JPH07248727A - 海図情報処理装置、及び、海図情報処理方法 - Google Patents

海図情報処理装置、及び、海図情報処理方法

Info

Publication number
JPH07248727A
JPH07248727A JP4246194A JP4246194A JPH07248727A JP H07248727 A JPH07248727 A JP H07248727A JP 4246194 A JP4246194 A JP 4246194A JP 4246194 A JP4246194 A JP 4246194A JP H07248727 A JPH07248727 A JP H07248727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water depth
data
information processing
nautical chart
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4246194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hioki
敏昭 日置
Takeo Toyama
建夫 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4246194A priority Critical patent/JPH07248727A/ja
Publication of JPH07248727A publication Critical patent/JPH07248727A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 潮流及び海の水深は、潮の干満により変化す
る。本発明は、位置(海域)毎及び日時毎に異なる水深を
自動補正する海図情報処理装置を提供するものである。
また、本発明は、位置(海域)毎及び日時毎に異なる潮流
を表示する海図情報処理装置を提供するものである。 【構成】 本発明の特徴は、海域毎の水深補正用データ
(潮汐データ,潮汐定数データ等)から水位補正値を求め
て、海図データから求めた水深値を補正する。また、本
発明の他の特徴は、あるエリアの海図データを表示する
場合に、海域の潮流を重畳表示することである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地図情報の一種である
海図情報を処理する海図情報処理装置、及び、海図情報
処理方法に関する。特に、座礁予防装置に用いて有効な
海図情報処理装置、及び、海図情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、座礁の危険を予め報知して、
座礁を予防する座礁予防警報装置及び座礁予防航行装置
が、提案されている。これらの座礁予防装置は、基本的
には、海図データの水深値を参考に座礁の危険性を予知
する。
【0003】さらに、特開昭57-55412号公報(G05D1/10)
の座礁予防航行装置では、この装置の利便性を高めるた
めに、船の船速データ及び方位データから、この船の将
来の航路位置を求め、この将来の位置をも含めて、座礁
の危険性を判定している。また、特開平5-174299号公報
(G08G3/00)の座礁予防警報装置では、この装置の利便性
を高めるために、船速データと喫水データをも参考にし
て、座礁の危険性を判定している。
【0004】このように海図データを処理する装置にお
いて、水深値は、重要である。そして、海の水深は、潮
の干満により、変化する。尚、水深という観点ではな
く、潮の干満により漁場での漁獲量が左右されるので、
この潮の干満状況を報知する装置が、従来から提案され
ている。この例を紹介する。
【0005】潮の干満時刻を求めるGPS受信装置が特開
平5-2064号公報(G01S5/14)に於て、提案されている。
又、位置(海域)毎の所定時刻に於ける干満状態を計算で
求めたり、逆にこの位置(海域)での所望の潮潮現象の日
時(例えば、大潮の時)を計算で求めたりする電子潮汐計
が、特開昭62-54356号公報(G06F15/02)に開示されてい
る。
【0006】又、所定エリアの海図と、所定位置(海域)
での潮候データ及び潮流データとを、切換表示する魚群
探知装置が、特再平3-817456号公報(G01S7/62)に開示さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水深
値の補正を自動化することである。本発明の他の目的
は、潮流方向を分かり易く報知することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の海図情報処理装
置は、海図データから求めた所定位置の水深値を、この
位置の水深補正用データにより補正する制御部(24)を備
えることを特徴とする。また、本発明の海図情報処理装
置は、所定位置を含むエリアの海図データを表示する場
合に、潮流データを基に所定日時の潮流方向を求め、こ
の潮流方向を海図に重畳表示することを特徴とする。
【0009】つまり、本発明の海図情報処理装置は、水
深値を含む海図データを記憶した海図データ記憶手段(1
6)と、各海域の潮候データを記憶した潮候データ記憶手
段(18)と、日時と位置とを設定する設定手段(10,14)
と、前記海図データから前記位置に対応する水深値を求
めると共に、この水深値を前記日時及び前記位置に対応
する前記潮候データにより補正する補正手段(24)とを備
えることを特徴とする。
【0010】また、本発明の海図情報処理装置は、水深
値を含む海図データを記憶した海図データ記憶手段(16)
と、各海域の水深補正用データを記憶した水深補正用デ
ータ記憶手段(18,26)と、日時と位置とを設定する設定
手段(10,14)と、この位置に対応する水深値を前記海図
データ記憶手段(16)から読み出すと共に、前記位置に対
応する前記水深補正用データを前記水深補正用データ記
憶手段(18,26)から読み出し、この読み出した水深補正
用データと少なくとも前記日時から、水位補正値を算出
して、この水位補正値により前記水深値を補正する補正
手段(24)とを備えることを特徴とする。
【0011】また、本発明の海図情報処理装置は、水深
値を含む海図データと、少なくても位置に応じた水深補
正用データとを、記憶したデータ記憶手段(20)と、少な
くても位置を設定する設定手段(10,14)と、この位置に
対応する海図データの水深値と前記位置に対応する前記
水深補正用データとを前記データ記憶手段(20)から読み
出し、この水深値を前記水深補正用データにより補正す
る補正手段(24)とを備えることを特徴とする。
【0012】また、この設定手段(10,14)は、日時も設
定でき、且つ、前記補正手段(24)は、この設定された日
時における水深値を補正出力することを特徴とする。ま
た、本発明の海図情報処理装置は、前記設定手段(10)
は、現在の日時と船の現在位置とを設定する測位手段(1
0)であることを特徴とする。また、本発明の海図情報処
理装置は、前記水深補正用データとは、各海域の潮汐デ
ータであることを特徴とする。
【0013】また、本発明の海図情報処理装置は、前記
水深補正用データとは、各海域の潮汐定数データである
ことを特徴とする。また、本発明の海図情報処理装置
は、前記設定手段(14)は、日時と位置を設定入力する入
力手段(14)であることを特徴とする。また、本発明の海
図情報処理装置は、前記設定手段(10,14)は、現在の日
時を出力する時計手段(12)と、位置を設定入力する入力
手段(14)とから成ることを特徴とする。
【0014】また、本発明の海図情報処理装置は、前記
設定手段(10,14)は、日時を設定入力する入力手段(14)
と、船の現在位置を測定する測位手段(10)とから成るこ
とを特徴とする。本発明の海図情報処理方法は、設定手
段(10,14)により少なくても位置を特定し、この位置の
水深値及びこの位置の水深補正用データとをデータ記憶
手段(20)から読み出し、補正手段(24)により、この水深
値を前記水深補正用データにより補正することを特徴と
する。
【0015】また、本発明の海図情報処理方法は、設定
手段(10,14)により少なくても位置を特定し、この位置
の水深値及びこの位置の水深補正用データとをデータ記
憶手段(20)から読み出し、補正手段(24)により、この水
深値を前記水深補正用データにより補正し、この補正し
た水深値を参考に座礁危険度を判定することを特徴とす
る。
【0016】また、本発明の海図情報処理方法は、設定
手段(10,14)により少なくても位置を特定し、この位置
を含む海図エリアの水深値及びこの海図エリアの水深補
正用データとをデータ記憶手段(20)から読み出し、補正
手段(24)により、この水深値を前記水深補正用データに
より補正し、この補正した水深値を参考にこの海図エリ
アの座礁危険度を判定することを特徴とする。
【0017】また、本発明の海図情報処理方法は、上記
に報知手段(22)を追加して、前記判定した座礁危険度を
報知することを特徴とする。また、本発明の海図情報処
理方法は、上記の海図情報処理方法に追加して、停泊時
に、時間経過によって水深が変化して、座礁する危険が
あるか否かを判定し、この判定結果を報知することを特
徴とする。
【0018】また、本発明の海図情報処理方法は、上記
の海図情報処理方法に追加して座礁する危険がある場合
のみ、前記判定結果を報知することを特徴とする。ま
た、本発明の海図情報処理方法は、上記の海図情報処理
方法に追加して、停泊時に、時間経過によって水深が変
化して、座礁する日時を検出し、この検出された時間情
報を報知することを特徴とする。
【0019】また、本発明の海図情報処理装置は、水深
値を含む海図データと、少なくても各海域の水深補正用
データとを、記憶したデータ記憶手段(20)と、少なくて
も位置を設定する設定手段(10,14)と、この位置に対応
する海図データとこの位置に対応する前記水深補正用デ
ータとを前記データ記憶手段(20)から読み出し、この海
図データの水深値を前記水深補正用データにより補正す
る補正手段(24)と、前記海図データに基づく海図を表示
する表示手段(22)と、を備えることを特徴とする。
【0020】また、本発明の海図情報処理装置は、前記
表示手段(22)は、水深値に応じて表示色を変えることを
特徴とする。また、本発明の海図情報処理装置は、前記
表示手段(22)は、自船の位置を表示することを特徴とす
る。また、本発明の海図情報処理装置は、海図データと
各海域の潮流データとを記憶したデータ記憶手段(20)
と、位置と日時を設定する設定手段(10,14)と、この位
置に対応する前記潮流データを基に前記日時における潮
流方向を導出する制御手段(24)と、前記位置に対応する
エリアの海図データに基づく海図を表示するとともに、
この表示された海図に重畳して前記潮流方向を表示する
表示手段(22)と、を備えることを特徴とする。
【0021】また、本発明の海図情報処理装置は、水深
値を含む海図データと、少なくても各海域の水深補正用
データとを、記憶したデータ記憶手段(20)と、少なくて
も位置を設定する設定手段(10,14)と、この位置に対応
する海図データの水深値とこの位置に対応する前記水深
補正用データとを前記データ記憶手段(20)から読み出
し、この水深値を前記水深補正用データにより補正し、
この補正された水深を参考に座礁の危険性を判定する制
御手段(24)と、を備えることを特徴とする。
【0022】また、本発明の海図情報処理装置は、前記
設定手段(10,14)は、日時も設定でき、且つ、前記制御
手段(24)は、この設定された日時における座礁の危険性
を判定することを特徴とする。また、本発明の海図情報
処理装置は、前記座礁の危険性を報知するための表示手
段または発音手段を備えることを特徴とする。
【0023】また、本発明の海図情報処理装置は、前記
位置に対応するエリアの海図を表示する表示手段(22)を
備え、この表示手段(22)は、前記座礁危険性に応じて表
示色を変えたことを特徴とする。また、本発明の海図情
報処理装置は、前記制御手段(24)は、前記設定された位
置において、座礁危険性が所定値を越える日時を算出す
ることを特徴とする。
【0024】また、本発明の海図情報処理装置は、前記
所定値を越える日時を、表示する表示手段(22)を備える
ことを特徴とする。また、本発明の海図情報処理装置
は、前記制御手段(24)は、前記設定された位置におい
て、座礁危険性が所定値を越えるか否かを判定すること
を特徴とする。また、本発明の海図情報処理装置は、前
記判定結果を報知する報知手段(22)を備えることを特徴
とする。
【0025】また、本発明の海図情報処理装置は、前記
制御手段(24)は、前記設定された位置において、座礁危
険性が所定値を越える場合に、前記判定結果を報知する
報知手段(22)を備えることを特徴とする。また、本発明
の海図情報処理装置は、前記報知手段(22)は、表示手段
(22)であることを特徴とする。
【0026】また、本発明の海図情報処理装置は、前記
制御手段(24)は、停泊時に、この停泊位置において、座
礁危険性が所定値を越える日時を算出することを特徴と
する。また、本発明の海図情報処理装置は、前記制御手
段(24)は、停泊時に、時間経過によってこの停泊位置で
の座礁危険性が所定値を越える場合に、警報を発するこ
とを特徴とする。
【0027】
【作用】本発明では、所定位置の水深値は、この所定位
置の水深補正値データにより、自動的に補正される。ま
た、本発明では、設定された日時の潮流方向が、海図に
重畳表示される。
【0028】
【実施例】説明を簡単にするために、まず、潮の干満に
ついて、説明する。周知のことなので、簡単に説明す
る。前述の特開平5-2064号公報(G01S5/14)にも示される
が、潮の干満は、主に、太陽と月の引力によって生じ
る。
【0029】そして、太陽と月と自船の位置関係が判れ
ば、この船の位置における起潮力が算出できる。そし
て、もし地球が、全て海で、水深が均一なら、起潮力と
潮の干満時刻には一定の関係が成り立つ。しかし、実際
には、海陸分布の影響及び海底地形の影響等により、潮
の干満(潮汐)の状況は、場所によって大きく異なる。
【0030】前記起潮力データと、海陸分布データと、
海底地形データとにより、潮汐状況を算出することも、
考えられるが、一般的ではない。尚、潮の干満(潮汐)は
いくつかの周期変動の重ね合わせであり、潮汐を構成す
る個々の周期変動(分潮)は多数ある。主なものを列記す
る。
【0031】 主太陰半日周潮(M2), 12.42060時間周期。 主太陽半日周潮(S2), 12.00000時間周期。 主太陰楕円潮(N2), 12.65835時間周期。 日月合成半日周潮(K2), 11.96723時間周期。 日月合成日周潮(K1), 23.93447時間周期。
【0032】 主太陰日周潮(O1), 25.81934時間周期。 主太陽日周潮(P1), 24.06589時間周期。 主太陰半月周潮(Mf), 13.66079日周期。 主太陽半年周潮(Ssa), 1/2太陽年周期。 主太陽年周潮(Ss), 1太陽年周期。
【0033】図1〜図3を参照しつつ、本発明の第1実施
例を説明する。図1において、(10)は、周知のGPS受信装
置である。このGPS受信装置(10)は、自船の位置を測定
して、この位置データを出力する。このGPS受信装置(1
0)は、当然、時計回路(12)を内蔵しており、現在の年・
月・日・時のデータからなる日時データも出力する。
【0034】(14)は、キーボードである。このキーボー
ド(14)により、手動で所望の位置データ、または、日時
データを入力できる。(16)は、電子出版されたCD-ROMで
ある。このCD-ROM(16)には、海図データが記録されてい
る。(18)は、電子出版されたMOディスクである。このMO
ディスク(18)には、海上保安庁・気象庁が出版している
[潮位表」「潮汐表」と同等のデータがデジタル記録さ
れている。
【0035】このMOディスク(18)に記録されているデー
タのうちの潮候データを説明する。潮候データは、各地
の海域の毎日の干満の推移を表すデータである。この記
憶される海域としては、主要な港湾等の主要位置を中心
としている。尚、この主要位置が大洋の中に存在する場
合は、この主要位置での潮候データは、この主要位置を
中心に広範囲で参考となる。また、この主要位置が、複
雑な地形の港である場合は、この潮候データを参考とす
る範囲は、狭くなる。
【0036】この潮候データを、図2に視覚的に示し
た。尚、このMOディスク(18)には、潮候データだけでな
く、各海域の潮流のデータも格納されている。尚、この
実施例では、海図データを光記録媒体(CD-ROM)に格納
し、潮候データを光磁気記録媒体(MOディスク)に格納し
たが、本願は、これに限定されるわけではない。
【0037】(20)は、ディスクドライブ装置である。こ
のディスクドライブ装置(20)は、CD-ROMドライブ部(20
a)と、MOディスクドライブ部(20b)と、装着された前
記MOディスク(18)と、装着された前記CD-ROM(16)とから
成る。(22)は、表示部であり、海図が表示される。表示
部(22)の表示内容において、(L)は陸である。(K)は補正
した水深値を参考にして作成した座礁危険海域である。
(S)は自船である。(Y)は矢印であり、この矢印(Y)は、
方向が自船の進行方向を表し、線分距離が自船の速度を
表している。
【0038】(24)は、制御部である。この制御部(24)
は、表示したい海図のエリアを指定するデータをCD-ROM
ドライブ部(20a)に出力する。この海図エリアは、通常
は、自船が位置する海図エリアである。そして、制御部
(24)は、CD-ROMドライブ部(20a)から出力されるこのエ
リアの海図データを取り込む。
【0039】また、この制御部(24)は、指定された位置
を含む海域を判定し、この海域指定データをMOディスク
ドライブ部(20b)に出力する。ここでは、前記海図のエ
リア中の干満を検出するのに、必要となる前記潮候デー
タの海域を判定し、この海域を指定するデータをMOディ
スクドライブ部(20b)に出力している。つまり、海図エ
リアの縮尺が小さい場合には、通常、この海域指定デー
タは、一つの海域を指定する。また、海図エリアの縮尺
が大きく、且つ、複雑な海の場合は、この海域指定デー
タは、複数の海域を指定することになる。
【0040】制御部(24)はMOディスクドライブ部(20b)
からの潮候データを取り込む。そして、制御部(24)は、
水深を知りたい所定の日時のデータと、前記潮候データ
とから、その所定の日時の水位補正値を求める。そし
て、制御部(24)は、海図データ中の水深値を前記水位補
正値により補正する。
【0041】更に、この制御部(24)は、この補正した水
深値を基に、座礁危険領域を算出する。制御部(24)は、
このエリアの海図を表示装置(22)を表示する。また、前
記座礁危険領域も表示装置(22)に表示する。また、この
表示したエリア内に自船が存在するなら、これも表示す
る。次に、この装置の動作の一例を図3を参照しつつ説
明する。
【0042】まず、ステップS2に示すように、GPS受信
装置(10)から、この船の位置データと、現在の年月日時
分からなる日時データを取り込む。ステップS3で、この
船位の海図エリアを特定する。ステップS4で、この特定
された海図エリアのデータをCD-ROM(16)から取り込むた
めに、この特定された海図エリア指定データをCD-ROMド
ライブ部(20a)に出力する。CD-ROMドライブ部(20a)は、
この海図エリア指定データに基づいて、この海図エリア
の海図データを出力する。
【0043】ステップS5で、この海図データを取り込
む。ステップS6で、この海図エリアの海域を検出する。
ステップS7で、この特定された海域の潮候データをMOデ
ィスク(18)から取り込むために、この特定された海域指
定データをMOディスクドライブ部(20b)に出力する。MO
ディスクドライブ部(20b)は、この海域指定データに基
づいて、この海域の年間の潮候データを出力する。
【0044】ステップS8で、この潮候データを取り込
む。ステップS9で、この潮候データを基に、ステップS2
で取り込まれた日時に置ける水位の補正値を検出する。
ステップS10で、この水位補正値に基づいて、海図デー
タの水深値を補正し、この補正された水深値に基づく海
図を表示部(22)に表示する。つまり、この補正された水
深値に基づいて、座礁危険海域を判定し、海図及び座礁
危険海域を表示する。尚、このエリア内に自船があれば
自船の位置も表示する。
【0045】尚、上記説明では、位置データと日時デー
タは、それぞれ、自船の位置・現時刻としたが、これ
は、当然、使用者が、キーボード(14)から入力して設定
することもできる。例えば、出港時に、次の寄港先の位
置と、入港出港予定日時とを設定すれば、その時の水深
状況を知ることができる。
【0046】また、この実施例では、同じ海図エリアの
表示状態において、日時データを変更した場合は、再
度、ステップS1からの動作を繰り返す。尚、一度読み出
した補正前の水深値と潮候データとをRAM(図示せす)に
格納する構成をとれば、再度、最初からの動作を繰り返
す必要はない。つまり、ステップS9からの動作を繰り返
せばよい。
【0047】また、この実施例では、表示した海図エリ
ア中の全てにおいて、座礁危険海域を検出して、表示し
たが、これは、設定された位置の近辺だけでもよい。ま
た、設定された位置における座礁の危険性を判断するだ
けでもよい。この場合は、この判断結果を放置する手段
さえあれば良く、海図エリアを表示する表示部は必須で
はない。また、この場合は、この位置の水深値及びこの
位置を含む海域の潮候データを読み出せばよく、この位
置を含むエリアの海図データを全て読み出す必要はな
い。また、この場合は、この位置を含む海域の潮候デー
タを読み出せばよく、前記エリア中の海域の潮候データ
を全て読み出す必要はない。
【0048】また、この実施例では、水位補正値を求め
る場合に、設定された位置を含む海域の潮候データのみ
から求めた。しかし、この潮候データは、この海域の中
心ポイントでのデータである。従って、設定された位置
が、海域の中心ポイントからずれている場合に、この海
域の潮候データのみでなく、近接する隣の海域の潮候デ
ータも参考にして、水位補正値を求めてもよい。
【0049】次に、本願の第2実施例を図4〜図6を参照
して説明する。上記の第1実施例では、MOディスク(18)
に各地の潮候データを直接記憶した例を示したが、これ
は、各地の潮候データが導き出せるデータを記憶出来れ
ば良い。そこで、第2実施例では、MOディスク(26)に各
海域ごとの潮汐定数を記憶した。つまり、周知の如く、
ある地点における潮汐をみると、各分潮の周期は完全に
一致するが、その振幅及び位相は各分潮毎に異なる。潮
汐定数は、この分潮毎の平均的な振幅及び位相差のデー
タである。参考のために、図4に、主太陰半日周潮(M2
潮)の位相差を視覚的に表した。
【0050】図5にこの第2実施例のブロック図を示す。
図1と同一部分には同一符号を付して説明を割愛する。
(26)は、各海域ごとの潮汐定数を記憶したMOディスク
である。このようなMOディスクの場合の、動作を図6を
参考にしながら説明する。尚、ステップS7までは図3と
同一動作である。ステップS5までは、説明を割愛する。
【0051】ステップS6で、海域を検出する。ステップ
S7で、この検出された海域の潮汐定数データをMOディス
ク(26)から取り込むために、この検出された海域を指定
するデータ(海域指定データ)をMOディスクドライブ部(2
0b)に出力する。MOディスクドライブ部(20b)は、この海
域指定データに基づいて、この海域の潮汐定数データを
出力する。
【0052】ステップS8で、この潮汐定数データを取り
込む。ステップS9で、この潮汐定数データを基に、ステ
ップS2で取り込まれた日時における水位の補正値を検出
する。ステップS10で、この水位補正値に基づいて、海
図データの水深値を補正し、この補正された水深値に基
づいた海図を表示部(22)に表示する。
【0053】次に、本願の第3実施例を図7,図8を参照し
て説明する。この第3実施例は、潮流方向を海図に重畳
表示するものである。図7にこの第3実施例のブロック図
を示す。図1と同一部分には同一符号を付して説明を割
愛する。(T)は、潮流方向を示す表示である。この表示
(T)は、表示部(22)の海図に重畳して表示されている。
【0054】この第3実施例の動作を図8を参考にしなが
ら説明する。尚、ステップS7までは図3と同一動作であ
る。ステップS7までは、説明を割愛する。ステップS8
で、指定された海域の潮候データ及び、潮流データを取
り込む。ステップS9で、この潮汐定数データを基に、ス
テップS2で取り込まれた日時における水位の補正値を検
出する。
【0055】ステップS10で、潮流データを基に、ステ
ップS2で取り込まれた日時における潮流の方向及び強さ
を検出する。ステップS10で、海図データを表示部(22)
に表示する。また、水位補正値に基づいて、海図データ
の水深値を補正し、この水深値に基づいて、座礁危険海
域を検出し、これも表示部(22)に表示する。更に、前記
潮流方向及び強さを表す表示(T)も表示部(22)に重畳表
示する。
【0056】次に、この第3実施例において、将来の座
礁を予防する場合の動作を、図9,図10を参照して説明す
る。図9の(A)は、座礁危険発生時刻を表す警告表示であ
る。この警告表示(A)は、表示部(22)の海図に重畳して
表示される。この場合の動作を図10を参考にしながら説
明する。
【0057】まず、GPS受信装置(10)からの位置データ
が時間的に変動がしない場合、または、船員が停泊中と
入力した場合に、この動作が開始される。つまり、ステ
ップS2で、潮候データを基に、この時間以降、この位置
(停泊位置)での水深値の時間変位を基に、座礁の危険が
有るか?否か?を判定する。そして、有るなら、その発
生する日時を求める。
【0058】つまり、ステップS3で、この結果(A)を表
示部(22)に表示する。尚、この第3実施例では、座礁の
危険が無い場合も、無いことを表示するが、本願は、座
礁の危険が有る場合にだけ、警告するようにしてもよ
い。又、この第3実施例では、座礁の危険が有る場合
は、その発生日時又は発生時までの時間をも表示した
が、これは、無くても良い。つまり、座礁の危険が有る
場合は、そのことのみを表示してもよい。
【0059】又、この第3実施例では、座礁の危険の警
告は、海図表示用の表示部(22)を使用したが、これは、
別の表示部でもよいし、スピ−カ等の発音手段により警
告を行ってよい。また、上記の第1,2,3実施例では、座
礁危険海域の表示は(K)の1種類だけであるが、図11の
如く、危険度に応じて、表示色を代えてもよい。
【0060】図11において、(KR)は赤色で表示された座
礁危険海域である。(KY)は黄色で表示された座礁注意海
域である。(B)は青色で表示された安全海域である。ま
た、上記の第1,2,3実施例では、座礁危険度を表示した
が、本願は、単に水深を表示するだけでも効果がある。
つまり、上記の第1,2,3実施例では、座礁の危険性を装
置が判断したが、図12に示す様に、単に所望日時の水深
を表示して、船員が、座礁の危険性を直接判断する時の
助けとするだけでも良い。
【0061】図12において、(D1)は赤色で表示された深
さ1m以下の浅瀬である。(D2)は黄色で表示された深さ
1m〜2mの浅瀬である。(B)は青色で表示された深さ
3m以上の海である。また、本実施例では、日時データ
として、年・月・日・時刻データを利用したが、MOディ
スクに1年分のデータしか入っていなければ、年を指定
する処理を無くしても問題ない。同様に、MOディスクに
1月分のデータしか入って無ければ、年・月を指定する
処理を無くして問題ない。つまり、本願は、日時データ
としては、少なくとも日・時のデータを持てば良い。
【0062】また、表示された海図エリア全ての日時を
同一に設定したが、前述の如く将来の船の位置をも含め
て座礁の可能性を判定する装置では、この将来の船位の
水深は、当然この将来の日時に於ける水深値を基に可能
性を判定するようにしてもよい。また、潮の干潮は、風
や気圧により一時的に発生するものもあるが、これにつ
いては、今回、補正を講じなかった。また、本実施例で
は、水深補正用データ(潮汐データ又は潮汐定数データ)
と海図データとを、MOディスクとCD-ROMの如き、別々の
電子出版用の媒体に記録した例を説明したが、当然、こ
の海図データと水深補正用データとを同じ記録媒体に記
録したものでも良い。また、これらのデータを、記録し
たメモリカードでもよい。
【0063】また、本実施例では、日時を特定して、そ
の時の水深を表示した。しかし、本願は、別に、日時を
特定することに限定されない。例えば、日時を特定せず
に、或るエリアの或る位置(海域)の水深の変化を時間的
な経過とともに表示するようにしてもよい。このように
すれば、この位置(海域)の座礁危険海域の変化、海岸線
の変化、水深の変化等をシュミュレ−ションできる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、水深を潮の干満に対応
して補正する場合に、水深値を求めた位置に対応する水
深補正用データを自動的に読み込こんで、この水深値を
補正する。従って、位置(海域)毎に異なる水深補正の処
理が自動化される。本発明によれば、表示された海図に
重畳して、その時の、潮流方向が表示されるので、潮流
方向が、一目で分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック図である。
【図2】潮候データを視覚的に表した図である。
【図3】第1実施例の動作を表すフローチャート図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図5】M2潮の位相差を視覚的に表した図である。
【図6】第2実施例の動作を表すフローチャート図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例のブロック図である。
【図8】第3実施例の動作を表すフローチャート図であ
る。
【図9】第3実施例で将来の座礁の警告表示(A)の図で
ある。
【図10】第3実施例で将来の座礁の危険を検出する動
作を表すフローチャート図である。
【図11】表示例を説明するための図である。
【図12】表示例を説明するための図である。
【符号の説明】
(10)・・・GPS受信装置(測位手段,設定手段) (12)・・・時計手段(設定手段) (14)・・・入力キーボード(入力手段,設定手段)、 (16)・・・CD-ROM(海図データ記憶手段)、 (18)・・・MOディスク(潮候データ記憶手段,水深補正用デ
ータ記憶手段)、 (20)・・・ディスクドライブ装置(データ記憶手段)、 (22)・・・表示部(表示手段,放置手段)、 (24)・・・制御部(制御手段,補正手段)、 (26)・・・MOディスク(水深補正用データ記憶手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08G 3/00 A 7531−3H

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水深値を含む海図データを記憶した海図
    データ記憶手段(16)と、 各海域の潮候データを記憶した潮候データ記憶手段(18)
    と、 日時と位置とを設定する設定手段(10,14)と、 前記海図データから前記位置に対応する水深値を求める
    と共に、この水深値を前記日時及び前記位置に対応する
    前記潮候データにより補正する補正手段(24)とを備える
    ことを特徴とする海図情報処理装置。
  2. 【請求項2】 水深値を含む海図データを記憶した海図
    データ記憶手段(16)と、 各海域の水深補正用データを記憶した水深補正用データ
    記憶手段(18,26)と、 日時と位置とを設定する設定手段(10,14)と、 この位置に対応する水深値を前記海図データ記憶手段(1
    6)から読み出すと共に、前記位置に対応する前記水深補
    正用データを前記水深補正用データ記憶手段(18,26)か
    ら読み出し、この読み出した水深補正用データと少なく
    とも前記日時から、水位補正値を算出して、この水位補
    正値により前記水深値を補正する補正手段(24)とを備え
    ることを特徴とする海図情報処理装置。
  3. 【請求項3】 水深値を含む海図データと、少なくても
    位置に応じた水深補正用データとを、記憶したデータ記
    憶手段(20)と、 少なくても位置を設定する設定手段(10,14)と、 この位置に対応する海図データの水深値と前記位置に対
    応する前記水深補正用データとを前記データ記憶手段(2
    0)から読み出し、この水深値を前記水深補正用データに
    より補正する補正手段(24)とを備えることを特徴とする
    海図情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段(10)は、現在の日時と船の
    現在位置とを設定する測位手段(10)であることを特徴と
    する請求項1、2又は請求項3記載の海図情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記水深補正用データとは、各海域の潮
    汐データであることを特徴とする請求項2、又は、3記
    載の海図情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記水深補正用データとは、各海域の潮
    汐定数データであることを特徴とする請求項2、又は、
    3記載の海図情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記設定手段(14)は、日時と位置を設定
    入力する入力手段(14)であることを特徴とする請求項
    1、2又は請求項3記載の海図情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段(10,14)は、現在の日時を
    出力する時計手段(12)と、位置を設定入力する入力手段
    (14)とから成ることを特徴とする請求項1、2又は請求
    項3記載の海図情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段(10,14)は、日時を設定入
    力する入力手段(14)と、船の現在位置を測定する測位手
    段(10)とから成ることを特徴とする請求項1、2又は請
    求項3記載の海図情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段(10,14)は、日時も設定
    でき、且つ、前記補正手段(24)は、この設定された日時
    における水深値を補正出力することを特徴とする請求項
    3の海図情報処理装置。
  11. 【請求項11】 設定手段(10,14)により少なくても位
    置を特定し、 この位置の水深値及びこの位置の水深補正用データとを
    データ記憶手段(20)から読み出し、 補正手段(24)により、この水深値を前記水深補正用デー
    タにより補正することを特徴とする海図情報処理方法。
  12. 【請求項12】 設定手段(10,14)により少なくても位
    置を特定し、 この位置の水深値及びこの位置の水深補正用データとを
    データ記憶手段(20)から読み出し、 補正手段(24)により、この水深値を前記水深補正用デー
    タにより補正し、この補正した水深値を参考に座礁危険
    度を判定することを特徴とする海図情報処理方法。
  13. 【請求項13】 設定手段(10,14)により少なくても位
    置を特定し、 この位置を含む海図エリアの水深値及びこの海図エリア
    の水深補正用データとをデータ記憶手段(20)から読み出
    し、 補正手段(24)により、この水深値を前記水深補正用デー
    タにより補正し、この補正した水深値を参考にこの海図
    エリアの座礁危険度を判定することを特徴とする海図情
    報処理方法。
  14. 【請求項14】 報知手段(22)により、判定した座礁危
    険度を報知することを特徴とする請求項12、又は13
    の海図情報処理方法。
  15. 【請求項15】 停泊時に、時間経過によって水深が変
    化して、座礁する危険があるか否かを判定し、この判定
    結果を報知することを特徴とする請求項12の海図情報
    処理方法。
  16. 【請求項16】 座礁する危険がある場合のみ、前記判
    定結果を報知することを特徴とする請求項15の海図情
    報処理方法。
  17. 【請求項17】 停泊時に、時間経過によって水深が変
    化して、座礁する日時を検出し、この検出された時間情
    報を報知することを特徴とする請求項12、、15又は
    16の海図情報処理方法。
  18. 【請求項18】 水深値を含む海図データと、少なくて
    も各海域の水深補正用データとを、記憶したデータ記憶
    手段(20)と、 少なくても位置を設定する設定手段(10,14)と、 この位置に対応する海図データとこの位置に対応する前
    記水深補正用データとを前記データ記憶手段(20)から読
    み出し、この海図データの水深値を前記水深補正用デー
    タにより補正する補正手段(24)と、 前記海図データに基づく海図を表示する表示手段(22)
    と、 を備えることを特徴とする海図情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記表示手段(22)は、水深値に応じて
    表示色を変えることを特徴とする請求項18の海図情報
    処理装置。
  20. 【請求項20】 前記表示手段(22)は、自船の位置を表
    示することを特徴とする請求項18、又は19の海図情
    報処理装置。
  21. 【請求項21】 海図データと各海域の潮流データとを
    記憶したデータ記憶手段(20)と、 位置と日時を設定する設定手段(10,14)と、 この位置に対応する前記潮流データを基に前記日時にお
    ける潮流方向を導出する制御手段(24)と、 前記位置に対応するエリアの海図データに基づく海図を
    表示するとともに、この表示された海図に重畳して前記
    潮流方向を表示する表示手段(22)と、 を備えることを特徴とする海図情報処理装置。
  22. 【請求項22】 水深値を含む海図データと、少なくて
    も各海域の水深補正用データとを、記憶したデータ記憶
    手段(20)と、 少なくても位置を設定する設定手段(10,14)と、 この位置に対応する海図データの水深値とこの位置に対
    応する前記水深補正用データとを前記データ記憶手段(2
    0)から読み出し、この水深値を前記水深補正用データに
    より補正し、この補正された水深を参考に座礁の危険性
    を判定する制御手段(24)と、 を備えることを特徴とする海図情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記設定手段(10,14)は、日時も設定
    でき、且つ、前記制御手段(24)は、この設定された日時
    における座礁の危険性を判定することを特徴とする請求
    項22の海図情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記座礁の危険性を報知するための表
    示手段または発音手段を備えることを特徴とする請求項
    22又は、23の海図情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記位置に対応するエリアの海図を表
    示する表示手段(22)を備え、この表示手段(22)は、前記
    座礁危険性に応じて表示色を変えたことを特徴とする請
    求項22又は、23の海図情報処理装置。
  26. 【請求項26】 前記制御手段(24)は、前記設定された
    位置において、座礁危険性が所定値を越える日時を算出
    することを特徴とする請求項22の海図情報処理装置。
  27. 【請求項27】 前記所定値を越える日時を、表示する
    表示手段(22)を備えることを特徴とする請求項26の海
    図情報処理装置。
  28. 【請求項28】 前記制御手段(24)は、前記設定された
    位置において、座礁危険性が所定値を越えるか否かを判
    定することを特徴とする請求項22の海図情報処理装
    置。
  29. 【請求項29】 前記判定結果を報知する報知手段(22)
    を備えることを特徴とする請求項28の海図情報処理装
    置。
  30. 【請求項30】 前記制御手段(24)は、前記設定された
    位置において、座礁危険性が所定値を越える場合に、前
    記判定結果を報知する報知手段(22)を備えることを特徴
    とする請求項29の海図情報処理装置。
  31. 【請求項31】 前記報知手段(22)は、表示手段(22)で
    あることを特徴とする請求項30の海図情報処理装置。
  32. 【請求項32】 前記制御手段(24)は、停泊時に、この
    停泊位置において、座礁危険性が所定値を越える日時を
    算出することを特徴とする請求項22の座礁危険性判定
    装置。
  33. 【請求項33】 前記制御手段(24)は、停泊時に、時間
    経過によってこの停泊位置での座礁危険性が所定値を越
    える場合に、警報を発することを特徴とする請求項22
    の海図情報処理装置。
JP4246194A 1994-03-14 1994-03-14 海図情報処理装置、及び、海図情報処理方法 Pending JPH07248727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4246194A JPH07248727A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 海図情報処理装置、及び、海図情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4246194A JPH07248727A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 海図情報処理装置、及び、海図情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07248727A true JPH07248727A (ja) 1995-09-26

Family

ID=12636719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4246194A Pending JPH07248727A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 海図情報処理装置、及び、海図情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07248727A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050759A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Ocean High Technology Institute Inc 海図情報処理方法、海図情報システム、海図情報プログラム、および記録媒体
KR101021987B1 (ko) * 2009-06-03 2011-03-16 주식회사 환경과학기술 글로벌 포지셔닝 시스템을 이용한 조석 관측 장치
JP2011165189A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Korea Ocean Research & Development Inst 潮汐の差によって変化する電子海図更新システム
JP2013217860A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Furuno Electric Co Ltd 航路計画装置及び航路計画検証方法
CN103440813A (zh) * 2013-09-02 2013-12-11 杭州电子科技大学 一种配有气泡发生器的模拟深海综合实验台及其使用方法
CN103454684A (zh) * 2013-09-02 2013-12-18 杭州电子科技大学 一种深海模拟声学实验台及其使用方法
EP3026392A1 (en) * 1999-10-05 2016-06-01 FLIR Systems Trading Belgium BVBA Method and apparatus for alerting surface vessels to hazardous conditions
KR20200078166A (ko) 2018-12-21 2020-07-01 (주)원데이터기술 크라우드 소싱 기반의 고밀도 수심정보 제공 시스템 및 수심정보 제공 시스템을 이용한 수심관측위치 및 수심정보 추정방법
KR20200078164A (ko) 2018-12-21 2020-07-01 (주)원데이터기술 크라우드 소싱 기반의 고밀도 수심정보 제공 시스템
CN111833656A (zh) * 2020-07-30 2020-10-27 广州海事科技有限公司 一种航道安全预警方法、系统、计算机设备及存储介质
JP2022120656A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 三菱電機株式会社 監視システム、監視サーバ、監視方法、および監視プログラム
US20220268580A1 (en) * 2021-02-19 2022-08-25 Furuno Electric Co., Ltd. Tidal current information display apparatus and method
JP2022127558A (ja) * 2021-02-19 2022-08-31 古野電気株式会社 拡張現実に基づく潮流表示装置
JP2022127564A (ja) * 2021-02-19 2022-08-31 古野電気株式会社 潮流情報表示装置、arナビゲーションシステム、潮流情報表示方法、及び潮流情報表示プログラム
WO2024004649A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 株式会社メタシステム研究所 海況情報提供装置、海況情報提供システム、海況情報提供プログラム、及び海況情報提供方法

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3026392A1 (en) * 1999-10-05 2016-06-01 FLIR Systems Trading Belgium BVBA Method and apparatus for alerting surface vessels to hazardous conditions
EP3064428A3 (en) * 1999-10-05 2016-09-21 FLIR Systems Trading Belgium BVBA Method and apparatus for alerting surface vessels to hazardous conditions
JP2007050759A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Ocean High Technology Institute Inc 海図情報処理方法、海図情報システム、海図情報プログラム、および記録媒体
KR101021987B1 (ko) * 2009-06-03 2011-03-16 주식회사 환경과학기술 글로벌 포지셔닝 시스템을 이용한 조석 관측 장치
JP2011165189A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Korea Ocean Research & Development Inst 潮汐の差によって変化する電子海図更新システム
JP2013217860A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Furuno Electric Co Ltd 航路計画装置及び航路計画検証方法
US9612120B2 (en) 2012-04-11 2017-04-04 Furuno Electric Co., Ltd. Route planning apparatus and route plan verifying method
CN103440813A (zh) * 2013-09-02 2013-12-11 杭州电子科技大学 一种配有气泡发生器的模拟深海综合实验台及其使用方法
CN103454684A (zh) * 2013-09-02 2013-12-18 杭州电子科技大学 一种深海模拟声学实验台及其使用方法
CN103454684B (zh) * 2013-09-02 2016-03-09 杭州电子科技大学 一种深海模拟声学实验台及其使用方法
KR20200078166A (ko) 2018-12-21 2020-07-01 (주)원데이터기술 크라우드 소싱 기반의 고밀도 수심정보 제공 시스템 및 수심정보 제공 시스템을 이용한 수심관측위치 및 수심정보 추정방법
KR20200078164A (ko) 2018-12-21 2020-07-01 (주)원데이터기술 크라우드 소싱 기반의 고밀도 수심정보 제공 시스템
CN111833656A (zh) * 2020-07-30 2020-10-27 广州海事科技有限公司 一种航道安全预警方法、系统、计算机设备及存储介质
JP2022120656A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 三菱電機株式会社 監視システム、監視サーバ、監視方法、および監視プログラム
US20220268580A1 (en) * 2021-02-19 2022-08-25 Furuno Electric Co., Ltd. Tidal current information display apparatus and method
JP2022127558A (ja) * 2021-02-19 2022-08-31 古野電気株式会社 拡張現実に基づく潮流表示装置
JP2022127564A (ja) * 2021-02-19 2022-08-31 古野電気株式会社 潮流情報表示装置、arナビゲーションシステム、潮流情報表示方法、及び潮流情報表示プログラム
US11852476B2 (en) 2021-02-19 2023-12-26 Furuno Electric Co., Ltd. Tidal current information display apparatus and method
WO2024004649A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 株式会社メタシステム研究所 海況情報提供装置、海況情報提供システム、海況情報提供プログラム、及び海況情報提供方法
JP2024005931A (ja) * 2022-06-30 2024-01-17 株式会社メタシステム研究所 海況情報提供装置、海況情報提供システム、海況情報提供プログラム、及び海況情報提供方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07248727A (ja) 海図情報処理装置、及び、海図情報処理方法
Kosro et al. The structure of the transition zone between coastal waters and the open ocean off northern California, winter and spring 1987
KR101984546B1 (ko) 해상사고 대응을 위한 기상 모니터링 시스템과 이를 이용한 기상 모니터링 방법
JPH0420123B2 (ja)
Berglund The highest postglacial shore levels and glacio‐isostatic uplift pattern in northern sweden
JP2003004864A (ja) 台風接近時の状況分析装置
Makar Method of determination of acoustic wave reflection points in geodesic bathymetric surveys
Wright Virtual aids to navigation
Book et al. The Adriatic Circulation Experiment winter 2002/2003 mooring data report: A case study in ADCP data processing
Kubat et al. A methodology to evaluate Canada's Arctic shipping regulations
Tomczak Jr Continuous measurement of near-surface temperature and salinity in the NW African upwelling region between Canary Islands and Cap Vert during the winter of 1971–1972
CN111768068A (zh) 一种海上搜救船舶响应能力评估方法
EP1714865A1 (en) Prognosing the course of a vessel
Liu et al. Still normal? Contextualizing real-time data with long-term statistics to monitor anomalies and systematic changes in storm surge activity–Introduction of a prototype web tool storm surge monitor for the German coasts
Wright et al. A Georeferencing Approach to Real-Time Virtual Aid to Navigation Verification
Bezhanovi et al. On double importance of the charts in maritime education and training
Farre The South African tide gauge network and its contribution to maritime safety
Tubman Boston Harbor navigation channel improvement project; field data collection program final report
JPS60250286A (ja) 電子潮汐計
Viezzoli et al. Dataset of ADCP current measurements at the Panarea test site
JPS6355417A (ja) 波浪予測方法
Glen The Tidal Survey of the British Isles
Parker et al. The circulation and water level forecast atlas: a new product in development at NOS
Makino et al. Grasp of a latent risk of ship evacuation during a tsunami using AIS data analysis
de Jong Assessment of the synoptic variability of the Antarctic marginal ice zone with in Situ observations