JPH07248677A - トナー補給制御方法 - Google Patents
トナー補給制御方法Info
- Publication number
- JPH07248677A JPH07248677A JP6041010A JP4101094A JPH07248677A JP H07248677 A JPH07248677 A JP H07248677A JP 6041010 A JP6041010 A JP 6041010A JP 4101094 A JP4101094 A JP 4101094A JP H07248677 A JPH07248677 A JP H07248677A
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- JP
- Japan
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- toner
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- replenishment
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は、電子写真方式におけるトナーと磁
性キャリアとからなる二成分現像剤のトナー補給に関す
るものであり、その目的は、トナー濃度設定値にきわめ
て近い範囲で使用できるトナー補給の制御方式を提供す
ることである。 【構成】 現像装置1内で、二成分現像剤3は、磁気ロ
ール5から掻き落し部材10により掻き落された後、ト
ナー補給部7のトナー補給用シャフト8より補給された
トナー4と接触し混合室13に落下する。落下した二成
分現像剤3は、自重で混合室形成部材12の下部を通過
後、磁気ロール5により引き上げられ整形部材6により
均一な磁気ブラシとなり、感光体11上に現像される。
トナー補給部7は、トナー補給用シャフト8とトナー貯
蔵容器15と撹拌部材9とからなり一定量のトナーがト
ナー濃度検出器14により判別され、トナー補給用シャ
フト8が一定時間回転することにより溝によって掻き取
られる量のトナーが補給される。
性キャリアとからなる二成分現像剤のトナー補給に関す
るものであり、その目的は、トナー濃度設定値にきわめ
て近い範囲で使用できるトナー補給の制御方式を提供す
ることである。 【構成】 現像装置1内で、二成分現像剤3は、磁気ロ
ール5から掻き落し部材10により掻き落された後、ト
ナー補給部7のトナー補給用シャフト8より補給された
トナー4と接触し混合室13に落下する。落下した二成
分現像剤3は、自重で混合室形成部材12の下部を通過
後、磁気ロール5により引き上げられ整形部材6により
均一な磁気ブラシとなり、感光体11上に現像される。
トナー補給部7は、トナー補給用シャフト8とトナー貯
蔵容器15と撹拌部材9とからなり一定量のトナーがト
ナー濃度検出器14により判別され、トナー補給用シャ
フト8が一定時間回転することにより溝によって掻き取
られる量のトナーが補給される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナーと磁性キャリア
とからなる二成分現像剤を用いた乾式現像装置のトナー
補給の制御に関するものである。
とからなる二成分現像剤を用いた乾式現像装置のトナー
補給の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真におけるトナーと磁性キャリア
とからなる二成分現像剤を用いた現像装置において、従
来一般に知られるトナー補給に関するトナー濃度制御方
法としては、トナー濃度を検知し、トナー濃度が低下し
たときは検知レベルが所定値以上になるまで一定時間の
間一定量のトナーを補給し続け、検知レベルが所定値以
上になった場合に補給を中止することによりトナー濃度
を一定範囲に保つ方法がある。
とからなる二成分現像剤を用いた現像装置において、従
来一般に知られるトナー補給に関するトナー濃度制御方
法としては、トナー濃度を検知し、トナー濃度が低下し
たときは検知レベルが所定値以上になるまで一定時間の
間一定量のトナーを補給し続け、検知レベルが所定値以
上になった場合に補給を中止することによりトナー濃度
を一定範囲に保つ方法がある。
【0003】しかし、この方法は、次のような欠点があ
る。すなわち、トナー濃度が一定値レベル以下に低下し
てトナー補給を開始した場合に、補給されたトナーが現
像剤中に分散されてトナー濃度検知部で検知されるまで
にはタイムラグを要することである。この欠点によりト
ナーが急激に消費された場合には、トナー濃度の値より
トナー補給直後の撹拌室内でのトナー濃度の値が大きく
なり、オーバーシュートと呼ばれる過剰補給が発生して
しまう。特に電子計算機の出力装置に使用されるレーザ
プリンタにおいては、高速で印刷が行われることで短時
間に大量のトナーを補給する必要が出てくるため特にこ
の現象が問題であった。
る。すなわち、トナー濃度が一定値レベル以下に低下し
てトナー補給を開始した場合に、補給されたトナーが現
像剤中に分散されてトナー濃度検知部で検知されるまで
にはタイムラグを要することである。この欠点によりト
ナーが急激に消費された場合には、トナー濃度の値より
トナー補給直後の撹拌室内でのトナー濃度の値が大きく
なり、オーバーシュートと呼ばれる過剰補給が発生して
しまう。特に電子計算機の出力装置に使用されるレーザ
プリンタにおいては、高速で印刷が行われることで短時
間に大量のトナーを補給する必要が出てくるため特にこ
の現象が問題であった。
【0004】しかし、従来の方式では高印字密度印刷か
ら低印字密度印刷までの幅広い範囲で印字濃度を制御し
ようとする場合はトナー不足による脱字等の不具合のな
いように高印字密度印刷に追従する補給量に設計されて
いたため、通常の印字密度印刷や低印字密度印刷時には
補給量の最適化がはかれないという問題点があった。
ら低印字密度印刷までの幅広い範囲で印字濃度を制御し
ようとする場合はトナー不足による脱字等の不具合のな
いように高印字密度印刷に追従する補給量に設計されて
いたため、通常の印字密度印刷や低印字密度印刷時には
補給量の最適化がはかれないという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電子写真方式での二成
分現像剤を用いた現像装置では、現像剤中のトナー濃度
が適正値より高くなるとキャリアと結合しない浮遊トナ
ーが増大しカブリが生ずるとともに飛散して機内を汚
す。また、逆にトナー濃度が適正値より低くなると画像
全体が薄くなって画質を低下させ、現像剤はもとより装
置全体の寿命を短くするといった悪影響を及ぼす。
分現像剤を用いた現像装置では、現像剤中のトナー濃度
が適正値より高くなるとキャリアと結合しない浮遊トナ
ーが増大しカブリが生ずるとともに飛散して機内を汚
す。また、逆にトナー濃度が適正値より低くなると画像
全体が薄くなって画質を低下させ、現像剤はもとより装
置全体の寿命を短くするといった悪影響を及ぼす。
【0006】さらに、装置の高速化に伴って時間当りの
トナー補給量を増加させる必要があるが、トナー濃度の
急激な低下に伴いトナー補給の量を1回目から増加させ
ようとすると現像剤の撹拌能力以上にトナーを補給し、
トナー濃度分布の不均一によるオーバーシュートが起こ
りやすくなっていた。一方、単純に1回あたりの補給量
を減らそうとすると、高印字密度時にトナー補給量が不
足して現像剤のトナー濃度が大幅に低下し、最終的には
磁性キャリアの飛散や印刷濃度が低下してしまう等の不
具合があった。
トナー補給量を増加させる必要があるが、トナー濃度の
急激な低下に伴いトナー補給の量を1回目から増加させ
ようとすると現像剤の撹拌能力以上にトナーを補給し、
トナー濃度分布の不均一によるオーバーシュートが起こ
りやすくなっていた。一方、単純に1回あたりの補給量
を減らそうとすると、高印字密度時にトナー補給量が不
足して現像剤のトナー濃度が大幅に低下し、最終的には
磁性キャリアの飛散や印刷濃度が低下してしまう等の不
具合があった。
【0007】本発明は、低印字密度印刷を行った場合に
のみ濃度上限値に達しうる程度の少量のトナーを印字密
度にかかわらずあらかじめ補給し、第2段階のトナー濃
度検出で上限値に達しなければ高印字密度印刷状態(ト
ナー消費が大きい)と判別して補給量を増加させる制御
を行い、結果的にトナー濃度設定値にきわめて近い範囲
で使用できるトナー補給の制御方法を提供するものであ
る。
のみ濃度上限値に達しうる程度の少量のトナーを印字密
度にかかわらずあらかじめ補給し、第2段階のトナー濃
度検出で上限値に達しなければ高印字密度印刷状態(ト
ナー消費が大きい)と判別して補給量を増加させる制御
を行い、結果的にトナー濃度設定値にきわめて近い範囲
で使用できるトナー補給の制御方法を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、単位時間当
りのトナー補給量を、高印字密度印刷と低印字密度印刷
の中間のトナー補給量bに設定しておき、トナー補給量
が不足しトナー濃度が所定値に上昇しない場合には補給
量aに切り替えることで高印字密度印刷と通常印字密度
印刷と低印字密度印刷に応じトナー補給を切り替えるこ
とにより達成される。すなわち、初めに低印字密度印刷
の場合にのみ必ずトナー濃度上限値に達する少量b
(a〉b)を印字密度にかかわらずあらかじめ補給して
おき、所定時間経過後も上限値に達しなければ高印字密
度印刷状態にあると判別することを特徴とし、高印字密
度印刷時にはaのトナー補給量に切り替え、通常印字密
度印刷や低印字密度印刷時になるまでaの補給を継続す
ることにより達成される。また、通常印字密度印刷時に
は、当初aの補給が行なわれたとしても次の補給では、
再びbの補給に切り替える。
りのトナー補給量を、高印字密度印刷と低印字密度印刷
の中間のトナー補給量bに設定しておき、トナー補給量
が不足しトナー濃度が所定値に上昇しない場合には補給
量aに切り替えることで高印字密度印刷と通常印字密度
印刷と低印字密度印刷に応じトナー補給を切り替えるこ
とにより達成される。すなわち、初めに低印字密度印刷
の場合にのみ必ずトナー濃度上限値に達する少量b
(a〉b)を印字密度にかかわらずあらかじめ補給して
おき、所定時間経過後も上限値に達しなければ高印字密
度印刷状態にあると判別することを特徴とし、高印字密
度印刷時にはaのトナー補給量に切り替え、通常印字密
度印刷や低印字密度印刷時になるまでaの補給を継続す
ることにより達成される。また、通常印字密度印刷時に
は、当初aの補給が行なわれたとしても次の補給では、
再びbの補給に切り替える。
【0009】請求項2では、多数の検出レベルがあった
各1つの検出レベルに対し各3つの制御ループをつくる
ことで3倍のトナー濃度レベルを設けたと同等の効果が
達成される。
各1つの検出レベルに対し各3つの制御ループをつくる
ことで3倍のトナー濃度レベルを設けたと同等の効果が
達成される。
【0010】
【作用】上記のように構成された現像装置に一定量のト
ナーを補給しようとすると、オーバーシュートの量は撹
拌の状態や現像によるトナー補給量によってばらつきを
持っている。従って、一定間隔で一定量によりトナー補
給を行なう場合、1回目のトナー補給が多いと低印字密
度印刷では過剰のトナー補給となり、かぶりやトナー飛
散の主原因となる。従って、1回目のトナー補給は低印
字密度印刷時にあらかじめ次のトナー濃度検出にかかる
までの時間の間に完全に攪拌できる量に限定すること
で、これらの問題を生じることなく現在の印刷状態が高
印字密度であるか低印字密度であるかの判別がつく。
ナーを補給しようとすると、オーバーシュートの量は撹
拌の状態や現像によるトナー補給量によってばらつきを
持っている。従って、一定間隔で一定量によりトナー補
給を行なう場合、1回目のトナー補給が多いと低印字密
度印刷では過剰のトナー補給となり、かぶりやトナー飛
散の主原因となる。従って、1回目のトナー補給は低印
字密度印刷時にあらかじめ次のトナー濃度検出にかかる
までの時間の間に完全に攪拌できる量に限定すること
で、これらの問題を生じることなく現在の印刷状態が高
印字密度であるか低印字密度であるかの判別がつく。
【0011】また本方式は、あらかじめ低印字密度印刷
でもオーバーシュートにならない程度のトナーを補給
し、さらに不足した場合には補給時間を増加させること
で、低印字密度印刷や通常印字密度印刷と高印字密度印
刷を切り分けることによりトナー濃度の安定した制御方
法を提供する。さらに、本方式では、図2に示すように
(1)(2)(3)を通る3つのループを作ることで、
1つの検出レベルだけで最高、通常、最低の3つの検出
レベルを設けた構成でトナー濃度の制御を行ったと同等
の効果をもつ。
でもオーバーシュートにならない程度のトナーを補給
し、さらに不足した場合には補給時間を増加させること
で、低印字密度印刷や通常印字密度印刷と高印字密度印
刷を切り分けることによりトナー濃度の安定した制御方
法を提供する。さらに、本方式では、図2に示すように
(1)(2)(3)を通る3つのループを作ることで、
1つの検出レベルだけで最高、通常、最低の3つの検出
レベルを設けた構成でトナー濃度の制御を行ったと同等
の効果をもつ。
【0012】
【実施例】つぎに本発明の実施例をより具体的に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す断面構成図で、図
2は、本発明のトナー補給方式制御のフローチャートを
示す。図1において、現像装置1は、現像容器2、トナ
ーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤3、現像剤3
を磁気的に搬送する磁気ロール5、磁気ロール5上の現
像剤3を掻き落す掻き落し部材10、磁気ブラシの穂立
てを均一に揃えるための整形部材6、混合室形成部材1
2、トナー補給部7より構成される。
る。図1は、本発明の一実施例を示す断面構成図で、図
2は、本発明のトナー補給方式制御のフローチャートを
示す。図1において、現像装置1は、現像容器2、トナ
ーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤3、現像剤3
を磁気的に搬送する磁気ロール5、磁気ロール5上の現
像剤3を掻き落す掻き落し部材10、磁気ブラシの穂立
てを均一に揃えるための整形部材6、混合室形成部材1
2、トナー補給部7より構成される。
【0013】現像剤3は、現像装置内を移動するがまず
磁気ロール5により搬送され整形部材6により均一な磁
気ブラシとなり、磁気ロール5と感光ドラム11とが対
向する一部分で擦接することにより感光ドラム11上の
潜像が現像される。現像後の現像剤16は、磁気ロール
5により搬送された後掻き落し部材10により掻き落さ
れた現像剤3はトナーと現像剤の混合室13に導かれる
が、現像によりトナーが消費されているためトナーの補
給が必要となりトナー補給用シャフト8からトナーが補
給される。トナー補給部7は、トナー貯蔵容器15とト
ナー貯蔵容器15内を均一とするトナー撹拌部材9とト
ナー補給用シャフト8から構成され、トナー貯蔵容器1
5内にトナー4が貯えられる。トナー補給部7のトナー
補給用シャフト8の働きは、シャフトが回転することで
トナーが溝部に入り込んだ後掻き取り部材17により掻
き取られることになり、回転時間を一定とすることで一
定量のトナーを補給することができる。
磁気ロール5により搬送され整形部材6により均一な磁
気ブラシとなり、磁気ロール5と感光ドラム11とが対
向する一部分で擦接することにより感光ドラム11上の
潜像が現像される。現像後の現像剤16は、磁気ロール
5により搬送された後掻き落し部材10により掻き落さ
れた現像剤3はトナーと現像剤の混合室13に導かれる
が、現像によりトナーが消費されているためトナーの補
給が必要となりトナー補給用シャフト8からトナーが補
給される。トナー補給部7は、トナー貯蔵容器15とト
ナー貯蔵容器15内を均一とするトナー撹拌部材9とト
ナー補給用シャフト8から構成され、トナー貯蔵容器1
5内にトナー4が貯えられる。トナー補給部7のトナー
補給用シャフト8の働きは、シャフトが回転することで
トナーが溝部に入り込んだ後掻き取り部材17により掻
き取られることになり、回転時間を一定とすることで一
定量のトナーを補給することができる。
【0014】図2は、本発明の最も特徴となるトナー補
給制御のフローチャートを示したものである。トナー濃
度検出器14によってステップ27でトナー濃度のチェ
ックが行なわれ、検知レベルがA以下となり、ステップ
18でトナー濃度不足信号が発せられた後、ステップ1
9でT1時間のトナー補給が行なわれる。ここで、低印
字密度印刷時には、トナー濃度不足信号がA値以上とな
り、ステップ24でトナー補給が行なわれず、ステップ
25でT1時間後トナー濃度の再チェックが行なわれ
る。検知レベルA以下の場合には、ステップ19でT1
時間に相当するbのトナー補給が行なわれる。一方、検
知レベルA以上の場合には、ステップ23でトナー補給
が行なわれず再度T1時間後にトナー濃度チェックが行
なわれる。低印字密度印刷時には以上のような補給しな
い動作を数回繰り返し、Aレベル以下となった時点で補
給する動作を1度行った後補給しない動作となる。
給制御のフローチャートを示したものである。トナー濃
度検出器14によってステップ27でトナー濃度のチェ
ックが行なわれ、検知レベルがA以下となり、ステップ
18でトナー濃度不足信号が発せられた後、ステップ1
9でT1時間のトナー補給が行なわれる。ここで、低印
字密度印刷時には、トナー濃度不足信号がA値以上とな
り、ステップ24でトナー補給が行なわれず、ステップ
25でT1時間後トナー濃度の再チェックが行なわれ
る。検知レベルA以下の場合には、ステップ19でT1
時間に相当するbのトナー補給が行なわれる。一方、検
知レベルA以上の場合には、ステップ23でトナー補給
が行なわれず再度T1時間後にトナー濃度チェックが行
なわれる。低印字密度印刷時には以上のような補給しな
い動作を数回繰り返し、Aレベル以下となった時点で補
給する動作を1度行った後補給しない動作となる。
【0015】また、通常印字密度印刷時には補給しない
動作が少なくなりT1時間の補給回数が増加してくる。
高印字密度印刷時には、ステップ21で2度目のトナー
濃度不足信号がYESとなり、ステップ22でT2時間
に相当するaのトナー補給が1回もしくは繰り返し行わ
れトナー濃度が一定値A以上になったところでトナー補
給が停止される。さらに、再度トナー濃度チェックを行
うわけであるがその時もしトナー不足の信号がでれば低
印字密度印刷時の補給時間T1の間トナーがまず補給さ
れる。つまり、以上の制御を行なうことにより同一のト
ナー補給用シャフトにより補給量を切り換えることがで
きる。
動作が少なくなりT1時間の補給回数が増加してくる。
高印字密度印刷時には、ステップ21で2度目のトナー
濃度不足信号がYESとなり、ステップ22でT2時間
に相当するaのトナー補給が1回もしくは繰り返し行わ
れトナー濃度が一定値A以上になったところでトナー補
給が停止される。さらに、再度トナー濃度チェックを行
うわけであるがその時もしトナー不足の信号がでれば低
印字密度印刷時の補給時間T1の間トナーがまず補給さ
れる。つまり、以上の制御を行なうことにより同一のト
ナー補給用シャフトにより補給量を切り換えることがで
きる。
【0016】実際には、トナー濃度検出器14の出力が
適正値である2Vからレベルが下がったとき信号が発生
される。発生した信号に基づき少ない補給量を補給時間
3秒だけ補給する。この補給量では印字密度印刷で0〜
20%までの低印字密度印刷から通常印字密度印刷まで
しかカバーできないため、この印字密度を越える場合に
は、補給時間3秒とトナー撹拌部材9による撹拌時間3
秒を合わせた6秒後のトナー濃度チェツクでは、適正値
2Vの値を越えないため次の補給では補給時間は6秒に
延長されトナー補給量としては倍となるため、印字密度
としては約倍にあたる33%の高印刷密度まで追従可能
となる。
適正値である2Vからレベルが下がったとき信号が発生
される。発生した信号に基づき少ない補給量を補給時間
3秒だけ補給する。この補給量では印字密度印刷で0〜
20%までの低印字密度印刷から通常印字密度印刷まで
しかカバーできないため、この印字密度を越える場合に
は、補給時間3秒とトナー撹拌部材9による撹拌時間3
秒を合わせた6秒後のトナー濃度チェツクでは、適正値
2Vの値を越えないため次の補給では補給時間は6秒に
延長されトナー補給量としては倍となるため、印字密度
としては約倍にあたる33%の高印刷密度まで追従可能
となる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、トナーと磁性キャリアとから
なる二成分現像剤のトナー補給制御方法として高印字密
度印刷から低印字密度印刷の状態を判別することによ
り、比較的単純な制御によりかぶりの発生しない良好な
画質を得るとともに機内を汚すトナー飛散の低減を実現
する。
なる二成分現像剤のトナー補給制御方法として高印字密
度印刷から低印字密度印刷の状態を判別することによ
り、比較的単純な制御によりかぶりの発生しない良好な
画質を得るとともに機内を汚すトナー飛散の低減を実現
する。
【図1】 本発明になる現像装置の一実施例を示す側面
図である。
図である。
【図2】 図1の本発明で最も特徴となる制御部分のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1は現像装置、2は現像容器、3は二成分現像剤、4は
トナー、5は磁気ロール、6は整形部材、7はトナー補
給部、8はトナー補給用シャフト、9はトナー撹拌部
材、10は現像剤掻き落し部材、11は感光ドラム、1
2は混合室形成部材、13は混合室、14はトナー濃度
検出器、15はトナー貯蔵容器、16は現像後の現像
剤、17はトナー掻き取り部材である。
トナー、5は磁気ロール、6は整形部材、7はトナー補
給部、8はトナー補給用シャフト、9はトナー撹拌部
材、10は現像剤掻き落し部材、11は感光ドラム、1
2は混合室形成部材、13は混合室、14はトナー濃度
検出器、15はトナー貯蔵容器、16は現像後の現像
剤、17はトナー掻き取り部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 正美 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 トナーと磁性キャリアとからなる二成分
現像剤を用いる現像装置内に、トナー供給手段を有する
トナー貯蔵室と、トナー濃度検出器を備えたものにおい
て、 初めに低印字密度印刷及び通常印字密度印刷の場合だけ
必ずトナー濃度上限値に達する少量トナーbを印字密度
にかかわらずあらかじめ補給しておき、所定時間経過後
もトナー濃度上限値に達しなければ高印字密度印刷状態
にあると判別し、高印字密度印刷時には大量のトナー補
給量aに切り替え、通常印字密度印刷や低印字密度印刷
時になるまでaの補給を継続することを特徴とするトナ
ー補給制御方法。 - 【請求項2】 トナー補給の制御を、n個のトナー濃度
検出レベルに対し各々低印字密度印刷と通常印字密度印
刷と高印字密度印刷の3段階の制御を行い、3n段階の
トナー濃度の切り分け制御を行うことを特徴とする請求
項1記載のトナー補給制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041010A JPH07248677A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | トナー補給制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041010A JPH07248677A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | トナー補給制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07248677A true JPH07248677A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12596432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6041010A Withdrawn JPH07248677A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | トナー補給制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07248677A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003233B2 (en) * | 2002-08-30 | 2006-02-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a toner replenishing control feature based on stored toner density and fluidity information, related method, and developing agent replenishing container for same |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6041010A patent/JPH07248677A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003233B2 (en) * | 2002-08-30 | 2006-02-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a toner replenishing control feature based on stored toner density and fluidity information, related method, and developing agent replenishing container for same |
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Date | Code | Title | Description |
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