JPH0725043Y2 - ベルト固定具 - Google Patents

ベルト固定具

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JPH0725043Y2
JPH0725043Y2 JP5090287U JP5090287U JPH0725043Y2 JP H0725043 Y2 JPH0725043 Y2 JP H0725043Y2 JP 5090287 U JP5090287 U JP 5090287U JP 5090287 U JP5090287 U JP 5090287U JP H0725043 Y2 JPH0725043 Y2 JP H0725043Y2
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一美 笠井
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ランドセルやリュックサックや肩掛けカバン
等(以下カバン等という)に使用される肩掛けベルトの
端部をカバン等に固定取付けするためのベルト固定具に
関するものである。
従来の技術 本考案のベルト固定具は、同一出願人にかかる実願昭61
-187821号のベルト固定具を改良したものである。とこ
ろで、本件出願人が先に出願したベルト固定具(1)
は、第13図及び第14図に示すように、ベルト保持具
(2)をベルト(B)を装着した雄体(5)と当該雄体
(5)を結合・分離可能に連結する雌体(6)とから成
るバックルにより構成し、このベルト保持具(2)の雌
体(6)の裏壁(31)に膨大部(35)を先端に有するプ
ラグ(7)を突設し、このプラグ(7)と圧入係合する
プラグ挿入孔(46)を穿設したソケット部材(4)を生
地(C)に固定手段により取付け、前記ベルト保持具
(2)のプラグ(7)をソケット部材(4)のプラグ挿
入孔(46)に挿入して、ベルト保持具(2)とソケット
部材(4)を回転自在に組み付けたものである。そし
て、前記ベルト保持具(2)の雌体(6)の裏壁(31)
に回転ストッパー用の突条片(37)をプラグ(7)の直
径方向の片側に設け、一方、前記ソケット部材(4)に
はプラグ挿入孔(46)の外周部位の一部に上記突条片
(37)を所定角度回転可能に嵌入せしめる扇形状の回転
規制溝(47)を形成することによって、ソケット部材
(4)に対するベルト保持具(2)の回転範囲を規制す
るようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 ところが、上記ベルト固定具においては、ベルト保持具
(2)の回転範囲を規制する回転規制溝(47)がソケッ
ト部材(4)のプラグ挿入孔(46)の外周部位の一部に
しか形成されていないため、ベルト保持具(2)の突条
片(37)とソケット部材(4)の回転規制溝(47)の対
面箇所が一箇所しかなく、ベルト保持具(2)とソケッ
ト部材(4)を組付ける際に、ベルト保持具(2)の突
条片(37)とソケット部材(4)の回転規制溝(47)を
対面させる位置合わせが非常に面倒であった。その上、
ベルト保持具(2)がソケット部材(4)に対し回転規
制溝(47)の範囲内で自在に回転することから、ベルト
保持具(2)を構成するバックルの雌体(6)と雄体
(5)を結合・分離するとき、雌体(6)を手指で把持
固定してその操作を行わなくてはならず、又、ベルト保
持具(2)にベルト(B)が連結されていない状態、即
ち、ベルト保持具(2)の雄体(5)を雌体(6)から
外した状態にあっても、ベルト保持具(2)の雌体
(6)がソケット部材(4)に対し回転規制溝(47)の
範囲内で自由に動いてしまい、ベルト保持具(2)の外
観体裁を良好に保つことができなかった。
本考案は、上記問題点に着目して成されたものであっ
て、ベルト保持具とソケット部材との組付け及びベルト
の着脱操作が簡単に行なえ、しかもベルトを装着してい
ないベルト保持具の外観体裁が良好なベルト固定具を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、ベルト保持具とソケット部材の組付けを簡単
に行うようにするため、ベルト保持具の裏面にプラグの
直径方向に延びる回転ストッパー用の突条片を形成し、
一方、前記ソケット部材にはプラグ挿入孔の直径方向で
対向する外周部位の両側に当該プラグ挿入孔の中心より
径方向へ拡開して上記突条片を所定角度回転可能に嵌入
せしめる扇形状の回転規制溝を形成する構成とした。
又、ベルトの着脱操作を簡単に行え、かつベルト保持具
の外観体裁を良好に保つようにするため、ベルト保持具
の裏面に突条片よりも低い仮止め用の突起を形成し、一
方、ソケット部材には上記突条片の回転範囲内で前記突
起が係止する係止溝を形成する構成とした。
作用 ベルト保持具の突条片をソケット部材に形成したいずれ
か一方の回転規制溝に対面させることによりベルト保持
具とソケット部材との組付けを行ない、またベルト保持
具とソケット部材との組付け後、ベルト保持具の突起を
ソケット部材の係止溝に係止させることによりベルト保
持具を回転規制溝の範囲内でソケット部材に対し一時的
に仮固定することができる。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
なお、第1図ないし第12図において、第13図及び第14図
と同一部材のものは同じ符号を付している。
第1図は、本考案に係るベルト固定具(1)を示してお
り、該ベルト固定具(1)は、合成樹脂等により成形加
工され、ベルト(B)の端部を保持するベルト保持具
(2)と、カバン等の生地(C)の固定手段であるアイ
ドルプレート(3)と、該アイドルプレート(3)によ
り生地(C)に固定的に取付けられるソケット部材
(4)とにより構成されている。
前記ベルト保持具(2)は、雄体(5)と雌体(6)と
からなる着脱自在なバックルとなっており、該雄体
(5)にはベルト(B)が装着され、雌体(6)にはプ
ラグ(7)が突出形成されている。
前記雄体(5)は、第1図及び第2図に示されるよう
に、ベルト通し穴(10)を穿設したベルト装着部(11)
と、雌体(6)に収納される収納板部(12)とからなっ
ており、この収納板部(12)にはU字状に穿設した切溝
(13)により係合弾力片(14)が形成されている。この
係合弾力片(14)の表面先端には、雌体(6)の係止片
(29)に係止するところの係止部(15)が設けてあり、
この係止部(15)は、第2図に示されるように、係合弾
力片(14)の幅方向両端部まで延びて、雌体(6)の係
止片(29)と係止状態にある雄体(5)が雌体(6)の
左右方向で傾かないようになっている。また係合弾力片
(14)の裏面先端には、係止部(15)と同方向に延びる
補強突条(16)が設けてあり、(第1図参照)、これに
より雄体(5)と雌体(6)とを着脱する際、係合弾力
片(14)の先端部分における破損、すなわち切溝(13)
と切欠孔(17)との間における破損を防止している。さ
らにこの係合弾力片(14)は、第1図及び第2図に示さ
れるように、その周囲に配設した枠(18)によって保護
されると共に、係合弾力片(14)の基部の弾性を強めて
係止力を強固にするように構成されている。そして枠
(18)の基部には左右にヒレ(19,19)が設けられてい
て、雄体(5)を雌体(6)に挿入係止した際に、雌体
(6)の挿入口(32)の左右の側壁(30,30)に設けた
溝(33,33)(第11図参照)に嵌合して、雌体(6)の
上下方向における屈曲強度を高めるようになっている。
前記雌体(6)は、第1図、第3図及び第4図に示され
るように、ケース状に構成されていて、その内部は雄体
(5)の収納板部(12)を収納する収納室(22)となっ
ている。収納室(22)を構成する雌体(6)の表壁(2
3)には、U字状に穿設した切溝(24)によって押圧弾
力片(25)が形成されている(第3図参照)。この押圧
弾力片(25)は、収納室(22)の後壁(26)よりも手前
に位置し、自由端となっている下端部側が収納室(22)
内に押圧されると、押圧弾力片(25)の裏面に設けた押
圧部(27)が雄体(5)の係止部(15)を押圧して係止
を解除するようになっている(第1図参照)。また押圧
弾力片(25)の表面の押圧箇所には、指が滑らぬよう滑
り止めの突条(28)が複数条設けられている。該収納室
(22)内には、押圧弾力片(25)の基部寄りに、挿入し
た雄体(5)の係合弾力片(14)の係止部(15)を係止
するところの係止片(29)が架設されている。この係止
片(29)は、表壁(23)に形成した押圧弾力片(25)よ
り内方に一定の距離をおいて左右の側壁(30,30)に架
設されており、押し下げられる押圧弾力片(25)が係止
を解除した後、必要以上に下がらないように押圧弾力片
(25)の中間部を係止片(29)の上面に当接するように
配置されている。これによって引抜く雌体(6)が押圧
弾力片(25)の押圧部(27)により雌体(6)の裏壁
(31)に押付けられないようにして雄体(5)の引抜き
を容易に行なえるようにしてある。
そして係止片(29)は、先端が斜面となっていて、雄体
(5)の係止部(15)の後部斜面と係合して外れにくく
すると共に、係止片(29)の厚さを挿入口(32)に向っ
て徐々に薄くして雄体(5)の係合弾力片(14)の挿
入、引抜きを容易にするようにしてある。
前記プラグ(7)は、雌体(6)の裏壁(31)の裏面中
央に突出形成されており、(第1図及び第4図参照)、
その先端が膨大部(35)となっている。このプラグ
(7)には、弾性を持たせるため十文字状のスリット
(36)が形成されているが、このスリット(36)は一文
字状であってもよい。このプラグ(7)は、後述するよ
うにソケット部材(4)と嵌合係止することによりベル
ト保持具(2)の雌体(6)がソケット部材(4)に対
して回転可能となる。
前記雌体(6)の裏壁(31)には、第1図及び第4図に
示されるように、プラグ(7)と同方向に突出する回転
ストッパー用の突条片(37)と、仮止め用の突起(38)
とが形成されている。前記突条片(37)は、ソケット部
材(4)の柱部(41)の直径と略同一の長さに形成され
てプラグ(7)の雌体(6)の上下方向に延びるスリッ
ト(36)に沿って当該プラグ(7)の直径方向に延びて
おり、その突出高さはプラグ(7)の膨大部(35)の下
面よりも低くなっている。一方、前記突起(38)は、プ
ラグ(7)の雌体(6)の幅方向に延びるスリット(3
6)に沿って当該プラグ(7)の直径方向の両側に対を
成して形成され、その突出高さは突条片(37)よりも低
くなっている。これら両突起(38,38)の外端面間の距
離はソケット部材(4)の柱部(41)の直径と略同一と
なっている。
第5図、第6図及び第7図は、ソケット部材(4)を示
しており、該ソケット部材(4)は、その中央に柱部
(41)が突出形成され、またこの柱部(41)の両側には
係止孔(42,42)が穿設されている。この柱部(41)
は、幅狭孔(43)と、この幅狭孔(43)と連通する幅広
孔(44)とにより係止段部(45)が形成されており、こ
の幅狭孔(43)と幅広孔(44)とからなるプラグ挿入孔
(46)に雌体(6)のプラグ(7)を圧入することによ
ってその膨大部(35)が係止段部(45)に係止するよう
になっている。すなわち、ベルト保持具(2)は、ソケ
ット部材(4)に対してプラグ(7)を中心に回転可能
に連結される。
前記柱部(41)には、前述したベルト保持具(2)の雌
体(6)の上下方向で突条片(37)が嵌入して当該雌体
(6)の回転範囲を規制する一対の回転規制溝(47)が
プラグ挿入孔(46)の幅狭孔(43)側に形成されてい
る。前記両回転規制溝(47,47)は、プラグ挿入孔(4
6)の直径方向で対向する外周部位の両側に当該プラグ
挿入孔(46)の中心より径方向へ拡開する扇形状に形成
されて、ベルト保持具(2)の突条片(37)を所定角度
回転可能に嵌入できるようになっている。これによりベ
ルト保持具(2)の雌体(6)とソケット部材(4)と
を組付ける際、第1図に示す雌体(6)の方向を上下逆
にしたとしても雌体(6)の突条片(37)とソケット部
材(4)の両回転規制溝(47,47)とが対面する。
また前記柱部(41)には、前述したベルト保持具(2)
の雌体(6)の幅方向で突起(38,38)が係止して当該
雌体(6)を仮止めする一対の係止溝(48,48)がプラ
グ挿入孔(46)の幅狭孔(43)側に形成されている。前
記両係止溝(48,48)は、上記回転規制溝(47,47)の拡
開範囲の中央線(l)と直交しており、ベルト保持具
(2)の雌体(6)の突条片(37,37)を中央線(l)
上に位置させた際に当該雌体(6)の両突起(38,38)
が対面するようになっている。これによりベルト保持具
(2)の雌体(6)とソケット部材(4)とを組付け
後、雌体(6)をソケット部材(4)の対して回転させ
ると回転規制溝(47)の中央線(l)上で雌体(6)の
両突起(38,38)が係止溝(48,48)にスナップ式に係合
し、従ってその位置で雌体(6)をソケット部材(4)
に対し一時的に仮固定することができる。
第8図は、ソケット部材(4)を生地(C)に固定する
固定手段であるアイドルプレート(3)を示しており、
該アイドルプレート(3)は板状に形成され、その中央
には前記ソケット部材(4)の柱部(41)が生地(C)
の孔(図示せず)を介して嵌入する孔(51)が形成さ
れ、この孔(51)の両側には前記ソケット部材(4)の
係止孔(42,42)と対向する位置に係止柱(52,52)が設
けられている。この係止柱(52,52)の先端部には盲孔
(53,53)が形成されており、プレスあるいは溶融する
ことにより先端周縁部を外方に拡開変形し易いようにな
っている。従ってこのアイドルプレート(3)は、生地
(C)を介してソケット部材(4)と固定的に固着され
る(第9図参照)。なお、このアイドルプレート(3)
の代わりに鋲等によりソケット部材(4)を生地(C)
に固着するようにしてもよく、その他の任意の固定手段
を用いてよい。
次に、ベルト保持具(2)とソケット部材(4)との組
付け方を説明する。
先ず、第10図に示されるように、ベルト保持具(2)の
雌体(6)に形成した突条片(37)をソケット部材
(4)の回転規制溝(47,47)のいずれか一方に対面さ
せる。この時、図に示す雌体(6)の方向を上下逆にし
ても突条片(37)が回転規制溝(47,47)に対面し、従
ってベルト保持具(2)の突条片(37)とソケット部材
(4)の回転規制溝(47,47)との位置合せが簡単なも
のとなる。次いで該雌体(6)のプラグ(7)をソケッ
ト部材(4)のプラグ挿入孔(46)に圧入すると、プラ
グ(7)が内方向に弾性変形しながら侵入し、もってプ
ラグ挿入孔(46)の係止段部(45)にプラグ(7)の膨
大部(35)が係止してベルト保持具(2)の雌体(6)
がソケット部材(4)に取付けられる(第11図参照)。
このようにしてソケット部材(4)に取付けられたベル
ト保持具(2)の雌体(6)は、第11図に示されるよう
に、突条片(37)が回転規制溝(47,47)に遊嵌し、従
ってソケット部材(4)に対し回転規制溝(47,47)の
範囲内で回転する。
また前記ベルト保持具(2)の雌体(6)とベルト
(B)を装着した雄体(5)とを着脱するときは、第11
図に示されるように、雌体(6)に形成した両突起(3
8,38)をソケット部材(4)の各係止溝(48,48)に係
止させることでソケット部材(4)に対する雌体(6)
の回転が一時的に停止し、従ってこの位置で雌体(6)
と雄体(5)との着脱を行なえばベルトの直脱操作が簡
単なものとなる。
さらにベルト保持具(2)にベルト(B)が装着されて
いない状態、すなわち雌体(6)に雄体(5)が挿入係
止されていない状態において、雌体(6)の両突起(3
8,38)をソケット部材(4)の各係止溝(48,48)に係
止させておけばソケット部材(4)に対して雌対(6)
が回転することがなく、従ってベルト(B)を装着して
ないベルト保持具の外観体裁が良好なものとなる。
第12図は、本考案のベルト固定具(1)の他の実施例を
示し、ベルト保持具(2)の雄体(5)のベルト装着部
(11)にベルト係止部(20)を架設した他は第1図に示
すベルト固定具(1)と同一の構成となっており、この
ベルト固定具(1)は主にカバン等の両脇に取付けられ
る。
なお、上記実施例において、ベルト保持具(2)を雄体
(5)と雌体(6)とからなるバックルとして説明した
が、ベルト保持具(2)がベルト(B)の端部を装着す
るベルト装着部(11)を有していればどのようなベルト
保持具(2)であってもよく、また雌体(6)に形成し
た回転ストッパー用の突条片(37)と仮止め用の各突起
(38,38)との位置を逆にするとともに、ソケット部材
(4)に形成した一対の回転規制溝(47,47)と各係止
溝(48,48)との位置を逆にしても同様な効果を得るこ
とができる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、ベルト保持具と
ソケット部材とを組付ける際に、ベルト保持具の突条片
をソケット部材に形成したいずれか一方の回転規制溝に
対面させればよく、したがって、回転規制溝をソケット
部材のプラグ挿入孔の外周部位の一部に形成して成る従
来のベルト固定具に比し、ベルト保持具の突条片とソケ
ット部材の回転規制溝を対面させる位置合わせが簡単に
行えるようになる。
また、ベルト保持具とソケット部材との組付け後に、ベ
ルト保持具の突起をソケット部材の係止溝に係止させる
ことにより、ベルト保持具がソケット部材の回転規制溝
の拡開範囲内で一時的に仮固定されるので、ベルト保持
具にベルトを装着する際に従来のようにベルト保持具を
把持固定する必要がなく、ベルトの着脱操作を簡単に行
える。
更に、ベルト保持具がソケット部材の回転規制溝の拡開
範囲内で仮固定されるので、ベルト保持具にベルトが装
着されていなくても当該ベルト保持具がソケット部材に
対し回転するようなことがなくなり、ベルトを装着して
ない状態でのベルト保持具の外観体裁を良好に保つこと
ができるなどの実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るベルト固定具の一実施例を示す
分解断面図、 第2図は、ベルト保持具の一部材である雄体の正面図、 第3図は、ベルト保持具の一部材である雌体の正面図、 第4図は、第3図における背面図、 第5図は、ソケット部材の正面図、 第6図は、第5図のVI-VI線断面図、 第7図は、第5図における背面図、 第8図は、アイドルプレートの正面図、 第9図は、ソケット部材をアイドルプレートに固定取付
けした状態を示す断面図、 第10図及び第11図は、第1図におけるベルト固定具の取
付け状態を示す断面図、 第12図は、ベルト固定具の他の実施例わ示す断面図、 第13図は、従来のベルト固定具を示す正面図、 第14図は、第13図のXIV-XIV線における分解断面図であ
る。 (1):ベルト固定具、(2):ベルト保持具、
(4):ソケット部材、(7):プラグ、(35):膨大
部、(37):突条片、(38):突起、(46):プラグ挿
入孔、(47):回転規制溝、(48):係止溝、(C):
生地。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に膨大部(35)を有するプラグ(7)
    をベルト保持具(2)の裏面に突設し、生地(C)に固
    定手段により取付けられたソケット部材(4)に該プラ
    グ(7)と圧入係合するプラグ挿入孔(46)を穿設し
    て、前記ベルト保持具(2)のプラグ(7)をソケット
    部材(4)のプラグ挿入孔(46)に圧入係合させること
    によりベルト保持具(2)とソケット部材(4)を回転
    自在に連結したベルト固定具において、 前記ベルト保持具(2)の裏面にプラグ(7)の直径方
    向に延びる回転ストッパー用の突条片(37)を形成し、
    一方、前記ソケット部材(4)にはプラグ挿入孔(46)
    の直径方向で対向する外周部位の両側に当該プラグ挿入
    孔(46)の中心より径方向へ拡開して上記突条片(37)
    を所定角度回転可能に嵌入せしめる扇形状の回転規制溝
    (47)を形成したことを特徴とするベルト固定具。
  2. 【請求項2】ベルト保持具(2)の裏面に突条片(37)
    よりも低い仮止め用の突起(38)を形成し、一方、ソケ
    ット部材(4)には上記突条片(37)の回転範囲内で前
    記突起(38)が係止する係止溝(48)を形成したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のベルト
    固定具。
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