JPH07247696A - 水ぬき - Google Patents
水ぬきInfo
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- JPH07247696A JPH07247696A JP6012894A JP6012894A JPH07247696A JP H07247696 A JPH07247696 A JP H07247696A JP 6012894 A JP6012894 A JP 6012894A JP 6012894 A JP6012894 A JP 6012894A JP H07247696 A JPH07247696 A JP H07247696A
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Abstract
度が高く、心だし作業が容易な水ぬきを提供する。 【構成】 水ぐい40間に架設されてやりかたを構成す
る水ぬき10は、所定の基準長さに形成された金属製の
板状部材で、両側面中央部に長手辺方向に連続形成され
た溝20を有し、全体形状は上下左右対称となってい
る。水ぬき10は、内部中空であり、中央部には、内部
を上方中空部14aと下方中空部14bとに分割する隔
壁12を有する。溝20は、心出しの際に巻き尺等の計
測器具、例えばコンベックスルール50を差し込むため
の溝であり、溝20の上端と下端には、コンベックスル
ール50を差し込んだ際にストッパーとなるフランジ部
22が形成されている。
Description
現場の建物位置周囲に設けられる仮設物であるやりかた
を構成する水ぬきに関する。
において、地盤に打ち込まれる水ぐいと、水ぐい間に、
釘打ち等により架設される水平材である水ぬきとにより
構成される。
の基準とされ、その表面には根切り幅、柱心、壁心等の
各種中心線が表示される。そして、前記中心線を基準と
して必要位置に水糸が張られる。
斜視図である。木製の水ぐい92が地盤に立設され、水
ぐい92間に木製の水ぬき90が架設される。
心等の心出し線94が表示され、心出し線94には水糸
98が張られる。この時水糸98は水ぬき90に打たれ
た釘99に引っ掛けることにより張られる。
基礎100が構築される。
大きさが異なること、および水ぬき表面には墨出しが行
われてしまうことから、現場毎の使い捨てとなってい
る。
使用される木材は、伐採された木を木取りされて得られ
るものであるが、近年、伐採できる木の減少や木材の価
格の高騰等の理由から、木材を入手することが難しくな
ってきた。このような木材を使い捨て部材として用いる
ことは、部材の安定供給やコストの面から好ましくない
という問題点があった。また木材は、ねじれ、撓みを起
こしやすく精度の面でも問題があった。水ぬきは、各種
中心線が表示され、その上端は高さの基準を示すもので
あるから、特に精度は重要である。
等計測器具を水ぬき表面に長さ方向に密接させてあて
て、計測を行うが、巻き尺をよじれたりさせずに、かつ
水平を保たねばならず作業性が悪いという問題点があっ
た。
あり、その目的は、コスト削減および安定供給が可能
で、かつ精度が高く、心出し作業が容易な水ぬきを提供
することにある。
め、第1の発明は、地盤に立設された水杭間に水平に架
け渡される水ぬきにおいて、金属製または樹脂製であ
り、少なくとも一方の側面に、長手方向に沿う巻き尺差
し込み用の溝を有することを特徴としている。
な形状を有することを特徴としている。
さに形成され、長さ方向での連結部材を一体または別体
に備えることを特徴としている。
さで内部中空に形成され、前記中空部内に差し込み可能
な長さ方向の連結部材を別体に備えることを特徴として
いる。
金属または樹脂とすることにより、部材の安定供給およ
びコスト削減という課題を解決することができる。金属
および樹脂は、ねじれ、撓み等を起こしにくく精度向上
という課題を解決することができ、また反復使用が可能
である。
ば、表面にマジック等で墨出しをしても、容易にシンナ
ー等で消すことができるので、反復使用の際に便利であ
る。
を有することにより、前記溝に巻き尺を差し込んで水ぬ
きの長手方向に沿ってあてていくだけで、巻き尺のねじ
れ、曲りを防止することができ、心だし作業が容易とな
り作業性向上という課題を解決することができる。
組む際に水ぬきの天地表裏を考慮することなく使用可能
なので、現場の作業性向上という課題を解決することが
できる。
ぬきを適宜組み合わせることにより種々のサイズに対応
可能で、サイズの異なる水ぬきを製造する必要はないの
で、コスト削減が可能である。
ことにより連結を容易に行うことができるので、現場で
の作業性が向上する。
ぬきを適宜組み合わせることにより種々のサイズに対応
可能で、サイズの異なる水ぬきを製造する必要はないの
で、コスト削減が可能である。
用することにより連結が行われるので、水ぬき本体の加
工が不要であり加工の手間が省ける。
について詳細に説明する。
斜視図であり、図2は同断面図である。
基準長さに形成された金属製の板状部材で、両側面中央
部に長手辺方向に連続形成された溝20を有し、全体形
状は上下左右対称となっている。
空であり、中央部には、内部を上方中空部14aと下方
中空部14bとに分割する隔壁12を有する。
具、例えばコンベックスルール50を差し込むための溝
であり、溝20の上端と下端には、コンベックスルール
50を差し込んだ際にストッパーとなるフランジ部22
が形成されている(図2)。
0内に差し込み、溝20内下端にコンベックスルール5
0の端部を当接させて、溝20に沿って長手方向にコン
ベックスルール50をあわせていけば、コンベックスル
ール50は溝20およびフランジ部22により支持され
るので、途中でねじれたり曲がったりすることなく、正
確な計測を行うことができる。そして、必要位置にマジ
ック等で水ぬき10表面に表示を行えば、心出し作業が
正確にかつ容易に完了する。
ック等で心位置の表示を行っても、不要になったらシン
ナー等で容易に消すことができる。
向に必要枚数連結して、地盤に立設された水ぐい40間
に架設されてやりかたを構成する。
で、やりかたを組む際に水ぬき10の天地表裏を考慮す
る必要がなく、現場での作業性が向上する。
例えば、図1に示すような取り付け金物42を介して行
われる。
置から、適宜必要な場所に水糸60が張られるが、水糸
60と水ぬき10との取り付けは、例えば図3に示すよ
うな、水糸受け部材62を介して行われる。水糸受け部
材62は、下むき凹型状の部材で、水ぬき10を上側か
ら挟み込むようにして水ぬき10に設置され、ねじを締
めて固定される。そして水糸受け部材62のセンター位
置の溝64に水糸60を引っ掛けて水糸60を張る。
部材62等を使用することにより、水ぬき10本体に傷
付けることなく、水ぐい40への取り付けや水糸60張
りを行うことができ、固定取り付けを行わないので不要
になった際の解体も容易である。
について説明する。
寸法に合わせて必要枚数を適宜長手方向に連結して用い
られる。
10とは別体形成された連結部材30により連結され
る。
方差し込み部34および連結壁36とより成り、両側面
中央部に水ぬき10の溝20に対応する溝38を有し、
全体形状は上下左右対称となっている。
34は、長さ方向中央に位置する連結壁36を介してそ
れぞれ連結されている。
て両側に対称に突出する32a,32bに分割されてい
て、それぞれが連結を行う一方の水ぬき10aおよび他
方の水ぬき10bの上方中空部14a,14bに差し込
まれることにより水ぬき10a,10bが連結される。
上方差し込み部32と同様である。
上方差し込み部32および下方差し込み部34より周囲
にわたって突出した形状となっており、すなわち上方差
し込み部32および下方差し込み部34がそれぞれ水ぬ
き10の上方中空部14および下方中空部16内に差し
込まれ、連結完了時には、連結壁36と水ぬき10は面
一となる。
よれば、精度が向上し、反復使用可能であり、溝20を
有することにより心出し作業が容易となり、正確性も向
上する。また、天地表裏を考慮する必要がないので、や
りかたを組む作業を容易に行うことができる。また、適
宜連結を行うことにより、種々のサイズの現場に対応可
能である。さらに連結作業も連結部材30を、予め形成
されている水ぬき10の中空部14内に差し込むだけ
で、水ぬき10への加工はせずに、容易に行うことがで
き、解体も容易である。
ついて述べる。
体形成されている場合が挙げられる。すなわち、嵌合可
能な、いわゆるオス・メス型の連結部を水ぬきの両端に
それぞれ形成し、長手方向に嵌合させていくことにより
水ぬきの連結を行う。
端部に一体形成されたオス型連結部72aと、水ぬき7
0bの一方の端部に一体形成されたメス型連結部72b
とを互いに嵌合することにより連結を行う。
である必要はなく、連結部72a,72bは、別体形成
したものを水ぬき70の両端部にそれぞれ接着してもよ
いし、オス型連結部72aのみ接着して、他方の端部は
切削してオス型連結部72aと嵌合可能に形成してもよ
い。あるいは水ぬき70を、予め内部中空に形成して、
中空部にオス型連結部材72aを嵌合させてもよい。
部内に他方の水ぬき端部を差し込んで連結させることも
可能である。この場合は、連結部の巻き尺差し込み用の
溝部分を肉薄に形成すれば、水ぬき表面の溝との段差が
小さくなり、誤差を小さくすることができる。
体形成されている場合は、他部材を必要とせず、水ぬき
の連結を行うことができ、部品点数を削減することが可
能なので、管理の煩雑さを軽減することができる。この
場合は、水ぬきの形状は対称形とならないので、連結を
行う際には方向性を揃える必要がある。
より水ぬきの連結を行う場合の変形例として、水ぬきは
必ずしも内部中空である必要はなく、水ぬき端部に別体
の連結部材と嵌合可能な連結部を別体形成して取り付け
てもよいし、水ぬき端部を切削して形成してもよい。
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施例が可能である。
し、あるいは金属を樹脂で囲んだものでも可能である。
金属、樹脂以外でも精度が高く、安定供給される材質で
あれば採用できる。
必要はなく、少なくとも一方の側面のいずれかの位置に
長手方向に沿って有していればよい。
なくてもよく、その場合は連結の際に適宜天地、表裏を
合わせればよい。
を用いれば、必ずしも水ぬきは内部中空である必要はな
い。
長さに形成しておくことも可能である。
明によれば、水ぬきの材質を金属または樹脂とすること
により、部材の安定供給およびコスト削減が可能で、水
ぬきの精度が向上し、反復利用が可能であるという効果
がある。
より、心出し作業が容易となり作業性が向上する。
地表裏を考えることなく使用可能であるので、やりかた
を組む際の作業性が向上する。
のサイズに対応可能であるので、サイズの異なる水ぬき
を製造する必要がなく、コスト削減が可能である。また
一体または別体に備える連結部材により連結作業が容易
に行えるので現場での作業性が向上する。
れた水ぬき内部の中空を利用することにより連結が行わ
れるので、加工の手間が省けるという効果がある。
た状態を示す斜視図である。
視図である。
す正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 地盤に立設された水杭間に水平に架け渡
される水ぬきにおいて、 金属製または樹脂製であり、 少なくとも一方の側面に、長手方向に沿う巻き尺差し込
み用の溝を有することを特徴とする水ぬき。 - 【請求項2】 請求項1において、 上下左右対称な形状を有することを特徴とする水ぬき。
- 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 所定の定寸長さに形成され、 長さ方向での連結部材を一体または別体に備えることを
特徴とする水ぬき。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2において、 所定の定寸長さで、内部中空に形成され、 前記中空部内に差し込み可能な長さ方向の連結部材を別
体に備えることを特徴とする水ぬき。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06012894A JP3474631B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 水ぬき |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06012894A JP3474631B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 水ぬき |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07247696A true JPH07247696A (ja) | 1995-09-26 |
JP3474631B2 JP3474631B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=13133194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06012894A Expired - Lifetime JP3474631B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 水ぬき |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3474631B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009197569A (ja) * | 2008-02-24 | 2009-09-03 | Tetsuro Kobayashi | 丁張用貫板設置具 |
-
1994
- 1994-03-04 JP JP06012894A patent/JP3474631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009197569A (ja) * | 2008-02-24 | 2009-09-03 | Tetsuro Kobayashi | 丁張用貫板設置具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3474631B2 (ja) | 2003-12-08 |
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