JPH07249262A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH07249262A
JPH07249262A JP6067864A JP6786494A JPH07249262A JP H07249262 A JPH07249262 A JP H07249262A JP 6067864 A JP6067864 A JP 6067864A JP 6786494 A JP6786494 A JP 6786494A JP H07249262 A JPH07249262 A JP H07249262A
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JP
Japan
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signal
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recording
circuit
copy
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JP6067864A
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Shinya Yamada
真也 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/00188Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving measures which result in a restriction to authorised devices recording or reproducing contents to/from a record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル信号で供給される情報のみならず、
アナログ信号で供給される情報についても著作権の保護
が可能な記録再生装置を実現すること。 【構成】 入力信号の記録時に、記録方法判別手段35
はコピーガード情報を含むコピー制御情報と、機器ID
出力手段38から自己の機器IDを入力し、新たなコピ
ー制御情報を生成する。そしてコピー制御信号をデータ
変換回路34に与えて変換方法を指示する。こうすると
送信元がマスタディスクのとき、情報が元通り再生さ
れ、機器IDが一致すればバックアップディスクにコピ
ーが許可される。機器IDが一致しなければ、コピー禁
止として情報が劣化して記録される。更にディスクの再
生時には、再生方法判別手段41はコピーガード情報の
内容に基づいて送信元通りに情報を再生したり、劣化し
た情報を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録再生装置における
情報の著作権保護に関するものであって、特にデジタル
信号で供給される情報だけでなく、アナログ信号で供給
されるものについても著作権を保護でき、かつ個人の作
成した情報については記録された情報を繰り返しコピー
を行っても、その情報の品質劣化のないコピー(以下デ
ジタルコピーという)が可能な記録再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より書き換え可能なディスク(以
下、R/Wディスクという)又は追記型ディスクの再生
及び記録ができるディスク記録再生装置では、記録され
た情報を繰り返しコピーしても、情報の品質を劣化させ
ないでデジタルデータのコピーを行うことができる。し
たがってデジタル情報の著作権を保護するために、記録
されるR/Wディスク又は追記型ディスクの特定エリア
に、それ以上のコピー、即ち孫コピーを禁止するコピー
禁止情報を記録しておく。こうすると以後このR/Wデ
ィスクからのコピーを拒否する機能を有したディスク記
録再生装置ができる。
【0003】上述した従来のディスク記録再生装置につ
いて図面を参照しながら説明をする。図5は従来の著作
権保護の可能なディスク記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。本図において、ディスク13は記録再生
可能なディスク(R/Wディスク)であり、変調信号記
録再生器14によって変調信号が記録又は再生される。
記録回路部は、変調回路15,ECCエンコーダ16,
データ変換回路17,A/D変換回路18,受信データ
復調回路19,コピー記録管理回路20,コピー禁止検
出回路(CPID検出回路)21によって構成される。
【0004】また再生回路部は、復調回路22,ECC
デコーダ23,データ逆変換回路24,D/A変換回路
25,送信データ変調回路26,再生禁止命令回路2
7,コピー再生管理回路28,コピー禁止作成回路(C
PID作成回路)29によって構成される。
【0005】このような構成の従来のディスク記録再生
装置において、先ず記録及び著作権保護の方法について
説明する。ディスク13に記録できる信号としては、ア
ナログ信号とデジタルI/F信号がある。例えばソース
から出力されるオーディオ信号又はビデオ信号がアナロ
グ信号とすると、デジタルI/F信号とはこのようなア
ナログ信号を所定のフォーマットに従ってデジタル化し
たデジタルデータ、デジタルデータの付加情報であるコ
ントロール情報を夫々含む信号である。
【0006】一方、外部から直接入力されたアナログ信
号はA/D変換回路18に与えられ、デジタル信号に変
換される。これに対してデジタルI/F信号はアナログ
信号とは異なり、記録すべきデジタルデータと、再生装
置の種類や再生データの内容と、コピー禁止の情報とを
含むものである。このようなデジタルI/F信号は受信
データ復調回路19に与えられ、デジタルデータ以外の
情報(以下、コントロール情報という)は、記録すべき
デジタルデータと分離される。コントロール情報はCP
ID検出回路21に入力され、コントロール情報に含ま
れるコピー禁止情報(以下、CPIDという)が検出さ
れる。
【0007】コピー記録管理回路20はCPIDが入力
されると、デジタルI/F信号によって送信されてきた
データが「コピー可」の情報であるか、或いは「コピー
不可」情報であるかを判別する。「コピー可」の場合の
み、ディスク13への記録が許可される。
【0008】一方、記録すべきデジタルデータはデータ
変換回路17に与えられ、ディスク15に記録できる適
当な量及び形式に変換される。データ変換回路17でデ
ータ量が圧縮され、所定のフォーマットに変換され、E
CCエンコーダ16に入力されて誤り訂正符号化され
る。ここでコピー記録管理回路20によるCPIDの判
別結果が「コピー可」であれば、このCPIDはコピー
記録管理回路20により「コピー可」から「コピー不
可」に置き換えられる。そして記録すべきデジタルデー
タと共に符号化され、変調回路15に入力されてディス
ク13に記録し易い信号に変調される。その後変調信号
記録再生器14によりディスク13上の夫々所定位置に
信号が記録される。しかし、CPIDの判別結果が「コ
ピー不可」である場合には、記録動作の一部あるいは全
部が禁止され、送信された情報がディスク13に記録で
きないように制御される。
【0009】次に、ディスク記録再生装置による再生動
作とその著作権保護の方法について説明する。ディスク
記録再生装置で再生できるディスクの種類には、R/W
ディスク及び追記型ディスクと、再生のみ可能で記録で
きないROMディスクとがある。このような各ディスク
には上述した記録方法により、記録すべきデジタルデー
タと共にCPIDが記録されている。よって、記録され
たデジタルデータがコピーされたものである場合、及び
コピーを許可していないものである場合には、CPID
が「コピー不可」の状態になっている。
【0010】ディスク記録再生装置によって前記3種類
のディスクが再生されると、変調信号記録再生器14に
よって変調された信号が読み出され、復調回路22によ
り誤り訂正符号に復調される。次にECCデコーダ23
によって誤り訂正された後、再生用データと、コントロ
ール情報に分離される。再生用データはデータ逆変換回
路24により再生可能なデジタルデータに変換される。
又、アナログ出力として取り出す場合は、データ逆変換
回路24の出力はD/A変換回路25に入力され、アナ
ログ信号に変換されて出力される。
【0011】一方、再生出力をデジタルI/F信号とす
る場合には、ECCデコーダ23から出力されるコント
ロール情報によって、コピー再生管理回路28がCPI
Dを抽出する。CPID作成回路29は抽出されたCP
IDをデジタルI/F信号に載せ、送信データ変調回路
26は入力されたデジタルデータとCPID(この場合
「コピー不可」になっている)をデジタル変調して外部
へ送出する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のディスク記録再生装置では、デジタル信号で
供給される情報のみに対して著作権が保護されており、
アナログ信号で供給されるものについては著作権が保護
されないという欠点があった。また個人で記録したデジ
タル情報についても著作権保護動作が働くため、個人の
情報でありながらデジタルコピーが自由にできないとい
う欠点もあった。
【0013】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、アナログ信号で供給される情報
についても著作権を保護でき、かつ個人の情報について
は入力信号がデジタル信号であってもデジタルコピーが
可能にできる記録再生装置を実現することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、再生のみ可能なROMメディア、及び記録と消去可
能なRAMメディアを記録媒体とし、ROMメディア又
はRAMメディアに記録されている情報のコピーの可否
を示す信号をコピー制御情報とし、RAMメディア又は
ROMメディアがオリジナル情報が記録されたメディア
か、オリジナル情報のコピーが許可されたバックアップ
用のメディアか、コピーが記録時と同一機器でのみ許可
されたコピー専用のメディアかを判別する信号をメディ
ア情報とし、外部から入力されるデジタル信号又はアナ
ログ信号をRAMメディアに記録し、ROMメディア又
はRAMメディアに記録された情報を再生してデジタル
信号又はアナログ信号を再生する記録再生装置であっ
て、RAMメディアに情報を記録するとき入力信号がデ
ジタル信号かアナログ信号かを識別して取り出し、アナ
ログ信号に対してはデジタル変換する入力信号選択回路
と、入力信号選択回路により選択された信号をRAMメ
ディアに記録する信号に変換するデータ変換回路と、デ
ータ変換回路で変換されたメディア記録信号にコピー制
御情報を付加してRAMメディアに情報を記録する記録
器と、ROMメディア又はRAMメディアの情報の再生
時には、記録信号を読み出してメディア再生信号を出力
する再生器と、再生器より入力されるメディア再生信号
をアナログ信号又はデジタル信号に逆変換するデータ逆
変換回路と、データ逆変換回路により出力されたアナロ
グ信号又はデジタル信号の何れか一方を選択する出力信
号選択回路と、入力信号がデジタル信号の場合、デジタ
ル信号に含まれるコピー制御情報を抽出する入力信号識
別手段と、記録又は再生時にROMメディア又はRAM
メディアに記録されたメディア情報を抽出するメディア
情報抽出手段と、記録又は再生を行う機器自身の固有の
IDを記憶して出力する機器ID出力手段と、情報の記
録時には、メディア情報抽出手段から得られるメディア
情報と機器ID出力手段から得られる機器IDとから新
たなコピー制御情報を合成し、RAMメディアの特定位
置に記録器を介して記録し、かつ入力信号識別手段から
得られるコピー制御情報とメディア情報抽出手段から得
られるメディア情報とからデータ変換回路に変換方法を
指示する記録方法判別手段と、情報の再生時には、RO
Mメディア又はRAMメディアからメディア情報抽出手
段により得られるメディア情報、再生器により得られる
コピー制御情報、機器ID出力手段より得られる機器I
Dが夫々入力され、これらの信号に基づいてデータ逆変
換回路に逆変換方法を指示する再生方法判別手段と、を
具備することを特徴とするものである。
【0015】本願の請求項2の発明では、記録方法判別
手段は、情報の記録時に、機器ID出力手段から得られ
る機器IDとメディア抽出手段から得られるメディア情
報とから生成されるコピー制御情報を表示するものであ
り、再生方法判別手段は、情報の再生時に、入力信号判
別手段から得られるコピー制御信号と機器ID出力手段
から得られる機器IDとから新たに合成されるコピー制
御情報を表示することを特徴とするものである。
【0016】本願の請求項3の発明では、記録方法判別
手段は、情報の記録時に、入力信号判別手段から得られ
るコピー制御情報にコピー許可の信号が挿入されると
き、データ変換回路で正規変換を指示する変換信号を出
力し、コピー制御情報にコピー禁止の信号が挿入される
とき、データ変換回路で劣化変換を指示する変換信号を
出力するものであり、再生方法判別手段は、情報の再生
時に、再生器から得られるコピー制御情報にコピー許可
の信号が挿入されるとき、データ逆変換回路で正規逆変
換を指示する変換信号を出力し、コピー制御情報にコピ
ー許可の信号が挿入されないとき、データ逆変換回路で
劣化逆変換を指示する変換信号を出力することを特徴と
するものである。
【0017】本願の請求項4の発明では、記録方法判別
手段は、情報の記録時に、入力信号判別手段から得られ
るコピー制御情報にコピー禁止の信号が挿入されると
き、記録器の動作を停止する制御信号を出力するもので
あり、再生方法判別手段は、情報の再生時に、再生器か
ら得られるコピー制御情報にコピー禁止の信号が挿入さ
れるとき、再生器の動作を停止する制御信号を出力する
ことを特徴とするものである。
【0018】本願の請求項5の発明では、再生方法判別
手段は、情報の再生時に、入力信号判別手段から得ら
れ、コピー制御情報に含まれる付加情報に基づいて情報
の再生方法を指示する制御信号を再生器に与えるもので
あり、記録方法判別手段は、情報の記録時に、情報の種
類に基づいて付加情報をコピー制御情報に挿入するか否
かの制御信号を記録器に与えることを特徴とするもので
ある。
【0019】本願の請求項6の発明は、再生のみ可能な
ROMディスク、及び記録と消去可能なRAMディスク
を記録媒体とし、ROMディスク又はRAMディスクに
記録されている情報のコピーの可否を示す信号をコピー
制御情報とし、RAMディスク又はROMディスクがオ
リジナル情報が記録されたディスクか、オリジナル情報
のコピーが許可されたバックアップ用のディスクか、コ
ピーが記録時と同一機器でのみ許可されたコピー専用の
ディスクかを判別する信号をディスク情報とし、外部か
ら入力されるデジタル信号又はアナログ信号をRAMデ
ィスクに記録し、ROMディスク又はRAMディスクに
記録された情報を再生してデジタル信号又はアナログ信
号を再生する記録再生装置であって、RAMディスクに
情報を記録するとき入力信号がデジタル信号かアナログ
信号かを識別する入力判別信号を出力する入力選択回路
と、アナログ信号が入力されたとき、この信号をデジタ
ルデータに変換するA/D変換回路と、デジタル信号が
入力されたとき、この信号からデジタルデータとコピー
制御情報を含む付加情報とに分離する受信データ復調回
路と、入力選択回路の入力判別信号により、A/D変換
回路又は受信データ復調回路の何れか一方の出力を選択
する切換回路と、切換回路により選択された信号をRA
Mディスクに記録する信号に変換するデータ変換回路
と、データ変換回路で変換されたデータ信号に、コピー
の可否を判別するためのコピーガード情報を加えるミキ
サ回路と、ミキサ回路の出力信号を誤り訂正符号に変換
するECCエンコーダと、ECCエンコーダの出力信号
をRAMディスクの記録特性に適合した信号にコード変
換する変調回路と、ROMディスク又はRAMディスク
に、変調回路の出力信号を記録すると共に、ROMディ
スク又はRAMディスクに記録された信号を読み出す変
調信号記録再生器と、変調信号記録再生器を介して読み
出されたROMディスク及びRAMディスクの信号をコ
ード変換して復調する復調回路と、復調回路から入力さ
れた誤り訂正符号に対し誤り検出と誤り訂正とを行なう
ECCデコーダと、ECCデコーダの出力信号から、再
生用データとディスク情報を含む付加情報とに夫々分離
する分離回路と、分離回路より入力される再生用データ
を、アナログ信号又はデジタル信号に逆変換するデータ
逆変換回路と、データ逆変換回路により出力されたデジ
タルデータにコピー制御情報を加えてデジタル信号と
し、この信号を送信信号に変調する送信データ変調回路
と、データ逆変換回路により出力されたデジタルデータ
をアナログ変換してアナログ信号を出力するD/A変換
回路と、記録又は再生を行う機器自身の固有のIDを記
憶して出力する機器ID出力回路と、記録及び再生時に
変調信号記録再生器に対し、記録位置又は再生位置の位
置制御情報を入出力する記録再生位置制御回路と、情報
の記録時には、分離回路から得られるディスク情報と機
器ID出力回路から得られる機器IDとから新たなコピ
ー制御情報を合成してミキサ回路に出力し、かつ受信デ
ータ復調回路から得られるコピー制御情報と入力選択回
路から得られる入力判別信号とからデータ変換回路に変
換方法を指示するコピー制御信号を出力するコピー記録
管理回路と、情報の再生時には、分離回路により得られ
るディスク情報とコピー制御情報、機器ID出力回路よ
り得られる機器IDが夫々入力され、これらの信号に基
づいてデータ逆変換回路に逆変換方法を指示するコピー
制御信号を出力するコピー再生管理回路と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1〜5の
発明によれば、まず入力信号選択回路は入力信号がデジ
タル信号かアナログ信号かを識別し、アナログ信号に対
してはデジタル変換する。記録方法判別手段はメディア
情報抽出手段から得られるメディア情報と機器ID出力
手段から得られる機器IDとから新たなコピー制御情報
を合成する。そして記録方法判別手段は入力信号識別手
段から得られるコピー制御情報と、メディア情報抽出手
段から得られるメディア情報とからデータ変換回路に変
換方法を指示する。次にデータ変換回路は入力信号選択
回路により選択された信号を、記録方法判別手段から指
示された変換方法に基づき、RAMメディアに記録する
信号に変換する。記録器はデータ変換回路で変換された
メディア記録信号にコピー制御情報を付加してRAMメ
ディアに情報を記録する。情報の再生時において、再生
方法判別手段は、メディア情報抽出手段により得られる
メディア情報、再生器により得られるコピー制御情報、
機器ID出力手段より得られる機器IDを夫々入力す
る。そして再生方法判別手段はこれらの信号に基づいて
データ逆変換回路に逆変換方法を指示する。データ逆変
換回路は再生器より入力されるメディア再生信号を、ア
ナログ信号又はデジタル信号に逆変換する。こうして外
部から入力されるデジタル信号又はアナログ信号をRA
Mメディアに記録され、ROMメディア又はRAMメデ
ィアに記録された情報が再生される。
【0021】又本願の請求項6の発明によれば、まず入
力選択回路は、RAMディスクに情報を記録するとき入
力信号がデジタル信号かアナログ信号かを識別する。ア
ナログ信号が入力されたとき、A/D変換回路でデジタ
ルデータに変換され、デジタル信号が入力されたとき、
受信データ復調回路でデジタルデータとコピー制御情報
を含む付加情報とに分離される。次に切換回路は入力選
択回路の入力判別信号により、A/D変換回路又は受信
データ復調回路の何れか一方の出力を選択する。情報の
記録時においてコピー記録管理回路は、分離回路から得
られるディスク情報と機器ID出力回路から得られる機
器IDとから新たなコピー制御情報を合成してミキサ回
路に出力する。またコピー記録管理回路は、受信データ
復調回路から得られるコピー制御情報と入力選択回路か
ら得られる入力判別信号とから変換方法を指示するコピ
ー制御信号をデータ変換回路に出力する。データ変換回
路は切換回路により選択された信号をコピー制御信号に
基づいてRAMディスクに記録する信号に変換する。次
にミキサ回路はデータ変換回路で変換されたデータ信号
に、コピーの可否を判別するためのコピーガード情報を
加える。ECCエンコーダはミキサ回路の出力信号を誤
り訂正符号に変換し、変調回路はECCエンコーダの出
力信号をRAMディスクの記録特性に適合した信号にコ
ード変換する。そして変調信号記録再生器はRAMディ
スクに変調回路の出力信号を記録する。さて情報の再生
時は変調信号記録再生器はROMディスク又はRAMデ
ィスクに記録された信号を読み出す。復調回路は読み出
された信号をコード変換して復調し、ECCデコーダは
誤り訂正符号に対し誤り検出と誤り訂正とを行なう。分
離回路はECCデコーダの出力信号から、再生用データ
とディスク情報を含む付加情報とに夫々分離する。コピ
ー再生管理回路は、分離回路により得られるディスク情
報とコピー制御情報、機器ID出力回路より得られる機
器IDが夫々入力されると、これらの信号に基づいてデ
ータ逆変換回路に逆変換方法を指示する。データ逆変換
回路は分離回路より入力される再生用データを、アナロ
グ信号又はデジタル信号に逆変換する。送信データ変調
回路はデータ逆変換回路により出力されたデジタルデー
タにコピー制御情報を加えてデジタル信号とし、この信
号を送信信号に変調する。またD/A変換回路はデジタ
ルデータをアナログ変換してアナログ信号を出力する。
こうして外部から入力されるデジタル信号又はアナログ
信号をRAMディスクに記録され、ROMディスク又は
RAMディスクに記録された情報は再生れてデジタル信
号又はアナログ信号に変換される。
【0022】このように情報を記録再生すると、著作権
を有する情報の保護において、デジタル信号で供給され
る情報だけでなく、アナログ信号で供給されるものにつ
いても著作権を保護でき、かつ個人の情報についてはデ
ジタルコピーが可能となる記録再生装置が実現できる。
【0023】
【実施例】本発明の第1実施例における記録再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は第1実施
例の記録再生装置30の構成を示すブロック図である。
本図においてメディア31は情報を記録再生するメディ
アであり、ROMメディア31a又はRAMメディア3
1bが用いられる。ROMメディア31aは情報の記録
された半導体ROM、又は読み出し専用のディスク又は
テープであり、RAMメディア31bは情報の随時記録
及び読み出しのできる半導体RAM、又は情報の記録及
び読み出しのできるディスク又はテープである。
【0024】外部から入力されるアナログ信号又はデジ
タル信号は入力信号選択回路32と入力信号識別手段3
3とに与えられる。入力信号選択回路32はアナログ信
号又はデジタル信号の何れか一方を選択する回路で、そ
の出力はデータ変換回路34に与えられる。入力信号識
別手段33は入力信号がアナログ信号かデジタル信号か
を識別すると共に、デジタル信号の場合にはこの信号に
含まれる付加情報よりコピー制御情報を抽出する回路で
ある。
【0025】記録方法判別手段35は入力信号識別手段
33からコピー制御情報を入力すると共に、後述するメ
ディア情報抽出手段37からのメディア情報と、機器I
D出力手段38からの機器IDとを入力し、新たなコピ
ー制御情報を合成して記録器36に出力する回路であ
る。又記録方法判別手段35は入力信号識別手段33か
ら得られるコピー制御情報とメディア情報抽出手段37
から得られるメディア情報とから、データ変換回路34
に入力データの変換方法を指示する。
【0026】データ変換回路34は入力信号をRAMメ
ディア31bに記録できる信号(以下、メディア記録信
号という)に変換する回路である。データ変換回路34
で生成されたメディア記録信号は記録器36に与えられ
る。記録器36は前記メディア記録信号をRAMメディ
ア31bに記録する回路である。
【0027】再生器39はROMメディア31a又はR
AMメディア31bに記録された信号を読み出し、メデ
ィア再生信号に変換する回路である。再生器39から出
力されるメディア再生信号はデータ逆変換回路40とメ
ディア情報抽出手段37とにに与えられ、コピー制御情
報は再生方法判別手段41に与えられる。メディア情報
抽出手段37はROMメディア31a又はRAMメディ
ア31bに記録されているメディア情報を抽出する回路
である。機器ID出力手段38は記録又は再生する機器
自身の固有のID(以下、機器IDという)を生成する
回路であり、機器IDは記録方法判別手段35と再生方
法判別手段41とに与えられる。
【0028】再生方法判別手段41は、メディア情報抽
出手段37のメディア情報、再生器39のコピー制御情
報、機器ID出力手段38の機器IDを基に、データ逆
変換回路40に逆変換方法を指示する回路である。デー
タ逆変換回路40は再生器39のメディア再生信号をデ
ータ変換回路34と逆の信号処理を行う回路で、その逆
変換方法は再生方法判別手段41により再生信号を忠実
に逆変換したり、再生信号の内容を劣化させるよう逆変
換指示される。そしてデータ逆変換回路40は出力信号
選択回路42に対してアナログ信号又はデジタル信号を
出力する。出力信号選択回路42はアナログ信号又はデ
ジタル信号を選択してデータを出力する。
【0029】このように構成された記録再生装置30に
おいて、RAMメディア31bに情報を記録する動作に
ついて説明する。RAMメディア31bを記録再生装置
30に装着すると、記録方法判別手段35は、機器ID
出力手段38を介して自己の機器IDを読み出し、再生
器39とメディア情報抽出手段37を介してメディア情
報を読み出す。次に入力信号識別手段33は、入力信号
がデジタル信号かアナログ信号かを識別し、その結果を
記録方法判別手段35に出力する。
【0030】記録方法判別手段35は入力されたメディ
ア情報、機器ID、入力識別信号に基づき、データ変換
回路34にデータの変換方法を指示する。また記録方法
判別手段35は新たにコピー制御情報を合成し、RAM
メディア31aに記録すべきコピー制御情報を記録器3
6に与える。
【0031】ここでコピー制御情報の合成方法及び判別
方法について説明する。メディア30として、データ又
は各種のソフトウエアが記録されたものを原本メディア
と呼ぶ。原本メディアは正規に市販されるか、又は製造
元のオーサリング機器(記録器)で記録されたメディア
を指す。さらに原本メディアのデータがバックアップ用
としてコピー記録されたメディアをバックアップメディ
アと呼ぶ。又メディア30に記録される機器IDから見
た分類として、マスタ用メディアとコピー用メディアが
ある。マスタ用メディアはこれに記録された情報が他の
メティアにコピーされることを前提したもので、コピー
用メディアはこれに記録された情報が原則として再生専
用に使用されるものをいう。
【0032】さてメディア情報とは、メディア30が原
本メディア又はバックアップメディアであればマスタ用
メディア情報とし、コピー用メディアであればコピー用
メディア情報とする。またオーサリング機器のようにコ
ピーを全く禁止しない場合の機器IDに対し、”000
0”というデータコードを設定する。そしてこれ以外の
機器IDに対して、”0”が含まれない4桁のコードデ
ータ”XXXX”(Xは任意の数字)を設定する。
【0033】入力信号がデジタル信号の場合、記録方法
判別手段35は、記録に使用するRAMメディア31b
のメディア情報の種類により、自己の機器IDを桁上げ
し、新たにコピー制御情報を生成する。ここでメディア
情報がマスタ用メディア情報の場合、2桁の桁上げが行
われ、コピー用メディア情報の場合、1桁の桁上げが行
われる。コピー制御情報が6桁で構成されるとき、送信
元のメディアはマスタ用メディアであり、かつ機器ID
は上位4桁で表される。コピー制御情報が5桁で構成さ
れるとき、送信元のメディアはコピー用メディアであ
り、かつ機器IDは上位2桁目から下位2桁目までの4
桁で表される。さらにコピー制御情報が”00000
0”の場合、送信元のメディアはコピーが禁止されてい
ないメディアである。このような方法により、コピー制
御情報から送信元の機器IDを読み出すことができる。
【0034】次に、ROMメディア31a又RAMメデ
ィア31bの再生動作について説明する。再生すべきR
OMメディア31a又RAMメディア31bを記録再生
装置30に装着すると、再生方法判別手段41は機器I
D出力手段38から自己の機器IDを読み出し、再生器
39とメディア情報抽出手段37を介してメディア情報
を読み出す。
【0035】読み出されたメディア情報がマスタ用メデ
ィア情報の場合、再生方法判別手段41は再生器39か
ら得られるコピー制御情報により、メディア30に記録
された機器IDを抽出する。機器IDが”00000
0”のとき、再生(コピー許可)モードに入る。また機
器IDからコピーOKでないと識別されたとき、メディ
ア30に記録された機器IDと再生に使用中の機器ID
が同一であれば、再生(コピー禁止)モードに入り、同
一でなければ、再生情報の品質が大幅に劣化したコピー
再生(劣化2)モードに入る。読み出されたメディア情
報がコピー用メディア情報の場合、再生方法判別手段4
1は、メディア30に記録された機器IDと再生に使用
中の機器IDが同一であれば、再生情報の品質がやや劣
化したコピー再生(劣化1)モードに入る。
【0036】このようにして再生方法判別手段41が動
作し、データ逆変換回路40に逆変換方法を指示し、新
たに合成されたコピー制御情報を含ませ、出力信号選択
回路42を介してデジタル信号又はアナログ信号を出力
する。こうしてメディア情報とコピー制御情報の2つの
情報から、記録及び再生時の情報の記録再生方法に一定
の制限を加えることができる。このため著作権保持者は
記録再生装置30を管理することにより、著作権の保護
を行うことてができる。
【0037】なお、第1実施例では記録時のコピーの抑
制方法において「送信元のディスクの記録データが劣化
するようデータ変換する。」としたが、「記録を禁止す
る。」としてもよい。また、上記実施例では再生時のコ
ピーの抑制方法において「再生中のディスクの記録デー
タが劣化するようデータ逆変換する。」としたが、「再
生を禁止する。」としてもよい。また、上記実施例で
は、機器IDに1個の特殊な機器IDを設定している
が、2個以上の特殊な機器IDを設定して処理方法を増
やすことも可能である。
【0038】次に本発明の第2実施例における記録再生
装置について図2を参照しつつ説明する。図2は第2実
施例の記録再生装置50の全体構成を示すブロック図で
ある。本実施例は第1実施例の記録再生装置において、
記録又は再生メディアとしてROMディスク51a又は
RAMディスク51bに特定したもので、図1に示すブ
ロックをより具体化したものである。ここではROMメ
ディア又はRAMメディアとして、例えば光ディスク又
は磁気ディスクが用いられる。
【0039】ROMディスク51aとは、再生のみ可能
なディスクであり、RAMディスク51bとは再生並び
に記録及び消去可能なディスクである。又これらの2種
類のディスクには、既に記録された情報のコピーの可否
を識別するコピー制御情報が記録され、消去又は書換が
不能であり、情報の記録再生方法を判別するためのディ
スク情報が記録されている。
【0040】さて、オリジナルのデジタルデータが正規
に記録されたディスク、又は市販が許可されたソフトウ
ェア若しくはデジタルデータを含むディスクを原本ディ
スクと呼び、原本ディスクの情報をバックアップするた
めのディスクをバックアップディスク(著作権料が含ま
れる場合がある)と呼び、単に同一情報をコピーするデ
ィスクをコピー用ディスクと呼ぶものとする。ディスク
情報とは使用するディスク51が前述した3種類のディ
スクの何れに該当するかを示す情報である。そしてこれ
らのディスク情報とコピー制御情報とは夫々所定の場所
に記録されているものとする。本実施例の記録再生装置
はROMディスク51a,RAMディスク51bに記録
された情報を再生可能で、かつRAMディスク51bに
情報を記録可能であるとする。
【0041】ソース又は外部から提供されたアナログ信
号はA/D変換回路52に与えられ、デジタル信号と各
種のコントロール情報を含むデジタル伝送信号(以下、
デジタルIF信号という)は受信データ復調回路53に
与えられる。A/D変換回路52はアナログ入力をデジ
タル変換する回路で、受信データ復調回路53はデジタ
ルI/F信号から、ディスクに記録すべきデジタルデー
タと、コピー制御情報を含むコントロール情報とを分離
する回路である。
【0042】入力選択回路54はアナログ信号とデジタ
ルI/F信号とを判別すると共に、何れか一方を選択す
るための切換制御信号を切換回路54aに与える回路で
ある。切換回路54aの切換入力端はA/D変換回路5
2と受信データ復調回路53のデジタルデータ出力端に
接続され、切換出力端はデータ変換回路55に接続され
る。
【0043】データ変換回路55は切換回路54aから
のデジタルデータを、例えばDCT変換又はLZ変換の
ように記録できる量又は形式に変換する回路である。デ
ータ変換回路55でのデータ変換方法を示すコピー制御
信号は、後述するコピー記録管理回路56より与えられ
る。ミキサ回路57はデータ変換回路55の出力とコピ
ー記録管理回路56で合成されたコピー管理情報(以
下、コピーガード情報という)とを記録順に並べ変える
回路であり、その出力はECCエンコーダ58に与えら
れる。
【0044】ECCエンコーダ58は入力信号に誤り訂
正符号化(Error Checking And Correcting )を行う回
路であり、その出力は変調回路59に与えられる。変調
回路59は誤り訂正符号化された信号を、例えばEFM
変換又は1−7変換等により変調する回路で、その出力
は変調信号記録再生器60に与えられる。変調信号記録
再生器60は変調された信号をRAMディスク51aに
記録すると共に、ROMディスク51a,RAMディス
ク51bに記録された信号を読み出す回路である。
【0045】記録再生位置制御回路61は、データの記
録又は再生位置を制御するアドレス管理回路で、位置制
御情報は変調信号記録再生器60との間で入出力され、
ライト位置情報とリード位置情報とはコピー記録管理回
路56との間で入出力される。変調信号記録再生器60
で読み取られた信号は復調回路62に与えられる。復調
回路62は、読み取り信号を変調回路59の信号処理と
逆手順で復調する回路であり、その出力はECCデコー
ダ63に与えられる。ECCデコーダ63は誤り訂正符
号に含まれる誤りを検出及び訂正する回路で、その出力
は分離回路64に与えられる。
【0046】分離回路64はECCデコーダ63を介し
てディスクから得られるデータから、ディスク情報、コ
ピーガード情報、再生用データを分離する回路である。
ここで分離されたディスク情報はコピー記録管理回路5
6とコピー再生管理回路65とに与えられる。又再生用
データはデータ逆変換回路66に与えられ、コピーガー
ド情報はコピー再生管理回路65に与えられる。
【0047】一方、記録再生装置50には機器ID出力
回路67が設けられており、各記録再生装置50固有の
機器IDを保持すると共に、この機器IDをコピー記録
管理回路56とコピー再生管理回路65とに出力する。
【0048】さてコピー記録管理回路56は、入力選択
回路54の入力判別信号、受信データ復調回路53のコ
ピー制御情報、分離回路64のディスク情報、機器ID
出力回路67の機器ID、記録再生位置制御回路61の
リード位置情報を夫々入力し、これらの情報に基づいて
コピー制御信号をデータ変換回路55に与えると共に、
コピーガード情報をミキサ回路57に出力する回路であ
る。又コピー再生管理回路65は、記録再生位置制御回
路61のリード位置情報、機器ID出力回路67の機器
ID、分離回路64のディスク情報及びコピーガード情
報を夫々入力し、これらの情報に基づいてコピー制御信
号をデータ逆変換回路66に与えると共に、コピーガー
ド情報を含むコピー制御情報を送信データ変調回路68
に出力する回路である。
【0049】データ逆変換回路66は分離回路64から
の再生用データを入力し、所定の量(単位)又は形式に
逆変換する回路で、その出力は送信データ変調回路68
とD/A変換回路69とに与えられる。送信データ変調
回路68はデータ逆変換回路66の出力とコピー再生管
理回路からのコピー制御情報とからデジタルI/F信号
を合成し、送信ラインに出力する回路である。又D/A
変換回路69は入力デジタルデータを記録時と同様のア
ナログ信号に変換する回路である。
【0050】次に、第2実施例の記録再生装置50にお
いて、RAMディスク51bに情報を記録する場合の動
作について説明する。先ず、記録しようとするRAMデ
ィスク51bを記録再生装置50に装着すると、コピー
記録管理回路56は自己の機器IDを機器ID出力回路
67から読み出す。更にコピー記録管理回路56は装着
したRAMディスク51bのディスク情報を、変調信号
記録再生器60,復調回路62,ECCデコーダ63及
び分離回路64を通して読み出す。
【0051】記録再生装置50の入力信号がデジタルI
/F信号の場合、入力選択回路54によりデジタルI/
F信号である旨の入力判別信号がコピー記録管理回路5
6に与えられる。又、受信データ復調回路53によって
抽出されたコピー制御情報もコピー記録管理回路56に
与えられる。コピー記録管理回路56は入力判別信号、
コピー制御情報、機器ID、ディスク情報を基に、コピ
ー制御信号を生成し、データ変換回路55に入力データ
の変換方法を指示する。更にコピー記録管理回路56
は、RAMディスク51bに記録すべき新たなコピーガ
ード情報を生成し、ミキサ回路57に出力する。
【0052】入力信号がアナログ信号の場合、コピー記
録管理回路56は入力判別信号によりアナログ信号が入
力されたと判別し、コピー制御情報を除く3つの情報、
即ち入力判別信号、機器ID、ディスク情報を基に、コ
ピー制御信号を生成し、データ変換回路55に入力デー
タの変換方法を指示する。更にコピー記録管理回路56
は、RAMディスク51bに記録すべき新たなコピーガ
ード情報を生成し、ミキサ回路57に出力する。
【0053】ここで、コピー記録管理回路56によるコ
ピーガード情報の合成方法及び判別方法について説明す
る。ディスク情報としては、原本ディスクか又はバック
アップディスクであることを示すディスク情報(以下、
マスタ用ディスク情報という)と、コピー用ディスクで
あることを示すディスク情報(以下、コピー用ディスク
情報という)の2種類があるものとする。また、コピー
を禁止しない場合の機器ID(コピーOKという)を例
えば”0000”というコードデータで設定する。こう
してコピー制御(本例では記録又は再生時のデータ変換
並びにデータ逆変換)の方法を機器IDにより判別でき
るようにする。このときコピーを禁止する機器IDは、
使用する機器ごとに”0”を含まない4桁のコードデー
タ”XXXX”を付けることとする。
【0054】コピー記録管理回路56では、入力信号が
デジタルI/F信号のときには、受信データ復調回路5
3で抽出されたコピー制御情報により、記録に使用する
機器IDを抽出し、記録中のRAMディスク51bから
読み出されたディスク情報の種類により機器IDを桁上
げする。こうして新たに記録されるコピーガード情報が
合成される。ここで、ディスク情報がマスタ用ディスク
情報の場合、2桁の桁上げ”XXXX00”が行われ、
コピー用ディスク情報の場合には1桁の桁上げ”XXX
X0”が行われる。
【0055】受信データ復調回路53で抽出されたコピ
ー制御情報は他の記録再生装置50により上述した方法
で合成されているので、コピー制御情報が6桁のコード
データの場合は、送信元のディスクはマスタ用ディスク
であり、かつ機器IDはコピー制御情報の上位4桁で表
される。またコピー制御情報が5桁のコードデータの場
合は、送信元のディスクはコピー用ディスクであり、か
つ機器IDは”0XXXX0”のようにコピー制御情報
の上位2桁目から下位2桁目までの4桁で表される。さ
らに、コピー制御情報が”000000”の場合には、
送信元のディスクはコピーが許可されていることにな
る。
【0056】この方法によりコピー制御情報から送信元
の機器IDを読み出すことができるので、コピー制御情
報が”000000”でない場合、即ちコピー禁止の場
合には、記録ディスクのディスク情報と記録動作中の記
録再生装置50の機器IDにより、新たにコピーガード
情報が合成されてミキサ回路57に出力される。
【0057】例として、コピー記録管理回路56による
記録方法の判別動作について図3のフローチャートを用
いて説明する。図3は記録再生装置50の記録時の動作
を示すフローチャートである。なお記録再生装置50の
入力信号は、ディスクを再生している他の記録再生装置
50から与えられる場合と、オーサリング機器のように
新たに画像情報及び音声情報を製作し、これらの信号が
与えられる場合とがある。動作を開始すると、ステップ
S1において入力信号がデジタルI/F信号か、アナロ
グ信号かが判別される。コピー記録管理回路56は入力
判別信号により入力信号がデジタルI/F信号であると
判別すると、ステップS2に分岐する。ステップS2で
はディスク情報を識別する。ここで記録先のディスクに
記録されたディスク情報を識別し、そのディスクがマス
タ用ディスク情報ならばステップS3に進み、コピー用
ディスク情報ならばステップS4に進む。
【0058】ステップS3に進んだ場合、コピー制御情
報に含まれるコピーガード情報がコピー禁止であれば、
ステップS5のバックアップ(コピー禁止)モードに進
む。又ステップS3でコピーガード情報がコピーOK”
000000”であれば、ステップS6のバックアップ
(コピー許可)モードに進む。またステップS2におい
て、記録先のディスクに記録されたディスク情報がコピ
ー用ディスク情報ならば、ステップS4のコピー(デー
タ劣化)モードに進む。
【0059】ステップS5では、ディスクに記録すべき
コピーガード情報はマスタ用ディスク情報と記録してい
る機器の機器IDから合成され、再生しているディスク
に記録されていた通りにデータ変換される。また、ステ
ップS6では、ディスクに記録すべきコピーガード情報
はマスタ用ディスク情報とコピーOK”0000”から
合成され、再生しているディスクに記録されていた通り
にデータ変換される。ステップS4では、ディスクに記
録すべきコピーガード情報は、コピー用ディスク情報と
記録している機器の機器IDから合成され、再生してい
るディスクの記録内容と異なるようデータを劣化させ、
データが変換される。
【0060】一方、記録再生装置50の入力信号がアナ
ログ信号の場合を考える。コピー記録管理回路56は入
力判別信号により入力信号がアナログ信号であると判別
すると、図3のステップS1からステップS7に分岐す
る。このステップS7では、記録先のディスクのディス
ク情報がマスタ用ディスク情報ならばステップS5に進
み、コピー用ディスク情報ならばステップS4に進む。
ステップS5に進んだ場合、前述したようにバックアッ
プ(コピー禁止)モードとなり、ステップS4に進んだ
場合、コピー(データ劣化)モードとなる。
【0061】このような判別方法によりコピー記録管理
回路56は、各モードにおいてデータ変換回路55に特
定の変換方法を指示するコピー制御信号を与える。そし
て、新たに合成されたコピーガード情報をミキサ回路5
7に与える。ミキサ回路57の出力は、ECCエンコー
ダ58、変調回路59、変調信号記録再生器60で各々
信号処理がなされて、変調信号記録再生器60を介して
RAMディスク51bに情報が記録される。
【0062】次にROMディスク51a又はRAMディ
スク51bに記録された情報の再生動作について説明す
る。図2において再生すべきROMディスク51a又は
RAMディスク51bを記録再生装置50に装着する
と、機器ID出力回路67は機器自身の機器IDを読み
出し、コピー再生管理回路65に出力する。また再生す
べきROMディスク51a又はRAMディスク51bの
ディスク情報が変調信号記録再生器60により読み出さ
れ、復調回路62、ECCデコーダ63、分離回路64
を通してコピー再生管理回路65に出力される。
【0063】一方、ディスクに記録された情報は、変調
信号記録再生器60により変調信号に変換され、復調回
路62に入力されて復調される。この信号は更にECC
デコーダ63に与えられ、誤り訂正符号により誤りの検
出と訂正がなされる。そしてこの信号は分離回路64に
入力され、ディスク情報、コピーガード情報、再生用デ
ータに夫々分離される。
【0064】ここでコピー再生管理回路65によるコピ
ー制御情報と再生方法の判別方法の動作について図4の
フローチャートを用いて説明する。図4は記録再生装置
50の再生時の動作を示すフローチャートである。動作
を開始すると、ステップS8において再生中のディスク
から読み出されたディスク情報が、マスタ用ディスク情
報であるか否かが識別される。ステップS8でマスタ用
ディスク情報が検出されると、ステップS9に進み、コ
ピー再生管理回路65は記録時と同じ方法によって読み
出したディスク情報とコピーガード情報から、記録時に
使用した記録再生装置50の機器IDを抽出する。
【0065】ステップS9では機器IDがコピー許可I
D(コピーOK)か否かが判別される。コピー許可ID
としてのコピーガード情報が”000000”であれ
ば、ステップS10の再生(コピー許可)モードに進
む。また、ステップS9でコピーガード情報によりコピ
ーOKでない場合、ステップS11に進み、再生中のデ
ィスクに記録された機器IDと再生に使用している記録
再生装置50の機器IDとが同一か否かを調べる。機器
IDが一致するならステップS12の再生(コピー禁
止)モードに進む。又ステップS11で機器IDが異な
る場合、ステップS13のコピー再生(劣化2)モード
に進む。
【0066】一方、ステップS8において、再生中のデ
ィスクから読み出されたディスク情報がマスタ用ディス
ク情報でない場合、ステップS14に進み、コピー再生
管理回路65は再生中のディスクに記録された機器ID
と再生に使用している記録再生装置50の機器IDとが
同一か否かを調べる。2つの機器IDが一致すれば、ス
テップS15のコピー再生(劣化1)モードに進み、機
器IDが異なる場合にはステップS13のコピー再生
(劣化2)モードに進む。
【0067】ステップS10の再生(コピー許可)モー
ドでは、コピー再生管理回路65はマスタ用ディスク情
報とコピーOKのコード”0000”からコピー制御情
報を合成し、この信号をデータ逆変換回路66に与え
る。そしてデータ逆変換回路66は、再生中のディスク
に記録されている通りにデータ逆変換を行う。よって、
このモードでディスクを再生をした場合には、他の記録
再生装置50を用いてバックアップ(コピー許可)モー
ドでの記録が可能となり、デジタルI/F信号を使って
別のマスタ用ディスクに記録すれば全く同一のディスク
を作ることが可能である。即ち、更なるコピーを繰り返
し、かつデータの劣化がないディスクを余分に作ること
も可能となる。
【0068】ステップS12の再生(コピー禁止)モー
ドでは、コピー再生管理回路65はマスタ用ディスク情
報と現在再生中の記録再生装置50の機器ID(記録時
の機器IDも同じ)とからコピー制御情報を合成し、こ
の信号をデータ逆変換回路66に与える。そしてデータ
逆変換回路66は、再生中のディスクに記録されていた
通りにデータ逆変換を行う。よって、このモードでディ
スクを再生した場合には、他の記録再生装置50を用い
てバックアップ(コピー禁止)モードでの記録が可能と
なり、デジタルI/F信号を使ってマスタ用ディスクに
記録すれば機器IDのみ異なるディスクを作ることが可
能である。即ち、コピーの際に使用した記録再生装置5
0がなければ、データの劣化のないディスクを作ること
ができなくなる。
【0069】ステップS15のコピー再生(劣化1)モ
ードでは、コピー再生管理回路65はコピー用ディスク
情報と現在再生中の記録再生装置50の機器ID(記録
時の機器IDも同じ)からコピー制御信号を合成し、こ
の信号をデータ逆変換回路66に与える。そしてデータ
逆変換回路66は、再生中のディスクに記録されていた
通りにデータ逆変換を行う。よって、このモードで再生
した場合には、ディスクに記録されていた通りにデータ
逆変換がなされるが、記録時にコピー(データ劣化)モ
ードでの記録がされているので、再生されたデータは劣
化している。よってそれ以上のデータ品質は望めない。
【0070】ステップS13のコピー再生(劣化2)モ
ードでは、コピー再生管理回路65はコピー用ディスク
情報と現在再生中の記録再生装置50の機器ID(記録
時の機器IDとは異なる)からコピー制御情報を合成
し、この信号をデータ逆変換回路66に与える。そして
データ逆変換回路66は、再生中のディスクの記録方法
とは異なる方法でデータ逆変換を行う。よって、このモ
ードでディスクを再生した場合には、ディスクに記録さ
れていたデータが更に劣化して再生される。さらに、再
生中のディスクは記録時にコピー(データ劣化)モード
での記録がされているので、このディスクからのコピー
では、元の情報を再生することは困難となる。この場
合、再生された情報は大幅にデータ品質が劣化してい
る。
【0071】以上のような方法によりコピー再生管理回
路65は各動作モードにおいて、データ逆変換回路66
に逆変換方法を指示するコピー制御信号を与えると共
に、新たに合成されたコピー制御情報を送信データ変調
回路68に与え、デジタルI/F信号に送出する。デー
タ逆変換回路66の出力するデジタルデータはD/A変
換回路69によりアナログ信号に変換して出力され、又
送信データ変調回路68によりデジタルI/F信号に変
換して出力される。
【0072】以上のようにして記録再生装置50を使用
して情報の記録再生を行うと、ディスクのディスク情報
とコピーガード情報の2つの情報から、記録時及び再生
時の情報の記録再生方法に一定の制限を加えることがで
き、著作権保持者はこの記録再生装置報50を管理する
ことにより著作権を保護することができる。
【0073】なお、上記実施例では記録時のコピーの抑
制方法において「再生中のディスクの記録データが劣化
するよう、データ変換する。」としたが、「記録を禁止
する。」としてもよい。また、上記実施例では再生時の
コピーの抑制方法において「再生中のディスクの記録デ
ータが劣化するよう、データ逆変換する。」としたが、
「再生を禁止する。」としてもよい。また、上記実施例
では、機器IDに1個の特殊な機器IDを設定している
が、2個以上の特殊な機器IDを設定して、図3及び図
4のフローチャートにおける処理方法を増やすことも可
能である。さらに上記実施例では、記録再生可能な媒体
としてROMディスク又はRAMディスクを取り上げた
が、他の記録再生可能な媒体でも実現可能である。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録再生
装置を使用して記録再生を行うことにより、ディスク上
のディスク情報とコピーガード情報の2つの情報から、
記録及び再生時の情報の記録再生方法に一定の制限を加
えることができ、著作権保持者はこの記録再生装置報を
管理することにより、著作権の保護が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における記録再生装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例における記録再生装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】第2実施例の記録再生装置の記録時の動作を示
すフローチャートである。
【図4】第2実施例の記録再生装置の再生時の動作を示
すフローチャートである。
【図5】従来の記録再生装置の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
30,50 記録再生装置 31a ROMメディア 31b RAMメディア 32,54 入力信号選択回路 33 入力信号識別手段 34,55 データ変換回路 35 記録方法判別手段 36 記録器 37 メディア情報抽出手段 38 機器ID出力手段 39 再生器 40,66 データ逆変換回路 41 再生方法判別手段 42 出力信号選択回路 51a ROMディスク 51b RAMディスク 52 A/D変換回路 53 受信データ復調回路 54 入力選択回路 54a 切換回路 56 コピー記録管理回路 57 ミキサ回路 58 ECCエンコーダ 59 変調回路 60 変調信号記録再生器 61 記録再生位置制御回路 62 復調回路 63 ECCデコーダ 64 分離回路 65 コピー再生管理回路 66 データ逆変換回路 67 機器ID出力回路 68 送信データ変調回路 69 D/A変換回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】以上のようにして記録再生装置50を使用
して情報の記録再生を行うと、ディスクのディスク情報
とコピーガード情報の2つの情報から、記録時及び再生
時の情報の記録再生方法に一定の制限を加えることがで
き、著作権保持者はこの記録再生装置50を管理するこ
とにより著作権を保持することができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生のみ可能なROMメディア、及び記
    録と消去可能なRAMメディアを記録媒体とし、前記R
    OMメディア又はRAMメディアに記録されている情報
    のコピーの可否を示す信号をコピー制御情報とし、前記
    RAMメディア又はROMメディアがオリジナル情報が
    記録されたメディアか、前記オリジナル情報のコピーが
    許可されたバックアップ用のメディアか、コピーが記録
    時と同一機器でのみ許可されたコピー専用のメディアか
    を判別する信号をメディア情報とし、 外部から入力されるデジタル信号又はアナログ信号を前
    記RAMメディアに記録し、前記ROMメディア又は前
    記RAMメディアに記録された情報を再生してデジタル
    信号又はアナログ信号を再生する記録再生装置であっ
    て、 前記RAMメディアに情報を記録するとき入力信号がデ
    ジタル信号かアナログ信号かを識別して取り出し、アナ
    ログ信号に対してはデジタル変換する入力信号選択回路
    と、 前記入力信号選択回路により選択された信号を前記RA
    Mメディアに記録する信号に変換するデータ変換回路
    と、 前記データ変換回路で変換されたメディア記録信号に前
    記コピー制御情報を付加して前記RAMメディアに情報
    を記録する記録器と、 前記ROMメディア又は前記RAMメディアの情報の再
    生時には、記録信号を読み出してメディア再生信号を出
    力する再生器と、 前記再生器より入力されるメディア再生信号をアナログ
    信号又はデジタル信号に逆変換するデータ逆変換回路
    と、 前記データ逆変換回路により出力されたアナログ信号又
    は前記デジタル信号の何れか一方を選択する出力信号選
    択回路と、 入力信号がデジタル信号の場合、前記デジタル信号に含
    まれる前記コピー制御情報を抽出する入力信号識別手段
    と、 記録又は再生時に前記ROMメディア又は前記RAMメ
    ディアに記録された前記メディア情報を抽出するメディ
    ア情報抽出手段と、 記録又は再生を行う機器自身の固有のIDを記憶して出
    力する機器ID出力手段と、 情報の記録時には、前記メディア情報抽出手段から得ら
    れる前記メディア情報と前記機器ID出力手段から得ら
    れる機器IDとから新たなコピー制御情報を合成し、前
    記RAMメディアの特定位置に前記記録器を介して記録
    し、かつ前記入力信号識別手段から得られる前記コピー
    制御情報と前記メディア情報抽出手段から得られる前記
    メディア情報とから前記データ変換回路に変換方法を指
    示する記録方法判別手段と、 情報の再生時には、前記ROMメディア又は前記RAM
    メディアから前記メディア情報抽出手段により得られる
    前記メディア情報、前記再生器により得られる前記コピ
    ー制御情報、前記機器ID出力手段より得られる機器I
    Dが夫々入力され、これらの信号に基づいて前記データ
    逆変換回路に逆変換方法を指示する再生方法判別手段
    と、を具備することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記記録方法判別手段は、 情報の記録時に、前記機器ID出力手段から得られる機
    器IDと前記メディア抽出手段から得られるメディア情
    報とから生成されるコピー制御情報を表示するものであ
    り、 前記再生方法判別手段は、 情報の再生時に、入力信号判別手段から得られるコピー
    制御信号と機器ID出力手段から得られる機器IDとか
    ら新たに合成されるコピー制御情報を表示するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録方法判別手段は、 情報の記録時に、入力信号判別手段から得られるコピー
    制御情報にコピー許可の信号が挿入されるとき、前記デ
    ータ変換回路で正規変換を指示する変換信号を出力し、
    前記コピー制御情報にコピー禁止の信号が挿入されると
    き、前記データ変換回路で劣化変換を指示する変換信号
    を出力するものであり、 前記再生方法判別手段は、 情報の再生時に、前記再生器から得られるコピー制御情
    報にコピー許可の信号が挿入されるとき、前記データ逆
    変換回路で正規逆変換を指示する変換信号を出力し、前
    記コピー制御情報にコピー許可の信号が挿入されないと
    き、前記データ逆変換回路で劣化逆変換を指示する変換
    信号を出力するものであることを特徴とする請求項1記
    載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録方法判別手段は、 情報の記録時に、前記入力信号判別手段から得られるコ
    ピー制御情報にコピー禁止の信号が挿入されるとき、前
    記記録器の動作を停止する制御信号を出力するものであ
    り、 前記再生方法判別手段は、 情報の再生時に、前記再生器から得られるコピー制御情
    報にコピー禁止の信号が挿入されるとき、前記再生器の
    動作を停止する制御信号を出力するものであることを特
    徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生方法判別手段は、 情報の再生時に、前記入力信号判別手段から得られ、コ
    ピー制御情報に含まれる付加情報に基づいて情報の再生
    方法を指示する制御信号を前記再生器に与えるものであ
    り、 前記記録方法判別手段は、 情報の記録時に、情報の種類に基づいて付加情報をコピ
    ー制御情報に挿入するか否かの制御信号を前記記録器に
    与えるものであることを特徴とする請求項1記載の記録
    再生装置。
  6. 【請求項6】 再生のみ可能なROMディスク、及び記
    録と消去可能なRAMディスクを記録媒体とし、前記R
    OMディスク又はRAMディスクに記録されている情報
    のコピーの可否を示す信号をコピー制御情報とし、前記
    RAMディスク又はROMディスクがオリジナル情報が
    記録されたディスクか、前記オリジナル情報のコピーが
    許可されたバックアップ用のディスクか、コピーが記録
    時と同一機器でのみ許可されたコピー専用のディスクか
    を判別する信号をディスク情報とし、 外部から入力されるデジタル信号又はアナログ信号を前
    記RAMディスクに記録し、前記ROMディスク又は前
    記RAMディスクに記録された情報を再生してデジタル
    信号又はアナログ信号を再生する記録再生装置であっ
    て、 前記RAMディスクに情報を記録するとき入力信号がデ
    ジタル信号かアナログ信号かを識別する入力判別信号を
    出力する入力選択回路と、 アナログ信号が入力されたとき、この信号をデジタルデ
    ータに変換するA/D変換回路と、 デジタル信号が入力されたとき、この信号からデジタル
    データとコピー制御情報を含む付加情報とに分離する受
    信データ復調回路と、 前記入力選択回路の入力判別信号により、前記A/D変
    換回路又は前記受信データ復調回路の何れか一方の出力
    を選択する切換回路と、 前記切換回路により選択された信号を前記RAMディス
    クに記録する信号に変換するデータ変換回路と、 前記データ変換回路で変換されたデータ信号に、コピー
    の可否を判別するためのコピーガード情報を加えるミキ
    サ回路と、 前記ミキサ回路の出力信号を誤り訂正符号に変換するE
    CCエンコーダと、 前記ECCエンコーダの出力信号を前記RAMディスク
    の記録特性に適合した信号にコード変換する変調回路
    と、 前記ROMディスク又はRAMディスクに、前記変調回
    路の出力信号を記録すると共に、前記ROMディスク又
    はRAMディスクに記録された信号を読み出す変調信号
    記録再生器と、 前記変調信号記録再生器を介して読み出された前記RO
    Mディスク及びRAMディスクの信号をコード変換して
    復調する復調回路と、 前記復調回路から入力された誤り訂正符号に対し誤り検
    出と誤り訂正とを行なうECCデコーダと、 前記ECCデコーダの出力信号から、再生用データとデ
    ィスク情報を含む付加情報とに夫々分離する分離回路
    と、 前記分離回路より入力される再生用データを、アナログ
    信号又はデジタル信号に逆変換するデータ逆変換回路
    と、 前記データ逆変換回路により出力されたデジタルデータ
    にコピー制御情報を加えてデジタル信号とし、この信号
    を送信信号に変調する送信データ変調回路と、 前記データ逆変換回路により出力されたデジタルデータ
    をアナログ変換してアナログ信号を出力するD/A変換
    回路と、 記録又は再生を行う機器自身の固有のIDを記憶して出
    力する機器ID出力回路と、 記録及び再生時に前記変調信号記録再生器に対し、記録
    位置又は再生位置の位置制御情報を入出力する記録再生
    位置制御回路と、 情報の記録時には、前記分離回路から得られるディスク
    情報と前記機器ID出力回路から得られる機器IDとか
    ら新たなコピー制御情報を合成して前記ミキサ回路に出
    力し、かつ前記受信データ復調回路から得られるコピー
    制御情報と前記入力選択回路から得られる入力判別信号
    とから前記データ変換回路に変換方法を指示するコピー
    制御信号を出力するコピー記録管理回路と、 情報の再生時には、前記分離回路により得られるディス
    ク情報とコピー制御情報、前記機器ID出力回路より得
    られる機器IDが夫々入力され、これらの信号に基づい
    て前記データ逆変換回路に逆変換方法を指示するコピー
    制御信号を出力するコピー再生管理回路と、を具備する
    ことを特徴とする記録再生装置。
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