JPH07248211A - 表面性状検出装置 - Google Patents

表面性状検出装置

Info

Publication number
JPH07248211A
JPH07248211A JP3868394A JP3868394A JPH07248211A JP H07248211 A JPH07248211 A JP H07248211A JP 3868394 A JP3868394 A JP 3868394A JP 3868394 A JP3868394 A JP 3868394A JP H07248211 A JPH07248211 A JP H07248211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
measured
intensity
lead
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3868394A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Tsukada
敏彦 塚田
Yasuo Sakaguchi
靖雄 坂口
Hironobu Kitaoka
広宣 北岡
Osamu Koseki
修 小関
Arata Yamamoto
新 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP3868394A priority Critical patent/JPH07248211A/ja
Publication of JPH07248211A publication Critical patent/JPH07248211A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】DIP型ICのリード面のはんだぬれ状態を検
出する。 【構成】Z軸方向に配列されたLEDを備えた照明30
A、30Bでリード面の同一位置に波長が異なる光を照
射し、ICをX方向に移動させる。そのときの反射光を
分光フィルタ28により波長毎に分離し、分離された光
の強度を各々センサ26A、26Bで検出する。リード
面のはんだは良品の場合略円筒面状になっており、リー
ド側端部の傾斜面での反射光強度が最大になり、平坦面
での反射光強度が最小になる。センサ26A、26Bで
得られた反射光強度が最大な部分を合成した画像から傾
斜面と平坦面との分布を求め、この分布からはんだぬれ
状態を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面性状検出装置に係
り、より詳しくは、電子部品のはんだが塗布された部分
の表面性状、特にDIP(Dual Inline P
ackage)型ICのリード表面に塗布されたはんだ
のぬれ状態を表面性状として検出する表面性状検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、DIP型IC2に
は、基板実装時のはんだ付け強度を確保するために、予
めリード表面にはんだが塗られたものがある。また、図
1に示すように、リードは、この塗られたはんだの状態
により、良品と4つの不良品(ぬれむらが生じている、
はんだが全く塗られていない、塗られたはんだの量が過
多である、一部はんだが塗られていない部分がある)と
に分類される。良品の場合、リードにぬられたはんだは
表面張力により数十μm程度(幅1500μmのリード
の場合、20〜30μm程度)盛り上がっている。盛り
上がり部の表面は略円筒面状であり、リードの中央部で
はリードの平坦面と略平行の平面になり、リードの側縁
ではリードの平坦面に対して傾斜面になっている。この
傾斜面の平坦面に対する角度は略±2°である。はんだ
付けの信頼性を確保するためには、はんだのぬれ状態を
検出して良品か不良品かを判定する必要がある。それに
より、不良項目に基づいてICの生産工程の改善が可能
になるからである。
【0003】従来では、特開昭61−293657号公
報に示されているように、電子部品の半田付けを検査す
るために、TVカメラと複数のリング状光源とを用い、
複数のリング状光源を順次点灯することにより、被測定
物に対する照明光の角度を変化させ、各照明条件におい
てリング状光源の中心線上の上方に配置したTVカメラ
により対象物を撮像した2次元画像を2値化して、その
2値画像より良否を判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術は、はんだ付けによるはんだ面のように、起状の
大きい面に対しての検査方法であり、本発明のようなは
んだぬれ検査に適用することはできない。すなわち、は
んだぬれ状態を検出するためには、金属板上に薄くはん
だが盛られた被測定物の微小傾斜角(±2°程度)の傾
斜面と平坦部との分布を検出する必要があるが、従来の
技術ではTVカメラの光軸から順次離れる位置に設けら
れた複数のリング状光源を用いているため、複数の光源
全部をTVカメラの光軸に近接させることは物理的にで
きないので、はんだぬれによるはんだ面の相違を検出で
きるような小さな角度に照明を配置することは困難であ
る。また、従来技術により得られる異なる画像間での画
像特徴の相違は小さいため、この画像特徴を基にして信
頼性よく良否判定を行うことは困難である。さらに、多
数の照明を切り換えて撮影を行うため、長時間の撮影を
必要とし、DIP型ICのように撮影箇所が多い被測定
物表面には適していない。また、各々の照明条件で撮影
した画像を記憶するためメモリ容量も多く必要になる。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、起状の小さななめらかな凹凸を持つ被測定
物表面の表面性状をも計測することができる表面性状検
出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、異なる方向から被測定物表面の同
一位置に照射される分離可能な複数の光によって被測定
物表面を走査する走査手段と、被測定物表面から反射さ
れた光を照射された方向に対応する光毎に分離する分離
手段と、分離された各々の光の強度を検出する検出手段
と、検出された光の強度に基づいて光強度画像を合成す
る画像合成手段と、を含んで構成したものである。
【0007】また、請求項2の発明は、異なる方向から
被測定物表面の同一位置に照射されると共に、照射部に
直線状の輝線が得られる分離可能な複数の光によって被
測定物表面を2次元走査する走査手段と、被測定物表面
で反射された光を照射された方向に対応する光毎に分離
する分離手段と、直線状の輝線と対応する方向に配列さ
れた多数の受光素子から成る複数の受光素子群を備え、
分離された各々の光の強度を検出する検出手段と、検出
された光の強度に基づいて光強度画像を合成する画像合
成手段と、を含んで構成したものである。
【0008】そして、請求項3の発明は、異なる方向か
ら被測定物表面の同一位置に互いに分離可能な複数の光
を照射する光源手段と、一定方向の入射光軸を有し該入
射光軸と光源手段との位置関係が予め定められると共
に、被測定物表面から反射された光の前記入射光軸成分
を照射された方向に対応する光毎に分離する分離手段
と、光源手段および分離手段と被測定物とを互いに相対
的に移動させる走査手段と、分離された各々の光の強度
を検出する検出手段と、走査手段による移動に伴い変化
し得る検出された光の強度に基づいて光強度画像を合成
する画像合成手段と、を含んで構成したものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、走査手段によって、
異なる方向から被測定物表面の同一位置に照射される複
数の光によって被測定物表面が走査される。この走査
は、所定方向のみの走査でもある程度の表面性状が検出
できるが、2次元走査するのが好ましい。また、走査は
被測定物表面の照射部ににスポット状の輝線が得られる
光を用いてもよく、照射部に直線状の輝線が得られる光
を用いてもよい。また光線を偏向させて走査してもよ
く、被測定物と光源とを相対的に移動させて走査しても
よい。
【0010】上記の複数の光としては、波長が異なる複
数の光、偏光面の方向が異なる、例えば偏光面が直交し
ている複数の光(例えば、pn接合面が直交するように
2つの半導体レーザを配置することにより得られる)が
使用できる。この複数の光は、被測定物表面の同一位置
に照射されるが、照射される方向が異なっているため被
測定物の表面性状によって、各々異なる方向に反射され
る。
【0011】分離手段は被測定物表面の同一位置で反射
された光を照射された方向に対応する光毎に分離し、検
出手段は分離された各々の光の強度を検出する。これに
よって、光が照射された方向に応じた反射光の強度分布
が得られる。分離手段としては、波長が異なる複数の光
を用いた場合には、ダイクロイックミラー等の波長選択
性のミラーやフィルタを使用することができ、偏光面の
方向が異なる複数の光を用いた場合には、偏光ビームス
プリッターを使用することができる。
【0012】そして、画像合成手段で光強度画像を合成
することにより、表面性状を検出することができる。光
強度画像は、分離された光の反射強度が大きい方を採用
する、または、分離された光の反射強度の差の絶対値を
採用する、あるいは、分離された光の反射強度の差その
ものを採用する等を行うことで得られる。
【0013】請求項2の発明では、走査手段によって、
異なる方向から被測定物表面の同一位置に照射されると
共に、照射部に直線状の輝線が得られる分離可能な複数
の光によって被測定物表面が走査される。走査するにあ
たっては、主走査方向または副走査方向に輝線を一致さ
せて、主走査方向に輝線を一致させた場合には副走査方
向、副走査方向に輝線を一致させた場合には主走査方向
に光を偏向させるかまたは被測定物と光源とを相対移動
させることにより、2次元走査を行う。照射部に直線状
の輝線が得られる分離可能な複数の光としては、多数の
発光素子(LED)を所定方向に配列して構成されかつ
各々異なる波長の光を発光する複数のLEDアレイによ
り得られる光、または異なる波長のレーザビームをロッ
ドレンズやシリンドリカルレンズによって細長い光線束
にした複数のスリット光を使用することができる。
【0014】また、上記と同様に、分離手段として波長
選択性のミラーやフィルタを用い、被測定物表面から反
射された光を照射された方向に対応する光毎に分離す
る。この分離された光の強度が、直線状の輝線と対応す
る方向に配列された多数の受光素子から成る複数の受光
素子群を備えた検出手段によって検出され、画像合成手
段によって、検出された光の強度に基づいて光強度画像
を合成する。
【0015】検出手段としては、直線状の輝線と対応す
る方向に多数の受光素子が配列された複数のラインセン
サや、多数の受光素子が2次元状に配列されたCCDイ
メージセンサを使用することができる。CCDイメージ
センサを使用するときには、直線状の輝線と対応する方
向に配列された多数の受光素子から成る複数の受光素子
列を使用して光の強度を検出する。
【0016】請求項2の発明によれば、照射部に直線状
の輝線が得られる光を用いているため、主走査方向また
は副走査方向に輝線を一致させて、主走査方向に輝線を
一致させた場合には副走査方向、副走査方向に輝線を一
致させた場合には主走査方向に走査することにより2次
元走査が行えるので、走査が簡単になる。
【0017】請求項3の発明では、光源手段によって、
被測定物表面の同一位置に、異なる方向より互いに分離
可能な複数の光が照射される。複数の光としては、上記
と同様に、波長が異なる複数の光、或いは、偏光面の異
なる、例えば偏光面が直交している複数の光が使用でき
る。この複数の光は、被測定物表面の同一位置に照射さ
れるが、照射される方向、すなわち、被測定物表面への
入射角が異なっているため被測定物の表面性状、特に被
測定物表面が金属光沢を有する場合その傾斜方向によっ
て、入射角と傾斜方向によって定まる各々の特定方向に
反射される。
【0018】分離手段は、上記と同様に、被測定物表面
の同一位置で反射された光を、照射された方向に対応す
る光毎に分離する。さらに、分離手段は予め光源手段と
前記反射された光の入射光軸との位置関係が定められて
いる。なお、分離手段の入射光軸は、一軸のみであって
も、また、多数軸が一平面内に形成されていてもよい。
分離手段としては、上記と同様に、波長が異なる複数の
光を用いた場合には、ダイクロイックミラー等の波長選
択性のミラーやフィルタを使用することができ、また、
偏光面の方向が異なる複数の光を用いた場合には、偏光
ビームスプリッターを使用することができる。
【0019】走査手段によって光源手段および分離手段
と被測定物とが互いに相対移動すると、その移動に伴い
被測定物に対して照射光が走査される、すなわち、被測
定物表面における光の照射位置も移動するため、光源手
段との位置関係が定められた分離手段に入射する被測定
物からの反射光は、被測定物表面の前記入射光軸に対す
る傾斜方向に応じて光強度が異なったものとなる。
【0020】検出手段は分離された各々の光の強度を検
出する。その検出された光の強度は、上記走査手段によ
って移動した照射位置、換言すれば、分離手段への入射
光軸上の被測定物表面の傾斜方向およびその傾斜度合い
に応じたものである。
【0021】そして、画像合成手段で被測定物の走査中
に得られた光強度画像を合成することにより、この画像
の強度より表面性状を検出することができる。光強度画
像は、分離された光の反射強度が大きいほうを採用す
る、または、分離された光の反射強度の差の絶対値を採
用する、あるいは、分離された光の反射強度の差そのも
のを採用する等を行うことができる。
【0022】請求項3の発明によれば、光源手段に対す
る入射光軸の位置関係が定められた分離手段を用い、さ
らに光源手段および分離手段と被測定物とを相対移動さ
せるので、被測定物表面からの反射光の強度を照射され
た入射方向に応じて分離して検出することにより、前記
相対移動に応じて変化し得る被測定物表面の傾斜方向
を、一方向に相対移動するだけで容易に検出することが
できる。
【0023】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。本実施例の構成を図2に示す。本実施例は、
ICを搭載し移動させるためのステージ、リード開き角
を検出するための光学系、はんだぬれを撮像するための
光学系、および判定を行う処理系により構成されてい
る。
【0024】IC2を搭載し移動させるためのステージ
は、ICをX軸方向に移動させるXステージ10と、I
CをX軸と平行な軸回りに回転させるθステージ12
と、ICを搭載し、その表面に無反射紙が貼られた検査
台14とにより構成されている。ICはX軸方向とIC
長手方向とが一致するように、検査台14にIC本体で
固定される。この検査台14は、X軸と平行な軸を中心
としてθステージ12によって回転され、θステージ1
2はXステージ10によってX軸方向に並進運動される
ため、検査台14を回転させることによりICをX軸と
平行な軸回りに回転させ、θステージ12をX軸方向に
並進運動させることによりICをX軸方向に移動させる
ことができる。
【0025】リード開き角を検出するための光学系は、
図3にも示すように、Xステージの並進運動ための軌道
延長線上の位置に、光軸がX軸と平行となるように設置
されたTVカメラ16と、ICを挟んでTVカメラ16
と反対側のXステージの軌道延長線上の位置に設置され
た、ICを照明するための照明装置18とを備えてい
る。このTVカメラ16の視野は、図3、4に示すよう
に、ICのリードを過不足なく撮像するように調整され
ている。
【0026】TVカメラ16と照明装置18とをXステ
ージの軌道延長線上に対向して配置しているため、照明
装置18から照射されかつICの回りを透過した透過照
明により、周りの外乱光の影響を受けずに容易にICの
リード部分のコントラストを強調した後述するリードの
2値画像が得られる。
【0027】TVカメラ16は、θステージ12の回転
角を制御するθステージ制御回路20に接続されたリー
ド開き角検出回路22に接続されている。また、リード
開き角検出回路22には照明装置18が接続されてい
る。このリード開き角検出回路22は、照明装置18で
照明されかつTVカメラ16により撮影された画像から
リード開き角を検出する。
【0028】リード開き角の検出方法を図4を参照して
説明する。透過照明されたICの濃淡画像は、IC部分
は暗く背景は明るくなる。この画像を予め設定したIC
部分と背景とを分離するためのしきい値により2値画像
(例えば、背景部:0、IC部分:1)に変換する。ま
た、TVカメラ16の画面上にxy座標を定め、このx
y座標のxy方向を予めワールド座標のYZ方向に一致
させておく。リード開き角は、TVカメラ画面のy軸方
向に平行な直線と2値画像のリード部分との成す角μに
より定義する。リードが撮影されている2値画像のリー
ド領域Rに対して以下の処理を行ってリード開き角μを
求める。まず、リード領域Rのy座標が最小の行(リー
ド領域Rの上辺)と最大の行(リード領域Rの下辺)に
おいて、画面左から右(x方向)へ向かって各々画素の
値を調べ、最初に1(リード部)となった点のx、y座
標を各々記憶する。この2点のx、y座標からこの2点
を通る直線の傾きを計算する。そして、求めた傾きに、
予め求めておいたTVカメラのx、y方向の画素ピッチ
により定まる係数を乗算することにより実際のリード開
き角μを求める。反対側のリードの開き角についても、
リード部の探索方向を逆向きにして上記と同様に検出を
行う。なお、リード開き角μの検出の信頼性を向上させ
るために、リード領域中のさらに多くの点についてx、
y座標を検出してリード開き角μを求めても良い。
【0029】θステージ制御回路20は、リード開き角
検出回路22より出力されたリード開き角度μの値によ
り、リードとはんだぬれを撮像するための後述するライ
ンセンサとが平行になるようにICを回転させる。
【0030】はんだぬれを撮像するための光学系は、は
んだぬれを撮像するための撮像装置24と、ICの照明
を行うための照明装置30A、30Bとを備えている。
照明装置30A、30Bは、発光素子であるLEDを多
数個直線状に配列して構成されたLEDアレイで構成さ
れており、各々波長λ1、λ2の異なる波長の光を照射
する。LEDアレイは各々LEDの配列方向がZ軸と平
行になるように配置されている。LEDアレイより発せ
られた光は、その前面に置かれたシリンドリカルレンズ
によりコリメートされて平行光となり、その平行光が後
述する撮影装置の受光軸(Z軸方向)上のリード表面の
所定領域に照射される。なお、この平行光は平面状の光
束となるが、その平面はある程度の厚さを有しているの
で、被測定物の高さが変化しても、上記平行光が照射さ
れる被測定物の表面領域においては常に一定の照射条件
が得られる。従って、LEDアレイから光を照射する
と、リードの照射部にZ軸方向に延びる直線状の輝線が
得られる。LEDは、照明強度の調節が電流制御により
容易にできかつ経時劣化による光量の変動が少ないた
め、検査の信頼性を確保でき、さらに保守の面からも有
利である。
【0031】LEDアレイに代えて、LEDを複数個上
記の配列方向に配列して照明装置30A、30Bを構成
してもよく、光ファイバの一端を上記の配列方向に配列
しかつ他端を束ねてその近傍にLED等の光源を配置し
て照明装置30A、30Bを構成してもよい。
【0032】撮像装置24は、光軸がリード開き角に基
づいて姿勢が調整されたICのリードの平坦面と直交す
るように、すなわち光軸がY方向を向くように配置され
ている。この撮像装置24内には、図5、6に示すよう
に、入射された光を波長に応じて2つに分離するため
の、ダイクロイックミラー等で構成された三角柱状の波
長選択性の分光フィルタ28が、長手方向がZ軸と平行
になるように配置されている。この分光フィルタ28の
分離波長λは、λ1>λ>λ2を満たすように定められ
ており、波長λ1の光を反射しかつ波長λ2の光を透過
することにより入射された光を2つに分離する。
【0033】また、撮像装置24内には、分光フィルタ
28で分離された各々の光を受光可能な位置に、各々受
光した光の波長に対して感度を持ったラインセンサ26
A、26Bが配置されている。ラインセンサ26A、2
6Bの各々は、N個の受光素子を直線状に配列した1列
の受光素子群から構成され、受光素子の配列方向が直線
状の輝線方向に対応する方向、すなわちZ軸と平行な方
向を向くように配置されている。
【0034】照明装置30A、30BのLED配列方
向、ラインセンサ26A、26Bの受光素子配列方向、
及び分光フィルタ28の長さ方向は各々同一方向である
が、照明装置30A、30Bとラインセンサ26A、2
6Bとの位置関係を図5、図6を参照してさらに説明す
る。本実施例での検査対象のリードは、はんだぬれによ
る傾斜面のリード平坦面に対する傾斜角は±2°程度で
あり、撮像装置24は光軸がリード平坦面に直交するよ
うに調整される。この傾斜面からの正反射光を最も強く
検出するためには、撮像装置24の光軸面と各照明装置
から照射された光とのなす角度が4°でかつ光軸面に対
して対称になる位置に照明装置30A、30Bを設置す
ればよい。なお、一般的には、はんだぬれ面の傾斜面の
傾斜角を±α°とすると、照明装置30A、30Bは照
射された光と撮像装置24の光軸面とのなす角度が2α
°でかつ光軸面と対称になる位置に設置すればよい。従
って、傾斜角が異なる各種の被測定物表面の性状を検出
するためには、照明装置30A、30Bを光軸面に対し
て対称に移動可能にし、撮像装置24の光軸面と各照明
装置から照射された光とのなす角度を調整可能にしてお
くのが好ましい。
【0035】また、2つのラインセンサ26A、26B
は、リード表面の光照射位置からの光路長が同一となる
位置に配置されている。
【0036】照明装置30A、30Bとラインセンサ2
6A、26Bとの位置関係が上記のように予め固定され
ているので、照明装置30A、30Bから光を照射する
と、波長が異なる2つの光がリード表面の同一位置に照
射され、リード表面にZ軸と平行な方向に延びる直線状
の輝線が得られ、この位置から反射される。リード表面
の同一照射位置から反射された反射光は、分光フィルタ
28により分離され、分離された波長が異なる反射光が
各々ラインセンサ26A、26Bに受光される。また、
照明装置30A、30Bが光軸面に対して対称になる位
置に配置され、リード表面の光照射位置からの光路長が
同一となる位置にラインセンサ26A、26Bが配置さ
れているので、輝線上の1点からの反射光は、2つのラ
インセンサ26A、26B共にn番目の受光素子で受光
される。これにより、後述する後処理に於いてラインセ
ンサ26A、26Bからのn番目の画素データが実際の
リード上での同一点のデータに対応することとなり、位
置の対応を取る必要がなくなる。
【0037】照明装置の照明の明るさと撮像装置の反射
光の検出感度は、予めキャリブレーションされている。
すなわち、リード表面の傾斜角度が0°(水平)の場合
には、ラインセンサ26A、26Bともに反射光強度と
して同じ値V0を出力する。水平方向(または鉛直方
向)に対する傾斜角度がβ°の場合には、ラインセンサ
26AはVβ1、ラインセンサ26BはVβ2を出力
し、一方、傾斜角度が−β°の場合には、ラインセンサ
26AはVβ2、ラインセンサ26BはVβ1を出力す
るように調整されている。
【0038】撮像装置24は撮像制御装置32に接続さ
れ、撮像制御装置32は、はんだぬれの撮像を行うため
にθステージをX軸方向に移動させるXステージ制御回
路34、照明装置30A、30Bを制御する照明制御回
路36に接続され、撮像開始信号と撮像に関する各種パ
ラメータを入力する。
【0039】各種パラメータは、Xステージ移動速度、
すなわちIC移動速度(Vs[mm/sec])、撮像
間隔時間(Tc[sec])、撮像回数(M[回])等
である。これらのパラメータと、1回の撮像時間(Tg
[sec])、検査対象のICの大きさ(Li[m
m])、判定に必要な撮像分解能(Rp[回/m
m])、検査時間(Tj[sec])との間には、以下
のような関係がある。 Tj=Li/Vs Rp=M/Li Tj=(Tg+Tc)×M また、撮像装置24のラインセンサ26A、26Bは、
各々画像メモリ38A、38Bに接続され、各画像メモ
リ38A、38Bは、検出された光の強度に基づいて光
強度画像を合成する画像合成手段としての金属光沢面検
出回路40に接続され、金属光沢面検出回路40は判定
回路42に接続されている。
【0040】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
照明装置18でICを照明してTVカメラ16で撮影
し、上記で説明したようにリード開き角μを検出し、撮
像装置24の光軸とリード表面とが直交するようにIC
を回転させる。この状態で撮像制御装置32から撮像開
始信号を撮像装置24、照明制御回路36およびXステ
ージ制御装置34に出力する。照明制御回路36は、撮
像開始信号が入力されると、照明装置30A、30Bを
点灯させ、Tj[sec]後、すなわち撮像終了と同時
に消灯させる。このとき、照明装置30A、30Bとし
てLEDを用いているので、応答性・点灯直後の光量の
安定性は良好である。
【0041】Xステージ制御回路34は、撮像開始信号
が入力されると、撮像制御装置32より与えられたXス
テージ移動速度Vs[mm/sec]で、かつ同様に与
えられた検査対象のICの大きさLi[mm]に相当す
る距離だけICを搭載したθステージ12をXステージ
10によりX軸方向に並進移動させる。この移動によ
り、照明装置からの光は検査対象の全体にわたり2次元
走査されることになる。
【0042】上記では検査対象のICを移動させて撮像
を行う例を示したが、ICを静止させて撮像装置および
照明装置を一体的に移動させてもよく、要は両者を相対
的に移動させればよい。
【0043】また、撮像装置24は、撮像開始信号が入
力されると、2つのラインセンサ26A、26Bで同時
に1ライン分ずつのTc[sec]毎に周期的な撮影を
繰り返し行う。撮像の繰り返し回数M[回]と撮像間隔
時間Tc[sec]は撮像制御装置32より与えられ
る。撮像装置24と照明装置30Aとが上記のように配
置されているので、ラインセンサ26Aで得られる反射
光の強度は、図7のaのとき最も強く、図7のb、cに
進むに従って反射光の向きがラインセンサから遠くな
り、図7のdでは反射されなくなるので、図7のb、
c、dへと順に弱くなる。また、背景部(リードでない
部分)では、検査台14に貼られた無反射紙により最も
弱い反射光強度となる。ラインセンサ26A、26Bの
撮像により得られた1ライン分の輝度データは、1ライ
ン毎にそれぞれラインセンサ26A、26Bに対応した
メモリ38A、38Bへ送られ記憶される。
【0044】画像メモリ38A、38Bは、ラインセン
サ26A、26Bからの1回分の撮像出力(N画素)に
相当する行(または列)と撮像回数(M)に相当する列
(または行)のセルをもつ2次元配列で、撮像装置から
送られた輝度データを1ラインずつ各行(または列)に
順次蓄える。このため撮像終了時には画像メモリ38
A、38Bには、図8に示すように、波長λ未満の反射
光とλを越える反射光によるリード画像のデータが記憶
される。図8の画像メモリにおいて白い部分は反射光の
強度が弱い部分、黒い部分は反射光の強度が強い部分を
示している。なお、位置に対する明るさ、すなわち輝度
は図9に示すようになる。各画像メモリ38A、38B
に記憶された画像は、光源である照明装置方向に面した
傾斜面が明るくなった画像になっている。これにより1
ラインずつでは把握しにくいリード面全体での、特定傾
斜面(光源方向に面した傾斜面)の分布の様子を把握す
ることができる。
【0045】金属光沢面検出回路40では、リード傾斜
・水平面情報を含む画像を作成するために、まず、画像
メモリ38A、38Bの対応する点の輝度値を比較して
輝度の高い方を選択して合成した合成画像を作成する。
作成方法は、画像メモリ38A、38B(M×Nセル)
それぞれから順番に、輝度データ(La,Lb)を読み
出し比較する。La≧LbであればLaの値を、La<
LbであればLbの値を金属光沢面検出回路40内のM
×Nセル配列のメモリに記憶する。こうして作成した合
成画像においては、輝度が高い白い部分は傾斜面に相当
し、輝度の中間のグレー部分は水平面に相当し、輝度の
低い黒い部分は背景に相当する。なお、白黒の表現は説
明の都合上図8とは逆に表現した。
【0046】この合成画像に対して図9に示すように、
輝度S1以上を傾斜面、S2〜S3の範囲を水平面、S
3以下を背景とするしきい値により4値画像を作成す
る。
【0047】また、この4値画像を作成するために、画
像メモリ38A、38Bの対応する点の輝度値を比較し
て輝度値の高い方を選択する代りに、輝度値の差の絶対
値(|La−Lb|)を用いて合成画像を作成しても良
い。この場合には、輝度が高い白い部分は傾斜面に相当
し、輝度の低い黒い部分は水平面と背景に相当する。こ
のため、水平面と背景とを区別するために、リードの位
置・形状情報を用いる。リードの形状は定まっているの
で予め求めた形状データと、θステージの位置から検出
した位置データをリードの位置・形状情報として使用す
る。
【0048】位置・形状情報を用いる代りに輝度(L
a,Lb)で、La≧LbであればLbの値を、La<
LbであればLaの値をM×Nセル配列のメモリに記憶
する等のように対応する画素で低い値を選択した画像を
用いることもできる。こうして作成した画像では、最も
明るい部分が水平面に相当し、中間が傾斜面に相当し、
最も暗い部分が背景に相当する。
【0049】また、合成画像の作成方法として、輝度値
の差Ls=(La−Lb)を用いてもよい。この場合、
Lsの値のとり得る範囲としては、La、Lb各々がと
り得る範囲を0〜Lmaxとすると−Lmax〜Lma
xとなり、ダイナミックレンジは2倍必要になる。この
ため、メモリのダイナミックレンジも2倍必要となる。
しかし、こうして得られた情報には値の正負符号、すな
わち、被測定物表面の傾斜面の傾き方向の情報が含まれ
ている。
【0050】また、傾斜面および水平面の情報を含んだ
画像を作成するために、上記Lsにより、例えば、Ls
>S1では5(一方の傾斜面)、S2>Ls>S3では
3(水平面)、S3>Ls>−S3では2(背景)、−
S3>Ls>−S2では3(水平面)、−S1>Lsで
は1(他方の傾斜面)、その他の場合を4、とした5値
画像を作成することにより、メモリ容量を節約しつつ傾
斜面方向の情報を含んだ合成画像を作成することができ
る。
【0051】判定回路42は、検出した傾斜面、水平面
の面積、分布の数に基づきはんだぬれ状態を判定する。
判定は、傾斜面と水平面との特徴量を検出し、図10に
示すように、「良品」、「なし」、「過多」、「一部な
し」、「ぬれむら」を判定する。「なし」では、リード
のほとんどが水平面となるためリード面積に対する水平
面面積の割合により判定し、水平面面積の割合が所定値
以上のとき「なし」と判定する。「過多」は、「良品」
と同じ傾斜面の傾きがリード中央付近に表れるので、図
10に示すようにリード中央付近にウィンドウW1を設
定し、そのウィンドウW1内での傾斜面面積を計測し、
傾斜面面積が所定値以上の場合「過多」と判定する。
「一部なし」はリード付け根付近にはんだが塗られてい
ない欠陥であるため、リード付け根付近にウィンドウW
2を設定し、そのウィンドウW2内の水平面面積の割合
を計測し、水平面面積の割合が所定値以上のとき「一部
なし」と判定する。「ぬれむら」は、リード全体での、
一かたまりとなった傾斜面面積と数、水平面面積と数に
より判定を行い、傾斜面面積が所定値以上の部分が所定
の数以上、水平面面積が所定値以上の部分が所定の数以
上のとき「ぬれむら」と判定する。これらの判定は、リ
ード1本ずつについて行う。判定結果としては、ICの
はんだぬれ不良リードの有無、およびそのリード本数と
不良判定を出力する。
【0052】上記実施例では、両方の傾斜面の情報を得
るために、2つの照明装置を用い両側から照明を行って
いるので、1回の移動で左右両方からの照明による画像
が得られ、高速に撮像を行うことができる。
【0053】なお、上記では被測定物表面上に直線上の
輝線が得られる光線束を用いた例について説明したが、
被測定物表面上にスポット状の輝線が得られる光ビーム
を用いて、ICをX、Z方向に移動させて2次元走査し
てもよく、ICを停止させた状態でポリゴンミラーやレ
ゾナントスキャナー等の走査装置を用いて2次元走査し
てもよい。また、被測定物表面上に直線上の輝線が得ら
れる光線束を用い、ICを停止させた状態でポリゴンミ
ラーやレゾナントスキャナー等の走査装置を用いて一方
向に走査することにより2次元走査してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、起状の小さななめらかな凹凸を持つ被測定物表面
の表面性状をも計測することができる、という効果が得
られる。
【0055】また、請求項2の発明によれば、起状の小
さななめらかな凹凸を持つ被測定物表面の表面性状をも
計測することができると共に、照射部に直線状の輝線が
得られる光を用いているため、主走査方向または副走査
方向に輝線を一致させて、主走査方向に輝線を一致させ
た場合には副走査方向、副走査方向に輝線を一致させた
場合には主走査方向に走査することにより2次元走査が
行えるので、走査が簡単になる、という効果が得られ
る。
【0056】そして、請求項3の発明によれば、起状の
小さななめらかな凹凸を持つ被測定物表面の表面性状を
も計測することができると共に、光源手段に対する入射
光軸の位置関係が定められた分離手段を用い、さらに光
源手段および分離手段と被測定物とを相対移動させるの
で、被測定物表面からの反射光の強度を照射された入射
方向に応じて分離して検出することにより、相対移動に
応じて変化し得る被測定物表面の傾斜方向及び傾斜度合
いを、一方向に相対移動するだけで容易に検出すること
ができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リードはんだぬれ状態を示す図である。
【図2】本発明の実施例のブロック図である。
【図3】TVカメラ、IC及び照明装置の位置関係を示
すブロック図である。
【図4】TVカメラで撮影された画像を示す図である。
【図5】撮影装置と照明装置との位置関係を示すブロッ
ク図である。
【図6】分光フィルタとラインセンサとの位置関係を示
す斜視図である。
【図7】a、b、c、dは反射光のセンサ方向強度を示
す線図である。
【図8】リードとメモリに記憶された輝度とを示す線図
である。
【図9】合成画像の作成方法を説明するための線図であ
る。
【図10】各検査項目の4値画像とウインドの例を示す
平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北岡 広宣 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 小関 修 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 山本 新 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる方向から被測定物表面の同一位置
    に照射される分離可能な複数の光によって被測定物表面
    を走査する走査手段と、 被測定物表面から反射された光を照射された方向に対応
    する光毎に分離する分離手段と、 分離された各々の光の強度を検出する検出手段と、 検出された光の強度に基づいて光強度画像を合成する画
    像合成手段と、 を含む表面性状検出装置。
  2. 【請求項2】 異なる方向から被測定物表面の同一位置
    に照射されると共に、照射部に直線状の輝線が得られる
    分離可能な複数の光によって被測定物表面を2次元走査
    する走査手段と、 被測定物表面で反射された光を照射された方向に対応す
    る光毎に分離する分離手段と、 直線状の輝線と対応する方向に配列された多数の受光素
    子から成る複数の受光素子群を備え、分離された各々の
    光の強度を検出する検出手段と、 検出された光の強度に基づいて光強度画像を合成する画
    像合成手段と、 を含む表面性状検出装置。
  3. 【請求項3】 異なる方向から被測定物表面の同一位置
    に互いに分離可能な複数の光を照射する光源手段と、 一定方向の入射光軸を有し該入射光軸と光源手段との位
    置関係が予め定められると共に、被測定物表面から反射
    された光の前記入射光軸成分を照射された方向に対応す
    る光毎に分離する分離手段と、 光源手段および分離手段と被測定物とを互いに相対的に
    移動させる走査手段と、 分離された各々の光の強度を検出する検出手段と、 走査手段による移動に伴い変化し得る検出された光の強
    度に基づいて光強度画像を合成する画像合成手段と、 を含む表面性状検出装置。
JP3868394A 1994-03-09 1994-03-09 表面性状検出装置 Pending JPH07248211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3868394A JPH07248211A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 表面性状検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3868394A JPH07248211A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 表面性状検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07248211A true JPH07248211A (ja) 1995-09-26

Family

ID=12532095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3868394A Pending JPH07248211A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 表面性状検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07248211A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0996611A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Nec Corp はんだ付外観検査装置および外観検査方法
FR2779517A1 (fr) * 1998-06-05 1999-12-10 Architecture Traitement D Imag Procede et dispositif d'acquisition opto-electrique de formes par illumination axiale
JP2006105780A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Hitachi High-Technologies Corp 微細構造観察方法および欠陥検査装置
JP2007317972A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Hitachi High-Technologies Corp 電子部品の貼付状態検査装置
JP2013152128A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Hitachi Ltd 表面検査方法及びその装置
CN110726382A (zh) * 2018-07-17 2020-01-24 卡尔蔡司工业测量技术有限公司 用于借助电磁射束检测物体表面的设备和方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0996611A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Nec Corp はんだ付外観検査装置および外観検査方法
FR2779517A1 (fr) * 1998-06-05 1999-12-10 Architecture Traitement D Imag Procede et dispositif d'acquisition opto-electrique de formes par illumination axiale
WO1999064816A1 (fr) * 1998-06-05 1999-12-16 Dentalmatic Technologies Inc. Procede et dispositif d'acquisition opto-electrique de formes par illumination axiale
JP2006105780A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Hitachi High-Technologies Corp 微細構造観察方法および欠陥検査装置
JP2007317972A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Hitachi High-Technologies Corp 電子部品の貼付状態検査装置
JP2013152128A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Hitachi Ltd 表面検査方法及びその装置
CN110726382A (zh) * 2018-07-17 2020-01-24 卡尔蔡司工业测量技术有限公司 用于借助电磁射束检测物体表面的设备和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6724489B2 (en) Three dimensional scanning camera
CN101726499B (zh) 表面检查装置
KR101656045B1 (ko) 웨이퍼 검사 시스템 및 방법
US6385507B1 (en) Illumination module
JP2540707B2 (ja) 改良されたtdi検査用照明システム
US7773209B2 (en) Method and apparatus for parts manipulation, inspection, and replacement
US20080024794A1 (en) Semiconductor Surface Inspection Apparatus and Method of Illumination
JP2002529722A (ja) 高さ感知センサを有するエレクトロニクス組立装置
US6437312B1 (en) Illumination for inspecting surfaces of articles
EP1278853A2 (en) Listeria monocytogenes genome, polypeptides and uses
CN106248695B (zh) 用于线连接的缺陷分析的检查系统和方法
JP2004226319A (ja) 外観検査装置および画像取得方法
EP0635883B1 (en) Semiconductor device inspection system
US6518997B1 (en) Grid array inspection system and method
JPH07248211A (ja) 表面性状検出装置
EP1978353B1 (en) Multiple surface inspection system and method
JP2000131037A (ja) 物体形状検査装置
JPH1123234A (ja) Bgaの半田ボールの高さ測定方法およびその装置
JP2577805B2 (ja) はんだ付部検査方法とその装置並びに電子部品実装状態検査方法
WO2020152866A1 (ja) 画像検査装置
JPH05175310A (ja) ワイヤボンディング検査装置
KR100262550B1 (ko) 반도체 칩 검사장치 및 그 방법
KR20030024615A (ko) 칩 부품의 외관검사방법 및 외관검사장치
JP4036712B2 (ja) 非破壊検査装置
JPH02247510A (ja) 外観検査装置