JPH07245152A - インレットとアウトレットとの組合わせ - Google Patents

インレットとアウトレットとの組合わせ

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JPH07245152A
JPH07245152A JP6034544A JP3454494A JPH07245152A JP H07245152 A JPH07245152 A JP H07245152A JP 6034544 A JP6034544 A JP 6034544A JP 3454494 A JP3454494 A JP 3454494A JP H07245152 A JPH07245152 A JP H07245152A
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inlet
outlet
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combination
safety lock
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JP6034544A
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Akihiro Takahashi
明弘 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気接続用のインレットからアウトレットが
容易に抜けないようにするためのロック部材を設けたイ
ンレットとアウトレットとの組み合わせを提供する。 【構成】 フレームへ固定したインレットへアウトレッ
トを接続した場合にアウトレットが不意にインレットか
ら抜けることを防止するためのインレットとアウトレッ
トとの組合わせであって、インレット、アウトレット又
はフレームに突出部を設け、この突出部へ抜け止め防止
用のロック部材の一端を枢着し、該ロック部材の他端を
アウトレット又はインレットへ掛け止めしていることを
特徴とするインレットとアウトレットとの組合わせ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気接続用のアウトレッ
ト、プラグ又はコネクタと、インレット又はソケットと
の組み合わせに関し、より詳細には、安全ロック付きの
アウトレットとインレットとの組み合わせに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、アウトレット即ちプラグ又は
コネクタは通常一対の皿ねじ等によって電気機器のフレ
ームに固定されたインレット即ちソケットに対し、単に
差し込むだけであり、通電中にアウトレットがインレッ
トから抜け出ないようにするための特別の抜け防止手段
は設けられていなかった。このため、両者の抜止を図る
ため、一般にはコードを壁面に沿って這らしたりまたは
床面に這っているコードを粘着テープで固着する等、コ
ードに極力人為的な引張力を付与させないようにしてい
た。しかしながらそれでもコードにたるみが生じたり、
テープに粘着不良が生じたりして例えばパソコン、ワー
プロその他のOA機器に使用されているコードが歩行者
の足に絡まり、アウトレットが、不意にインレットから
抜け、それまでに入力したデータが消滅してしまうとい
う事故が時々発生していた。また、同様の懸念はレント
ゲン、電気メス、人工心肺その他の医療機器を操作する
医療現場においても発生し、特にこの場合には人命にか
かわる問題となるので特に重大である。更に研究所等に
おける各種の実験機器においてもことは重大であり、こ
のことは特にテレビ、ビデオ、掃除機等の家庭用の各種
電気機器の使用中にアウトレットがインレットから抜け
ることによって通電が遮断し、しばしば困惑することは
多くの人が日常経験しているところである。
【0003】このような欠点を解決するため本件出願人
は先に図8に示すようなインレット1へアウトレット2
を接続する場合にアウトレット2が不意にインレット1
から抜けることを防止するためのロック部材3であっ
て、一端がインレット若しくはアウトレットの一方に揺
動自在に掛止めされ、他端がインレット若しくはアウト
レットの他方に弾性係合している、針金状ばね部材によ
って一体的に構成されたコンセント用ロック部材3につ
いて開示した(特願平4−162968号)。このロッ
ク部材はインレットとアウトレットとの係合が不意には
ずれるという事故を完全に解消することに成功した。
【0004】しかしながらこのようなコンセント用ロッ
ク部材3は、通常、インレット1又はアウトレット2を
フレーム等へねじ止めしている締付けねじ4へ対して揺
動可能に装着されることが多い。
【0005】しかるに、最近のめざましい組立技術の発
達は、インレット等を締付ねじ等を使ってフレームへ固
定するという工程を不要とし、その代わりに、図9に示
すように、インレット1等の例えば対向する壁面に例え
ば一対のテーパ付き突起部5を設けておき、このインレ
ット1をフレーム6のインレット取付け開口7へ位置づ
け、該一対のテーパ付き突起部5の頂部が前記開口7に
食い込むまでインレット1を矢印8方向に加圧して開口
7内へ押込みそこへ弾性嵌合させることにより、締付ね
じを使用しないで簡単かつ迅速にインレット1をフレー
ム6へ取付けることを可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる最近の組立手順
においては、インレット1をフレーム6へ固定するため
図8に示す固定用の締付ねじ4が不要となるため、上記
ロック部材3を揺動自在に装着する部材が出来なくな
る。そこで本発明はこのような固定用の締付ねじがなく
とも上記ロック部材3を簡単に取り付けることが出来る
手段を提供することを目的とする。
【0007】更には、図8に示すようなこれまでのロッ
ク部材3においては、当該ロック部材3が完全にインレ
ット又はアウトレットの適性咬合い位置へセットされた
かどうかを客観的に確認するということが出来ず、作業
者は、必ず、ロック部材3が完全に相手側に弾性嵌合し
たか否かを視覚により及び又は触覚により確認する必要
があった。作業者が作業を急いでいる場合などにおいて
弾性特性を有するこのロック部材を不完全な位置に咬み
合わせておいた場合、該ロック部材がその弾性力によっ
て、しばしば、作業者の知らないうちに非係合状態にな
り、インレットとアウトレットとの差し込みが外れると
いう事故が発生する心配があるからである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、インレット又はアウトレットのいずれか
一方の部材に、又はインレットを取り付けるフレームの
開口付近に、安全ロック部材を揺動自在に装着するため
の手段を設けたものである。
【0009】更に、この安全ロック部材を揺動自在に装
着するための突出部手段に突起部を設け、これにより該
安全ロック部材がインレット又はアウトレットの適性咬
み合い係合位置へ弾性係合したかどうかを客観的に確認
することが出来、また、一旦、インレットとアウトレッ
トとが適性咬合い位置へセットされた場合、その咬合い
を解くには所定の力を加えない限り解放することが出来
ない、当該安全ロック部材のためのロック手段を設けた
ものである。
【0010】
【作用】インレットとアウトレットとを差込み係合した
後、安全ロック部材がインレット、アウトレット又はフ
レームに係合することによりアウトレット及びインレッ
ト両者の当該差込み係合を確実に保持する。両者を分離
するときには、安全ロック手段をはずした後にインレッ
トからアウトレットを引き抜く。更に当該安全ロック部
材のためのロック手段が当該安全ロック部材が適性係合
位置まで移動したか否かを作業者に客観的に確認出来る
ようにし、また、一旦、当該安全ロック部材が適性係合
位置まで移動した場合にはその後、特別の外力を与えな
い限り該安全ロック部材のためのロック手段が当該安全
ロック部材をその位置に確実に保持する作用を提供して
いる。
【0011】
【実施例】図1は本発明にかかわるインレット10を示
す。このインレットにはアウトレット(図示なし)が差
し込まれる。ここで“インレット”とは、めす型ソケッ
ト及びおす型ソケットを含むものとし、また、このイン
レットに差し込まれる“アウトレット”とは、おす型プ
ラグ又はおす型コネクタ及びめす型プラグ又はめす型コ
ネクタを含むものとする。このインレット10は、図9
に示すようなフレーム6等へ設けたインレット取り付け
開口7の面よりも大きい面を持つ表面平坦部12と、そ
こから側方に所定長さだけ垂下している有底の壁面部1
4であって内部に図8に示すアウトレット2と同様のア
ウトレットであって種々の公知の形態を有するアウトレ
ットを受け入れることが可能なくぼみ16を有している
壁面部14と、該壁面部14の底部に一端が固定されて
いるプラグ接続部即ちピン18と、を有している。イン
レット10自体は絶縁性の合成樹脂によって形成される
ことが出来る。該壁面部14の対抗する側面には図9に
おいて符号5で示すような公知のテーパ付きの突出部
(図示なし)が設けてある。これにより前記ソケット取
付け開口へワンタッチでインレット10を装着すること
が出来るようになっている。このようなインレット10
自体は当業者に知られているところである。
【0012】しかして本件発明では、前記表面平坦部1
2のくぼみ16の外側部分に一対の突出部20が設けて
ある。この突出部20にはその概ね中央部分に小孔22
が設けてある。該突出部20は、インレット10と一体
的に形成することも出来るし、接着剤等でそこへ接合す
ることも出来るし、又は、該表面平坦部12に設けた図
示していない開口に壁面部14側から押し込んで図1に
示すような位置へ固定することも出来る。
【0013】この小孔22が設けてある突出部20の好
ましくは内側面には、図2〜図4に示すように、当該小
孔22の周囲に、僅かに隆起している隆起部24が設け
てある。この隆起部24は、図4に明確に示すように、
一般には、小孔22の中心周りに概ね0時から3時の方
向にかけて設けてあり、好ましくは該隆起部24は、3
時の方向に近づくに従いその高さが高くなり、概ね3時
の位置において、その高さが急に0になるように構成さ
れている。使用する安全ロック部材(図8の符号3参
照)の線の太さ等により、該隆起部24の位置は1時又
は2時の位置から開始し、2時又は3時の位置にて終わ
ることもあることは理解されよう。更にアウトレット又
はインレットの形態によっては、この隆起部は6時の方
向から3時の方向に向かって漸次隆起するような形態で
設けられることもあろう。また、安全ロック部材の形態
によっては、この隆起部24を突出部20の外側面に設
けることも出来る。
【0014】隆起部24の高さをこのように変えるの
は、安全ロック部材の位置を使用者が客観的に感知する
ことが出来るようにするためである。即ち、インレット
とアウトレットとを互いに差込み係合させた後、安全ロ
ック部材を前記小孔22周りに回転した場合に、該安全
ロック部材は漸次当該隆起部24上を昇りながら移動
し、安全ロック部材が所定のロック位置に掛け止めされ
た時又は掛け止めされる時に急に該隆起部24から離脱
するのである。更にこのため、一旦、ロック位置に掛け
止めされた安全ロック部材を解放するためには、作業者
が安全ロック部材を故意に前記隆起部24の上まで移動
しなければならない。このためこの隆起部24は、当該
安全ロック部材のためのロック手段を提供しているので
ある。
【0015】このロック手段を提供する隆起部24は、
更に、図5に示すように前記突出部20の例えば内側壁
面を斜めに削り取ることによって構成することも可能で
ある。即ち、該突出部20の壁面の小孔22から該突出
部20の外縁部まで、図4において、その例えば0時の
位置から3時の位置にかけて図5の符号26で示すよう
にほぼ扇形に削り取る。この場合、その削り取り量は0
時から3時に至るに従って少なくなり3時の位置で急に
多くするのである。
【0016】勿論このロック手段を提供する隆起部24
は、このような形状以外に単に半球形状を有するような
場合にも同様に優れた効果を提供するのである。
【0017】このような隆起部24は、一対の突出部2
0の一方側のみに設けることも出来るが、好ましくはそ
の両者に設けるのが望ましい。安全ロック部材の運動を
左右両側においてより安定した状態にて達成することが
出来るからである。
【0018】該突出部20の小孔22には先に同一出願
人が開示した好ましく弾性部材から成る安全ロック手段
の一端部が枢着される。この安全ロック手段の一例を図
8において符号3にて示しているが、該ロック手段の形
態は、使用されるアウトレットの形状、寸法、その他の
要因により、適宜変更されることは当業者において容易
に理解されるところである。
【0019】このインレット10の表面平坦部12に
は、図示していないが、該突出部20とくぼみ16との
間、又は該突出部20の外側部分に、必要に応じてねじ
受け孔を設けることも出来る。これによりインレットを
ねじを介して一層完全にフレーム等へ固定することが出
来る。
【0020】本発明を実施する場合には、初めに、予め
準備したインレット取り付け開口へ本件発明のインレッ
ト10を位置付け、該インレット10の図示していない
テーパ付き突出部(図9の符号5参照)が該開口へ弾性
嵌合するまでインレット10を開口内へ押し込み、図9
に示すと同様に、そこへ固定する。この位置で、該イン
レット10のピン18は通電された状態となる。
【0021】次いで、フレームのインレット取り付け開
口内へ固定されたインレット10の突出部20に設けた
小孔22へ、例えば図8に符号3で示すようなロック部
材の一端部を嵌着する。ロック部材が小孔22内に適切
に嵌着したなら、該ロック部材を該小孔22内にて例え
ば図4で0時の位置まで上方に揺動し、くぼみ16の面
が完全に開放された状態とする。次いで当該インレット
10のくぼみ16内へ、例えば図8に示すアウトレット
2と同様のアウトレットを差し込む。
【0022】インレット10へアウトレットを適切に嵌
合した後に、前記安全ロック部材を小孔22内にて例え
ば図4で3時の方向に時計周りに揺動する。該安全ロッ
ク部材は、隆起部24の斜面を昇りはじめ、該隆起部2
4が消滅した点、例えば図4において3時の点において
急に当該隆起部24から突出部20の内面に落ち込む。
このとき該安全ロック部材はインレット又はアウトレッ
トの所定部所へ掛け止めされるのである。従って、作業
者は、安全ロック部材が隆起部24から外れる位置まで
回転移動することによって、客観的に当該安全ロック部
材が適切な掛け止め位置に係合したことを確認すること
が出来るのである。隆起部24の位置又は形状等は、安
全ロック部材の形状、アウトレット又はインレットの掛
け止め位置等によって変動することは当業者にとって明
白なところである。
【0023】インレットとアウトレットとの係合を解こ
うとする場合には、初めに、安全ロック部材をロック状
態に保持している隆起部24から当該安全ロック部材を
解放する必要が有る。このためには該安全ロック部材を
該隆起部24の上方へ移動する必要が有る。即ち、突出
部20の小孔22へ受け入れられている安全ロック部材
の一対の脚部を互いに接近するように押圧し、同時に当
該安全ロック部材を、これが係合しているインレット又
はアウトレットから引き離すように移動して、当該安全
ロック部材を隆起部24の上に乗せる。これにより安全
ロック部材のロック状態が解除される。次いで該安全ロ
ック部材を例えば図4において3時の位置から0時の位
置のほうへ移動する。安全ロック部材がインレット10
のくぼみ16の前面から完全に移動した後、アウトレッ
トをインレットから抜き取る。こうして両者の係合を解
くことが出来る。
【0024】図5に示すような斜面26を有する安全ロ
ック部材の掛け止め及び解放作業も実質的に図4の隆起
部24の場合と同様である。
【0025】図6は本件発明の別のインレット30を示
す。この実施例が図1の実施例と異なる点は、中央部に
小孔34を有する突出部32を固定している表面平坦部
36が段付き形状となっているものである。この実施例
では、表面平坦部36の裏側に位置するフレーム(図9
のフレーム6参照)から突き出る突出部32の高さを、
図1の場合よりも低くできることである。
【0026】図1及び図6から明らかなように、安全ロ
ック部材の一端部を受け入れる突出部20、32の小孔
22、34の位置は、安全ロック部材を作動位置及び非
作動位置にて揺動運動する必要が有るため、フレーム面
から突出するように位置付けてある。
【0027】図7は、好ましくは、フレーム40へイン
レット取り付け開口を打ち抜き成型する際に、一対の折
返し立上げ部42を残して打ち抜き、その後、当該部分
を立上げたものである。該立上げ部42のほぼ中央部分
にロック部材の一端部を受け入れる小孔44を設けてい
る。この場合、インレット取り付け開口を打ち抜き成型
した後、上記図1に示したインレット10から突出部2
0を取り除いたようなインレット46を上述のような手
順によってインレット取り付け開口へ装着する。その後
に、当該立上げ部42の小孔44へ安全ロック部材を嵌
め込み、上述と同様な方法にてアウトレットを装着しか
つロックすることが出来る。
【0028】なお、図においては、各突出部20、3
2、42に設けた小孔22、34、44は、円形断面を
有しているが、この形状は楕円形であってもよく、更に
はロック部材の差し込みを容易にするため、突出部又は
折返し立上げ部の外縁まで連通するフック状の溝形状に
形成することも出来る。この場合には、ロック部材を当
該孔内へ嵌着する場合に、該ロック部材の端部を内方に
弾圧する必要がなく、単に該溝に沿ってロック部材の端
部を移動すれば容易に嵌着することが出来る。
【0029】また、上述の説明においては、安全ロック
部材の一端部を受け入れる突出部20、32を、インレ
ット10、30へ対して設けることについて述べている
が、これは必須の要件ではなく、該突出部又は折返し立
上げ部と同様の部材又は単に肉盛部をアウトレット側に
設け、これに安全ロック部材の一端部を枢着すると共
に、インレット側の突出部又は折返し立上げ部の小孔2
2、34、44を突出部20、32又は折返し立上げ部
42の外縁まで連通させてフック状の溝を形成し、該安
全ロック部材をインレット又はフレームの当該フック状
溝へ嵌合させることにより同様の効果を得ることも出来
る。
【0030】勿論、図6及び図7に示した実施例の場合
においても、これらの突出部32、42には、前記図2
〜図5に示したような隆起部24又は斜面26を設ける
ことが可能であり、作業の安全性の上から、多くの場合
に、該隆起部又は斜面は図1の実施例の場合と同様に設
けられるであろう。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、アウトレットをインレ
ットへ連結した後、ロック部材を係止するだけで、両者
の不意の分離が完全に阻止され、このため、例えばパソ
コン、ワープロその他のOA機器に使用されているコー
ドが歩行者の足に絡まり、インレットからアウトレット
が抜け、それまでに入力したデータが消滅してしまうと
いうような事故が防止できる。また、レントゲン、電気
メス、人工心肺その他の医療機器を操作する医療現場に
おけるインレットからのアウトレットの分離による断線
事故、更には研究所等における各種の実験機器における
同様の事故等が完全に防止出来る。更に家庭内における
テレビ、ビデオ、掃除機等の同様の事故も又同様に阻止
出来る。
【0032】更に、本発明のロック部材は、ばね部材に
よって構成されているので、アウトレットが非常に強い
力で引かれたときには、コードが切断する前に該アウト
レットはインレットから引き抜かれることとなり、アウ
トレットの破損が生じることはない。
【0033】又、本発明の一例においては、弾性嵌合方
式の安全ロック部材がインレット又はソケット自体に設
けた突出部に枢着されているため、安全ロック部材を受
け入れるためのねじ手段を必要とせず、取り扱いが極め
て容易になっている。
【0034】更に、インレット取付けフレームにインレ
ット取付け開口を打ち抜き成型する際に同時にロック部
材保持用の折返し立上げ部を形成出来るので、その成型
作業が容易である。
【0035】その上更に、本発明においては、突出部の
小孔周りに安全ロック部材のためのロック手段を設けて
あるので、安全ロック部材の掛け忘れ、不十分な掛け止
め、又は一旦掛け止めした安全ロック部材の意図しない
ときの解放を完全に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インレット自体に突出部を設けた実施例を示し
ているインレットの斜視図である。
【図2】図1に示すインレットの正面図である。
【図3】図1に示すインレットの上面図である。
【図4】図3の線IVーIVに沿って見た一部省略図であ
る。
【図5】図3の破線円Vで示す部分の別の実施例を示す
図である。
【図6】インレット自体に突出部を設けた別の実施例を
示しているインレットの斜視図である。
【図7】フレーム自体に突出部を設けた実施例を示して
いるフレームとインレットとの関係を示す斜視図であ
る。
【図8】同一出願人が先に開示した抜け止め防止のため
のロック付きのインレットとアウトレットとの組合せを
示す斜視図である。
【図9】インレットをフレームのインレット取り付け開
口へワンタッチで装着した公知の形態を示す図ある。
【符号の説明】
10 インレット 12 表面平坦部 14 壁面部 16 くぼみ 18 ピン 20 突出部 22 小孔 24 隆起部 26 斜面 30 インレット 32 突出部 34 小孔 36 表面平坦部 40 フレーム 42 折り返し立上げ部 44 小孔 46 インレット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームへ固定したインレットへアウト
    レットを接続した場合にアウトレットが不意にインレッ
    トから抜けることを防止するためのインレットとアウト
    レットとの組合わせであって、インレット、アウトレッ
    ト又はフレームに突出部を設け、この突出部へ小孔を設
    けこの小孔へ抜け止め防止用の安全ロック部材の一端を
    枢着し、該ロック部材の他端をアウトレット又はインレ
    ットへ掛け止めしていることを特徴とするインレットと
    アウトレットとの組合わせ。
  2. 【請求項2】 前記小孔の周りに安全ロック部材のため
    のロック手段を設けていることを特徴とする請求項1の
    インレットとアウトレットとの組合わせ。
  3. 【請求項3】 ロック手段が、隆起部24であることを
    特徴とする請求項2のインレットとアウトレットとの組
    合わせ。
  4. 【請求項4】 隆起部24がテーパを有していることを
    特徴とする請求項3のインレットとアウトレットとの組
    合わせ。
  5. 【請求項5】 ロック手段が、斜面26であることを特
    徴とする請求項2のインレットとアウトレットとの組合
    わせ。
  6. 【請求項6】 ロック手段が、半球形状をなしているこ
    とを特徴とする請求項2のインレットとアウトレットと
    の組合わせ。
  7. 【請求項7】 フレームへ固定したインレットへアウト
    レットを接続した場合にアウトレットが不意にインレッ
    トから抜けることを防止するためのインレットとアウト
    レットとの組合わせであって、アウトレットに設けた小
    孔へ抜け止め防止用のロック部材の一端を枢着し、該ロ
    ック部材の他端をアウトレット、インレット又はフレー
    ムへ対して掛け止めしていることを特徴とするインレッ
    トとアウトレットとの組合わせ。
  8. 【請求項8】 小孔が突出部外縁まで続く溝形状を有し
    ていることを特徴とする請求項1〜7のインレットとア
    ウトレットとの組合わせ。
JP6034544A 1994-03-04 1994-03-04 インレットとアウトレットとの組合わせ Pending JPH07245152A (ja)

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