JPH07249051A - データ収集装置 - Google Patents

データ収集装置

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Publication number
JPH07249051A
JPH07249051A JP3738694A JP3738694A JPH07249051A JP H07249051 A JPH07249051 A JP H07249051A JP 3738694 A JP3738694 A JP 3738694A JP 3738694 A JP3738694 A JP 3738694A JP H07249051 A JPH07249051 A JP H07249051A
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JP
Japan
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data
measurement
mode
display
physical quantity
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Pending
Application number
JP3738694A
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English (en)
Inventor
Mamoru Oguri
守 小栗
Toshimi Kitano
利美 北野
Yukihiko Murase
幸彦 村瀬
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】物理量を自動的に測定することができるととも
に、他の測定器で測定されたデータを操作入力すること
ができ、更には、測定データを表示及びコンピュータ等
に転送することを目的とする。 【構成】設定モードにおいて測定される物理量の種類を
設定し、入力モードにおいてある物理量の測定データを
操作入力するキーボード7を設けた。自動測定モードに
おいて物理量をプローブ5を介して検出し、その検出さ
れた物理量を電気信号に変換するA/Dコンバータ23
a〜23eを設けた。表示モードにおいて測定データを
表示するディスプレイ8を設けた。転送モードにおいて
測定データを外部機器に転送する出力インターフェース
24を設けた。RAM26に記憶された測定データの読
出し制御、表示制御、転送制御を行うCPU21を設け
た。設定モード、自動測定モード、操作入力モード、表
示モード、転送モードのいずれかをキーボード7で選択
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ収集装置に係り、
詳しくは、複数の種類の物理量を測定又は入力によって
蓄積し、後にそれらのデータを表示したり、コンピュー
タ等に伝達することが可能な携帯用データ収集装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数の種類の物理量を測定しな
がら行われる実験作業においては、物理量を測定した
後、測定データをデータシートに記録するようにしてい
る。そして、記録データに基づいて、表やグラフを作成
することにより実験データを検討するようにしている。
しかしながら、上記した物理量の測定に関連する作業
は、実験作業の内のかなりの割合を占めるため、実験作
業の効率化を図る上での障害となり、実験作業の進捗遅
れをもたらす原因ともなっていた。そこで、実験作業の
中で重要な位置を示す測定データの処理作業の効率化を
図るための種々の提案がなされている。
【0003】例えば、測定器において、複数の種類の物
理量を自動的に測定し、その測定データを蓄積し、蓄積
された測定データを表示及びコンピュータ等に転送する
機能等を備えたものがある。この場合、測定データの処
理作業はコンピュータ等によって行われることになる。
【0004】又、携帯用の端末機として、テンキー、フ
ァンクションキー等を用いて、測定データの数値及び単
位を手動操作にて入力して蓄積し、蓄積された測定デー
タを表示及び同様にコンピュータ等に転送することがで
きるデータ入力器がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の測定
器においては、物理量の種類が多いことから特定の物理
量を測定できないことがある。このため、測定できなか
った物理量は、一般の測定器を用いて測定されることに
なり、結局、その測定データを人が読み取ってデータシ
ートに記録した後、コンピュータ等に操作入力する必要
があり、その記録作業及び入力(転記)作業に手間がか
かるという問題点がある。すなわち、コンピュータ等は
測定器と離れた位置にあることが多く、測定した後、測
定データをリアルタイムで入力することができず、一度
データシートに記録しなければならなかった。
【0006】又、後者の入力器においては、測定した全
ての物理量を操作入力するため、データシートに測定デ
ータを記録する手間は省けるものの、測定頻度の高いあ
る物理量について測定データ数が多い場合、そのデータ
の入力作業に手間がかかるという問題点がある。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は物理量を自動的に測定す
ることができるとともに、他の測定器で測定されたデー
タを操作入力することができ、更には、測定データを表
示及びコンピュータ等に転送することができるデータ収
集装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、測定される物理量の種類
を設定する設定手段と、前記設定手段によって設定され
た物理量の種類に基づいて、物理量をプローブを介して
検出し、その検出された物理量を電気信号に変換して自
動的に測定する測定手段と、ある物理量の測定データを
手動操作によって入力する操作入力手段と、前記測定手
段によって物理量を自動的に測定するための自動測定モ
ードと、前記操作入力手段によって測定データを操作入
力するための操作入力モードとを選択する選択手段と、
前記選択手段によって自動測定モードに選択されたとき
に、前記測定手段によって測定された物理量のデータを
記憶する第1の記憶手段と、前記選択手段によって操作
入力モードに選択されたときに、前記操作入力によって
操作入力された測定データを記憶する第2の記憶手段
と、前記第1及び第2の記憶手段に記憶された測定デー
タを表示する表示手段と、前記第1及び第2の記憶手段
に記憶された測定データを読み出す読出し手段と、前記
読出し手段によって読み出された測定データを前記表示
手段に表示制御する表示制御手段と、前記第1及び第2
の記憶手段に記憶された測定データを外部機器に転送す
る転送手段と、前記読出し手段によって読み出された測
定データを外部機器に転送すべく、前記転送手段を制御
する転送制御手段とを備えた。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記設定手段は
測定される複数の物理量の種類を設定し、測定手段は前
記設定手段によって設定された物理量の種類に基づい
て、複数の物理量をプローブを介して同時に検出し、操
作入力手段はある物理量の測定データの数値及び単位を
手動操作によって入力し、前記表示制御手段は前記読出
し手段によって読み出された測定データの数値及び単位
を表示手段に表示制御するとともに、測定データの数値
をグラフ化して表示手段に表示制御することを要旨とす
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記操作入力手
段は自動測定モード及び操作入力モードにおいて、物理
量の測定に関係する測定条件等のデータを手動操作にて
入力するようにしたことを要旨とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、設定手段によ
って測定する物理量の種類が設定される。選択手段によ
って自動測定モードに設定されると、測定手段は設定手
段によって設定された物理量の種類に基づいて、物理量
をプローブを介して検出し、その検出された物理量を電
気信号に変換して自動的に測定が行われる。測定された
物理量のデータは第1の記憶手段に記憶される。従っ
て、物理量を自動的に測定することが可能となる。
【0012】又、選択手段によって操作入力モードに設
定されると、操作入力手段によってある物理量の測定デ
ータが手動操作によって入力される。操作入力された測
定データは第2の記憶手段に記憶される。従って、他の
測定器で測定されたデータを操作入力することが可能と
なる。
【0013】第1及び第2の記憶手段に記憶された測定
データが、読出し手段によって読み出されると、表示制
御手段は読み出された測定データを表示手段に表示制御
する。転送制御手段は転送手段を転送制御して、読出し
手段によって読み出された測定データを外部機器に転送
する。従って、測定データの表示及びコンピュータ等の
外部機器への転送が可能となる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、設定手段
によって測定される複数の物理量の種類が設定され、自
動測定モードにおいて測定手段は設定手段によって設定
された物理量の種類に基づいて、複数の物理量をプロー
ブを介して同時に検出する。従って、同時に複数の物理
量の測定が可能となる。又、操作入力手段によってある
物理量の測定データの数値及び単位が手動操作によって
入力される。従って、単位の操作入力が可能となる。
【0015】表示制御手段によって測定データの数値及
び単位が表示手段に表示制御されるとともに、測定デー
タの数値がグラフ化して表示手段に表示制御される。従
って、グラフ等を用いることにより、測定値の傾向やば
らつき等の確認が可能となる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、自動測定
モード及び操作入力モードにおいて、操作入力手段によ
って物理量の測定に関係する測定条件等のデータが手動
操作にて入力される。従って、測定手段によって物理量
を自動的に測定するときや、操作入力手段によって測定
データを操作入力するときに、物理量の測定に関係する
測定条件等のコメントデータの入力が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図7に従って説明する。図2(a)に示すように、デー
タ収集装置1は片手で把持することが可能な大きさで、
長方形の面を有する直方体形状のケース2を備えてい
る。ケース2の前部(図2(a)の奥側を前部とし、手
前側を後部とする)端面には、図2(b)に示すよう
に、プローブ接続用の5つのチャンネルを有するコネク
タ3が設けられている。このコネクタ3には、図2
(a)に示すように、一端に10箇所のコネクタピン4
を有する棒状のプローブ5が接続可能となっている。プ
ローブ5の先端には電圧測定、電流測定及び抵抗測定用
の各一組のクリップ5a〜5cと、温度及び湿度測定用
のバー5d,5eとがコード6を介して着脱可能に取付
けられており、5つの測定チャンネルを有している。そ
して、常時、プローブ5はコネクタピン4がコネクタ3
に接続された状態でケース2に取り付けられている。
【0018】ケース2の上面にはキーボード7及び表示
手段としての液晶ディスプレイ(以下、単にディスプレ
イという)8が配設されている。ケース2の後部端面に
は、図示しないコンピュータとの接続用コネクタ9が設
けられているとともに、電源入力端子10が設けられて
いる。本実施例では接続用コネクタ9はデータ収集装置
1によって収集されたデータを転送するときに用いら
れ、ケーブルC(RS−232C又はGPIB規格対
応)を介して図示しないコンピュータ等と接続されるよ
うになっている。又、ケース2内には充電可能な電池
(破線にて図示)11が内蔵されている。又、電源入力
端子10には図示しない電源(例えば、直流10V)を
接続して電池11を充電することができるようになって
いる。
【0019】次に、キーボード7の詳細について説明す
る。キーボード7は図3に示すように、操作入力手段及
び設定手段としての英数字キー12及び各種記号キー1
3、MENU(メニュー)キー14及び選択手段として
のMODE(モード)キー15を備えている。又、キー
ボード7は設定手段としてのCH(チャンネル)キー1
6、CL(クリア)キー17、SHIFT(シフト)キ
ー18、GF(グラフ)キー19及びENTER(エン
ター)キー20を備えている。
【0020】英数字キー12及び記号キー13は、一般
の測定器を用いて測定された測定データの数値及び単位
や、測定条件等のコメントを操作入力(以下、単に入力
という)したり、各種機能を実行するときに使用され
る。本実施例では記号キー13は、「,(カンマ)」、
「.(ピリオド)」、「°(度)」、「π(ぱい)」と
なっている。
【0021】MENUキー14はディスプレイ8に「設
定モード」、「自動測定モード」、「データ入力モー
ド」、「転送モード」、「データ表示モード」からなる
メニュー画面を表示するときに使用される。MODEキ
ー15はディスプレイ8に表示されたメニュー画面から
特定のモードを選択するときに使用され、この選択には
英数字キー12の「1」〜「5」キーが使用される。
【0022】英数字キー12の「F」キーは、設定モー
ドを選択した場合において、測定する物理量の種類(本
実施例では電圧、電流、抵抗、温度、湿度である)を設
定するときに使用される。この選択には電圧に対応した
英数字キー12の「A」キー、電流に対応した「B」キ
ー、抵抗に対応した「C」キー、温度に対応した「D」
キー、湿度に対応した「E」キーが使用される。
【0023】CHキー16は設定モードにおいて、前記
プローブ5の5つのチャンネルを選択するときに使用さ
れる。この選択にはクリップ5aに対応した英数字キー
12の「1」キー、クリップ5bに対応した「2」キ
ー、クリップ5cに対応した「3」キー、バー5dに対
応した「4」キー、バー5eに対応した「5」キーが使
用される。又、CHキー16はデータ表示モードにおい
て、表示するチャンネルを選択するときにも使用され
る。
【0024】英数字キー12の「G」キーは設定モード
において、測定数値の範囲を設定するときに使用され、
この設定には英数字キー12の「1」〜「0」キーや記
号キ13が使用される。英数字キー12の「H」キーは
設定モードにおいて、測定する時間間隔を設定するとき
に使用され、この設定には英数字キー12の「1」〜
「0」キーが使用される。
【0025】英数字キー12の「I」キーは自動測定モ
ード及びデータ入力モードにおいて、測定条件等のコメ
ントを入力するときに使用され、この入力には英数字キ
ー12が使用される。CLキー17はデータ入力モード
において、入力したデータを消去したり、各種機能を解
除するときに使用される。
【0026】SHIFTキー18はデータ入力モードに
おいて、「A」〜「Z」キーのアルファベットを小文字
で入力するときに使用される。英数字キー12の
「K」,「L」,「P」,「Q」キーはデータ入力モー
ド及びデータ表示モードにおいて、ディスプレイ8に表
示されたデータと対応する図示しないカーソルを移動さ
せるときに使用される。
【0027】GFキー19はデータ表示モードにおい
て、データをグラフ化するときに使用される。ENTE
Rキー20は設定モードにおいて設定を終了するとき
や、自動測定モードにおいて測定を開始又は終了すると
きに使用される。又、ENTERキー20はデータ入力
モードにおいて、一つのデータの入力を完了させるとき
に使用される。更に、ENTERキー20は転送モード
において、転送を開始するときに使用され、データ表示
モードにおいて、表示チャンネルの選択や、グラフ化す
るときに使用される。
【0028】次に、データ収集装置1の電気的構成につ
いて図1の電気ブロック図に従って説明する。図1に示
すように、データ収集装置1はプローブ5、キーボード
7、ディスプレイ8、読出し手段、表示制御手段及び転
送制御手段としてのCPU(中央処理装置)21、入力
インターフェース22、測定手段としてのA/Dコンバ
ータ23a〜23e、転送手段としての出力インターフ
ェース24を備えている。
【0029】CPU21は読出専用のメモリ(ROM)
25を備えている。ROM25にはデータ収集装置1の
各種モードに対応したデータ制御プログラム、データ表
示制御プログラム、データ転送制御プログラム等各種制
御プログラムや、モードメニュー文字、自動測定する物
理量の文字及び単位等の固定データが記憶されている。
又、CPU21は読出し及び書き込み可能な第1及び第
2の記憶手段としてのメモリ(RAM)26を備えてい
る。RAM26はプローブ5によって検出された各種物
理量の測定データをキーボード7にて入力されたコメン
トとともに記憶する記憶領域と、キーボード7にて入力
された測定データやコメントを記憶する記憶領域とを備
えている。又、RAM26はCPU21によって演算さ
れたデータを記憶する記憶領域を備えている。
【0030】CPU21は入力インターフェース22を
介してキーボード7及び5つのA/Dコンバータ23a
〜23eと接続されている。A/Dコンバータ23a〜
23cにはプローブ5のクリップ5a〜5cがそれぞれ
接続されており、A/Dコンバータ23d,23eには
プローブ5のクリップ5d,5eがそれぞれ接続されて
いる。
【0031】キーボード7は前記各種キー12〜20が
押下されたときに、そのキー12〜20に対応したデジ
タル信号を入力インターフェース22に出力する。A/
Dコンバータ23a〜23eは、プローブ5のクリップ
5a〜5c及びクリップ5d,5eにて検出された各種
物理量に応じた電圧を入力し、その電圧を所定のビット
数のデジタル信号に変換して、入力インターフェース2
2に出力する。そして、入力インターフェース22は入
力された各信号を選択的にCPU21に出力する。従っ
て、本実施例では同時に5つの物理量を測定することが
できるようになっている。
【0032】CPU21はディスプレイ8及び出力イン
ターフェース24と接続されており、前記固定データを
ROM25から読み出したり、測定データをRAM26
から読み出して、図4に示すようにフォーマットFとと
もにディスプレイ8に表示制御する(データは図示して
いない)。このフォーマットFの形式は、データ入力モ
ードにおいて、データ入力用のフォーマットの形式と同
じである。
【0033】又、CPU21はRAM26に記憶された
測定データを読み出して、図5に示すように、ディスプ
レイ8に測定データの数値のグラフG1 を表示制御す
る。グラフG1 は測定回数毎に測定データの平均値をプ
ロットしたものである。又、CPU21は自動測定モー
ドにおいて図6に示すように、ディスプレイ8に設けら
れたデータ部8aに測定データの数値等を表示制御する
とともに、グラフ部8bにグラフG2 を表示制御する。
データ部8aにおいて測定データは、最下段の「NO
W」と表示された欄に最新のデータが表示された後、デ
ータ部8aに表示されたカウント表示に基づいて、1秒
おきに上段へ表示され、次の測定データが最下段に順次
表示される。従って、見掛け上データは下段から上段へ
移動するように見える。又、グラフ部8bにおいてグラ
フG2 はデータ部8aに表示された最新のデータが縦軸
(V軸)側に表示され、そのデータは1秒おきに横軸
(t軸)方向へ移動して、次の測定データが縦軸側に順
次表示される。従って、見掛け上グラフG2 は波形がデ
ィスプレイ8の右から左へ移動するように見える。又、
CPU21はグラフ表示するときに、複数の測定データ
の最小値と最大値とを確認し、その範囲がディスプレイ
8の上下サイズを越えないように調整するようになって
いる。更に、自動測定モードにおいてディスプレイ8に
表示させるチャンネルは、英数字キー12の「1」〜
「5」の押下によっていずれかに選択できるようになっ
ている。
【0034】出力インターフェース24はデータ転送時
において、CPU21から出力された測定データを入力
し、ケーブルCを介して図示しないコンピュータ等に順
次出力する。
【0035】そして、CPU21は設定モードにおい
て、キーボード7の英数字キー12等の操作によって設
定された測定する物理量の種類、プローブ5のチャンネ
ル(本実施例では1〜5)、測定範囲、及び測定間隔を
RAM26に記憶制御する。CPU21は設定された測
定範囲で測定されたデータの値に基づいて、その値の桁
数を調整するようになっている。例えば、電圧の測定範
囲を0Vから10Vに設定して、測定値が0.001V
であった場合、ディスプレイ8に表示される値は1mV
となる。
【0036】CPU21は自動測定モードにおいて、R
AM26に記憶された設定データに基づいて制御プログ
ラムを実行し、プローブ5及びA/Dコンバータ23a
〜23eを介して入力された物理量の測定データをRA
M26に記憶させる。
【0037】CPU21はデータ入力モードにおいて、
キーボード7の英数字キー12等にて入力された測定デ
ータを制御プログラムに基づいて、RAM26に記憶制
御したり、ディスプレイ8に表示制御する。
【0038】又、CPU21は転送モードにおいて、キ
ーボード7の英数字キー12等にて設定された転送範囲
の測定データを制御プログラムに基づいて、出力インタ
ーフェース24、ケーブルCを介してコンピュータ等に
転送する。
【0039】更に、CPU21はデータ表示モードにお
いて、RAM26に記憶された測定データを制御プログ
ラムに基づいて、数値等を表形式あるいはグラフ化して
ディスプレイ8に表示制御する。
【0040】次に、上記のように構成されたデータ収集
装置1の作用を図7,図8のフローチャートに従って説
明する。なお、最初に物理量を自動測定するための設定
フローについて説明する。
【0041】ステップ(以下、ステップをSという)1
において、キーボード7のMENUキー14が押下され
ると、S2において、CPU21はROM25に記憶さ
れたモードメニューデータを読み出してディスプレイ8
に表示する。このとき、表示されるモードメニューは
「設定モード」、「自動測定モード」、「データ入力モ
ード」、「転送モード」、「データ表示モード」であ
る。S3において、CPU21は表示されたメニュー画
面に基づいて、MODEキー15、英数字キー12の
「1」キーが順次押下されて設定モードが選択されたか
否かを判断する。CPU21は設定モードが選択された
ものと判断するとそのモードに設定する。
【0042】続いて、S4において、英数字キー12の
「F」キーが押下され、例えば英数字キー12の「A」
キーが押下されると、CPU21は測定する物理量の種
類が「電圧」であるものと判断し、ROM25から文字
データ「電圧」を読み出して、RAM26に記憶させ
る。すなわち、本実施例においては英数字キー12の
「F」キーによって測定種類設定手段が構成されてい
る。
【0043】次に、S5において、CHキー16が押下
され、続いて、例えば、英数字キー12の「1」キーが
押下されると、CPU21は電圧の測定をプローブ5の
チャンネル「1」で行うものと判断し、測定種類「電
圧」とチャンネル「1」とを対応させてRAM26に記
憶させる。すなわち、本実施例においてはCHキー16
によってチャンネル設定手段が構成されている。
【0044】次に、S6において、英数字キー12の
「G」キーが押下された後、記号キー13の「,」を挟
んで英数字キー12にて測定範囲が入力されると、CP
U21は電圧に対応した測定範囲をRAM26に記憶さ
せる。すなわち、本実施例においては英数字キー12の
「G」キーによって測定範囲設定手段が構成されてい
る。
【0045】次に、S7において、英数字キー12の
「H」キーが押下された後、英数字キー12にて測定間
隔として時間単位が入力されると、CPU21は電圧に
対応した測定間隔をRAM26に記憶させる。すなわ
ち、本実施例においては英数字キー12の「H」キーに
よって測定間隔設定手段が構成されている。
【0046】S8において、CPU21はENTERキ
ー20が押下されたか否かを判断し、ENTERキー2
0が押下されていない場合には、別の設定があるものと
判断する。そして、S4〜S7において前記したフロー
が繰り返されて、例えば、英数字キー12の「B」キー
〜「E」キー、英数字キー12の「2」〜「5」キー等
が使用されて「電流」の測定をチャンネル「2」、「抵
抗」の測定をチャンネル「3」、「温度」の測定をチャ
ンネル「4」、「温度」の測定をチャンネル「5」で行
うように設定される。又、それぞれの測定範囲及び測定
間隔が設定される。そして、S8において、ENTER
キー20が押下されると、CPU21は全ての設定が終
了したものと判断してS2に移行して、ディスプレイ8
に再びモードメニュー画面を表示させる。
【0047】次に、自動測定を行う場合について説明す
る。S3において、設定モードが選択されず、S11に
おいて、CPU21は英数字キー12の「2」キーが押
下されると、自動測定モードが選択されたものと判断
し、そのモードを設定する。次に、S12において、C
PU21はRAM26に物理量の種類、チャンネル等の
設定データが記憶されているか否かを判断する。記憶さ
れている場合には、設定がすでになされたものとしてS
13に移行する。なお、CPU21は設定データが記憶
されていないと判断した場合には、自動測定のための設
定を行うために、S4に移行する。
【0048】S13において、英数字キー12の「I」
キーが押下され、英数字キー12が操作されて測定条件
等のコメントが入力される。又、測定前にはクリップ5
a〜5cが例えば図示しない回路基板の所定位置にセッ
トされ、バー5a,5bが所定位置にセットされる。そ
して、S14において、ENTERキー20が押下され
ると、CPU21はそのコメントをRAM26の所定の
記憶領域に記憶させて、S15においてCPU21は自
動測定を開始する。測定が開始されるとCPU21は各
A/Dコンバータ23a〜23e、入力インターフェー
ス22を介して出力された各チャンネルの測定データを
入力し、設定された測定間隔に基づいて各物理量の種類
と対応させてRAM26に記憶させる。又、CPU21
はRAM26に記憶された測定データの数値等を図6に
示すように、ディスプレイ8のデータ部8aに表示制御
するとともに、グラフ部8bにグラフG2 を表示制御す
る。続いて、S16において、ENTERキー20が押
下されると、CPU21は測定を終了するものと判断し
て、測定を中止し、S2に移行する。
【0049】次に、測定データを入力する場合について
説明する。S11において、自動測定モードが選択され
ず、S21において、CPU21は英数字キー12の
「3」キーが押下されると、データ入力モードが選択さ
れたものと判断し、CPU21はディスプレイ8に測定
データ入力用のフォーマットFをROM25から読み出
して表示させる。
【0050】続いて、S22において、英数字キー12
の「F」キーが押下された後、例えば英数字キー12、
SHIFTキー18が操作されて単位が「mV」と入力
されると、CPU21はその入力文字を測定単位として
RAM26に記憶させるとともに、ディスプレイ8に表
示させる。
【0051】次に、S23において、CPU21は再
び、英数字キー12の「F」キーが押下されて、別の物
理量の単位の追加があるか否かを判断する。「F」キー
が押下されず単位の追加がなく、S24において、英数
字キー12にて測定値が入力されると、CPU21は入
力データを前記単位「mV」と対応させてRAM26に
記憶させるとともに、ディスプレイ8に表示させる。
【0052】S23において、英数字キー12の「F」
キーが押下された場合、CPU21は別の物理量の単位
の追加があるものと判断して、S25に移行する。S2
5において、英数字キー12にて単位が例えば、「m
A」と入力され、ENTERキー20が押下されると、
CPU21はその入力文字をRAM26に追加して記憶
させるとともに、ディスプレイ8に追加して表示させ
る。すなわち、本実施例においては英数字キー12の
「F」キーによって単位追加操作入力手段が構成されて
いる。そして、S24において、2つの単位「mV」と
「mA」に対応した測定データが英数字キー12にてそ
れぞれ入力される。
【0053】続いて、S26において、CPU21は英
数字キー12の「I」キーが押下されて、測定条件等の
コメントの入力があるか否かを判断する。「I」キーが
押下されずコメントの入力がなく、更にS27におい
て、ENTERキー20が押下されなかった場合には、
CPU21は次の測定データの入力を引き続き行うもの
と判断する。
【0054】S26において、英数字キー12の「I」
キーが押下されると、CPU21はコメントの入力があ
るものと判断して、S28に移行する、S28におい
て、英数字キー12にてコメントが入力され、ENTE
Rキー20が押下されると、CPU21はそのコメント
をRAM26に記憶させるとともに、ディスプレイ8に
表示させる。そして、S28において、ENTERキー
20が押下された場合、CPU21は測定データの入力
が終了したものと判断し、S2に移行する。
【0055】次に、測定データを転送する場合について
説明する。S21において、データ入力モードを選択せ
ず、S31において、CPU21は英数字キー12の
「4」キーが押下されると、転送モードが選択されたも
のと判断し、そのモードに設定する。同時にCPU21
はRAM26に記憶された各種(自動測定及び入力)測
定データをフォーマットFとともにディスプレイ8に表
示させる。
【0056】S32において、ディスプレイ8に表示さ
れた測定データに基づいて、英数字キー12にて測定デ
ータの範囲が設定されると、CPU21はその設定範囲
の測定データを転送するものと判断する。英数字キー1
2による測定データの範囲の設定は、ディスプレイ8に
表示された転送する測定データの最初と最後にカーソル
を英数字キー12の「K」,「L」キーによって移動さ
せて、それぞれの位置でENTERキー20を押下する
ことにより行われる。
【0057】次に、S33において、データ収集装置1
が図示しないコンピュータ等と接続された状態で、再び
ENTERキー20が押下されると、CPU21は設定
範囲の測定データの転送を出力インターフェース24、
ケーブルCを介して開始する。
【0058】そして、S34において、CPU21は全
ての測定データの転送が終了したと判断すると、S2に
移行する。次に、測定データを表示する場合について説
明する。
【0059】S31において、転送モードが選択され
ず、S41において、CPU21は英数字キー12の
「5」キーが押下されてデータ表示モードが選択された
ものと判断するとそのモードに設定する。
【0060】続いて、S42において、CPU21はR
AM26に記憶された各種(自動測定及び入力)測定デ
ータをフォーマットFとともにディスプレイ8に表示さ
せる。
【0061】次に、S43において、CPU21はGF
キー19が押下されるとグラフ表示を行うものと判断し
て、S44に移行する。S44において、英数字キー1
2にてグラフ表示する物理量の種類が選択されると、S
45において、CPU21はその選択された種類に対応
する測定データをRAM26から読み出して、図5に示
すように、ディスプレイ8にグラフG1 を表示する。英
数字キー12による種類の選択は、ディスプレイ8に表
示された単位の位置にカーソルを英数字キー12の
「K」,「L」,「P」,「Q」キーによって移動させ
て、ENTERキー20を押下することによって行われ
る。
【0062】そして、S46において、ENTERキー
20が押下されると、CPU21はディスプレイ8のグ
ラフ表示を中止し、S2に移行する。なお、S43にお
いて、GFキー19が押下されず、S46において、E
NTERキー20が押下されると、CPU21はディス
プレイ8のデータ表示を中止して、S2に移行する。
【0063】上記したように本実施例のデータ収集装置
1においては、「設定モード」、「自動測定モード」、
「データ入力モード」、「転送モード」「データ表示モ
ード」を設定し、MODEキー15の操作によって特定
のモードを選択できるようにした。
【0064】設定モードにおいては測定する物理量の種
類、測定範囲、測定間隔を各種キー12〜20の操作に
よりれの設定条件を関連させて設定するようにした。
又、自動測定モードにおいては、前記設定に基づいて、
物理量をプローブ5を介して検出し、検出された物理量
をA/Dコンバータ23a〜23eにて電気信号に変換
して入力インターフェース22を介してCPU21に出
力するようにした。従って、物理量を自動的に、かつ所
定の範囲で、所定の時間毎に確実に測定することができ
る。
【0065】又、CHキー16の操作によって5つの測
定チャンネルを設定し、各チャンネルの物理量をプロー
ブ5によって測定するとともに、入力インターフェース
22を介して測定データを選択的にCPU21に出力す
るようにしたことにより、5つの物理量を同時に測定す
ることができる。この結果、測定頻度の高い物理量を自
動的に測定するようにすれば、測定データを入力する手
間を省くことができる。
【0066】データ入力モードにおいて物理データを数
値及び単位にて入力する英数字キー12及び記号キー1
3を設けたことにより、他の測定器で測定されたデータ
を複数の単位とともに入力することができる。
【0067】更には、転送モードにおいて出力インター
フェース24、ケーブルCを設けたことにより、外部コ
ンピュータと接続して、CPU21の制御に基づいてR
AM26に記憶された測定データを転送することができ
る。このため、コンピュータ等に測定データを手作業で
入力する必要がなく、入力(転記)作業の手間を省くこ
とができる。この結果、測定データの処理作業の効率化
を図り、その時間を短縮することができる。
【0068】データ表示モードにおいて、ディスプレイ
8を設けるとともに、RAM26に記憶された測定デー
タの数値及び単位をCPU21によって表示制御するよ
うにしたことにより、測定データを数値及び単位にて表
示することができる。又、CPU21の制御プログラム
によって測定データを表形式あるいはグラフ化して表示
することができる。特に、自動測定モードにおいて測定
データの数値及びグラフを1秒おきに変化するようにし
たことにより、測定データの傾向が視覚的にリアルタイ
ムで分かる。この結果、グラフ等を用いれば測定時に試
料の特性の傾向や測定値のばらつきを確認して、直ちに
測定の良否を判断することができる。又、ディスプレイ
8に表示された測定データに基づいて、過去の同様な測
定データとの比較や、初期測定からのデータ変化の検討
を直ちに行うことができる。
【0069】さらに、自動測定モード及びデータ入力モ
ードにおいて、英数字キー12にて測定データだけでな
く、測定条件等のコメントを入力することができるた
め、後に測定データの検討や報告書を作成するときに有
用となる。
【0070】又、データ収集装置1のケース2は片手で
把持できる大きさであるため、携帯用に便利で、他の測
定器を用いて測定されたデータを記録するときに、すぐ
その場で入力することができる。このため、データシー
トに記録する手間を省くことができるとともに、実験
室、屋外及び車上等での使用が可能となる。
【0071】なお、本発明は次のように具体化すること
もできる。 (1)測定データ等を転送する転送手段を出力インター
フェース24、ケーブルCの代わりに、データ収集装置
1の側に発光素子、コンピュータ側に受光素子を設けて
構成して、光通信によってデータを転送するようにして
もよい。又、測定データ等を記憶するメモリディスクあ
るいはICメモリカードをデータ収集装置1に装着脱可
能に設け、転送の際に測定データが記憶されたメモリデ
ィスクあるいはICメモリカードをデータ収集装置1か
ら脱着して、コンピュータに装着するようにしてもよ
い。このようにすれば、データ転送が簡単になる。
【0072】(2)ディスプレイ8を押圧操作によって
画面が変わるタッチパネル形式としてもよい。キーボー
ド7のキーの一部をディスプレイ8に設けることができ
る。 (3)ディスプレイ8に表示されるメニューを自動測定
モードと操作入力モードのみとしてもよい。
【0073】(4)キーボード7の各キー12〜20の
種類を、データ収集装置1に設けられる機能に応じて任
意に変更してもよい。又、物理量の測定データの単位
(例えば、オーム(Ω))や、単位の入力の際に用いる
記号(例えば、/(スラッシュ))を記号キー13に追
加したりしてもよい。
【0074】(5)データ収集装置1にて測定する物理
量の種類を任意に変更してもよい。物理量の種類として
は、基本的な物理量(例えば、長さ、質量等)、空間・
時間に関連する物理量(例えば、角度、速さ等)、力学
に関連する物理量(例えば、力、応力等)、熱に関連す
る物理量(例えば、熱量、比熱容量等)、電気・磁気に
関連する物理量(例えば、電気量、静電容量、磁束密
度、インダクタンス等)、光・放射・放射線関連する物
理量(例えば、輝度、照度、放射量等)、その他(濃
度、音圧レベル等)の物理量がある。
【0075】本発明でいう物理量を以下のように定義す
る。 物理量:物理学における一定の理論体系の下で次元が確
定し、定められた単位の倍数として表すことができる量
をいう。
【0076】上記実施例から把握される請求項に記載し
た以外の技術思想について、その効果とともに以下に記
載する。 (1)請求項1乃至3に記載のデータ収集装置におい
て、測定手段は測定種類設定手段と、チャンネル設定手
段と、測定範囲設定手段と、測定間隔設定手段とを備え
ているデータ収集装置。このように構成すれば、複数の
物理量を所定の範囲で、所定の時間毎に確実に測定する
ことができる。
【0077】(2)請求項1乃至3に記載のデータ収集
装置において、操作入力手段は測定データの単位を追加
して操作入力する単位追加操作入力手段を備えているデ
ータ収集装置。このように構成すれば、複数の単位を追
加して入力することができる。
【0078】(3)請求項1乃至3に記載のデータ収集
装置において、選択手段は設定モード、自動測定モー
ド、操作入力モード、データ転送モード及びデータ表示
モードのいずれかを選択するようにしたデータ収集装
置。このように構成すれば、各モードを的確に設定する
ことができる。
【0079】(4)請求項1乃至3に記載のデータ収集
装置において、ケースは片手で把持できる大きさに形成
されているデータ収集装置。このように構成すれば、携
帯用に便利である。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、物理量を自動的に測定することができると
ともに、他の測定器で測定されたデータを操作入力する
ことができ、更には、測定データを表示及びコンピュー
タ等の外部機器に転送することができる。
【0081】請求項2に記載の発明によれば、自動測定
するときに同時に複数の物理量を測定することができる
とともに、操作入力するときに物理量の測定データの数
値及び単位を手動操作によって入力することができる。
更に、表示制御手段によって測定データを数値及び単位
等にて表示手段に表示制御するとともに、数値をグラフ
化して表示手段に表示制御するようにしたことにより、
グラフを見て測定値の傾向やばらつき等を確認すること
ができる。
【0082】請求項3に記載の発明によれば、測定デー
タだけでなく、物理量の測定に関係する測定条件等のデ
ータを入力することができ、後の測定データを検討する
ときに有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例のデータ収集装置の電気
的構成を示すブロック図である。
【図2】同じく、データ収集装置を示し、(a)はデー
タ収集装置を示す概略斜視図であり、(b)はそのコネ
クタを示す概略側面図である。
【図3】データ収集装置のキーボードを示す概略拡大正
面図である。
【図4】測定データが表示されたディスプレイを示す一
部概略正面図である。
【図5】グラフが表示されたディスプレイを示す一部概
略正面図である。
【図6】自動測定時にグラフ及び数値が表示されたディ
スプレイを示す一部概略正面図である。
【図7】データ収集装置の作用を示すフローチャート図
である。
【図8】データ収集装置の作用を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
1…データ収集装置、5…プローブ、7…キーボード、
8…表示手段としてのディスプレイ、12…操作入力手
段及び設定手段としての英数字キー、13…操作入力手
段としての記号キー、15…選択手段としてのMODE
キー、16…設定手段としてのCHキー、21…読出し
手段、表示制御手段及び転送制御手段としてのCPU
(中央処理装置)、23a〜23e…測定手段としての
A/Dコンバータ、24…転送手段としての出力インタ
ーフェース、26…第1及び第2の記憶手段としてのR
AM。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定される物理量の種類を設定する設定
    手段と、 前記設定手段によって設定された物理量の種類に基づい
    て、物理量をプローブを介して検出し、その検出された
    物理量を電気信号に変換して自動的に測定する測定手段
    と、 ある物理量の測定データを手動操作によって入力する操
    作入力手段と、 前記測定手段によって物理量を自動的に測定するための
    自動測定モードと、前記操作入力手段によって測定デー
    タを操作入力するための操作入力モードとを選択する選
    択手段と、 前記選択手段によって自動測定モードに選択されたとき
    に、前記測定手段によって測定された物理量のデータを
    記憶する第1の記憶手段と、 前記選択手段によって操作入力モードに選択されたとき
    に、前記操作入力によって操作入力された測定データを
    記憶する第2の記憶手段と、 前記第1及び第2の記憶手段に記憶された測定データを
    表示する表示手段と、 前記第1及び第2の記憶手段に記憶された測定データを
    読み出す読出し手段と、 前記読出し手段によって読み出された測定データを前記
    表示手段に表示制御する表示制御手段と、 前記第1及び第2の記憶手段に記憶された測定データを
    外部機器に転送する転送手段と、 前記読出し手段によって読み出された測定データを外部
    機器に転送すべく、前記転送手段を制御する転送制御手
    段とを備えたことを特徴とするデータ収集装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は測定される複数の物理量
    の種類を設定し、測定手段は前記設定手段によって設定
    された物理量の種類に基づいて、複数の物理量をプロー
    ブを介して同時に検出し、操作入力手段はある物理量の
    測定データの数値及び単位を手動操作によって入力し、
    前記表示制御手段は前記読出し手段によって読み出され
    た測定データの数値及び単位を表示手段に表示制御する
    とともに、測定データの数値をグラフ化して表示手段に
    表示制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ
    収集装置。
  3. 【請求項3】 前記操作入力手段は自動測定モード及び
    操作入力モードにおいて、物理量の測定に関係する測定
    条件等のデータを手動操作にて入力するようにしたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のデータ収集装置。
JP3738694A 1994-03-08 1994-03-08 データ収集装置 Pending JPH07249051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5301010B1 (ja) * 2012-05-18 2013-09-25 リオン株式会社 計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5301010B1 (ja) * 2012-05-18 2013-09-25 リオン株式会社 計測装置

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