JPH07250752A - 衣紋掛 - Google Patents

衣紋掛

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JPH07250752A
JPH07250752A JP7014494A JP7014494A JPH07250752A JP H07250752 A JPH07250752 A JP H07250752A JP 7014494 A JP7014494 A JP 7014494A JP 7014494 A JP7014494 A JP 7014494A JP H07250752 A JPH07250752 A JP H07250752A
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rod
connecting rods
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rods
support arms
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Hiromichi Ozaki
浩道 尾崎
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AZUMA SUGATA KK
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AZUMA SUGATA KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 吊具2aを備えた左右横長の主ロッド2を有
する。主ロッド2の左右両端にそれぞれ着脱自在に継ぎ
足し連結される一対の接続ロッド3を有する。主ロッド
2の中央部左右に、下向きに延びる一対の支持腕9を設
けてあり、両支持腕9の下端間に小物掛杆10を架設し
てあり、両支持腕9間に各接続ロッド3を収納する保持
手段を備える。 【効果】 使用時には主ロッド2の左右に一対の接続ロ
ッド3をそれぞれ簡単に継ぎ足せる。取り外した接続ロ
ッド3はコンパクト状態に収納できる。きものを壁面に
汚れることなく吊り掛けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、和服(きもの)を吊り
掛ける衣紋掛に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の衣紋掛に関する従来技術に、例
えば実開昭49−34027号公報、同51−1357
42号公報、同52−125927号公報、同55−1
24236号公報などがある。そこでは、吊具を備えた
主パイプの左右両端に、可動パイプを左右方向へ摺動自
在に嵌挿してある。使用時には、主パイプから可動パイ
プを引き出して左右方向に長くし、不使用時には主パイ
プ内に可動パイプを差し込んで全体をコンパクトに格納
する、いわゆる入子になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる、入子式の衣紋
掛では、主パイプに対して可動パイプが抜け出ないよう
に抜け止め手段を設け、その上で可動パイプが伸長位置
で不用意に移動しないよう位置保持する位置保持手段を
設ける必要がある。このため構造が複雑化し、製作コス
トも高くつくところに問題があった。また従来の衣紋掛
では、きものを壁、襖、タンスなどの壁面に沿わせて吊
るす場合に、きものが壁面に接触して壁土やほこりなど
が付着し、高価なきものが汚れてしまうといった問題が
あった。
【0004】本発明の目的は、使用時には主ロッドの左
右両端に別の接続ロッドを継ぎ足し方式で連結できるよ
うにして構造の簡略化を図り、安価に製造できる衣紋掛
を得るにある。本発明の目的は不使用時には主ロッドか
ら接続ロッドなどを取り外して主ロッドの下方にコンパ
クトに収納保持しておけ、輸送時の梱包や不使用時の保
管に便利な衣紋掛けを得るにある。本発明の目的は、き
ものを壁面に添わせて吊り掛ける際に、きものが壁面に
直接に接触して汚れることを防止できる衣紋掛を得るに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の衣紋掛は、図1
ないし図12に示すごとく、吊具2aを備えた左右横長
の主ロッド2と、主ロッド2の左右両端にそれぞれ着脱
自在に継ぎ足し連結される一対の接続ロッド3と、左右
長さが接続ロッド3の半分以下であって、各接続ロッド
3の外方端にそれぞれ着脱自在に継ぎ足し連結される左
右一対の補助ロッド4とを有する。主ロッド2の中央部
左右には、下向きに延びる一対の支持腕9を設けてあ
り、両支持腕9の下端間に小物掛杆10を架設してあ
り、両支持腕9の対向する内面には、各接続ロッド3の
両端を着脱自在に保持する第1保持部12が上下二段に
形成されているとともに、各補助ロッド4の一端を片持
ち状態で両補助ロッド4が左右に対向するよう着脱自在
に保持する第2保持部13が形成されている。主ロッド
2には、両支持腕9間にスペーサ部材15が回動自在に
付設されている。このスペーサ部材15の前面には、下
端に設けられて小物掛杆10に背面側から部分的に嵌合
する第1係合溝17と、上下2段に設けられて第1保持
部12に保持した左右の各接続ロッド3に背面側から部
分的に嵌合する第2係合溝18と、第2保持部13に保
持した左右の各補助ロッド4に背面側から部分的に嵌合
する第3保持溝19とがそれぞれ形成されている。
【0006】また本発明の衣紋掛は、図13および図1
4に示すごとく、吊具2aを備えた左右横長の主ロッド
2と、主ロッド2の左右両端にそれぞれ着脱自在に継ぎ
足し連結される一対の接続ロッド3と、左右長さが接続
ロッド3の半分以下であって、各接続ロッド3の外方端
にそれぞれ着脱自在に継ぎ足し連結される左右一対の補
助ロッド4とを有する。主ロッド2の中央部左右に、下
向きに延びる一対の支持腕9を設けてあり、両支持腕9
の下端間に小物掛杆10を架設してある。主ロッド2に
は、両支持腕9間にスペーサ部材15が回動自在に付設
されている。そして、この場合も左右の各接続ロッド3
および各補助ロッド4は取り外した状態で左右の両支持
腕9間に置かれた状態で収納する。そのために、スペー
サ部材15の前面には、下端に設けられて小物掛杆10
に背面側から部分的に嵌合する第1係合溝17と、上下
2段に設けられて左右の各接続ロッド3に背面側から部
分的に嵌合する第2係合溝18と、左右の各補助ロッド
4に背面側から部分的に嵌合する第3係合溝19とを有
する。つまり、各接続ロッド3および各補助ロッド4は
スペーサ部材15のみで両支持腕9間に保持する形式で
ある。
【0007】
【作用】使用時には、図2に示すごとく主ロッド2の左
右両端に接続ロッド3・3を継ぎ足し連結し、更に各接
続ロッド3・3の外方端に補助ロッド4・4を継ぎ足し
連結し、全長を長くして、これにきものを吊り掛ける。
不使用時には主ロッド2から接続ロッド3・3を、次い
で接続ロッド3・3から補助ロッド4・4をそれぞれ取
り外す。そしてこれら接続ロッド3・3および補助ロッ
ド4・4は、主ロッド2の下方の両支持腕9・9間に収
納保持する。この収納に際し、2本の接続ロッド3・3
は、図3に示すごとくそれぞれの左右端を両支持腕9・
9に設けた上下の第1保持部12・12に両持ち状態で
保持する。2本の補助ロッド4・4は、それぞれの一端
を各支持腕9・9の第2保持部13・13に片持ち状に
保持し、両補助ロッド4・4の他端どうしが支持腕9・
9間で左右に分かれて相対向するようにセットする。
【0008】きものを壁面に添わせて吊り掛ける場合
は、図2および図8に示すごとくスペーサ部材15を壁
面に向かって突出するよう後ろ向きに回動し、スペーサ
部材15の延出端20を壁面に当てることにより、主ロ
ッド2と壁面との間に一定の間隙を設ける。不使用時に
は、主ロッド2に対してスペーサ部材15を下方に回動
し、図6に示すごとくスペーサ部材15の前面下端の第
1係合溝17を小物掛杆10に嵌合し、スペーサ部材1
5を収納位置に位置保持する。これでスペーサ部材15
の前面の第2係合溝18と第3係合溝19とが接続ロッ
ド3・3と補助ロッド4・4とに同時に嵌合して、これ
ら各ロッド3・4を確りと保持する。両支持腕9・9の
対向内面には必ずしも前述の第1保持部12および第2
保持部13を設けることを要しない。スペーサ部材15
の前面に設けた前述の第2・第3係合溝18・19これ
のみで各接続ロッド3および各補助ロッド4を前述の要
領で収納保持しておけるからである。
【0009】
【実施例】
(第1実施例)図1ないし図8は本発明に係る衣紋掛の
第1実施例を示す。図1および図2において、1は掛棒
本体である。この掛棒本体1は上端に紐付きの吊具2a
を備えた左右横長の主ロッド2と、左右一対の接続ロッ
ド3・3と、左右一対の補助ロッド4・4とからなる。
なお、図の吊具2aは紐とS字状の掛け止め具とからな
る。これら主ロッド2、接続ロッド3・3および補助ロ
ッド4・4はそれぞれ合成樹脂製のパイプ材で形成され
ている。このうち主ロッド2と接続ロッド3・3の左右
の長さはほぼ同一寸法に設定されており、各補助ロッド
4の左右長さは、各接続ロッド3のそれのほぼ半分以下
に寸法設定されている。主ロッド2の左右の開口端には
各接続ロッド3が着脱自在に継ぎ足し連結される。その
ために各接続ロッド3の一端側の接続端には、主ロッド
2の開口端に内嵌する小径の連結軸部5が突設されてい
る。
【0010】各接続ロッド3の外方開口端には各補助ロ
ッド4を着脱自在に継ぎ足し連結できる。そのために各
補助ロッド4の一端には、各接続ロッド3の他端の開口
端に内嵌する小径の連続軸部6が突設されている。な
お、各補助ロッド4の外方端にゴム製の弾性キャップ7
が設けられている。これにより、掛棒本体1は主ロッド
2の左右に接続ロッド3・3および補助ロッド4・4を
それぞれ継ぎ足し連結したとき、図2に示すごとく一直
線状に左右方向へ大きく延出した使用状態にすることが
できる。図1において主ロッド2の中央部左右には、下
方に延びる一対の支持腕9・9を固定し、これら両支持
腕9・9の下端間に主ロッド2と平行する小物掛杆10
を架設してあり、これら主ロッド2、一対の支持腕9・
9および小物掛杆10で長方形状の枠体11が構成され
ている。すなわち両支持腕9・9は上端に筒孔を有し、
この筒孔を有する筒軸部9a・9aを介して主ロッド2
にこれの一端側から挿嵌して位置ずれ不能に固定してあ
る。
【0011】各支持腕9の対向する内面には、図1およ
び図4に示すごとく主ロッド2から取り外した左右2本
の各接続ロッド3の両端を枠体11内に両持ち状態で上
下二段に収納保持する第1保持部12を上方に凹設する
とともに、接続ロッド3から取り外した左右の2本の各
補助ロッド4の一端の連結軸部6側を枠体11内に片持
ち状態で両補助ロッド4の弾性キャップ7側が左右対向
状となるよう収納保持する第2保持部13を下方に凹設
してある。つまり、これら第1・第2保持部12・13
が上下三段にそれぞれ形成されている。
【0012】一方(図で左側)の支持腕9の第1保持部
12は、図1および図8に示すごとく接続ロッド3の連
結軸部5が嵌入自在な円形の凹穴に形成されており、他
方の支持腕9の第1保持部12は、図1および図4に示
すごとく接続ロッド3の外方端が裏面側から案内嵌合で
きる凹溝に形成されている。かくして枠体11内に接続
ロッド3を収納する際には、図5および図7に示すごと
く接続ロッド3の一端を凹穴形の第1保持部12に先入
れしたのち、該接続ロッド3の他端を凹溝形の第1保持
部12に案内嵌合することになる。左右の各支持腕9に
おいて、第2保持部13は図4および図8に示すごと
く、いずれも円形の凹穴に形成してあり、枠体11内に
補助ロッド4を収納するに際しては、図3に示すように
各補助ロッド4の連結軸部6を第2保持部13に嵌め込
み、両補助ロッド4の弾性キャップ7どうしを互いに突
合わせた状態にする。
【0013】図1において、15はスペーサ部材であ
る。このスペーサ部材15の上端には、両支持腕9・9
間において主ロッド2に嵌合する筒軸部16を有する板
状に形成されており、スペーサ部材15は筒軸部16を
介して主ロッド2の左右中央部位に回動自在に支持され
る。すなわち、主ロッド2に対してスペーサ部材15
は、上端の筒軸部16を介して下向きに垂れ下がる収納
位置と、後方に向けて水平に起き上がるスペーサ使用位
置とにわたって回動操作できる。スペーサ材15の前面
には、小物掛杆10の外周面に表裏面側から半抱き状態
で嵌合してスペーサ部材15を収納位置に位置保持する
第1係合溝17が最下端に形成されているとともに、各
接続ロッド3と各補助ロッド4の外表面に裏面側から半
抱き状態で嵌合する第2・第3係合溝18・19が上下
三段にそれぞれ形成されている。
【0014】衣紋掛を使用する際には、図2に示すごと
く主ロッド2の両端に接続ロッド3・3を連結軸部5・
5の嵌合で継ぎ足し、各接続ロッド3・3の外方端に補
助ロッド4・4を連結軸部6・6の嵌合で継ぎ足す。こ
れにより長い掛棒状態できものを吊るして使用する。き
もののゆき寸法が比較的小さいときには、補助ロッド4
・4を接続ロッド3・3から取り外すことにより左右長
さを調節することができる。壁際などに衣紋掛を引っ掛
けて使用する場合には、図2および図8に示すように、
掛棒本体1に対してきものをスペーサ部材15がきもの
の前身頃側に位置するように吊るす。そして、図8に示
すごとく主ロッド2に対しスペーサ部材15をこれの延
出端(下端)20が壁側に向かって突出するように回動
させ、スペーサ部材15が掛棒本体1と壁との間で突っ
張るように位置させる。これにより、きものと壁との間
に一定の間隙を保持して、きものが壁面に接触するのを
防止し、きものに壁土やほこりなどが付着して汚れるの
を防止できる。
【0015】衣紋掛の不使用時には、図1に示すごとく
接続ロッド3・3を主ロッド2から取り外し、また接続
ロッド3・3から補助ロッド4・4を取り外す。これら
接続ロッド3・3および補助ロッド4・4を支持腕9・
9の対向内面間に第1および第2保持部12・13を介
してそれぞれ保持して枠体11内に収納する。次に、図
6に示すごとくスペーサ部材15をその使用位置から枠
体11の開口面に沿う収納位置に回転させ、下端の第1
係合溝17を小物掛杆10に裏面側から半抱き状態で嵌
合して、スペーサ部材15をその収納位置に保持する。
【0016】これにより、不使用時には接続ロッド3お
よび補助ロッド4のそれぞれを枠体11内に収納保持で
きるし、またスペーサ部材15を枠体11内の開口面に
沿わせて収納できる。この結果、衣紋掛をコンパクトに
できて、洋服ダンスなどにスペースをとることなく格納
保管できるし、また洋服などのハンガーとしても使用で
きる。スペーサ部材15を収納位置に位置させたときに
は、図6に示すごとくスペーサ部材15の内面に形成し
た第2係合溝18・18および第3係合溝19が接続ロ
ッド3・3および補助ロッド4・4に裏面側から半抱き
状態で嵌合して支持するので、各接続ロッド3および各
補助ロッド4が、第1および第2保持部12・13から
不用意に抜け出るのを更に確実に防止できる。なお、主
ロッド2の両端に接続ロッド3・3を接続するための連
結軸部5・5を設け、また接続ロッド3・3の外方端に
補助ロッド4・4を接続するための連結軸部6・6を設
けてもよい。
【0017】(第2実施例)図9ないし図12は本発明
に係る衣紋掛の第2実施例を示しており、左右の各支持
腕9は弾性を有するプラスチック材で成形されており、
上下に合計5個の円形のロッド挿入孔を左右方向に貫通
する状態で上下連通状に設けてある。そして最上段のロ
ッド挿入孔21を主ロッド2に挿嵌して好ましくは固定
し、最下段のロッド挿入孔22に小物掛杆10の端を挿
嵌して抜け止め状にビスや接着剤などで固定してある。
中間に位置する上下の挿通孔が前述の第1保持部12と
第2保持部13になっており、これらの第1・第2保持
部12・13に各接続ロッド3と各補助ロッド4との端
部が挿嵌されて弾性的に挟着保持される。その他の構成
は、スペーサ部材15の図示を省略したが、先の第1実
施例と同様であり、同一符号を付して説明を省略する。
【0018】(第3実施例)図13および図14は本発
明に係る衣紋掛の第3実施例を示しており、これでは両
支持腕9・9に前述の第1保持部12および第2保持部
13を設けず、スペーサ部材15の前面にのみ第1・第
2・第3係合溝17・18・19を先の実施例と同様に
形成したものである。その他の構成は第1実施例と実質
的に同一であり、同一符号を付して説明を省略する。こ
の場合にも、両支持腕9・9間において、接続ロッド3
・3および補助ロッド4・4はスペーサ部材15の第2
係合溝18および第3係合溝19で収納保持することが
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、主ロッド2の左右両端
に接続ロッド3・3を、更に接続ロッド3・3の外側に
必要に応じて補助ロッド4・4をそれぞれ継ぎ足し方式
により着脱自在に連結できる構造としたから、従来の入
子式の伸縮形式に較べてその構造が簡単で安価に製造で
きる。しかも、不使用時には主ロッド2から取り外し
た、接続ロッド3・3や補助ロッド4・4を一対の支持
腕9・9間に収納保持できるようにしたから、接続ロッ
ド3・3や補助ロッド4・4を主ロッド2の下方の空間
部を有効に利用して収納保持でき、前後方向に嵩張るこ
となくコンパクトにかつ損傷を受け難い状態で格納して
おける。従って、搬送時の梱包や不使用時の収納保管に
極めて有利である。
【0020】主ロッド2にスペーサ部材15を回動自在
に付設してあるから、壁などに沿わせてきものを吊るす
場合、スペーサ部材15の延出端20を壁面に突き当て
ることにより、主ロッド2と壁面との間に一定の間隙を
形成でき、きものが壁面に接触して汚れたりするのもよ
く防止できる。さらに、スペーサ部材15を収納位置に
回動操作して、下端の第1係合溝17を小物掛杆10に
嵌合すると、第2・第3係合溝18・19が支持腕9・
9の第1および第2保持部12・13に保持した接続ロ
ッド3・3および補助ロッド4・4に嵌合して支持す
る。従って不使用時には、接続ロッド3・3および補助
ロッド4・4を不用意に抜け出ないように両支持腕9・
9間に確りと保持するに有利である。尤も、スペーサ部
材15だけでも、これに設けた第2・第3係合溝18・
19で接続ロッド3・3および補助ロッド4・4を収納
保持しておけ、この場合は更に構造の簡略化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成部材の斜視図である。
【図2】第1実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図3】第1実施例の格納状態を示す斜視図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】図3のC−C線断面図である。
【図7】図6のD−D線断面図である。
【図8】第1実施例のスペーサ部材の使用状態を示す縦
断側面図である。
【図9】第2実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図10】第2実施例の構成部材の斜視図である。
【図11】第2実施例の格納状態を示す斜視図である。
【図12】図11のE−E線断面図である。
【図13】第3実施例の格納状態を示す斜視図である。
【図14】図13のF−F線断面図である。
【符号の説明】
1 掛棒本体 2 主ロッド 2a 吊具 3 接続ロッド 4 補助ロッド 9 支持腕 10 小物掛杆 11 枠体 12 第1保持部 13 第2保持部 15 スペーサ部材 17 第1係合溝 18 第2係合溝 19 第3係合溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊具2aを備えた左右横長の主ロッド2
    と、 主ロッド2の左右両端にそれぞれ着脱自在に継ぎ足し連
    結される一対の接続ロッド3とを有し、 主ロッド2の中央部左右に、下向きに延びる一対の支持
    腕9を設けてあり、 両支持腕9の下端間に小物掛杆10を架設してあり、 両支持腕9間に各接続ロッド3を収納する保持手段を備
    えている衣紋掛。
  2. 【請求項2】 接続ロッド3の保持手段として、両支持
    腕9の対向する内面には、各接続ロッド3の両端を着脱
    自在に保持する第1保持部12が上下二段に形成されて
    いる請求項1記載の衣紋掛。
  3. 【請求項3】 吊具2aを備えた左右横長の主ロッド2
    と、 主ロッド2の左右両端にそれぞれ着脱自在に継ぎ足し連
    結される一対の接続ロッド3と、 左右長さが接続ロッド3の半分以下であって、各接続ロ
    ッド3の外方端にそれぞれ着脱自在に継ぎ足し連結され
    る左右一対の補助ロッド4とからなり、 主ロッド2の中央部左右に、下向きに延びる一対の支持
    腕9を設けてあり、 両支持腕9の下端間に小物掛杆10を架設してあり、 両支持腕9の対向する内面には、各接続ロッド3の両端
    を着脱自在に保持する第1保持部12が上下二段に形成
    されているとともに、各補助ロッド4の一端を片持ち状
    態で両補助ロッド4が左右に対向するよう着脱自在に保
    持する第2保持部13が形成されている衣紋掛。
  4. 【請求項4】 吊具2aを備えた左右横長の主ロッド2
    と、 主ロッド2の左右両端にそれぞれ着脱自在に継ぎ足し連
    結される一対の接続ロッド3とを有し、 主ロッド2にスペーサ部材15が回動自在に付設されて
    いる衣紋掛。
  5. 【請求項5】 吊具2aを備えた左右横長の主ロッド2
    と、 主ロッド2の左右両端にそれぞれ着脱自在に継ぎ足し連
    結される一対の接続ロッド3とを有し、 主ロッド2の中央部左右に、下向きに延びる一対の支持
    腕9を設けてあり、 両支持腕9の下端間に小物掛杆10を架設してあり、 両支持腕9間に各接続ロッド3を収納する保持手段を備
    えており、 主ロッド2には、両支持腕9間にスペーサ部材15が回
    動自在に付設されている衣紋掛。
  6. 【請求項6】 両支持腕9間に各接続ロッド3を収納す
    る保持手段として、両支持腕9の対向する内面には、各
    接続ロッド3の両端を着脱自在に保持する第1保持部1
    2が上下二段に形成されており、 スペーサ部材15の前面には、下端に設けられて小物掛
    杆10に背面側から部分的に嵌合する第1係合溝17
    と、 上下2段に設けられて第1保持部12に保持した左右の
    各接続ロッド3に背面側から部分的に嵌合する第2係合
    溝18とがそれぞれ形成されている請求項5記載の衣紋
    掛。
  7. 【請求項7】 左右長さが接続ロッド3の半分以下であ
    って、各接続ロッド3の外方端にそれぞれ着脱自在に継
    ぎ足し連結される左右一対の補助ロッド4を有し、 両支持腕9の対向する内面には、各補助ロッド4の一端
    を片持ち状態で両補助ロッド4が左右に対向するよう着
    脱自在に保持する第2保持部13が形成されており、 スペーサ部材15の前面には、第2保持部13に保持し
    た左右の各補助ロッド4に背面側から部分的に嵌合する
    第3保持溝19が形成されている請求項6記載の衣紋
    掛。
  8. 【請求項8】 吊具2aを備えた左右横長の主ロッド2
    と、 主ロッド2の左右両端にそれぞれ着脱自在に継ぎ足し連
    結される一対の接続ロッド3とを有し、 主ロッド2の中央部左右に、下向きに延びる一対の支持
    腕9を設けてあり、 両支持腕9の下端間に小物掛杆10を架設してあり、 主ロッド2には、両支持腕9間にスペーサ部材15が回
    動自在に付設されており、 スペーサ部材15の前面には、下端に設けられて小物掛
    杆10に背面側から部分的に嵌合する第1係合溝17
    と、 上下2段に設けられて両支持腕9間に置いた左右の各接
    続ロッド3に背面側から部分的に嵌合する第2係合溝1
    8とがそれぞれ形成されている衣紋掛。
  9. 【請求項9】 左右長さが接続ロッド3の半分以下であ
    って、各接続ロッド3の外方端にそれぞれ着脱自在に継
    ぎ足し連結される左右一対の補助ロッド4を有し、 スペーサ部材15の前面には、両支持腕9間に置いた左
    右の各補助ロッド4に背面側から部分的に嵌合する第3
    係合溝19が形成されている請求項8記載の衣紋掛。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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