JPH07247937A - 燃料ノズル先端洗浄装置 - Google Patents
燃料ノズル先端洗浄装置Info
- Publication number
- JPH07247937A JPH07247937A JP3846194A JP3846194A JPH07247937A JP H07247937 A JPH07247937 A JP H07247937A JP 3846194 A JP3846194 A JP 3846194A JP 3846194 A JP3846194 A JP 3846194A JP H07247937 A JPH07247937 A JP H07247937A
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- JP
- Japan
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- fuel nozzle
- fuel
- positive electrode
- electrode
- nozzle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、良好な燃焼効率を維持し、洗浄作業
のためのコストを低減させる。 【構成】内燃機関で燃料を噴射する燃料ノズル10と、
燃料ノズル10に燃料を導く燃料配管14を保護する絶
縁材18と、燃料ノズル10の本体を先端部分を除いて
保護する絶縁ガイシ16と、燃料ノズル10の周囲に所
定の間隔をもって配置された正電極22と、燃料ノズル
10を負極とし電極を正電極として高電圧を印加するた
めの電圧源12とを具備し、燃料ノズル10の先端部分
に付着したカーボン30等を正電極22に引き寄せて、
燃料ノズル10を清浄化する。
のためのコストを低減させる。 【構成】内燃機関で燃料を噴射する燃料ノズル10と、
燃料ノズル10に燃料を導く燃料配管14を保護する絶
縁材18と、燃料ノズル10の本体を先端部分を除いて
保護する絶縁ガイシ16と、燃料ノズル10の周囲に所
定の間隔をもって配置された正電極22と、燃料ノズル
10を負極とし電極を正電極として高電圧を印加するた
めの電圧源12とを具備し、燃料ノズル10の先端部分
に付着したカーボン30等を正電極22に引き寄せて、
燃料ノズル10を清浄化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関における燃料
ノズルの特に先端部分を洗浄する燃料ノズル先端洗浄装
置に関する。
ノズルの特に先端部分を洗浄する燃料ノズル先端洗浄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関における燃料ノズル
は、燃焼によってその先端部分にカーボン等が付着して
しまう。燃料ノズルの先端部分にカーボン等が付着して
しまうと、内燃機関の着火特性や燃焼効率が悪くなって
しまう。このため、燃料ノズルに付着したカーボン等を
除去するための洗浄が必要となる。
は、燃焼によってその先端部分にカーボン等が付着して
しまう。燃料ノズルの先端部分にカーボン等が付着して
しまうと、内燃機関の着火特性や燃焼効率が悪くなって
しまう。このため、燃料ノズルに付着したカーボン等を
除去するための洗浄が必要となる。
【0003】従来では、付着したカーボン等の洗浄は、
図3に示すように、燃料ノズル1をエンジン本体から外
し、洗浄槽2に用意された洗浄液3の中で、ブラシ4等
を用いて先端部分を擦ることにより行なわれている。
図3に示すように、燃料ノズル1をエンジン本体から外
し、洗浄槽2に用意された洗浄液3の中で、ブラシ4等
を用いて先端部分を擦ることにより行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
燃料ノルズをエンジンから取り外さずに自動洗浄する技
術がないため、図3に示すように、燃料ノズル1をエン
ジン本体から外す方法によって、燃料ノルズ1の先端部
分に付着したカーボン等を除去しなければならなかっ
た。
燃料ノルズをエンジンから取り外さずに自動洗浄する技
術がないため、図3に示すように、燃料ノズル1をエン
ジン本体から外す方法によって、燃料ノルズ1の先端部
分に付着したカーボン等を除去しなければならなかっ
た。
【0005】この燃料ノズルを取り外して洗浄する方法
では、作業に非常に多くの時間を要し、また良好な燃焼
効率を常時維持するためには頻繁に除去作業を行なう必
要がありメンテナンスのためのコストが非常に高いとい
う問題があった。
では、作業に非常に多くの時間を要し、また良好な燃焼
効率を常時維持するためには頻繁に除去作業を行なう必
要がありメンテナンスのためのコストが非常に高いとい
う問題があった。
【0006】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、良好な燃焼効率を維持し、洗浄作業のため
のコストを低減することが可能な燃料ノズル先端洗浄装
置を提供することを目的とする。
れたもので、良好な燃焼効率を維持し、洗浄作業のため
のコストを低減することが可能な燃料ノズル先端洗浄装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内燃機関で燃
料を噴射する燃料ノズルと、燃料ノズルに燃料を導く燃
料配管を保護する絶縁部材と、燃料ノズルの本体を先端
部分を除いて保護する絶縁部材と、燃料ノズルの周囲に
所定の間隔をもって配置された電極と、燃料ノズルを負
極とし電極を正電極として高電圧を印加するための電圧
源とを具備し、燃料ノズルの先端部分に付着したカーボ
ン等を電極に引き寄せて、燃料ノズルを清浄化する。
料を噴射する燃料ノズルと、燃料ノズルに燃料を導く燃
料配管を保護する絶縁部材と、燃料ノズルの本体を先端
部分を除いて保護する絶縁部材と、燃料ノズルの周囲に
所定の間隔をもって配置された電極と、燃料ノズルを負
極とし電極を正電極として高電圧を印加するための電圧
源とを具備し、燃料ノズルの先端部分に付着したカーボ
ン等を電極に引き寄せて、燃料ノズルを清浄化する。
【0008】
【作用】このような構成によれば、燃料ノズルの先端部
分のカーボン付着量が減少するために、着火特性、燃焼
効率も良くなり、結果的に内燃機関の寿命が延びる。ま
た、燃料ノズルをエンジンから取り外さなくても、先端
部分に付着したカーボン等を除去できるので、コストが
削減される。
分のカーボン付着量が減少するために、着火特性、燃焼
効率も良くなり、結果的に内燃機関の寿命が延びる。ま
た、燃料ノズルをエンジンから取り外さなくても、先端
部分に付着したカーボン等を除去できるので、コストが
削減される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例に係わる燃料ノズル先
端洗浄装置の構成を断面により示す図である。図1に示
すように、本発明の燃料ノズル先端洗浄装置は、燃料ノ
ズル10を含む燃料供給システムと、電圧源12を含む
燃料ノズル10の先端部分で放電を起こすための放電発
生システムとからなる。
明する。図1は本発明の一実施例に係わる燃料ノズル先
端洗浄装置の構成を断面により示す図である。図1に示
すように、本発明の燃料ノズル先端洗浄装置は、燃料ノ
ズル10を含む燃料供給システムと、電圧源12を含む
燃料ノズル10の先端部分で放電を起こすための放電発
生システムとからなる。
【0010】燃料供給システムは、燃料ノズル10に燃
料を供給するための配管14が、導通状態にあるように
接続されている。燃料ノズル10は、先端部分を除く外
周部が絶縁ガイシ16によって包囲されている。また、
配管14は、絶縁材18によって包囲されている。これ
により、燃料ノズル10と配管14は、絶縁ガイシ16
と絶縁材18とにより保護される。燃料ノズル10は、
絶縁ガイシ16とともに、燃料器壁20に装着される。
料を供給するための配管14が、導通状態にあるように
接続されている。燃料ノズル10は、先端部分を除く外
周部が絶縁ガイシ16によって包囲されている。また、
配管14は、絶縁材18によって包囲されている。これ
により、燃料ノズル10と配管14は、絶縁ガイシ16
と絶縁材18とにより保護される。燃料ノズル10は、
絶縁ガイシ16とともに、燃料器壁20に装着される。
【0011】放電発生システムは、高電圧を印加するた
めの電圧源12から配管14に対して負の電圧が印加さ
れ、また燃料ノズル10の周辺部に所定の間隔をもって
配置された正電極22に正の電圧が印加される。
めの電圧源12から配管14に対して負の電圧が印加さ
れ、また燃料ノズル10の周辺部に所定の間隔をもって
配置された正電極22に正の電圧が印加される。
【0012】次に、本実施例の作用効果について説明す
る。電圧源12より配管14に負の電圧を印加すること
により、結果的に燃料ノズル10を負電極として、燃料
ノズル10の先端部分と正電極22との間においてコロ
ナ放電を起こす。
る。電圧源12より配管14に負の電圧を印加すること
により、結果的に燃料ノズル10を負電極として、燃料
ノズル10の先端部分と正電極22との間においてコロ
ナ放電を起こす。
【0013】絶縁ガイシ16と絶縁材18によって燃料
ノズル10の先端部分以外と配管14が保護されている
ので、燃料ノズル10の先端部分以外では放電しない。
燃料ノズル10の先端部分と正電極22との間でコロナ
放電が起こると、燃料ノズル10の先端部分に付着して
いるカーボン30は、負に帯電する。その結果、カーボ
ン30は、図2に示すように、負イオンの流れ32と同
様に、燃料ノズル10から所定の間隔をもって配置され
た正電極22に引き寄せられる。また、正電極22にた
まったカーボン30は、エアーで吹き飛ばされる。
ノズル10の先端部分以外と配管14が保護されている
ので、燃料ノズル10の先端部分以外では放電しない。
燃料ノズル10の先端部分と正電極22との間でコロナ
放電が起こると、燃料ノズル10の先端部分に付着して
いるカーボン30は、負に帯電する。その結果、カーボ
ン30は、図2に示すように、負イオンの流れ32と同
様に、燃料ノズル10から所定の間隔をもって配置され
た正電極22に引き寄せられる。また、正電極22にた
まったカーボン30は、エアーで吹き飛ばされる。
【0014】このようにして、燃料ノズル10を負電極
にして、先端部分に付着したカーボン30を負に帯電さ
せ、正電極22で引き寄せることにより、燃料ノズル1
0の先端部分を清浄にすることができる。
にして、先端部分に付着したカーボン30を負に帯電さ
せ、正電極22で引き寄せることにより、燃料ノズル1
0の先端部分を清浄にすることができる。
【0015】従って、燃料ノズル10を内燃機関から取
り外さなくても、先端が洗浄できるため作業コストの低
減を図ることができる。また、燃料ノズル10の先端の
カーボン付着量が、使用時においても従来の内燃機関に
おける燃料ノズルの先端に付着している量よりも減少す
るため、燃料ノズル10の噴霧特性が良好となり、燃焼
効率等が向上し、結果的に内燃機関の効率が上昇する。
り外さなくても、先端が洗浄できるため作業コストの低
減を図ることができる。また、燃料ノズル10の先端の
カーボン付着量が、使用時においても従来の内燃機関に
おける燃料ノズルの先端に付着している量よりも減少す
るため、燃料ノズル10の噴霧特性が良好となり、燃焼
効率等が向上し、結果的に内燃機関の効率が上昇する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、良好な燃
焼効率を維持し、洗浄作業のためのコストを低減するこ
とが可能となるものである。
焼効率を維持し、洗浄作業のためのコストを低減するこ
とが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る燃料ノズル先端洗浄装
置の全体構成を示す図。
置の全体構成を示す図。
【図2】本実施例の作用を説明するための図。
【図3】従来の燃料ノズルを洗浄する方法を説明するた
めの図。
めの図。
10…燃焼ノズル、 12…電圧源、
14…配管、16…絶縁ガイシ、 18…絶
縁材、 20…燃焼器壁、22…正電極、
30…カーボン。
14…配管、16…絶縁ガイシ、 18…絶
縁材、 20…燃焼器壁、22…正電極、
30…カーボン。
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関で燃料を噴射する燃料ノズル
と、 前記燃料ノズルに燃料を導く燃料配管を保護する絶縁部
材と、 前記燃料ノズルの本体を先端部分を除いて保護する絶縁
部材と、 前記燃料ノズルの周囲に所定の間隔をもって配置された
電極と、 前記燃料ノズルを負極とし前記電極を正電極として高電
圧を印加するための電圧源と、 を具備したことを特徴とする燃料ノズル先端洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3846194A JPH07247937A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 燃料ノズル先端洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3846194A JPH07247937A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 燃料ノズル先端洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07247937A true JPH07247937A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12525900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3846194A Withdrawn JPH07247937A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 燃料ノズル先端洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07247937A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102563693A (zh) * | 2012-01-11 | 2012-07-11 | 哈尔滨工程大学 | 高压绝缘柴油雾化点火喷嘴 |
KR20180126696A (ko) * | 2017-05-18 | 2018-11-28 | 현대자동차주식회사 | 인젝터의 클리닝 시스템 |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP3846194A patent/JPH07247937A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102563693A (zh) * | 2012-01-11 | 2012-07-11 | 哈尔滨工程大学 | 高压绝缘柴油雾化点火喷嘴 |
KR20180126696A (ko) * | 2017-05-18 | 2018-11-28 | 현대자동차주식회사 | 인젝터의 클리닝 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |