JPH0725013U - 街路用防音壁 - Google Patents

街路用防音壁

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JPH0725013U
JPH0725013U JP5974293U JP5974293U JPH0725013U JP H0725013 U JPH0725013 U JP H0725013U JP 5974293 U JP5974293 U JP 5974293U JP 5974293 U JP5974293 U JP 5974293U JP H0725013 U JPH0725013 U JP H0725013U
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JP
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perforated plate
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box body
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JP5974293U
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眞 三木
仁 小林
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日鐵建材工業株式会社
株式会社エヌ・シー・イー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩道と車道の境界にガードフェンスとして或
いは幼稚園,学校等のフェンスとしても設置可能で、美
観上も良く、取り付け施工も簡単で、歩道空間或いは幼
稚園,学校等における車道等からの騒音を低減できるよ
うにした街路用防音壁を提供する。 【構成】 少くとも一面が多孔板よりなる高さ1m前後
の扁平な箱体の内部に、吸音材が充填され、箱体の下方
外部に突出した支柱が箱体に収納されてなる街路用防音
壁。前記支柱は、箱体内の上部及び両側部に沿って倒立
のコの字形に配設されていることが好ましい。また、前
記街路用防音壁には、箱体の多孔板に必要に応じ図案が
施され、多孔板の内面に、該多孔板の孔と同じ配列の孔
を有すると共に選択的に多孔板の孔を塞ぎ且つその塞ぐ
部分に適宜図案が施されたカラー板が配されてなるもの
もある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として歩道と車道との境界に施工される街路用防音壁に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路の防音壁としては、遮音板を枠体に取付け、この枠体の下端部に取 付板を突設してなる遮音板ユニットを、道路等に沿って設けられた障壁の上方に 複数連続して並べ、各遮音板ユニットの取付板を障壁に固定し、相隣る遮音板ユ ニットの枠体同士を連結材により連結してなるものがある(先行技術文献として 実開昭62−66910号公報がある)。
【0003】 また、路盤の側縁に、平坦な敷モルタルを設けると共に、上端部が敷モルタル から突出するようにアンカーボルトを植設し、敷モルタル上に防音壁を下面部に て立設してその下面部をアンカーボルトに固定して防音壁を列状に並設してなる ものがある(先行技術文献として実開平3−2009号公報がある)。
【0004】 さらに、特殊な例としてネットの周囲に枠を取り付け、この枠の下端部を土中 に埋め込むものがある。
【0005】 しかし、これらはいずれも高さが高い為、一般道路に直接設置する防音フェン スとしては、沿道住民の生活環境や商業地域等の関係から適用できない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、歩道と車道の境界にガードフェンスとして或いは幼稚園,学 校等のフェンスとしても設置可能で、美観上も良く、取り付け施工も簡単で、歩 道空間或いは幼稚園,学校等における車道等からの騒音を低減できるようにした 街路用防音壁を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の街路用防音壁は、少くとも一面が多孔板よ りなる高さ1m前後の扁平な箱体の内部に、吸音材が充填され、箱体の下方外部 に突出した支柱が箱体に収納されてなるものである。
【0008】 前記支柱は、箱体内の上部及び両側部に沿って倒立のコの字形に配設されてい ることが好ましい。
【0009】 また、本考案の街路用防音壁には、箱体の多孔板に必要に応じ図案が施され、 多孔板の内面に、該多孔板の孔と同じ配列の孔を有すると共に選択的に多孔板の 孔を塞ぎ且つその塞ぐ部分に適宜図案が施されたカラー板が配されてなるものも ある。
【0010】
【作用】
上記のように構成された本考案の街路用防音壁を取り付けるには、例えば歩道 と車道との境界にて箱体の下方外部に突出した支柱を埋め込む穴を掘削し、穴の 底に支柱が載る床を作り、多孔板を車道側に向けて穴内に支柱を入れ、床上に立 設して仮留し、然る後穴内にコンクリートを打設して支柱を固定し、街路用防音 壁の取り付け施工を終える。
【0011】 こうして歩道と車道の境界に設置した街路用防音壁は、車道からの車の走行騒 音等を多孔板を通して吸音材に吸収できて、歩道空間における騒音が低減される 。特に両面及び上面を多孔板とした街路用防音壁にあっては、車体からの反射音 ,沿道建屋からの反射音を吸収することができて、一層歩道空間における騒音が 減衰される。
【0012】 また、高さ1m前後であるので、歩行者及びドライバーの視界を妨げることが なく、ガードフェンスとして利用し得られる。
【0013】 さらに、上記の街路用防音壁は、支柱が箱体に収納されて見えないので、見苦 しさはなく、特に多孔板に図案を施したり、多孔板の内面に、該多孔板の孔と適 宜同じ孔を有すると共に選択的に多孔板の孔を塞ぎ且つその塞ぐ部分に適宜図案 が施されたカラー板を配したものにあっては、多孔板に図案が表現されるので、 美観上も良い。
【0014】
【実施例】
本考案の街路用防音壁の一実施例を図によって説明する。図1に示すように上 面と正面が多孔板1,2よりなる高さ1m,幅約2m、厚さ10cmの扁平なア ルミニウム製の箱体3の内部に、図2に示すように撥水性のフィルム4に包まれ た吸音材,本例ではグラスウール5が充填され、箱体3の下方外部には図1に示 すように左右両側端で支柱6が突出している。この支柱6は図2に示すように箱 体3内の上部及び両側部に沿って倒立コの字形に配されている。
【0015】 このように構成された街路用防音壁7を取り付けるには、図3に示すように歩 道8と車道9との境界にて、箱体3の下方外部に突出した支柱6の両側下部を埋 め込む穴10を掘削し、穴10の底に支柱6が載る床11を作り、図4に示すよ うに正面の多孔板2を車道9側に向けて穴10内に隣り合う街路用防音壁7の支 柱6の下部を入れ、床11上に立設して仮留めした後、穴10内にコンクリート 12を打設して支柱6を固定し、街路用防音壁7の取り付け施工を終える。
【0016】 こうして図3に示されるように歩道8と車道9の境界に設置した街路用防音壁 7は、車道9からの車の走行騒音等を多孔板1,2を通してフィルム4に包まれ たグラスウール5に吸収できて、歩道8の空間における騒音が低減される。また 、高さが1m前後であるので、歩行者及びドライバーの視界を妨げることがない ので、ガードフェンスとして利用し得られる。さらに支柱6が箱体3内に収納さ れて見えないので、見苦しさはなく、シンプルである。
【0017】 尚、この実施例の場合、図3に示されるように街路用防音壁7に面する歩道8 側に低い樹木13を植えれば、緑化により景観が良くなると共に、街路用防音壁 7の上方を越えてきて沿道建屋14に当って反射した音が樹木13により吸収緩 和される。樹木13を植えない場合、街路用防音壁7の背面(歩道8側の面)も 多孔板とすると、沿道建屋14からの反射音をその多孔板を通してフィルム4に 包まれたグラスウール5に吸収できて、一層歩道8の空間における騒音が低減さ れる。
【0018】 然して、上記実施例において、多孔板2の内面に、図5に示すように該多孔板 2の孔2aと適宜同じ孔15を有すると共に選択的に多孔板2の孔2aを塞ぎ且 つその塞ぐ部分にカラーを施して図案16を形成したカラー板17を、図6に示 すように配すると、カラー板17の図案16が多孔板2の孔2aから図7に示す ように表現されるので、車道9側の美観が良くなる。このような手段は、街路用 防音壁7の背面(歩道8側の面)を多孔板とした場合に、この多孔板にも採用す ると、歩道8側の美観も良くなる。図案16は図5に示すものに限らず、動植物 ,模様等でも良い。また多孔板の表面にもカラー板17の図案16とマッチした 図案を施しても良い。
【0019】
【考案の効果】
以上の通り本考案の街路用防音壁は、視界を妨げることなく歩道と車道の境界 にガードフェンスとして、或いは幼稚園,学校等のフェンスとしても設置可能で 、美観上も良く、取り付け施工も簡単で、車道等からの騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の街路用防音壁の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1のA−A線断面矢視図である。
【図3】図1の街路用防音壁を歩道と車道の境界に設置
した状態を示す概略図である。
【図4】車道側から見た図1の街路用防音壁の列設状態
の一部を示す正面図である。
【図5】街路用防音壁の多孔板の内面に配するカラー板
の一例を示す正面図である。
【図6】図5のカラー板を街路用防音壁の多孔板の内面
に配した縦断側面図である。
【図7】図6の街路用防音壁の正面図である。
【符号の説明】
1 上面の多孔板 2 正面の多孔板 3 箱体 5 吸音材(グラスウール) 6 支柱 7 街路用防音壁 15 孔 16 図案 17 カラー板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも一面が多孔板よりなる高さ1m
    前後の扁平な箱体の内部に、吸音材が充填され、箱体の
    下方外部に突出した支柱が箱体に収納されてなる街路用
    防音壁。
  2. 【請求項2】 支柱が箱体内の上部及び両側部に沿って
    倒立コの字形に配設された請求項1記載の街路用防音
    壁。
  3. 【請求項3】 箱体の多孔板に必要に応じ図案が施さ
    れ、多孔板の内面に、該多孔板の孔と同じ配列の孔を有
    すると共に選択的に多孔板の孔を塞ぎ且つその塞ぐ部分
    に適宜図案が施されたカラー板が配されてなる請求項1
    又は2記載の街路用防音壁。
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JP2020176448A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 日鉄建材株式会社 吸音パネル

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