JPH0724819B2 - 管の超高圧洗浄用ノズル - Google Patents

管の超高圧洗浄用ノズル

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JPH0724819B2
JPH0724819B2 JP4273369A JP27336992A JPH0724819B2 JP H0724819 B2 JPH0724819 B2 JP H0724819B2 JP 4273369 A JP4273369 A JP 4273369A JP 27336992 A JP27336992 A JP 27336992A JP H0724819 B2 JPH0724819 B2 JP H0724819B2
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ultra
high pressure
nozzles
hose
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JP4273369A
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JPH0671242A (ja
Inventor
寛 部屋
Original Assignee
有限会社広島上水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水管等の管内を超高
圧水により洗浄するための、超高圧ホースの先端に取り
付けるノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の下水管等の内部を洗浄する超高圧
洗浄は、斜め後方に噴射する複数個の噴射孔を外周に設
けたものや、この外周の複数個の噴射孔の他に先端に真
っ直ぐに噴射する1つの噴射孔を併有するノズルを1個
のみ取り付けたものを使用して、ノズルから斜後方に噴
射する強力な噴射水が管の内壁を洗浄しながら、噴射の
反力によりノズルを前進させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の超高圧
洗浄はノズルが1個のみであるため、一定の圧力で使用
する場合は洗浄効果が不足する場合があり、特に地盤沈
下等により管が垂れて下方に湾曲して流れ勾配が無くな
り常時水が溜まっている箇所では、噴射水は水を押し退
けて管内壁に達するので、そのときの水の抵抗により噴
射水の圧力が大幅に減衰して洗浄効果が低下し、満足な
洗浄が行えないといった難点があった。
【0004】洗浄効果が不十分である場合は洗浄水の圧
力を高めればよいが、そうすると例えばヒューム管の場
合に内壁のコンクリートを破損させたり、ビニール管の
場合管が噴射水の圧力で変形するといったような管を損
傷させるおそれが生じることや、超高圧ポンプが過負荷
となって故障の原因となったり、耐久性を損じるといっ
た問題が生じる。
【0005】本発明の目的は、噴射圧力を高めることな
く洗浄効果及び推進力を増進し、さらに管の曲がりに沿
って超高圧ホースが屈曲して推進しやすい超高圧洗浄ノ
ズルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの発明は、超高圧ポンプに連なる超高圧ホースの
先端に取り付ける、斜め後方に噴射する複数の噴射孔を
有するノズルを、適宜長さの超高圧ホースを介して複数
個を直列に連結してなる、管の超高圧洗浄用ノズルであ
る。
【0007】また、上記複数のノズルの連結部に、首振
り可能な自在接手を介在させた、管の超高圧洗浄用ノズ
ルである。
【0008】
【作用】例えば2個のノズルが直列に連結されている場
合、2個のノズルがそれぞれ洗浄作用と推進作用をなす
ため洗浄力及び推進力が強まって洗浄効率を高めること
ができるとともに、管の下向き湾曲により管内に水が溜
まっているとき、後部のノズルが水を後方へ押し流すた
め先端のノズルは水の無い状態で洗浄することとなって
必要な洗浄力及び推進力が得られる。ノズルが3個以上
であればその数に比例して洗浄力及び推進力が増進す
る。
【0009】複数のノズルの連結部に首振り可能な自在
接手を設けることにより、ホース接手の連結で長くなる
屈折不能な金属部分が屈折可能となるため、管が屈折し
ている箇所の曲進を容易にすることができる。
【0010】
【実施例】以下この発明を、例示図面を参照として説明
する。図1はノズルを2個連結した第1実施例を示し、
図2は2個のノズルの連結部に自在接ぎ手を介在させた
第2実施例を示し、図3は3個のノズルを連結した第3
実施例を示すもので、各実施例の同一部分には同一符号
を付して説明する。
【0011】〔第1実施例〕図1において(1)は超高
圧ホースで、超高圧ポンプ〔図示省略〕に連なっていて
その先端にホース接手(2)が固着してあり、このホー
ス接手(2)は先端に連結用のオネジが形成され、この
オネジに筒状にしてその両端内周にメネジを有する第1
ノズル(3)が後端のメネジを螺合して結合してあり、
この第1ノズル(3)には内周から外周に貫通して斜め
後方〔超高圧ホース(1)側〕に噴射する6個の後方噴
射孔(3a)が同一円周上に等間隔に設けてある。
【0012】(4)は第2ノズル用ホースで、超高圧ホ
ース(1)と同質のものであり、適当な長さをもって両
端にホース接手(4)と同様のホース接手(5),
(6)が固着してあり、一端のホース接手(5)は第1
ノズル(3)の先端のメネジに螺合して連結し、他端の
ホース接手(6)には先端が塞がれた袋状の第2ノズル
(7)か後端内周に設けたメネジを螺合して結合されて
おり、この第2ノズル(7)は第1ノズル(3)と同様
の後方噴射孔(7a)と、先端に1個の前方噴射孔(7
b)持っている。
【0013】以上の構成により第1ノズル(3)と第2
ノズル(7)の斜め後方の噴射が管の内面を洗浄すると
ともに、この噴射の反力により第1ノズル(3)と第2
ノズル(7)が管内を前進して超高圧ホース(1)を引
込みながら洗浄を果たすもので、管が屈折している場所
では先端の第2ノズル(7)が管の曲がり内壁に接触し
ながら第1ノズル(3)は第2ノズル(7)の推力に後
押しされながら第2ノズル用ホース(4)が屈曲して前
進するものである。
【0014】〔第2実施例〕図2は上記第1実施例の第
1ノズル(3)と第2ノズル用ホース(4)のホース接
手(5)との間に首振り可能な自在接手(8)を介在し
た第2実施例を示すものである。
【0015】この自在接手(8)は、第1ノズル(3)
の先端に螺着する球状部材(9)と、この球状部材
(9)の外側に嵌まる外筒(10)と、この外筒(1
0)の先端に螺着する押さえ部材(11)と、球状部材
(9)と押さえ部材(11)の間に介在するリング状の
パッキン(12)とからなる。
【0016】さらに自在接手(8)を詳細に説明する
と、球状部材(9)は、球状部の外周の1箇所に小径の
ネック部(9a)に続くオネジ(9b)を突設して、こ
のオネジ(9b)の軸心から球状部の中心を通って貫通
する通水孔(9c)を持ち、オネジ(9b)を第1ノズ
ル(3)の先端のメネジに螺着してある。
【0017】この球状部材(9)の外側に嵌まる外筒
(10)は、後端内部に上記球状部材(9)の球面に適
合する半球凹面(10a)を持ち、この半球凹面(10
a)の中央にその内径より小径にして上記ネック部(9
a)を首振り用の間隙をもって挿通する首振り孔(10
b)を後端に開口するとともに、前端部の少なくとも半
球凹面(10a)の直径と等しい開口部にメネジを設け
てある。
【0018】このメネジに螺着する押さえ部材(11)
は、後端面に形成した欠球凹面(11a)がリング状の
パッキン(12)を介して球状部を押圧するとともに、
軸心に通水孔を持ち、さらに欠球凹面(11a)の反対
端面にメネジを設け、このメネジに第2ノズル用ホース
(4)のホース接手(5)を螺合して連結したものであ
る。
【0019】かくして、球状部材(9)のネック部(9
a)の径と外筒(10)の首振り孔(10b)の径との
差分だけ図2に仮想線に示す如く360°にわたって首
振り自在であり、この自在接手(8)を設けることによ
り、図1の状態において第1ノズル(3)が前後にホー
ス接手(2)とホース接手(5)が連結されて屈曲不能
な金属部分(L)が長くなって管の曲がり部分を通り難
くなるのを改善して、自在接手(8)部分で自在に屈折
して通り易くするものである。
【0020】〔第3実施例〕図3はノズルを3個連結し
た例を示し、超高圧ホース(1)とホース接手(2)と
第1ノズル(3)は図1のものと同一であるが、第2ノ
ズル用ホース(4a)とホース接手(5a)及び(6
a)は、図1のものより小径のものとし、第2ノズル
(7a)は第1ノズル(3)と同一構造で小型のものと
し、この第2ノズル(7a)に連結する第3ノズル用ホ
ース(13)とその両端のホース接手(14)及び(1
5)は、第2ノズル用ホース(4a)とその両端のホー
ス接手(5a)及び(6a)とそれぞれ同じものであ
り、第3ノズル(16)は図1の第2ノズル(7)と同
一構造で小型にしたものである。
【0021】この図3に示す第3実施例のものはノズル
が3個連結してあるため、第1・第2実施例に示す2個
のものよりさらに洗浄力及び推進力を高めることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明した本発明に係わる管の超高圧
洗浄用ノズルによれば、ノズルを適当な間隔をもって2
個以上連結したことにより、洗浄力及び管内を前進する
推進力が強まって、洗浄効果を高めることができるとと
もに、管内を前進する力が強化されるため洗浄時間を短
縮して洗浄効率を向上させることができ、さらに、複数
のノズルの連結部分に首振り可能な自在接手を介在させ
ることにより管の曲がり部分を曲進することが容易とな
り、非常に使い易くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】同じ大きさのノズルを2個連結したものの要部
を切り欠いだ第1実施例示図である。
【図2】図1の連結部に首振り可能な自在接手を介在し
たものの要部を切り欠いだ第2実施例示図である。
【図3】ノズルを3個連結し、そのうち先端と中間のノ
ズルを小型にした第3実施例示図である。
【符号の説明】
1 超高圧ホース 3 第1ノズル 3a 後方噴射孔 4 第2ホース用ノズル 7 第2ノズル 7a 後方噴射孔 8 自在接手 12 パッキン 13 第3ノズル用ホース 16 第3ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超高圧ポンプに連なる超高圧ホースの先
    端に取り付ける、斜め後方に噴射する複数の噴射孔を有
    するノズルを、適宜長さの超高圧ホースを介して複数個
    を直列に連結したことを特徴とする、管の超高圧洗浄用
    ノズル。
  2. 【請求項2】 上記複数のノズルの連結部に、首振り可
    能な自在接手を介在させた、請求項1記載の管の超高圧
    洗浄用ノズル。
JP4273369A 1992-08-27 1992-08-27 管の超高圧洗浄用ノズル Expired - Lifetime JPH0724819B2 (ja)

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JPH0671242A JPH0671242A (ja) 1994-03-15
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JPH0354231U (ja) * 1989-10-02 1991-05-24

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