JPH07249124A - Idカード及びidカードシステム - Google Patents

Idカード及びidカードシステム

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JPH07249124A
JPH07249124A JP6066415A JP6641594A JPH07249124A JP H07249124 A JPH07249124 A JP H07249124A JP 6066415 A JP6066415 A JP 6066415A JP 6641594 A JP6641594 A JP 6641594A JP H07249124 A JPH07249124 A JP H07249124A
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JP
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data
card
face
face photograph
photograph
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JP6066415A
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Hiroshi Aisaka
宏 逢坂
Nobuhiko Imada
延彦 今田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カード所有者の顔の特徴データを精度良くかつ
再現性良く得てその特徴データをIDカードに記憶され
たデータと照合することが可能でありセキュリティの極
めて高いIDカード及びIDカードシステムを提供す
る。 【構成】カード所有者の顔写真とその特徴データが記憶
される記憶部とを有するIDカード、及び、そのIDカ
ードにおいて顔写真を撮像して撮像データを得る撮像手
段とその撮像データから顔特徴量を抽出する顔特徴量抽
出手段とその顔特徴量を前記記憶部に記憶される形式に
変換して特徴データを得るデータ形式変換手段と前記記
憶部に記憶されたデータを読み取るデータ読取手段とそ
のデータ読取手段によって読み取られたそのデータと前
記データ形式変換手段から得られた前記特徴データを照
合する照合手段とを有するIDカードシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顔写真像を用いて本人
を確認照合するセキュリティ機能の優れたIDカードと
IDカードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、クレジットカード、キャッシュカ
ード、入場管理カード等の様々なIDカード、及びそれ
らIDカードを運用するIDカードシステムが実用化さ
れている。これらのカードは一般に、カード上に磁気ス
トライプやICメモリ等の記憶媒体にIDナンバー、有
効期限等のID情報が記録されている。それらの中に
は、IDカードに記録された顔写真像を用いて本人を確
認照合する方法が知られている。そのような技術として
は、例えば、特開昭63─177273号公報、特開平
3─42791号公報に記載されるものがあった。
【0003】特開昭63─177273号公報は、本人
照合システムに関するものである。本人の顔を画像デー
タとして取り込むテレビカメラ等の画像入力装置を有
し、顔の画像データのうち、目、鼻、口、眉の大きさ、
それらの位置関係等から顔の特徴を抽出し、数値データ
に変換して情報カードのメモリに書き込んでおく。そし
て、情報カードとその所持人との照合を行う場合、その
所持人の顔を顔画像入力装置に取り込み画像データaを
得ると共に、情報カードの数値データをカード読取り装
置で読み取り数値データbを得る。画像データaと数値
データbの一致率が許容値以内であれば、同一人と判定
する。
【0004】特開平3─42791号公報は、IDカー
ドの改ざんや不正使用を防ぐセキュリティの高いIDカ
ードシステムに関するものである。IDカードに磁気ト
ナーを用いて印刷された磁気顔写真を用い人間が磁気顔
写真を見てカードの使用者の顔と照合する。その後、そ
の磁気顔写真を端末で読み取り圧縮符号化したディジタ
ル信号データを得て、そのデータを通信回線でセンタに
送信する。送信されたデータはセンタのID情報データ
ベースのデータとを照合され、カードの所有者が入室可
能者として登録されている場合は、端末のドアロック装
置が解除される。従って、磁気ストライプに記録されて
いるID情報あるいは顔写真のどちらか一方を改ざんし
ても、照合が成立しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によれば、
カード使用者の顔を撮像装置で撮像してカードに記録さ
れた顔の特徴データと照合する方式では、撮像の際の条
件変動のため、同一人と判定する許容値を大きくする必
要があり、結果として同一人でない場合においても同一
人と判定する誤りが避けえないものであった。例えば撮
像の際の条件変動には、撮像装置の明るさやコントラス
トの設定、照明装置による照度や照明角度の設定、カー
ド使用者の振る舞いによる撮像装置の距離や顔の位置角
度等の変動があって、撮像する度ごとに異なった特徴デ
ータが得られた。また、撮像の際の条件を変動させない
ためには、撮像条件の保守管理が極めて煩雑で実用的で
ないばかりか、カード使用者に特別な姿勢、表情、髪
型、化粧等を強いることとなり、撮像の所要時間も長く
なって、全く実用的でなかった。
【0006】また、IDカードに磁気トナーを用いて印
刷された磁気顔写真を端末で読み取り通信回線を使って
センタのデータベースに登録されたID情報データベー
スのデータとを照合する方式では、リーダとセンタの間
でのデータ通信及びセンタの情報処理装置によるデータ
の照合が必要である。従って、データ通信回線とセンタ
の情報処理装置の両者のサービスが端末において受けら
れなくなると、このIDシステムは全く機能しなくなる
ものである。更に、IDカードに磁気トナーを用いて印
刷された磁気顔写真を端末で読み取る方式では、磁気顔
写真のサイズの制約、および端末の読み取り磁気ヘッド
の解像度の制約があるため、人間が確認し易いように読
み取りデータを顔写真としてモニターに拡大再現するこ
とは不可能であった。
【0007】そこで本発明の目的とするところは、カー
ド所有者の顔の特徴データを精度良くかつ再現性良く得
てその特徴データをIDカードに記憶されたデータと照
合することが可能でありセキュリティの極めて高いID
カード及びIDカードシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の本発明
によって達成される。即ち、第1発明である、カード所
有者の顔を示す顔写真と、その顔写真の特徴データを含
むID情報が記憶される記憶部と、を有するIDカー
ド。第2発明である、カード所有者の顔を示す顔写真及
びその顔写真の特徴データを含むID情報を記憶する記
憶部を有するIDカードにおいて、前記顔写真を撮像し
て撮像データを得る撮像手段と、前記撮像データから顔
特徴量を抽出する顔特徴量抽出手段と、前記顔特徴量を
前記記憶部に記憶される形式に変換して特徴データを得
るデータ形式変換手段と、前記記憶部に記憶されたデー
タを読み取るデータ読取手段と、前記データ読取手段に
よって読み取られた前記データと前記データ形式変換手
段から得られた前記特徴データを照合する照合手段と、
を有するIDカードシステム。
【0009】第3発明である、前記記憶部に前記特徴デ
ータを記録するデータ記録手段を有する第2発明のID
カードシステム。第4発明である、前記撮像手段はテレ
ビカメラであって、前記IDカードの前記顔写真を撮像
して得た前記撮像データを拡大表示する表示手段を有す
ることを特徴とする第2、3発明のIDカードシステ
ム。以上第1〜第4発明によって上記目的は達成され
る。
【0010】
【作用】第1発明のIDカードによれば、カード所有者
の顔を示す顔写真をIDカードに有するから、カード所
有者の顔を目視確認でき、かつ撮像した場合にその顔写
真のデータを精度良く再現性良く得ることができ、その
顔写真の特徴データを含むID情報が記憶される記憶部
を有するから、その特徴データをIDカードから読み取
ることができる。また、第2本発明のIDシステムによ
れば、カード所有者の顔を示す顔写真及びその顔写真の
特徴データを含むID情報を記憶する記憶部を有するI
Dカードにおいて、撮像手段を有するから前記顔写真を
撮像して撮像データを得ることができる。また、顔特徴
量抽出手段を有するから、前記撮像データから顔特徴量
を抽出することができ、データ形式変換手段を有するか
ら前記顔特徴量を前記記憶部に記憶される形式に変換し
て特徴データを得ることができる。更に、データ読取手
段を有するから、前記記憶部に記憶された特徴データや
その他のIDデータ等からなるデータを読み取ることが
でき、照合手段を有するから、前記データ読取手段によ
って読み取られた前記データと前記データ形式変換手段
から得られた前記特徴データを照合することができる。
【0011】また、第3発明のIDシステムによれば、
データ記録手段を有するから、前記記憶部に前記特徴デ
ータやその他のIDデータ等を記録することができる。
従ってIDカードを発行することができる。また、第4
発明のIDシステムによれば、カラーテレビカメラを前
記撮像手段とするから高解像度、高品質の撮像データを
得ることができ、表示手段を有するから前記IDカード
の前記顔写真を撮像して得た前記撮像データをカラー映
像として拡大表示することができる。従って、IDカー
ドの使用者の顔と、表示手段に拡大表示されたIDカー
ドの顔写真とを、人間の目視によって容易に照合するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を好適な実施例によって詳細に
説明する。図1は本発明のIDカードの構成を示す外観
図である。図において1はIDカード、2は磁気ストラ
イプ、3は顔写真、4は電極端子である。磁気ストライ
プ2は磁性材料の薄膜をストライプ状にIDカード上に
形成したもので、磁気ヘッドによってデータの書き込み
と読み出しを行うことができる。電極端子4はIDカー
ドに埋め込まれたICチップと外部装置との間でデータ
の入出力を行う電極端子であって複数のサブ端子から構
成されている。また、電極端子4の裏側にはICチップ
がボンディングされている。
【0013】図2は、図1の電極端子4の裏側にボンデ
ィングされているICチップの構成を示すブロック図で
ある。図において4は電極端子、5はIC制御部、6は
ICメモリ部を示すブロックである。電極端子4はIC
制御部5と電気的に接続されており、電源をIC制御部
等に供給するとともに、各種データ、制御信号の送信受
信が行われる。IC制御部5はこれら送信受信の制御を
行うとともに、ICメモリ部6へのデータの書き込みと
読み出しの制御を行う。ICメモリ部6はデータの書き
込みと読み出しが可能なメモリであって、電極端子4か
ら電源が供給されていない場合においても記憶データが
保存される構成となっている。
【0014】本発明のIDカードは、上述のように構成
されており、磁気ストライプ2とICメモリ部の両方、
または、何れか一方を記憶部とし、少なくともその記憶
部と顔写真3を有し、その記憶部にはその顔写真3の特
徴データが記憶されるカードである。磁気ストライプと
ICチップを有するIDカードの製造方法については、
特公平2─16233号等で公知であり、また顔写真を
有するIDカードの製造方法については特開平3─17
4693号等で公知である。本発明のIDカードは記憶
部へのデータの書き込み等を除けばそれらの製造方法の
組合せによって製造することができる。本発明のICカ
ードの特徴の一つは、顔写真の特徴データが記憶される
ことによって、極めてセキュリティを向上させたことあ
る。
【0015】図3は本発明のIDカードシステムの構成
を示すブロック図である。図において7はIDカードの
顔写真を撮像するためのTVカメラ、8はそのTVカメ
ラ7のカメラ制御部、9は撮像画像をディジタルデータ
として記憶するフレームメモリ、10は撮像画像を表示
する映像ディスプレイ、11はIDカードの磁気ストラ
イプ2にデータの書き込みと読み出しを行う磁気ヘッ
ド、12はその磁気ヘッド11の信号を増幅し変換して
ディジタルデータとする磁気ヘッド増幅/変換部、13
はIDカードの電極端子4と電気的な接続を行うための
接触端子、14はIDカードをIDカードシステムに供
給排出するとともに、磁気ヘッドの走査を行い、接触端
子13を接触させる等の機械的な動作を行うカード駆動
部、15はカード駆動部14の駆動モータ等を電気的に
制御する駆動制御部である。
【0016】また、16はこれら7〜15の構成要素と
演算処理装置を接続しデータの送信受信を行うためのイ
ンターフェース、17はパーソナルコンピュータ、エン
ジニアリングワークステーション等のコンピュータの本
体部分である演算処理装置、18は演算処理装置17に
組み込まれたプログラムの一つで特徴量抽出手段、19
は演算処理装置17に組み込まれたプログラムの一つで
データ形式変換手段、20は演算処理装置17に組み込
まれたプログラムの一つで照合手段、21は演算処理装
置17の動作を表示する端末のディスプレイ、22は演
算処理装置17に動作指令等のデータをオペレータが入
力するためのキーボード、23は演算処理装置17の記
憶装置の一つであるフロッピーディスク装置、24はイ
ーサーネット等のLANとの接続インターフェースであ
るネットワークI/Fである。
【0017】図3に示すIDカードシステムは、IDカ
ードの発行とIDカードの照合の二つの役割を果たすこ
とができる。図4はIDカードの発行の過程を示すフロ
ー図であり、図5はIDカードの照合の過程を示すフロ
ー図である。以上の図3の構成例、及び図4、図5のフ
ロー図において、次に本発明のIDカードシステムの動
作を説明する。まず、IDカード発行の場合の動作を説
明する。IDカードシステムのオペレータはIDカード
システムの立ち上げを行って、ディスプレイ21に表示
されているメニュー画面において、IDカード発行のモ
ードをキーボード22、又はマウス操作によって選択す
る。IDカード発行のモードが選択されると、IDカー
ドシステムはそのモードにおける動作体制となる。
【0018】IDカード1がIDカードシステムに供給
される。IDカード1がIDカードシステムのIDカー
ド挿入部に挿入されると、挿入がカード駆動装置14に
付属するセンサによって検知され、駆動制御部15に検
知信号が伝られる。その検知信号により駆動制御部15
がカード駆動装置14を駆動制御してIDカード1を取
り込み、IDカード1はIDカードシステムに装着され
る(S1)。そして、そのIDカード1の取り込み過程
において、磁気ヘッド11はIDカード1の磁気ストラ
イプ2を走査し、磁気ヘッド11の検出信号は磁気ヘッ
ド増幅/変換部12においてディジタル信号に変換さ
れ、IDカード1の磁気ストライプ2に記録されている
データは磁気ヘッド増幅/変換部12のレジスターに記
憶される。レジスターに記憶されたデータはインターフ
ェース16を介して演算処理装置17に取り込まれ、演
算処理装置17のメモリに格納される(S2)。
【0019】IDカードシステムに装着されたIDカー
ド1は、電極端子4に接触端子13が接触した状態とな
っており、ICメモリ6に記憶されているデータが読み
取られる。読み取られたデータはインターフェース16
を介して演算処理装置17に取り込まれ、演算処理装置
17のメモリに格納される(S3)。IDカードシステ
ムに装着されたIDカード1の顔写真3の上方には照明
装置等とTVカメラ7があって、顔写真3の撮像が行わ
れる。TVカメラ7はカメラ制御部8によって撮像の制
御が行われており撮像された顔写真3の映像信号は、カ
メラ制御部8を介して映像ディスプレイ10に送られ、
人間による目視確認が容易に行えるように映像ディスプ
レイ10に顔写真3のカラー映像が映し出される(S
4)。
【0020】更に、カメラ制御部8においては、映像信
号の中の輝度信号をディジタル信号に変換して、顔写真
3の映像をディジタルデータとしてフレームメモリ9に
記憶する。フレームメモリ9に記憶されたデータは、カ
メラ制御部8、インターフェース16を介して演算処理
装置17に取り込まれ、演算処理装置17のメモリに格
納される(S5)。演算処理装置17においては、演算
処理装置17の顔特徴量抽出手段18によってメモリに
格納された顔写真3のデータから顔特徴量の抽出が行わ
れ、そのデータは演算処理装置17のメモリに格納され
る(S6)。顔特徴量の抽出に関する委細は後述する。
また、演算処理装置17のデータ形式変換手段19によ
って、メモリに格納された顔特徴量のデータのデータ形
式を変換して特徴データを得る演算が行われ、その特徴
データは演算処理装置17のメモリに格納される(S
7)。データ形式変換に関する委細は後述する。
【0021】演算処理装置17は、演算処理装置17の
メモリに格納されているIDカード1の磁気ストライプ
2に記録されていたデータとその特徴データとを結合す
る。結合されたデータは演算処理装置17により、イン
ターフェース16を介して磁気ヘッド増幅/変換部12
に送られ、磁気ヘッド11によって、IDカード1の磁
気ストライプ2に記録されているデータの書換えが行わ
れる。その際、磁気ストライプ2に記録されたデータと
結合されたデータの照合チェックが行われ、不良の場合
はデータの再書換えが行われる(S8)。また、演算処
理装置17は、演算処理装置17のメモリに格納されて
いるIDカード1のICメモリ部6に記録されていたデ
ータとその特徴データとを結合する。結合されたデータ
は演算処理装置17により、インターフェース16を介
して接触端子13に送られ、IDカード1のIC制御部
5によって電極端子4からデータが読み取られICメモ
リ部6に記録されていたデータの書換えが行われる。そ
の際、ICメモリ部6に記録されたデータと結合された
データの照合チェックが行われ、不良の場合はデータの
再書換えが行われる(S9)。
【0022】IDカード1の磁気ストライプ2に記録さ
れたデータとICメモリ部6に記録されたデータは、I
Dカード1の発行データとして、固定ディスクに保存さ
れるか、FD装置23によりフロッピーディスクに保存
されるか、またはネットワークI/Fを介して接続され
ているサーバコンピュータにデータ転送されてサーバコ
ンピュータに保存される。演算処理装置17はインター
フェース16を介して駆動制御部15にコマンドを送
り、コマンドを受けた駆動制御部15はカード駆動装置
14を駆動して、IDカード1を排出する(S10)。
更に発行を続ける場合はS1に戻り、発行を終了する場
合はメインのプログラムルーチンに戻りディスプレイ2
1にはメニューが表示される(S11)。
【0023】次に、IDカード照合の場合の動作を説明
する。IDカードシステムのオペレータはIDカードシ
ステムの立つ上げを行って、ディスプレイ21に表示さ
れているメニュー画面において、IDカード照合のモー
ドをキーボード22、又はマウス操作によって選択す
る。IDカード照合のモードが選択されると、IDカー
ドシステムはそのモードにおける動作体制となる。
【0024】図5においてS101、S102、S10
3、S104、S105、S106、S107は、各々
前述の図3におけるS1、S2、S3、S4、S5、S
6、S7と同様であるから、説明は省略する。S107
までの過程を経た後演算処理装置17は、演算処理装置
17の照合手段20によって、演算処理装置17のメモ
リに格納されているIDカード1の磁気ストライプ2に
記録されていたデータとICメモリ部6に記録されたデ
ータの両方、または何れか一方のデータから記憶されて
いた特徴データを抽出し、その記憶されていた特徴デー
タと顔写真3から演算された特徴データとを照合する
(S1)。特徴データの照合に関する委細は後述する。
【0025】特徴データを照合した結果、データが一致
していると判定された場合には、Flagを1とし、デ
ータが一致していないと判定された場合には、Flag
を0とする(S109、S110、S111)。Fla
gは状態を示しており、Flagの値によって例えばド
アの開閉を制御する等所定の過程を起動することができ
る。IDカード1の磁気ストライプ2に記録されたデー
タ、ICメモリ部6に記録されたデータ、及びIDカー
ド1の照合データは、管理データとして、固定ディスク
保存されるか、FD装置23によりフロッピーディスク
に保存されるか、またはネットワークI/Fを介して接
続されているサーバコンピュータにデータ転送されてサ
ーバコンピュータに保存される。
【0026】演算処理装置17はインターフェース16
を介して駆動制御部15にコマンドを送り、コマンドを
受けた駆動制御部15はカード駆動装置14を駆動し
て、IDカード1を排出する(S112)。更に発行を
続ける場合はS1に戻り、発行を終了する場合はメイン
のプログラムルーチンに戻りディスプレイ21にはメニ
ューが表示される(S11)。
【0027】次に、演算処理装置17に組み込まれたプ
ログラムの一つである顔特徴量抽出手段18について説
明する。図6は顔特徴量抽出手段18のデータ処理過程
の一例を示すフロー図である。前述のS5またはS10
5で読み込まれた顔写真3のデータは、2値化され2値
データとされる。その2値化を行う場合の閾値として
は、予め決められた所定の値であってもよいが、好まし
くは撮像条件の変動によるデータの差異を補正するよう
に閾値が設定される。その方法としては、S105で読
み込まれた顔写真3の画素のデータの平均値を求めて、
その平均値に所定の係数を掛け算した値に所定の定数を
加えた値を閾値とする。即ち下記の数1に示す演算を行
う。
【数1】TH = a×XBAR+b ただし、 TH ; 閾値 a ; 係数 XBAR ; 画素のデータの平均値 b ; 定数
【0028】閾値を求める方法の別の例としては、顔写
真3の画素のデータの中で背景の画素のデータは、背景
が明るいため特定の領域の大きな値を有しているから、
顔写真3の画素のデータのヒストグラムを演算すると、
大きなデータ値の領域に一つの山が現れる。その山の裾
野でデータ値の小さい方の裾野の値を閾値とする。この
閾値による2値化を行うと、顔写真3の人物像と背景を
区別することができ2値化された人物像は顔等のディテ
ールが消えてシルエットとなる。従って顔特徴量抽出手
段18はシルエットの特徴を抽出することになる。
【0029】閾値を求める方法の更に別の例としては、
前述のように顔写真3の人物像と背景を区別した後、顔
写真3の人物像の部分の画素について数1の演算を行う
方法である。この閾値による2値化を行うと、顔写真3
の人物像の顔等の特徴を顔特徴量抽出手段18によって
抽出することができる。前述のS5またはS105で読
み込まれた顔写真3のデータは、上記説明の閾値によっ
て2値化され2値データとされる(S201)。
【0030】次に、2値化された2値データに対して、
ランレングスデータの演算が行われる。図7はランレン
グスデータの演算方法の例を説明するための説明図であ
る。図7において、顔写真3ののラインについて説明
すると、矢印→の方向の2値データを走査し、データ値
と画素数を調べると、まずデータ値0が197画素連続
し、次にデータ値1が6画素連続し、次にデータ値0が
52画素連続している。従ってのラインのランレング
スデータはデータ値と連続画素数を要素とするベクトル
(データ値,連続画素数)で表現することができ、の
ラインの場合(0,197)(1,6)(0,52)と
なる。
【0031】同様にのラインのランレングスデータ
は、 (0,53)(1,33)(0,8)(1,10)・・
・・・・ のラインのランレングスデータは、 (0,23)(1,59)(0,46)(1,3)・・
・・・・ のラインのランレングスデータは、 (0,20)(1,57)(0,15)(1,8)・・
・・・・ である。この各ラインのランレングスデータの中、第1
番目のデータは顔写真3のシルエットを反映するデータ
であり、第2番目のデータは顔写真3の髪の毛の形を反
映するデータであり、第3番目以降のデータは顔写真3
の造作を反映するデータである。従ってランレングスデ
ータを得ることは、顔特徴量を抽出することと同様の意
味がある。このランレングスデータを得る場合、図7に
示すように顔写真3にエッジ又は枠を設けて境界を明確
にすると、高精度かつ再現性の良いランレングスデータ
が得られる。
【0032】各ラインのランレングスデータの最後にデ
リミターとしてC/Rというデータを付加したものを、
全てのラインについて順番に結合して一連のデータと
し、更にその一連のデータにヘッダーとしてライン数を
付加して得た顔特徴量データを以上説明した演算によっ
て求める(S202)。ここで、前述のようにランレン
グスデータは(a,b)のように表現されるが、aは顔
写真の色の違いまたは白黒を示すデータ値であり、bは
そのデータ値aが連続する画素数である。従って、aと
bの中で顔特徴量データとしてはbが使用される。以
降、特にことわらない限りランレングスデータという場
合はbのデータを指すものとする。
【0033】次に、演算処理装置17に組み込まれたプ
ログラムの一つであるデータ形式変換手段19について
説明する。図8はデータ形式変換手段19のデータ処理
過程の一例を示すフロー図である。まず、顔特徴量抽出
手段18によって演算された顔特徴量データの分割を行
う。ライン数が例えば256本ある場合に例えば連続す
る32本のラインのデータを1組として、32本×8組
のデータに分割する。(S301)。
【0034】次に、所定数nを定めて各ラインの第1番
目から第n番目のランレングスデータのみを対象とし
て、各組ごと各番目ごとに平均値と標準偏差の算出を行
う。例えばn=4とすれば、上記の例では4行8列の平
均値の行列と4行8列の標準偏差の行列が得られること
になる。この平均値の行列をそのまま特徴データとして
用いることもできるが、顔写真3にゴミが付いていて外
乱要因となる、顔写真3の絵柄の性質によって標準偏差
が大きくなり平均値が顔写真3の特徴を反映していない
等の場合があるので、好ましくは更にそれらの悪い影響
を取り除く演算を行う。
【0035】その演算は例えば、各ランレングスデータ
について平均値との差の絶対値を求め、その絶対値と標
準偏差を比較して、その絶対値が標準偏差を越えるよう
なランレングスデータは平均値の計算に含めないように
して、平均値の行列の演算を再度行う。このようにして
求められた平均値の行列は顔写真3の特徴をより反映す
ることとなり特徴データとして用いることができる。以
上説明したようにして、平均値の行列を演算する(S3
02)
【0036】次に、演算処理装置17に組み込まれたプ
ログラムの一つである照合手段20について説明する。
図9は照合手段20のデータ処理過程の一例を示すフロ
ー図である。まず、IDカード1の磁気ストライプ2に
記録されていたデータとICメモリ部6に記録されたデ
ータの両方、または何れか一方のデータから記憶されて
いた特徴データが抽出される。例えばデータの格納番地
によって、あるいは特徴データの始まりと終わりに特定
のデータを付加することによって特徴データが特定され
抽出される。その記憶されていた特徴データと顔写真3
から演算された特徴データ(上記例の場合は平均値の行
列)との間で相関係数が演算される。平均値の行列の全
データについて相関係数を演算することができる。また
平均値の行列の各列ごとに相関係数を演算して、行数分
の相関係数を得ることもできる(S401)。
【0037】ここで相関係数とは、平均値を中心とする
通常の相関係数を用いることができる。また、より簡略
な計算である原点を中心とする相関係数であってもよ
い、平均値の行列の第1列に付いて示すと下記の数2に
よって計算される。
【数2】R = s12/(s1 2 ) ただし R ; 相関係数 s12 = (a1111+a2121+・・・・・・+am1
m1) s1 = root(a11 2 +a21 2 +・・・・・・+
m1 2 ) s2 = root(b11 2 +b21 2 +・・・・・・+
m1 2 ) amn ; 記憶されていた特徴データ bmn ; 顔写真3から演算された特徴データ root(X) ; Xの平方根
【0038】次に、平均値の行列の全データについて相
関係数を演算した場合は、相関係数を所定値と比較し
て、相関係数が所定値以上である場合は照合結果は一致
しているとする。また平均値の行列の各列ごとに相関係
数を演算して、行数分の相関係数を得た場合は、行数分
の所定値を設定する。そして各相関係数と各所定値とを
比較して、相関係数が所定値以上である行数を数え、そ
の行数が所定の行数以上である場合に結果は一致してい
るとする(S402)。
【0039】以上、本発明について実施例を挙げて説明
を行ったが、本発明はこの実施例にのみ限定されるもの
ではなく本発明の主旨、技術思想において各種の変形を
行うことができ、その変形例も本発明に含まれることは
いうまでもない。例えば、カラーテレビカメラに替えて
リニアCCDカメラを使用し、副走査を機械的に行って
顔写真3を撮像することができる。磁気カード、ICカ
ードのリーダ・ライタ装置に、リニアCCDカメラ、小
型TVカメラ等を組み込み、又顔写真を撮像して得た顔
特徴データと、磁気、ICチップ部に記憶された特徴デ
ータとを照合する機能等を、マイクロコンピュータ等の
演算装置に組み込めば、図10に示すようなコンパクト
なIDカードシステムが得られ、店頭などにおける狭い
スペースでも容易にカードの真偽が判定可能となる。
【0040】また、顔写真3の背景に特定の色を使用
し、カメラのレンズにその色のフィルターを装着して背
景の輝度信号が大きくなるようにすることも、逆に補色
のフィルターによって背景の輝度信号が小さくなるよう
にして人物部分と背景部分の区別を行い易くすることが
できる。
【0041】また、顔特徴量抽出手段において2値化を
行う前に、顔写真3の画素のデータに平滑化処理、孤立
点の除去処理等を行って、ノイズを除去したり、顔写真
3の画素のデータに微分オペレータ等による処理を行っ
たデータを加算して輪郭を強調することができる。ま
た、顔写真3の顔特徴量抽出はランレングスデータを演
算することによったが、他の特徴抽出処理、例えば交差
特徴抽出法、射影特徴抽出法、Hough変換、K−L
展開等の方法を用いることができる。
【0042】また、照合手段は相関係数を計算して、所
定値と大小比較を行ったが、相関係数に限らず、記憶さ
れていた特徴データと顔写真3から演算された特徴デー
タの対応するデータの差の2乗の総和の平方根、即ち数
2に替えて下記数3で示される演算であってもよい。た
だしこの場合は所定値以下の場合に照合結果が一致して
いるとする。
【数3】D = root((a11−b112 +(a21
−b212 +・・・・・・+(am1−bm12 ) ただし、 D ; 所定値と大小比較が行われる数値 amn ; 記憶されていた特徴データ bmn ; 顔写真3から演算された特徴データ root(X) ; Xの平方根
【0043】また、特徴データをIDカードに書き込む
前に、特徴データに所定のアルゴリズムでスクランブル
をかけ、読み取り後に、元に戻す等の方々によって、容
易には特徴データを解読できないようにすることで、さ
らに偽造防止機能を高めることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のようであるから本発明のIDカー
ド及びIDカードシステムによれば、単純にIDカード
の顔写真部分を改ざんしても、磁気ストライプ等の記録
内容と特徴データが一致していなければIDカードシス
テムによって偽物と判定され、使用できないため、不正
使用が困難であり、極めてセキュリティ性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のIDカードの構成を示す外観図であ
る。
【図2】図1の電極端子4の裏側にボンディングされて
いるICチップの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のIDカードシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図4】IDカードの発行の過程を示すフロー図であ
る。
【図5】IDカードの照合の過程を示すフロー図であ
る。
【図6】顔特徴量抽出手段18のデータ処理過程の一例
を示すフロー図である。
【図7】ランレングスデータの演算方法の例を説明する
ための説明図である。
【図8】データ形式変換手段19のデータ処理過程の一
例を示すフロー図である。
【図9】照合手段20のデータ処理過程の一例を示すフ
ロー図である。
【図10】顔写真3の撮像装置、照合手段等を組み込ん
だコンパクトな本発明のIDカードシステムの外観図で
ある。
【符号の説明】
1 IDカード 2 磁気ストライプ 3 顔写真 4 電極端子 5 IC制御部 6 ICメモリ部 7 TVカメラ 8 カメラ制御部 9 フレームメモリ 10 影像ディスプレイ 11 磁気ヘッド 12 磁気ヘッド増幅/変換部 13 接触端子 14 カード駆動装置 15 駆動制御部 16 インターフェース 17 演算処理装置 18 顔特徴量抽出手段 19 データ形式変換手段 20 照合手段 21 ディスプレイ 22 キーボード 23 FD装置 24 ネットワークI/F 25 カード挿入口 26 判定表示 27 電源SW
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード所有者の顔を示す顔写真と、その顔
    写真の特徴データを含むID情報が記憶される記憶部
    と、を有することを特徴とするIDカード。
  2. 【請求項2】カード所有者の顔を示す顔写真及びその顔
    写真の特徴データを含むID情報を記憶する記憶部を有
    するIDカードにおいて、前記顔写真を撮像して撮像デ
    ータを得る撮像手段と、前記撮像データから顔特徴量を
    抽出する顔特徴量抽出手段と、前記顔特徴量を前記記憶
    部に記憶される形式に変換して特徴データを得るデータ
    形式変換手段と、前記記憶部に記憶されたデータを読み
    取るデータ読取手段と、前記データ読取手段によって読
    み取られた前記データと前記データ形式変換手段から得
    られた前記特徴データを照合する照合手段と、を有する
    ことを特徴とするIDカードシステム。
  3. 【請求項3】前記記憶部に前記特徴データを記録するデ
    ータ記録手段を有することを特徴とする請求項2記載の
    IDカードシステム。
  4. 【請求項4】前記撮像手段はテレビカメラであって、前
    記IDカードの前記顔写真を撮像して得た前記撮像デー
    タを拡大表示する表示手段を有することを特徴とする請
    求項2、3記載のIDカードシステム。
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