JP2003108935A - 証明用媒体発行装置および本人照合装置 - Google Patents

証明用媒体発行装置および本人照合装置

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JP2003108935A
JP2003108935A JP2001304011A JP2001304011A JP2003108935A JP 2003108935 A JP2003108935 A JP 2003108935A JP 2001304011 A JP2001304011 A JP 2001304011A JP 2001304011 A JP2001304011 A JP 2001304011A JP 2003108935 A JP2003108935 A JP 2003108935A
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Toshio Sato
俊雄 佐藤
Akio Okazaki
彰夫 岡崎
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顔画像の経年変化や読取システムの誤差による
影響により誤った判断をすることを排除して、本人認証
などを行なう証明用媒体に対して変造や改竄が発生した
ときにそれを検出することができる証明用媒体発行装置
を提供する。 【解決手段】人物の顔画像を入力し、この入力された顔
画像を証明用媒体に記録するとともに、上記入力された
顔画像からパターン変動を加味した辞書データを作成
し、この辞書データを2次元コードに変換し、この2次
元コードを証明用媒体に記録する。一方、証明用媒体か
ら表面の画像情報を読取り入力し、この入力された画像
情報から顔画像を抽出し、この抽出された顔画像から特
徴量を抽出するとともに、証明用媒体から2次元コード
を読取り元の辞書データに復元し、この復元した辞書デ
ータと上記抽出された特徴量とを比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、各種ス
ポーツクラブの会員証、自動車の運転免許証や各種ID
カード(カード型や冊子型を含む)など、顔画像付の証
明用媒体を発行する証明用媒体発行装置、および、この
証明用媒体発行装置で発行された証明用媒体を用いて本
人照合を行なう本人照合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、IDカードに顔の特徴を記録
し、偽変造を防止する方法として、特開2001−52
142号公報に、顔画像の特徴を記録し、目視または簡
単な特徴を照合する技術が開示されている。ここでは、
IDカードに記憶されている不可視情報から顔画像を再
生して表示し認証者に提示する方法と、アブストラクト
顔画像を付加情報として、IDカードの顔画像と照合す
る技術が提示されている。
【0003】また、特開平5−233783号公報で
は、IDカードに記憶されている顔データと本人の顔デ
ータとを別々の入力装置を用いて入力し、本人照合を行
なう技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
001−52142号公報に開示されている技術では、
IDカードに印刷されている顔画像に対する経年変化
や、照合システムの読取り精度に起因する誤差の発生に
より誤った判断をする可能性がある。また、このIDカ
ードを用いた自動照合では、IDカードが他人に用いら
れた場合に検出できないという問題を有している。
【0005】また、特開平5−233783号公報に開
示されている方法では、IDカード自体が変造された場
合には照合してしまうという問題を持っている。さら
に、IDカードの顔画像を収集する画像入力装置と、本
人の顔画像を入力する画像収集系が必要となり、装置が
小型化できなかったり、価格が高くなったりするという
問題も有している。
【0006】そこで、本発明は、パターンの変動を加味
した辞書データを用いることで、顔画像の経年変化や読
取システムの誤差などによる影響により誤った判断をす
ることを排除して、本人認証などを行なう証明用媒体に
対して変造や改竄が発生したときにそれを検出すること
ができる証明用媒体発行装置を提供することを目的とす
る。
【0007】また、本発明は、パターンの変動を加味し
た辞書データを用いることで、顔画像の経年変化や読取
システムの誤差などによる影響により誤った判断をする
ことを排除しながら、変造や改竄が発生したときにそれ
を検出することができる証明用媒体を用いて、本人の顔
を比較し、他人によるなりすましを防ぐことができる本
人照合装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の証明用媒体発行
装置は、人物の少なくとも顔画像を入力する第1の画像
入力手段と、この第1の画像入力手段により入力された
顔画像を未発行状態の証明用媒体の表面に記録する画像
記録手段と、前記第1の画像入力手段により入力された
顔画像に対し位置をずらしたり、あるいは明度を変動さ
せることにより複数の画像パターンを発生させる画像変
換手段と、この画像変換手段から出力される複数の画像
データから、それぞれ画像の固有性を示す特徴量を抽出
する第1の特徴量抽出手段と、この第1の特徴量抽出手
段により抽出された複数の特徴量を用いてパターンマッ
チング用の辞書データを作成する辞書作成手段と、この
辞書作成手段により作成された辞書データを機械読取り
可能なデータに変換するデータ変換手段と、このデータ
変換手段から出力される機械読取り可能なデータを前記
証明用媒体に記録するデータ記録手段と、前記証明用媒
体から表面の画像情報を読取り入力する第2の画像入力
手段と、この第2の画像入力手段により入力された画像
情報から前記顔画像を抽出する顔画像抽出手段と、この
顔画像抽出手段により抽出された顔画像から画像の固有
性を示す特徴量を抽出する第2の特徴量抽出手段と、前
記証明用媒体から機械読取り可能なデータを読取り元の
辞書データに復元するデータ読取手段と、このデータ読
取手段から出力される辞書データと前記第2の特徴量抽
出手段から出力される特徴量とを比較するデータ比較手
段とを具備している。
【0009】また、本発明の本人照合装置は、照合対象
者が提示する、前記照合対象者の顔画像、および、その
顔画像からパターン変動を加味して作成された辞書デー
タを変換した機械読取り可能なデータが記録されている
証明用媒体から画像情報を読取り入力する画像入力手段
と、この画像入力手段により入力された画像情報から前
記証明用媒体に記録された顔画像を抽出する顔画像抽出
手段と、この顔画像抽出手段により抽出された顔画像か
ら画像の固有性を示す特徴量を抽出する特徴量抽出手段
と、前記証明用媒体から機械読取り可能なデータを読取
り元の辞書データに復元するデータ読取手段と、このデ
ータ読取手段から出力される辞書データと前記特徴量抽
出手段から出力される特徴量とを比較するデータ比較手
段とを具備している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
【0012】図1は、第1の実施の形態に係る証明用媒
体発行装置の構成を概略的に示すものである。この証明
用媒体発行装置は、第1の画像入力手段としての画像入
力部101、画像切出部102、画像変換手段としての
画像変動発生部103、第1の特徴量抽出手段としての
特徴量抽出部104、辞書作成手段としての辞書作成部
105、データ変換手段としての記録コード発生部10
6、画像記録手段としての画像記録部107、データ記
録手段としてのコード記録部108、第2の画像入力手
段としての画像入力部109、データ読取手段としての
記録コード読取部110、データ比較手段としてのデー
タ比較部111、顔画像抽出手段としての画像切出部1
12、および、第2の特徴量抽出手段としての特徴量抽
出部113から構成されている。
【0013】以下、各部について詳細に説明する。
【0014】画像入力部101は、人物の少なくとも顔
画像を入力するもので、本人の顔画像を直接入力する場
合はビデオカメラなどで構成され、顔写真から顔画像を
入力する場合は写真スキャナなどで構成される。
【0015】画像記録部107は、画像入力部101に
より入力された顔画像を未発行状態の証明用媒体Pの表
面に印刷記録する。
【0016】画像切出部102は、画像入力部101に
より入力された画像データから顔画像の特徴を抽出する
範囲において検出する。これは、画像の端から固定で位
置を決めてもよいし、顔写真を入力に用いる場合は、た
とえば、図2に示すように、顔写真202の端を基準に
処理範囲(読取範囲)203を限定すればよい。なお、
図2において、符号201は顔写真202が貼付された
読取対象物である。
【0017】画像変動発生部103は、画像切出部10
2が出力する画像範囲において、位置を自動的にずらし
たり、画像の明度を変動させることにより複数の画像パ
ターンを出力する。位置の変動については、たとえば、
図3に示すように、画像切出部102で設定される処理
範囲203よりも小さい範囲を特徴抽出の範囲として、
その固定サイズの特徴抽出範囲を符号301,302,
303,304のようにずらして設定する。これら異な
る位置で設定された画像は、後述する特徴量抽出部10
4によって異なる特徴量305,306,307,30
8に変換される。
【0018】特徴量抽出部104は、画像変動発生部1
03から出力される複数の画像パターンに対して、それ
ぞれ画像の固有性を示す特徴量を抽出する。これは、た
とえば、図4に示すような処理手順により実現する。す
なわち、特徴量抽出部104は、画像パターンを一定サ
イズの大きさに正規化し(ステップ401)、その後、
周辺画素との平均化処理(ステップ402)を行なう。
たとえば、正規化処理としては、入力画像を全て横47
画素および縦47画素のサイズに変換し、その画像の画
素それぞれに対して中心から上下左右2画素(5×5)
の範囲で周辺の画素値を平均化する。
【0019】辞書作成部105は、特徴量抽出部104
から出力される複数の特徴量305,306,307,
308を用いて辞書データを作成する。たとえば、複数
の特徴量の平均値を用いてもよいし、周知のK−L展開
により複数の特徴量を圧縮したデータでもかまわない。
【0020】記録コード発生部106は、辞書作成部1
05から出力される辞書データを、バーコードや2次元
コード、もしくは、磁気カードの磁気記録部やICカー
ドのICメモリチップに記録するデータに変換する。本
実施の形態では、2次元コードに変換するものとする。
【0021】コード記録部108は、記録コード発生部
106から出力される2次元コードを証明用媒体Pの表
面に印刷記録する。
【0022】証明用媒体Pは、たとえば、図5に示すよ
うに、画像記録部107で記録される顔画像501と、
コード記録部108で記録される2次元コード502を
保持しているIDカード503である。なお、この証明
用媒体Pは、図6に示すような通帳601であってもよ
い。また、図7および図8に示すように、証明用媒体P
として磁気カード702あるいはICカード802を用
いた場合は、2次元コード502の代わりに、磁気記録
部701もしくはICメモリチップ801にコード情報
を記録させてもよい。
【0023】このような顔画像501と機械読取り容易
なコード情報502が記録された証明用媒体Pは、保持
することで個人を認証するために用いられるが、顔画像
501が張り替えられるなどの変造が施されることがあ
り、本発明ではこの変造を検出し、他人によるなりすま
しを防ぐことができる。
【0024】画像入力部109は、証明用媒体Pの表面
に記録されている顔画像501を光学的に読取り入力す
るもので、スキャナなどが用いられる。
【0025】画像切出部112は、画像入力部109に
より入力された顔画像から対象となる範囲の画像を切り
出す。これは、画像の端から固定で位置を決めてもよい
し、顔写真を入力に用いる場合は、たとえば、図2に示
すように、顔写真202の端を基準に処理範囲203を
限定すればよい。
【0026】特徴量抽出部113は、画像切出部112
から出力される画像パターンに対して、画像の固有性を
示す特徴量を抽出する。これは、たとえば、図4に示す
ような処理手順により実現する。すなわち、特徴量抽出
部113は、画像パターンを一定サイズの大きさに正規
化し(ステップ401)、その後、周辺画素との平均化
処理(ステップ402)を行なう。たとえば、正規化処
理としては、入力画像を全て横47画素および縦47画
素のサイズに変換し、その画像の画素それぞれに対して
中心から上下左右2画素(5×5)の範囲で周辺の画素
値を平均化する。
【0027】記録コード読取部110は、証明用媒体P
の表面に記録されている2次元コード502を光学的に
読取り、この読取った2次元コード502を辞書作成部
105が出力した辞書データに復元する。
【0028】データ比較部111は、特徴量抽出部11
3から出力される顔画像の読取り画像から抽出した特徴
量と、記録コード読取部110から出力される辞書デー
タとを比較する。この比較の結果、両者が一定閾値より
も低い類似度であれば、証明用媒体Pに記録されている
顔画像501あるいは2次元コード502が変造されて
いる可能性があるので、たとえば、警報を発する。
【0029】図9は、第1の実施の形態に係る証明用媒
体発行装置の変形例を示すものである。この証明用媒体
発行装置は、図1における画像入力部101と画像切出
部102の代わりに、画像生成部901が画像記録部1
07と画像変動発生部103に顔画像を与えるものであ
る。これは、電子スチールカメラなどにより、あらかじ
め顔画像がデジタル画像として収集されている場合に有
効であり、図1による構成となんら効果は変わらない。
【0030】以上説明したように第1の実施の形態によ
れば、パターンの変動を加味した辞書データを用いるこ
とで、顔写真の経年変化や、読取システムの誤差などに
よる影響により誤った判断をすることを排除して、ID
カードなどの本人認証を行なう証明用媒体に対して変造
や改竄が発生したときに、それを検出することができ
る。
【0031】次に、第2の実施の形態について説明す
る。
【0032】図10は、第2の実施の形態に係る証明用
媒体発行装置の構成を概略的に示すものである。この証
明用媒体発行装置は、画像入力部101、画像切出部1
02、画像変動発生部103、特徴量抽出部104、辞
書作成部105、記録コード発生部106、画像記録部
107、コード記録部108、画像入力部109、記録
コード読取部110、データ比較部111、画像切出部
112、特徴量抽出部113、辞書データ記憶手段とし
ての辞書データ記憶部1001,1003、および、識
別情報発生手段としてのID番号発生部1002から構
成されている。
【0033】なお、図10の構成は、図1の構成に対し
辞書データ記憶部1001,1003、および、ID番
号発生部1002が追加された点が異なり、その他の構
成要素は図1と同一であるので、以下、異なる部分につ
いてだけ説明する。
【0034】ID番号発生部1002は、IDカードが
発行されるごとに固有のID番号(識別情報)を発生す
る。
【0035】辞書データ記憶部1001は、辞書作成部
105から出力される辞書データを、ID番号発生部1
002から出力されるID番号と対応させて記憶するも
ので、たとえば、図11に示すような構造でデータを記
憶している。
【0036】記録コード発生部106は、ID番号発生
部1002から出力されるID番号を、たとえば2次元
コード502に変換し、コード記録部108が証明用媒
体Pの表面に記録する。このように、本実施の形態で
は、証明用媒体PにはID番号のみを記録し、辞書デー
タを記録しないので、記録する情報を少なくすることが
できる。また、証明用媒体Pに辞書データを記録しない
ので、データ漏洩による偽造が発生しにくくなる。
【0037】記録コード読取部110は、証明用媒体P
の表面に記録されている2次元コード502を読取り、
この読取った2次元コード502をID番号発生部10
02が出力したID番号に復元する。
【0038】辞書データ記憶部1003は、辞書データ
記憶部1001に記憶されているデータと同様なデータ
を保持しており、記録コード読取部110から出力され
るID番号に対応した辞書データを出力する。
【0039】データ比較部111は、特徴量抽出部11
3から出力される顔画像の読取り画像から抽出した特徴
量と、辞書データ記憶部1003から出力される辞書デ
ータとを比較する。この比較結果、両者が一定閾値より
も低い類似度であれば、証明用媒体Pに記録されている
顔画像501あるいは2次元コード502が変造されて
いる可能性があるので、たとえば、警報を発する。
【0040】図12は、第2の実施の形態に係る証明用
媒体発行装置の変形例を示すものである。この証明用媒
体発行装置は、図10における画像入力部101と画像
切出部102の代わりに、画像生成部901が画像記録
部107と画像変動発生部103に顔画像を与えるもの
である。これは、電子スチールカメラなどにより、あら
かじめ顔画像がデジタル画像として収集されている場合
に有効であり、図10による構成となんら効果は変わら
ない。
【0041】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、パターンの変動を加味した辞書データを用いる
ことで、顔写真の経年変化や、読取システムの誤差など
による影響により誤った判断をすることを排除して、I
Dカードなどの本人認証を行なう証明用媒体に対して変
造や改竄が発生したときに、それを検出することがで
き、かつ、証明用媒体に記録するコードの情報量を少な
くしたり、内容を外部に漏らすことを防ぐことができ
る。
【0042】次に、第3の実施の形態について説明す
る。
【0043】図13は、第3の実施の形態に係る本人照
合装置の構成を概略的に示すものである。この本人照合
装置は、第1の実施の形態の証明用媒体発行装置で発行
された認証用媒体Pを用いて、本人と認証用媒体Pとを
対応付ける本人照合を行なうもので、画像入力手段とし
ての画像入力部1301、データ読取手段としてのコー
ド読取部1302、顔画像抽出手段としての顔検出部1
303、特徴量抽出手段としての特徴量抽出部130
4、データ比較手段としてのデータ比較部1305、お
よび、ドア制御部1306から構成されている。
【0044】以下、各部について詳細に説明する。
【0045】画像入力部1301は、たとえば、訪問先
の入口において、訪問者(照合対象者)が認証用媒体P
をかざすことで、その認証用媒体P表面の画像情報を光
学的に読取り入力するとともに、その後、訪問者の顔画
像も撮像して入力するもので、たとえば、ビデオカメラ
を主体に構成されていて、図14に示すように、横方向
に512画素、縦方向に512画素のデジタル濃淡画像
データとして出力する。
【0046】コード読取部1302は、画像入力部13
01により入力された画像データから、認証用媒体P上
の機械読取り可能な2次元コード502を読取り、この
読取った2次元コード502を辞書作成部105が出力
した辞書データに復元する。
【0047】顔検出部1303は、画像入力部1301
により入力された訪問者の顔画像から対象となる範囲の
画像を検出する。
【0048】特徴量抽出部1304、顔検出部1303
から出力される画像データから、顔パターンを検出して
切り出す。この処理は、たとえば、図15に示すフロー
チャートのような処理手順で実行される。以下、図15
の処理手順について説明する。
【0049】まず、サイズsやy,x座標などの初期化
を行なう(ステップ1501〜1503)。次に、あら
かじめ用意されたサイズの異なる複数の標準顔パターン
gs(i,j)を用いて、入力画像f(x,y)内の局
所領域との相関Ms(x,y)を、座標(x,y)をず
らしながら下記数1にしたがって計算する(ステップ1
504)。ここで、サイズの異なる標準顔パターンgs
(i,j)は、決められたサイズであらかじめ収集した
顔パターンを平均するなどして作成される。
【0050】
【数1】 次に、求めた相関Ms(x,y)が一定の閾値THR以
上であれば(ステップ1505)、顔パターンを検出し
たものとして、その結果を出力する(ステップ150
6)。この画像探索を、図16に模式的に示すように、
標準顔パターンgs(i,j)のサイズsを変更しなが
ら実施する。図15のステップ1507〜1512がそ
の処理である。
【0051】これにより、サイズsの画像パターンに対
して、一定の画像サイズに正規化した顔パターンh
(x,y)が出力される。この顔パターンh(x,y)
が辞書データと比較される。
【0052】なお、図16において、符号1601,1
603,1605は入力画像全体を示し、符号160
2,1604,1606は標準顔パターンgs(i,
j)を示している。
【0053】データ比較部1305は、特徴量抽出部1
304で抽出された特徴量と、コード読取部1302が
出力する辞書データとを比較し、同一人物であるか否か
を判定する。この処理は、たとえば、図17に示すフロ
ーチャートのような処理手順で実行される。以下、図1
7の処理手順について説明する。
【0054】まず、入力された画像データに対して、検
出された顔画像の範囲に対して、あらかじめ定められた
縦および横画素の画像に大きさを正規化する(ステップ
1701)。次に、カテゴリcの初期設定を行なった後
(ステップ1702)、コード読取部1302が出力す
る辞書データrc(i,j)と、正規化した顔パターン
h(x,y)との類似度Simc(x,y)を、下記数
2のように相関を求めることで計算する(ステップ17
03)。これを全てのカテゴリcに対して行なうことに
より、最大の類似度Simc(x,y)を答えとして出
力する(ステップ1704〜1708)。
【0055】
【数2】 データ比較部1305は、得られた最大の類似度Sim
c(x,y)があらかじめ設定される一定閾値以上であ
れば、同一人物であるものと判断して、「ドア開」の情
報をドア制御部1306に出力する。ドア制御部130
6は、データ比較部1305から「ドア開」の通知を受
けることにより、ドア1307のロックを解除し、通行
が可能な状態とする。
【0056】図18は、第3の実施の形態に係る本人照
合装置の変形例を示すものである。この証明用媒体発行
装置は、図13の構成に対し辞書データ記憶部1701
が追加されたものである。これにより、第2の実施の形
態の証明用媒体発行装置で発行された認証用媒体Pに対
しても、読取ったID番号を用いて、辞書データ記憶部
1701から辞書データを読出し、本人の顔画像と比較
することができる。したがって、図13による構成とな
んら効果は変わらない。
【0057】以上説明したように、第3の実施の形態に
よれば、パターンの変動を加味した辞書データを用いる
ことで、顔写真の経年変化や、読取システムの誤差によ
る影響により誤った判断をすることを排除しながら、変
造や改竄が発生したときにそれを検出することができる
証明用媒体を用いて、本人の顔を比較し、他人によるな
りすましを防ぐことができる。また、1つの画像入力部
を用いて、証明用媒体に記録されている2次元コードと
本人の顔画像とを捕らえることができる。
【0058】次に、第4の実施の形態について説明す
る。
【0059】図19は、第4の実施の形態に係る本人照
合装置の構成を概略的に示すものである。この本人照合
装置は、第2の実施の形態の証明用媒体発行装置で発行
された認証用媒体Pを用いて、本人と認証用媒体Pとを
対応付ける本人照合を行なうもので、画像入力部130
1、コード読取部1302、顔パターン抽出手段として
の顔検出部1303、第1の特徴量抽出手段としての特
徴量抽出部1304、データ比較部1305、ドア制御
部1306、顔画像抽出手段としての顔写真検出部18
02、第2の特徴量抽出手段としての特徴量抽出部18
03、データ比較手段としてのデータ比較部1804、
および、判定手段としての判定部1801から構成され
ている。
【0060】なお、図19の構成は、図13の構成に対
し顔写真検出部1802、特徴量抽出部1803、デー
タ比較部1804、および、判定部1801が追加され
た点が異なり、その他の構成要素は図13と同一である
ので、以下、異なる部分についてだけ説明する。
【0061】顔写真検出部1802は、画像入力部13
01により入力された画像データから、認証用媒体P上
の顔画像501を検出して切り出す。これは、画像の端
から固定で位置を決めてもよいし、図2に示すように、
顔写真202の端を基準に処理範囲203を限定すれば
よい。
【0062】特徴量抽出部1803は、顔写真検出部1
802から出力される画像パターンに対して、画像の固
有性を示す特徴を抽出する。これは、たとえば、図4に
示すような処理手順により実現する。すなわち、特徴量
抽出部1803は、画像パターンを一定サイズの大きさ
に正規化し(ステップ401)、その後、周辺画素との
平均化処理(ステップ402)を行なう。たとえば、正
規化処理としては、入力画像を全て横47画素および縦
47画素のサイズに変換し、その画像の画素それぞれに
対して中心から上下左右2画素(5×5)の範囲で周辺
の画素値を平均化する。
【0063】データ比較部1803は、特徴量抽出部1
802から出力される顔画像の読取り画像から抽出した
特徴量と、コード読取部1302から出力される辞書デ
ータとを比較する。この比較の結果、両者が一定閾値よ
りも低い類似度であれば、認証用媒体Pに記録されてい
る顔画像501が変造されている可能性があるので、判
定部1801に「ドア閉」の情報を送る。
【0064】判定部1801は、データ比較部180
4,1305から、それぞれ「ドア開」の情報が得られ
たときだけ、認証用媒体Pに変造がなく、かつ、同一人
物であるものと判断して、最終的な「ドア開」の情報を
ドア制御部1306に出力する。
【0065】図20は、第4の実施の形態に係る本人照
合装置の変形例を示すものである。この証明用媒体発行
装置は、図19の構成に対し辞書データ記憶部1901
が追加されたものである。これにより、第2の実施の形
態の証明用媒体発行装置で発行された認証用媒体Pに対
しても、読取ったID番号を用いて、辞書データ記憶部
1901から辞書データを読出し、本人の顔画像と比較
することができる。したがって、図19による構成とな
んら効果は変わらない。
【0066】以上説明したように、第4の実施の形態に
よれば、パターンの変動を加味した辞書データを用いる
ことで、顔写真の経年変化や、読取システムの誤差によ
る影響により誤った判断をすることを排除しながら、変
造や改竄が発生したときにそれを検出することができる
証明用媒体を用いて、本人の顔を比較し、他人によるな
りすましを防ぐことができ、かつ、証明用媒体の偽造も
同時に検出することができる。また、1つの画像入力部
を用いて、証明用媒体に記録されている2次元コードお
よび顔画像と本人の顔画像とを捕らえることができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、パ
ターンの変動を加味した辞書データを用いることで、顔
画像の経年変化や読取システムの誤差などによる影響に
より誤った判断をすることを排除して、本人認証などを
行なう証明用媒体に対して変造や改竄が発生したときに
それを検出することができる証明用媒体発行装置を提供
できる。
【0068】また、本発明によれば、パターンの変動を
加味した辞書データを用いることで、顔画像の経年変化
や読取システムの誤差などによる影響により誤った判断
をすることを排除しながら、変造や改竄が発生したとき
にそれを検出することができる証明用媒体を用いて、本
人の顔を比較し、他人によるなりすましを防ぐことがで
きる本人照合装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る証明用媒体発行装置の
構成を概略的に示すブロック図。
【図2】画像切出部を説明する図。
【図3】画像変動発生部を説明する図。
【図4】特徴量抽出部が実行する処理手順を示すフロー
チャート。
【図5】証明用媒体としてのIDカードを示す平面図。
【図6】証明用媒体としての通帳を示す平面図。
【図7】証明用媒体の他の例を示す平面図。
【図8】証明用媒体の他の例を示す平面図。
【図9】第1の実施の形態に係る証明用媒体発行装置の
変形例を概略的に示すブロック図。
【図10】第2の実施の形態に係る証明用媒体発行装置
の構成を概略的に示すブロック図。
【図11】辞書データ記憶部のデータ記憶構造を示す
図。
【図12】第2の実施の形態に係る証明用媒体発行装置
の変形例を概略的に示すブロック図。
【図13】第3の実施の形態に係る本人照合装置の構成
を概略的に示すブロック図。
【図14】画像入力部が出力する画像データの形態の一
例を示す図。
【図15】特徴量抽出部が実行する処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図16】特徴量抽出部が行なう顔パターン検索を説明
する図。
【図17】データ比較部が実行する処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図18】第3の実施の形態に係る本人照合装置の変形
例を概略的に示すブロック図。
【図19】第4の実施の形態に係る本人照合装置の構成
を概略的に示すブロック図。
【図20】第4の実施の形態に係る本人照合装置の変形
例を概略的に示すブロック図。
【符号の説明】
P…証明用媒体、101…画像入力部(第1の画像入力
手段)、102…画像切出部、103…画像変動発生部
(画像変換手段)、104…特徴量抽出部(第1の特徴
量抽出手段)、105…辞書作成部(辞書作成手段)、
106…記録コード発生部(データ変換手段)、107
…画像記録部(画像記録手段)、108…コード記録部
(データ記録手段)、109…画像入力部(第2の画像
入力手段)、110…記録コード読取部(データ読取手
段)、111…データ比較部(データ比較手段)、11
2…画像切出部(顔画像抽出手段)、113…特徴量抽
出部(第2の特徴量抽出手段)、501…顔画像、50
2…2次元コード、901…画像生成部(画像入力手
段)、1001,1003…辞書データ記憶部(辞書デ
ータ記憶手段)、1002…ID番号発生部(識別情報
発生手段)、1301…画像入力部(画像入力手段)、
1302…コード読取部(データ読取手段)、1303
…顔検出部(顔画像抽出手段)、1304…特徴量抽出
部(特徴量抽出手段)、1305…データ比較部(デー
タ比較手段)、1306…ドア制御部、1307…ド
ア、1701…辞書データ記憶部、1801…判定部、
1802…顔写真検出部(顔画像抽出手段)、1803
…特徴量抽出部(第2の特徴量抽出手段)、1804…
データ比較部(データ比較手段)、1901…辞書デー
タ記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HA03 HB01 HB03 JA01 JB02 LB34 MA40 MB01 MB10 SA06 SA14 5B035 AA11 AA14 AA15 BB02 BB09 BB11 BC01 CA31 5B043 AA09 BA04 DA02 EA13 EA15 FA04 GA04 5B058 CA01 CA31 KA11 KA38 YA20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人物の少なくとも顔画像を入力する第1
    の画像入力手段と、 この第1の画像入力手段により入力された顔画像を未発
    行状態の証明用媒体の表面に記録する画像記録手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された顔画像に対し
    位置をずらしたり、あるいは明度を変動させることによ
    り複数の画像パターンを発生させる画像変換手段と、 この画像変換手段から出力される複数の画像データか
    ら、それぞれ画像の固有性を示す特徴量を抽出する第1
    の特徴量抽出手段と、 この第1の特徴量抽出手段により抽出された複数の特徴
    量を用いてパターンマッチング用の辞書データを作成す
    る辞書作成手段と、 この辞書作成手段により作成された辞書データを機械読
    取り可能なデータに変換するデータ変換手段と、 このデータ変換手段から出力される機械読取り可能なデ
    ータを前記証明用媒体に記録するデータ記録手段と、 前記証明用媒体から表面の画像情報を読取り入力する第
    2の画像入力手段と、 この第2の画像入力手段により入力された画像情報から
    前記顔画像を抽出する顔画像抽出手段と、 この顔画像抽出手段により抽出された顔画像から画像の
    固有性を示す特徴量を抽出する第2の特徴量抽出手段
    と、 前記証明用媒体から機械読取り可能なデータを読取り元
    の辞書データに復元するデータ読取手段と、 このデータ読取手段から出力される辞書データと前記第
    2の特徴量抽出手段から出力される特徴量とを比較する
    データ比較手段と、 を具備したことを特徴とする証明用媒体発行装置。
  2. 【請求項2】 人物の少なくとも顔画像を入力する第1
    の画像入力手段と、 この第1の画像入力手段により入力された顔画像を未発
    行状態の証明用媒体の表面に記録する画像記録手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された顔画像に対し
    位置をずらしたり、あるいは明度を変動させることによ
    り複数の画像パターンを発生させる画像変換手段と、 この画像変換手段から出力される複数の画像データか
    ら、それぞれ画像の固有性を示す特徴量を抽出する第1
    の特徴量抽出手段と、 この第1の特徴量抽出手段により抽出された複数の特徴
    量を用いてパターンマッチング用の辞書データを作成す
    る辞書作成手段と、 1サンプルごとに固有の識別情報を発生する識別情報発
    生手段と、 この識別情報発生手段から出力される固有の識別情報お
    よび前記辞書作成手段により作成された辞書データとを
    対応させて記憶する辞書データ記憶手段と、 前記識別情報発生手段から出力される固有の識別情報を
    前記証明用媒体に記録するデータ記録手段と、 前記証明用媒体から表面の画像情報を読取り入力する第
    2の画像入力手段と、 この第2の画像入力手段により入力された画像情報から
    前記顔画像を抽出する顔画像抽出手段と、 この顔画像抽出手段により抽出された顔画像から画像の
    固有性を示す特徴量を抽出する第2の特徴量抽出手段
    と、 前記証明用媒体から固有の識別情報を読取るデータ読取
    手段と、 このデータ読取手段により読取られた識別情報に対応す
    る辞書データを前記辞書データ記憶手段から読出し、こ
    の読出した辞書データと前記第2の特徴量抽出手段から
    出力される特徴量とを比較するデータ比較手段と、 を具備したことを特徴とする証明用媒体発行装置。
  3. 【請求項3】 前記データ記録手段は、前記識別情報発
    生手段から出力される固有の識別情報を機械読取り可能
    なデータに変換した後、前記証明用媒体の表面に記録す
    ることを特徴とする請求項2記載の証明用媒体発行装
    置。
  4. 【請求項4】 前記機械読取り可能なデータとは2次元
    コードあるいはバーコードであり、前記データ記録手段
    は、この2次元コードあるいはバーコードを前記証明用
    媒体の表面に印刷記録することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3記載の証明用媒体発行装置。
  5. 【請求項5】 前記証明用媒体はICメモリチップを内
    蔵したICカードであり、前記機械読取り可能なデータ
    とは前記ICメモリチップに記録するデータであること
    を特徴とする請求項1または請求項3記載の証明用媒体
    発行装置。
  6. 【請求項6】 前記証明用媒体は磁気記録部を備えた磁
    気カードであり、前記機械読取り可能なデータとは前記
    磁気記録部に記録するデータであることを特徴とする請
    求項1または請求項3記載の証明用媒体発行装置。
  7. 【請求項7】 照合対象者が提示する、前記照合対象者
    の顔画像、および、その顔画像からパターン変動を加味
    して作成された辞書データを変換した機械読取り可能な
    データが記録されている証明用媒体から画像情報を読取
    り入力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像情報から前記証
    明用媒体に記録された顔画像を抽出する顔画像抽出手段
    と、 この顔画像抽出手段により抽出された顔画像から画像の
    固有性を示す特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、 前記証明用媒体から機械読取り可能なデータを読取り元
    の辞書データに復元するデータ読取手段と、 このデータ読取手段から出力される辞書データと前記特
    徴量抽出手段から出力される特徴量とを比較するデータ
    比較手段と、 を具備したことを特徴とする本人照合装置。
  8. 【請求項8】 照合対象者の少なくとも顔画像を入力す
    る第1の画像入力手段と、 この第1の画像入力手段により入力された顔画像から前
    記照合対象者の顔パターンを抽出する顔パターン抽出手
    段と、 この顔パターン抽出手段により抽出された顔パターンか
    ら前記照合対象者の顔の特徴量を抽出する第1の特徴量
    抽出手段と、 照合対象者が提示する、前記照合対象者の顔画像、およ
    び、その顔画像からパターン変動を加味して作成された
    辞書データを変換した機械読取り可能なデータが記録さ
    れている証明用媒体から画像情報を読取り入力する第2
    の画像入力手段と、 この第2の画像入力手段により入力された画像情報から
    前記証明用媒体に記録された顔画像を抽出する顔画像抽
    出手段と、 この顔画像抽出手段により抽出された顔画像から画像の
    固有性を示す特徴量を抽出する第2の特徴量抽出手段
    と、 前記証明用媒体から機械読取り可能なデータを読取り元
    の辞書データに復元するデータ読取手段と、 前記第1の特徴量抽出手段から出力される特徴量と、前
    記第2の特徴量抽出手段から出力される特徴量と、前記
    データ読取手段から出力される辞書データとを比較する
    データ比較手段と、 を具備したことを特徴とする本人照合装置。
  9. 【請求項9】 前記機械読取り可能なデータは、前記照
    合対象者の顔画像に対し位置をずらしたり、あるいは明
    度を変動させることにより複数の画像パターンを発生さ
    せ、この複数の画像パターンから、それぞれ画像の固有
    性を示す特徴量を抽出し、この複数の特徴量を用いてパ
    ターンマッチング用の辞書データを作成し、この辞書デ
    ータを機械読取り可能なデータに変換したものであるこ
    とを特徴とする請求項7または請求項8記載の本人照合
    装置。
  10. 【請求項10】 前記機械読取り可能なデータとは2次
    元コードあるいはバーコードであり、この2次元コード
    あるいはバーコードが前記証明用媒体の表面に印刷記録
    されていることを特徴とする請求項7または請求項8記
    載の本人照合装置。
  11. 【請求項11】 前記証明用媒体はICメモリチップを
    内蔵したICカードであり、前記機械読取り可能なデー
    タとは前記ICメモリチップに記録されたデータである
    ことを特徴とする請求項7または請求項8記載の本人照
    合装置。
  12. 【請求項12】 前記証明用媒体は磁気記録部を備えた
    磁気カードであり、前記機械読取り可能なデータとは前
    記磁気記録部に記録されたデータであることを特徴とす
    る請求項7または請求項8記載の本人照合装置。
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