JPH0725031Y2 - ゴキブリ捕獲器 - Google Patents

ゴキブリ捕獲器

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JPH0725031Y2
JPH0725031Y2 JP1990083769U JP8376990U JPH0725031Y2 JP H0725031 Y2 JPH0725031 Y2 JP H0725031Y2 JP 1990083769 U JP1990083769 U JP 1990083769U JP 8376990 U JP8376990 U JP 8376990U JP H0725031 Y2 JPH0725031 Y2 JP H0725031Y2
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JP
Japan
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case
cockroach
cockroaches
case cover
side wall
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990083769U
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English (en)
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JPH0441277U (ja
Inventor
浩 武口
Original Assignee
ベンハー販売株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、誘引剤および貼着剤を組み合わせて塗布した
捕獲紙を使用し、湿度および温度を付与することによ
り、ゴキブリが好む居住環境を形成することができ、ゴ
キブリ誘引効率を飛躍的に向上させたゴキブリ捕獲器に
関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の器具として、特開昭54-66274号公報記載
のものが知られている。
本例は、内面に粘着部材を設けた開口部を長さ方向の両
側(四方ではない)に有する箱体に加温手段を装着して
なる捕獲容器であり、ゴキブリを温度により誘引し、粘
着部材(捕獲紙)で捕獲するものである。
また、ゴキブリが好む居住環境は、暗くて狭い場所、温
度が20℃〜30℃、湿度があること、等であることが知ら
れている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の通り、従来例は、温度に関してのみゴキブリが好
む居住環境を形成させてあるため、夏季、冬季に限定さ
れず、年中使用可能であるが、ゴキブリが好む居住環境
の重要要素である水の供給、湿度の付与においては全く
不可能である。
また、ゴキブリが好む居住環境の重要要素である暗くて
狭い空間形成が全く考慮されていない。
また、箱体の開口部が長さ方向の両側にのみ設けられて
いるため、四方からゴキブリを誘引することが不可能で
ある。
以上、湿度および暗くて狭い空間形成に関してゴキブリ
が好む居住環境の形成が全くなされておらず、またゴキ
ブリ誘引剤を使用しないため、ゴキブリ誘引効率が良く
ない。
また、粘着部材が箱体内面に設けられた開示しかなく、
ゴキブリ捕獲後、箱体毎粘着部材を交換しなくてはなら
ない。
本考案は、このような欠点に鑑み、常時ゴキブリが好む
居住環境を形成することができ、季節、設置場所が制限
されることなく、ゴキブリ誘引効率を飛躍的に向上させ
たゴキブリ捕獲器を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、発熱部材を内装し、各側壁を上方内側に向け
て傾斜させ、上面に水を充填できる水分発散用凹部が設
けられると共に、水分発散用凹部を除く上面全域にゴキ
ブリ誘引剤および粘着剤を塗布させてなる捕獲紙を貼設
させてなるケースと、天井部の周縁に、ゴキブリ案内用
開口を備えた縁枠を、立設させてなるケースカバーと、
からなり、ケースにケースカバーをゴキブリが行動可能
な範囲まで隙間空間を縮小させて着脱自在に被装させて
なるものである。
(作用) 本考案の作用を説明する。
本考案に係るゴキブリ捕獲器を使用する際、まずケース
からケースカバーを取外す。
次に、水分発散用凹部を除くケースの上面全域に捕獲紙
を貼設させる。
次に、ケースの上面の水分発散用凹部に水を充填させ
る。
次に、ケースにケースカバーを被装させる。
次に、発熱部材を発熱させる。
従って、発熱部材の発熱により、ケースおよびケースカ
バー内に温度が付与されると共に、水分発散用凹部内の
水が何の支障もなく発散され、ケースおよびケースカバ
ー内に湿度が付与される。
この発熱部材の発熱を調整することにより、ゴキブリが
好む温度および湿度を設定する。
また、ケースおよびケースカバーとの隙間空間を、ゴキ
ブリが行動可能な範囲まで縮小させてあるため、ゴキブ
リが好む暗くて狭い空間が形成される。
また、ケースカバーの周縁の各縁枠にゴキブリ案内用開
口が設けられているため、ゴキブリを捕獲器の四方から
誘引することができる。
また、ケースの各側壁を上方内側に向けて傾斜させてあ
るため、ゴキブリをケース上面に案内(誘引)させ易
い。
また、捕獲紙の取替えは、ケースの上面から貼設手段と
共に取外し、新たな捕獲紙を貼設させることにより行
う。この際、捕獲紙中に粘着剤とともにゴキブリ誘引剤
が塗布されているため、ゴキブリ誘引剤を捕獲紙とは別
に取替え、補給する必要が全くない。
また、水の補充は、ケースからケースカバーを取外し、
ケースの上面の水分発散用凹部に直接補充する。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本考案に係るゴキブリ捕獲器1は、第1図〜第5図に示
すように、ケース2とケースカバー3とからなるもので
ある。
ケース2は、発熱部材Hを内装し、上面12に水を充填で
きる水分発散用凹部18が設けられると共に、凹部18を除
く上面12全域にゴキブリ誘引剤および粘着剤を塗布させ
てなる捕獲紙11を貼設させてある。本実施例において、
発熱部材Hはパイプヒーター(第2図の想像線参照)で
あり、捕獲紙11の貼設手段は両面テープ(図示略)であ
る。
さらに、詳述すると、ケース2の外形は、長方形状の下
板9、下板9より小型の上板14、下板9と上板14とを連
結させる側壁8とから形成された薄い箱体で、各側壁8
を上方内側に向けて傾斜させ、断面が等脚台形状のもの
である。
各側壁8を上方内側に向けて傾斜させてあるのは、ゴキ
ブリをケース2の上面(上板14の表面)12に案内(誘
引)させ易くするためである。
また、上板14を、側壁8の上端13より若干低く位置させ
ることにより捕獲紙11の設置用凹部を形成させてある。
この設置用凹部に、捕獲紙11を嵌装させると共に、貼設
させることにより、捕獲紙11を確実に固定できる。
また、水分発散用凹部18は、ケース2の上面12の長手方
向の中央をはさんで左右両側の円形のものであり、下板
9と上板14との間に仕切り19を介して形成され、充填さ
れた水をケース2内に浸出させないように配慮されてい
る。
ケースカバー3は、天井部16の周縁に、ゴキブリ案内用
開口17を備えた縁枠6a,6bを、立設させてなるものであ
る。
さらに、詳述すると、ケースカバー3の外形は、長方形
の天井部16の周縁に、縁枠6a,6bを、その上部(第1
図、第2図において上部)を傾斜面として立設させ、断
面が等脚台形状のものである。
この縁枠6a,6bの上部を傾斜面としてあるのは、前記ケ
ース2の側壁8を傾斜面としてあるのに対応させ、デザ
イン性の向上を図ると共に、ゴキブリが好む狭くて暗い
居住空間を形成させるためである。
また、ゴキブリ案内用開口17は、長さ方向の各縁枠6aに
は3ヵ所、幅方向の各縁枠6bには1ヵ所設けられてい
る。
ケース2にケースカバー3を着脱自在に被装させてあ
る。本実施例において、ケースカバー3の底端面7がケ
ース2の周縁に載置された状態となると共に、ケース2
の上面12からケースカバー3の天井部16までの隙間空間
の高さhは、ゴキブリが行動可能な範囲まで縮小させ、
約20mmとなるよう形成されている。
なお、図中Cは配線コード、Wは水を示す。
また、本考案に係るゴキブリ捕獲器は、本実施例と同一
である必要はなく、例えば発熱部材Hはパイプヒーター
に限定されることなく、年中温度を20℃〜30℃に制御可
能であればよく、ゴキブリ案内用開口17の個数も1ヵ所
〜数ヵ所程度であればよく、また形状においても略長方
形に限定されない。
(考案の効果) 本考案に係るゴキブリ捕獲器によれば、発熱部材の発熱
により温度を、水分発散用凹部内の水を何の支障もなく
発散させることにより湿度を、ゴキブリ捕獲器内に付与
することができると共に、ケースおよびケースカバーに
よりゴキブリが行動可能な範囲まで隙間空間を縮小させ
て、暗くて狭い空間の確保ができるため、暗くて狭く、
温度が20℃〜30℃、湿度がある、等のゴキブリが好む居
住空間を形成することができる。
また、ケースカバーの周縁の各縁枠にゴキブリ案内用開
口が設けられているため、ゴキブリを捕獲器の四方から
誘引することができる。
また、ケースの各側壁を上方内側に向けて傾斜させてあ
るため、ゴキブリをケース上面に案内(誘引)させ易
い。
従って、ゴキブリが好む居住空間、案内(誘引)手段
(上方内側へ向けて傾斜させた側壁、ゴキブリ案内用開
口)、ゴキブリ誘引剤の相乗効果により、季節および設
置場所が限定されることがなく、ゴキブリ誘引効率を飛
躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るゴキブリ捕獲器の斜視図、第2
図は第1図A−A線断面図、第3図(イ)はケースの斜
視図、同(ロ)はケースカバーの斜視図、第4図はケー
スの平面図、第5図は第4図B−B線断面図である。 (主要部分の符号の説明) 1……ゴキブリ捕獲器 2……ケース 3……ケースカバー 6a,6b……縁枠 8……側壁 11……捕獲紙 12……上面(ケースの) 16……天井部(ケースカバーの) 17……ゴキブリ案内用開口 18……水分発散用凹部 H……発熱部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱部材(H)を内装し、各側壁(8)を
    上方内側に向けて傾斜させ、上面(12)に水を充填でき
    る水分発散用凹部(18)が設けられると共に、水分発散
    用凹部(18)を除く上面(12)全域にゴキブリ誘引剤お
    よび粘着剤を塗布させてなる捕獲紙(11)を貼設させて
    なるケース(2)と、 天井部(16)の周縁に、ゴキブリ案内用開口(17)を備
    えた縁枠(6a),(6b)を、立設させてなるケースカバ
    ー(3)と、からなり、 ケース(2)にケースカバー(3)を、ゴキブリが行動
    可能な範囲まで隙間空間を縮小させて着脱自在に被装さ
    せてなるゴキブリ捕獲器。
JP1990083769U 1990-08-07 1990-08-07 ゴキブリ捕獲器 Expired - Lifetime JPH0725031Y2 (ja)

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JPH0441277U JPH0441277U (ja) 1992-04-08
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JPS5466274A (en) * 1977-11-01 1979-05-28 Ono Gijiyutsu Kenkiyuushiyo Yu Capturing container

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