JPH07249176A - Posシステム - Google Patents
PosシステムInfo
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- JPH07249176A JPH07249176A JP3840294A JP3840294A JPH07249176A JP H07249176 A JPH07249176 A JP H07249176A JP 3840294 A JP3840294 A JP 3840294A JP 3840294 A JP3840294 A JP 3840294A JP H07249176 A JPH07249176 A JP H07249176A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupon
- file
- period
- management
- code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】POSシステムに関し、クーポン対応機能の拡
充を図ることを目的とする。 【構成】金銭登録装置20が、クーポンコードD1を入
力するための入力手段21と、クーポンの有効期間T1
内の一部の期間である適用除外期間T2を、有効期間T
1とともにクーポンコードD1に対応づけるクーポン管
理ファイルF2と、クーポンコードD1が入力されたと
きに、そのクーポンコードD1に対応する有効期間T1
及び適用除外期間T2を示す適用期間データD4をクー
ポン管理ファイルF2から読み出すファイル管理手段3
3と、読み出された適用期間データD4に基づいて、ク
ーポンコードD1に対応するクーポンの適用の可否を判
別するクーポン判別手段32と、適用可能と判別された
クーポンの対象商品について、そのクーポンに応じて取
引金額を減じる金額算定手段31とを備える。
充を図ることを目的とする。 【構成】金銭登録装置20が、クーポンコードD1を入
力するための入力手段21と、クーポンの有効期間T1
内の一部の期間である適用除外期間T2を、有効期間T
1とともにクーポンコードD1に対応づけるクーポン管
理ファイルF2と、クーポンコードD1が入力されたと
きに、そのクーポンコードD1に対応する有効期間T1
及び適用除外期間T2を示す適用期間データD4をクー
ポン管理ファイルF2から読み出すファイル管理手段3
3と、読み出された適用期間データD4に基づいて、ク
ーポンコードD1に対応するクーポンの適用の可否を判
別するクーポン判別手段32と、適用可能と判別された
クーポンの対象商品について、そのクーポンに応じて取
引金額を減じる金額算定手段31とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のPOS(販売時
点情報管理)システムに関する。近年、メーカーや小売
業者の販売促進策としてクーポン(指定商品割引券)が
注目を集めている。一般に、クーポンは新聞広告やちら
し広告に刷り込まれて消費者に配布される。指定商品の
購入に際してクーポンを差し出すことにより、顧客は支
払い金額の減額(一定額の値引き又は割引)という特典
を受けることができる。
点情報管理)システムに関する。近年、メーカーや小売
業者の販売促進策としてクーポン(指定商品割引券)が
注目を集めている。一般に、クーポンは新聞広告やちら
し広告に刷り込まれて消費者に配布される。指定商品の
購入に際してクーポンを差し出すことにより、顧客は支
払い金額の減額(一定額の値引き又は割引)という特典
を受けることができる。
【0002】既に流通産業界ではクーポンを識別するた
めのクーポンコードが標準化されており、商品に対する
商品コードの付与と同様に、クーポンにおいてもバーコ
ードやOCR文字列などのクーポンコードの印刷が定着
しつつある。
めのクーポンコードが標準化されており、商品に対する
商品コードの付与と同様に、クーポンにおいてもバーコ
ードやOCR文字列などのクーポンコードの印刷が定着
しつつある。
【0003】このような状況から、POSシステムにお
けるクーポン対応機能の重要性が増している。
けるクーポン対応機能の重要性が増している。
【0004】
【従来の技術】従来において、クーポンの有効期間(通
常は日単位)とクーポンコードとを対応づけるクーポン
管理テーブルを備え、取引に際してクーポンコードをキ
ーとしてクーポン管理テーブルを検索し、顧客の提示し
たクーポンが適用期間条件を満たしているか否かを判別
するPOSシステムが知られている。クーポンコードは
バーコードリーダやテンキーなどによって入力される。
常は日単位)とクーポンコードとを対応づけるクーポン
管理テーブルを備え、取引に際してクーポンコードをキ
ーとしてクーポン管理テーブルを検索し、顧客の提示し
たクーポンが適用期間条件を満たしているか否かを判別
するPOSシステムが知られている。クーポンコードは
バーコードリーダやテンキーなどによって入力される。
【0005】クーポンが適用期間条件を満たしている場
合、すなわち取引日が有効期間に含まれる場合は、取引
金額の算定に際してクーポンに応じた減額演算が行われ
る。また、適用期間条件を満たしていない場合は、クー
ポンが無効である旨の表示が行われ、クーポンの提示が
ない場合と同様の取引金額の算定が行われる。
合、すなわち取引日が有効期間に含まれる場合は、取引
金額の算定に際してクーポンに応じた減額演算が行われ
る。また、適用期間条件を満たしていない場合は、クー
ポンが無効である旨の表示が行われ、クーポンの提示が
ない場合と同様の取引金額の算定が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に無期限
や有効期間の長いクーポンにおいては、一時的な適用除
外期間が設定され、実質的に有効期間(適用期間)が複
数の期間に分かれる場合がある。つまり、クーポンの発
行に際して、売手側が、例えば客足の良好な日や時間帯
(日曜祝日、毎日の夕方など)、又は他の販売促進策の
実施期間(年末年始の割引セール期間など)を、顧客が
クーポンを利用できない期間として定めることがある。
この場合、クーポンには、例えば「3月末日まで有効、
ただし日曜日は除く」というように、有効期間とともに
適用除外期間が明記される。
や有効期間の長いクーポンにおいては、一時的な適用除
外期間が設定され、実質的に有効期間(適用期間)が複
数の期間に分かれる場合がある。つまり、クーポンの発
行に際して、売手側が、例えば客足の良好な日や時間帯
(日曜祝日、毎日の夕方など)、又は他の販売促進策の
実施期間(年末年始の割引セール期間など)を、顧客が
クーポンを利用できない期間として定めることがある。
この場合、クーポンには、例えば「3月末日まで有効、
ただし日曜日は除く」というように、有効期間とともに
適用除外期間が明記される。
【0007】しかし、従来のPOSシステムでは、適用
除外期間を有するクーポンについては、店員がクーポン
の適用の可否(許否)を判断する必要があった。店員
は、適用が許されるときはテンキーなどによりクーポン
コードを入力し、適用が許されないときはクーポンを顧
客に返却する。このため、店員の作業負担が大きく、ク
ーポンの適用の誤りが生じ易いという問題があった。
除外期間を有するクーポンについては、店員がクーポン
の適用の可否(許否)を判断する必要があった。店員
は、適用が許されるときはテンキーなどによりクーポン
コードを入力し、適用が許されないときはクーポンを顧
客に返却する。このため、店員の作業負担が大きく、ク
ーポンの適用の誤りが生じ易いという問題があった。
【0008】なお、クーポン管理テーブルの期間登録に
際して、登録する有効期間の最終日(有効期限)を適用
除外期間の前日とすれば、適用可否判断を自動化するこ
とができる。例えば、適用除外期間が日曜日である無期
限のクーポンについては、月曜日毎にその週の土曜日の
日付を有効期限として登録すればよい。ただし、それに
よれば、クーポン数の増大につれてテーブル管理者の作
業負担が増大するとともに、登録ミスが生じたときに、
全ての売場でクーポンの適用の誤りが生じてしまう。
際して、登録する有効期間の最終日(有効期限)を適用
除外期間の前日とすれば、適用可否判断を自動化するこ
とができる。例えば、適用除外期間が日曜日である無期
限のクーポンについては、月曜日毎にその週の土曜日の
日付を有効期限として登録すればよい。ただし、それに
よれば、クーポン数の増大につれてテーブル管理者の作
業負担が増大するとともに、登録ミスが生じたときに、
全ての売場でクーポンの適用の誤りが生じてしまう。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、適用除外期間を有したクーポンの適用に際して、
オペレータ及びシステム管理者の作業負担を軽減し、適
用の誤りを防止することを目的としている。また、請求
項3の発明は、クーポンの適用対象商品の任意設定を可
能にすることも目的としている。
ので、適用除外期間を有したクーポンの適用に際して、
オペレータ及びシステム管理者の作業負担を軽減し、適
用の誤りを防止することを目的としている。また、請求
項3の発明は、クーポンの適用対象商品の任意設定を可
能にすることも目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ステムは、上述の課題を解決するため、図1及び図2に
示すように、複数の金銭登録装置20が、顧客の提示し
た各種のクーポンに付与されている識別用のクーポンコ
ードD1を入力するための入力手段21と、前記クーポ
ンの有効期間T1内の一部の期間である適用除外期間T
2を、前記有効期間T1とともに前記クーポンコードD
1に対応づけるクーポン管理ファイルF2と、前記入力
手段21によって少なくとも1つの前記クーポンコード
D1が入力されたときに、その入力されたクーポンコー
ドD1に対応する前記有効期間T1及び適用除外期間T
2を示す適用期間データD4を、前記クーポン管理ファ
イルF2から読み出すファイル管理手段33と、前記フ
ァイル管理手段33によって読み出された前記適用期間
データD4に基づいて、前記入力手段21によって入力
された前記クーポンコードD1に対応する前記クーポン
の適用の可否を判別するクーポン判別手段32と、前記
クーポン判別手段32によって適用可能と判別された前
記クーポンの対象商品について、そのクーポンに応じて
取引金額を減じる金額算定手段31と、を備える。
ステムは、上述の課題を解決するため、図1及び図2に
示すように、複数の金銭登録装置20が、顧客の提示し
た各種のクーポンに付与されている識別用のクーポンコ
ードD1を入力するための入力手段21と、前記クーポ
ンの有効期間T1内の一部の期間である適用除外期間T
2を、前記有効期間T1とともに前記クーポンコードD
1に対応づけるクーポン管理ファイルF2と、前記入力
手段21によって少なくとも1つの前記クーポンコード
D1が入力されたときに、その入力されたクーポンコー
ドD1に対応する前記有効期間T1及び適用除外期間T
2を示す適用期間データD4を、前記クーポン管理ファ
イルF2から読み出すファイル管理手段33と、前記フ
ァイル管理手段33によって読み出された前記適用期間
データD4に基づいて、前記入力手段21によって入力
された前記クーポンコードD1に対応する前記クーポン
の適用の可否を判別するクーポン判別手段32と、前記
クーポン判別手段32によって適用可能と判別された前
記クーポンの対象商品について、そのクーポンに応じて
取引金額を減じる金額算定手段31と、を備える。
【0011】請求項2の発明に係るシステムは、前記各
金銭登録装置20の管理装置10が、前記クーポン管理
ファイルF2を編集するファイル編集手段11と、前記
ファイル編集手段11によって編集された前記クーポン
管理ファイルF2を、前記各金銭登録装置20へダウン
ロードするファイル転送手段12とを備える。
金銭登録装置20の管理装置10が、前記クーポン管理
ファイルF2を編集するファイル編集手段11と、前記
ファイル編集手段11によって編集された前記クーポン
管理ファイルF2を、前記各金銭登録装置20へダウン
ロードするファイル転送手段12とを備える。
【0012】請求項3の発明に係るシステムにおいて
は、前記クーポン管理ファイルF2が、検索のキーとな
る前記クーポンコードD1と、前記適用期間データD4
と、前記各クーポンの対象商品を特定するリンクデータ
D3とから構成され、前記管理装置10が、前記リンク
データD3を商品価格とともに商品コードD0に対応づ
ける価格管理ファイルF1と、前記金銭登録装置20に
よる価格照会に呼応して、前記リンクデータD3を前記
価格管理ファイルF1から読み出して前記金銭登録装置
20へ転送するデータ管理手段13とを備え、前記各金
銭登録装置20の前記ファイル管理手段33が、前記適
用期間データD4とともに前記リンクデータD3を読み
出し、前記各金銭登録装置20の前記金額算定手段31
が、前記ファイル管理手段33によって読み出された前
記リンクデータD3と、前記管理装置10から転送され
た前記リンクデータD3とが一致する商品について、そ
のリンクデータD3に対応したクーポンに応じて取引金
額を減じる。
は、前記クーポン管理ファイルF2が、検索のキーとな
る前記クーポンコードD1と、前記適用期間データD4
と、前記各クーポンの対象商品を特定するリンクデータ
D3とから構成され、前記管理装置10が、前記リンク
データD3を商品価格とともに商品コードD0に対応づ
ける価格管理ファイルF1と、前記金銭登録装置20に
よる価格照会に呼応して、前記リンクデータD3を前記
価格管理ファイルF1から読み出して前記金銭登録装置
20へ転送するデータ管理手段13とを備え、前記各金
銭登録装置20の前記ファイル管理手段33が、前記適
用期間データD4とともに前記リンクデータD3を読み
出し、前記各金銭登録装置20の前記金額算定手段31
が、前記ファイル管理手段33によって読み出された前
記リンクデータD3と、前記管理装置10から転送され
た前記リンクデータD3とが一致する商品について、そ
のリンクデータD3に対応したクーポンに応じて取引金
額を減じる。
【0013】
【作用】取引に際して、顧客が店員にクーポンを提示し
た場合には、そのクーポンのクーポンコードD1が入力
され、クーポンコードD1に対応する有効期間T1及び
適用除外期間T2を示す適用期間データD4が、クーポ
ン管理ファイルF2から読み出される。
た場合には、そのクーポンのクーポンコードD1が入力
され、クーポンコードD1に対応する有効期間T1及び
適用除外期間T2を示す適用期間データD4が、クーポ
ン管理ファイルF2から読み出される。
【0014】適用期間データD4に基づいてクーポンの
適用の可否が判別され、適用可能であれば、クーポンの
対象商品について取引金額を減じる演算が行われる。ク
ーポン管理ファイルF2は、管理装置10側で編集さ
れ、適当な時期に各金銭登録装置20へダウンロードさ
れる。
適用の可否が判別され、適用可能であれば、クーポンの
対象商品について取引金額を減じる演算が行われる。ク
ーポン管理ファイルF2は、管理装置10側で編集さ
れ、適当な時期に各金銭登録装置20へダウンロードさ
れる。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係るPOSシステム1の全体
構成を示すブロック図、図2は金銭登録装置20の機能
上の構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図、図2は金銭登録装置20の機能
上の構成を示すブロック図である。
【0016】POSシステム1は、販売情報の収集を担
うデータ処理システムである管理装置10と、マイクロ
コンピュータ制御の複数の金銭登録装置(キャッシング
レジスタ)20とを通信回線で結んだネットワークシス
テムである。
うデータ処理システムである管理装置10と、マイクロ
コンピュータ制御の複数の金銭登録装置(キャッシング
レジスタ)20とを通信回線で結んだネットワークシス
テムである。
【0017】管理装置10は、PLU方式の金銭登録の
ための価格管理ファイルF1、クーポンサービスのため
のクーポン管理ファイルF2、各ファイルF1,F2を
編集する編集部11、取引商品に対応したデータを価格
管理ファイルF1から読み出して金銭登録装置20へ送
るデータ管理部13、及びクーポン管理ファイルF2を
各金銭登録装置20へダウンロードするデータ転送部1
2を備えている。
ための価格管理ファイルF1、クーポンサービスのため
のクーポン管理ファイルF2、各ファイルF1,F2を
編集する編集部11、取引商品に対応したデータを価格
管理ファイルF1から読み出して金銭登録装置20へ送
るデータ管理部13、及びクーポン管理ファイルF2を
各金銭登録装置20へダウンロードするデータ転送部1
2を備えている。
【0018】一方、各金銭登録装置20は、商品コード
及びクーポンコードを読み取るバーコード読取り部2
1、各種の機能キーを有したキー入力部22、取引金額
などを表示する表示部23、レシートを発行するプリン
タ部24、クーポン管理ファイルF2及び取引ファイル
F3を記憶するメモリ部25、取引金額を算定する金銭
登録部31、クーポンの適用の可否を判別するクーポン
判別部32、及び各ファイルF2,F3を管理するファ
イル管理部33から構成されている。なお、取引ファイ
ルF3は、取引の内容(商品名とその個数、クーポンの
種別など)を示すデータ集合である。
及びクーポンコードを読み取るバーコード読取り部2
1、各種の機能キーを有したキー入力部22、取引金額
などを表示する表示部23、レシートを発行するプリン
タ部24、クーポン管理ファイルF2及び取引ファイル
F3を記憶するメモリ部25、取引金額を算定する金銭
登録部31、クーポンの適用の可否を判別するクーポン
判別部32、及び各ファイルF2,F3を管理するファ
イル管理部33から構成されている。なお、取引ファイ
ルF3は、取引の内容(商品名とその個数、クーポンの
種別など)を示すデータ集合である。
【0019】図3は価格管理ファイルF1のデータ構成
を示す図、図4はクーポン管理ファイルF2のデータ構
成を示す図、図5はクーポンコードD1の構成を示す図
である。
を示す図、図4はクーポン管理ファイルF2のデータ構
成を示す図、図5はクーポンコードD1の構成を示す図
である。
【0020】価格管理ファイルF1は、ファイル検索キ
ーの商品コードD0、各商品の単品価格を示す商品価格
データD2、及び商品コードD0と後述のクーポンコー
ドD1とを対応づけるリンクデータであるクーポン群デ
ータD3からなるレコードの集合である。なお、商品コ
ードD0は、JANコードに代表される商品識別情報で
ある。
ーの商品コードD0、各商品の単品価格を示す商品価格
データD2、及び商品コードD0と後述のクーポンコー
ドD1とを対応づけるリンクデータであるクーポン群デ
ータD3からなるレコードの集合である。なお、商品コ
ードD0は、JANコードに代表される商品識別情報で
ある。
【0021】クーポン管理ファイルF2は、ファイル検
索キーのクーポンコードD1、クーポン群データD3、
及び各クーポンの有効期間T1と適用除外期間T2とを
示す適用期間データD4からなるレコードの集合であ
る。
索キーのクーポンコードD1、クーポン群データD3、
及び各クーポンの有効期間T1と適用除外期間T2とを
示す適用期間データD4からなるレコードの集合であ
る。
【0022】本実施例では、適用除外期間T2として、
日付指定による日単位の期間、曜日指定による日単位の
期間、例えば30分単位の時間帯、及びこれらを組み合
わせた期間を登録することができる。また、1つのクー
ポンコードD1(すなわち1種のクーポン)に2つ以上
のクーポン群を対応づけることができる。図4の例で
は、クーポン1に対してクーポン群「A」及びクーポン
群「B」が対応づけられている。この場合、クーポン1
の対象商品は、価格管理ファイルF1でクーポン群デー
タD3が「A」又は「B」の商品(図3の例では商品1
及び商品3)である。
日付指定による日単位の期間、曜日指定による日単位の
期間、例えば30分単位の時間帯、及びこれらを組み合
わせた期間を登録することができる。また、1つのクー
ポンコードD1(すなわち1種のクーポン)に2つ以上
のクーポン群を対応づけることができる。図4の例で
は、クーポン1に対してクーポン群「A」及びクーポン
群「B」が対応づけられている。この場合、クーポン1
の対象商品は、価格管理ファイルF1でクーポン群デー
タD3が「A」又は「B」の商品(図3の例では商品1
及び商品3)である。
【0023】ここで、クーポンコードD1は、標準の商
品コードD0と同じく13桁の数字列であり、通常はバ
ーコードの形態でクーポンに印刷される。メーカーが発
行するメーカークーポンのクーポンコードD1m、及び
小売業者が独自に発行するストアクーポンのクーポンコ
ードD1sのどちらにも特典情報(10円単位の値引額
又は割引率)が含まれている。
品コードD0と同じく13桁の数字列であり、通常はバ
ーコードの形態でクーポンに印刷される。メーカーが発
行するメーカークーポンのクーポンコードD1m、及び
小売業者が独自に発行するストアクーポンのクーポンコ
ードD1sのどちらにも特典情報(10円単位の値引額
又は割引率)が含まれている。
【0024】次に、POSシステム1の動作について説
明する。営業開始時点では、最新のクーポン管理ファイ
ルF2が、管理装置10から金銭登録装置20へダウン
ロードされている。
明する。営業開始時点では、最新のクーポン管理ファイ
ルF2が、管理装置10から金銭登録装置20へダウン
ロードされている。
【0025】顧客が購入希望の商品を勘定場へ持参する
と、金銭登録装置20のオペレータ(キャッシャ)は、
バーコード読取り操作により商品コードD0を入力し、
必要に応じて個数をキー入力する販売登録作業を行う。
また、顧客がクーポンを差し出した時点で、やはりバー
コード読取り操作によりクーポンコードD1を入力す
る。
と、金銭登録装置20のオペレータ(キャッシャ)は、
バーコード読取り操作により商品コードD0を入力し、
必要に応じて個数をキー入力する販売登録作業を行う。
また、顧客がクーポンを差し出した時点で、やはりバー
コード読取り操作によりクーポンコードD1を入力す
る。
【0026】金銭登録部31は、商品コードD0が入力
されると、直ちに管理装置10に対して商品価格を照会
する。管理装置10のデータ管理部13は、照会に呼応
して価格管理ファイルF1を検索し、照会対象の商品コ
ードD0に対応したレコード(商品価格データD2及び
クーポン群データD3)を読み出して金銭登録部31へ
送る。金銭登録部31は、管理装置10から送られてき
たレコードを、ファイル管理部33を介してメモリ部2
5へ転送し、取引ファイルF3を更新する。これによ
り、取引商品が逐次登録される。
されると、直ちに管理装置10に対して商品価格を照会
する。管理装置10のデータ管理部13は、照会に呼応
して価格管理ファイルF1を検索し、照会対象の商品コ
ードD0に対応したレコード(商品価格データD2及び
クーポン群データD3)を読み出して金銭登録部31へ
送る。金銭登録部31は、管理装置10から送られてき
たレコードを、ファイル管理部33を介してメモリ部2
5へ転送し、取引ファイルF3を更新する。これによ
り、取引商品が逐次登録される。
【0027】また、クーポンコードD1が入力される
と、金銭登録部31はファイル管理部33に対してクー
ポン管理ファイルF2の検索を要求する。ファイル管理
部33は、検索対象のクーポンコードD1に対応したレ
コードを抽出し、取引商品情報と区分して取引ファイル
F3に格納する。
と、金銭登録部31はファイル管理部33に対してクー
ポン管理ファイルF2の検索を要求する。ファイル管理
部33は、検索対象のクーポンコードD1に対応したレ
コードを抽出し、取引商品情報と区分して取引ファイル
F3に格納する。
【0028】販売登録作業が終了して小計キーが押下さ
れると、クーポン管理ファイルF2から抽出されたレコ
ードが、取引ファイルF3からクーポン判別部32へ転
送される。クーポン判別部32は、適用期間データD4
に基づいて、まず取引日時が有効期間T1内であるか否
かを判別する。有効期間内であれば、続いて取引日時が
適用除外期間T2内であるか否かを判別する。適用除外
期間T2内でなければ、顧客の持参したクーポンは適用
期間条件を満足する。すなわち、そのクーポンは適用可
能である。
れると、クーポン管理ファイルF2から抽出されたレコ
ードが、取引ファイルF3からクーポン判別部32へ転
送される。クーポン判別部32は、適用期間データD4
に基づいて、まず取引日時が有効期間T1内であるか否
かを判別する。有効期間内であれば、続いて取引日時が
適用除外期間T2内であるか否かを判別する。適用除外
期間T2内でなければ、顧客の持参したクーポンは適用
期間条件を満足する。すなわち、そのクーポンは適用可
能である。
【0029】金銭登録部31は、クーポン判別部32に
よって適用可能と判別されたクーポンの対象商品、つま
りクーポン群データD3によってクーポンに対応づけら
れる商品について、そのクーポンコードD0に含まれる
特典情報に基づいて値引き又は割引を行い、取引金額
(合計金額)を算定する。なお、クーポンが適用期間条
件を満足しない場合は、その旨が表示部23により表示
される。
よって適用可能と判別されたクーポンの対象商品、つま
りクーポン群データD3によってクーポンに対応づけら
れる商品について、そのクーポンコードD0に含まれる
特典情報に基づいて値引き又は割引を行い、取引金額
(合計金額)を算定する。なお、クーポンが適用期間条
件を満足しない場合は、その旨が表示部23により表示
される。
【0030】一般的な取引では、顧客が現金を差し出
し、それを受け取ったキャッシャが合計キーを押した時
点で取引金額が確定する。金銭登録装置20は、取引金
額が確定すると、レシートに印字すべき取引内容をプリ
ンタ部24へ送るとともに、販売管理用の所定のデータ
を管理装置10に送り、次の販売登録作業を待つ。
し、それを受け取ったキャッシャが合計キーを押した時
点で取引金額が確定する。金銭登録装置20は、取引金
額が確定すると、レシートに印字すべき取引内容をプリ
ンタ部24へ送るとともに、販売管理用の所定のデータ
を管理装置10に送り、次の販売登録作業を待つ。
【0031】上述の実施例によれば、クーポン群データ
D3によって、商品コードD0とクーポンコードD1と
を対応づけるようにしたので、店舗の事情に応じて独自
のクーポンを発行する場合に、1つの商品を複数種のク
ーポンの適用商品とするなど、クーポンの適用対象を任
意に設定することができる。
D3によって、商品コードD0とクーポンコードD1と
を対応づけるようにしたので、店舗の事情に応じて独自
のクーポンを発行する場合に、1つの商品を複数種のク
ーポンの適用商品とするなど、クーポンの適用対象を任
意に設定することができる。
【0032】上述の実施例において、価格管理ファイル
F1のクーポン群D3に代えて、クーポンコードD1な
どのクーポン識別情報を商品コードD0に対応づけ、ク
ーポン管理ファイルF2のクーポン群D3を省略しても
よい。その場合は1つの商品には1つのクーポンが適用
される。また、各商品にそれに対応したクーポンコード
D1を付与し、商品登録に際して商品の価格とクーポン
コードD1(全体又は必要部分)を取引ファイルF3に
格納するようにすれば、価格管理ファイルF1にクーポ
ン識別情報を設ける必要はない。
F1のクーポン群D3に代えて、クーポンコードD1な
どのクーポン識別情報を商品コードD0に対応づけ、ク
ーポン管理ファイルF2のクーポン群D3を省略しても
よい。その場合は1つの商品には1つのクーポンが適用
される。また、各商品にそれに対応したクーポンコード
D1を付与し、商品登録に際して商品の価格とクーポン
コードD1(全体又は必要部分)を取引ファイルF3に
格納するようにすれば、価格管理ファイルF1にクーポ
ン識別情報を設ける必要はない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、適用除外期間を有した
クーポンの適用に際して、オペレータ及びシステム管理
者の作業負担を軽減し、適用の誤りを防止することがで
きる。
クーポンの適用に際して、オペレータ及びシステム管理
者の作業負担を軽減し、適用の誤りを防止することがで
きる。
【0034】請求項3の発明によれば、クーポンの適用
対象商品の任意設定が容易になる。
対象商品の任意設定が容易になる。
【図1】本発明に係るPOSシステムの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】金銭登録装置の機能上の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】価格管理ファイルのデータ構成を示す図であ
る。
る。
【図4】クーポン管理ファイルのデータ構成を示す図で
ある。
ある。
【図5】クーポンコードの構成を示す図である。
1 POSシステム 10 管理装置 11 編集部(ファイル編集手段) 12 データ転送部(ファイル転送手段) 13 データ管理部(データ管理手段) 20 金銭登録装置 21 バーコード読取り部(入力手段) 31 金銭登録部(金額算定手段) 32 クーポン判別部(クーポン判別手段) 33 ファイル管理部(ファイル管理手段) D0 商品コード D1 クーポンコード D3 クーポン群データ(リンクデータ) D4 適用期間データ F1 価格管理ファイル F2 クーポン管理ファイル T1 有効期間 T2 適用除外期間
Claims (3)
- 【請求項1】複数の金銭登録装置(20)とそれらの管
理装置(10)とから構成されたPOSシステム(1)
において、 前記各金銭登録装置(20)は、 顧客の提示した各種のクーポンに付与されている識別用
のクーポンコード(D1)を入力するための入力手段
(21)と、 前記クーポンの有効期間(T1)内の一部の期間である
適用除外期間(T2)を、前記有効期間(T1)ととも
に前記クーポンコード(D1)に対応づけるクーポン管
理ファイル(F2)と、 前記入力手段(21)によって少なくとも1つの前記ク
ーポンコード(D1)が入力されたときに、その入力さ
れたクーポンコード(D1)に対応する前記有効期間
(T1)及び適用除外期間(T2)を示す適用期間デー
タ(D4)を、前記クーポン管理ファイル(F2)から
読み出すファイル管理手段(33)と、 前記ファイル管理手段(33)によって読み出された前
記適用期間データ(D4)に基づいて、前記入力手段
(21)によって入力された前記クーポンコード(D
1)に対応する前記クーポンの適用の可否を判別するク
ーポン判別手段(32)と、 前記クーポン判別手段(32)によって適用可能と判別
された前記クーポンの対象商品について、そのクーポン
に応じて取引金額を減じる金額算定手段(31)と、 を備えたことを特徴とするPOSシステム。 - 【請求項2】請求項1記載のPOSシステム(1)にお
いて、 前記管理装置(10)は、 前記クーポン管理ファイル(F2)を編集するファイル
編集手段(11)と、 前記ファイル編集手段(11)によって編集された前記
クーポン管理ファイル(F2)を、前記各金銭登録装置
(20)へダウンロードするファイル転送手段(12)
とを備えたことを特徴とするPOSシステム。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載のPOSシステ
ム(1)において、 前記クーポン管理ファイル(F2)は、検索のキーとな
る前記クーポンコード(D1)と、前記適用期間データ
(D4)と、前記各クーポンの対象商品を特定するリン
クデータ(D3)とから構成され、 前記管理装置(10)は、 前記リンクデータ(D3)を商品価格とともに商品コー
ド(D0)に対応づける価格管理ファイル(F1)と、 前記金銭登録装置(20)による価格照会に呼応して、
前記リンクデータ(D3)を前記価格管理ファイル(F
1)から読み出して前記金銭登録装置(20)へ転送す
るデータ管理手段(13)とを備え、 前記各金銭登録装置(20)の前記ファイル管理手段
(33)は、前記適用期間データ(D4)とともに前記
リンクデータ(D3)を読み出し、 前記各金銭登録装置(20)の前記金額算定手段(3
1)は、前記ファイル管理手段(33)によって読み出
された前記リンクデータ(D3)と、前記管理装置(1
0)から転送された前記リンクデータ(D3)とが一致
する商品について、そのリンクデータ(D3)に対応し
たクーポンに応じて取引金額を減じることを特徴とする
POSシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03840294A JP3236730B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | Posシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03840294A JP3236730B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | Posシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07249176A true JPH07249176A (ja) | 1995-09-26 |
JP3236730B2 JP3236730B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=12524308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03840294A Expired - Fee Related JP3236730B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | Posシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236730B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002260100A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、サーバコンピュータ、商品販売システム、クーポン値引き方法及びプログラム |
US7894937B2 (en) | 1997-10-09 | 2011-02-22 | Walker Digital, Llc | Method and apparatus for dynamically managing vending machine inventory prices |
US8892470B2 (en) | 1997-12-19 | 2014-11-18 | Walker Digital, Llc | Pre-sale data broadcast system and method |
US9171316B2 (en) | 1997-08-26 | 2015-10-27 | Inventor Holdings, Llc | Method and apparatus for vending a combination of products |
JP2016015108A (ja) * | 2014-06-10 | 2016-01-28 | 東芝テック株式会社 | 電子レシート管理サーバ、商品販売データ処理装置、印字制御装置およびプログラム |
JP2016194940A (ja) * | 2016-06-23 | 2016-11-17 | 株式会社寺岡精工 | 精算装置、チェックアウトシステム及びプログラム |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP03840294A patent/JP3236730B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016194940A (ja) * | 2016-06-23 | 2016-11-17 | 株式会社寺岡精工 | 精算装置、チェックアウトシステム及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3236730B2 (ja) | 2001-12-10 |
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