JPH07243809A - 視覚センサ装置 - Google Patents
視覚センサ装置Info
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- JPH07243809A JPH07243809A JP6037042A JP3704294A JPH07243809A JP H07243809 A JPH07243809 A JP H07243809A JP 6037042 A JP6037042 A JP 6037042A JP 3704294 A JP3704294 A JP 3704294A JP H07243809 A JPH07243809 A JP H07243809A
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Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 検査視野の広い視覚センサ装置40を廉価に
提供する。 【構成】 赤色レーザダイオード57からの赤色光と赤
外線レーザダイオード56からの赤外線とを3つのハー
フミラー53a,53b,53cで分波した光ビーム
を、連動リンク60にて連結し、且つY軸サーボモータ
61にてY軸方向に往復揺動する投光用鏡54aと受光
用鏡54bとにより、果菜類Kに対して照射走査し、反
射光を受光部55にて検出する一方、X軸サーボモータ
62にて視覚センサ装置40全体を、Y軸方向と直交す
るX軸方向に、Y軸方向の照射走査動作に同期させて回
動させる。
提供する。 【構成】 赤色レーザダイオード57からの赤色光と赤
外線レーザダイオード56からの赤外線とを3つのハー
フミラー53a,53b,53cで分波した光ビーム
を、連動リンク60にて連結し、且つY軸サーボモータ
61にてY軸方向に往復揺動する投光用鏡54aと受光
用鏡54bとにより、果菜類Kに対して照射走査し、反
射光を受光部55にて検出する一方、X軸サーボモータ
62にて視覚センサ装置40全体を、Y軸方向と直交す
るX軸方向に、Y軸方向の照射走査動作に同期させて回
動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投光部から光や赤外線
等の光ビームを空間的及び時系列的に偏向走査させて対
象物に照射し、その反射光を受光部で検出することによ
り、少なくとも対象物の位置を検出するようにした視覚
センサ装置に関するものである。
等の光ビームを空間的及び時系列的に偏向走査させて対
象物に照射し、その反射光を受光部で検出することによ
り、少なくとも対象物の位置を検出するようにした視覚
センサ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実在の像(対象物)を認識したり、その
位置を検出するための視覚センサ装置として、例えば、
バーコードリーダーや、光学的文字読み取り装置では、
投光部から光や赤外線等のレーザビームを空間的及び時
系列的に偏向走査させて対象物に照射し、その反射光を
受光部で検出するように構成されている。この種の対象
物を識別する視覚センサ装置において、最近では、前記
レーザビームの偏向器として回転多面鏡や、ガルバノメ
ータに反射鏡を装着して、該反射鏡を往復振動させる構
成の振動鏡を用いることが行われている。
位置を検出するための視覚センサ装置として、例えば、
バーコードリーダーや、光学的文字読み取り装置では、
投光部から光や赤外線等のレーザビームを空間的及び時
系列的に偏向走査させて対象物に照射し、その反射光を
受光部で検出するように構成されている。この種の対象
物を識別する視覚センサ装置において、最近では、前記
レーザビームの偏向器として回転多面鏡や、ガルバノメ
ータに反射鏡を装着して、該反射鏡を往復振動させる構
成の振動鏡を用いることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記回
転多面鏡や振動鏡によるときには、対象物を二次元のも
として捉えるには、該対象物を移動させなければならな
いという問題があり、対象物が静止している場合には適
用でないものであった。これに対して前記と適用分野が
異なるが、特開平5−85128号公報では、真空吸引
式の果菜類収穫用ハンド装置に、果菜類の存在を検出た
めに二次元固体撮像素子を有するカラービデオカメラを
備えることが開示されている。
転多面鏡や振動鏡によるときには、対象物を二次元のも
として捉えるには、該対象物を移動させなければならな
いという問題があり、対象物が静止している場合には適
用でないものであった。これに対して前記と適用分野が
異なるが、特開平5−85128号公報では、真空吸引
式の果菜類収穫用ハンド装置に、果菜類の存在を検出た
めに二次元固体撮像素子を有するカラービデオカメラを
備えることが開示されている。
【0004】このようなカラービデオカメラでは、静止
または移動している対象物からの反射光を受光部として
の二次元固体撮像素子にて検出するから、投光部から光
や赤外線等の光ビームを機械的に空間的及び時系列的に
偏向走査させて対象物に照射する必要がない反面、広い
面で受光する必要があることから、固体撮像素子数を多
く必要とし、高価になるという問題があった。
または移動している対象物からの反射光を受光部として
の二次元固体撮像素子にて検出するから、投光部から光
や赤外線等の光ビームを機械的に空間的及び時系列的に
偏向走査させて対象物に照射する必要がない反面、広い
面で受光する必要があることから、固体撮像素子数を多
く必要とし、高価になるという問題があった。
【0005】本発明は、これらの問題を解決し、受光素
子数を少なくしたものでありながら、対象物を2次元的
に捉えることができる視覚センサ装置を提供することを
第1の目的とする。本発明の第2の目的は、対象物を含
む広い二次元面を迅速に走査できる、いわゆる検査視野
の大きい、且つ検査速度を早くできる視覚センサ装置を
提供することである。
子数を少なくしたものでありながら、対象物を2次元的
に捉えることができる視覚センサ装置を提供することを
第1の目的とする。本発明の第2の目的は、対象物を含
む広い二次元面を迅速に走査できる、いわゆる検査視野
の大きい、且つ検査速度を早くできる視覚センサ装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、投光部から光や赤外線等の
光ビームを対象物に照射し、その反射光を受光部で検出
することにより、少なくとも対象物の位置を検出するよ
うにした視覚センサ装置において、空間的及び時系列的
に偏向走査させて光ビームを対象物に対して照射するた
めの光学系を、光ビームがY軸方向に往復動するように
駆動させるY軸駆動手段と、前記投光部と光学系と受光
部とを一体的に、前記Y軸方向と交叉するX軸方向に、
Y軸方向の照射走査動作に同期させて移動させるための
X軸駆動手段とを備えたことを特徴とするものである。
め、請求項1記載の発明は、投光部から光や赤外線等の
光ビームを対象物に照射し、その反射光を受光部で検出
することにより、少なくとも対象物の位置を検出するよ
うにした視覚センサ装置において、空間的及び時系列的
に偏向走査させて光ビームを対象物に対して照射するた
めの光学系を、光ビームがY軸方向に往復動するように
駆動させるY軸駆動手段と、前記投光部と光学系と受光
部とを一体的に、前記Y軸方向と交叉するX軸方向に、
Y軸方向の照射走査動作に同期させて移動させるための
X軸駆動手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の視覚センサ装置において、前記光学系には、前記対
象物に対する光ビームの照射方向をX軸方向に複数に適
宜間隔に隔てるためのハーフミラー等の分波器を設けた
ことを特徴とするものである。
載の視覚センサ装置において、前記光学系には、前記対
象物に対する光ビームの照射方向をX軸方向に複数に適
宜間隔に隔てるためのハーフミラー等の分波器を設けた
ことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明をミニリンゴ、ミニトマト、さ
くらんぼ等の略球状の果菜類を収穫するための自走式収
穫用ロボット等に装着した視覚センサ装置に適用した実
施例について、以下に説明する。図1は本発明のマニピ
ュレータを備えた自走式の収穫用ロボットの正面図、図
2は側面図である。
くらんぼ等の略球状の果菜類を収穫するための自走式収
穫用ロボット等に装着した視覚センサ装置に適用した実
施例について、以下に説明する。図1は本発明のマニピ
ュレータを備えた自走式の収穫用ロボットの正面図、図
2は側面図である。
【0009】収穫用ロボットは、その走行機体1の上面
に突出する回転可能な支柱2にマニピュレータ3を昇降
及び上下揺動可能に装着し、該マニピュレータ3の先端
部寄り部位に収穫ハンド体4を取付けしたものにて構成
され、後述する視覚センサ装置40にて果菜類Kの存在
箇所を認識し、コンピュータ等の制御手段41にてマニ
ピュレータ3及び収穫ハンド体4を作動させて果菜類K
を収穫ハンド体4に取り込むように制御される構成であ
る。
に突出する回転可能な支柱2にマニピュレータ3を昇降
及び上下揺動可能に装着し、該マニピュレータ3の先端
部寄り部位に収穫ハンド体4を取付けしたものにて構成
され、後述する視覚センサ装置40にて果菜類Kの存在
箇所を認識し、コンピュータ等の制御手段41にてマニ
ピュレータ3及び収穫ハンド体4を作動させて果菜類K
を収穫ハンド体4に取り込むように制御される構成であ
る。
【0010】走行機体1内に図示しないバッテリ及び電
動モータを備えて、これにより走行車輪5を駆動させ
る。また、左右旋回用電動モータ6からの動力をベルト
と遊星歯車等からなる減速機構7を介して、前記支柱2
をその軸線(縦軸線)回りに回転させるように伝達す
る。マニピュレータ3が取付く本体フレーム8は支柱2
におけるボールネジ部に螺合され、昇降可能に装着さ
れ、支柱2の上端に設けた昇降用電動モータ9により本
体フレーム8を昇降動させる。なお、昇降用電動モータ
9の電源OFF時にマニピュレータ3が自重にて自然落
下することがあり得るので、支柱2には下限リミットス
イッチより下方にストッパーを設けることが好ましい。
また、本体フレーム8は水平な回動軸(図示せず)回り
に支柱2に対して上下回動するように構成されている。
そして、本体フレーム8と一体的なマニピュレータ3の
上下揺動は、上下揺動用電動モータ10からの動力を遊
星歯車等からなる減速機構11を介して実行される。左
右旋回用電動モータ6、昇降用電動モータ9及び上下揺
動用電動モータ10は各々定格出力100Wで定格回転
数3000rpmの交流サーボモータであり、正逆回転
可能なものである。
動モータを備えて、これにより走行車輪5を駆動させ
る。また、左右旋回用電動モータ6からの動力をベルト
と遊星歯車等からなる減速機構7を介して、前記支柱2
をその軸線(縦軸線)回りに回転させるように伝達す
る。マニピュレータ3が取付く本体フレーム8は支柱2
におけるボールネジ部に螺合され、昇降可能に装着さ
れ、支柱2の上端に設けた昇降用電動モータ9により本
体フレーム8を昇降動させる。なお、昇降用電動モータ
9の電源OFF時にマニピュレータ3が自重にて自然落
下することがあり得るので、支柱2には下限リミットス
イッチより下方にストッパーを設けることが好ましい。
また、本体フレーム8は水平な回動軸(図示せず)回り
に支柱2に対して上下回動するように構成されている。
そして、本体フレーム8と一体的なマニピュレータ3の
上下揺動は、上下揺動用電動モータ10からの動力を遊
星歯車等からなる減速機構11を介して実行される。左
右旋回用電動モータ6、昇降用電動モータ9及び上下揺
動用電動モータ10は各々定格出力100Wで定格回転
数3000rpmの交流サーボモータであり、正逆回転
可能なものである。
【0011】これらの構成により、マニピュレータ3に
おける進退フレーム12の位置、ひいては収穫ハンド体
4の位置が上下し、また収穫ハンド体4の先端の向きを
左右及び上下に変更することができる。換言すると、走
行機体1が位置停止状態であっても、収穫ハンド体4を
3次元的に姿勢変更させることができるように構成され
ている。また、前記左右旋回用電動モータ6と減速機構
7とにより、前記支柱2をその軸線(縦軸線)回りに左
右往復回動させることにより、該支柱2に取付いたマニ
ピュレータ3ひいては収穫ハンド体4の先端吸引部30
を大きい振幅にて左右に首振り揺動することができ、上
下揺動用電動モータ10と減速機構11とにより、マニ
ピュレータ3ひいては収穫ハンド体4の先端吸引部30
を大きい振幅にて左右に首振り揺動することができる構
成である。
おける進退フレーム12の位置、ひいては収穫ハンド体
4の位置が上下し、また収穫ハンド体4の先端の向きを
左右及び上下に変更することができる。換言すると、走
行機体1が位置停止状態であっても、収穫ハンド体4を
3次元的に姿勢変更させることができるように構成され
ている。また、前記左右旋回用電動モータ6と減速機構
7とにより、前記支柱2をその軸線(縦軸線)回りに左
右往復回動させることにより、該支柱2に取付いたマニ
ピュレータ3ひいては収穫ハンド体4の先端吸引部30
を大きい振幅にて左右に首振り揺動することができ、上
下揺動用電動モータ10と減速機構11とにより、マニ
ピュレータ3ひいては収穫ハンド体4の先端吸引部30
を大きい振幅にて左右に首振り揺動することができる構
成である。
【0012】マニピュレータ3は本体フレーム8に対し
て進退動し、且つこれに対して収穫ハンド体4を迅速に
進退動させるように構成されたものであり、進退フレー
ム12の長手方向に沿って配置される左右一対のタイミ
ングベルト13,14を、進退フレーム12の前後端部
の支軸にそれぞれ単独にて回転可能に支持されたプーリ
に巻掛けてあり、進退フレーム12の長手方向中途部は
本体フレーム8から突出するブラケット部に摺動自在に
支持されている。
て進退動し、且つこれに対して収穫ハンド体4を迅速に
進退動させるように構成されたものであり、進退フレー
ム12の長手方向に沿って配置される左右一対のタイミ
ングベルト13,14を、進退フレーム12の前後端部
の支軸にそれぞれ単独にて回転可能に支持されたプーリ
に巻掛けてあり、進退フレーム12の長手方向中途部は
本体フレーム8から突出するブラケット部に摺動自在に
支持されている。
【0013】そして、一方のタイミングベルト13の下
辺側の一部を固定片を介して進退フレームの下面におけ
る前後中途部に固定し、このタイミングベルト13の進
退フレーム12より上側辺部において、本体フレーム8
に搭載した正逆回転可能な進退用駆動モータから減速機
構を介して回転する駆動プーリに巻掛けられている。他
方のタイミングベルト14の上辺側の一部が固定片を介
して進退フレーム12の上面側において固定されてお
り、このタイミングベルト14の下辺側に連結片を介し
て前記収穫ハンド体4の取付けブラケットに連結する。
また、この取付けブラケットは前記進退フレーム12の
下面のレール部に対して摺動自在に吊支されている。
辺側の一部を固定片を介して進退フレームの下面におけ
る前後中途部に固定し、このタイミングベルト13の進
退フレーム12より上側辺部において、本体フレーム8
に搭載した正逆回転可能な進退用駆動モータから減速機
構を介して回転する駆動プーリに巻掛けられている。他
方のタイミングベルト14の上辺側の一部が固定片を介
して進退フレーム12の上面側において固定されてお
り、このタイミングベルト14の下辺側に連結片を介し
て前記収穫ハンド体4の取付けブラケットに連結する。
また、この取付けブラケットは前記進退フレーム12の
下面のレール部に対して摺動自在に吊支されている。
【0014】この構成により、収穫ハンド体4は進退フ
レーム12の移動距離の2倍の距離だけ移動するので、
マニピュレータ3を小型化した状態で、収穫ハンド体4
を長い距離を進退動させることができる。収穫ハンド体
4は、先端に後述する吸引部30を備え、内部を果菜類
Kの搬送通路に形成した断面円筒状の筒体31と、該筒
体31に連設した果菜類Kの一時貯留部32とにより構
成され、該一時貯留部32には、前記筒体31との連設
部に接近させて吸引用通気管33を接続し、この吸引用
通気管33の他端は走行機体1上の吸引ブロワー34に
連結され、一時貯留部32に負圧(真空)を発生させる
ように構成している。
レーム12の移動距離の2倍の距離だけ移動するので、
マニピュレータ3を小型化した状態で、収穫ハンド体4
を長い距離を進退動させることができる。収穫ハンド体
4は、先端に後述する吸引部30を備え、内部を果菜類
Kの搬送通路に形成した断面円筒状の筒体31と、該筒
体31に連設した果菜類Kの一時貯留部32とにより構
成され、該一時貯留部32には、前記筒体31との連設
部に接近させて吸引用通気管33を接続し、この吸引用
通気管33の他端は走行機体1上の吸引ブロワー34に
連結され、一時貯留部32に負圧(真空)を発生させる
ように構成している。
【0015】吸引部30は、筒体31の先端に蝶番を介
して拡狭開閉するようにした複数個分割型(実施例では
3分割)のくちばし片を先窄まり状に設け、図示しない
ばねにてくちばし片が閉じる方向に付勢されている一
方、電磁ソレノイド等のアクチュエータと、リンク機構
とによりこの3つのくちばし片を一斉に開閉するように
構成されている。
して拡狭開閉するようにした複数個分割型(実施例では
3分割)のくちばし片を先窄まり状に設け、図示しない
ばねにてくちばし片が閉じる方向に付勢されている一
方、電磁ソレノイド等のアクチュエータと、リンク機構
とによりこの3つのくちばし片を一斉に開閉するように
構成されている。
【0016】符号42は収穫ハンド体4におけるアクチ
ュエータやセンサ等に接続する信号線や電気動力線等の
ためのフラットケーブル等の屈曲自在なコードであり、
符号43は後述する視覚センサ装置40でのレーザ光線
発生回路及び走査制御のためのコントローラである。次
に、図3〜図9を参照しながら、視覚センサ装置40に
ついて説明すると、視覚センサ装置40は、ケース50
内に配置した投光部51とハーフミラー等の分波器53
及び鏡54等からなる光学系52と受光部55とからな
る。投光部51は赤外線(波長830nm, 出力12mW)
を出す1個のレーザダイオード56と赤色(波長685
nm, 出力12mW)を出す1個のレーザダイオード57と
からなり、赤外駆動回路71、赤色駆動回路72により
(図9参照)、赤外線レーザビームは6KHz 、赤色レー
ザビームは3 KHzに各々変調して出力( 発射) する。
ュエータやセンサ等に接続する信号線や電気動力線等の
ためのフラットケーブル等の屈曲自在なコードであり、
符号43は後述する視覚センサ装置40でのレーザ光線
発生回路及び走査制御のためのコントローラである。次
に、図3〜図9を参照しながら、視覚センサ装置40に
ついて説明すると、視覚センサ装置40は、ケース50
内に配置した投光部51とハーフミラー等の分波器53
及び鏡54等からなる光学系52と受光部55とからな
る。投光部51は赤外線(波長830nm, 出力12mW)
を出す1個のレーザダイオード56と赤色(波長685
nm, 出力12mW)を出す1個のレーザダイオード57と
からなり、赤外駆動回路71、赤色駆動回路72により
(図9参照)、赤外線レーザビームは6KHz 、赤色レー
ザビームは3 KHzに各々変調して出力( 発射) する。
【0017】なお、赤外線レーザビームは、視覚センサ
装置40から対象物である果菜類Kまでの距離を検出す
るために用い、赤色レーザビームは、背景や枝葉等から
赤色のミニトマトである果菜類Kを認識する識別データ
の信号を得るために使用する。前記赤外線レーザビーム
及び赤色レーザビームを対象物である果菜類Kに対して
空間的及び時系列的に偏向走査させて照射し、果菜類K
からの反射光を受光部55に入射するための光学系52
は、3つのハーフミラーからなるコールドフィルタ53
a,53b,53cよりなる分波器53と投光用鏡54
a及び受光用鏡54b等からなり、前記第1のコールド
フィルタ53aにおいては、前記1個のレーザダイオー
ド56から発射された赤外線レーザビームと、1個のレ
ーザダイオード57から発射された赤色レーザビームと
を、投光用鏡54a表面方向に導く経路L1と第2のコ
ールドフィルタ53b方向に導く経路とに分波する。第
2のコールドフィルタ53b部分では、さらに投光用鏡
54a表面方向に反射させる経路L2と第3のコールド
フィルタ53c方向に導く(透過する)経路とに分波す
る。第3のコールドフィルタ53c部分では、入射した
全ての光ビームを投光用鏡54a表面方向に反射させる
(図4及び図5参照)。なお、これらのコールドフィル
タでの光ビームの透過率(反射率)を適宜設定して、3
つのコールドフィルタ53a,53b,53cから投光
用鏡54aへ照射された(分波された)3つの経路L
1,L2,L3それぞれの赤色レーザビーム及び赤外線
レーザビームの単位時間当たり光量を略等しく略3等分
されるように設定することが好ましい。また、図3に示
す符号63は、投光側から受光側に直接光ビームが入ら
ないように遮断するための光遮蔽板である。
装置40から対象物である果菜類Kまでの距離を検出す
るために用い、赤色レーザビームは、背景や枝葉等から
赤色のミニトマトである果菜類Kを認識する識別データ
の信号を得るために使用する。前記赤外線レーザビーム
及び赤色レーザビームを対象物である果菜類Kに対して
空間的及び時系列的に偏向走査させて照射し、果菜類K
からの反射光を受光部55に入射するための光学系52
は、3つのハーフミラーからなるコールドフィルタ53
a,53b,53cよりなる分波器53と投光用鏡54
a及び受光用鏡54b等からなり、前記第1のコールド
フィルタ53aにおいては、前記1個のレーザダイオー
ド56から発射された赤外線レーザビームと、1個のレ
ーザダイオード57から発射された赤色レーザビームと
を、投光用鏡54a表面方向に導く経路L1と第2のコ
ールドフィルタ53b方向に導く経路とに分波する。第
2のコールドフィルタ53b部分では、さらに投光用鏡
54a表面方向に反射させる経路L2と第3のコールド
フィルタ53c方向に導く(透過する)経路とに分波す
る。第3のコールドフィルタ53c部分では、入射した
全ての光ビームを投光用鏡54a表面方向に反射させる
(図4及び図5参照)。なお、これらのコールドフィル
タでの光ビームの透過率(反射率)を適宜設定して、3
つのコールドフィルタ53a,53b,53cから投光
用鏡54aへ照射された(分波された)3つの経路L
1,L2,L3それぞれの赤色レーザビーム及び赤外線
レーザビームの単位時間当たり光量を略等しく略3等分
されるように設定することが好ましい。また、図3に示
す符号63は、投光側から受光側に直接光ビームが入ら
ないように遮断するための光遮蔽板である。
【0018】そして、図4に示すように、対象物である
果菜類Kにて反射された光ビームは受光用鏡54b(図
4で示す受光用鏡54bが3か所に分離して図示してい
るのは図解を容易にするためであり、実施例では1枚の
鏡である)にて反射された後、X軸に沿って並べて配置
した3つの受光素子55a,55b,55cからなる受
光部55に対物レンズ64を介して入射される。
果菜類Kにて反射された光ビームは受光用鏡54b(図
4で示す受光用鏡54bが3か所に分離して図示してい
るのは図解を容易にするためであり、実施例では1枚の
鏡である)にて反射された後、X軸に沿って並べて配置
した3つの受光素子55a,55b,55cからなる受
光部55に対物レンズ64を介して入射される。
【0019】即ち、図4及び図5を参照して理解できる
ように、第1のコールドフィルタ53aを透過した赤色
レーザビームと該フィルタ53a箇所で反射した赤外線
レーザビームは、投光用鏡54aで反射され果菜類Kに
照射して受光用鏡54bを介して導かれる経路L1を経
て、この光ビームは受光素子55aに入射される。同様
にして第2のコールドフィルタ53bで反射した光ビー
ム(赤色レーザビームと赤外線レーザビーム)は、投光
用鏡54a→果菜類K→受光用鏡54b→受光素子55
bの経路L2をたどる。同様に、第3のコールドフィル
タ53c部で反射された光ビーム(赤色レーザビームと
赤外線レーザビーム)は、投光用鏡54a→果菜類K→
受光用鏡54b→受光素子55cの経路L3をたどる。
ように、第1のコールドフィルタ53aを透過した赤色
レーザビームと該フィルタ53a箇所で反射した赤外線
レーザビームは、投光用鏡54aで反射され果菜類Kに
照射して受光用鏡54bを介して導かれる経路L1を経
て、この光ビームは受光素子55aに入射される。同様
にして第2のコールドフィルタ53bで反射した光ビー
ム(赤色レーザビームと赤外線レーザビーム)は、投光
用鏡54a→果菜類K→受光用鏡54b→受光素子55
bの経路L2をたどる。同様に、第3のコールドフィル
タ53c部で反射された光ビーム(赤色レーザビームと
赤外線レーザビーム)は、投光用鏡54a→果菜類K→
受光用鏡54b→受光素子55cの経路L3をたどる。
【0020】前記光ビーム(赤色レーザビームと赤外線
レーザビーム)を対象物である果菜類Kに向かって照射
走査する手段は、次のような構成である。即ち、前記投
光用鏡54a及び受光用鏡54bは各々回転支軸58,
59に回転自在に支持されており、両鏡54a,54b
を連動リンク60にて連結し、一方の回転支軸59(実
施例では受光用鏡54b側)に取付くY軸駆動手段とし
ての正逆回転可能なY軸サーボモータ61を一定回動角
度にて正逆回転の往復作動をさせることにより、両鏡5
4a,54bを回転支軸58,59回りに往復回動さ
せ、これによって果菜類K(対象物)に対して図3及び
図8に示すY軸方向に光ビームを適宜振幅H1にて照射
走査させる。また、ケース50ごと、つまり投光部51
と光学系52と受光部55とを一体的に、Y軸線回りに
適宜ピッチで回動させて、前記Y軸と直交するX軸方向
に光ビームの照射方向を適宜ピッチP1で偏位するため
のX軸駆動手段としての正逆回転可能なX軸サーボモー
タ62を設けてあり、前記Y軸サーボモータ61による
Y軸方向の照射走査動作に同期させてその照射走査の振
幅終端でのX軸サーボモータ62の間欠回動により、走
査線をX軸方向に適宜ピッチP1で移動させる(図8参
照)。
レーザビーム)を対象物である果菜類Kに向かって照射
走査する手段は、次のような構成である。即ち、前記投
光用鏡54a及び受光用鏡54bは各々回転支軸58,
59に回転自在に支持されており、両鏡54a,54b
を連動リンク60にて連結し、一方の回転支軸59(実
施例では受光用鏡54b側)に取付くY軸駆動手段とし
ての正逆回転可能なY軸サーボモータ61を一定回動角
度にて正逆回転の往復作動をさせることにより、両鏡5
4a,54bを回転支軸58,59回りに往復回動さ
せ、これによって果菜類K(対象物)に対して図3及び
図8に示すY軸方向に光ビームを適宜振幅H1にて照射
走査させる。また、ケース50ごと、つまり投光部51
と光学系52と受光部55とを一体的に、Y軸線回りに
適宜ピッチで回動させて、前記Y軸と直交するX軸方向
に光ビームの照射方向を適宜ピッチP1で偏位するため
のX軸駆動手段としての正逆回転可能なX軸サーボモー
タ62を設けてあり、前記Y軸サーボモータ61による
Y軸方向の照射走査動作に同期させてその照射走査の振
幅終端でのX軸サーボモータ62の間欠回動により、走
査線をX軸方向に適宜ピッチP1で移動させる(図8参
照)。
【0021】他方、図4、図5及び図8から理解できる
ように、前記3つの経路L1,L2,L3を経て果菜類
Kの表面に照射される光ビームはピッチP2の間隔でX
軸方向に隔てられていることになる。従って、前記Y軸
サーボモータ61の往作動(正回転)により、前記3つ
の経路L1,L2,L3の3本の光ビームは同時に図8
のY軸方向に振幅H1で果菜類Kを含む範囲を照射走査
し、この照射走査の振幅終端位置で、X軸サーボモータ
62を間欠回動させることによりケース50をX軸方向
にピッチP1だけ振って後、再度Y軸サーボモータ61
の及び復作動(逆回転)を繰り返すことにより、経路L
1の光ビームは図8の左端のH1×P2の領域Z1を走
査することになり、同様に、経路L2の光ビームは図8
の中央のH1×P2の領域Z2を走査することになり、
経路L3の光ビームは図8の右端のH1×P2の領域Z
3を走査することになる。
ように、前記3つの経路L1,L2,L3を経て果菜類
Kの表面に照射される光ビームはピッチP2の間隔でX
軸方向に隔てられていることになる。従って、前記Y軸
サーボモータ61の往作動(正回転)により、前記3つ
の経路L1,L2,L3の3本の光ビームは同時に図8
のY軸方向に振幅H1で果菜類Kを含む範囲を照射走査
し、この照射走査の振幅終端位置で、X軸サーボモータ
62を間欠回動させることによりケース50をX軸方向
にピッチP1だけ振って後、再度Y軸サーボモータ61
の及び復作動(逆回転)を繰り返すことにより、経路L
1の光ビームは図8の左端のH1×P2の領域Z1を走
査することになり、同様に、経路L2の光ビームは図8
の中央のH1×P2の領域Z2を走査することになり、
経路L3の光ビームは図8の右端のH1×P2の領域Z
3を走査することになる。
【0022】しかして、前記の構成によれば、3つの領
域Z1,Z2,Z3を連設した領域が、ビデオカメラ等
における二次元の1画面Gに対応することになる。そし
て、投光部51、光学系52及び受光部55が一組のも
ので、広い範囲にわたって迅速に照射走査できるという
効果を奏する。なお、図7に示す別実施例のように、投
光部では、赤外線レーザビームを発射するための3つの
レーザダイオード56a,56b,56c及び赤色レー
ザビームを発射するための3つのレーザダイオード57
a,57b,57cをX軸線方向に一定間隔に並べ、コ
ールドフィルタ53を1枚にすることにより、前記実施
例における3つの領域Z1,Z2,Z3の各々への光ビ
ームの経路L1,L2,L3を構成するようにしても良
いのである。この図7で示す実施例での他の部品関係は
図3に示す実施例と略同じであるので詳細な説明は省略
する。
域Z1,Z2,Z3を連設した領域が、ビデオカメラ等
における二次元の1画面Gに対応することになる。そし
て、投光部51、光学系52及び受光部55が一組のも
ので、広い範囲にわたって迅速に照射走査できるという
効果を奏する。なお、図7に示す別実施例のように、投
光部では、赤外線レーザビームを発射するための3つの
レーザダイオード56a,56b,56c及び赤色レー
ザビームを発射するための3つのレーザダイオード57
a,57b,57cをX軸線方向に一定間隔に並べ、コ
ールドフィルタ53を1枚にすることにより、前記実施
例における3つの領域Z1,Z2,Z3の各々への光ビ
ームの経路L1,L2,L3を構成するようにしても良
いのである。この図7で示す実施例での他の部品関係は
図3に示す実施例と略同じであるので詳細な説明は省略
する。
【0023】また、前記図7の実施例において、投光部
における赤外線レーザビーム用のレーザダイオード及び
赤色レーザビーム用のレーザダイオードを1組だけ備え
たものにて構成し、前記3つの領域Z1,Z2,Z3を
カバーできるようにX軸方向の走査範囲を大きくしても
良い。図6(a)は各受光素子55a,55b,55c
の1つについての模式図であって、平板状のシリコン基
板上に設けられ、下層はN層65、中間層はI層66、
表面層はP層67の3層からなり、長手のP層67の両
端に寸法Lo隔てて出力端子A,Bを接続する一方、N
層65の左右中心に電源端子68を接続してなる非分割
位置検出素子(Position Sensitive Device,PSD素
子)である。このPSD素子におけるP層67の表面に
光ビームが入射されると、その光入射位置69には光エ
ネルギーに比例した電荷が発生する。発生した電荷は光
電流として一様抵抗値を持つ抵抗層であるP層67を通
って出力端子A及びBに出力される。この場合、光電流
は光入射位置69から各出力端子A、出力端子Bまでの
距離(抵抗値)に逆比例して分割されて取り出される。
における赤外線レーザビーム用のレーザダイオード及び
赤色レーザビーム用のレーザダイオードを1組だけ備え
たものにて構成し、前記3つの領域Z1,Z2,Z3を
カバーできるようにX軸方向の走査範囲を大きくしても
良い。図6(a)は各受光素子55a,55b,55c
の1つについての模式図であって、平板状のシリコン基
板上に設けられ、下層はN層65、中間層はI層66、
表面層はP層67の3層からなり、長手のP層67の両
端に寸法Lo隔てて出力端子A,Bを接続する一方、N
層65の左右中心に電源端子68を接続してなる非分割
位置検出素子(Position Sensitive Device,PSD素
子)である。このPSD素子におけるP層67の表面に
光ビームが入射されると、その光入射位置69には光エ
ネルギーに比例した電荷が発生する。発生した電荷は光
電流として一様抵抗値を持つ抵抗層であるP層67を通
って出力端子A及びBに出力される。この場合、光電流
は光入射位置69から各出力端子A、出力端子Bまでの
距離(抵抗値)に逆比例して分割されて取り出される。
【0024】また、出力端子Aから出力端子B迄の寸法
Loは、前記各領域Z1,Z2,Z3におけるX軸に沿
った走査方向の距離(寸法)P2に対応するように前記
各受光素子を配置するものである。そして、光入射位置
69には、前述のように周波数3kHZの赤色レーザビ
ームと周波数6kHZの赤外線レーザビームとが同時に
入力されることになる。
Loは、前記各領域Z1,Z2,Z3におけるX軸に沿
った走査方向の距離(寸法)P2に対応するように前記
各受光素子を配置するものである。そして、光入射位置
69には、前述のように周波数3kHZの赤色レーザビ
ームと周波数6kHZの赤外線レーザビームとが同時に
入力されることになる。
【0025】なお、詳述しないが、投光部51と受光部
55とを寸法Sだけ隔てて配置し、且つ投光部51の光
軸と受光部55の光軸との挟角をθoとするように設定
しておき、投光部51から距離Dだけ離れた位置の対象
物である果菜類Kにて反射されて受光部55に挟角θで
入射するとすれば、図6(a),(b)の位置関係及び
符号を参照して、D=S/tan 〔θo+tan -1{xb−
(Lo/2)}/b〕にて視覚センサ装置40から果菜
類Kまでの距離を演算することができる。
55とを寸法Sだけ隔てて配置し、且つ投光部51の光
軸と受光部55の光軸との挟角をθoとするように設定
しておき、投光部51から距離Dだけ離れた位置の対象
物である果菜類Kにて反射されて受光部55に挟角θで
入射するとすれば、図6(a),(b)の位置関係及び
符号を参照して、D=S/tan 〔θo+tan -1{xb−
(Lo/2)}/b〕にて視覚センサ装置40から果菜
類Kまでの距離を演算することができる。
【0026】従って、図9の機能ブロック図に示す2波
長センサコントローラ70(ここでは、受光素子である
PSD素子が1個の部分について図示しており、実施例
のように3つの受光素子の場合では、増幅器73a,7
3b、ロックインアンプ74a,74b、75a,75
b、平滑回路76a,76b,76cは対応するセット
数だけ増設すれば良い)を用いて各々の光ビームの信号
を分離して出力し、視覚センサ装置40から対象物であ
る果菜類Kまでの距離としての信号と、背景等から峻別
して果菜類Kの位置を認識するための識別データの信号
とを取り出すのである。
長センサコントローラ70(ここでは、受光素子である
PSD素子が1個の部分について図示しており、実施例
のように3つの受光素子の場合では、増幅器73a,7
3b、ロックインアンプ74a,74b、75a,75
b、平滑回路76a,76b,76cは対応するセット
数だけ増設すれば良い)を用いて各々の光ビームの信号
を分離して出力し、視覚センサ装置40から対象物であ
る果菜類Kまでの距離としての信号と、背景等から峻別
して果菜類Kの位置を認識するための識別データの信号
とを取り出すのである。
【0027】即ち、1つの受光素子であるPSD素子表
面の適宜位置に光ビームが入射されると、前記2つの波
長の混合された状態の信号が出力端子A及び出力端子B
に出力されるので、その各々の信号を増幅器73a,7
3bにて増幅する。次いで、赤外線レーザビームに対応
する端子Aと端子Bとの出力信号は、赤外線用ロックイ
ンアンプ74a,74bにて復調され、赤色レーザビー
ムに対応する端子Aと端子Bとの出力信号は、赤色用ロ
ックインアンプ75a,75bにて復調される。各ロッ
クインアンプ(ロックイン検出器)は、局部発振制御信
号の周波数に同期した周波数を持った信号のみに応答す
る検出器であるので、図9に示すように、対応する同期
信号を各ロックアンプに入力する。
面の適宜位置に光ビームが入射されると、前記2つの波
長の混合された状態の信号が出力端子A及び出力端子B
に出力されるので、その各々の信号を増幅器73a,7
3bにて増幅する。次いで、赤外線レーザビームに対応
する端子Aと端子Bとの出力信号は、赤外線用ロックイ
ンアンプ74a,74bにて復調され、赤色レーザビー
ムに対応する端子Aと端子Bとの出力信号は、赤色用ロ
ックインアンプ75a,75bにて復調される。各ロッ
クインアンプ(ロックイン検出器)は、局部発振制御信
号の周波数に同期した周波数を持った信号のみに応答す
る検出器であるので、図9に示すように、対応する同期
信号を各ロックアンプに入力する。
【0028】赤外線用ロックインアンプ74aの出力は
出力端子Aからの赤外線レーザビームに対応する受光電
圧信号AIRであり、赤外線用ロックインアンプ74b
の出力は出力端子Bからの赤外線レーザビームに対応す
る受光電圧信号BIRである。これらの信号AIR,B
IRは各々平滑回路76a,76bに入力され、その各
信号中の急激な変動ある部分をカットし、または減少さ
せて、いわゆる外乱信号等のノイズとしての信号を除去
した後(これにより、後の信号処理時において誤信号を
処理することがなく、正確な検出値を得ることができ
る)、A/D変換器78にてアナログ信号をデジタル信
号に変換して、視覚センサ装置40から果菜類K迄の距
離を演算するコンピュータとしての処理装置79に入力
するものである。
出力端子Aからの赤外線レーザビームに対応する受光電
圧信号AIRであり、赤外線用ロックインアンプ74b
の出力は出力端子Bからの赤外線レーザビームに対応す
る受光電圧信号BIRである。これらの信号AIR,B
IRは各々平滑回路76a,76bに入力され、その各
信号中の急激な変動ある部分をカットし、または減少さ
せて、いわゆる外乱信号等のノイズとしての信号を除去
した後(これにより、後の信号処理時において誤信号を
処理することがなく、正確な検出値を得ることができ
る)、A/D変換器78にてアナログ信号をデジタル信
号に変換して、視覚センサ装置40から果菜類K迄の距
離を演算するコンピュータとしての処理装置79に入力
するものである。
【0029】また、赤色用ロックインアンプ75a,7
5bの出力は、出力端子Aからの赤色レーザビームに対
応する受光電圧信号ARであり、赤色用ロックインアン
プ74bの出力は出力端子Bからの赤色レーザビームに
対応する受光電圧信号BRである。これらの信号AR,
BRは1つの平滑回路76cに加算されて入力される。
5bの出力は、出力端子Aからの赤色レーザビームに対
応する受光電圧信号ARであり、赤色用ロックインアン
プ74bの出力は出力端子Bからの赤色レーザビームに
対応する受光電圧信号BRである。これらの信号AR,
BRは1つの平滑回路76cに加算されて入力される。
【0030】平滑回路76cでは前記加算された信号中
の急激な変動ある部分をカットしまたは減少させて、い
わゆる外乱(ノイズ)としての信号を除去した後、A/
D変換器78にてアナログ信号をデジタル信号に変換し
て、視覚センサ装置40による視野(図8の領域3つを
合わせた画面G)中のどの位置に菜類Kが存在するかを
演算処理する画像処理装置80としてのコンピュータに
入力するものである。
の急激な変動ある部分をカットしまたは減少させて、い
わゆる外乱(ノイズ)としての信号を除去した後、A/
D変換器78にてアナログ信号をデジタル信号に変換し
て、視覚センサ装置40による視野(図8の領域3つを
合わせた画面G)中のどの位置に菜類Kが存在するかを
演算処理する画像処理装置80としてのコンピュータに
入力するものである。
【0031】なお、これらの処理装置79及び画像処理
装置80は、前記距離検出及び果菜類Kの位置認識作業
を実行するプログラム等を記憶した読み出し専用メモリ
(ROM)と各種データを記憶随時読み書き可能メモリ
(RAM)とを備えていることは勿論であり、処理装置
79及び画像処理装置80を1つのハードとして構成し
ても良い。
装置80は、前記距離検出及び果菜類Kの位置認識作業
を実行するプログラム等を記憶した読み出し専用メモリ
(ROM)と各種データを記憶随時読み書き可能メモリ
(RAM)とを備えていることは勿論であり、処理装置
79及び画像処理装置80を1つのハードとして構成し
ても良い。
【0032】実施例では、視覚センサ装置40により房
状のなったミニトマトである果菜類Kを撮像するに際し
て、マニピュレータ3や収穫ハンド体4が撮像範囲内に
入らないようにこれらを後退させた状態にしておく。ま
た、マニピュレータ3ひいては収穫ハンド体4は前述し
たように、高さ位置、上下回動角度及び左右回動角度等
の姿勢が可変であるので、視覚センサ装置40を本体フ
レーム8に装着しておくことで、収穫ハンド体4と視覚
センサ装置40とが同一の向き(姿勢9を採ることがで
き、視覚センサ装置40による果菜類K迄の距離・方向
の検出値から収穫ハンド体4を果菜類Kに向かって接近
させる動作のための座標演算が容易になる。
状のなったミニトマトである果菜類Kを撮像するに際し
て、マニピュレータ3や収穫ハンド体4が撮像範囲内に
入らないようにこれらを後退させた状態にしておく。ま
た、マニピュレータ3ひいては収穫ハンド体4は前述し
たように、高さ位置、上下回動角度及び左右回動角度等
の姿勢が可変であるので、視覚センサ装置40を本体フ
レーム8に装着しておくことで、収穫ハンド体4と視覚
センサ装置40とが同一の向き(姿勢9を採ることがで
き、視覚センサ装置40による果菜類K迄の距離・方向
の検出値から収穫ハンド体4を果菜類Kに向かって接近
させる動作のための座標演算が容易になる。
【0033】さらに、前記視覚センサ装置40における
投光用鏡54aや受光用鏡54bの表面を清浄にするた
め、洗浄液及びワイパーによる清掃や前記吸引ブロワー
34からの吐出空気による清掃を実行すことが好まし
い。このようにして、支柱2等に設けた視覚センサ装置
40にて収穫すべき果菜類Kを撮像し、その画像データ
を画像処理装置にて処理して果菜類Kを識別し、座標演
算回路にて走行機体1上の予め設定された原点から果菜
類K迄の距離データ(座標データ)を得て、果菜類K有
無判別データと共に制御手段41に入力し、これらのデ
ータに基づいて、収穫ハンド体4における吸引部30を
果菜類Kに接近させる制御を実行すれば良い。
投光用鏡54aや受光用鏡54bの表面を清浄にするた
め、洗浄液及びワイパーによる清掃や前記吸引ブロワー
34からの吐出空気による清掃を実行すことが好まし
い。このようにして、支柱2等に設けた視覚センサ装置
40にて収穫すべき果菜類Kを撮像し、その画像データ
を画像処理装置にて処理して果菜類Kを識別し、座標演
算回路にて走行機体1上の予め設定された原点から果菜
類K迄の距離データ(座標データ)を得て、果菜類K有
無判別データと共に制御手段41に入力し、これらのデ
ータに基づいて、収穫ハンド体4における吸引部30を
果菜類Kに接近させる制御を実行すれば良い。
【0034】
【発明の作用・効果】以上に詳述したように、請求項1
記載発明の視覚センサ装置は、投光部から光や赤外線等
の光ビームを対象物に照射し、その反射光を受光部で検
出することにより、少なくとも対象物の位置を検出する
ようにした視覚センサ装置において、空間的及び時系列
的に偏向走査させて光ビームを対象物に対して照射する
ための光学系を、光ビームがY軸方向に往復動するよう
に駆動させるY軸駆動手段と、前記投光部と光学系と受
光部とを一体的に、前記Y軸方向と交叉するX軸方向
に、Y軸方向の照射走査動作に同期させて移動させるた
めのX軸駆動手段とを備えたものであるから、受光部に
おける受光素子数を少なくしたものでありながら、対象
物を2次元的に捉えることができる。従って、視覚セン
サ装置の製造コストを低減できるという効果を奏する。
記載発明の視覚センサ装置は、投光部から光や赤外線等
の光ビームを対象物に照射し、その反射光を受光部で検
出することにより、少なくとも対象物の位置を検出する
ようにした視覚センサ装置において、空間的及び時系列
的に偏向走査させて光ビームを対象物に対して照射する
ための光学系を、光ビームがY軸方向に往復動するよう
に駆動させるY軸駆動手段と、前記投光部と光学系と受
光部とを一体的に、前記Y軸方向と交叉するX軸方向
に、Y軸方向の照射走査動作に同期させて移動させるた
めのX軸駆動手段とを備えたものであるから、受光部に
おける受光素子数を少なくしたものでありながら、対象
物を2次元的に捉えることができる。従って、視覚セン
サ装置の製造コストを低減できるという効果を奏する。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の視
覚センサ装置において、前記光学系には、前記対象物に
対する光ビームの照射方向をX軸方向に複数に適宜間隔
に隔てるためのハーフミラー等の分波器を設けたもので
あるから、一つ(一組)投光部から発射される1本の光
ビームをX軸方向と交叉するY軸方向と平行状に複数の
光ビームに分波した状態で、一斉にY軸方向に照射走査
することができる。従って投光部の数を少なくして製造
コストを低減できると同時に、対象物を含む広い二次元
面を迅速に走査できる、いわゆる検査視野の大きい、且
つ検査速度を早くできる視覚センサ装置を提供すること
ができるという効果を奏するのである。
覚センサ装置において、前記光学系には、前記対象物に
対する光ビームの照射方向をX軸方向に複数に適宜間隔
に隔てるためのハーフミラー等の分波器を設けたもので
あるから、一つ(一組)投光部から発射される1本の光
ビームをX軸方向と交叉するY軸方向と平行状に複数の
光ビームに分波した状態で、一斉にY軸方向に照射走査
することができる。従って投光部の数を少なくして製造
コストを低減できると同時に、対象物を含む広い二次元
面を迅速に走査できる、いわゆる検査視野の大きい、且
つ検査速度を早くできる視覚センサ装置を提供すること
ができるという効果を奏するのである。
【図1】収穫用ロボットの正面図である。
【図2】収穫用ロボットの側面図である。
【図3】視覚センサ装置の概略側断面図である。
【図4】視覚センサ装置における光ビームの経路を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】投光部の分波経路を示す説明図である。
【図6】(a)は受光素子の断面図、(b)は投光部か
ら果菜類Kまでの距離演算のための模式図である。
ら果菜類Kまでの距離演算のための模式図である。
【図7】視覚センサ装置の別実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】照射走査の説明図である。
【図9】視覚センサ装置の制御部の機能ブロック図であ
る。
る。
1 走行機体 2 支柱 3 マニピュレータ 4 収穫ハンド体 10 上下揺動用電動モータ 12 進退フレーム 13,14 タイミングベルト 22 進退用駆動モータ 30 吸引部 31 筒体 33 吸引用通気管 34 吸引ブロワー 40 視覚センサ装置 41 制御手段 50 ケース 51 投光部 52 光学系 53 分波器 54a 投光用鏡 54b 受光用鏡 55 受光部 56 赤外線レーザダイオード 57 赤色レーザダイオード 61 Y軸サーボモータ 62 X軸サーボモータ
Claims (2)
- 【請求項1】 投光部から光や赤外線等の光ビームを対
象物に照射し、その反射光を受光部で検出することによ
り、少なくとも対象物の位置を検出するようにした視覚
センサ装置において、空間的及び時系列的に偏向走査さ
せて光ビームを対象物に対して照射するための光学系
を、光ビームがY軸方向に往復動するように駆動させる
Y軸駆動手段と、前記投光部と光学系と受光部とを一体
的に、前記Y軸方向と交叉するX軸方向に、Y軸方向の
照射走査動作に同期させて移動させるためのX軸駆動手
段とを備えたことを特徴とする視覚センサ装置。 - 【請求項2】 前記光学系には、前記対象物に対する光
ビームの照射方向をX軸方向に複数に適宜間隔に隔てる
ためのハーフミラー等の分波器を設けたことを特徴とす
る請求項1記載の視覚センサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03704294A JP3478413B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 収穫用ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03704294A JP3478413B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 収穫用ロボット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07243809A true JPH07243809A (ja) | 1995-09-19 |
JP3478413B2 JP3478413B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=12486552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03704294A Expired - Fee Related JP3478413B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 収穫用ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3478413B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020046341A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | パイオニア株式会社 | 投光装置、投受光装置及び測距装置 |
JP2022526638A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-05-25 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 視野を光学的に検出するためのライダーセンサおよびライダーセンサを駆動制御するための方法 |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP03704294A patent/JP3478413B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020046341A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | パイオニア株式会社 | 投光装置、投受光装置及び測距装置 |
JP2022526638A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-05-25 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 視野を光学的に検出するためのライダーセンサおよびライダーセンサを駆動制御するための方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3478413B2 (ja) | 2003-12-15 |
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