JPH07251773A - 二輪車用集配箱 - Google Patents

二輪車用集配箱

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Publication number
JPH07251773A
JPH07251773A JP6070082A JP7008294A JPH07251773A JP H07251773 A JPH07251773 A JP H07251773A JP 6070082 A JP6070082 A JP 6070082A JP 7008294 A JP7008294 A JP 7008294A JP H07251773 A JPH07251773 A JP H07251773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motorcycle
main body
lid
support mechanism
shaft support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6070082A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Matsuda
真次 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUDA GIJUTSU KENKYUSHO KK
Matsuda R&D Co Ltd
Original Assignee
MATSUDA GIJUTSU KENKYUSHO KK
Matsuda R&D Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUDA GIJUTSU KENKYUSHO KK, Matsuda R&D Co Ltd filed Critical MATSUDA GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP6070082A priority Critical patent/JPH07251773A/ja
Publication of JPH07251773A publication Critical patent/JPH07251773A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、二輪車の荷台に二輪車用集配箱を
搭載し、二輪車を目的地まで移動させ、目的地において
集配を行うとともに、二輪車用集配箱の軸支機構の外部
への現出を最小限とし、外観の向上及び安全性の向上を
図ることを目的としている。 【構成】 このため、二輪車の荷台に搭載される二輪車
用集配箱において、有底筒形状の本体と、この本体の上
部開口部位を覆う蓋体と、蓋体の一側を開閉動作可能に
前記本体に軸支する軸支機構と、この軸支機構の取付部
位を覆うべく前記本体及び蓋体に一体的に形成されたカ
バー部とを有する前記集配箱を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は二輪車用集配箱に係
り、特に二輪車の荷台に搭載され、外部への軸支機構の
現出を最小限として外観の向上を図った二輪車用集配箱
に関する。
【0002】
【従来の技術】二輪車用集配箱としては、無蓋箱形状の
ものや、蓋体を有する箱形状のもの等がある。そして、
これらの集配箱を二輪車の荷台に搭載させ、二輪車を目
的地まで移動させ、目的地において集配を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の二輪
車用集配箱、例えば無蓋箱形状のものにおいては、本体
の上部が開口されていることにより、一升ビン等の大な
る寸法を有するものの搬送には適しているものの、郵便
物やその他の書類や書籍を搬送する際には、天候に左右
され、雨天時には、搬送物が濡れ、実用上不利であると
いう不都合がある。
【0004】この不都合を解消するために、蓋体を有す
る箱形状のものが開発されている。蓋体を有する箱形状
のものは、箱形状の本体上部の開口部位を蓋体によって
覆っており、雨天時の郵便物やその他の書類や書籍の搬
送を可能としている。
【0005】しかし、従来の蓋体を有する箱形状のもの
においては、本体と蓋体とを単なるヒンジによって接続
し、蓋体を開閉可能としている。
【0006】この結果、ヒンジ部位から雨水が侵入して
本体内の郵便物やその他の書類や書籍が濡れる惧れがあ
り、改善が望まれていた。
【0007】また、前記ヒンジの取付部位の一部あるい
は取付具の一部が本体及び蓋体から現出することとな
り、取付部位の破壊が容易に行われる状態にあり、例え
ば重要な郵便物や書類を集配する集配箱としては安全性
が低いという不都合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、二輪車の荷台に搭載される
二輪車用集配箱において、有底筒形状の本体と、この本
体の上部開口部位を覆う蓋体と、蓋体の一側を開閉動作
可能に前記本体に軸支する軸支機構と、この軸支機構の
取付部位を覆うべく前記本体及び蓋体に一体的に形成さ
れたカバー部とを有する前記集配箱を構成したことを特
徴とする。
【0009】
【作用】上述の如く発明したことにより、二輪車の荷台
に二輪車用集配箱を搭載し、二輪車を目的地まで移動さ
せ、目的地において集配を行うとともに、二輪車用集配
箱の軸支機構の外部への現出を最小限とし、外観の向上
及び安全性の向上を図っている。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0011】図1〜図8はこの発明の実施例を示すもの
である。図1において、2は二輪車である。この二輪車
2は、荷台4に適宜の固定手段(図示せず)により二輪
車集配箱6を搭載している。
【0012】この二輪車用集配箱6は、合成樹脂やプラ
スチック系材料等により成形されるものであり、図1〜
図6に示す如く、二輪車2の荷台4に固定される有底筒
形状、例えば無蓋箱形状の本体8と、この本体8の上部
開口10部位を覆う蓋体12と、蓋体12の一側を開閉
動作可能に前記本体8に軸支する軸支機構14と、この
軸支機構14の取付部位を覆うべく前記本体8及び蓋体
12に一体的に形成されたカバー部16とを有してい
る。
【0013】詳述すれば、前記二輪車用集配箱6の本体
8の一側上縁部18に軸支機構14によって蓋体12の
一側を開閉動作可能に軸支して設け、本体8の他側上縁
部20には蓋体12の開放を阻止する鍵部22を設け
る。
【0014】また、前記軸支機構14は、本体8の一側
上縁部18及び蓋体12の一側部位に、左右に離間すべ
く配設した第1、第2軸支機構14L、14Rからな
る。
【0015】そして、前記軸支機構14である第1、第
2軸支機構14L、14Rは、蓋体12の閉鎖動作を遅
延させ円滑とする油圧式ダンパあるいはその他のダンパ
機構を有している。
【0016】前記カバー部16は、図7に示す如く、本
体8の一側上縁部18及び蓋体12の一側部位に、左右
に離間すべく配設した第1、第2カバー部16L、16
Rからなる。ここで、第1、第2カバー部16L、16
Rの構成が同一であることにより、第1カバー部16L
のみの構成を説明し、第2カバー部16Rの説明は省略
する。
【0017】第1カバー部16Lは、本体8の一側上縁
部18に形成される本体側カバー部24L−1と、蓋体
12の一側部位に形成される蓋体側カバー部24L−2
とからなり、本体側カバー部24L−1及び蓋体側カバ
ー部24L−2は、端部を分岐させて内部に本体側空間
部26L−1と蓋体側空間部26L−2とを夫々形成し
ている。
【0018】つまり、本体側空間部26L−1は、第1
外部壁28L−1と第1内部壁30L−1とからなり、
例えば第1外部壁28L−1下部には必要に応じて水抜
き孔(図示せず)を形成する。また、蓋体側空間部26
L−2は、第2外部壁28L−2と第2内部壁30L−
2とからなる。
【0019】そして、本体側空間部26L−1及び蓋体
側空間部26L−2内に第1軸支機構14Lを配設す
る。ここで、第1軸支機構14L及び第2軸支機構14
Rの配設状態が同一であることにより、第1軸支機構1
4Lのみの配設状態を説明し、第2軸支機構14Rの配
設状態の説明は省略する。
【0020】先ず、本体側空間部26L−1及び蓋体側
空間部26L−2内に第1軸支機構14Lを位置させ、
第1軸支機構14Lの本体8側の下部取付部32Lを第
1内部壁30L−1に固定具34にて固着するととも
に、第1軸支機構14Lの蓋体12側の上部取付部36
Lを第2内部壁30L−2に固定具34にて固着する。
【0021】また、前記本体8の内部空間38には、こ
の内部空間38を複数個、例えば2個に分割する分割板
40を配設する。この分割板40は、図8に示す如く、
分割板40の所定箇所、つまり内部空間38の深さより
も少許下方に位置する部位に揺動手段42を設ける。
【0022】更に、揺動手段42は、分割板40の表裏
両面において一側から他側まで延びる断面円弧状の溝部
44−1、44−2からなり、揺動手段42によって分
割板40を開閉蓋部として機能する上板部40−1と内
部空間38の分割板40として機能する下板部40−2
と区画する。
【0023】前記蓋体12の内面12Sにおいて前記軸
支機構14側には、網部46を固着し、この網部46を
雨具やその他のものの収納用とし機能させるものであ
る。
【0024】次に作用について説明する。
【0025】前記二輪車2の荷台4に固定される二輪車
用集配箱6の内部空間38を分割板40により所望に分
割し、分割された内部空間38の一方に例えば集配物を
入れ、図1に1点鎖線で示す如く、収納後に揺動手段4
2を中心として揺動させ、図1に2点鎖線で示す如く、
内部空間38の一方を閉塞し、内部空間38の他方を開
放させる。
【0026】この内部空間38の他方の空間部位の使用
例としては、一方と同様、あるいは一方と異なるもの、
例えばカバンやヘルメット等を収容できるものであり、
臨機応変に使用形態を変更させ、使い勝手の向上を図る
ことができる。
【0027】これにより、前記軸支機構14の取付部位
をカバー部16にて覆うことができ、軸支機構14の取
付部位や固定具34が前記二輪車用集配箱6の外部に現
出されることがなく、二輪車用集配箱6の外観を向上し
得るとともに、たとえカバー部16の間隙から雨水が侵
入しても、本体側空間部26L−1及び26R−1に収
容されることとなり、二輪車用集配箱6の内部空間38
まで雨水が侵入するのを確実に阻止でき、本体8内の郵
便物やその他の書類や書籍が濡れる惧れが全くなく、実
用上有利である。
【0028】また、前記軸支機構14の取付部位がカバ
ー部16にて覆われていることにより、軸支機構14の
取付部位の一部あるいは固定具34の一部が本体8及び
蓋体12から現出することがなく、軸支機構14の破壊
が困難となり、例えば重要な郵便物や書類を集配する集
配箱としては安全性が高いという著効を奏する。
【0029】更に、前記本体8の内部空間38を複数
個、例えば2個に分割する分割板40を配設したことに
より、内部空間38の有効利用が図れ、使い勝手を向上
し得るものである。
【0030】更にまた、前記分割板40を、揺動手段4
2によって開閉蓋部として機能する上板部40−1と内
部空間38の分割板40として機能する下板部40−2
と区画することにより、区画体と蓋体とを一体成形で
き、構成を簡略化することができ、製作が容易で、コス
トを低廉とし得て、経済的に有利である。
【0031】また、前記蓋体12の内面12Sにおいて
前記軸支機構14側に網部46を固着したことにより、
網部46に雨具やその他のものを収納することができ、
前記二輪車用集配箱6の内部空間38とは別の収納箇所
を確保することができ、汎用性を大とし得るものであ
る。
【0032】更に、前記二輪車用集配箱6の角部に丸み
を与えた形状としたことにより、二輪車用集配箱6の剛
性が大となり、衝撃に優れた二輪車用集配箱6を形成す
ることができ、実用上有利である。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、二輪車の荷台に搭載される二輪車用集配箱におい
て、有底筒形状の本体と、この本体の上部開口部位を覆
う蓋体と、蓋体の一側を開閉動作可能に本体に軸支する
軸支機構と、軸支機構の取付部位を覆うべく本体及び蓋
体に一体的に形成されたカバー部とを有する集配箱を構
成したので、軸支機構の取付部位をカバー部にて覆うこ
とができ、軸支機構の取付部位等が二輪車用集配箱の外
部に現出されることがなく、二輪車用集配箱の外観を向
上し得るとともに、たとえカバー部の間隙から雨水が侵
入しても、二輪車用集配箱の内部空間まで雨水が侵入す
るのを確実に阻止でき、本体内の郵便物やその他の書類
や書籍が濡れる惧れが全くなく、実用上有利である。ま
た、前記軸支機構の取付部位がカバー部にて覆われてい
ることにより、軸支機構の取付部位等が本体及び蓋体か
ら現出することがなく、軸支機構の破壊が困難となり、
例えば重要な郵便物や書類を集配する集配箱としては安
全性が高いという著効を奏する。更に、前記本体の内部
空間を複数個に分割する分割板を配設すれば、内部空間
の有効利用が図れ、使い勝手を向上し得る。更にまた、
前記蓋体内面に網部を固着すれば、網部に雨具やその他
のものを収納でき、前記二輪車用集配箱の内部空間とは
別の収納箇所を確保することができ、汎用性を大とし得
るものである。また、前記二輪車用集配箱の角部に丸み
を与えた形状に形成すれば、二輪車用集配箱の剛性が大
となり、衝撃に優れた二輪車用集配箱を形成することが
でき、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す二輪車用集配箱の概略
斜視図である。
【図2】二輪車用集配箱を二輪車の荷台に搭載した状態
を示す図である。
【図3】二輪車用集配箱の正面図である。
【図4】二輪車用集配箱の背面図である。
【図5】図3のV−V線による断面図である。
【図6】図4の〓−〓線による断面図である。
【図7】軸支機構の要部拡大断面図である。
【図8】分割板の揺動手段の概略拡大図である。
【符号の説明】
2 二輪車 4 荷台 6 二輪車集配箱 8 本体 10 上部開口 12 蓋体 14 軸支機構 16 カバー部 22 鍵部 38 内部空間 40 分割板 42 揺動手段 46 網部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図7】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車の荷台に搭載される二輪車用集配
    箱において、有底筒形状の本体と、この本体の上部開口
    部位を覆う蓋体と、蓋体の一側を開閉動作可能に前記本
    体に軸支する軸支機構と、この軸支機構の取付部位を覆
    うべく前記本体及び蓋体に一体的に形成されたカバー部
    とを有する前記集配箱を構成したことを特徴とする二輪
    車用集配箱。
JP6070082A 1994-03-15 1994-03-15 二輪車用集配箱 Pending JPH07251773A (ja)

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JP6070082A JPH07251773A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 二輪車用集配箱

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JP6070082A Pending JPH07251773A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 二輪車用集配箱

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104981394A (zh) * 2013-04-22 2015-10-14 宝马股份公司 包括双层盖的顶箱
JP2018146053A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 三菱製鋼株式会社 ヒンジ
CN112027376A (zh) * 2020-08-31 2020-12-04 安徽翰联色纺股份有限公司 一种面料码垛架

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