JPH07245708A - 黒孤立点除去装置 - Google Patents

黒孤立点除去装置

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JPH07245708A
JPH07245708A JP6062087A JP6208794A JPH07245708A JP H07245708 A JPH07245708 A JP H07245708A JP 6062087 A JP6062087 A JP 6062087A JP 6208794 A JP6208794 A JP 6208794A JP H07245708 A JPH07245708 A JP H07245708A
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area
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Tomoyasu Fukui
智康 福井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路構成が簡単で処理時間が短く、しかも読
取の解像度に左右されることのない画像読取装置等にお
ける黒孤立点除去装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 画像データの所要領域の画素をマトリックス
状に配置し、その注目領域内の黒孤立点の有無を判定す
ると共に、判定された黒孤立点を白または他の色に変換
する黒孤立点除去装置において、上記注目領域の範囲を
変更する手段と、上記注目領域内の黒画素数を計数する
カウント手段を備え、注目領域内の黒画素数が所定数以
下の場合黒孤立点と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は黒孤立点除去装置に関
し、詳細には画像読取装置等において、画像中の汚れ等
の黒孤立点を除去する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタルコピアやスキャナ等
の画像読取装置においては、画像中に点在する汚れ等の
黒孤立点を画像処理において除去するフィルタ手段が備
えられている。従来の黒孤立点除去フィルタは例えば図
3に示すように処理対象画像の注目黒点画素を中心とし
て5×5のマトリックスにて表し、周囲の黒点との関係
を分析することによって、その黒点が孤立点であるか否
かを判定した上で、孤立点と判定した場合は、それを
白、あるいはカラ−の場合は周囲の色に変換することに
よって、黒孤立点の除去を行っている。
【0003】図4の(A)〜(I)は5×5マトリック
スにより処理する場合の、黒点の配置パタ−ンのいくつ
かの例を図示したもので、例えば、同図に示したパタ−
ンをメモリに記憶しておき、処理対象画像中に同一パタ
−ンが検出されると、それを黒孤立点と判断し、上述し
たように5×5の領域の黒点を他の色に変換する。この
ような処理は一般にパタ−ンマッチング法と呼ばれ、格
納しておくパタ−ン数が多い程処理精度が向上する。
【0004】図5は従来のパタ−ンマッチング法による
黒孤立点除去フィルタを行うための装置の構成例を示し
た図であって、第一乃至第四の4ラインバッファ1と、
5×5のマトリクス生成部2と、パタ−ンマッチングデ
ータ格納部3と、注目領域処理部4とから構成されてい
る。この例では、5×5のマトリックスのうち、中心部
のg、h、i、l、m、n、q、r、sの九つの画素を
注目領域として処理し、画像のラインデータを順次マト
リックスの最下位ラインに当てはめ、その前の画像ライ
ンデータを順番に上記四つのラインバッファメモリに移
行しながら、5×5のマトリックスを構成する。ライン
データを入力し、新たな5×5マトリックスを構成する
毎に、パタ−ンマッチングデータ格納部に送り、そこに
格納された黒孤立点パタ−ンデータと比較する。このと
き、注目領域の黒点の配置が格納されたパタ−ンの少な
くとも一つと一致すれば、注目領域処理部においてその
領域の黒点を白に変換し、処理対象ラインデータは次段
の処理部へ送り、その他のデータは上記マトリックス生
成部に送る。
【0005】しかしながら、上記従来の黒孤立点除去方
法では、黒孤立点除去フィルタとしての精度を向上させ
るためには、上記図4に示したパタ−ンをより多く格納
しておく必要があるが、この数が多くなると格納するた
めのメモリ容量が大きくなり、装置が高価になるのみな
らず、全てのパタ−ンと比較するために処理時間が長く
なるという欠点があった。
【0006】上記図4に示したパタ−ンについて説明す
れば、この他にも多くのパタ−ンが考えられる。例え
ば、図4の(B)については2画素が黒点の例である
が、この他にも、図4(J)〜(P)に示すように、マ
トリクス真中のmを中心に45度づつ360度回転した
場合の7つのパタ−ンが考えられる。しかも、このよう
な変形パタ−ンは他の(C)や(D)についても存在す
るから、その全てを格納する場合を考えると、格納すべ
きパタ−ン数は膨大なものとなる。また、全てのパタ−
ンを格納したとしても、画像読取の解像度によっては、
比較処理の精度が低い場合、誤認識が発生し、かえって
画質低下を生ずる恐れがあった。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述したような従来の画像読取
装置における黒孤立点除去装置の問題点を除去し、回路
構成が簡単であり、しかも読取の解像度に左右されるこ
とのない黒孤立点除去フィルタを備えた画像読取装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【発明の構成】上記目的を達成するために、本願第1の
発明では、画像データの所要領域の画素をマトリックス
状に配置し、その注目領域内の黒孤立点の有無を判定す
ると共に、判定された黒孤立点を白または他の色に変換
する黒孤立点除去装置において、上記注目領域の範囲を
変更する手段を備えたことを特徴とする。第2の発明で
は、画像データの所要領域の画素をマトリックス状に配
置し、その注目領域内の黒孤立点の有無を判定すると共
に、判定された黒孤立点を白または他の色に変換する黒
孤立点除去装置において、上記注目領域の範囲を変更す
る手段と、上記注目領域内の黒画素数を計数するカウン
ト手段を備え、注目領域内の黒画素数が所定数以下の場
合黒孤立点と判断することを特徴とする。第3の発明で
は、画像データの所要領域の画素をマトリックス状に配
置し、その注目領域内の黒孤立点の有無を判定すると共
に、判定された黒孤立点を白または他の色に変換する黒
孤立点除去装置において、上記マトリックスの周囲の画
素領域を設定することによって注目領域を変更する手段
と、設定された注目領域内の黒画素数を計数する手段
と、係数結果に基づいて黒孤立点の有無を判定する手段
とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて、本発明を
詳細に説明する。図1は、本発明を説明するためのパタ
−ンマトリックスを示す図である。この例ではマトリッ
クスを縦方向にN画素、横方向にM画素のN×Mのマト
リックスを考え、同図中に斜線にて示した注目領域を、
1 、X2 、Y1 、Y2 なるパラメ−タによって表す。
即ち、同図に示すように、マトリックスの縦方向につい
ては上端部画素からX1 +1画素〜下端部画素からX2
+1画素、また横方向についてはマトリックスの左端画
素からY1 +1〜右端画素からY2 +1によって決定さ
れる画素領域を注目領域とする。このようにパラメ−タ
1 、X2 、Y1 、Y2 を設定すれば、注目領域を任意
自在に設定することができるから、画像読取における解
像度に応じて、上記パラメ−タの値を設定すれば、読取
の解像度に左右されず、正確な黒孤立点除去処理を行う
ことが可能となる。
【0010】更に、本発明では、上記のように画像読取
の解像度に応じて設定した注目画素領域について、黒点
画素数を計数する手段を備え、その係数結果に基づいて
黒孤立点であるか否かを判定する。この方法によれば、
従来のように数多くのパタ−ンを格納する必要がなく、
しかも、格納したぱパタ−ンとの比較処理も不要となる
から、処理時間の大幅な短縮が可能となる。黒孤立点で
あるか否かの判定は、例えば注目画素領域中の黒点画素
数が4画素以下の場合は黒孤立点であるとみなし、黒点
画素を白、またはその他の必要な色に変換する。
【0011】図2は本発明を実施するための回路構成例
を示した図であって、この例では、上記図1に示したマ
トリックスの縦方向の画素数Nに対応してN−1の画像
ラインを記憶するラインバッファ21と、注目画素領域
が変更可能なマトリックス生成部22と、パラメ−タX
1 、X2 、Y1 、Y2 の値を設定するX1 、X2 、Y
1 、Y2 設定部23と、注目領域内の黒画素数を計数す
る黒データカウント部24と、注目領域処理部25とを
備えている。この例では、まず読取装置等の解像度に応
じて予め上記パラメ−タの値がX1、X2 、Y1 、Y2
設定部23において設定される。この状態において順次
処理対象の画像データがマトリックス生成部22に入力
された後、N×Mのマトリックス中のうち上記パラメ−
タX1 、X2 、Y1 、Y2 によって決定された中心部の
注目領域中の黒画素数が黒データカウント部24によっ
て計数される。
【0012】係数の結果、黒画素数が例えば4以下の場
合を、黒孤立点であると判定すると、上記図4に示した
パタ−ン例のうち、4以下のもの(A)〜(D)及びそ
れらを中心画素に対し回転した多くのパタ−ンの全てを
一括して黒孤立点と判定することができる。しかも、注
目領域のマトリックス画素数を可変にしたので、読取装
置等の解像度に応じて最適な範囲と画素数を設定できる
ことから、解像度の高低に左右されずに黒孤立点の判定
が可能となり、誤認による画像劣化を防止することがで
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明したように黒孤立点判
定に使用するマトリックスの画素数を任意に設定可能と
し、設定した画素範囲を注目領域とすると共に、注目領
域内の黒点画素数を計数することによって黒孤立点の判
定を行うようにしたので、従来の様に、多くのパタ−ン
を格納しておく必要がなく、従ってメモリ容量が少ない
構成となる、更に、多くのパタ−ンとの比較処理が不要
となり、処理時間の短縮が図られる。また、上記注目領
域画素数を画像読取装置等の解像度に対応して変更する
ように構成したので、解像度に左右されず正確な黒孤立
点の判定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用するマトリックスの一実施
例を示す図である。
【図2】本発明の黒孤立点除去装置の一実施例を示すブ
ロック構成図である。
【図3】従来の黒孤立点判定用のマトリックス示す図で
ある。
【図4】(A)〜(I)は黒孤立点配置例を示すマトリ
ックスの図であり、(J)〜(P)は黒点が二個の場合
の他の配置例を示す図である。
【図5】従来の黒孤立点除去装置の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、21 ラインバッファ、 2、22 マトリックス
生成分、3 パタ−ンマッチングデータ格納部、 4、
25 注目領域処理部、23 X1 、X2 、Y1 、Y2
設定部、 24 黒データカウント部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの所要領域の画素をマトリッ
    クス状に配置し、その注目領域内の黒孤立点の有無を判
    定すると共に、判定された黒孤立点を白または他の色に
    変換する黒孤立点除去装置において、上記注目領域の範
    囲を変更する手段を備えたことを特徴とする黒孤立点除
    去装置。
  2. 【請求項2】 画像データの所要領域の画素をマトリッ
    クス状に配置し、その注目領域内の黒孤立点の有無を判
    定すると共に、判定された黒孤立点を白または他の色に
    変換する黒孤立点除去装置において、上記注目領域の範
    囲を変更する手段と、上記注目領域内の黒画素数を計数
    するカウント手段を備え、注目領域内の黒画素数が所定
    数以下の場合に黒孤立点と判断することを特徴とする黒
    孤立点除去装置。
  3. 【請求項3】 画像データの所要領域の画素をマトリッ
    クス状に配置し、その注目領域内の黒孤立点の有無を判
    定すると共に、判定された黒孤立点を白または他の色に
    変換する黒孤立点除去装置において、上記マトリックス
    の周囲の画素領域を設定することによって注目領域を変
    更する手段と、設定された注目領域内の黒画素数を計数
    する手段と、係数結果に基づいて黒孤立点の有無を判定
    する手段とを備えたことを特徴とする黒孤立点除去装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120562A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Minolta Co Ltd 画像処理装置
JP2010079846A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Kyocera Mita Corp フィルタマトリクス生成装置およびこれを用いたフィルタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004120562A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Minolta Co Ltd 画像処理装置
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