JPH07247986A - ポンプ装置 - Google Patents
ポンプ装置Info
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- JPH07247986A JPH07247986A JP3589394A JP3589394A JPH07247986A JP H07247986 A JPH07247986 A JP H07247986A JP 3589394 A JP3589394 A JP 3589394A JP 3589394 A JP3589394 A JP 3589394A JP H07247986 A JPH07247986 A JP H07247986A
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- JP
- Japan
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- protective cover
- opening
- shutter
- inspection
- pump device
- Prior art date
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Links
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims abstract description 47
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 45
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 45
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 45
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、保護カバーに点検窓を設け、点
検調整作業における保護カバーの取り外しをなくし、点
検調整作業の煩雑さを解消するとともに、作業時間の短
縮を図ることができるポンプ装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 保護カバー10の円弧部頂点から平坦部側に
少し下がった円弧部の位置に開口11が穿設され、この
開口11に凸レンズ12が嵌着されている。また、保護
カバー10の平坦部の相対する位置に開口13が穿設さ
れ、この開口13回りの保護カバー10の内周面にシャ
ッタガイド14が設けられている。そして、シャッタガ
イド14に上下移動可能にシャッタ15が取り付けら
れ、このシャッタ15により開口13を開閉できるよう
になっている。そこで、凸レンズ12および開口13を
介してカップリング部の点検ができる。
検調整作業における保護カバーの取り外しをなくし、点
検調整作業の煩雑さを解消するとともに、作業時間の短
縮を図ることができるポンプ装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 保護カバー10の円弧部頂点から平坦部側に
少し下がった円弧部の位置に開口11が穿設され、この
開口11に凸レンズ12が嵌着されている。また、保護
カバー10の平坦部の相対する位置に開口13が穿設さ
れ、この開口13回りの保護カバー10の内周面にシャ
ッタガイド14が設けられている。そして、シャッタガ
イド14に上下移動可能にシャッタ15が取り付けら
れ、このシャッタ15により開口13を開閉できるよう
になっている。そこで、凸レンズ12および開口13を
介してカップリング部の点検ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビル設備に据
え付けられるポンプ装置に関するものである。
え付けられるポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のポンプ装置の一例を示す側
面図、図4は従来のポンプ装置のカップリング部回りを
示す断面図であり、図において1はポンプ部、2はポン
プ部1の主軸1aの先端に設けられたカップリング、3
は電動機部、4は電動機部3の主軸3aの先端に設けら
れたカップリング、5はポンプ部1および電動機部3が
据え付けられるベース、6は保護カバーであり、この保
護カバー6は逆U字状に形成され、ポンプ部1の主軸1
aと電動機部3の主軸3aとを直結するカップリング
2、4を覆うように配設され、その両端部を固定ねじ7
によりベース5に固定されている。8はカップリングゴ
ムが被覆されたカップリング2、4を連結するボルトで
ある。
面図、図4は従来のポンプ装置のカップリング部回りを
示す断面図であり、図において1はポンプ部、2はポン
プ部1の主軸1aの先端に設けられたカップリング、3
は電動機部、4は電動機部3の主軸3aの先端に設けら
れたカップリング、5はポンプ部1および電動機部3が
据え付けられるベース、6は保護カバーであり、この保
護カバー6は逆U字状に形成され、ポンプ部1の主軸1
aと電動機部3の主軸3aとを直結するカップリング
2、4を覆うように配設され、その両端部を固定ねじ7
によりベース5に固定されている。8はカップリングゴ
ムが被覆されたカップリング2、4を連結するボルトで
ある。
【0003】このように構成された従来のポンプ装置
は、図5に示すように、芯だし作業によりポンプ部1の
主軸1aの軸芯と電動機部3の主軸3aの軸芯と一直線
に合わせ、カップリング2、4の外周の段差Sおよび面
間スキマAが許容値以内になるように定規9やスキマゲ
ージを用いて調整して、ベース5に据え付けられる。こ
の時、カップリング2、4に穿設された複数の孔に、カ
ップリングゴムが被覆されたボルト8を挿通してナット
にて締結されてカップリング2、4が連結されている。
そして、電動機部3を作動させ、その回転力が電動機部
3の主軸3aの先端に設けられたカップリング4および
ポンプ部1の主軸1aの先端に設けられたカップリング
2を介してポンプ部1に伝達されて、ポンプ装置が作動
する。この時、回転部であるカップリング2、4は保護
カバー6により覆われており、安全性が確保されてい
る。
は、図5に示すように、芯だし作業によりポンプ部1の
主軸1aの軸芯と電動機部3の主軸3aの軸芯と一直線
に合わせ、カップリング2、4の外周の段差Sおよび面
間スキマAが許容値以内になるように定規9やスキマゲ
ージを用いて調整して、ベース5に据え付けられる。こ
の時、カップリング2、4に穿設された複数の孔に、カ
ップリングゴムが被覆されたボルト8を挿通してナット
にて締結されてカップリング2、4が連結されている。
そして、電動機部3を作動させ、その回転力が電動機部
3の主軸3aの先端に設けられたカップリング4および
ポンプ部1の主軸1aの先端に設けられたカップリング
2を介してポンプ部1に伝達されて、ポンプ装置が作動
する。この時、回転部であるカップリング2、4は保護
カバー6により覆われており、安全性が確保されてい
る。
【0004】このポンプ装置を長期運転すると、据え付
け状況の変化や部品の摩耗劣化現象が生じ、カップリン
グ2、4の外周の段差Sや面間スキマAが許容値を越え
る場合が発生する。そこで、スパナ等を用いて固定ねじ
7を取り外して保護カバー6を外し、例えばカップリン
グ部の上下左右の4箇所において外周の段差Sや面間ス
キマAが許容値以内に入っているか否かを点検し、この
時許容値を越えていればそれらの調整を行う点検調整作
業を定期的に実施している。
け状況の変化や部品の摩耗劣化現象が生じ、カップリン
グ2、4の外周の段差Sや面間スキマAが許容値を越え
る場合が発生する。そこで、スパナ等を用いて固定ねじ
7を取り外して保護カバー6を外し、例えばカップリン
グ部の上下左右の4箇所において外周の段差Sや面間ス
キマAが許容値以内に入っているか否かを点検し、この
時許容値を越えていればそれらの調整を行う点検調整作
業を定期的に実施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のポンプ装置は以
上のように構成されているので、点検調整作業を実施す
る際に、スパナ等を用いて固定ねじ7を取り外して保護
カバー6を取り外す必要があり、点検調整作業が煩雑に
なるとともに、作業時間が長くなり、ビル内の給排水設
備、空調設備等のポンプ装置を全数点検調整するのに相
当な時間を要するという課題があった。
上のように構成されているので、点検調整作業を実施す
る際に、スパナ等を用いて固定ねじ7を取り外して保護
カバー6を取り外す必要があり、点検調整作業が煩雑に
なるとともに、作業時間が長くなり、ビル内の給排水設
備、空調設備等のポンプ装置を全数点検調整するのに相
当な時間を要するという課題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、保護カバーに点検窓を設けて、
点検調整作業における保護カバーの取り外しをなくし、
点検調整作業の煩雑さを解消するとともに、作業時間の
短縮化を図ることができるポンプ装置を得ることを目的
とする。
ためになされたもので、保護カバーに点検窓を設けて、
点検調整作業における保護カバーの取り外しをなくし、
点検調整作業の煩雑さを解消するとともに、作業時間の
短縮化を図ることができるポンプ装置を得ることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るポンプ装置は、ポンプ部と、電動機部と、ポンプ部
の主軸と電動機部の主軸とを直結するカップリング部を
覆うように設けられた保護カバーと、保護カバーのカッ
プリング部を見渡せる位置に設けられた点検窓とを備え
たものである。
係るポンプ装置は、ポンプ部と、電動機部と、ポンプ部
の主軸と電動機部の主軸とを直結するカップリング部を
覆うように設けられた保護カバーと、保護カバーのカッ
プリング部を見渡せる位置に設けられた点検窓とを備え
たものである。
【0008】また、この発明の第2の発明に係るポンプ
装置は、上記第1の発明において、点検窓が、保護カバ
ーに開口を穿設し、開口に凸レンズを取り付けて構成さ
れているものである。
装置は、上記第1の発明において、点検窓が、保護カバ
ーに開口を穿設し、開口に凸レンズを取り付けて構成さ
れているものである。
【0009】また、この発明の第3の発明に係るポンプ
装置は、上記第1の発明において、点検窓が、保護カバ
ーに開口を穿設し、保護カバーに開口を開閉するシャッ
タを取り付けて構成されているものである。
装置は、上記第1の発明において、点検窓が、保護カバ
ーに開口を穿設し、保護カバーに開口を開閉するシャッ
タを取り付けて構成されているものである。
【0010】
【作用】この発明の第1の発明においては、保護カバー
を取り外すことなく、保護カバーに設けられた点検窓か
らカップリング部を見渡して、カップリングの外周の段
差や面間スキマを点検することができる。
を取り外すことなく、保護カバーに設けられた点検窓か
らカップリング部を見渡して、カップリングの外周の段
差や面間スキマを点検することができる。
【0011】また、この発明の第2の発明においては、
凸レンズを介してカップリング部を見渡すので、カップ
リングの外周の段差や面間スキマを拡大してみることが
できる。
凸レンズを介してカップリング部を見渡すので、カップ
リングの外周の段差や面間スキマを拡大してみることが
できる。
【0012】また、この発明の第3の発明においては、
点検調整作業の際には、シャッタを開放して開口を開け
てカップリング部を見渡して点検を行い、終了後シャッ
タを閉じて開口を塞口し、安全性を確保している。
点検調整作業の際には、シャッタを開放して開口を開け
てカップリング部を見渡して点検を行い、終了後シャッ
タを閉じて開口を塞口し、安全性を確保している。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例に係るポンプ装置を示す
斜視図、図2はこの発明の一実施例に係るポンプ装置の
カップリング部回りを示す断面図であり、図において図
3乃至図5に示した従来のポンプ装置と同一または相当
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
る。図1はこの発明の一実施例に係るポンプ装置を示す
斜視図、図2はこの発明の一実施例に係るポンプ装置の
カップリング部回りを示す断面図であり、図において図
3乃至図5に示した従来のポンプ装置と同一または相当
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0014】図において、10は逆U字状に形成された
保護カバーであり、この保護カバー10は、ポンプ部1
の主軸1aと電動機部3の主軸3aとのカップリング部
を覆うように配置され、固定ねじ7によりベース5に固
定されている。11は逆U字状の保護カバー10の円弧
部頂点から平坦部側に少し下がった円弧部の位置に穿設
された開口、12は凸レンズであり、該開口11に凸レ
ンズ12を嵌着して第1の点検窓が構成されている。1
3は保護カバー10の平坦部のカップリング2、4のカ
ップリング部の中心を見渡せる位置に穿設された開口、
14は保護カバー10の開口13回りの内壁面に設けら
れたシャッタガイド、15はシャッタガイド14に上下
移動可能に取り付けられて開口13を開閉するシャッ
タ、16は開口13を塞口した状態でシャッタ15を保
護カバー10に締着固定する蝶ねじであり、開口13、
シャッタガイド14およびシャッタ15により第2の点
検窓を構成している。17はシャッタ15に設けられた
把手、18はポンプ装置の稼働中にシャッタ15が振動
しないようにシャッタガイド14に設けられたゴムパッ
キンである。なお、この実施例では、第2の点検窓が保
護カバー10の対向する平坦部のそれぞれに相対して設
けられている。
保護カバーであり、この保護カバー10は、ポンプ部1
の主軸1aと電動機部3の主軸3aとのカップリング部
を覆うように配置され、固定ねじ7によりベース5に固
定されている。11は逆U字状の保護カバー10の円弧
部頂点から平坦部側に少し下がった円弧部の位置に穿設
された開口、12は凸レンズであり、該開口11に凸レ
ンズ12を嵌着して第1の点検窓が構成されている。1
3は保護カバー10の平坦部のカップリング2、4のカ
ップリング部の中心を見渡せる位置に穿設された開口、
14は保護カバー10の開口13回りの内壁面に設けら
れたシャッタガイド、15はシャッタガイド14に上下
移動可能に取り付けられて開口13を開閉するシャッ
タ、16は開口13を塞口した状態でシャッタ15を保
護カバー10に締着固定する蝶ねじであり、開口13、
シャッタガイド14およびシャッタ15により第2の点
検窓を構成している。17はシャッタ15に設けられた
把手、18はポンプ装置の稼働中にシャッタ15が振動
しないようにシャッタガイド14に設けられたゴムパッ
キンである。なお、この実施例では、第2の点検窓が保
護カバー10の対向する平坦部のそれぞれに相対して設
けられている。
【0015】つぎに、この実施例における点検調整作業
について説明する。ポンプ装置が停止した状態におい
て、まず蝶ねじ16を緩めて、保護カバー10に対する
シャッタ15の固定を解除する。ついで、把手17を持
ってシャッタ15をシャッタガイド14を案内にして下
方に押し下げ、開口13を開ける(図2中D側の状
態)。そして、開口13から定規9やスキマゲージを用
いてカップリング部の左右(図2中CおよびD側)の外
周の段差および面間スキマを測定する。また、保護カバ
ー10とポンプとの間の空間から同様にしてカップリン
グ部の下側(図2中F側)の外周の段差および面間スキ
マを測定する。さらに、凸レンズ12からカップリング
部の上側(図2中E側)の外周の段差および面間スキマ
を下側の外周の段差および面間スキマと比較して目視点
検する。そこで、実測データと目視点検結果からカップ
リング部の外周の段差および面間スキマが許容値以内か
否かを判定する。
について説明する。ポンプ装置が停止した状態におい
て、まず蝶ねじ16を緩めて、保護カバー10に対する
シャッタ15の固定を解除する。ついで、把手17を持
ってシャッタ15をシャッタガイド14を案内にして下
方に押し下げ、開口13を開ける(図2中D側の状
態)。そして、開口13から定規9やスキマゲージを用
いてカップリング部の左右(図2中CおよびD側)の外
周の段差および面間スキマを測定する。また、保護カバ
ー10とポンプとの間の空間から同様にしてカップリン
グ部の下側(図2中F側)の外周の段差および面間スキ
マを測定する。さらに、凸レンズ12からカップリング
部の上側(図2中E側)の外周の段差および面間スキマ
を下側の外周の段差および面間スキマと比較して目視点
検する。そこで、実測データと目視点検結果からカップ
リング部の外周の段差および面間スキマが許容値以内か
否かを判定する。
【0016】そして、点検結果からカップリング部の外
周の段差および面間スキマが許容値を越えていれば、固
定ねじ7を取り外して保護カバー10を外し、調整作業
を実施することになる。点検調整作業が終了すれば、把
手17を持ってシャッタ15をシャッタガイド14を案
内にして上方に押し上げ、開口13を塞口する。その
後、蝶ねじ16を締め付けてシャッタ15を保護カバー
10に固定する。この時、シャッタ15はゴムパッキン
18により押さえ付けられた状態となり、ポンプ装置の
稼働中の振動が抑えられる。
周の段差および面間スキマが許容値を越えていれば、固
定ねじ7を取り外して保護カバー10を外し、調整作業
を実施することになる。点検調整作業が終了すれば、把
手17を持ってシャッタ15をシャッタガイド14を案
内にして上方に押し上げ、開口13を塞口する。その
後、蝶ねじ16を締め付けてシャッタ15を保護カバー
10に固定する。この時、シャッタ15はゴムパッキン
18により押さえ付けられた状態となり、ポンプ装置の
稼働中の振動が抑えられる。
【0017】このように、この実施例によれば、保護カ
バー10に点検窓を設けているので、カップリング部の
外周の段差および面間スキマを保護カバー10を取り外
すことなく点検でき、点検調整作業を簡略化できるとと
もに、作業時間を短縮化できるという効果がある。特
に、ビル内に給排水設備や空調設備等のポンプ装置が多
数設置されている場合には、点検時間を大幅に短縮でき
ることになる。また、簡易に点検作業ができることか
ら、定期点検以外の時でも容易に点検でき、ポンプ装置
が安定して運転を続けられ、品質も向上し、耐用年数の
寿命を延ばすことにもつながる。
バー10に点検窓を設けているので、カップリング部の
外周の段差および面間スキマを保護カバー10を取り外
すことなく点検でき、点検調整作業を簡略化できるとと
もに、作業時間を短縮化できるという効果がある。特
に、ビル内に給排水設備や空調設備等のポンプ装置が多
数設置されている場合には、点検時間を大幅に短縮でき
ることになる。また、簡易に点検作業ができることか
ら、定期点検以外の時でも容易に点検でき、ポンプ装置
が安定して運転を続けられ、品質も向上し、耐用年数の
寿命を延ばすことにもつながる。
【0018】また、点検窓が保護カバー10に穿設され
た開口11に凸レンズ12を嵌着して構成されているの
で、凸レンズ12を介してカップリング部の外周の段差
および面間スキマを拡大して目視点検でき、点検作業が
容易となる。また、点検窓が保護カバー10に設けられ
たシャッタガイド14に上下移動可能にシャッタ15を
装着し、このシャッタ15の上下移動により保護カバー
10に穿設された開口13を開閉するように構成されて
いるので、点検窓を簡易に構成することができる。
た開口11に凸レンズ12を嵌着して構成されているの
で、凸レンズ12を介してカップリング部の外周の段差
および面間スキマを拡大して目視点検でき、点検作業が
容易となる。また、点検窓が保護カバー10に設けられ
たシャッタガイド14に上下移動可能にシャッタ15を
装着し、このシャッタ15の上下移動により保護カバー
10に穿設された開口13を開閉するように構成されて
いるので、点検窓を簡易に構成することができる。
【0019】なお、上記実施例では、シャッタ15をシ
ャッタガイド14を案内にして上下移動させて開口13
の開閉を行うようにして点検窓を構成するものとしてい
るが、保護カバーにシャッタを蝶着しシャッタを回動さ
せて開口を開閉するようにして点検窓を構成してもよ
い。
ャッタガイド14を案内にして上下移動させて開口13
の開閉を行うようにして点検窓を構成するものとしてい
るが、保護カバーにシャッタを蝶着しシャッタを回動さ
せて開口を開閉するようにして点検窓を構成してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】この発明の第1の発明によれば、ポンプ部
と、電動機部と、ポンプ部の主軸と電動機部の主軸とを
直結するカップリング部を覆うように設けられた保護カ
バーと、保護カバーのカップリング部を見渡せる位置に
設けられた点検窓とを備えているので、保護カバーを取
り外すことなく点検窓を介してカップリング部の外周の
段差および面間スキマの点検ができ、点検調整作業が簡
略化されるとともに、作業時間の短縮を図ることができ
る。
と、電動機部と、ポンプ部の主軸と電動機部の主軸とを
直結するカップリング部を覆うように設けられた保護カ
バーと、保護カバーのカップリング部を見渡せる位置に
設けられた点検窓とを備えているので、保護カバーを取
り外すことなく点検窓を介してカップリング部の外周の
段差および面間スキマの点検ができ、点検調整作業が簡
略化されるとともに、作業時間の短縮を図ることができ
る。
【0022】また、この発明の第2の発明によれば、上
記第1の発明において、点検窓が、保護カバーに開口を
穿設し、開口に凸レンズを取り付けて構成されているの
で、上記第1の発明の効果に加えて、目視点検が可能と
なり、点検調整の作業性を向上させることができる。
記第1の発明において、点検窓が、保護カバーに開口を
穿設し、開口に凸レンズを取り付けて構成されているの
で、上記第1の発明の効果に加えて、目視点検が可能と
なり、点検調整の作業性を向上させることができる。
【0023】また、この発明の第3の発明によれば、上
記第1の発明において、点検窓が、保護カバーに開口を
穿設し、保護カバーに開口を開閉するシャッタを取り付
けて構成されているので、上記第1の発明の効果に加え
て、点検窓を簡易に構成することができる。
記第1の発明において、点検窓が、保護カバーに開口を
穿設し、保護カバーに開口を開閉するシャッタを取り付
けて構成されているので、上記第1の発明の効果に加え
て、点検窓を簡易に構成することができる。
【図1】この発明の一実施例に係るポンプ装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】この発明の一実施例に係るポンプ装置のカップ
リング部回りを示す断面図である。
リング部回りを示す断面図である。
【図3】従来のポンプ装置の一例を示す側面図である。
【図4】従来のポンプ装置のカップリング部回りを示す
断面図である。
断面図である。
【図5】従来のポンプ装置のカップリング部回りを示す
斜視図である。
斜視図である。
【符号の説明】 1 ポンプ部 1a 支軸 2 カップリング 3 電動機部 3a 支軸 4 カップリング 10 保護カバー 11 開口(点検窓) 12 凸レンズ(点検窓) 13 開口(点検窓) 14 シャッタガイド(点検窓) 15 シャッタ(点検窓)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 ポンプ部 1a 主軸 2 カップリング 3 電動機部 3a 主軸 4 カップリング 10 保護カバー 11 開口(点検窓) 12 凸レンズ(点検窓) 13 開口(点検窓) 14 シャッタガイド(点検窓) 15 シャッタ(点検窓)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (3)
- 【請求項1】 ポンプ部と、電動機部と、前記ポンプ部
の主軸と前記電動機部の主軸とを直結するカップリング
部を覆うように設けられた保護カバーと、前記保護カバ
ーの前記カップリング部を見渡せる位置に設けられた点
検窓とを備えたことを特徴とするポンプ装置。 - 【請求項2】 点検窓は、保護カバーに開口を穿設し、
前記開口に凸レンズを取り付けて構成されていることを
特徴とする請求項1記載のポンプ装置。 - 【請求項3】 点検窓は、保護カバーに開口を穿設し、
前記保護カバーに前記開口を開閉するシャッタを取り付
けて構成されていることを特徴とする請求項1記載のポ
ンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3589394A JPH07247986A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3589394A JPH07247986A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | ポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07247986A true JPH07247986A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12454713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3589394A Pending JPH07247986A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | ポンプ装置 |
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JP (1) | JPH07247986A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102711832B1 (ko) * | 2023-07-17 | 2024-09-30 | 강민재 | 원심펌프용 회전체 덮개 장치 |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP3589394A patent/JPH07247986A/ja active Pending
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