JPH07250085A - データ通信装置におけるバスの負荷分散方法及びデータ通信装置用バス切替制御装置 - Google Patents

データ通信装置におけるバスの負荷分散方法及びデータ通信装置用バス切替制御装置

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JPH07250085A
JPH07250085A JP6040004A JP4000494A JPH07250085A JP H07250085 A JPH07250085 A JP H07250085A JP 6040004 A JP6040004 A JP 6040004A JP 4000494 A JP4000494 A JP 4000494A JP H07250085 A JPH07250085 A JP H07250085A
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data
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JP6040004A
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Kazumasa Kuroshita
和正 黒下
Norihiro Ishida
憲弘 石田
Osamu Sekihashi
理 関端
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/44Star or tree networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、データ通信装置におけるバスの負
荷分散方法及びデータ通信装置用バス切替制御装置に関
し、装置内の制御手段により、バスの負荷を認識して、
バス負荷の分散及び軽減を図れるようにすることを目的
としている。 【構成】 複数のモジュール1−iをバス2−pで接続
することにより、モジュール間でバス2−pを介しての
データ通信を行なうとともに、バスの負荷を軽減させる
べく、複数本のバス2−pと、これらのバス2−p間を
接続するバス接続手段4−kと、物理的に複数あるバス
の中から1つのバスに各モジュール1−iを選択的に接
続するよう制御する制御手段5とをそなえたデータ通信
装置において、制御手段5にて、バスの負荷を最適化す
べく、各モジュール1−iのトラヒック量に応じて接続
するバスを切り替えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図2〜図17) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のモジュールをバ
スで接続する構成をとり、モジュール間でデータ通信を
行なうためのデータ通信装置におけるバスの負荷分散方
法及びデータ通信装置用のバス切替制御装置に関する。
なお、本発明は、ローカルエリアネットワーク(LA
N)のブリッジ,ルータ,ブルータ,スマートHUB等
の製品に適応することができる。
【0003】
【従来の技術】一般に、複数のモジュールをバスで接続
する構成をとり、モジュール間でデータの通信を行なう
装置においては、以下の点に重点をおいて設計等がなさ
れている。 (1)モジュールを構成単位とすることにより、装置内
部で柔軟な装置構成をとることを可能にすること。
【0004】(2)装置内部に複数のバスを持つことに
より、モジュールという構成単位を装置内部で更にグル
ーピングすることを可能にすること。 ところが、上記(1),(2)によって実現される構成
単位は、装置内における負荷を分散したり軽減したりす
るという立場から利用されているわけではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、前述のような
装置において、装置内の負荷が増加することにより、パ
フォーマンスの低下を招く可能性があるが、このような
場合、一般には、装置内の負荷を認識する方法や負荷を
軽減する手段は、全てユーザの手に委ねられている。
【0006】本発明は、このような状況下において創案
されたもので、装置内の制御手段によって、バスの負荷
を認識して、バス負荷の分散及び軽減をはかれるように
した、データ通信装置におけるバスの負荷分散方法及び
データ通信装置用バス切替制御装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1−1〜1−N(Nは2
以上の整数)は複数のモジュール、2−1〜2−L(L
は2以上の整数)はデータバスで、複数のモジュール1
−i,1−j(i,j=1〜N,i≠j)間でデータバ
ス2−p,2−q(p,q=1〜L,p≠q)を介して
接続することにより、モジュール1−i,1−j間でデ
ータバス2−pを介してのデータ通信を行なえるように
なっている。なお、3は制御バスである。
【0008】4−1〜4−M(Mは2以上の整数)はデ
ータバス間を接続するバス接続手段であり、5は物理的
に複数あるデータバス2−1〜2−nの中から1つのデ
ータバス2−pに各モジュール1−iを選択的に接続す
るよう制御する制御手段である。そして、本発明にかか
る方法では、制御手段5にて、データバス2−pの負荷
を最適化すべく、各モジュール1−iのトラヒック量に
応じて接続するデータバス2−pを切り替える手順を有
している(請求項1)。
【0009】また、制御手段5において、各モジュール
1−iがデータバス2−pに送出したデータ量をカウン
トし、このデータ量情報に基づいて、該当モジュール1
−iが接続するデータバス2−pを変更する手順を有す
るようにしてもよい(請求項2)。さらに、制御手段5
において、各モジュール1−iがデータバス2−pに送
出したデータのデータ量を宛先毎にカウントし、この宛
先毎のデータ量情報に基づいて、該当モジュール1−i
が接続するデータバス2−pを変更する手順を有するよ
うにしてもよい(請求項3)。
【0010】また、データ通信装置内において、各モジ
ュール1−iがデータバス2−pに送出したデータのデ
ータ量を宛先毎にカウントした結果から、各データバス
2−p上のトラヒックを試算し、各モジュール1−iが
接続するデータバス2−pの変更態様について、データ
バス変更後のトラヒックを試算した結果から、最もデー
タバス2−pの負荷が少なくなるよう、制御手段5が各
モジュール1−iに変更態様を指示する手順を有するよ
うにしてもよい(請求項4)。
【0011】さらに、バス接続手段4−k(k=1〜
M)で通過するトラヒックを監視し、異なるデータバス
2−p上の特定のモジュール1−i,1−j間のトラヒ
ックが多い場合、制御手段5に通知して、モジュールの
構成を変更する手順を有するようにしてもよい(請求項
5)。また、制御手段5において、バスの接続を変更す
るモジュール1−iのデータバス2−pに対するアクセ
ス権を停止したあと、バス接続手段4−kでの接続情報
を、データバス2−qの接続変更後の情報に書き替える
ことにより、該当モジュール1−iを変更後のデータバ
ス2−qに接続する手順を有するようにしてもよい(請
求項6)。
【0012】さらに、モジュール1−iがLANのリピ
ータ手段として構成されるとともに、バス接続手段4−
kがLANのブリッジ手段として構成されている場合に
おいては、制御手段5より、データバス2−pの接続を
変更するリピータ手段1−iのデータバス2−pに対す
るアクセス権を停止したあと、上位レイアを利用して、
制御手段5より、ブリッジ手段4−kに対し、データバ
ス2−pの接続を変更するリピータ手段1−iに代行し
て、ブリッジ手段4−kの設定情報を更新するデータを
送信することにより、ブリッジ手段4−kの接続情報を
更新し、その後、制御手段5より、リピータ手段1−i
を変更後のデータバス2−qに接続する手順を有するよ
うにしてもよい(請求項7) ところで、上記制御手段に着目した場合、この制御手段
5は、上記データ通信装置における、物理的に複数ある
データバス2−1〜2−Lの中から1つのデータバス2
−pに各モジュール1−iを選択的に接続するよう制御
する制御装置であるとも考えられるが、このように考え
た場合、この制御装置5には、データバスの負荷を最適
化すべく、各モジュール1−iのトラヒック量に応じて
接続するデータバス2−pを切り替えるバス切替制御手
段5Aが設けられていることになる(請求項8)。
【0013】さらに、この場合、請求項2に対応させて
考えると、バス切替制御手段5Aは、各モジュール1−
iがデータバス2−pに送出したデータ量をカウントす
るカウント手段と、このカウント手段で得られたデータ
量情報に基づいて、該当モジュール1−iが接続するデ
ータバス2−pを変更するバス変更手段とをそなえて構
成されていることになる(請求項9)。
【0014】また、請求項3に対応させて考えると、バ
ス切替制御手段5Aは、各モジュール1−iがデータバ
ス2−pに送出したデータのデータ量を宛先毎にカウン
トするカウント手段と、このカウント手段で得られた宛
先毎のデータ量情報に基づいて、該当モジュール1−i
が接続するデータバス2−pを変更するバス変更手段と
をそなえて構成されていることになる(請求項10)。
【0015】さらに、請求項4に対応させて考えると、
カウント手段でのカウント結果から、各データバス上の
トラヒックを試算するトラヒック試算手段と、このトラ
ヒック試算手段で得られたトラヒック試算結果から、最
もデータバスの負荷が少なくなるよう、各モジュール1
−iに変更態様を指示する変更態様指示手段とが設けら
れていることになる(請求項10)。
【0016】また、請求項5に対応させて考えると、バ
ス切替制御手段5Aは、異なるデータバス2−p上の特
定のモジュール1−i,1−j間のトラヒックが多いと
いう情報を受けると、モジュールの構成を変更するよう
に構成されていることになる(請求項12)。さらに、
請求項6に対応させて考えると、バス切替制御手段5A
は、データバス2−pの接続を変更するモジュール1−
iのデータバス2−pに対するアクセス権を停止させる
アクセス権停止手段と、データバス接続情報を、データ
バス接続変更後の情報に書き替えるよう指示することに
より、該当モジュール1−iを変更後のデータバスに接
続させる手段とをそなえて構成されていることになる
(請求項13)。
【0017】
【作用】上述の本発明のデータ通信装置におけるバスの
負荷分散方法では、制御手段5にて、データバス2−p
の負荷を最適化すべく、各モジュール1−iのトラヒッ
ク量に応じて接続するデータバス2−pを切り替える
(請求項1)。また、制御手段5において、各モジュー
ル1−iがデータバス2−pに送出したデータ量をカウ
ントし、このデータ量情報に基づいて、該当モジュール
1−iが接続するデータバス2−pを変更するようにし
てもよい(請求項2)。
【0018】さらに、制御手段5において、各モジュー
ル1−iがデータバス2−pに送出したデータのデータ
量を宛先毎にカウントし、この宛先毎のデータ量情報に
基づいて、該当モジュール1−iが接続するデータバス
2−pを変更するようにしてもよい(請求項3)。ま
た、各モジュール1−iがデータバス2−pに送出した
データのデータ量を宛先毎にカウントした結果から、各
データバス2−p上のトラヒックを試算し、各モジュー
ル1−iが接続するデータバス2−pの変更態様につい
て、データバス変更後のトラヒックを試算した結果か
ら、最もデータバス2−pの負荷が少なくなるよう、制
御手段5が各モジュール1−iに変更態様を指示するよ
うにしてもよい(請求項4)。
【0019】さらに、バス接続手段4−kで通過するト
ラヒックを監視し、異なるデータバス2−p上の特定の
モジュール1−i,1−j間のトラヒックが多い場合、
制御手段5に通知して、モジュールの構成を変更するよ
うにしてもよい(請求項5)。また、制御手段5におい
て、バスの接続を変更するモジュール1−iのデータバ
ス2−pに対するアクセス権を停止したあと、バス接続
手段4−kでの接続情報を、データバス2−pの接続変
更後の情報に書き替えることにより、該当モジュール1
−iを変更後のデータバス2−qに接続するようにして
もよい(請求項6)。
【0020】さらに、モジュール1−iがLANのリピ
ータ手段として構成されるとともに、バス接続手段4−
kがLANのブリッジ手段として構成されている場合に
おいては、制御手段5より、リピータ手段1−iのデー
タバス2−pに対するアクセス権を停止したあと、上位
レイアを利用して、制御手段5より、ブリッジ手段4−
kに対し、リピータ手段1−iに代行して、ブリッジ手
段4−kの設定情報を更新するデータを送信することに
より、ブリッジ手段4−kの接続情報を更新し、その
後、制御手段5より、リピータ手段1−iを変更後のデ
ータバス2−qに接続するようにしてもよい(請求項
7) ところで、本発明のデータ通信装置用バス切替制御装置
では、そのバス切替制御手段5Aにて、データバスの負
荷を最適化すべく、各モジュール1−iのトラヒック量
に応じて接続するデータバス2−pを切り替えることが
行なわれる(請求項8)。
【0021】さらに、バス切替制御手段5Aでは、その
カウント手段で、各モジュール1−iがデータバス2−
pに送出したデータ量をカウントし、更にこのカウント
手段で得られたデータ量情報に基づいて、バス変更手段
にて、該当モジュール1−iが接続するデータバス2−
pを変更することもできる(請求項9)。また、バス切
替制御手段5Aでは、そのカウント手段で、各モジュー
ル1−iがデータバス2−pに送出したデータのデータ
量を宛先毎にカウントし、更にこのカウント手段で得ら
れた宛先毎のデータ量情報に基づいて、バス変更手段に
て、該当モジュール1−iが接続するデータバス2−p
を変更することもできる(請求項10)。
【0022】さらに、トラヒック試算手段で得られたト
ラヒック試算結果から、最もデータバスの負荷が少なく
なるよう、変更態様指示手段にて、各モジュール1−i
に変更態様を指示することもできる(請求項10)。ま
た、バス切替制御手段5Aでは、異なるデータバス2−
p上の特定のモジュール1−i,1−j間のトラヒック
が多いという情報を受けると、モジュールの構成を変更
するようにすることもできる(請求項12)。
【0023】さらに、バス切替制御手段5Aでは、その
アクセス権停止手段で、データバス2−pの接続を変更
するモジュール1−iのデータバス2−pに対するアク
セス権を停止させ、その後、データバス接続情報を、デ
ータバス接続変更後の情報に書き替えるよう指示するこ
とにより、該当モジュール1−iを変更後のデータバス
2−qに接続させるようにしてもよい(請求項13)。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例を示すブロック図で、こ
の図2に示す実施例は、スマートHUBで本発明を実現
した場合の例を示している。この図2において、100
はデータ通信装置で、このデータ通信装置100は、モ
ジュールとしてのリピータ機能部(リピータ手段)11
−i(i=1〜4),ブリッジ機能部(バス接続機能
部)14,制御部15,データバス12−1,12−
2,制御バス13より構成される。
【0025】なお、話を簡単にする為、データバスは2
本とし、リピータ機能部11−iは4個とし、初期の状
態では、リピータ機能部11−iは全てデータバス12
−1に接続されているものとする。各リピータ機能部1
1−iは、LAN等の外部インタフェースを介してデー
タ端末10等が接続されている。
【0026】任意のデータ端末10からリピータ機能部
11−iに入力されたデータは、同一のリピータ機能部
11−iに接続している他のデータ端末及びデータバス
12−2に送出される。異なるリピータ機能部11−
i,11−j(i,j=1〜4,i≠j)間をデータバ
ス12−1又は12−2を介して接続することにより、
リピータ機能部11−i,11−j間でデータバス12
−1又は12−2を介してのデータ通信を行なえるよう
になっている。
【0027】14はデータバス12−1,12−2間を
接続するバス接続手段としてのブリッジ機能部(バス接
続機能部)であり、15は物理的に複数あるデータバス
12−1,12−2の中から1つのデータバスに各リピ
ータ機能部11−iを選択的に接続するよう制御する制
御手段としての制御部である。なお、リピータ機能部1
1−i,ブリッジ機能部14は制御バス13に接続され
ており、制御部15で、制御を行なっている。また、制
御部15はデータバスと接続されて、データバス上のト
ラヒックを監視している。
【0028】ところで、各リピータ機能部11−iは、
外部インタフェース(LAN)を介してデータ端末10
等と接続して、データの送受を行ない、一方では装置内
部のデータバス12−1又は12−2を介して他のリピ
ータ機能部11−jとデータの送受を行なうが、このた
めに、各リピータ機能部11−iは、図3に示すよう
に、バス経由データ送受信部11A−i,リピータポー
ト接続相手テーブル11B−i,リピータポートデータ
送受信部11C−i,制御バス送受信部11D−i,モ
ジュール接続バス管理部11E−i,モジュール接続バ
ステーブル11F−iの機能をそなえている。
【0029】ここで、バス経由データ送受信部11A−
iは、装置内部のデータバス12−1または12−2を
流れるデータ(フレーム)を送受信する部分であり、こ
のバス経由データ送受信部11A−iは、本実施例の場
合には、1つだけ存在する。リピータポート接続相手テ
ーブル11B−iは、リピータ機能部11−iの各リピ
ータポートに接続している装置を管理するテーブルであ
る。
【0030】リピータポートデータ送受信部11C−i
は、あるリピータポートから受信したデータ(フレー
ム)を、送受信する部分であり、このリピータポートデ
ータ送受信部(機能部)11C−iはリピータポートの
数だけ存在する。制御バス送受信部11D−iは、装置
内部の制御バス13に対してデータ(フレーム)を送受
信する部分であり、主に制御部15からの制御データを
受信するのに使用する。
【0031】モジュール接続バス管理部11E−iは、
制御バス送受信部11D−iより、制御部15からの接
続バス変更指示を受け取り、接続バス変更,接続バ
ス変更完了通知を行なうものである。モジュール接続バ
ステーブル11F−iは、この機能部(モジュール)が
接続しているデータバス12−1,12−2を書き込む
テーブルであり、モジュール接続バス管理部11E−i
によって書き込み/参照が行なわれる。
【0032】また、ブリッジ機能部14は、2本のデー
タバス12−1,12−2を接続し必要なデータのみを
通過させる機能を有するものであるが、このために、こ
のブリッジ機能部14は、図4に示すように、データ送
受信部14A−1,14A−2,制御バス送受信部14
B,ブリッジ機能管理部14C,ブリッジ機能用テーブ
ル14D,モジュール接続バス管理部14E,モジュー
ル接続バステーブル14Fの機能を有している。
【0033】ここで、データ送受信部14A−1,14
A−2は、装置内部のデータバス12−1,12−2を
流れるデータ(フレーム)を送受信する部分であり、こ
のデータ送受信部(機能部)14A−1,14A−2は
ブリッジングするポートの数だけ存在する。制御バス送
受信部14Bは、装置内部の制御バス13に対してデー
タ(フレーム)を送受信する部分であり、主に制御部1
5からの制御データを受信するのに使用する。
【0034】ブリッジ機能管理部14Cは、データ送受
信部14A−1,14A−2から受信したデータを、ブ
リッジ機能用テーブル14Dの情報に基づいて、ブリッ
ジングする部分であり、異なるデータバス12−1,1
2−2間の通信を可能にするものである。ブリッジ機能
用テーブル14Dは、データバス12−1,12−2間
のブリッジングを行なうためのテーブルであり、このブ
リッジ機能用テーブル14Dとしては、例えばフォワー
ディングデーブル等が使用される。
【0035】モジュール接続バス管理部14Eは、制御
バス送受信部14Bより、制御部15らの接続バス変更
指示を受け取り、接続バス変更,ブリッジ機能用テ
ーブル14D及びモジュール接続バステーブル14Fの
内容変更,接続バス変更完了通知を行なうものであ
る。モジュール接続バステーブル14Fは、リピータ機
能部(モジュール)が接続しているデータバスを書き込
むテーブルであり、モジュール接続バス管理部14Eに
よって書き込み/参照が行なわれる。
【0036】さらに、制御部15は、本装置を制御する
部分であり、データバス12−1又は12−2上を流れ
るデータをモニタ(カウント)する機能を持ち、又構成
管理の機能を持ち、更にはリピータ機能部11−iのデ
ータバス12−1又は12−2への接続を管理するもの
であるが、このために、この制御部15は、図5に示す
ように、データ受信部15A−1,15A−2,制御バ
ス送受信部15B,バス送信権管理部15C,トラヒッ
ク管理部15D,トラヒック管理テーブル15E,トラ
ヒック試算機能部15F,各モジュール接続バス管理部
15G,各モジュール接続バステーブル15Hの各機能
をそなえている。
【0037】ここで、データ受信部15A−1,15A
−2は、装置内部のデータバス12−1,12−2を流
れるデータ(フレーム)を受信する部分であり、このデ
ータ受信部(機能部)15A−1,15A−2はデータ
バスと同じ数だけ存在する。制御バス送受信部15B
は、装置内部の制御バス13に対してデータ(フレー
ム)を送受信する部分であり、主に他の各機能部に対し
て制御データを送信するのに使用する。
【0038】バス送信権管理部15Cは、データバスを
流れるデータから、各リピータ機能部がどのデータバス
に接続しているかを管理する部分である。トラヒック管
理部15Dは、データバスを流れるデータから、各デー
タバスのトラヒックを管理する部分である。トラヒック
管理テーブル15Eは、各データバスのトラヒック量を
書き込むテーブルであるが、このトラヒック管理テーブ
ル15Eには、トラヒック管理部15Dにより内容が書
き込まれ、トラヒック試算機能部15Fによりトラヒッ
ク管理テーブル15Eの内容が参照されるようになって
いる。
【0039】トラヒック試算機能部15Fは、トラヒッ
ク管理テーブル15Eの内容(各データバスのトラヒッ
ク量)から、最適なバスの使用方法を決定するための試
算を行なう部分であり、その試算方法については後述す
る。また、トラヒック試算機能部15Fは、各モジュー
ル接続バス管理部15Gに対してバス変更指示も行な
う。
【0040】各モジュール接続バス管理部15Gは、ト
ラヒック試算機能部15Fより、最適なバス使用方法の
情報を受け取り、必要ならば(各モジュール接続バステ
ーブル15Hの内容と異なる場合)、各リピータ機能部
(モジュール)に対して、接続しているバスの変更指示
を行なうものである。また、各モジュール接続バス管理
部15Gは、変更完了の情報を受け取り、各モジュール
接続バステーブル15Hの内容を変更する。
【0041】各モジュール接続バステーブル15Hは、
各リピータ機能部(モジュール)が接続しているデータ
バスを書き込むテーブルであり、各モジュール接続バス
管理部15Gによって書き込み/参照が行なわれるよう
になっている。従って、上記の各機能部での機能を総合
的にみると、この制御部15は以下のような手段を有し
ていることになる。
【0042】すなわち、この制御部15は、データバス
12−1又は12−2の負荷を最適化すべく、各リピー
タ機能部11−iのトラヒック量に応じて接続するデー
タバス12−1または12−2を切り替えるバス切替制
御手段の機能を有していることになり、更に、このバス
切替制御手段は、各リピータ機能部11−iがデータバ
ス12−1又は12−2に送出したデータ量をカウント
するカウント手段と、このカウント手段で得られたデー
タ量情報に基づいて、該当リピータ機能部11−iが接
続するデータバス12−1又は12−2を変更するバス
変更手段とをそなえて構成されていることになる。
【0043】また、このバス切替制御手段は、各リピー
タ機能部11−iがデータバス12−1又は12−2に
送出したデータのデータ量を宛先毎にカウントするカウ
ント手段と、このカウント手段で得られた宛先毎のデー
タ量情報に基づいて、該当リピータ機能部11−iが接
続するデータバス12−1又は12−2を変更するバス
変更手段とをそなえて構成されているともいえる。
【0044】さらに、カウント手段でのカウント結果か
ら、各データバス上のトラヒックを試算するトラヒック
試算手段(トラヒック試算機能部15F参照)と、この
トラヒック試算手段で得られたトラヒック試算結果か
ら、最もデータバスの負荷が少なくなるよう、各リピー
タ機能部11−iに変更態様を指示する変更態様指示手
段とが設けられていることにもなる。
【0045】また、バス切替制御手段は、異なるデータ
バス12−1又は12−2上の特定のリピータ機能部1
1−i,11−j間のトラヒックが多いという情報を受
けると、モジュール(リピータ機能部)の構成を変更す
るように構成されていることにもなる。さらに、このバ
ス切替制御手段は、データバス12−1又は12−2の
接続を変更するリピータ機能部11−iのデータバス1
2−1又は12−2に対するアクセス権を停止させるア
クセス権停止手段と、データバス接続情報を、データバ
ス接続変更後の情報に書き替えるよう指示することによ
り、該当リピータ機能部11−iを変更後のデータバス
に接続させる手段とをそなえて構成されていることにも
なる。
【0046】なお、データバスは高速な時分割多重バス
でタイムスロットによって仮想的に複数本あるような構
成をとるようにしてもよい。上述の構成により、制御部
15で所要の制御を行なうことにより、内部バス12−
1又は12−2の負荷を分散することができるが、以下
においては、具体例を挙げながら、更にその動作につい
て詳述する。
【0047】さて、図6,図7はデータバス12−1の
トラヒックが増大する場合の例を示しているが、この場
合、1つのリピータ機能部11−i内のデータ量が多
い場合(図6参照)と、2つのリピータ機能部l1−
i,1−j間のデータ量が多い場合(図7参照)とが考
えられる。 (1)まず、データ通信量の多いリピータ機能部11−
iの判別方法から説明する。
【0048】(1−1)手法1−1(請求項2,9に記
載の手法) 単位時間(予め決めた測定時間)当たりの各リピータ機
能部11−iがデータバス#1(12−1)に送出する
データ量をt1 , t2 , t3 , t4 とすると、単位時間
当たりのデータバス#1(12−1)のトラヒックT
は、 T=Σti である。なお、この場合、i=1〜4であるから、Σt
i は(t1 + t2 + t3+ t4 )のことである。そし
て、これらt1 , t2 , t3 , t4 のカウントと、Tの
算出は制御部15で行なう。
【0049】さらに、Tが予め設定したトラヒックの閾
値Ts を越えた場合に、制御部15でデータバスのトラ
ヒックが増大したと判断して、以下の動作を行なう。ま
ず、各リピータ機能部11−iのデータ量t1 , t2
t3 , t4 より、図6の場合か、図7の場合かを判別す
る。判断の方法は以下の通りである。 (i)図6の場合 この場合は、リピータ機能部#1(11−1)からデー
タバス12−1に送出するデータが、他のリピータ機能
部11−2〜11−4に比べ極端に多くなる。
【0050】すなわち、 t1 ≫ t2 , t3 , t4 となる。従って、この場合は、リピータ機能部#1(1
1−1)をデータバス#2(12−2)に接続する(図
8の(a),(b)参照)。
【0051】(ii)図7の場合 この場合は、リピータ機能部#1,#3(11−1,1
1−3)からデータバス12−1に送出するデータが、
他のリピータ機能部11−2,11−4に比べ極端に多
くなる。すなわち、 t1 , t3 ≫ t2 , t4 となる。
【0052】従って、この場合は、リピータ機能部#1
(11−1),リピータ機能部#3(11−3)をデー
タバス#2(12−2)に接続する(図9の(a),
(b)参照)。ところで、この手法1−1についての作
用を説明するフローチャートを示すと、図12のように
なるが、この図12に沿って、手法1−1についての作
用を説明する。
【0053】まず、制御部15のトラヒック管理部15
Dにおいて、各リピータ機能部11−iが単位時間当た
りにデータバス12−1上に送信したトラヒック量t
1 , t 2 , t3 , t4 をカウントし、これをトラヒック
管理テーブル15Eに書き込む(ステップA1)。その
後は、トラヒック試算機能部15Fで、トラヒック量t
1 , t2 , t3 , t4 から全トラヒック量を計算する
(ステップA2)。
【0054】そして、Tが予め設定したトラヒックの閾
値Ts を越えたかどうかを、ステップA3て判定し、も
し超えた場合には、バスのトラヒックが増大したと判断
して、図6のケースか、図7のケースかを判別する。即
ち、あるリピータ機能部だけがトラヒックが多いか(例
えばt1 ≫ t2 , t 3 , t4 )どうかを判定し(ステッ
プA4)、もしそうであれば、該当する1つのリピータ
機能部を別のデータバスに変更する(ステップA5,図
8の(a),(b)参照)。例えばリピータ機能部11
−1をデータバス12−2に移動させる場合は、各モジ
ュール接続バス管理部11E−1,14E,15Gにそ
の旨を指示する。
【0055】また、あるリピータ機能部だけがトラヒッ
クが多いわけではない場合は、ステップA4でNOルー
トをとって、ステップA6で、2つのデータバス12−
1,12−2のトラヒックが多いかどうか(例えばt
1 , t3 ≫ t2 , t4 )を判定する(ステップA6)。
もし多い場合は、該当するリピータ機能部を別のデータ
バスに変更する(ステップA7)。例えば、リピータ機
能部11−1,11−3をデータバス12−2に移動さ
せる場合は、各モジュール接続バス管理部11E−1,
11E−3,14E,15Gにその旨を指示する。以
上、ステップA2〜ステップA7の処理はトラヒック試
算機能部15Fで行なわれる。
【0056】このように、この手法1−1では、制御部
15にて、データバス12−1又は12−2の負荷を最
適化すべく、各リピータ機能部11−iのトラヒック量
に応じて接続するデータバスを切り替える、具体的に
は、各リピータ機能部11−iがデータバス12−1又
は12−2に送出したデータ量をカウントし、このデー
タ量情報に基づいて、該当リピータ機能部11−iが接
続するデータバスを変更するので、装置の内部バスの
負荷を認識する手法及びバスの負荷を軽減するための
最適な各リピータ機能部11−iのバス接続手法を持つ
ことが可能となり、これらにより、装置の負荷を軽減
(分散)するような装置内部の構成、即ちモジュール構
成をとることが可能となる。
【0057】(1−2)手法1−2(請求項5,12の
手法) LANでは、例えばファイル転送の場合など上記手法1
−1では上手く行かない場合がある。例として、リピー
タ機能部#1(11−1)からリピータ機能部#3(1
1−3)にファイル転送を行なう場合を考えると、リピ
ータ機能部#1(11−1)からデータバス12−1に
送出するデータ量t1 は多いが、リピータ機能部#3
(11−3)からデータバス12−1に送出するデータ
量 t3 は少なくなる。従って、各リピータ機能部のデー
タ量t1 , t2 , t3 , t4 の関係は、 t1 ≫ t2 , t3 , t4 となる、このとき上記の手法1−1では、t1 だけデー
タバス#2(12−2)に接続される。このとき、リピ
ータ機能部#1(11−1)のデータはリピータ機能部
#3(11−3)に送信するためブリッジ機能部14を
通過するので、データバス#1(12−1)のトラヒッ
クは変更前と変わらなくなる(図10の(a),(b)
参照)。
【0058】したがって、データバス#1(11−1)
のトラヒックを少なくする為には、リピータ機能部#3
(11−3)をデータバス#2(12−2)に移動させ
る必要がある。ファイル転送の場合に、リピータ機能部
#1(11−1)の通信相手を知る手段としては、ブリ
ッジ機能部14を通過するデータのモニタがある。ブリ
ッジ機能部14ではデータのフレームの宛先アドレスを
元にフレームのフォワーディングを行なっている。従っ
て、この図10の場合、ブリッジ機能部14でフレーム
の宛先アドレスをモニタすれば、リピータ機能部#3
(11−3)宛のフレームが多いことがわかり、制御部
15に通知することができる。これにより、制御部15
はリピータ機能部#3(11−3)をデータバス#2
(12−2)に移動しデータバス#1(12−1)のト
ラヒックを少なくすることができる(図11の(a),
(b)参照)。
【0059】ところで、この手法1−2についての作用
を説明するフローチャートを示すと、図13のようにな
るが、この図13に沿って、手法1−2についての作用
を説明する。まず、制御部15のトラヒック管理部15
Dにおいて、各リピータ機能部が単位時間当たりにデー
タバス12−1上に送信したトラヒック量t1 , t2
t3, t4 をカウントし、これをトラヒック管理テーブ
ル15Eに書き込む(ステップB1)。その後は、トラ
ヒック試算機能部15Fで、トラヒック量t1 , t2
t3 , t4 から全トラヒック量を計算する(ステップB
2)。
【0060】そして、Tが予め設定したトラヒックの閾
値Ts を越えたかどうかを、ステップB3で判定し、も
し超えた場合には、バスのトラヒックが増大したと判断
して、図6のケースか、図7のケースか、ファイル転送
ケースかを判別する。即ち、あるリピータ機能部だけが
トラヒックが多いか(例えばt1 ≫ t2 , t 3 , t4
どうかを判定し(ステップB4)、もしそうであれば、
ブリッジ機能部14で宛先アドレスをモニタした結果、
異なるデータバス上の2つのリピータ機能部間の通信量
が多いかどうかを判定する(ステップB5)。
【0061】もし、ステップB5でNOの場合は、ステ
ップB7で、該当する1つのリピータ機能部を別のデー
タバスに変更する。例えばリピータ機能部11−1をデ
ータバス12−2に移動させる場合は、各モジュール接
続バス管理部11E−1,14E,15Gにその旨を指
示する。もしステップB5でYESの場合は、該当する
1つのリピータ機能部を該当するデータバスに変更する
(ステップB6,図11の(a),(b)参照)。例え
ばリピータ機能部11−1をデータバス12−2に移動
させる場合は、各モジュール接続バス管理部11E−
1,11E−3,14E,15Gにその旨を指示する。
【0062】また、ある1つのリピータ機能部だけがト
ラヒックが多いとはいえない場合は、ステップB4でN
Oルートをとって、ステップB8で、2つのデータバス
のトラヒックが多いかどうか(例えばt1 ,t3
2 ,t4 )を判定する。もし多い場合は、該当する機
能部を別のデータバスに変更する(ステップB9)。例
えば、リピータ機能部11−1,11−3をデータバス
12−2に移動させる場合は、各モジュール接続バス管
理部11E−1,11E−3,14E,15Gにその旨
を指示する。以上、ステップB2〜ステップB9の処理
はトラヒック試算機能部15Fで行なわれる。
【0063】このように、この手法1−2では、制御部
15にて、データバス12−1又は12−2の負荷を最
適化すべく、各リピータ機能部11−iのトラヒック量
に応じて接続するデータバスを切り替える、具体的に
は、ブリッジ機能部14で通過するトラヒックを監視
し、異なるデータバス上の特定のリピータ機能部11−
i,11−j間のトラヒックが多い場合、制御部15に
通知して、モジュールの構成を変更するので、ファイル
転送を行なう場合でも、装置の内部バスの負荷を認識
する手法及びバスの負荷を軽減するための最適な各リ
ピータ機能部11−iのバス接続手法を持つことが可能
となり、これらにより、やはり装置の負荷を軽減(分
散)するような装置内部の構成、即ちモジュール構成を
とることができる。
【0064】(1−3)手法1−3(請求項3,10の
手法) この手法1−3では、単位時間(予め決めた測定時間)
当たりの各リピータ機能部がデータバス#1(11−
1)に送出するデータ量を宛先毎に制御部15でカウン
トする。従って、制御部15では、宛先、発信元毎にデ
ータ量を管理するテーブルが必要となるが、このテーブ
ルがトラヒック管理テーブル15Eである。
【0065】今、単位時間当たりの発信元Sのリピータ
機能部から宛先Dのリピータ機能部に送信するデータ量
をtDSとすると、単位時間当たりのデータバス#1(1
1−1)のトラヒックTは、 T=ΣΣtij である。なお、この場合、i,j=1〜4であるから、
各Σについては、i,jそれぞれ1〜4についての総和
をとることを意味する。
【0066】そして、Tが予め設定したトラヒックの閾
値TS を越えた場合、制御部15でバスのトラヒックが
増大したと判断して、以下の動作を行なう。すなわち、
DSより図6のケースか、図7のケースかを判別するの
である。判断の方法は、以下の通りである。まず、前t
DSの中から最も通信データ量が多いtDS(max)を探
す。
【0067】tDS(max)において、宛先と発信元と
が同じとき(D=S=iのとき)は、同一リピータ機能
部#i(11−i)内の通信が多い場合である。即ち、
この場合は、ここで、図6のケースにあたり、リピータ
機能部#i(11−i)のデータバスの接続を変更す
る。図6の場合は、tDS(max)=t11となる。ま
た、tDS(max)において、宛先と発信元とが異なる
とき(D=i,S=jのとき)は、リピータ機能部#i
(11−i)とリピータ機能部#j(11−j)のデー
タバスの接続を変更する。ここで、図7の場合は、tDS
(max)=t13が最大となる。
【0068】ところで、この手法1−3についての作用
を説明するフローチャートを示すと、図14のようにな
るが、この図14に沿って、手法1−3についての作用
を説明する。まず、制御部15のトラヒック管理部15
Dにおいて、各リピータ機能部が単位時間当たりにデー
タバス12−1上に送信したトラヒック量tDS(発信元
S,宛先D)をカウントし、これをトラヒック管理テー
ブル15Eに書き込む(ステップC1)。その後は、ト
ラヒック試算機能部15Fで、トラヒック量tDSから全
トラヒック量を計算する(ステップC2)。
【0069】そして、Tが予め設定したトラヒックの閾
値Ts を越えたかどうかを、ステップC3で判定し、も
し超えた場合には、全tDSの中から最大のtDS(ma
x)を探す。次に、発信元と宛先とが同じかどうかをス
テップC4で判定する。もし、同じであるなら、リピー
タ機能部11−iを別のデータバスに変更する。例えば
リピータ機能部11−1をデータバス12−2に移動さ
せる場合は、各モジュール接続バス管理部11E−1,
11E−3,14E,15Gにその旨を指示する。
【0070】もし、発信元と宛先とが異なる場合は、ス
テップC5でNOルートを通って、ステップC7で、リ
ピータ機能部11−i,11−jを別のデータバスに変
更する。例えばリピータ機能部11−1,11−3をデ
ータバス12−2に移動させる場合は、各モジュール接
続バス管理部11E−1,11E−3,14E,15G
にその旨を指示する。
【0071】このように、この手法1−3では、制御部
15にて、データバス12−1又は12−2の負荷を最
適化すべく、各リピータ機能部11−iのトラヒック量
に応じて接続するデータバスを切り替える、具体的に
は、制御部15において、各リピータ機能部11−iが
データバスに送出したデータのデータ量を宛先毎にカウ
ントし、この宛先毎のデータ量情報に基づいて、該当リ
ピータ機能部11−iが接続するデータバスを変更する
ので、ファイル転送を行なう場合でも、装置の内部バ
スの負荷を認識する方法及びバスの負荷を軽減するた
めの最適な各リピータ機能部11−iのバス接続方法を
宛先で切り分けすることが可能となり、これらにより、
やはり装置の負荷を軽減(分散)するような装置内部の
構成、即ちモジュール構成をとることができる。
【0072】(1−4)手法1−4(請求項4,11の
手法) 上記の手法1−3のようにして、単位時間当たりの発信
元Sから宛先Dに送信するデータ量tDSがカウントでき
る場合には、この各データ量tDSを元に、各リピータ機
能部の接続バス変更後の各バス上のトラヒックを試算す
ることが可能となる。
【0073】以下においては、その試算結果から、各リ
ピータ機能部11−iの接続すべきバスを決定する手法
を示す。この場合、各データ量tDSから各バス上のトラ
ヒックを試算する機能を持つ部分が装置内に必要とな
る。この機能は、制御部15のトラヒック試算機能部1
5Fが受け持つ。例として、図9のように、データバス
#1(12−2)に接続しているリピータ機能部#1〜
4(11−1〜11−4)のうち、リピータ機能部#1
(11−1)と#3(11−3)の接続するバスをデー
タバス#2(12−2)に変更したときの、各バス上の
トラヒックを試算する場合を考える。
【0074】このときの、データバス#1(12−1)
上のトラヒックT1 は、 T1 =Σti2+Σti4 である。なお、この場合、i=1〜4であるから、Σt
i2+Σti4は(t12+t2 2 +t32 +t42 )+(t14+t
24 +t34 +t44 )のことである。このうち、ブリッジ
機能部14を経由してデータバス#2(12−2)に流
れるトラヒックT1Bは、 T1B=t12+t32 +t14 +t34 となる。
【0075】また、データバス#2(12−2)上のト
ラヒックT2 は、 T2 =Σti1+Σti3 である。なお、この場合、i=1〜4であるから、Σt
i1+Σti3は(t11+t2 1 +t31 +t41 )+(t13+t
23 +t33 +t43 )のことである。さらに、このうち、
ブリッジ機能部14を経由してデータバス#1(12−
1)に流れるトラヒックT2Bは、 T2B=t21+t41 +t23 +t43 である。
【0076】以上により、各バス上のトラヒックが試算
できる。図9の例では、リピータ機能部の接続している
バスを変更する前の時点で、各リピータ機能部#1〜#
4(11−1〜11−4)をデータバス#1,#2(1
2−1,12−2)のどちらに接続するかで、全部で1
6通りのケースが考えられるが、この16通りそれぞれ
のケースについて、上記のようにして各バス上のトラヒ
ックを試算し、このうち、ブリッジ機能部14を経由し
て他方のデータバスに流れるトラヒックT1B+T2Bを最
小にするようなケースを採用するのである。
【0077】その後は、各リピータ機能部#1〜#4
(11−1〜11−4)について、上記のようにして接
続すべきデータバス#1,#2(12−1,12−2)
を決定し、各リピータ機能部11−iをバスに接続する
のである。ところで、この手法1−4についての作用を
説明するフローチャートを示すと、図15のようになる
が、この図15に沿って、手法1−4についての作用を
説明する。
【0078】まず、制御部15のトラヒック管理部15
Dにおいて、各リピータ機能部が単位時間当たりにデー
タバス12−1上に送信したトラヒック量tDS(発信元
S,宛先D)をカウントし、これをトラヒック管理テー
ブル15Eに書き込む(ステップD1)。その後は、ト
ラヒック試算機能部15Fで、トラヒック量tDSから全
トラヒック量を計算する(ステップD2)。
【0079】そして、Tが予め設定したトラヒックの閾
値Ts を越えたかどうかを、ステップD3で判定し、も
し超えた場合には、全tDSの中から最大のtDS(ma
x)を探す(ステップD4)。次に、発信元と宛先とが
同じかどうかをステップD5で判定する。もし、同じで
あるなら、リピータ機能部11−iを別のデータバスに
変更する(ステップD6)。例えばリピータ機能部11
−1をデータバス12−2に移動させる場合は、各モジ
ュール接続バス管理部11E−1,11E−3,14
E,15Gにその旨を指示する。
【0080】もし、発信元と宛先とが異なる場合は、ス
テップD5でNOルートを通って、ステップD7で、リ
ピータ機能部11−i,11−jを別のデータバスに変
更する。例えばリピータ機能部11−1,11−3をデ
ータバス12−2に移動させる場合は、各モジュール接
続バス管理部11E−1,11E−3,14E,15G
にその旨を指示する。
【0081】そして、ステップD6,D7の後は、ステ
ップD8で、変更後の各データバスのトラヒックTi
試算し、ステップD9で、この試算結果Ti とトラヒッ
クの閾値Ts とを比較する。もし、Ti >Ts であるな
ら、ステップD10で、各モジュール接続バス管理部1
1E−i,14E,15Gにその旨を指示する。もし、
i >Ts でないなら、ステップD11で、次位のtDS
を探し、同様の処理を繰り返す。
【0082】このように、この手法1−4では、制御部
15にて、データバス12−1又は12−2の負荷を最
適化すべく、各リピータ機能部11−iのトラヒック量
に応じて接続するデータバスを切り替える、具体的に
は、データ通信装置内において、各リピータ機能部11
−iがデータバスに送出したデータのデータ量を宛先毎
にカウントした結果から、各データバス上のトラヒック
を試算し、各リピータ機能部11−iが接続するデータ
バスの変更態様について、データバス変更後のトラヒッ
クを試算した結果から、最もデータバスの負荷が少なく
なるよう、制御部15が各リピータ機能部11−iに変
更態様を指示するので、装置の内部バスの負荷を認識
する方法及びバスの負荷を軽減するための最適な各リ
ピータ機能部11−iのバス接続方法を宛先で切り分け
しながら、効果的に装置の負荷を軽減(分散)するよう
な装置内部の構成、即ちモジュール構成をとることがで
きる。
【0083】(2)次に、バス変更手順について説明す
る。この場合、リピータ機能部11−iのデータバスの
接続を変更するとき、データバス12−1,12−2間
を接続しているブリッジ機能部14の宛先の情報を変更
する必要がある。これには、次のような手法がある。 (2−1)手法2−1(請求項6,13の手法) 例として、図16を用いて説明する。
【0084】まず、制御部15において、リピータ機能
部#1(11−1)のデータバスの接続を変更する必要
を認識する(図16の(a)参照)。つぎに、制御部1
5はデータバス#1及び#2(12−1及び12−2)
のアクセス権を獲得する(図16の(b)参照)。これ
により、リピータ機能部#1〜#4(11−1〜11−
4)はデータバス#1(12−1)にアクセスできなく
なる。
【0085】その後、制御部15より、制御バス13を
介して、ブリッジ機能部14のアドレステーブルを変更
する(図16の(c)参照)。すなわち、リピータ機能
部#1(11−1)をデータバス#2(12−2)に移
動するために、ブリッジ機能部14のアドレステーブル
に変更が生じるのである。さらに、制御部15はリピー
タ機能部#1(11−1)の接続先を、データバス#1
(12−1)からデータバス#2(12−2)に変更す
る(図16の(d)参照)。
【0086】そして、制御部15はデータバス#1及び
#2(12−1及び12−2)のアクセス権を解放する
(図16の(e)参照)。これにより、リピータ機能部
#1〜#4(11−1〜11−4)はデータバス#1及
び#2(12−1及び12−2)にアクセスできるよう
になる。このように制御部15において、バスの接続を
変更するリピータ機能部のデータバスに対するアクセス
権を停止したあと、ブリッジ機能部14での接続情報
を、データバスの接続変更後の情報に書き替えることに
より、該当リピータ機能部11−iを変更後のデータバ
スに接続するので、装置の内部バスの負荷を認識する
手法及び,バスの負荷を軽減するための最適な各モジ
ュールのバス接続手法という各手法に伴う、バス間接続
機能部(ブリッジ機能部14)の設定情報の変更手法を
持つことが可能となり、これらにより、装置の負荷を軽
減(分散)するような装置内部の構成、即ちモジュール
構成をとることが可能となるのである。
【0087】(2−2)手法2−2(請求項7の手法) 例として、図17を用いて説明する。まず、制御部15
において、リピータ機能部#1(11−1)のデータバ
スの接続を変更する必要を認識する(図17(a)参
照)。次に、制御部15はデータバス#1及び#2(1
2−1及び12−2)のアクセス権を獲得する(図17
(b)参照)。これにより、リピータ機能部#1〜#4
(11−1〜11−4)はデータバス#1(12−1)
にアクセスできなくなる。
【0088】その後は、制御部15よりデータバス#2
(12−2)を介して、ブリッジ機能部14のアドレス
テーブルを変更する情報を送る(図17(c)参照)。
この手法2−2は、ブリッジ機能部14の上位レイヤの
機能である学習機能を利用するものである。ブリッジ機
能部14にデータバス#2(12−2)からリピータ機
能部#1(11−1)が発信元であるフレームを送出す
ることにより、ブリッジ機能部14の学習機能が働きア
ドレステーブルを変更する。実際には、リピータ機能部
#1(11−1)はデータバス#2(12−2)上に無
いので、制御部15がリピータ機能部#1(11−1)
に代行して、ブリッジ機能部14宛てのフレームを送信
するのである。
【0089】その後、制御部15はリピータ機能部#1
(11−1)の接続先を、データバス#1(12−1)
からデータバス#2(12−2)に変更する(図17
(d)参照)。さらに、制御部15はデータバス#1及
び#2(12−1及び12−2)のアクセス権を解放す
る(図17(e)参照)。これにより、リピータ機能部
#1〜#4(11−1〜11−4)はデータバス#1及
び#2(12−1及び12−2)にアクセスできるよう
になる。
【0090】このように制御部15より、データバスの
接続を変更するリピータ機能部11−iのデータバスに
対するアクセス権を停止したあと、上位レイアを利用し
て、制御部15より、ブリッジ機能部14に対し、デー
タバスの接続を変更するリピータ機能部11−iに代行
して、ブリッジ機能部14の設定情報を更新するデータ
を送信することにより、ブリッジ機能部14の接続情報
を更新し、その後、制御部15より、リピータ機能部1
1−iを変更後のデータバスに接続するので、前記の手
法2−2と同様にして、装置の内部バスの負荷を認識
する手法及びバスの負荷を軽減するための最適な各モ
ジュールのバス接続手法という各手法に伴う、バス間接
続機能部(ブリッジ機能部14)の設定情報の変更手法
を持つことが可能となり、これらにより、装置の負荷を
軽減(分散)するような装置内部の構成、即ちモジュー
ル構成をとることが可能となるのである。
【0091】なお、上記の実施例において、リピータ機
能部,ブリッジ機能部,データバスの数は説明の都合上
のものであって、任意の数を適用できることはいうまで
もない。また、上記実施例のように、スマートHUBで
本発明を実現するほか、LANのブリッジ,ルータ,ブ
ルータ等で本発明を実現することもできる。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数のモジュールをバスで接続する構成をとり、モジュ
ール間でデータの通信を行なう装置において、装置の
内部バスの負荷を認識する手法,バスの負荷を軽減す
るための最適な各モジュールのバス接続手法及びの
手法に伴うバス間接続機能部の設定情報の変更手法を持
つことが可能となり、これらにより、装置の負荷を軽減
(分散)するような装置内部の構成、即ちモジュール構
成をとることが可能となる利点があり、これにより、装
置のパフォーマンス向上を達成し、エンドユーザに対し
てLANの帯域の効果的な利用を提供できるようにな
る。
【0093】すなわち、本発明(請求項1,8)では、
バスの負荷を最適化すべく、各モジュールのトラヒック
量に応じて接続するバスを切り替えるので、装置の負荷
を軽減(分散)するような装置内部の構成、即ちモジュ
ール構成をとることが可能となる。また、各モジュール
がバスに送出したデータ量をカウントし、そのデータ量
をもとにモジュールの接続するバスを変更するようにす
れば(請求項2,9)、モジュール内部での通信量の多
いモジュール又はモジュール間の通信量の多いモジュー
ルの両方ともを切り離して、トラヒックの少ないバスに
接続することができ、これにより、バスの負荷を効果的
に軽減しうる利点がある。
【0094】さらに、各モジュールがバスに送出したデ
ータのデータ量を宛先毎にカウントし、その情報をもと
にモジュールの接続するバスを変更するようにすれば
(請求項3,10)、上記と同様にして、モジュール内
部での通信量の多いモジュール又はモジュール間の通信
量の多いモジュールの両方ともを切り離して、トラヒッ
クの少ないバスに接続することにより、バスの負荷を効
果的に軽減できる。
【0095】また、装置内に、各モジュールがバスに送
出したデータのデータ量を宛先毎にカウントした結果か
ら各バス上のトラヒックを試算する機能を持つ部分を設
け、各モジュールの接続するバスの変更方法の考えられ
る各ケースについてバス変更後のトラヒックを試算し、
その結果から、最もバスの負荷が少なくなるように制御
部が各モジュールに変更方法を指示することもでき(請
求項4,11)、このようにすれば、バスの負荷を更に
効果的に軽減できる。
【0096】さらに、バス間を接続するバス接続機能部
で通過するトラヒックを監視し、異なるバス上の特定の
モジュール間のトラヒックが多い場合、制御部に通知し
モジュールの構成を変更することもでき(請求項5,1
2)、このようにすれば、同様にしてバスの負荷を効果
的に軽減できるものである。また、バスの接続を変更す
るモジュールのバスに対するアクセス権を停止し、次に
制御手段よりバス接続手段の接続情報を、バスの接続変
更後の情報に書き換えることにより変更し、モジュール
を変更後のバスに接続することもでき(請求項6,1
3)、このようにすれば、バス変更手順を容易に規定す
ることができ、バス負荷の軽減におおいに寄与するもの
である。
【0097】さらに、モジュールがLANのリピータ手
段、バス間を接続するバス接続手段がLANのブリッジ
手段の場合、制御手段よりリピータ手段のバスに対する
アクセス権を停止し、次に上位レイアを利用して制御手
段よりブリッジ手段に対し、リピータ手段に代行してブ
リッジ手段の設定情報を更新するデータを送信すること
により、ブリッジ手段の接続情報を更新し、その後、制
御手段よりリピータ手段を変更後のバスに接続すること
もでき(請求項7)、このようにしても、バス変更手順
を容易に規定することができ、バス負荷の軽減におおい
に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】リピータ機能部のブロック図である。
【図4】ブリッジ機能部のブロック図である。
【図5】制御部のブロック図である。
【図6】データバスのトラヒックが増大する理由を説明
する図である。
【図7】データバスのトラヒックが増大する理由を説明
する図である。
【図8】(a),(b)はトラヒックが増大した場合の
処理形態を説明する図である。
【図9】(a),(b)はトラヒックが増大した場合の
処理形態を説明する図である。
【図10】(a),(b)はトラヒックが増大した場合
の処理形態を説明する図である。
【図11】(a),(b)はトラヒックが増大した場合
の処理形態を説明する図である。
【図12】本発明の一実施例の作用を説明するフローチ
ャートである。
【図13】本発明の一実施例の作用を説明するフローチ
ャートである。
【図14】本発明の一実施例の作用を説明するフローチ
ャートである。
【図15】本発明の一実施例の作用を説明するフローチ
ャートである。
【図16】本発明の一実施例にかかるバス変更手順を説
明する図である。
【図17】本発明の一実施例にかかるバス変更手順を説
明する図である。
【符号の説明】
1−1〜1−N,1−i,1−j モジュール 2−1〜2−L,2−p データバス 3 制御バス 4−1〜4−M,4−k バス接続手段 5 制御手段 5A バス切替制御手段 10 データ端末 11−1〜11−4,11−i,11−j モジュール
としてのリピータ機能部(リピータ手段) 11A−i バス経由データ送受信部 11B−i リピータポート接続相手テーブル 11C−i リピータポートデータ送受信部 11D−i 制御バス送受信部 11E−i モジュール接続バス管理部 11F−i モジュール接続バステーブル 12−1,12−2 データバス 13 制御バス 14 バス接続手段としてのブリッジ機能部(バス接続
機能部) 14A−1,14A−2 データ送受信部 14B 制御バス送受信部 14C ブリッジ機能管理部 14D ブリッジ機能用テーブル 14E モジュール接続バス管理部 14F モジュール接続バステーブル 15 制御部(制御手段) 15A−1,15A−2 データ受信部 15B 制御バス送受信部 15C バス送信権管理部 15D トラヒック管理部 15E トラヒック管理テーブル 15F トラヒック試算機能部 15G 各モジュール接続バス管理部 15H 各モジュール接続バステーブル 100 データ通信装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモジュール(1−i)をバス(2
    −p)で接続することにより、該モジュール間で該バス
    (2−p)を介してのデータ通信を行なうとともに、バ
    スの負荷を軽減させるべく、複数本のバス(2−p)
    と、これらのバス(2−p)間を接続するバス接続手段
    (4−k)と、物理的に複数あるバスの中から1つのバ
    スに各モジュール(1−i)を選択的に接続するよう制
    御する制御手段(5)とをそなえたデータ通信装置にお
    いて、 該制御手段(5)にて、バスの負荷を最適化すべく、各
    モジュール(1−i)のトラヒック量に応じて接続する
    バスを切り替えることを特徴とする、データ通信装置に
    おけるバスの負荷分散方法。
  2. 【請求項2】 該制御手段(5)において、各モジュー
    ル(1−i)がバス(2−p)に送出したデータ量をカ
    ウントし、このデータ量情報に基づいて、該当モジュー
    ル(1−i)が接続するバスを変更することを特徴とす
    る、請求項1記載のデータ通信装置におけるバスの負荷
    分散方法。
  3. 【請求項3】 該制御手段(5)において、各モジュー
    ル(1−i)がバスに送出したデータのデータ量を宛先
    毎にカウントし、この宛先毎のデータ量情報に基づい
    て、該当モジュール(1−i)が接続するバスを変更す
    ることを特徴とする、請求項1記載のデータ通信装置に
    おけるバスの負荷分散方法。
  4. 【請求項4】 該データ通信装置内において、各モジュ
    ール(1−i)がバスに送出したデータのデータ量を宛
    先毎にカウントした結果から、各バス(2−p)上のト
    ラヒックを試算し、各モジュール(1−i)が接続する
    バスの変更態様について、バス変更後のトラヒックを試
    算した結果から、最もバスの負荷が少なくなるよう、該
    制御手段(5)が各モジュール(1−i)に変更態様を
    指示することを特徴とする、請求項3記載のデータ通信
    装置におけるバスの負荷分散方法。
  5. 【請求項5】 該バス接続手段(4−k)で通過するト
    ラヒックを監視し、異なるバス上の特定のモジュール
    (1−i,1−j)間のトラヒックが多い場合、該制御
    手段(5)に通知して、モジュールの構成を変更するこ
    とを特徴とする、請求項1記載のデータ通信装置におけ
    るバスの負荷分散方法。
  6. 【請求項6】 該制御手段(5)において、バスの接続
    を変更するモジュール(1−i)のバスに対するアクセ
    ス権を停止したあと、該バス接続手段(4−k)での接
    続情報を、バスの接続変更後の情報に書き替えることに
    より、該当モジュール(1−i)を変更後のバスに接続
    することを特徴とする、請求項1記載のデータ通信装置
    におけるバスの負荷分散方法。
  7. 【請求項7】 該モジュール(1−i)がローカルエリ
    アネットワークのリピータ手段として構成されるととも
    に、該バス接続手段(4−k)が該ローカルエリアネッ
    トワークのブリッジ手段として構成されている場合にお
    いて、 該制御手段(5)より、バスの接続を変更する該リピー
    タ手段(1−i)のバスに対するアクセス権を停止した
    あと、上位レイアを利用して、該制御手段(5)より、
    該ブリッジ手段(4−k)に対し、バスの接続を変更す
    る該リピータ手段(1−i)に代行して、該ブリッジ手
    段(4−k)の設定情報を更新するデータを送信するこ
    とにより、該ブリッジ手段(4−k)の接続情報を更新
    し、その後、該制御手段(5)より、該リピータ手段
    (1−i)を変更後のバスに接続することを特徴とす
    る、請求項1記載のデータ通信装置におけるバスの負荷
    分散方法。
  8. 【請求項8】 複数のモジュール(1−i)をバス(2
    −p)で接続することにより、該モジュール間で該バス
    (2−p)を介してのデータ通信を行なうデータ通信装
    置における、物理的に複数あるバスの中から1つのバス
    に各モジュール(1−i)を選択的に接続するよう制御
    する制御装置において、 バスの負荷を最適化すべく、各モジュール(1−i)の
    トラヒック量に応じて接続するバスを切り替えるバス切
    替制御手段(5A)が設けられたことを特徴とする、デ
    ータ通信装置用バス切替制御装置。
  9. 【請求項9】 該バス切替制御手段(5A)が、 各モジュール(1−i)がバスに送出したデータ量をカ
    ウントするカウント手段と、 該カウント手段で得られたデータ量情報に基づいて、該
    当モジュール(1−i)が接続するバスを変更するバス
    変更手段とをそなえて構成されたことを特徴とする、請
    求項8記載のデータ通信装置用バス切替制御装置。
  10. 【請求項10】 該バス切替制御手段(5A)が、 各モジュール(1−i)がバス(2−p)に送出したデ
    ータのデータ量を宛先毎にカウントするカウント手段
    と、 該カウント手段で得られた宛先毎のデータ量情報に基づ
    いて、該当モジュール(1−i)が接続するバスを変更
    するバス変更手段とをそなえて構成されたことを特徴と
    する、請求項8記載のデータ通信装置用バス切替制御装
    置。
  11. 【請求項11】 該カウント手段でのカウント結果か
    ら、各バス(2−p)上のトラヒックを試算するトラヒ
    ック試算手段と、 該トラヒック試算手段で得られたトラヒック試算結果か
    ら、最もバスの負荷が少なくなるよう、各モジュール
    (1−i)に変更態様を指示する変更態様指示手段とが
    設けられたことを特徴とする、請求項10記載のデータ
    通信装置用バス切替制御装置。
  12. 【請求項12】 該バス切替制御手段(5A)が、異な
    るバス上の特定のモジュール(1−i,1−j)間のト
    ラヒックが多いという情報を受けると、モジュールの構
    成を変更するように構成されていることを特徴とする、
    請求項8記載のデータ通信装置用バス切替制御装置。
  13. 【請求項13】 該バス切替制御手段(5A)が、 バスの接続を変更するモジュール(1−i)のバスに対
    するアクセス権を停止させるアクセス権停止手段と、 バス接続情報を、バス接続変更後の情報に書き替えるよ
    う指示することにより、該当モジュール(1−i)を変
    更後のバスに接続させる手段とをそなえて構成されたこ
    とを特徴とする、請求項8記載のデータ通信装置用バス
    切替制御装置。
JP6040004A 1994-03-10 1994-03-10 データ通信装置におけるバスの負荷分散方法及びデータ通信装置用バス切替制御装置 Withdrawn JPH07250085A (ja)

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