JPH07245747A - テレビ電話システム - Google Patents

テレビ電話システム

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Publication number
JPH07245747A
JPH07245747A JP6035887A JP3588794A JPH07245747A JP H07245747 A JPH07245747 A JP H07245747A JP 6035887 A JP6035887 A JP 6035887A JP 3588794 A JP3588794 A JP 3588794A JP H07245747 A JPH07245747 A JP H07245747A
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JP
Japan
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transmitting
moving image
answering machine
mode
video
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Application number
JP6035887A
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English (en)
Inventor
Shoichi Masaki
彰一 正木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不必要な画像情報を記録することがなく、か
つ必要な画像情報の記録漏れも生じない、留守録機能付
きテレビ電話システムを提供することである。 【構成】 留守番モードに設定されている動画受信装置
が動画送信装置から着信通知を受信した場合、当該動画
受信装置は、予め記録されている自端末が留守番モード
であることを示す応答メッセージを動画送信装置に対し
て送信し、応答メッセージの送信後、動画送信装置に動
画をフレーム内モードで符号化し送信させることを要求
する強制リフレッシュ信号を送信する。強制リフレッシ
ュ信号を受信した動画送信装置は、強制的にリフレッシ
ュ動作を実行し、次フレームの動画データの符号化をフ
レーム内モードで符号化して動画受信装置に送信する。
動画受信装置は、強制リフレッシュ信号送信後、初めて
受信するフレーム内モードで符号化された動画から留守
番メッセージの記録を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ電話システムに
関し、より特定的には、有線または無線の通信路を介し
て複数のテレビ電話端末が通信可能に結合されたテレビ
電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、ITUにおいてテレビ電話やテ
レビ会議システムの高位レイヤプロトコルの符号化方式
として勧告されている従来のテレビ電話システムの構成
を示している。図7において、テレビ電話端末501
は、有線または無線の通信網7を介して他のテレビ電話
端末と通信可能に接続されている。このテレビ電話端末
501は、映像コーディック部502と、マルチメディ
ア多重/分離部503と、映像入出力機器504と、音
声入出力機器505と、音声コーディック部506と、
遅延回路507と、網インタフェース508とで構成さ
れている。このようなテレビ電話端末501の構成は、
狭帯域テレビ電話・会議システムとその端末装置に関す
る勧告H.320で規定されている。
【0003】映像コーディック部502は、映像信号の
符号化および復号化を行うもので、その構成はp×64
kbit/sオーディオビジュアルサービス用ビデオ符
号化方式に関する勧告H.261に規定されている。マ
ルチメディア多重/分離部503は、映像信号と音声信
号との多重化およびそれらの分離を行うもので、その構
成はオーディオビジュアルサービスにおける64kbi
t/sから1920kbit/sチャネルのフレーム構
成に関する勧告H.221に規定されている。映像入出
力機器504は、カメラ等の入力機器と液晶ディスプレ
ー等の出力機器とで構成される。音声入出力機器505
は、テレビ電話の場合、通常は受話器である。音声コー
ディック506は、音声信号の符号化および復号化を行
うもので、種々の方式が適用できる。遅延回路507
は、映像コーディック部502と音声コーディック部5
06との処理時間のズレを補正し、音声と映像の同期
(リップシンク)をとる。網インタフェース508は、
例えば通信網7がISDNである場合、その構成はIT
U勧告I.400シリーズに規定されている。
【0004】次に、上記映像コーディック部502にお
いて、動画データの符号化を行う部分の構成をより詳細
に説明する。従来、64Kbpsの低レートで動画通信
を行なうための画像圧縮符号化方式としてITU勧告
H.261がある。図8にこの勧告H.261で規定さ
れている画像符号化方式のブロック図を示す。図8にお
いて、前処理部604は、NTSC信号をYC分離し、
A/D変換するA/D変換部612と、NTSC信号を
中間フォーマットであるCIF(CommonInte
rmediate Format)信号に変換するNT
SC/CIF変換部613と、前処理フィルタ614と
で構成される。中間フォーマットは、地域によるテレビ
ジョン方式の違いを解決し、すべてのコーディック間で
相手を意識することなく通信できるように決めた共通の
フォーマットである。
【0005】符号化手段605は、符号化部603と、
符号化部603を制御する符号化制御部601とで構成
される。符号化部603は、16×16画素の範囲で動
き補償可能でフレーム間の差分を算出する動き補償フレ
ーム間予測部606と、その予測差分信号を8×8のブ
ロック単位で直交変換して空間座標データを周波数座標
データに変換する直交変換部607と、直交変換した変
換係数を直線量子化する量子化部608と、量子化した
変換係数をハフマン符号化する第1の可変長符号化部6
09と、動き補償に用いた動きベクトルをハフマン符号
化する第2の可変長符号化部610と、第1の可変長符
号化部で符号化された主情報と第2の可変長符号化部で
符号化されたサイド情報を多重化して伝送フレームを構
成する多重化部611とで構成される。多重化部611
の出力は、平滑化バッファ602を介して通信網7に送
出される。
【0006】上記のような構成を有する従来のテレビ電
話システムにおいて、テレビ電話端末間で動画を送信す
る場合、通常、第1フレームはフレーム内モードで符号
化し、第2フレーム以降はフレーム間モードで符号化す
る。すなわち、第1フレームは、動画データをそのまま
符号化して送信する。また、第2フレーム以降は、前フ
レームの動画データと現フレームの動画データとの差分
を演算し、その差分データを符号化して送信する。より
詳細に説明すると、例えば第2フレームの場合、動き補
償フレーム間予測部606で第1フレームを符号化した
符号化データを復号した画像と次フレームとの差分を演
算し、直交変換部607でその差分データを直交変換し
て空間座標データを周波数座標データに変換し、量子化
部608で量子化を行い、量子化した変換係数を第1お
よび第2の可変長符号化部609および610でハフマ
ン符号化して伝送フレームを構成し、通信相手のテレビ
電話端末に送信する。
【0007】一方、動画データを受信したテレビ電話端
末では、受信した現フレームの動画データと直前に受信
した1つ前のフレームの動画データとを加算して元の画
像を復元し、表示する。しかし、送信側と受信側との演
算処理の不一致により、送信側の画像と受信側の画像と
の間には、誤差が累積される。この累積される誤差を解
消するために、各テレビ電話端末は、16×16画素単
位で少なくとも132回伝送する間に1回のリフレッシ
ュ動作を行う。すなわち、リフレッシュ動作が実行され
ると、次のフレームの動画データが再びフレーム内モー
ドで符号化され、その後のフレームの動画データがフレ
ーム間モードで符号化されて送信される。このような周
期的なリフレッシュ動作を、周期リフレッシュと呼ぶ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のテレビ電話システムにおいて留守番電話機
能を付加する場合、送信側端末が、第1フレームをフレ
ーム内モードで符号化し、第2フレーム以降の画像フレ
ームをフレーム間モードで符号化するために、受信側端
末では、着信通知を受けてから受信する全ての画像フレ
ームを記録していなければ、動画を再生することができ
ない。そのため、留守番メッセージを格納するバッファ
メモリの記憶容量が大きくなってしまう。
【0009】そこで、受信側端末は、応答メッセージ送
信後に受信した送信側端末からの留守番メッセージだけ
を記録することにより、バッファメモリの容量を節約す
ることが考えられる。しかしながら、この場合、送信側
端末が仮に10フレーム/sの伝送速度で画像を伝送
し、132回に1度の割合で周期リフレッシュを行うと
すると、受信側端末は、応答メッセージ送信号、最大約
13秒間は動画データを再生できなくなってしまう。
【0010】それゆえに、本発明の目的は、不必要な画
像情報を記録することがなく、かつ必要な画像情報の記
録漏れも生じない、留守録機能付きテレビ電話システム
を提供することである。この発明の他の目的は、上記の
ようなテレビ電話システムに好適する動画受信装置およ
び動画送信装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
有線または無線の通信路を介して複数のテレビ電話端末
が通信可能に結合されたテレビ電話システムであって、
各テレビ電話端末は、周期的にリフレッシュ動作を行
い、当該リフレッシュ後の第1フレームの動画データを
フレーム内モードで符号化し、第2フレーム以後の動画
データをフレーム間モードで符号化して、通信相手のテ
レビ電話端末に送信する動画送信装置、および他のテレ
ビ電話端末からの動画データを受信して復号化する動画
受信装置を備え、動画受信装置は、留守番モード設定時
に他のテレビ電話端末から着信通知を受信した場合、自
端末が留守番モードであることを示す応答メッセージを
当該他のテレビ電話端末に対して送信する応答メッセー
ジ送信手段と、応答メッセージの送信後、強制リフレッ
シュ信号を他のテレビ電話端末に対して送信する強制リ
フレッシュ信号送信手段とを含み、動画送信装置は、通
信相手のテレビ電話端末から強制リフレッシュ信号を受
信すると、強制的にリフレッシュ動作を行い、次のフレ
ームの動画データをフレーム内モードで符号化し、その
後のフレームの動画データをフレーム間モードで符号化
して、通信相手のテレビ電話端末に送信する強制リフレ
ッシュ手段を含み、動画受信装置は、さらに強制リフレ
ッシュ信号の送信後、初めて受信するフレーム内モード
で符号化された動画データから留守番メッセージの記録
を開始する留守番メッセージ記録手段を含んでいる。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、動画受信装置は、さらに留守番モード設定時に
他のテレビ電話端末から着信通知を受信した場合、応答
メッセージの送信前に、当該他のテレビ電話端末に留守
番モード信号を送信する留守番モード信号送信手段を含
み、動画送信装置は、さらに留守番モード信号を受信し
てから強制リフレッシュ信号を受信するまでの間、自端
末のテレビカメラの電源を切断する電源制御手段を含む
ことを特徴とする。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、留守番メッセージ記録手段は、強制リフレッシ
ュ信号の送信後、初めて受信するフレーム内モードで符
号化された1フレームのデータだけを留守番メッセージ
として記録することを特徴とする。
【0014】請求項4に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、強制リフレッシュ信号送信手段は、強制リフレ
ッシュ信号として、予め定めれらた特定音を送信し、動
画送信手段は、特定音を強制リフレッシュ信号として認
識する音声認識手段をさらに含むことを特徴とする。
【0015】請求項5に係る発明は、請求項2の発明に
おいて、強制リフレッシュ信号送信手段は、強制リフレ
ッシュ信号として、予め定めれらた第1の特定音を送信
し、留守番モード信号送信手段は、留守番モード信号と
して、予め定められた第2の特定音を送信し、動画送信
手段は、さらに第1の特定音を強制リフレッシュ信号と
して認識する第1の音声認識手段と、第2の特定音を留
守番モード信号として認識する第2の音声認識手段とを
含むことを特徴とする。
【0016】請求項6に係る発明は、周期的にリフレッ
シュ動作を行い、当該リフレッシュ後の第1フレームの
動画データをフレーム内モードで符号化し、第2フレー
ム以後の動画データをフレーム間モードで符号化して送
信する動画送信装置から動画データを受信して複合する
動画受信装置であって、留守番モード設定時に動画送信
装置から着信通知を受信した場合、自端末が留守番モー
ドであることを示す応答メッセージを当該動画送信装置
に対して送信する応答メッセージ送信手段、応答メッセ
ージの送信後、動画送信装置に強制リフレッシュ動作を
要求する強制リフレッシュ信号を送信する強制リフレッ
シュ信号送信手段、および強制リフレッシュ信号の送信
後、動画送信装置から初めて受信するフレーム内モード
で符号化された動画データから留守番メッセージの記録
を開始する留守番メッセージ記録手段を備えている。
【0017】請求項7に係る発明は、請求項6の発明に
おいて、留守番モード設定時に動画送信装置から着信通
知を受信した場合、応答メッセージの送信前に、動画送
信装置に対し、強制リフレッシュ信号を受信するまでの
間、当該動画送信装置に接続されたテレビカメラの電源
を切断することを要求する留守番モード信号を送信する
留守番モード信号送信手段をさらに備えることを特徴と
する。
【0018】請求項8に係る発明は、請求項6の発明に
おいて、留守番メッセージ記録手段は、強制リフレッシ
ュ信号の送信後、初めて受信するフレーム内モードで符
号化された1フレームのデータだけを留守番メッセージ
として記録することを特徴とする。
【0019】請求項9に係る発明は、周期的にリフレッ
シュ動作を行い、当該リフレッシュ後の第1フレームの
動画データをフレーム内モードで符号化し、第2フレー
ム以後の動画データをフレーム間モードで符号化して動
画受信装置に送信する動画送信装置であって、動画受信
装置は、留守番モード設定時に動画送信装置から着信通
知を受信した場合、自端末が留守番モードであることを
示す応答メッセージを動画送信装置に対して送信する応
答メッセージ送信手段と、応答メッセージの送信後、強
制リフレッシュ信号を送信する強制リフレッシュ信号送
信手段とを含み、動画送信装置は、動画受信装置から強
制リフレッシュ信号を受信すると、強制的にリフレッシ
ュ動作を行う強制リフレッシュ手段を備え、それによっ
て強制リフレッシュ信号を受信した後、次のフレームの
動画データをフレーム内モードで符号化し、その後のフ
レームの動画データをフレーム間モードで符号化して動
画受信装置に送信することを特徴とする。
【0020】請求項10に係る発明は、請求項9の発明
において、動画受信装置は、留守番モード設定時に動画
送信装置から着信通知を受信した場合、応答メッセージ
の送信前に留守番モード信号を送信する留守番モード信
号送信手段をさらに含み、動画送信装置は、さらに留守
番モード信号を受信してから強制リフレッシュ信号を受
信するまでの間、自端末のテレビカメラの電源を切断す
る電源制御手段を備えることを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1に係る発明においては、テレビ電話端
末内の動画受信装置は、留守番モード設定時に他のテレ
ビ電話端末から着信通知を受信した場合、自端末が留守
番モードであることを示す応答メッセージを当該他のテ
レビ電話端末に対して送信し、この応答メッセージの送
信後、強制リフレッシュ信号を当該他のテレビ電話端末
に対して送信する。上記他のテレビ電話端末内の動画送
信装置は、上記強制リフレッシュ信号を受信すると、強
制的にリフレッシュ動作を行い、次のフレームの動画デ
ータをフレーム内モードで符号化し、その後のフレーム
の動画データをフレーム間モードで符号化して通信相手
のテレビ電話装置に送信する。上記動画受信装置は、強
制リフレッシュ信号の送信後、初めて受信するフレーム
内モードで符号化された動画データから留守番メッセー
ジの記録を開始する。このように、留守番モード設定時
において、通信を行う2つのテレビ電話端末間で動画デ
ータの送受信の同期が取られるため、不必要な画像情報
を記録することがなく、かつ必要な画像情報の記録漏れ
も生じない、留守録機能付きテレビ電話システムが得ら
れる。
【0022】請求項2に係る発明においては、動画受信
装置の留守番モード信号送信手段は、応答メッセージの
送信前に、動画送信装置に留守番モード信号を送信す
る。一方、動画送信装置の電源制御手段は、留守番モー
ド信号を受信してから強制リフレッシュ信号を受信する
までの間、自端末のテレビカメラの電源を切断する。こ
れによって、送信側端末の電力消費を節減できる。
【0023】請求項3に係る発明においては、動画受信
装置の留守番メッセージ記録手段は、強制リフレッシュ
信号の送信後、初めて受信するフレーム内モードで符号
化された1フレームのデータ(静止画)だけを留守番メ
ッセージとして記録する。これによって、上記留守番メ
ッセージ記録手段の記憶容量を大幅に節約できる。
【0024】請求項4に係る発明においては、動画受信
装置の強制リフレッシュ信号送信手段は、強制リフレッ
シュ信号として、予め定めれらた特定音を送信する。動
画送信手段は、音声認識手段によって、当該特定音を強
制リフレッシュ信号として認識する。
【0025】請求項5に係る発明においては、動画受信
装置の強制リフレッシュ信号送信手段は、強制リフレッ
シュ信号として、予め定めれらた第1の特定音を送信
し、留守番モード信号送信手段は、留守番モード信号と
して、予め定められた第2の特定音を送信する。動画送
信手段は、第1の音声認識手段によって第1の特定音を
強制リフレッシュ信号として認識し、第2の音声認識手
段によって第2の特定音を留守番モード信号として認識
する。
【0026】請求項6に係る発明においては、留守番モ
ード設定時に動画送信装置から着信通知を受信した場
合、自端末が留守番モードであることを示す応答メッセ
ージを動画送信装置に対して送信し、さらに応答メッセ
ージの送信後、動画送信装置に強制リフレッシュ動作を
要求する強制リフレッシュ信号を送信する。そして、強
制リフレッシュ信号の送信後、動画送信装置から初めて
受信するフレーム内モードで符号化された動画データか
ら留守番メッセージの記録を開始するようにしている。
このように、留守番モード設定時において、動画データ
の記録を行う前に、動画送信装置との間で動画データ送
受信の同期を取るようにしているため、不必要な画像情
報を記録することがなく、かつ必要な画像情報の記録漏
れも生じない、留守録機能付き動画受信装置が得られ
る。
【0027】請求項7に係る発明においては、応答メッ
セージの送信前に、動画送信装置に対し、強制リフレッ
シュ信号を受信するまでの間、当該動画送信装置に接続
されたテレビカメラの電源を切断することを要求する留
守番モード信号を送信するようにしている。これによっ
て動画送信装置における電源消費を節減できる。
【0028】請求項8に係る発明においては、強制リフ
レッシュ信号の送信後、初めて受信するフレーム内モー
ドで符号化された1フレームのデータ(静止画)だけを
留守番メッセージとして記録するようにしている。これ
によって、留守番メッセージを記憶するメモリの容量を
大幅に節約できる。
【0029】請求項9に係る発明においては、動画受信
装置から強制リフレッシュ信号を受信すると、強制的に
リフレッシュ動作を行い、次のフレームの動画データを
フレーム内モードで符号化し、その後のフレームの動画
データをフレーム間モードで符号化して動画受信装置に
送信するようにしている。これによって、動画受信装置
で留守番モードが設定されている場合、動画データの送
信動作を、動画受信装置の留守番メッセージ記録動作と
同期させることができる。
【0030】請求項10に係る発明においては、動画受
信装置から留守番モード信号を受信し、その後強制リフ
レッシュ信号を受信するまでの間、自端末のテレビカメ
ラの電源を切断するようにしている。これによってテレ
ビカメラの無駄な電力消費を節減することができる。
【0031】
【実施例】
(1)第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例に係るテレビ電話システ
ムにおいて、動画データの伝送を行う部分の構成を示す
ブロック図である。図1において、有線または無線の通
信回線10を介して、一方のテレビ電話端末内の留守番
機能付動画送信装置(以下、送信装置と称す)110
と、他方のテレビ電話端末内の留守番機能付動画受信装
置(以下、受信装置と称す)120とが通信可能に結合
されている。なお、各テレビ電話端末内には、送信装置
110および受信装置120の両方が設けられている。
【0032】上記送信装置110は、符号化された動画
データの送受信を制御する送受信部111と、自映像等
を撮影するテレビカメラ115と、テレビカメラ115
で撮影された動画および音声を符号化する符号化部11
2と、符号化部112で符号化された動画を格納する送
信フレームメモリ116と、通信回線10を介して受信
する動画データを復号する復号化部114と、復号化部
114で復号された動画データを格納する受信フレーム
メモリ118と、復号化部114で復号された動画を表
示するディスプレイ117と、通信回線10を介して留
守番機能付動画受信装置(以下、受信装置と称す)12
0から受信する強制リフレッシュ信号を解析し、次動画
フレームの符号化をフレーム内モードで符号化すること
を符号化部112に指示する受信信号解析部113とを
備えている。
【0033】一方、受信装置120は、符号化された動
画データの送受信を制御する送受信部121と、自映像
等を撮影するテレビカメラ125と、テレビカメラ12
5で撮影された動画、応答メッセージおよび音声を符号
化する符号化部122と、符号化部122で符号化され
た動画を格納する送信フレームメモリ129と、通信回
線10を介して送信装置110から受信する動画データ
を復号する復号化部124と、復号化部124で復号さ
れた動画データを格納する受信フレームメモリ126
と、復号化部124で復号された動画を表示するディス
プレイ12aと、自端末が現在留守番モードで動作して
いることを送信装置110に通知するメッセージ格納す
る応答メッセージ格納部127と、送信装置110から
の留守番メッセージを記録する留守録メッセージ格納部
128と、送信装置110に動画フレームをフレーム内
モードで符号化し送信させることを要求する強制リフレ
ッシュ信号の発信を符号化部122に要求する機能と強
制リフレッシュ信号送信後、送信装置110から受信す
る最初のフレーム内モードで符号化された動画から留守
録メッセージ格納部128に記録する機能を持つ留守番
モード制御部123とを備えている。
【0034】図2は、図1の実施例において、留守番モ
ード設定時の動画データの通信手順を示したシーケンス
チャートである。以下、この図2を参照して、本発明の
第1の実施例の動作を説明する。
【0035】まず、受信装置120が留守番モードに設
定されている状態において、当該受信装置120が送信
装置110から通信回線10を介して図2に示すような
着信通知を受信した場合、留守番制御部123は、符号
化装置122に対して、応答メッセージ格納部127に
格納されている動画および音声を符号化して送信装置1
10に送信するように指示する。応じて、符号化部12
2は、応答メッセージを符号化し、図2に示すように送
受信部121を介して、送信装置110に送信する。留
守番モード制御部123は、応答メッセージ送信終了
後、符号化部122に対して、強制リフレッシュ信号を
送信装置110に送信するように指示する。応じて、符
号化部122は、図2に示すように強制リフレッシュ信
号を送受信部121を介して、送信装置110に送信す
る。
【0036】強制リフレッシュ信号を受信した送信装置
110の受信信号解析部113は、符号化部112に対
して、強制的にリフレッシュ動作を行うように指示す
る。応じて、符号化部112は、テレビカメラ115で
撮影された次のフレームの動画データをフレーム内モー
ドで符号化する。このとき、送信装置110側のユーザ
ーは、応答メッセージにより相手端末が留守番モードで
あることを既に確認済みであるため、送信装置110が
強制リフレッシュ信号を受信するときには、留守番メッ
セージを送信する準備ができている。送信装置110が
フレーム内モードで符号化した留守番メッセージを送受
信部111を介して受信装置120に送信すると、受信
装置120は受信した留守番メッセージを留守録メッセ
ージ格納部128に格納する。
【0037】以後、送信装置110の符号化部112
は、さらにその次以降のフレームの動画データをフレー
ム間モードで符号化する。このフレーム間モードで符号
化された動画データすなわち留守番メッセージは、順次
的に送受信部111を介して受信装置120に送信され
る。応じて、受信装置120は受信した留守番メッセー
ジを留守録メッセージ格納部128に格納する。
【0038】図2に示すように通話が終了した後、受信
装置側のユーザーが受信装置120の留守番モードを解
除して、留守番メッセージの確認を行う。このとき、留
守録メッセージ格納部128には、第1フレームがフレ
ーム内モードで符号化され、第2フレーム以降はフレー
ム間モードで符号化された留守録メッセージの動画が記
録されている。
【0039】(2)第2の実施例 図3は、本発明の第2の実施例のテレビ電話システムに
おいて、留守番モード設定時の動画データの通信手順を
示すシーケンスチャートである。なお、第2の実施例の
構成は、図1の実施例の構成とほぼ同様であり、説明に
際しては図1を援用する。この第2の実施例では、受信
装置120が強制リフレッシュ信号として、応答メッセ
ージの終わりに特定音(例えば、ピーという発信音)を
送信し、受信信号解析部113に当該特定音を認識する
音声認識機能を持たせている。図3に示すように、送信
装置110が、応答メッセージ後の特定音を認識する
と、次のフレームの符号化をフレーム内モードで符号化
する。受信装置120は、応答メッセージ送信後、初め
て受信するフレーム内モードで符号化された画像から、
留守録メッセージ格納部128に格納する。このように
特定音により端末間の動画送信時の同期をとることによ
り、通常の強制リフレッシュ信号を用いた場合と同様な
効果を奏する。
【0040】なお、上記第1および第2の実施例におい
て、受信装置120は、強制リフレッシュ信号送信後、
または応答メッセージ送信後、初めて受信するフレーム
内モードで符号化された1フレームのデータ(静止画)
だけを留守録メッセージ格納部128に記録してもよい
ことはいうまでもない。この場合、留守録メッセージ格
納部128の記憶容量を大幅に節約できる。
【0041】(3)第3の実施例 図3は、本発明の第3の実施例に係るテレビ電話システ
ムにおいて、動画データの伝送を行う部分の構成を示す
ブロック図である。図3において、送信装置310にお
ける送受信部311、符号化部312、復号化部31
4、テレビカメラ315、送信フレームメモリ316、
ディスプレイ317、受信フレームメモリ318は、そ
れぞれ、図1の送信装置110における送受信部11
1、符号化部112、復号化部114、テレビカメラ1
15、送信フレームメモリ116、ディスプレイ11
7、受信フレームメモリ118と同様な構成を有してい
る。送信装置310において、図1の構成と異なるの
は、受信信号解析部313が、第1の実施例における機
能に加えて、通信回線30を介して受信装置320から
受信する留守番モード信号を受信後、テレビカメラ31
5の電源を切断し、強制リフレッシュ信号受信後、再び
テレビカメラ315の電源を接続する機能を具備する点
である。
【0042】一方、受信装置320における送受信部3
21、符号化部322、復号化部324、テレビカメラ
325、応答メッセージ格納部327、留守録メッセー
ジ格納部328、送信フレームメモリ329、ディスプ
レイ32a、受信フレームメモリ326は、それぞれ、
図1の受信装置120における送受信部121、符号化
部122、復号化部124、テレビカメラ125、応答
メッセージ格納部127、留守録メッセージ格納部12
8、送信フレームメモリ129、ディスプレイ12a、
受信フレームメモリ126と同様の構成を有している。
受信装置320において、図1の構成と異なるのは留守
番制御部323が、第1の実施例における機能に加え
て、現在、自端末が留守番モードであることを示す留守
番モード信号の発信を符号化部322に要求する機能を
具部する点である。
【0043】図5は、本発明の第3の実施例のテレビ電
話システムにおいて、留守番モード設定時の動画データ
の通信手順を示すシーケンスチャートである。以下、こ
の図5を参照して、本発明の第3の実施例の動作を説明
する。
【0044】第1の実施例と同様に、受信装置320が
留守番モードに設定されている状態において、図5に示
すように送信装置310から通信回線30を介して着信
通知を受信した場合、留守番制御部323は、符号化部
322に対して、留守番モード信号を送信装置310に
送信するように指示する。応じて、符号化部322は、
図5に示すように、送受信部321を介して、留守番モ
ード信号を送信装置310に送信する。
【0045】送受信部311を介して上記留守番モード
信号を受信した受信信号解析部313は、テレビカメラ
315の電源を切断する。次に、送信装置310が受信
装置320からの応答メッセージを受信すると、当該応
答メッセージは、復号化部314において復号され、デ
ィスプレイ317に表示され、送信装置側のユーザーに
受信装置320が留守番モードであることが通知され
る。図5に示すように、受信装置320は、応答メッセ
ージ送信後、送信装置310に強制リフレッシュ信号を
送信する。強制リフレッシュ信号を受信した送信装置3
10の受信信号解析部313は、再び、テレビカメラ3
15の電源を接続し、テレビカメラ315にて撮影され
る留守番メッセージの第1フレームをフレーム内モード
で符号化し、送受信部311を介して受信装置320に
送信する。通信回線30を介して留守番メッセージを受
信した受信装置320は、第1の実施例と同様な動作を
行い、留守録メッセージ格納部328に当該留守番メッ
セージを格納する。以後の動作は、前述の第1の実施例
の動作と同様である。
【0046】(4)第4の実施例 図6は、本発明の第4の実施例のテレビ電話システムに
おいて、留守番モード設定時の動画データの通信手順を
示すシーケンスチャートである。なお、第4の実施例の
構成は、図4の実施例の構成とほぼ同様であり、説明に
際しては図4を援用する。この第4の実施例では、受信
装置320が留守番モード信号として、応答メッセージ
の初めに第1の特定音(例えば、ピーという発信音)を
送信し、受信信号解析部313に当該特定音を認識する
音声認識機能を持たせている。この場合、図6に示すよ
うに、送信装置310が応答メッセージ後の第1の特定
音を認識すると、テレビカメラ315の電源を切断す
る。受信装置320は、応答メッセージ送信後、強制リ
フレッシュ信号(または、第2の特定音)を送信装置3
10に送信する。強制リフレッシュ信号(または、第2
の特定音)を受信した送信装置310は、再びテレビカ
メラ315の電源を接続し、送信画像をフレーム内モー
ドで符号化した後、受信装置320に送信する。以後の
動作は、上記第3の実施例と同様である。
【0047】なお、上記第3および第4の実施例におい
て、受信装置320は、第1および第3の実施例と同様
に、強制リフレッシュ信号送信後、または応答メッセー
ジ送信後、初めて受信するフレーム内モードで符号化さ
れた1フレームのデータ(静止画)だけを留守録メッセ
ージ格納部328に記録してもよいことはいうまでもな
い。この場合、留守録メッセージ格納部328の記憶容
量を大幅に節約できる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、留守番モ
ード設定時において、2つのテレビ電話端末間で動画デ
ータ(留守番メッセージ)の伝送を行う場合、2つのテ
レビ電話端末間で同期を取ってから動画データの送受信
を行うようにしているため、不必要な画像情報を記録す
ることがなく、かつ必要な画像情報の記録漏れも生じな
い、留守録機能付きテレビ電話システムが得られる。
【0049】請求項2に係る発明によれば、応答メッセ
ージの送信前に、動画受信装置から動画送信装置に留守
番モード信号を送信し、動画送信装置では、留守番モー
ド信号を受信してから強制リフレッシュ信号を受信する
までの間、自端末のテレビカメラの電源を切断するよう
にしているので、動画送信装置で留守番メッセージの送
信準備が整うまで、テレビカメラの無駄な電力消費を節
減できる。
【0050】請求項3に係る発明によれば、動画受信装
置の留守番メッセージ記録手段は、強制リフレッシュ信
号の送信後、初めて受信するフレーム内モードで符号化
された1フレームのデータ(静止画)だけを留守番メッ
セージとして記録するようにしているので、当該留守番
メッセージ記録手段の記憶容量を大幅に節約できる。
【0051】請求項6に係る発明によれば、留守番モー
ド設定時において、動画データ(留守番メッセージ)の
記録を行う前に、動画送信装置との間で動画データ送受
信の同期を取るようにしているので、不必要な画像情報
を記録することがなく、かつ必要な画像情報の記録漏れ
も生じることのない留守録機能付き動画受信装置が得ら
れる。
【0052】請求項7に係る発明によれば、応答メッセ
ージの送信前に、動画送信装置に対し、強制リフレッシ
ュ信号を受信するまでの間、当該動画送信装置に接続さ
れたテレビカメラの電源を切断することを要求する留守
番モード信号を送信するようにしているので、動画送信
装置における無駄な電源消費を節減できる。
【0053】請求項8に係る発明によれば、強制リフレ
ッシュ信号の送信後、初めて受信するフレーム内モード
で符号化された1フレームのデータ(静止画)だけを留
守番メッセージとして記録するようにしているので、留
守番メッセージを記憶するメモリの容量を大幅に節約で
きる。
【0054】請求項9に係る発明によれば、動画受信装
置から強制リフレッシュ信号を受信すると、強制的にリ
フレッシュ動作を行い、次のフレームの動画データをフ
レーム内モードで符号化し、その後のフレームの動画デ
ータをフレーム間モードで符号化して動画受信装置に送
信するようにしているので、動画データ(留守番メッセ
ージ)の送信動作を、動画受信装置の留守番メッセージ
記録動作と同期させることができる。
【0055】請求項10に係る発明によれば、動画受信
装置から留守番モード信号を受信し、その後強制リフレ
ッシュ信号を受信するまでの間、自端末のテレビカメラ
の電源を切断するようにしているので、テレビカメラの
無駄な電力消費を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るテレビ電話システ
ムにおいて、動画データの伝送を行う部分の構成を示す
ブロック図である。
【図2】第1の実施例において、留守番モード設定時の
動画データの通信手順を示したシーケンスチャートであ
る。
【図3】本発明の第2の実施例のテレビ電話システムに
おいて、留守番モード設定時の動画データの通信手順を
示すシーケンスチャートである。
【図4】本発明の第3の実施例に係るテレビ電話システ
ムにおいて、動画データの伝送を行う部分の構成を示す
ブロック図である。
【図5】第3の実施例において、留守番モード設定時の
動画データの通信手順を示したシーケンスチャートであ
る。
【図6】本発明の第4の実施例のテレビ電話システムに
おいて、留守番モード設定時の動画データの通信手順を
示すシーケンスチャートである。
【図7】従来のテレビ電話システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】従来のテレビ電話システムにおける動画データ
の符号化方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…通信回線 110,310…留守番機能付動画送信装置 111,311…送受信部 112,312…符号化部 113,313…受信信号解析部 114,314…復号化部 115,315…テレビカメラ 116,316…送信フレームメモリ 117,317…ディスプレイ 118,318…受信フレームメモリ 120,320…留守番機能付動画受信装置 121,321…送受信部 122,322…符号化部 123,323…留守番制御部 124,324…復号化部 125,325…テレビカメラ 126,326…受信フレームメモリ 127,327…応答メッセージ格納部 128,328…留守録メッセージ格納部 129,329…送信フレームメモリ 12a,32a…ディスプレイ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線または無線の通信路を介して複数の
    テレビ電話端末が通信可能に結合されたテレビ電話シス
    テムであって、 各前記テレビ電話端末は、 周期的にリフレッシュ動作を行い、当該リフレッシュ後
    の第1フレームの動画データをフレーム内モードで符号
    化し、第2フレーム以後の動画データをフレーム間モー
    ドで符号化して、通信相手のテレビ電話端末に送信する
    動画送信装置、および他のテレビ電話端末からの動画デ
    ータを受信して復号化する動画受信装置を備え、 前記動画受信装置は、 留守番モード設定時に他のテレビ電話端末から着信通知
    を受信した場合、自端末が留守番モードであることを示
    す応答メッセージを当該他のテレビ電話端末に対して送
    信する応答メッセージ送信手段と、 前記応答メッセージの送信後、強制リフレッシュ信号を
    前記他のテレビ電話端末に対して送信する強制リフレッ
    シュ信号送信手段とを含み、 前記動画送信装置は、 通信相手のテレビ電話端末から前記強制リフレッシュ信
    号を受信すると、強制的に前記リフレッシュ動作を行
    い、次のフレームの動画データをフレーム内モードで符
    号化し、その後のフレームの動画データをフレーム間モ
    ードで符号化して、通信相手のテレビ電話端末に送信す
    る強制リフレッシュ手段を含み、 前記動画受信装置は、さらに前記強制リフレッシュ信号
    の送信後、初めて受信するフレーム内モードで符号化さ
    れた動画データから留守番メッセージの記録を開始する
    留守番メッセージ記録手段を含む、テレビ電話システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記動画受信装置は、さらに留守番モー
    ド設定時に他のテレビ電話端末から着信通知を受信した
    場合、前記応答メッセージの送信前に、当該他のテレビ
    電話端末に留守番モード信号を送信する留守番モード信
    号送信手段を含み、 前記動画送信装置は、さらに前記留守番モード信号を受
    信してから前記強制リフレッシュ信号を受信するまでの
    間、自端末のテレビカメラの電源を切断する電源制御手
    段を含む、請求項1に記載の動画伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記留守番メッセージ記録手段は、前記
    強制リフレッシュ信号の送信後、初めて受信するフレー
    ム内モードで符号化された1フレームのデータだけを留
    守番メッセージとして記録することを特徴とする、請求
    項1に記載の動画伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記強制リフレッシュ信号送信手段は、
    前記強制リフレッシュ信号として、予め定めれらた特定
    音を送信し、 前記動画送信手段は、前記特定音を強制リフレッシュ信
    号として認識する音声認識手段をさらに含む、請求項1
    に記載の動画伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記強制リフレッシュ信号送信手段は、
    前記強制リフレッシュ信号として、予め定めれらた第1
    の特定音を送信し、 前記留守番モード信号送信手段は、前記留守番モード信
    号として、予め定められた第2の特定音を送信し、 前記動画送信手段は、さらに前記第1の特定音を強制リ
    フレッシュ信号として認識する第1の音声認識手段と、 前記第2の特定音を留守番モード信号として認識する第
    2の音声認識手段とを含む、請求項2に記載の動画伝送
    システム。
  6. 【請求項6】 周期的にリフレッシュ動作を行い、当該
    リフレッシュ後の第1フレームの動画データをフレーム
    内モードで符号化し、第2フレーム以後の動画データを
    フレーム間モードで符号化して送信する動画送信装置か
    ら動画データを受信して複合する動画受信装置であっ
    て、 留守番モード設定時に前記動画送信装置から着信通知を
    受信した場合、自端末が留守番モードであることを示す
    応答メッセージを当該動画送信装置に対して送信する応
    答メッセージ送信手段、 前記応答メッセージの送信後、前記動画送信装置に強制
    リフレッシュ動作を要求する強制リフレッシュ信号を送
    信する強制リフレッシュ信号送信手段、および前記強制
    リフレッシュ信号の送信後、前記動画送信装置から初め
    て受信するフレーム内モードで符号化された動画データ
    から留守番メッセージの記録を開始する留守番メッセー
    ジ記録手段を備える、動画受信装置。
  7. 【請求項7】 留守番モード設定時に前記動画送信装置
    から着信通知を受信した場合、前記応答メッセージの送
    信前に、前記動画送信装置に対し、前記強制リフレッシ
    ュ信号を受信するまでの間、当該動画送信装置に接続さ
    れたテレビカメラの電源を切断することを要求する留守
    番モード信号を送信する留守番モード信号送信手段をさ
    らに備える、請求項6に記載の動画受信装置。
  8. 【請求項8】 前記留守番メッセージ記録手段は、前記
    強制リフレッシュ信号の送信後、初めて受信するフレー
    ム内モードで符号化された1フレームのデータだけを留
    守番メッセージとして記録することを特徴とする、請求
    項6に記載の動画受信装置。
  9. 【請求項9】 周期的にリフレッシュ動作を行い、当該
    リフレッシュ後の第1フレームの動画データをフレーム
    内モードで符号化し、第2フレーム以後の動画データを
    フレーム間モードで符号化して動画受信装置に送信する
    動画送信装置であって、 前記動画受信装置は、 留守番モード設定時に前記動画送信装置から着信通知を
    受信した場合、自端末が留守番モードであることを示す
    応答メッセージを前記動画送信装置に対して送信する応
    答メッセージ送信手段と、 前記応答メッセージの送信後、強制リフレッシュ信号を
    送信する強制リフレッシュ信号送信手段とを含み、 前記動画送信装置は、 前記動画受信装置から強制リフレッシュ信号を受信する
    と、強制的に前記リフレッシュ動作を行う強制リフレッ
    シュ手段を備え、それによって前記強制リフレッシュ信
    号を受信した後、次のフレームの動画データをフレーム
    内モードで符号化し、その後のフレームの動画データを
    フレーム間モードで符号化して前記動画受信装置に送信
    することを特徴とする、動画送信装置。
  10. 【請求項10】 前記動画受信装置は、留守番モード設
    定時に前記動画送信装置から着信通知を受信した場合、
    前記応答メッセージの送信前に留守番モード信号を送信
    する留守番モード信号送信手段をさらに含み、 前記動画送信装置は、さらに前記留守番モード信号を受
    信してから前記強制リフレッシュ信号を受信するまでの
    間、自端末のテレビカメラの電源を切断する電源制御手
    段を備える、請求項9に記載の動画送信装置。
JP6035887A 1994-03-07 1994-03-07 テレビ電話システム Pending JPH07245747A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114915747B (zh) * 2021-02-09 2024-05-03 华为技术有限公司 视频通话的方法、电子设备及可读存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114915747B (zh) * 2021-02-09 2024-05-03 华为技术有限公司 视频通话的方法、电子设备及可读存储介质

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