JPH07249426A - 燃料電池およびその製造方法ならびに燃料電池の収納ケース - Google Patents

燃料電池およびその製造方法ならびに燃料電池の収納ケース

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JPH07249426A
JPH07249426A JP6067926A JP6792694A JPH07249426A JP H07249426 A JPH07249426 A JP H07249426A JP 6067926 A JP6067926 A JP 6067926A JP 6792694 A JP6792694 A JP 6792694A JP H07249426 A JPH07249426 A JP H07249426A
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JP
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fuel cell
fuel
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Application number
JP6067926A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takahashi
剛 高橋
Yasuhiro Nonobe
康宏 野々部
Yoshikazu Toohata
良和 遠畑
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料ガスの混合を防止し、単電池の積層を容
易とする。 【構成】 収納ケース10は、内部に収納される電池積
層体の積層方向に沿った面で2分割された部材(ハウジ
ング200と蓋100)で構成される。ハウジング20
0の長手方向の3つの面および蓋100には、電池積層
体に燃料ガスを均等に供給するためのマニホールド21
0等が形成されている。ハウジング200の底部のマニ
ホールドと蓋100のマニホールド110には、燃料ガ
スをシールするシール部材が設置されている。燃料電池
は、ハウジング200に電池積層体を構成する部材を積
層し、その後に蓋100を取り付けて完成される。この
結果、積層する際の各部材の積層状態を確認することが
でき、積層を容易とする。収納ケース10と電池積層体
とでシール部材を十分に押圧するので、燃料ガスのシー
ルを良好なものとし、燃料ガスの混合を防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池およびその製
造方法ならびに燃料電池の収納ケースに関し、詳しく
は、単電池を積層してなる燃料電池およびその製造方法
ならびに単電池を積層してなる燃料電池の収納ケースに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料電池としては、電池
積層体に燃料ガスを供給するマニホールドを備えた枠体
に電池積層体を収納してなるものが提案されている(例
えば、実開平4−127965号公報)。この燃料電池
では、枠体は電池積層体の積層方向と垂直な面で2分割
された部材により構成されており、この2分割された部
材の一方に電池積層体を構成する部材を積層して電池積
層体を形成し、その後に他方を接合して燃料電池を形成
している。この燃料電池を図12に示す。図12(a)
は、燃料電池を電池積層体の積層方向と垂直な面(C−
C断面)で切断したときの断面図であり、図12(b)
は、燃料電池を電池積層体の積層方向と平行な面(D−
D断面)で切断したときの断面図である。
【0003】図12(a)に示すように、燃料電池90
0は、電池積層体910と、電池積層体910を収納す
る枠体920とから構成されている。枠体920は、図
12(b)に示すように、電池積層体910の積層方向
と垂直な面で、2分割された部材920Aと部材920
Bとを接合して形成されている。また、枠体920に
は、図12(a)に示すように、燃料ガスを電池積層体
910に供給する4つの燃料ガス用マニホールド922
と、電池積層体910を構成する部材を積層する際に各
部材の四隅の位置を定める4つの位置決定部924とが
形成されている。この位置決定部924には、マニホー
ルド922から供給される燃料ガスをシールするシール
部材926が設置されている。こうした部材920Bの
位置決定部924に電池積層体910を構成する部材の
四隅を合わせて順次積層し、部材920Aを部材920
Bに接合して燃料電池900を完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この燃
料電池900では、部材920B内に電池積層体910
または電池積層体910を構成する各部材を入れ込む必
要からシール部材926のシール機能を十分に発揮でき
ない場合を生じるという問題があった。シール部材92
6のシール機能を十分に発揮させるには、シール部材9
26を電池積層体910と位置決定部924とで十分に
押圧する必要がある。その場合、シール部材926を電
池積層体910を組み付けた後に容積を増大できる可変
シール(例えば、風船のような部材)として組付後にシ
ール圧を高める手法や、シール部材926を余分に配設
して隙間を十分に埋める手法等を用いることができる
が、可変シールを用いる手法では、その機構が複雑とな
ると共にコスト高となってしまい、シール部材926を
余分に配設する手法では、部材920B内に電池積層体
910または電池積層体910を構成する各部材を入れ
込む作業が極めて困難となる他、部材920B内で電池
積層体910を積層すると電池積層体910を構成する
各部材の密着が困難となり、部材間のシールが不良とな
るおそれも生じる。
【0005】また、電池積層体910を積層する際、積
層する部材の下になる部材の状態は積層する部材の影と
なり、部材の僅かなずれなどによりシール部材の位置が
変動しても確認することができない。したがって、積層
時にこうしたずれが生じてしまい、カソード側燃料ガス
とアノード側燃料ガスとが混合する場合を生じるという
問題があった。さらに、電池積層体910を構成する部
材を部材920Bに積み重ねるように積層するため、積
層後に積層状態を確認することができないといった問題
もあった。加えて、燃料電池900は、上述のように積
層されて部材920Aと部材920Bとを接合して形成
されるため、燃料電池900の組立後のメンテナンスが
困難となるという問題もあった。
【0006】本発明の燃料電池およびその製造方法なら
びに燃料電池の収納ケースは、こうした問題を解決し、
燃料ガスの混合を防止し、メンテナンスの容易な燃料電
池とすることを目的とし、次の構成を採った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料電池は、単
電池を積層してなる積層体を収納する収納ケースを備え
た燃料電池において、前記収納ケースは、前記積層体に
燃料を供給または排出する燃料給排路が形成され、該積
層体の積層方向に沿った面で2分割された部材からなる
ことを特徴とする。
【0008】ここで、前記燃料電池において、前記収納
ケースは、前記2分割された部材の少なくとも一方に、
前記積層体の収納位置を定める位置決定部が形成された
構成とすることもできる。また、前記燃料電池におい
て、前記収納ケースは、その内部に収納された前記積層
体を積層方向に加圧する加圧手段を備えた構成とするこ
ともできる。
【0009】本発明の燃料電池の製造方法は、燃料電池
の製造方法であって、単電池を積層した積層体に燃料を
供給または排出する燃料給排路が形成され該積層体の積
層方向に沿った面で2分割された部材からなる収納ケー
スの一方の部材に、単電池を積層する積層工程と、前記
2分割された部材のうち、単電池が積層されなかった部
材を単電池が積層された前記一方の部材に取り付ける取
付工程とからなることを要旨とする。
【0010】ここで、前記燃料電池の製造方法におい
て、前記積層工程は、前記収納ケースの少なくとも一方
に形成された前記積層体の位置を定める位置決定部に前
記単電池の所定箇所を合わせて該単電池を積層する工程
である構成とすることもできる。また、前記燃料電池の
製造方法において、前記取付工程の前または後に、前記
収納ケースに収納された前記積層体に積層方向の所定の
圧力を加える加圧工程を有する構成とすることもでき
る。
【0011】本発明の燃料電池の収納ケースは、単電池
を積層してなる燃料電池を収納する収納ケースにおい
て、前記燃料電池に燃料を供給または排出する燃料給排
路を備え、前記燃料電池の積層方向に沿った面で2分割
された部材からなることを要旨とする。
【0012】
【作用】以上のように構成された本発明の燃料電池は、
2分割された収納ケースの一方の部材に、単電池を積層
してなる積層体の積層方向に沿った面を分割面として単
電池を積層し、単電池が積層された一方の部材に他方の
部材を取り付けて積層体を収納する。収納ケースに形成
された燃料給排路は、収納した積層体に燃料を供給し、
または、積層体から燃料を排出する。
【0013】請求項2記載の燃料電池は、収納ケースの
2分割された部材の少なくとも一方に形成された位置決
定部が、収納ケースに収納される積層体の収納位置を定
める。この結果、精度の高い積層が可能となる。
【0014】請求項3記載の燃料電池は、加圧手段が、
収納ケースに収納された積層体を積層方向に加圧する。
この結果、積層体の積層方向の接触抵抗が小さくなる。
【0015】本発明の燃料電池の製造方法は、積層工程
で、2分割された部材からなる収納ケースの一方の部材
に、単電池を積層してなる積層体の積層方向に沿った面
が分割面となるよう単電池を積層し、取付工程で、単電
池が積層されなかった部材を単電池が積層された部材に
取り付けて燃料電池を完成する。この結果、単電池の精
度の高い積層を容易とする。また、収納ケースに燃料給
排路が形成されているため、燃料給排路の取付を不要と
する。
【0016】請求項5記載の燃料電池の製造方法は、積
層工程で、収納ケースの位置決定部に単電池の所定箇所
を合わせて積層する。この結果、さらに精度の高い積層
を可能とする。
【0017】請求項6記載の燃料電池の製造方法は、加
圧工程で、収納ケースに収納された積層体に積層方向の
所定の圧力を加える。この結果、積層体の接触抵抗を小
さくする。
【0018】本発明の燃料電池の収納ケースは、2分割
された一方の部材に、単電池を積層してなる燃料電池の
積層方向に沿った面を分割面として単電池を積層し、単
電池が積層された一方の部材に他方の部材を取り付けて
燃料電池を収納する。収納ケースに形成された燃料給排
路は、収納した燃料電池に燃料を供給し、または、積層
体から燃料を排出する。
【0019】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1ないし図4に、本発明の一実施例である燃
料電池の収納ケース10を示す。図1は、収納ケース1
0の側面を示した側面図である。図2は、図1のハウジ
ング200をA−A平面からみた平面図である。また、
図3は、図1の収納ケース10のB−B断面の断面図で
ある。図4は、ハウジング200に電池積層体を積層し
ている様子を示した斜視図である。図示するように、収
納ケース10は、電池積層体を収納するハウジング20
0と、ハウジング200の蓋100とから構成される。
【0020】ハウジング200は、樹脂(例えば、熱硬
化性樹脂,ポリフェリンサルファイド,ポリアミド,ポ
リフェニレンオチサイド等)により形成されている。ハ
ウジング200の蓋100と整合する面は、全面開口し
ており、電池積層体を構成する部材の収納口205とな
っている。収納口205の縁には、蓋100と整合する
フランジ240が形成されており、このフランジ240
には、蓋100を整合させた状態でボルトで締め付ける
ボルト用の複数の孔242が形成されている。また、こ
のフランジ240には、燃料ガスの漏洩を防止するシー
ル部材430が設置されている。
【0021】図3に示すように、ハウジング200の長
手方向の2つの側面202,204と底面206には、
電池積層体に燃料ガスを均等に供給するマニホールド2
10,220,230が形成されている。このマニホー
ルド210,220,230には、燃料ガスの流入口ま
たは排出口となる接続部212,222,232が形成
されている。
【0022】また、ハウジング200の底面206に
は、段差部234が形成されており、この段差部234
には、枠状のシール部材410が設置されている。段差
部234は、図4に示すように、電池積層体を構成する
部材をハウジング200に積層する際に、シール部材4
10を介して各部材の側面の両端を支持する。また、シ
ール部材410は、電池積層体が設置されたときにマニ
ホールド230の燃料ガスと隣接するマニホールド21
0,220の燃料ガスをシールする他、枠状に形成され
ているので、燃料ガスの加圧板310(後述)の上方へ
の回り込みも防止することができる。この加圧板310
の上方への回り込みを防止する手法としては、加圧板3
10の縁部全周にシールを配設してもよい。
【0023】ハウジング200の長手方向の端部に位置
する面の一方には、加圧機構300が備えられている。
図5に、加圧機構300の拡大図を示す。図示するよう
に、加圧機構300は、ハウジング200の内側に設置
され電池積層体を加圧する加圧板310と、加圧板31
0に圧力を伝達する加圧棒320と、加圧棒320をガ
イドするガイド部250と、ガイド部250と共に加圧
棒320の位置を固定して圧力を維持する圧力維持ナッ
ト330とから構成されている。
【0024】加圧棒320には、段差部322が形成さ
れている。ガイド部250はハウジング200に形成さ
れており、その外周には螺刻部が形成されている。ガイ
ド部250の内側には、ハウジング200内の燃料ガス
の漏洩を防止するシール部材350が設置されている。
圧力維持ナット330には、加圧棒320に形成された
段差部322を押さえる押圧部332が形成されてい
る。また、圧力維持ナット330の内周面には、ガイド
部250の外周の螺刻部と螺合するよう螺刻部が形成さ
れている。圧力維持ナット330は、左右に回転させる
ことにより、図5中、加圧棒320に沿って左右に移動
する。
【0025】加圧機構300は、次のように電池積層体
を加圧し、その加圧状態を維持する。まず、電池積層体
が収納されたハウジング200を固定し、加圧棒320
に油圧シリンダ等を設置して加圧棒320に所望の押圧
荷重を加えて加圧板310を介して電池積層体を加圧す
る。この状態で、圧力維持ナット330を螺合させてそ
の押圧部332を加圧棒320の段差部322に押し当
てる。この後、油圧シリンダ等による押圧荷重を除いて
も段差部322に圧力維持ナット330が当接している
ので、加圧板310に作用する反力はそのまま維持さ
れ、電池積層体の加圧状態を維持することができる。
【0026】蓋100は、ハウジング200と同一の樹
脂により形成されている。蓋100には、図1および図
3に示すように、ハウジング200のマニホールド21
0と同一形状のマニホールド110が形成されており、
このマニホールド110にもマニホールド210と同様
の接続部112が形成されている。蓋100の周縁部に
は、フランジ140が形成されており、フランジ140
には、ハウジング200のフランジ240のボルト用の
孔242と整合する位置にボルト用の孔(図示せず)が
形成されている。また、蓋100には、ハウジング20
0の底面に形成された段差部234と同一形状の段差部
114が形成されており、段差部234に設置されたシ
ール部材410と同一のシール部材420が設置されて
いる。
【0027】次に、こうして構成された収納ケース10
に収納される電池積層体について説明する。図6は、単
電池20の断面図である。単電池20は、電解質膜30
と、電解質膜30を両側から挟んでサンドイッチ構造と
する2つの電極40と、このサンドイッチ構造をさらに
両側から挟むと共に電極40とで燃料ガスの流路を形成
する2つの集電極50と、サンドイッチ構造の外周部に
配置され燃料ガスをシールするシール部材60とから構
成されている。
【0028】電解質膜30は、高分子材料、例えばフッ
素系樹脂により形成されたイオン交換膜であり、湿潤状
態で良好な電気伝導性を示す。2つの電極40は、共に
炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロスにより形
成されており、このカーボンクロスには、触媒としての
白金または白金と他の金属からなる合金等を担持したカ
ーボン粉がクロスの電解質膜30側の表面および隙間に
練り込まれている。この電解質膜30と2つの電極40
は、2つの電極40が電解質膜30を挟んでサンドイッ
チ構造とし、この状態で、120℃ないし160℃好ま
しくは145℃ないし155℃の温度で、1MPa{1
0.2Kgf/cm2}ないし15MPa{153Kgf/cm2
好ましくは5MPa{51Kgf/cm2}ないし10MPa
{102Kgf/cm2}の圧力を作用させて接合するホット
プレス法により接合されている。なお、実施例では、2
つの電極40をカーボンクロスにより形成したが、炭素
繊維からなるカーボンペーパーまたはカーボンフェルト
により形成する構成も好適である。
【0029】集電極50は、カーボンを圧縮してガス不
透過としたガス不透過カーボンにより形成されている。
図7は、集電極50の外観を例示した斜視図である。図
示するように、集電極50の両面には、平行に配置され
た複数のリブ56および57が形成されており、リブ5
6とリブ57とは、直交する配置となっている。このリ
ブ56および57は、これに密接された電極40とで燃
料ガスの通路58,59を形成する(図5参照)。
【0030】次に、収納ケース10に電池積層体を収納
して燃料電池を完成するときの組み付けの様子について
図4および図8に基づき説明する。図8は、燃料電池の
組み付けの様子を例示した工程図である。まず、単電池
20を構成する部材(電解質膜30,電極40,集電極
50等)をハウジング200内に積層する(工程1)。
図4に示すように、集電極50が、同一の配置となるよ
う積層する。次に、ハウジング200のフランジ240
に蓋100のフランジ140を整合させ、両フランジに
形成されたボルト用の複数の孔にボルトを挿して締め付
けて、蓋100をハウジング200に取り付ける(工程
2)。蓋100をハウジング200に取り付けると、図
3に示したシール部材410およびシール部材420が
蓋100およびハウジング200と電池積層体とにより
図中矢印方向に押圧されて、蓋100,ハウジング20
0および電池積層体に密着する。この結果、マニホール
ド230およびマニホールド110に燃料ガスを流した
際、燃料ガスを良好にシールし、他の燃料ガスとの混合
を防止する。
【0031】続いて、加圧機構300の加圧棒320に
所定の荷重を加えて、電池積層体を積層方向に加圧し、
圧力維持ナット330を回転させてその押圧部332を
加圧棒320の段差部322に当て、電池積層体を加圧
状態とする(工程3)。実施例では、収納ケース10を
動かないように固定し、加圧棒320に油圧シリンダを
接続してその内圧を所定値(例えば、電池積層体に作用
する圧力が400kPaないし800kPa{4.1Kg
f/cm2ないし8.2Kgf/cm2}となるのに相当する値)
とすることにより電池積層体の加圧を行なった。なお、
電池積層体に加える圧力は、電池積層体を構成する部材
の材料強度やハウジング200の材料強度等によって定
められるものである。実施例では、油圧シリンダを加圧
棒320に接続して加圧したが、どんな加圧方法により
加圧する構成も好適である。
【0032】電池積層体を加圧状態とした後に、燃料ガ
ス供給装置(図示せず)を各マニホールド210等の接
続部212等に取り付けて燃料電池を完成する。
【0033】こうして構成された燃料電池は、収納ケー
ス10に設けられたマニホールドの1つ(例えば、マニ
ホールド210)に燃料ガス供給装置からカソード側燃
料である酸素含有ガスを供給し、このマニホールドに隣
接するマニホールド(例えば、マニホールド110)に
燃料供給装置からアノード側燃料である水素含有ガスを
供給すれば、電解質膜30を挟んで直交する燃料ガスの
通路58および59にカソード側燃料およびアノード側
燃料が流れ、電解質膜30の両側に配置された両電極4
0に両燃料が供給されて、次式に示す電気化学反応が行
なわれ、化学エネルギを直接電気エネルギに変換する。
【0034】 カソード反応:2H++2e-+(1/2)O2→H2O アノード反応:H2→2H++2e-
【0035】以上説明した実施例の燃料電池では、収納
ケース10を電池積層体の積層方向に沿った面で2分割
した部材(蓋100とハウジング200)で構成したこ
とにより次のような効果を奏する。第1に、蓋100と
ハウジング200と電池積層体とでシール部材を十分に
押圧して各マニホールドの燃料ガスを良好にシールする
ことができる。この結果、各マニホールドの燃料ガスが
混合することがなく、発電効率を高く維持することがで
きる。第2に、蓋100の段差部114とハウジング2
00の段差部234とにシール部材410,420を設
置するだけでシール部材410,420を十分に押圧し
て燃料ガスをシールするので、シール材を低減すること
ができると共に、燃料電池の組付の作業性を向上させる
ことができる。第3に、電池積層体を構成する部材の積
層状態を確認しながら積層することができる。このた
め、積層精度の高い電池積層体とすることができ、燃料
電池の内部抵抗を低減することができる。第4に、燃料
電池の組付後に、蓋100をハウジング200から外し
て電池積層体の積層状態を確認するなどのメンテナンス
を容易に行なうことができる。したがって、常に良好な
状態で燃料電池を運転することができる。
【0036】また、実施例の燃料電池では、収納ケース
10に電池積層体を構成する部材の積層位置を定めると
共に各部材を支持する段差部234を設けたので、電池
積層体を精度よく積層することができる。したがって、
部材のずれに基づく燃料ガスの混合を防止することがで
きる。さらに、加圧機構300で電池積層体に所望の圧
力を加えることができるので、電池積層体を構成する各
部材間の接触抵抗を小さくして燃料電池の内部抵抗を低
減することができる。
【0037】もとより、収納ケース10に燃料ガスを電
池積層体に供給するマニホールド210,220,23
0および110を備えたので、電池積層体に直接マニホ
ールドをボルト等により接続する収納ケースを備えない
タイプの燃料電池に比して、燃料ガスの外部への漏洩を
防止することができる。
【0038】実施例の燃料電池の製造方法では、上記の
収納ケース10を用いたので、精度の高い電池積層体を
容易に積層することができ、内部抵抗が小さくシールの
信頼性の高い燃料電池を容易に組み付けることができ
る。
【0039】なお、実施例では、収納ケース10を樹脂
により形成したが、電池積層体に加える圧力に対して十
分な強度があれば、どんな材料で形成してもかまわな
い。ただし、収納ケース10を導電性材料で形成する場
合には、短絡回路の形成を防止するため、その内面を絶
縁性材料で被覆する等の処理を施す必要がある。
【0040】実施例では、収納ケース10を略直方体の
1面が開口したハウジング200とその蓋100とによ
り構成したが、2分割する面は、電池積層体の積層方向
に沿った面で2分割するのであれば、どの面で2分割し
てもかまわない。この場合、マニホールド210等や接
続部212等が形成された面で分割してもよいが、燃料
ガスの漏洩を防止する観点よりマニホールドや接続部が
形成されていない面で2分割するのが望ましい。図9の
斜視図に示したように、収納ケース10を、ハウジング
200の長手方向の端部の一方を蓋100に備えた蓋1
00Aと、ハウジング200の長手方向の端部の一方が
ないハウジング200Aとからなる構成としても差し支
えない。この場合、ハウジング200Aの長手方向の端
部の一方がないので、電池積層体の積層がさらに容易と
なる。
【0041】この他、収納ケース10を、4つのマニホ
ールドが2つずつとなるように分割する構成も好適であ
る。この一例の斜視図を図10に、断面図を図11に示
す。図示するように、収納ケース10Aは、2つのマニ
ホールド512を備えた部材510と、2つのマニホー
ルド522を備えた部材520により構成される。部材
510および部材520の各マニホールドの内側には、
燃料ガスをシールするシール部材516,517,52
6,527が設置されている。燃料電池は、こうした収
納ケース10の部材510に単電池を積層し、これに部
材520を取り付けて完成する。この燃料電池では、部
材510と部材520とを図11中の矢印方向に締め付
けて各シール部材516,517,526,527を押
圧するので、各マニホールドの燃料ガスを良好にシール
することができ、燃料ガスの混合を防止することができ
る。もとより、単電池を容易に積層することができる。
【0042】実施例では、加圧棒320に押圧荷重を加
え、圧力維持ナット330でその押圧荷重を維持して電
池積層体を加圧したが、加圧板310とハウジング20
0の内壁との間に押圧荷重を加えたバネを備え、電池積
層体を積層した後にバネの押圧荷重を解除し、バネの復
元力によって加圧板310を介して電池積層体を加圧す
る構成としてもかまわない。
【0043】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の燃料電池で
は、収納ケースが、積層体の積層方向に沿った面で2分
割した部材からなることより次の効果を奏する。第1
に、2分割した部材が積層体を押圧して積層体と密着す
るので、燃料給排路の燃料を良好にシールすることがで
きる。したがって、カソード側燃料とアノード側燃料と
が混合するといった不都合を防止することができる。第
2に、単電池の積層状態を確認しながら積層体を積層す
ることができる。このため、積層精度の高い積層体とす
ることができ、燃料電池の内部抵抗を低減することがで
きる。第3に、2分割した部材の一方を取り外して積層
体の積層状態を確認するなどのメンテナンスを容易に行
なうことができる。したがって、常に良好な状態で燃料
電池を運転することができる。
【0045】もとより、収納ケースに燃料給排路が形成
されているので、燃料ガスの外部への漏洩を防止するこ
とができる。
【0046】請求項2記載の燃料電池とすれば、単電池
を積層する際に、位置決定部に単電池の所定箇所を合わ
せるだけで精度の高い積層体とすることができ、さらに
燃料電池の内部抵抗を小さくすることができる。
【0047】請求項3記載の燃料電池とすれば、加圧手
段が積層体を積層方向に加圧するので、積層体の接触抵
抗を小さくすることができ、さらに燃料電池の内部抵抗
を低減することができる。
【0048】本発明の燃料電池の製造方法では、積層体
の積層方向に沿った面で2分割した部材からなる収納ケ
ースの一方に単電池を積層するので、単電池の積層状態
を確認しながら積層することができ、精度の高い積層体
とすることができる。したがって、燃料電池の内部抵抗
を小さくすることができる。また、収納ケースに燃料給
排路が形成されているので、燃料給排路の取り付けが不
要となり、燃料電池の組み付けを容易とすることができ
る。
【0049】本発明の燃料電池の収納ケースでは、収納
ケースが燃料電池の積層方向に沿った面で2分割した部
材からなることにより次の効果を奏する。第1に、2分
割した部材が燃料電池を押圧して燃料電池を密着するも
のとすれば、燃料給排路の燃料を良好にシールすること
ができる。したがって、カソード側燃料とアノード側燃
料とが混合するといった不都合を防止することができ
る。第2に、単電池の積層状態を確認しながら燃料電池
を積層することができる。このため、積層精度の高い燃
料電池とすることができ、燃料電池の内部抵抗を低減す
ることができる。第3に、2分割した部材の一方を取り
外して燃料電池の積層状態を確認するなどのメンテナン
スを容易に行なうことができる。したがって、常に良好
な状態で燃料電池を運転することができる。
【0050】もとより、収納ケースに燃料給排路が形成
されているので、燃料ガスの外部への漏洩を防止するこ
とができる。また、燃料電池に燃料給排路を取り付ける
必要がなく、燃料電池の組み付けを容易にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である燃料電池の収納ケース
10の側面図である。
【図2】図1のハウジング200をA−A平面からみた
平面図である。
【図3】図1の収納ケース10のB−B断面図である。
【図4】ハウジング200に電池積層体が積層される様
子を例示した説明図である。
【図5】加圧機構300を拡大した拡大図である。
【図6】単電池20の断面を例示した断面図である。
【図7】集電極50の外観を例示した斜視図である。
【図8】燃料電池の組み付けの様子を例示した工程図で
ある。
【図9】実施例の変形例を示した斜視図である。
【図10】実施例の変形例を示した斜視図である。
【図11】図10に示した変形例の断面図である。
【図12】燃料電池の従来例を示した説明図である。
【符号の説明】
10…収納ケース 10A…収納ケース 20…単電池 30…電解質膜 40…電極 50…集電極 56,57…リブ 58,59…通路 60…シール部材 100…蓋 100A…蓋 110…マニホールド 112…接続部 114…段差部 140…フランジ 200…ハウジング 200A…ハウジング 205…収納口 210,220,230…マニホールド 212,222,232…接続部 234…段差部 240…フランジ 242…孔 250…ガイド部 300…加圧機構 310…加圧板 320…加圧棒 322…段差部 330…圧力維持ナット 332…押圧部 350…シール部材 410,420,430…シール部材 510…部材 512…マニホールド 516,517,526,527…シール部材 520…部材 522…マニホールド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単電池を積層してなる積層体を収納する
    収納ケースを備えた燃料電池において、 前記収納ケースは、前記積層体に燃料を供給または排出
    する燃料給排路が形成され、該積層体の積層方向に沿っ
    た面で2分割された部材からなることを特徴とする燃料
    電池。
  2. 【請求項2】 前記収納ケースは、前記2分割された部
    材の少なくとも一方に、前記積層体の収納位置を定める
    位置決定部が形成されたことを特徴とする請求項1記載
    の燃料電池。
  3. 【請求項3】 前記収納ケースは、その内部に収納され
    た前記積層体を積層方向に加圧する加圧手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池。
  4. 【請求項4】 燃料電池の製造方法であって、 単電池を積層した積層体に燃料を供給または排出する燃
    料給排路が形成され該積層体の積層方向に沿った面で2
    分割された部材からなる収納ケースの一方の部材に、単
    電池を積層する積層工程と、 前記2分割された部材のうち、単電池が積層されなかっ
    た部材を単電池が積層された前記一方の部材に取り付け
    る取付工程とからなる燃料電池の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記積層工程は、前記収納ケースの少な
    くとも一方に形成された前記積層体の位置を定める位置
    決定部に前記単電池の所定箇所を合わせて該単電池を積
    層する工程である請求項4記載の燃料電池の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記取付工程の前または後に、前記収納
    ケースに収納された前記積層体に積層方向の所定の圧力
    を加える加圧工程を有する請求項4または5記載の燃料
    電池の製造方法。
  7. 【請求項7】 単電池を積層してなる燃料電池を収納す
    る収納ケースにおいて、 前記燃料電池に燃料を供給または排出する燃料給排路を
    備え、 前記燃料電池の積層方向に沿った面で2分割された部材
    からなる収納ケース。
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