本発明の伝送方式に使用されるパッケージの第
2の実施例の外観を示した正面図および裏面図
【図3】本発明の伝送方式に使用されるパッケージの第
3の実施例の外観を示した正面図。
【図4】本発明の伝送方式に使用されるパッケージの第
4の実施例の外観を示した正面図。
【図5】図1乃至図4に示した各種パッケージに対して
音声メッセイジ等を書き込むための電気的な回路構成例
を示したブロック図
【図6】図1乃至図4に示した各種パッケージに内蔵さ
れた電気的な回路構成例を示したブロック図
【符号の説明】
1 メッセイジ伝送パッケージ 2,52 マルチコネクタ 3 スピーカ 4 メモリ残量表示器 5 表示素子 6 起動スイッチ 7 数字キー 8 リセットキー 9 エンタキー 10 暗誦コード 11 不透明薄膜 12 バーコード 13 解錠表示器 14 再生不能表示器 15 近接スイッチ 20 記録手段としての音声メッセイジ書
き込み装置 21 テープ再生装置 22,24,27 アナログ音声信号入力端 23 マイクロホン 25 電話回線 26 電話機 28 キーボード 30,61 中央演算装置(cpu) 33,60 I/Oインターフェース 36 制御ボード 39 エンコーダ回路 48 バーコードリーダ 50 バーコードデコーダ 51 暗誦コード送出器 63 RAM(メッセイジ記録媒体) 64 RAM(暗誦コード記録媒体) 65 音声合成チップ 66 増幅機 67 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/077 19/07 G10K 15/04 302 F 9381−5H G10L 9/18 J 8946−5H G06K 19/00 N

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ音声によるメッセイジ信号入力
    手段またはキーボードによるメッセイジ信号入力手段に
    よって得られるメッセイジ信号を受けて、書込み操作に
    基づく記録制御装置の動作によって前記メッセイジ信号
    を音声コードにエンコードすると共に、エンコードされ
    た音声コードを文字等が記録可能で、且つ搬送可能なパ
    ッケージ内のメッセイジ記録媒体に対して記録するメッ
    セイジ記録ステップと、 再生操作に基づく再生制御装置の動作によって前記パッ
    ケージ内のメッセイジ記録媒体から音声コードを読み出
    すと共に、メッセイジ記録媒体から読み出された音声コ
    ードをアナログ音声信号に変換し、アナログ音声信号を
    増幅してスピーカによって音声メッセイジとして再生す
    るメッセイジ再生ステップとを具備したことを特徴とす
    る音声メッセイジの伝送方式。
  2. 【請求項2】 前記アナログ音声によるメッセイジ信号
    入力手段が、マイクロホンによって得られる音声信号の
    入力手段であることを特徴とする請求項1に記載の音声
    メッセイジの伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記アナログ音声によるメッセイジ信号
    入力手段が、テープ再生装置によって得られる音声信号
    の入力手段であることを特徴とする請求項1に記載の音
    声メッセイジの伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記アナログ音声によるメッセイジ信号
    入力手段が、電話回線を介して得られる音声信号の入力
    手段であることを特徴とする請求項1に記載の音声メッ
    セイジの伝送方式。
  5. 【請求項5】 前記メッセイジ記録媒体から読み出され
    た音声コードをアナログ音声信号に変換するアナログ変
    換器、アナログ変換器によって変換されたアナログ音声
    信号を増幅する増幅器、および増幅器によって増幅され
    たアナログ音声信号を再生するスピーカとが文字等が記
    録可能で、且つ搬送可能なパッケージに内蔵されて成る
    こと特徴とする請求項1乃至4に記載の音声メッセイジ
    の伝送方式。
  6. 【請求項6】 前記搬送可能なパッケージには、再生操
    作に基づく再生制御装置の動作によって作動される表示
    素子が具備されて成ることを特徴とする請求項1乃至5
    に記載の音声メッセイジの伝送方式。
  7. 【請求項7】 前記搬送可能なパッケージには、エンコ
    ードされた音声コードの記録量に基づくメモリ残量表示
    手段が具備されて成ることを特徴とする請求項1乃至6
    に記載の音声メッセイジの伝送方式。
  8. 【請求項8】 前記搬送可能なパッケージには、所定の
    操作によってのみ音声メッセイジの再生を可能とするセ
    キュリティ手段が具備されて成ることを特徴とする請求
    項1乃至7に記載の音声メッセイジの伝送方式。
  9. 【請求項9】 前記セキュリティ手段は、複数桁の番号
    コードの入力によって解錠されるように成されたことを
    特徴とする請求項8に記載の音声メッセイジの伝送方
    式。
  10. 【請求項10】 前記搬送可能なパッケージ内には、前
    記セキュリティ手段が解錠された場合に表示される解錠
    表示手段が具備されて成ることを特徴とする請求項8乃
    至9に記載の音声メッセイジの伝送方式。
  11. 【請求項11】 前記搬送可能なパッケージ内には、前
    記メッセイジ記録媒体に対する再書き込みを防止する書
    込み防止手段が具備されて成ることを特徴とする請求項
    1乃至10に記載の音声メッセイジの伝送方式。
  12. 【請求項12】 前記搬送可能なパッケージ内には、前
    記メッセイジ記録媒体の記録データが破壊された場合に
    表示される再生不能表示手段が具備されて成ることを特
    徴とする請求項1乃至11に記載の音声メッセイジの伝
    送方式。
  13. 【請求項13】 前記搬送可能なパッケージは、電報用
    紙、葉書、便箋、名刺、または贈答品に添付されるメッ
    セイジカードに成されたことを特徴とする請求項1乃至
    12に記載の音声メッセイジの伝送方式。
  14. 【請求項14】 前記パッケージは、広告宣伝板であ
    り、前記メッセイジ記録媒体に対して記録されるメッセ
    イジは、広告宣伝内容であることを特徴とする請求項1
    乃至12に記載の音声メッセイジの伝送方式。
  15. 【請求項15】 前記パッケージには近接スイッチ手段
    が具備され、前記近接スイッチ手段の作動により広告宣
    伝内容が音声メッセイジとして再生するように成された
    ことを特徴とする請求項14に記載の音声メッセイジの
    伝送方式。
JP5191832A 1993-07-07 1993-07-07 音声メッセイジの伝送方式 Pending JPH0725184A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09202072A (ja) * 1996-01-24 1997-08-05 Royal:Kk 音声メールカード
JP2007510561A (ja) * 2003-11-05 2007-04-26 ヂゼック,デュザン 録音及び再生装置を備えたポストカード

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JPH09202072A (ja) * 1996-01-24 1997-08-05 Royal:Kk 音声メールカード
JP2007510561A (ja) * 2003-11-05 2007-04-26 ヂゼック,デュザン 録音及び再生装置を備えたポストカード

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