JPH07245737A - 動画記憶メモリ、動画記憶装置及び動画表示装置、並びに静止画記憶メモリ及び電子ノート - Google Patents

動画記憶メモリ、動画記憶装置及び動画表示装置、並びに静止画記憶メモリ及び電子ノート

Info

Publication number
JPH07245737A
JPH07245737A JP6294181A JP29418194A JPH07245737A JP H07245737 A JPH07245737 A JP H07245737A JP 6294181 A JP6294181 A JP 6294181A JP 29418194 A JP29418194 A JP 29418194A JP H07245737 A JPH07245737 A JP H07245737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
sub
memory
storage memory
moving picture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6294181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3106072B2 (ja
Inventor
Hironori Akamatsu
寛範 赤松
Hisakazu Kotani
久和 小谷
Tsutomu Fujita
藤田  勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP06294181A priority Critical patent/JP3106072B2/ja
Publication of JPH07245737A publication Critical patent/JPH07245737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3106072B2 publication Critical patent/JP3106072B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各画面を区別することができて、動画を蓄え
るのに最適な構成の動画記憶メモリを提供する。 【構成】 複数に分割されたメモリセルアレイ9〜14
を有し、この複数に分割されたメモリセルアレイ9〜1
4は、各々、連続した画像データの1フレーム又は1フ
ィールド分のデータを記憶する。フレーム選択信号発生
部5は、フレームメモリセルアレイ9〜14を順次選択
する。従って、動画データを各画面別に区別して蓄え
て、各動画データを容易に取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶メモリの改良
に関し、特に動画像や静止画像を記憶する半導体記憶メ
モリに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ダイナミックRAM(以下、DR
AMと略す)は、3年で4倍のペースで大容量化の道を
進んできている。この大容量化により、DRAMの容量
は現在、市場レベルで4Mbit 品が数量においてピーク
を迎えようとしており、研究開発においては、64Mbi
t から256Mbit の段階まできている。また、マルチ
メディアという新しい製品分野が開拓されようとしてお
り、その大きな特徴の一つとして、動画を扱うことが挙
げられる。動画は非常にデータ量が多く且つデータ転送
レートが高いので、動画を記憶するための媒体として大
容量のDRAMが有望視されている。
【0003】そこで、従来、デジタル信号処理のために
256Kbit クラスのDRAMから画像専用のものがで
てきており、例えば、Ishimoto et al.,“A Screen Siz
eSerial Access Memory for Video Applications, ”1
0th European Solid-State Circuits Conference,pp.14
9-152,Sept.1984) や(Kotani et al.,“A50MHz 8M
b Video RAM with a Column Direction Drive Sens
eAmplifier,”1989 Symposium on VLSI circuits,8
-4,pp.105-106,May1989. 等で示されている。
【0004】図11は、従来例における半導体記憶メモ
リの概略図を示す。同図において、15はシステムクロ
ック、16は書き込み制御信号、90は前記システムク
ロック15及び書き込み制御信号に基いて外部データを
入力しまたは内部データを外部出力するデータ入出力
部、96はメモリセルアレイであって、前記データ入出
力部90とメモリセルアレイ96とは、データレジスタ
95を介して接続される。データレジスタ95は、デー
タのシリアル/パラレル変換、パラレル/シリアル変換
を行う。
【0005】また、92は外部アドレスバス、97は/
CAS信号、98は/RAS信号、94は前記外部アド
レスバス92から外部アドレスを入力するアドレス入力
部であって、その内部には、コラムアドレス入力部99
及びロウアドレス入力部91が備えられる。前記コラム
アドレス入力部99は、入力した外部アドレスをシステ
ムクロック15及び/CAS信号97に基いてプリデコ
ードし、ロウアドレス入力部91は、入力した外部アド
レスを/RAS信号98に基いてプリデコードし、その
プリデコードしたアドレスを内部アドレスバス93を介
してメモリセルアレイ96に出力する。
【0006】データ入出力部90内のデータはデータレ
ジスタ95でパラレルデータに変換された後、メモリセ
ルアレイ96に入力される。また、外部アドレスバス9
2はアドレス入力部94に入力され、その内部のロウア
ドレス入力部91及びコラムアドレス入力部99によっ
てブリデコードされた後、内部アドレスバス93を介し
てメモリアレイ96に送られる。メモリセルアレイ96
は、前記入力されたデータを前記アドレスバス93によ
って選ばれた番地に順番に記憶して行く。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の半導体記憶メモリでは、これらのチップは容量が小
さく、静止画(1フィールド、1フレーム)のデータし
か蓄えることができない。従って、これ等のチップの技
術と大容量化の単なる組み合わせでは、非常にデータ量
の大きな静止画(1フィールド、1フレーム)の記憶し
かできない。すなわち動画は連続した静止画と考えるこ
とができるが、従来の技術では、動画又は静止画の各画
面間の区別をすることができないため、1画面単位で扱
うことの多い動画や静止画を蓄えるDRAMを構成する
のは困難である。
【0008】そこで、前記欠点を解消するように、例え
ば、各画面間の区別が可能なように、入力されたロウア
ドレスの数を1画面分カウントし、その時のロウアドレ
スを記憶しておく記憶手段を設けることが考えられる
が、このような構成は煩雑であり、多数の画面を扱う動
画や静止画の場合には、事実上、不可能である。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、その目的は、
各画面間の区別をすることができて、多くの動画や静止
画を蓄えるのに最適な構成の動画記憶メモリ、及びその
動画記憶メモリを使用した動画記憶装置及び動画表示装
置、並びに静止画記憶メモリ及びその静止画記憶メモリ
を使用した電子ノートを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明では、メモリセルアレイを複数のサブメモ
リアレイに区画し、その区画した各々のサブメモリアレ
イの大きさを、1画面分の画像データを記憶する大きさ
に設定する構成とする。
【0011】即ち、請求項1記載の発明の動画記憶メモ
リの具体的な構成は、メモリアレイを複数に分割して構
成され、連続する画像データのうち1画面分の画像デー
タを記憶する複数のサブメモリアレイと、前記各サブメ
モリアレイにデータを入出力するデータ入出力手段と、
前記複数のサブメモリアレイの何れか1個を選択するサ
ブアレイ選択手段とを設ける構成である。
【0012】ここに、1画面とは、インターレースされ
る場合は1フィールド及び1フレーム(=2フィール
ド)の双方をいう。
【0013】請求項2記載の発明では、前記請求項1記
載の動画記憶メモリの各サブメモリアレイを限定し、連
続する画像データの1フィールド分のデータを記憶する
もので構成する。
【0014】また、請求項3記載の発明では、前記請求
項1記載の動画記憶メモリの各サブメモリアレイを限定
し、連続する画像データの1フレーム分のデータを記憶
するもので構成する。
【0015】更に、請求項4記載の発明では、前記請求
項1記載の動画記憶メモリの複数のサブメモリアレイを
特定し、その全体として、連続する画像データの少なく
とも5秒以上の長さの動画を記憶するに相当するフィー
ルド数を有するもので構成する。
【0016】加えて、請求項5記載の発明では、前記請
求項1記載の動画記憶メモリのサブアレイ選択手段を限
定し、画像表示装置の垂直同期信号をインクリメント信
号としてサブメモリアレイを選択するもので構成する。
【0017】また、請求項6記載の発明では、前記請求
項1記載の動画記憶メモリのデータ入出力手段を特定
し、動画表示装置のシステムクロックが入力されて、前
記システムクロックにより、データの入出力の周波数が
決定される構成とする。
【0018】更に、請求項7記載の発明では、前記請求
項1記載の動画記憶メモリのデータ入出力手段を他に特
定し、データの入出力を1.2Gbit/sec 以上の転送レート
で行う構成とする。
【0019】加えて、請求項8記載の発明では、前記請
求項1記載の動画記憶メモリにおいて、更に、各サブア
メモリアレイのアドレスを発生するアドレス発生部を有
し、前記アドレス発生部は、動画表示装置のシステムク
ロック、水平同期信号及び垂直同期信号の3つのクロッ
クを入力とし、前記システムクロックをインクリメント
信号としてコラムアドレスを発生し、前記水平同期信号
をクリア信号としてコラムアドレスをクリアし、前記水
平同期信号をインクリメント信号としてロウアドレスを
発生し、前記垂直同期信号をクリア信号としてロウアド
レスをクリアするものである構成とする。
【0020】また、請求項9記載の発明では、前記請求
項8記載の動画記憶メモリのアドレス発生部が発生する
ロウアドレス及びコラムアドレスは、複数のサブメモリ
アレイで共通であって、各サブメモリアレイに記憶され
た画像データのラインアドレス、ドットアドレスとして
用いられる構成とする。
【0021】更に、請求項10記載の発明では、前記請
求項1記載の動画記憶メモリのデータ入出力手段と複数
のサブメモリアレイとの間に、直並列変換回路が備えら
れる構成とする。
【0022】加えて、請求項11記載の発明では、前記
請求項1記載の動画記憶メモリのデータ入出力手段と複
数のサブメモリアレイとの間に、並直列変換回路が備え
られる構成とする。
【0023】また、請求項12記載の発明では、前記請
求項10又は請求項11記載の動画記憶メモリの直並列
変換回路又は並直列変換回路は、複数のサブメモリアレ
イで共用される構成とする。
【0024】更に、請求項13記載の発明では、前記請
求項1記載の動画記憶メモリの複数のサブメモリアレイ
は、同一チップ内に物理的に1ケ所にまとめて配置され
る構成とする。
【0025】加えて、請求項14記載の発明では、前記
請求項1記載の動画記憶メモリのサブアレイ選択手段に
より選択されたサブメモリアレイ以外のサブメモリアレ
イは、前記選択されたサブメモリアレイがデータの入出
力を行なっている間、リフレッシュ動作を行なう構成と
する。
【0026】また、請求項15記載の発明では、前記請
求項1記載の動画記憶メモリのサブメモリアレイのデー
タ書込み部分とデータ入出力手段との間に直並列変換回
路が2段階に設けられ、第1段目の直並列変換回路は前
記データ入出力手段に隣接し、第2段目の直並列変換回
路が前記メモリセルアレイのデータ書込み部分に隣接し
て配置され、前記第1段目の直並列変換回路と前記第2
段目の直並列変換回路との間は、系内の最も長い配線で
ある構成とする。
【0027】更に、請求項16記載の発明では、前記請
求項1記載の動画記憶メモリのサブメモリアレイのデー
タ読出し部分とデータ入出力手段との間に並直列変換回
路が2段階に設けられ、第1段目の並直列変換回路が前
記データ入出力手段に隣接し、第2段目の並直列変換回
路が前記メモリセルアレイのデータ読出し部分に隣接し
て配置され、前記第1段目の並直列変換回路と前記第2
段目の並直列変換回路との間は、系内の最も長い配線で
ある構成とする。
【0028】加えて、請求項17記載の発明では、前記
請求項15又は請求項16記載の動画記憶メモリの第1
段目の直並列変換回路又は並直列変換回路と、第2段目
の直並列変換回路又は並直列変換回路との間の配線は、
電源電圧に対して十分に小さい振幅の信号が伝送される
構成とする。
【0029】また、請求項18記載の発明の動画記憶装
置は、チューナと、前記チューナの出力信号をアナログ
デジタル変換した信号を入力し記憶する請求項1記載の
動画記憶メモリとにより構成される。
【0030】更に、請求項19記載の発明では、前記請
求項18記載の発明の動画記憶装置の動画記憶メモリ
は、時間経過に従って入力される新しい動画データを古
い動画データの上に書き替える構成とする。
【0031】加えて、請求項20記載の発明の動画表示
装置は、前記請求項18又は請求項19記載の動画記憶
装置と、動画を表示するモニターと、前記モニターの入
力をチューナの出力信号と動画記憶メモリの出力をデジ
タルアナログ変換した信号とに切り替える切り替え手段
とを備える構成である。
【0032】また、請求項21記載の発明では、前記請
求項20記載の動画記憶装置において、切り替え手段が
モニターの入力を動画記憶メモリ側に切り替えた状態の
とき、動画記憶メモリによる新たな動画データの記憶を
禁止する禁止手段を備える構成としている。
【0033】更に、請求項22記載の発明では、前記請
求項20記載の動画記憶装置において、切り替え手段が
モニターの入力を動画記憶メモリ側に切り替えた状態の
とき、前記動画記憶メモリの出力を異なるサブメモリア
レイの出力に切り替える他の切り替え手段を備える構成
とする。
【0034】加えて、請求項23記載の発明では、前記
請求項20又は請求項22記載の動画記憶装置におい
て、切り替え手段又は他の切り替え手段は、操作者によ
り手動操作される構成とする。
【0035】また、請求項24記載の発明の静止画記憶
メモリでは、メモリアレイを複数に分割して構成され、
各々、1画面を形成する複数の静止画像データを記憶す
る複数のサブメモリアレイと、前記各サブメモリアレイ
にデータを入出力するデータ入出力手段と、前記複数の
サブメモリアレイの何れか1個を選択するサブアレイ選
択手段とを備えたことを特徴とする。
【0036】更に、請求項25記載の発明の電子ノート
では、前記請求項24記載の静止画記憶メモリと、入力
ペンによりデータが入力される表示画面とを備え、前記
表示画面に表示された1画面のデータが前記静止画記憶
メモリに記憶されることを特徴とする。
【0037】加えて、請求項26記載の発明では、前記
請求項25記載の電子ノートにおいて、静止画記憶メモ
リは、表示画面に表示された1画面のデータが、圧縮さ
れず、そのまま記憶されることを特徴とする。
【0038】更に加えて、請求項27記載の発明では、
前記請求項25記載の電子ノートにおいて、表示画面
は、B5サイズ以上の大きさを有することを特徴とす
る。
【0039】また、請求項28記載の発明では、前記請
求項25記載の電子ノートにおいて、別途、外部インタ
ーフェイスと、コントローラとを有し、前記外部インタ
ーフェースを介して外部から入力されたデータが1画面
別に静止画記憶メモリの各サブメモリアレイに記憶さ
れ、前記コントローラは、前記静止画記憶メモリに記憶
された外部データを表示画面に表示するよう前記静止画
記憶メモリを制御するものであり、静止画記憶メモリ
は、表示画面に表示された画像に対して入力ペンにより
データが追加されたとき、この追加データを有する静止
画データが静止画記憶メモリのサブメモリアレイに記憶
されるものであることを特徴とする。
【0040】
【作用】以上の構成により、請求項1ないし請求項19
及び請求項24ないし請求項28記載の発明の動画記憶
メモリ、動画記憶装置、静止画記憶メモリ、及び電子ノ
ートでは、動画又は静止画がその1画面別に各サブメモ
リアレイに記憶されるので、動画又は静止画の各画面間
の区別を容易に行なうことができて、動画又は静止画を
蓄えるに最適な構成のDRAMが実現される。
【0041】また、請求項20ないし請求項23記載の
発明の動画表示装置では、モニターとチューナとを接続
してモニター上に動画を表示している際に、その動画の
1画面又は複数画面を再度見たい場合には、切り替え手
段により動画記憶メモリをモニターに接続すれば、前記
動画記憶メモリに記憶された動画がモニターに表示され
る。
【0042】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0043】(第1の実施例)図1は本発明による半導
体記憶装置の第1の実施例の概略図である。
【0044】図1において、1はデータ入出力部(デー
タ入出力手段)、2はデータ伝送バス、4はアドレス発
生部、5はフレーム選択信号発生部(サブアレイ選択手
段)、6はメモリセルアレイ、7はフレーム選択信号
線、8はアドレスバス、9〜14は1フレームデータを
蓄えるサブメモリアレイ、15はシステムクロック入力
端子、16は書き込み制御信号入力端子、17は水平同
期信号を入力する入力端子、18は垂直同期信号を入力
する入力端子であり、前記垂直同期信号は、前記水平同
期信号が設定個数出力される毎に1個出力される。19
〜24はデータレジスタ、25はコラムアドレスカウン
タ、26はロウアドレスカウンタである。
【0045】図1に示すように、メモリセルアレイ6
は、複数のサブメモリアレイ9〜14に分割されてい
る。各サブメモリアレイ9〜14は、メモリセルアレイ
6が小容量の場合には、インターレースされた1フィー
ルド分を単位として分割され、メモリセルアレイ6が大
容量の場合には、ノンインターレースの1フレーム分を
単位として分割される。各サブメモリアレイ9〜14に
は、データ入出力時のシリアル/パラレル変換、パラレ
ル/シリアル変換に使用されるデータレジスタ(直並列
変換回路)19〜24が接続されていて、データの転送
レートを高くする構成としている。尚、転送レートの低
いものを扱う場合は、データレジスタは特に必要ではな
い。
【0046】記憶する動画を各サブメモリアレイに対し
て順次1フレームづつ蓄えていくために、各サブメモリ
アレイ9〜14は、フレーム選択信号発生部5の出力に
より順次選択される。前記フレーム選択信号発生部5
は、カウンタ回路を内蔵していて、垂直同期信号をカウ
ンタのインクリメント信号として制御される。
【0047】前記アドレス発生部4は、コラムアドレス
カウンタ25、及びロウアドレスカウンタ26を有す
る。前記コラムアドレスカウンタ25は、システムクロ
ック入力端子15からの動画表示装置のシステムクロッ
クがカウンタのインクリメント信号として、水平同期信
号が各々入力されて制御される。一方、ロウアドレスカ
ウンタ26は、水平同期信号入力端子17からの水平同
期信号をインクリメント信号として、垂直同期信号入力
端子18から垂直同期信号がリセット信号として各々入
力されて制御される。
【0048】各サブメモリアレイ9〜14内のメモリセ
ル(図示せず)の選択は、アドレス発生部4の出力をア
ドレスバス8を介して伝送することにより行われる。ア
ドレスバス8によって伝送されるアドレスは、ロウ及び
コラムの両アドレス共に全てのサブメモリアレイ9〜1
4で共通であり、選択されたサブメモリアレイにおいて
のみメモリセルが選択される。前記ロウアドレスは画像
のラインのアドレスであり、コラムアドレスはライン上
のドットアドレスに相当する。
【0049】前記データ入出力部1は、書き込み制御信
号入力端子16から入力される書き込み制御信号によっ
て、読み出し及び書き込みの各制御がされ、システムク
ロックの周波数に合せてデータの入出力が行なわれる。
ここで、現在、最もデータの転送レートが高いのはベー
スバンドのHDTVで約1.2Gbut/sec であるので、このデー
タ転送レートが実現できれば、現在の画像表示システム
に十分に対応できる。このデータ転送レートを実現する
には、データ入、出力端子(図示していない)が8 個の
場合には入出力の速度は150MHz、16個の場合には75MHz
程度以上のものが必要になる。この速度での入出力を無
理なく可能にするように、本チップでは、前記シリアル
/パラレル変換、パラレル/シリアル変換に使用される
データレジスタ19〜24が設けられていて、チップ内
部の速度をチップ外部の速度よりも遅くすることを行な
っている。
【0050】尚、前記システムクロック、水平同期信
号、垂直同期信号は、本実施例の半導体記憶装置を用い
て動画の記憶を行なうシステムのものである。
【0051】図2に第1の実施例における,制御クロッ
クと内部発生信号との関係を表すタイミングチャートを
示す。同図において、VDは垂直同期信号、HDは水平同期
信号、SCはシステムクロック、FNはフレーム選択信号、
LNはラインアドレス、DNはドットアドレスを表す。垂直
同期信号VDはフレーム選択信号FNのインクリメント信号
とラインアドレスLNのリセット信号として働き、水平同
期信号はラインアドレスLNのインクリメント信号とドッ
トアドレスDNのリセット信号として働き、シリアルクロ
ックSCはドットアドレスDNのインクリメント信号として
働いている。
【0052】尚、前記複数個の物理的にも分割されたメ
モリセルアレイ9〜14は、同時に動作するセルアレイ
であって、これ等のセルアレイが一箇所に集中して配置
される。この構成により、これ等を共通して制御する制
御回路及び制御信号線のみを動作させ、他の制御回路等
は停止状態として、低消費電力化が図られると共に、待
機状態にあるメモリセルアレイも同一箇所に集中配置で
きる。
【0053】また、本動画記憶メモリでは、順番にデー
タを蓄え、データが順番に出力されるので、本動画記憶
メモリの記憶容量が大きくてその全データの出力時間が
メモリセルのデータ保持時間よりも長い場合には、選択
されたメモリセルアレイがデータの入出力を行なってい
る間に、前記同一箇所に集中する非撰択のメモリセルア
レイはリフレッシュされる。
【0054】また、本実施例では、メモリセルアレイ6
を設けたチップ上にフレーム選択信号発生部5を設け
て、フレーム選択信号をチップ内部で発生させている
が、チップの面積、パッケージサイズ等に余裕があれ
ば、フレーム選択信号を外部から入力可能に構成すれ
ば、更にチップの使い勝ってが良くなり、システムの性
能が向上する。アドレスも同様に外部から入力すれば、
ランダムアクセスも可能になり、単なる動画蓄積のため
のメモリでなく、信号処理などの用途にも使用できるよ
うになる。
【0055】(第2の実施例)図3は、本発明の第2の
実施例における動画記憶メモリの概略の要部構成図であ
り、特に、セルアレイの部分とデータレジスタの部分だ
け示している。
【0056】前記図1の第1の実施例では、各サブメモ
リアレイ9〜14毎にデータレジスタ19〜24を接続
したが、データレジスタ19〜24の中で実際に使われ
るのは、選択されたサブメモリアレイに接続されたもの
だけである点を考慮して、各サブメモリアレイ19〜2
4でデータレジスタを共有して、チップ面積の縮小化を
図ったものである。
【0057】図3において、31はレジスタ、32はセ
ンスアンプ、33はデータ線対、34はビット線対、9
´〜12´は前記第1の実施例と同様の複数個のサブメ
モリアレイである。
【0058】前記データレジスタ31は、データ線対3
3を介して各サブメモリアレイ9´〜12´の各センスア
ンプ32と接続されており、各サブメモリアレイ9´〜
12´が共通にデータレジスタ31を有している形に構
成される。
【0059】本実施例では、データ線対33とビット線
対34とが並行に走っており、この構成により、データ
線対33と各サブメモリアレイ9´〜12´の各センス
アンプ32との接続を可能にしている。
【0060】図4に前記センスアンプ32の回路構成図
を示す。同図において、40はNMOSトランジスタ、41
はPMOSトランジスタ、42は転送ゲート制御信号、43
はイコライズ信号、44はプリチャージ電源線、45は
第1のセンスアンプ電源線、46は第2のセンスアンプ
電源線である。この構成により、データ線対33とビッ
ト線対34とを並行に走らせることが可能である。
【0061】(第3の実施例)図5は、本発明の第3の
実施例における動画記憶メモリの概略図を示す。
【0062】同図において、9´,10´,11´及び
12´は、前記第2の実施例と同様の複数個のメモリセ
ルアレイであって、各メモリセルアレイ9´〜12´の
内部には、メモリセルアレイ部80とデータバス81を
介して接続されるデータ書き込み/読み出し回路82が
備えられる。
【0063】また、1´は、前記図1に示すデータ入出
力部であって、その内部には、入出力回路88と、入出
力端子89とが備えられる。
【0064】更に、84は、前記各メモリセルアレイ9
´〜12´のデータ書き込み/読み出し回路82とデー
タバス83を介して接続された第1段目の直並列/並直
列変換回路、86は、前記データ入出力部1´の入出力
回路88とデータバス87を介して接続された第2段目
の直並列/並直列変換回路である。
【0065】前記第1段目の直並列/並直列変換回路8
4と、前記第2段目の直並列/並直列変換回路86と
は、データバス85を介して接続される。
【0066】前記第1段目の直並列/並直列変換回路8
4は、対応するメモリセルアレイ9´〜12´からデー
タバス83を経て転送されたデータを16bit 並列から
2bit 並列に変換し、データ入出力部1´からデータバ
ス85を経て転送されたデータを2bit 並列から16bi
t 並列に変換する。
【0067】一方、前記第2段目の直並列/並直列変換
回路86は、データ入出力部1´からデータバス85を
経て転送されたデータを16bit 並列から2bit 並列に
変換し、各メモリセルアレイ9´〜12´からデータバ
ス85を経て転送されたデータを2bit 並列から16bi
t 並列に変換する。
【0068】前記第1段目と第2段目の直並列/並直列
変換回路84,86の間のデータバス85は、この系で
一番長いバス長を有する。
【0069】本実施例の動作をデータの読み出しについ
て説明する。
【0070】各メモリセルアレイ9´…から読み出され
た16bit 並列のデータは、内部のデータ書き込み/読
み出し回路82によって増幅されて、データバス83に
転送される。第1段目の直並列/並直列変換回路84
は、転送されてきたデータを16bit 並列から2bit 並
列に変換し、データバス85を介して第2段目の直並列
/並直列変換回路86に転送する。前記第2段目の直並
列/並直列変換回路86は2bit 並列のデータを1bit
に変換して入出力回路88に転送し、高速でデータを出
力する。
【0071】本実施例では、前記のようにメモリセルア
レイ9´〜12´とデータ入出力部1´との間に直並列
/並直列変換回路84,86を2段に設けた構成であっ
て、16bit 並列のデータバス83から1bit の高速の
データバス87への変換を行なう場合に、中間に16bi
t 並列から2bit 並列のデータに変換して、2bit 並列
のデータバス85を長く配線するので、少面積で且つデ
ータを高速度で伝送できる。即ち、仮に、16bit 並列
データから1bit データへの変換を1度に行なう構成と
すると、16bit 並列のデータバス83を長く配線し、
又は高速のデータバス87を長く配線する構成となる
が、16bit 並列のデータバス83を長く配線する場合
には面積の増大が、高速のデータバス87を長く配線す
る場合には速度のマージンの低下が問題になるのに対
し、本実施例ではその両欠点を解消できる。
【0072】また、本実施例で一番バス長の長いデータ
バス85は、一般的に容量が大きく、特に入出力が多bi
t 構成になっているチップ等はこの部分の充放電電流が
非常に大きくて、低消費電力化の妨げになるが、データ
バス85は速度的なマージンが比較的大きくて、このデ
ータバス85の振幅を電源電圧に対して十分に小さいレ
ベルで行なうことが可能であるので、これにより充放電
電流が小さくでき、低消費電力化が可能になる。
【0073】尚、書き込み動作については、基本的に前
記読み出し動作と逆の経路を辿るだけで同様な変換を行
なうので、その説明は省略する。
【0074】(第4の実施例)図6は本発明の第4の実
施例を示す動画表示装置の概略図を示す。
【0075】同図において、51はモニター、52は切
り替え信号線、53は制御信号発生回路、54はフレー
ム送り信号線、55はチューナ、56はシステムクロッ
ク線、57は水平同期信号線、58は垂直同期信号線、
59はアナログデジタル変換回路、60は各々が1フレ
ーム(1画面)分のデータを記憶する複数のサブメモリ
アレイA1,A2,A3…を有する動画記憶メモリ、6
2はデジタルアナログ変換回路、63は操作者により手
動操作される信号切り替えスイッチ(切り替え手段)、
64は操作者により手動操作される他の信号切り替えス
イッチ(他の切り替え手段)、65は操作者により手動
操作される前画面再生スイッチ、66は操作者により手
動操作されるフレーム送りスイッチである。
【0076】前記チューナ55には、システムロック線
56、水平同期信号線57及び垂直同期信号線58の3
本の信号線が接続され、各信号線を介して入力される信
号によって画像情報を出力させる。
【0077】前記チューナ55の出力は2つに分れ、一
方は信号切り替えスイッチ63を介してモニターに入力
されて、モニター上に動画が表示される。他方は、アナ
ログデジタル変換回路59を通ってアナログ信号がデジ
タル信号に変換された後、動画記憶メモリ60にデータ
が蓄積される。前記動画記憶メモリ60は、前記第1及
び第2の実施例に示したものである。
【0078】動画記憶メモリ60には、チューナ55と
同様にシステムロック線56、水平同期信号線57、垂
直同期信号線58の3本の信号線が接続され、各信号線
を介して入力される信号によって画像情報を入出力させ
る。前記動画記憶メモリ60は、動画の情報を所定時間
分蓄えることを目的とするが、蓄えている情報は時間経
過と共に次々新しい画面情報に書き換える。即ち、記憶
している一番古いフレームを消去して、その部分に新し
いフレーム情報が書き込まれ、現在より所定時間前まで
の画面情報のみを記憶する。
【0079】前記動画記憶メモリ60の出力は、デジタ
ルアナログ変換回路62及び信号切り替えスイッチ63
を介してモニター51に入力される。
【0080】更に、動画記憶メモリ60には、切り替え
信号線52が接続される。この切り替え信号線52は、
前記前画面再生スイッチ65の操作により切り替えら
れ、前記図1に示した書き込み制御信号入力端子16に
入力される信号であって、この切り替え信号線52によ
り、モニター51の画面上にチューナ55の出力がその
まま表示される場合は、動画記憶メモリ60にもデータ
を書き込み、モニター51の画面上に動画記憶メモリ6
0のデータが表示される場合には動画記憶メモリ60に
データを書き込まないように動画記憶メモリ60が内部
制御する。
【0081】また、切り替えスイッチ64にも、前記切
り替え信号線52が接続されている。この切り替えスイ
ッチ64は、前記信号切り替えスイッチ63がチューナ
55側に切り替っているとき、垂直同期信号線58側に
切り替り、信号切り替えスイッチ63がデジタルアナロ
グ変換回路62側に切り替っているとき、制御信号発生
回路53側に切り替ってフレーム送り信号線54の信号
を動画記憶メモリ60に入力する。即ち、モニター51
の画面上にチューナ55の出力がそのまま表示されると
きは、動画記憶メモリ60にシステムの垂直同期信号が
送られ、モニター51の画面上に動画記憶メモリ60の
データが表示される場合には動画記憶メモリ60にフレ
ーム送り信号が送られる。
【0082】前記制御信号発生回路53のフレーム送り
信号線54は、動画記憶メモリ60内で必要なフレーム
を検索する場合に、システムの垂直同期信号とは非同期
でフレーム送りを行なうためのものであって、前記フレ
ーム送りスイッチ66の操作により発生する。即ち、動
画記憶メモリ60に記憶されている所望のフレームを探
した後、そのフレームを長時間表示したい場合は、フレ
ーム送りスイッチ66を操作せず、切り替えスイッチ6
4によって動画記憶メモリ60がシステムの垂直同期信
号58と切り離されていれば可能である。
【0083】以上のような動画表示装置を用いると、モ
ニター(テレビの画面)51に短時間のあいだだけ表示
される情報、例えばはがきの宛先や料理番組のレシピ等
を長時間に渡って表示できる。すなわち、この動画表示
装置の利用者は、モニター51に表示される情報が短時
間で終了してしまった場合に、直ちに、動画記憶メモリ
60に記憶している動画を読み出すように、信号切り替
えスイッチ63及び64を切り替えて、制御信号発生回
路53からフレーム送り信号54を出力させるよう制御
すれば、動画記憶メモリ60に蓄えられた必要な情報を
モニター51に表示することができる。このシステムを
実現させるに必要な動画記憶メモリ60の動画記憶容量
は5〜10秒分で十分である。
【0084】次に、図7に本画像表示装置を使用する場
合のフローチャートを示す。
【0085】図7中の点線で囲んだ部分が本装置の動作
を表し、それ以外は本装置を使用する人の動作を表して
いる。
【0086】同図のフローチャートにおいて、モニター
51を見ている状態でスタートし、モニター51に表示
されていたテロップが消えた場合に、そのテロップを再
度見たい場合には、操作者が前画面再生スイッチ65を
入れる。これにより、制御信号発生回路53から切り替
え信号線52に切り替え信号が出力されて、チューナ5
5からモニター51及び動画記憶メモリ60に対するデ
ータの転送が停止すると共に、動画記憶メモリ60がモ
ニター51に接続されて、動画記憶メモリ60に蓄えら
れていた1フレーム(1画面),例えばサブメモリアレ
イA1 のデータがモニター51に転送されて表示され
る。
【0087】そして、見たいテロップが表示されていな
い場合には、フレーム送りスイッチ66を繰返し押すこ
とにより、制御信号発生回路53からフレーム送り信号
がフレーム送り信号線54に出力されて、動画記憶メモ
リ60に蓄えられていた次の1フレーム(1画面)の例
えばサブメモリアレイA2 のデータがモニター51に転
送されて表示されることが繰返される。
【0088】尚、本装置では、フレーム送り信号のみ示
しているが、動画記憶メモリ60に機能を追加してフレ
ームの戻し信号をも使用しても良い。本装置の場合に
は、フレーム送りにより動画記憶メモリ60内の先頭フ
レームに戻るよう構成すれば、特に戻し信号を使用する
必要はない。
【0089】以上、本装置を使用すれば、モニター51
から消えた動画を再度見たい場合には、動画記憶メモリ
60に記憶された動画の再生により、その動画を必要に
応じて見ることが可能である。この場合、従来の磁気テ
ープ等を用いた動画の記憶装置では、本装置のように常
に動画を記憶し続ける用途には信頼性等の面で好ましく
なく、本動画表示装置を用いて初めて動画の常時記憶が
可能となる。
【0090】(第5の実施例)図8は本発明の第5の実
施例を示す携帯型電子ノートの概略構成図である。
【0091】同図の電子ノートにおいて、70は液晶画
面(表示画面)であって、入力ペン77を用いて液晶画
面70にデータが書かれる。71は前記液晶画面70に
書かれたデータを認識する圧電センサ等で構成された入
力認識部、72は前記液晶画面71を駆動してデータ液
晶画面71に表示させる液晶駆動部、73は前記液晶画
面70に掛かれたデータ等を記憶するRAM、74は外
部インターフェイスであって、ケーブル76等を介して
接続されたパーソナルコンピュータ77との間でデータ
を授受を行う。75は内部にROMを備えたコントロー
ラ(CPU)である。
【0092】前記液晶画面70は、B5サイズ以上の大
きさの表示画面を有し、その縦及び横の画素数は、図9
に示すように、例えば1024×1024画素である。
【0093】前記RAM73は、書き込み速度の速いD
RAM(ダイナミック・RAM)より成り、その内部
は、図10に示すように、メモリセルアレイが複数に区
画されて、前記液晶画面70の1ページ分(1画面分)
に相当する1Mbの容量より成る多数のセルアレイ領域
(サブメモリアレイ)73a…が備えられる。これ等の
セルアレイ領域73a…は、256MbDRAMの場
合、256ページ分のデータを1ページ単位で記憶す
る。各セルアレイ領域73a…には、これ等に対応して
ページ選択用の双方向のシフトレジスタ73b…を有す
る。
【0094】更に、前記RAM73は、外部からシステ
ムクロック及びページ切換信号のみを入力し、コラムア
ドレス及びロウアドレスは内部で自動発生する。前記ペ
ージ切換信号は、図10に示すように、前記各シフトレ
ジスタ73b…に入力され、何れかのシフトレジスタ7
3aからページ選択信号が対応するセルアレイ領域73
aに出力される。
【0095】RAM73は、液晶画面70に書かれた1
ページ(1画面)毎のデータ、又は外部インターフェイ
ス74から取り込まれた画像データを、データ圧縮せず
に、対応するセルアレイ領域73a…に記憶する。外部
インターフェイス74から取り込んだ画像データを一端
RAM73に記憶した後、同データをRAM73から液
晶画面70に表示した場合、この液晶画面70上で操作
者が入力ペン77を用いてデータを追加して書き込んだ
ときには、この追加データを含む画像データを各セルア
レイ領域73a…に記憶できる。この記憶は、データ圧
縮せずに記憶する構成上、データ量の増大はない。
【0096】前記RAM73の各セルアレイ領域73a
に記憶されたデータは、同時に(全ページ一括で)リフ
レッシュされる。従って、リフレッシュ動作を行う周辺
回路の動作回数が減少して、低消費電力となる。RAM
73は低電圧の電池で駆動され、低速シリアル動作を行
うが、パーソナルコンピュータ77へのデータ転送時に
は、外部電源により高電圧で駆動されて、データの高速
伝送が行われる。
【0097】尚、前記入力ペン77は、液晶画面70を
通じた図面入力等を素早く行うためのものである。ま
た、液晶画面70は、入力ペン77のペン先が滑らない
ようザラついていると共に、データ書き込み用の罫線と
して例えば5mm程度の方眼が常時表示される。
【0098】また、コントローラ75は、ページ送り機
能、線の太さの変更機能、及びデータを消す消しゴム機
能等の主要な機能のみを備え、付加機能は備えない。
【0099】本実施例のペン入力される電子ノートのR
AM73が、液晶画面70の1画面別に静止画データを
記憶するセルアレイ領域73a…に区画されているの
で、液晶画面70の各画面(各ページ)相互間の区別を
容易に行なうことができると共に、データ記憶要素とし
てRAM73を用いるので、ハードディスク又はフロッ
ピーと比べ、軽量である。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項19及び請求項24ないし請求項28記載の発明の
動画記憶メモリ、動画記憶装置、静止画記憶メモリ及び
電子ノートでは、動画又は静止画をその1画面毎に各サ
ブメモリアレイに記憶したので、動画及び静止画を蓄え
るに最適な構成のDRAMを実現できる。
【0101】また、請求項20ないし請求項23記載の
発明の動画表示装置では、モニター上から消えた動画の
1画面又は複数画面を再度見たい場合には、動画記憶メ
モリをモニターに接続すれば、その再度見たい動画をモ
ニターに表示できるので、従来の時期テープを用いて動
画を記憶する場合に比し、装置の部品点数を削減でき、
コストの低減及び低消費電力化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における動画記憶メモリ
の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例における回路動作のタイ
ミング図である。
【図3】本発明の第2の実施例における動画記憶メモリ
の要部の概略構成図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるセンスアンプの
回路図である。
【図5】本発明の第3の実施例における動画記憶メモリ
の概略概略図である。
【図6】本発明の第4の実施例における動画表示装置の
概略構成図である。
【図7】本発明の第4の実施例の作動を説明するフロー
チャート図である。
【図8】本発明の第5の実施例における電子ノートの概
略概略図である。
【図9】本発明の第5の実施例の電子ノートの液晶画面
の詳細を示す構成図である。
【図10】本発明の第5の実施例の電子ノートに備える
RAMの内部要部構造を示す図である。
【図11】従来例を示す動画記憶メモリの概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 データ入出力部 2 データ伝送バス 4 アドレス発生部 5 フレーム選択信号発生部 6 メモリセルアレイ 7 フレーム選択信号線 8 アドレスバス 9〜14 サブメモリアレイ 15 システムクロック入力端子 16 読み出し制御信号入力端子 17 水平同期信号入力端子 18 垂直同期信号入力端子 19〜24 データレジスタ 25 コラムアドレスカウンタ 26 ロウアドレスカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 510 V 9471−5G M 9471−5G

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリアレイを複数に分割して構成さ
    れ、各々、連続する画像データのうち1画面分の画像デ
    ータを記憶する複数のサブメモリアレイと、前記各サブ
    メモリアレイにデータを入出力するデータ入出力手段
    と、前記複数のサブメモリアレイの何れか1個を選択す
    るサブアレイ選択手段とを備えたことを特徴とする動画
    記憶メモリ。
  2. 【請求項2】 各サブメモリアレイは、連続する画像デ
    ータの1フィールド分のデータを記憶するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  3. 【請求項3】 各サブメモリアレイは、連続する画像デ
    ータの1フレーム分のデータを記憶するものであること
    を特徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  4. 【請求項4】 複数のサブメモリアレイは、全体とし
    て、連続する画像データの少なくとも5秒以上の長さの
    動画を記憶するに相当するフィールド数を有することを
    特徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  5. 【請求項5】 サブアレイ選択手段は、画像表示装置の
    垂直同期信号をインクリメント信号としてサブメモリア
    レイを選択するものであることを特徴とする請求項1記
    載の動画記憶メモリ。
  6. 【請求項6】 データ入出力手段には、動画表示装置の
    システムクロックが入力されて、前記システムクロック
    により、データの入出力の周波数が決定されることを特
    徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  7. 【請求項7】 データ入出力手段は、データの入出力を
    1.2Gbit/sec 以上の転送レートで行うことを特徴とする
    請求項1記載の動画記憶メモリ。
  8. 【請求項8】 各サブアメモリアレイのアドレスを発生
    するアドレス発生部を有し、前記アドレス発生部は、動
    画表示装置のシステムクロック、水平同期信号及び垂直
    同期信号の3つのクロックを入力とし、前記システムク
    ロックをインクリメント信号としてコラムアドレスを発
    生し、前記水平同期信号をクリア信号としてコラムアド
    レスをクリアし、前記水平同期信号をインクリメント信
    号としてロウアドレスを発生し、前記垂直同期信号をク
    リア信号としてロウアドレスをクリアするものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  9. 【請求項9】 アドレス発生部が発生するロウアドレス
    及びコラムアドレスは、複数のサブメモリアレイで共通
    であって、各サブメモリアレイに記憶された画像データ
    のラインアドレス、ドットアドレスとして用いられるこ
    とを特徴とする請求項8記載の動画記憶メモリ。
  10. 【請求項10】 データ入出力手段と複数のサブメモリ
    アレイとの間には、直並列変換回路が備えられることを
    特徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  11. 【請求項11】 データ入出力手段と複数のサブメモリ
    アレイとの間には、並直列変換回路が備えられることを
    特徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  12. 【請求項12】 直並列変換回路又は並直列変換回路
    は、複数のサブメモリアレイで共用されることを特徴と
    する請求項10又は請求項11記載の動画記憶メモリ。
  13. 【請求項13】 複数のサブメモリアレイは、同一チッ
    プ内に物理的に1ケ所にまとめて配置されることを特徴
    とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  14. 【請求項14】 サブアレイ選択手段により選択された
    サブメモリアレイ以外のサブメモリアレイは、前記選択
    されたサブメモリアレイがデータの入出力を行なってい
    る間、リフレッシュ動作を行なうことを特徴とする請求
    項1記載の動画記憶メモリ。
  15. 【請求項15】 サブメモリアレイのデータ書込み部分
    とデータ入出力手段との間に直並列変換回路が2段階に
    設けられ、第1段目の直並列変換回路は前記データ入出
    力手段に隣接し、第2段目の直並列変換回路が前記メモ
    リセルアレイのデータ書込み部分に隣接して配置され、
    前記第1段目の直並列変換回路と前記第2段目の直並列
    変換回路との間は、系内の最も長い配線であることを特
    徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  16. 【請求項16】 サブメモリアレイのデータ読出し部分
    とデータ入出力手段との間に並直列変換回路が2段階に
    設けられ、第1段目の並直列変換回路が前記データ入出
    力手段に隣接し、第2段目の並直列変換回路が前記メモ
    リセルアレイのデータ読出し部分に隣接して配置され、
    前記第1段目の並直列変換回路と前記第2段目の並直列
    変換回路との間は、系内の最も長い配線であることを特
    徴とする請求項1記載の動画記憶メモリ。
  17. 【請求項17】 第1段目の直並列変換回路又は並直列
    変換回路と、第2段目の直並列変換回路又は並直列変換
    回路との間の配線は、電源電圧に対して十分に小さい振
    幅の信号が伝送されることを特徴とする請求項15又は
    請求項16記載の動画記憶メモリ。
  18. 【請求項18】 チューナと、前記チューナの出力信号
    をアナログデジタル変換した信号を入力し記憶する請求
    項1記載の動画記憶メモリとを備えたことを特徴とする
    動画記憶装置。
  19. 【請求項19】 動画記憶メモリは、時間経過に従って
    入力される新しい動画データを古い動画データの上に書
    き替えることを特徴とする請求項18記載の動画記憶装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項18又は請求項19記載の動画
    記憶装置と、動画を表示するモニターと、前記モニター
    の入力をチューナの出力信号と動画記憶メモリの出力を
    デジタルアナログ変換した信号とに切り替える切り替え
    手段とを備えたことを特徴とする動画表示装置。
  21. 【請求項21】 切り替え手段がモニターの入力を動画
    記憶メモリ側に切り替えた状態のとき、動画記憶メモリ
    による新たな動画データの記憶を禁止する禁止手段を備
    えたことを特徴とする請求項20記載の動画表示装置。
  22. 【請求項22】 切り替え手段がモニターの入力を動画
    記憶メモリ側に切り替えた状態のとき、前記動画記憶メ
    モリの出力を異なるサブメモリアレイの出力に切り替え
    る他の切り替え手段を備えたことを特徴とする請求項2
    0記載の動画表示装置。
  23. 【請求項23】 切り替え手段又は他の切り替え手段
    は、操作者により手動操作されることを特徴とする請求
    項20又は請求項22記載の動画表示装置。
  24. 【請求項24】 メモリアレイを複数に分割して構成さ
    れ、各々、1画面を形成する複数の静止画像データを記
    憶する複数のサブメモリアレイと、前記各サブメモリア
    レイにデータを入出力するデータ入出力手段と、前記複
    数のサブメモリアレイの何れか1個を選択するサブアレ
    イ選択手段とを備えたことを特徴とする静止画記憶メモ
    リ。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の静止画記憶メモリ
    と、入力ペンによりデータが入力される表示画面とを備
    え、前記表示画面に表示された1画面のデータが前記静
    止画記憶メモリに記憶されることを特徴とする電子ノー
    ト。
  26. 【請求項26】 静止画記憶メモリは、表示画面に表示
    された1画面のデータが、圧縮されず、そのまま記憶さ
    れることを特徴とする請求項25記載の電子ノート。
  27. 【請求項27】 表示画面は、B5サイズ以上の大きさ
    を有することを特徴とする請求項25記載の電子ノー
    ト。
  28. 【請求項28】 別途、外部インターフェイスと、コン
    トローラとを有し、前記外部インターフェースを介して
    外部から入力されたデータが1画面別に静止画記憶メモ
    リの各サブメモリアレイに記憶され、前記コントローラ
    は、前記静止画記憶メモリに記憶された外部データを表
    示画面に表示するよう前記静止画記憶メモリを制御する
    ものであり、静止画記憶メモリは、表示画面に表示され
    た画像に対して入力ペンによりデータが追加されたと
    き、この追加データを有する静止画データが静止画記憶
    メモリのサブメモリアレイに記憶されるものであること
    を特徴とする請求項25記載の電子ノート。
JP06294181A 1994-01-12 1994-11-29 動画記憶半導体メモリ、動画記憶装置及び動画表示装置 Expired - Fee Related JP3106072B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06294181A JP3106072B2 (ja) 1994-01-12 1994-11-29 動画記憶半導体メモリ、動画記憶装置及び動画表示装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP148094 1994-01-12
JP6-1480 1994-01-12
JP06294181A JP3106072B2 (ja) 1994-01-12 1994-11-29 動画記憶半導体メモリ、動画記憶装置及び動画表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07245737A true JPH07245737A (ja) 1995-09-19
JP3106072B2 JP3106072B2 (ja) 2000-11-06

Family

ID=26334698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06294181A Expired - Fee Related JP3106072B2 (ja) 1994-01-12 1994-11-29 動画記憶半導体メモリ、動画記憶装置及び動画表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3106072B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997030453A1 (en) * 1996-02-16 1997-08-21 Micron Technology, Inc. Auto refresh to specified bank

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997030453A1 (en) * 1996-02-16 1997-08-21 Micron Technology, Inc. Auto refresh to specified bank

Also Published As

Publication number Publication date
JP3106072B2 (ja) 2000-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0171930B1 (ko) 반도체 메모리, 동화기억 메모리, 동화기억장치, 동화표시장치, 정지화기억 메모리 및 전자노트
US4747081A (en) Video display system using memory with parallel and serial access employing serial shift registers selected by column address
US5163024A (en) Video display system using memory with parallel and serial access employing serial shift registers selected by column address
US5422858A (en) Semiconductor integrated circuit
US4639890A (en) Video display system using memory with parallel and serial access employing selectable cascaded serial shift registers
EP0514017B1 (en) Serial access memory
US5570320A (en) Dual bank memory system with output multiplexing and methods using the same
JPH0926769A (ja) 画像表示装置
GB2149544A (en) Electronic books for the partially sighted
JP3186534B2 (ja) 相対バンクメモリをリフレッシュする方法及び回路
US5654773A (en) Picture storage device separates luminance signal into even number and odd number data and separates two channel color signal into former half pixels and latter half pixels
US5210614A (en) Display interface for high resolution ccd video sensor
JP3106072B2 (ja) 動画記憶半導体メモリ、動画記憶装置及び動画表示装置
JPH0926562A (ja) 画像表示装置
US5576736A (en) Visually effective image switching apparatus
US5625594A (en) Digital video memory
JP3413054B2 (ja) ディジタル映像信号処理用メモリシステム
JPH08146933A (ja) 表示制御装置
JPH10262220A (ja) 半導体集積回路
JP3036112B2 (ja) 多画面表示装置
JPH04205885A (ja) 画面表示用ram
JP2002278519A (ja) アクティブマトリクス液晶表示装置およびその駆動方法
JPH10105454A (ja) マルチポートメモリおよびマルチポートメモリを備えた表示システム
US6895596B1 (en) Circuit and method for interleaving a data stream
JP2002055873A (ja) メモリ統合装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080901

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080901

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees