JPH0725113A - シート状媒体への印刷もしくは印字前処理方法 - Google Patents

シート状媒体への印刷もしくは印字前処理方法

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JPH0725113A
JPH0725113A JP5193125A JP19312593A JPH0725113A JP H0725113 A JPH0725113 A JP H0725113A JP 5193125 A JP5193125 A JP 5193125A JP 19312593 A JP19312593 A JP 19312593A JP H0725113 A JPH0725113 A JP H0725113A
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JP
Japan
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cut
printing
adhesive
sheet
medium
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Application number
JP5193125A
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English (en)
Inventor
Tadao Tsukioka
忠夫 月岡
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Tsukioka KK
Original Assignee
Tsukioka KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 布、脱脂綿等でシート状媒体の表面を一枚一
枚拭いて、印刷もしくは印字する前に予め紙粉、箔粉等
を取り除いたり、また、搬送用のローラ等の表面をアル
コール等で頻繁に清掃して、そのローラ等の表面に付着
した紙粉、箔粉等を取り除いたりする手間をなくすこと
ができる、シート状媒体への印刷もしくは印字前処理方
法を提供する。 【構成】 シート状媒体20より所定形状の被切断物2
1を取り出すため、その被切断物21の周囲にミシン目
等からなる切り離し用の切断部23が形成されており、
このシート状媒体20の被切断物21に印刷もしくは印
字処理を行う。この印刷もしくは印字処理が行われる前
に、被切断物21に付いている箔粉等Sを除去するよう
に、表面に粘着剤もしくは接着剤が付着された粘着もし
くは接着媒体29を、被切断物21に押圧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シート状媒体より所
定形状の被切断物を取り出すため、各被切断物の周囲に
ミシン目等からなる切り離し用の切断部が形成されてお
り、そのシート状媒体の被切断物に印刷もしくは印字処
理を行うため、予め施す印刷もしくは印字前処理方法に
関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種のシート状被切断物は、例え
ば、結婚披露宴等の宴席の席札を作成するため利用され
ている。そして、周囲に金箔が付いた席札を複数個連続
的に作成するため、図5に示されるように、縦長の長方
形状の被切断物4が、シート状被切断紙3の縦方向に2
段並設されるとともに横方向に3個並設されている。こ
れら被切断物4には、「寿」及び「様」の文字が所定の
スペースをあけて予め印刷もしくは印字されている。ま
た、各被切断物4の周囲には、金箔Kが箔押し印刷され
ているとともに、ミシン目等からなる切り離し用の切断
部5が形成されており、また、この切断部5とシート状
被切断紙3の端縁との間には、被切断物4の取り出しを
容易にするため、前記切断部5の一部に連なる取り出し
用の切断部5Aが設けられている。
【0003】そして、シート状被切断紙3より取り出さ
れた被切断物4に、宴席出席者の名前等を最終的に印刷
もしくは印字して席札を作成するため、作業者は、未使
用の多数枚のシート状被切断紙3を、図6に示されるよ
うな印刷もしくは印字処理装置6内に装填した状態で、
名前の印字等の印刷もしくは印字処理動作を実行するソ
フトプログラム等を記憶しているコンピュータ8に、キ
ーボード7を介して名前等を入力する。すると、コンピ
ュータ8は、印刷もしくは印字処理装置6を作動させ
て、シート状被切断紙3上に名前等を連続的に印刷もし
くは印字するように指示するので、その印刷もしくは印
字処理装置6は、名前等が印刷もしくは印字されたシー
ト状被切断紙3を出力する。その後、作業者は、上記切
断部5、5Aを用いて、被切断物4をシート状被切断紙
3より取り出せば、周囲に金箔Kが付いているととも
に、名前等が印刷もしくは印字された席札を作成でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記印刷もし
くは印字処理装置6の内部では、図7に概略的に示され
るように、搬送用のゴムローラ9、10がその軸回りに
回転可能に配設されており、搬送用のゴムローラ9、1
0が回転することにより、搬送方向(矢印11方向)に
シート状被切断紙3を搬送するが、前記シート状被切断
紙3は、金箔Kを付着した後この金箔K上にミシン目等
からなる切り離し用の切断部5を形成しているため、シ
ート状被切断紙3から紙粉及び箔粉Sが取れ易く、搬送
用のゴムローラ9、10の表面に紙粉及び箔粉Sが付着
する虞があった。その結果、シート状被切断紙3から取
れた紙粉及び箔粉Sは、そのシート状被切断紙3を10
枚も通せば、搬送用のゴムローラ9、10の表面に付着
して、そのゴムローラ9、10の表面を傷付けたり、ま
た、搬送用のゴムローラ9、10の表面に付着した紙粉
及び箔粉Sが、別のシート状被切断紙3を汚すこともあ
った。そのため、作業者は、布、脱脂綿等でシート状被
切断紙3の表面を一枚一枚拭いて、印刷もしくは印字す
る前に予め取れやすい紙粉及び箔粉Sを取り除いたり、
また、搬送用のゴムローラ9、10の表面をアルコール
等で頻繁に清掃して、そのゴムローラ9、10の表面に
付着した紙粉及び箔粉Sを取り除く必要があり、手間を
要していた。
【0005】また、ミシン目等からなる切り離し用の切
断部5は、例えば、連断続刃でシート状被切断紙3を押
し切るようにして形成されるため、シート状被切断紙3
に凹凸、そり、ゆがみ等を生じ、その後、印刷もしくは
印字処理装置6が、凹凸、そり、ゆがみ等を生じたシー
ト状被切断紙3に名前等を印刷もしくは印字すると、こ
のシート状被切断紙3に印刷もしくは印字された名前等
には、文字等のかすれ等が生じ、その被切断物4は、見
栄えが悪いものになる虞があった。
【0006】この発明は、上記した欠陥を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、布、
脱脂綿等でシート状媒体の表面を一枚一枚拭いて、印刷
もしくは印字する前に予め紙粉、箔粉等を取り除いた
り、また、搬送用のローラ等の表面をアルコール等で頻
繁に清掃して、そのローラ等の表面に付着した紙粉、箔
粉等を取り除いたりする手間をなくすことができる、シ
ート状媒体への印刷もしくは印字前処理方法を提供する
ことにある。
【0007】また、他の目的としては、見栄えが良い被
切断物を提供させる、シート状媒体への印刷もしくは印
字前処理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシート状
媒体への印刷もしくは印字前処理方法は、前記目的を達
成するために、次の構成からなる。すなわち、シート状
媒体より所定形状の被切断物を取り出すため、その被切
断物の周囲にミシン目等からなる切り離し用の切断部が
形成されており、そのシート状媒体の被切断物に印刷も
しくは印字処理を行うため、予め施す印刷もしくは印字
前処理方法であって、前記印刷もしくは印字処理が行わ
れる前に、被切断物に付いている紙粉及び/もしくは箔
粉等を除去するように、表面に粘着剤もしくは接着剤が
付着された粘着もしくは接着媒体を、被切断物に押圧さ
せる。
【0009】前記被切断物の周囲には箔押し加工がなさ
れており、この箔押し加工によって形成された箔に対し
て、その箔押し加工に用いた版を位置合わせした状態
で、シート状媒体の被切断物と前記版との間に、粘着剤
もしくは接着剤が付着された粘着もしくは接着媒体を介
在させて、前記シート状媒体の被切断物に、前記版を押
圧するのが望ましい。
【0010】
【作用】印刷もしくは印字処理が行われる前に、表面に
粘着剤もしくは接着剤が付着された粘着もしくは接着媒
体を、被切断物に押圧させることにより、粘着もしくは
接着媒体には、被切断物に付いている紙粉及び/もしく
は箔粉等が付着される。それにより、被切断物上の取れ
易い紙粉及び/もしくは箔粉等が、粘着もしくは接着媒
体に付着されるので、印刷もしくは印字処理が行われる
際に、紙粉及び/もしくは箔粉等が、搬送用のローラ等
の表面に付着されなくなる。
【0011】また、前記被切断物の周囲に形成された箔
に対して、その箔押し加工に用いた版が位置合わせさ
れ、かつ、前記粘着もしくは接着媒体が介在されて、前
記被切断物に前記版が押圧される。
【0012】
【実施例】以下、この発明にかかるシート状媒体への印
刷もしくは印字前処理方法の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】シート状被切断物19は、図1に示される
ように、一例として結婚披露宴等の宴席の席札等を作成
するため利用されており、例えば、板紙等からなるシー
ト状媒体20より、所定形状の、例えば、縦長の長方形
状の被切断物21を複数個取り出すため、シート状媒体
20の縦方向T及び横方向Yに被切断物21が並設され
ている。そして、各被切断物21には、「寿」及び
「様」の文字が所定のスペースをあけて予め印刷もしく
は印字されており、これら被切断物21の周囲には、金
箔22、及び、ミシン目等からなる切り離し用の切断部
23がそれぞれ形成されているとともに、この切断部2
3とシート状媒体20の端縁との間には、被切断物21
の取り出しを容易にするため、前記切断部23の一部に
連なる取り出し用の切断部23Aが設けられている。
【0014】このシート状媒体20には、例えば、8個
の被切断物21が配置されており、縦方向Tに2段の被
切断物21が並設されているとともに、横方向Yに4列
の被切断物21が並設されている。また、シート状媒体
20より前記被切断物21が取り出されて周囲に残る支
持部25は、このシート状媒体20の縦方向Tの前方側
及び後方側に、前方側支持部26及び後方側支持部27
として形成されるとともに、前記横方向Yの中央部に
は、計4個の被切断物21を左右2個ずつに区分けする
連結支持部28が前記前方側支持部26及び後方側支持
部27に連なるように設けられている。もっとも、シー
ト状媒体20に形成される被切断物21の個数及び配列
は、上記態様に限ったわけではなく、その他種々の変更
が可能であり、また、シート状媒体20も板紙以外から
形成されていてもよい。
【0015】このシート状媒体20上に金箔22を形成
する方法として、例えば、前記長方形状の被切断物21
の周囲に箔を形成するため、所定位置に突部Pを備えた
箔押し用の版H(図2参照)を予め形成し、この箔押し
用の版Hとシート状媒体20との間に、箔材、例えば、
金箔を蒸着した金箔フィルム(図示せず)を介在させ
て、箔押し加工する。この箔押し加工の後、ミシン目形
成用の刃(例えば、トムソン刃)を所定位置に備えた版
を、シート状媒体20に対して上下方向から押圧するこ
とにより、切り離し用の切断部23、23Aを形成す
る。そして、シート状媒体20に切断部23、23Aを
形成することにより、金箔22上には、紙粉及び箔粉S
が生じる。
【0016】印刷もしくは印字処理機能等を備えた装置
としての印刷もしくは印字処理装置6を使用して、文字
「寿」と「様」との間に、名前等の印刷もしくは印字処
理を行う前に、図2乃至図4に示されるように、表面に
粘着剤もしくは接着剤が、好ましくは、粘着性、接着性
の弱い粘着剤もしくは接着剤が付着された粘着もしくは
接着媒体29を、シート状媒体20上の被切断物21に
押圧させて、被切断物21上にある紙粉及び箔粉Sを除
去する。この粘着もしくは接着媒体29としては、例え
ば、少なくともシート状媒体20の大きさ以上の透明樹
脂材の片面全面側(表面側)に粘着剤もしくは接着剤が
付着されているものを使用できるが、必ずしもこれに限
ったわけではなく、被切断物21上の箔粉Sを除去する
ため、表面に粘着剤もしくは接着剤が付着されたもので
あればいかなるものでもよい。そして、シート状媒体2
0上に金箔22を形成した箔押し用の版Hを、押圧部材
30の下面側30aに取り付けるとともに、その箔押し
用の版Hの突部Pを金箔22に対して位置合わせした状
態で、この押圧部材30とシート状媒体20の被切断物
21との間に、粘着剤もしくは接着剤が付着された表面
側を下方向きにして粘着もしくは接着媒体29を介在さ
せる。そして、図2の状態から押圧部材30を下方へ向
かって移動させ、図3に示されるように、粘着もしくは
接着媒体29を介在した状態で、押圧部材30によって
被切断物21を押圧(熱押圧であってもよい)させるこ
とにより、粘着もしくは接着媒体29の表面には、被切
断物21に付いている紙粉及び箔粉Sが付着される。そ
して、図3の状態から押圧部材30を上方へ向かって移
動させると、図4に示されるように、紙粉及び箔粉Sが
除去される。
【0017】また、シート状媒体20の被切断物21に
箔押し用の版Hの突部Pで押圧することにより、ミシン
目等からなる切断部23が形成される際にシート状媒体
20に生じていた凹凸、そり、ゆがみ等が直るので、図
6に示される前記印刷もしくは印字処理装置6により印
刷もしくは印字処理が行われる際に、印刷もしくは印字
された文字等にかすれ等が発生しなくなる。
【0018】もっとも、その粘着もしくは接着媒体29
を、シート状媒体20上に一度接触させると、粘着もし
くは接着媒体29に箔粉等Sが付着するので、次のシー
ト状媒体20に粘着もしくは接着媒体29を接触させて
押圧させる時には、前回箔粉等Sが付着した位置に、次
のシート状媒体20の金箔22がこないように、粘着も
しくは接着媒体29の位置をずらすのがよい。尚、粘着
もしくは接着媒体29を、シート状媒体20上の被切断
物21に押圧させる方法は、上記方法に限ったわけでは
なく、それ以外の方法を採用してもよい。
【0019】次に、このシート状媒体20を使用して被
切断物21に名前等が印刷もしくは印字される席札等を
作成する作成方法について説明する。
【0020】被切断物21に名前等が印刷もしくは印字
された席札等を作成するため、作業者は、図1に示され
る未使用のシート状媒体20を、図6に示される前記印
刷もしくは印字処理装置6に多数装填する。また、シー
ト状媒体20を装填する前に、前述の如く、作業者は、
粘着もしくは接着媒体29を、シート状媒体20上の被
切断物21に押圧させておくので、箔粉等Sが、搬送用
のゴムローラ9、10等の表面に付着されない。そし
て、作業者は、前記コンピュータ8に、例えば、8人分
の名前等をキーボード7を介して入力する。すると、コ
ンピュータ8は、印刷もしくは印字処理等の工程を行う
上記印刷もしくは印字処理装置6を作動させるので、そ
の印刷もしくは印字処理装置6によって、8人分の名前
等が、給紙カセットから一枚毎取り出されたシート状媒
体20に連続的に印刷もしくは印字され、かつ、印刷も
しくは印字済みのシート状媒体20が一枚出力される。
その後、作業者は、前記切断部23、23Aを用いて切
断し、各被切断物21を取り出せば、周囲に金箔22が
付いているとともに、「寿」及び「様」の間に名前等が
印刷もしくは印字された席札が、8人分連続的に作成さ
れる。そして、それ以上の席札が必要な場合には、作業
者は、上記態様を繰り返せば良い。
【0021】尚、本発明は、上述した実施例に限定され
るわけではなく、例えば、シート状媒体20は、紙以外
の素材、例えば、合成樹脂で形成されていてもよく、ま
た、シート状媒体20に形成される被切断物21及びこ
のシート状媒体20の形状は、例えば、長方形状以外の
形状であっても構わなく、また、印刷もしくは印字処理
装置6が上述の形式と違った形式のものに変更されても
よい。すなわち、実施例で示した印刷もしくは印字処理
装置6など、印刷もしくは印字機能等を備えた装置は、
そのような機能を備えたものであればどのようなもので
あってもよく、例えば、印刷もしくは印字機能等を備え
た複写機、ファクシミリ装置等であってもよい。また、
シート状媒体20に形成される切断部23は、ミシン目
に限った訳ではなく、その他切断が容易になれば、ミシ
ン目以外でも構わない。また、シート状被切断物は、結
婚披露宴等の宴席の席札等を作成するためのみに利用さ
れる必要はない。また、シート状被切断物が結婚披露宴
等の宴席の席札等に利用されない場合は、被切断物21
の周囲に箔押し加工されていなくてもよいので、粘着も
しくは接着媒体29には、箔粉は付着せず、紙粉のみが
付着するだけであるが、その紙粉さえも、前述の如く、
搬送用のゴムローラ9、10等の表面には付着しなくな
る。
【0022】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明にかかるシート状媒体への印刷もしくは印
字前処理方法によれば、次の効果がある。
【0023】請求項1に記載されたシート状媒体への印
刷もしくは印字前処理方法によれば、印刷もしくは印字
処理が行われる前に、表面に粘着剤もしくは接着剤が付
着された粘着もしくは接着媒体を、被切断物に押圧させ
ることにより、粘着もしくは接着媒体には、被切断物に
付いている紙粉及び/もしくは箔粉等が付着される。そ
れにより、切断部を形成する際に生じる被切断物上の紙
粉及び/もしくは箔粉等が、粘着もしくは接着媒体に付
着されるので、印刷もしくは印字処理が行われる際に、
紙粉及び/もしくは箔粉等が、搬送用のローラ等の表面
に付着されなくなる。その結果、布、脱脂綿等でシート
状媒体の表面を一枚一枚拭いて、印刷もしくは印字する
前に予め紙粉、箔粉等を取り除いたり、また、搬送用の
ローラ等の表面をアルコール等で頻繁に清掃して、その
ローラ等の表面に付着した紙粉、箔粉等を取り除いたり
する手間がなくなる。
【0024】また、請求項2に記載されたシート状媒体
への印刷もしくは印字前処理方法によれば、被切断物の
周囲に形成された箔に対して、その箔押し加工に用いた
版を位置合わせした状態で、シート状媒体の被切断物と
前記版との間に、粘着剤もしくは接着剤が付着された粘
着もしくは接着媒体を介在させて、前記シート状媒体の
被切断物に、前記版を押圧することにより、被切断物に
付いている紙粉、箔粉等が取り除かれるとともに、シー
ト状媒体に生じていた凹凸、そり、ゆがみ等が直り、被
切断物に印刷もしくは印字される文字等にかすれ等が生
じなくなる。その結果、被切断物に印刷もしくは印字さ
れる文字等の見栄えが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施例に用いられるシート状被切断物を示
す正面図である。
【図2】この実施例の印刷もしくは印字前処理方法の状
態を概略的に示す拡大断面図である。
【図3】おなじく拡大断面図である。
【図4】おなじく拡大断面図である。
【図5】従来のシート状被切断物の正面図である。
【図6】シート状被切断物に名称等を印刷もしくは印字
するための印刷もしくは印字処理装置等を示す正面図で
ある。
【図7】従来のシート状被切断物の印刷もしくは印字処
理装置内の搬送状態を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
20 シート状媒体 21 被切断物
23 切断部 29 粘着もしくは接着媒体 S 箔粉等
H 版

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状媒体より所定形状の被切断物を
    取り出すため、その被切断物の周囲に、ミシン目等から
    なる切り離し用の切断部が形成されており、そのシート
    状媒体の被切断物に印刷もしくは印字処理を行うため、
    予め施す印刷もしくは印字前処理方法であって、 前記印刷もしくは印字処理が行われる前に、被切断物に
    付いている紙粉及び/もしくは箔粉等を除去するよう
    に、表面に粘着剤もしくは接着剤が付着された粘着もし
    くは接着媒体を、被切断物に押圧させるシート状媒体へ
    の印刷もしくは印字前処理方法。
  2. 【請求項2】 前記被切断物の周囲には箔押し加工がな
    されており、この箔押し加工によって形成された箔に対
    して、その箔押し加工に用いた版を位置合わせした状態
    で、シート状媒体の被切断物と前記版との間に、粘着剤
    もしくは接着剤が付着された粘着もしくは接着媒体を介
    在させて、前記シート状媒体の被切断物に、前記版を押
    圧する請求項1に記載のシート状媒体への印刷もしくは
    印字前処理方法。
JP5193125A 1993-07-07 1993-07-07 シート状媒体への印刷もしくは印字前処理方法 Pending JPH0725113A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017535455A (ja) * 2014-11-13 2017-11-30 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 物品を装飾するためのプロセス
US10252544B2 (en) 2014-11-13 2019-04-09 The Procter & Gamble Company Apparatus and method for depositing a substance on articles

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