JPH0724355Y2 - スリッタの製品取り出し装置 - Google Patents

スリッタの製品取り出し装置

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JPH0724355Y2
JPH0724355Y2 JP10978289U JP10978289U JPH0724355Y2 JP H0724355 Y2 JPH0724355 Y2 JP H0724355Y2 JP 10978289 U JP10978289 U JP 10978289U JP 10978289 U JP10978289 U JP 10978289U JP H0724355 Y2 JPH0724355 Y2 JP H0724355Y2
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JP
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winding
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winding shaft
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洋一 古市
義幸 杉山
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Nishimura Manufacturing Co Ltd
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Nishimura Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、紙、プラスチックフイルムなどのウエブ材
料を複数条に細断し、これを前後2本の巻取軸上に巻き
取る形式のスリッタに関するものであり、特にその製品
取り出し装置に関するものである。
従来技術の構成とその問題点 スリッタとして、紙、プラスチックフイルムなどのウエ
ブ材料を複数条に細断したものを前後2本の巻取軸上に
巻き取る形式のものが一般に使用されている。巻取軸は
水平方向にのび、間隔を置いて平行に配置され、各巻取
軸の両端が、各巻取軸の左右両側に配置された巻取アー
ムに取り付けられた軸受によって回転可能に支持され、
モータによって各巻取軸が駆動され、回転する。したが
って、紙、プラスチックフイルムなどのウエブ材料を複
数条に細断し、これを各巻取軸上に巻き取ることができ
るのは周知のとおりである。
ところで、このスリッタにおいて、従来は巻き取った製
品の取り出し作業に付随する問題があった。これまで、
細断されたウエブ材料の巻き取り後、各巻取軸の両端を
巻取アームの軸受から取り外し、巻き取った製品を巻取
軸とともに取り出していたが、巻取軸の重量が大きく、
およそ1本あたり20〜30kgに達し、製品および巻取軸を
手作業で取り出すのは不可能に近い。このため、ホイス
トまたはクレーンによって巻取軸および製品を吊り上
げ、これを床面また作業台上に下降させ、その後、巻取
軸を製品から抜き取っているのが現状である。しかしな
がら、ホイストまたはクレーンを特別に設置する必要が
あるだけではなく、重量の大きい巻取軸を抜き取らねば
ならず、労力および時間が要求される。しかも、前後2
本の巻取軸上に巻き取られた製品をそれぞれ取り出さね
ばならず、きわめて作業能率が悪く、その改善が要望さ
れていた。
考案の目的 したがって、この考案は、前記従来の問題を解決し、
紙、プラスチックフイルムなどのウエブ材料を前後2本
の巻取軸上に巻き取る形式のスリッタにおいて、ホイス
トまたはクレーンを特別に設置しなくても、巻き取った
製品を容易に取り出すことができ、労力および時間が要
求されず、作業能率が向上するようにすべくなされたも
のである。
考案の構成 上記の目的を達成するため、本考案によれば、水平方向
にのび、間隔をおいて平行に配置した前後2本の巻取軸
の両端を、前記各巻取軸の左右両側に配置した巻取アー
ムに取り付けた軸受によって回転可能に支持し、複数条
に細断された紙、プラスチックフイルムなどのウエブ材
料を前記各巻取軸上に巻き取るようにしたスリッタにお
いて、前記各巻取軸の一端を支持する軸受を、その巻取
軸に対し直角にのびる垂直支軸で支持し、前記垂直支軸
を、その軸受が前記垂直支軸の中心線のまわりに回動で
きるよう、その軸受を取り付ける前記巻取アームに取り
付けたこと、前記各巻取軸の他端を支持する軸受に、そ
の巻取軸の他端をその軸受から解放する手段を設けたこ
とを特徴とするスリッタの製品取り出し装置が提供され
る。
本考案のスリッタの製品取り出し装置は次のようにして
使用する。即ち、ウエブ材料の巻き取り後、前記各巻取
軸の他端を解放する手段によって前記各巻取軸の他端を
軸受から解放し、前記各巻取軸の一端の軸受を前記垂直
支軸の中心線のまわりに回動させ、前記各巻取軸をスリ
ッタの前方位置に旋回させる。そして、その位置におい
て、作業者が前記各巻取軸から製品を抜き取る。
実施例の説明 以下、この考案の実施例を説明する。
第1図および第2図において、このスリッタは紙、プラ
スチックフイルムなどのウエブ材料(W)を細断し、巻
き取るためのもので、前後2本の巻取軸(1),(2)
を有する。巻取軸(1),(2)は水平方向にのび、間
隔を置いて平行に配置されている。さらに、このスリッ
タは前後2対の巻取アーム(3L),(3R),(4L),
(4R)を有し、前後両側において、各巻取アーム(3
L),(3R),(4L),(4R)が各巻取軸(1),
(2)の左右両側に配置されている。そして、各巻取ア
ーム(3L),(3R),(4L),(4R)にそれぞれ軸受
(5L),(5R),(6L),(6R)が取り付けられてお
り、各巻取軸(1),(2)にそれぞれ紙管が装着さ
れ、その両端が各軸受(5L),(5R),(6L),(6R)
に支持され、回転可能に保持されている。
さらに、各巻取軸(1),(2)共通のタッチローラ
(7)が各巻取軸(1),(2)間に装備されており、
巻取アーム(3L),(3R),(4L),(4R)は回動軸
(8)に支持され、回動可能に案内され、エアまたは油
圧シリンダ(9)に連結されている。したがって、エア
または油圧シリンダ(9)によって各巻取アーム(3
L),(3R),(4L),(4R)を操作し、各巻取軸
(1),(2)を回動軸(8)のまわりに回動させ、タ
ッチローラ(7)に接触させることができる。
なお、スリッタの前方位置(A)および後方位置(B)
については、ウエブ材料(W)の原反(R)がスリッタ
の後方位置(B)に配置され、後方位置(B)には余分
の空間はほとんどない。したがって、普通、前方位置
(A)の空間が作業空間として使用されるのは周知のと
おりである。
次に、前側の巻取軸(1)の構成を説明する。第3図に
示すように、前側の巻取軸(1)の一端が支持されてい
るのは左側の巻取アーム(3L)の軸受(5L)であり、軸
受(5L)は旋回ベアリング(10)に支持された垂直支軸
(11)に支持されている。旋回ベアリング(10)は巻取
アーム(3L)に取り付けられ、固定されている。したが
って、軸受(5L)を垂直支軸(11)の中心線のまわりに
回動させることができ、巻取アーム(3L)に対し相対的
に回動させることができる。垂直支軸(11)および旋回
ベアリング(10)は巻取軸(1)と直角にのび、巻取ア
ーム(3L)と平行に配置されている。
なお、軸受(5L)は半割り式のもので、半筒状のカバー
(12)を有する。カバー(12)はボルト(13)で固定さ
れている。したがって、手作業でボルト(13)を緩め、
カバー(12)を開くと、巻取軸(1)を軸受(5L)から
取り外すこともできる。
前側の巻取軸(1)の他端は、右側の巻取アーム(3R)
の軸受(5R)に支持されており、第4図に示すように、
軸受(5R)には巻取軸(1)の他端を解放する手段(1
4、15)が設けられている。(14)はストッパであり、
(15)はエアシリンダである。巻取軸(1)はストッパ
(14)に係合され、ストッパ(14)は巻取軸(1)の前
側に設けられ、エアシリンダ(15)に連結されている。
したがって、エアシリンダ(15)によってストッパ(1
4)を後退させると、巻取軸(1)を軸受(5R)から解
放し、その前方に移動させることができる。さらに、左
側の巻取アーム(3L)において、第5図に示すように、
スライド軸(16)およびキー(17)によって巻取軸
(1)とプーリ(18)が連結されており、プーリ(18)
はベルトを介してモータに連結されている。したがっ
て、モータ、ベルト、プーリ(18)およびスライド軸
(16)によって巻取軸(1)を駆動し、回転させること
ができる。さらに、スライド軸(16)の一端がエアシリ
ンダ(19)に連結されており、エアシリンダ(19)によ
ってスライド軸(16)を操作し、これを軸方向にスライ
ドさせることができる。したがって、スライド軸(16)
を巻取軸(1)から後退させ、分離させることができ
る。
この他、各巻取アーム(3L),(3R)の下方において、
エアシリンダ(22)がフレーム(23)に取り付けられて
おり、巻取アーム(3L),(3R)が回動軸(8)のまわ
りを回動し、垂直位置に配置されたとき、エアシリンダ
(22)によってロック部材(24)を押し上げ、これを巻
取アーム(3L)の係合溝に嵌合させることができ、巻取
アーム(3L)をその垂直位置でロックすることができ
る。
一方、第6図に示すように、後側の巻取軸(2)の一端
が支持されているのは左側の巻取アーム(4L)の軸受
(6L)であり、軸受(6L)は旋回ベアリング(10)に支
持された垂直支軸(11)に支持されている。したがっ
て、軸受(6L)を垂直支軸(11)の中心線のまわりに回
動させることができ、巻取アーム(4L)に対し相対的に
回動させることができるのは前側の巻取軸(1)と同様
である。垂直支軸(11)および旋回ベアリング(10)は
巻取軸(2)と直角にのび、巻取アーム(4L)と平行に
配置されている。
さらに、この軸受(6L)については、その旋回ベアリン
グ(10)が直線運動ガイド(25)の可動レール(26)に
取り付けられ、固定されており、直線運動ガイド(25)
は巻取アーム(4L)に取り付けられ、固定されている。
直線運動ガイド(25)は軸受(6L)および旋回ベアリン
グ(10)を案内するためのもので、軸受(6L)および旋
回ベアリング(10)は上下動可能に案内されている。さ
らに、第7図に示すように、可動レール(26)に設けら
れたストッパ(27)が直線運動ガイド(25)のストッパ
(28)と係合し、ストッパ(27),(28)によって可動
レール(26)、旋回ベアリング(10)および軸受(6L)
が支持されている。そして、エアシリンダ(29)が可動
レール(26)に取り付けられ、そのロック部材(30)が
巻取アーム(4L)の係合溝に嵌合されており、ロック部
材(30)によって可動レール(26)がロックされてい
る。さらに、エアシリンダ(31)がフレーム(23)に取
り付けられており、エアシリンダ(31)は直線運動ガイ
ド(25)の可動フレーム(26)を押し上げるためのもの
で、ローラ(32)を有する。
後側の巻取軸(2)の他端が支持されているのは巻取ア
ーム(4R)の軸受(6R)であり、第8図に示すように、
軸受(6R)には巻取軸(2)の他端を解放する手段(1
4、15)が設けられ、巻取軸(2)が軸受(6R)のスト
ッパ(14)に係合されているのは前側の巻取軸(1)と
同様である。さらに、軸受(6R)には巻取軸(1)の他
端を解放する手段(33、34)が設けられている。(33)
はストッパであり、(34)はエアシリンダである。巻取
軸(2)はストッパ(33)に係合され、ストッパ(33)
は巻取軸(2)の上側に設けられ、エアシリンダ(34)
に連結されている。したがって、エアシリンダ(15),
(34)によってストッパ(14),(33)を後退させる
と、巻取軸(2)を軸受(6R)から解放し、その上方お
よび前方に移動させることができる。
巻取軸(2)のその他の構成は前側の巻取軸(1)と同
様である。
このスリッタにおいて、エアまたは油圧シリンダ(9)
によって各巻取アーム(3L),(3R),(4L),(4R)
を回動させ、各巻取軸(1),(2)をタッチローラ
(7)に接触させる。そして、紙、プラスチックフイル
ムなどのウエブ材料(W)を複数条に細断し、これを各
巻取軸(1),(2)に導びき、モータによって各巻取
軸(1),(2)を回転させると、ウエブ材料(W)を
各巻取軸(1),(2)上に巻き取ることができる。さ
らに、ウエブ材料(W)にタッチローラ(7)の接圧を
受けさせ、これを緊密に巻き取ることができ、ウエブ材
料(W)の巻径の増大にともない、巻取アーム(3L),
(3R),(4L),(4R)および巻取軸(1),(2)を
回動軸(8)のまわりに回動させ、これによってウエブ
材料(W)の巻径の増大を許容することができる。制御
装置によってエアまたは油圧シリンダ(9)を制御し、
ウエブ材料(W)とタッチローラ(7)の接圧を制御す
ることもできる。
なお、ウエブ材料(W)が各巻取軸(1),(2)上に
巻き取られるとき、巻取アーム(3L),(3R),(4
L),(4R)はタッチローラ(7)に向かって傾斜す
る。そしてウエブ材料(W)の巻径の増大にともない、
各アーム(3L),(3R),(4L),(4R)がその垂直位
置に向かって回動し、各巻取アーム(3L),(3R),
(4L),(4R)がその垂直位置に達する前、ウエブ材料
(W)の巻き取りが完了する。
ウエブ材料(W)の巻き取り後、巻き取られた製品を取
り出すには、まず、エアまたは油圧シリンダ(9)によ
って各巻取アーム(3L),(3R),(4L),(4R)を操
作し、これをその垂直位置まで回動させる。そして、エ
アシリンダ(22)およびロック部材(24)によって各巻
取アーム(3L),(3R),(4L),(4R)をロックすれ
ばよい。
その後、前側の巻取軸(1)の一端において、そのエア
シリンダ(19)によってスライド軸(16)を操作し、ス
ライド軸(16)を巻取軸(1)から分離させる。さら
に、他端の軸受(5R)のエアシリンダ(15)によってス
トッパ(14)を後退させ、手作業で巻取軸(1)および
製品を操作し、これを前方に引き出すと、第2図に示す
ように一端の軸受(5L)が巻取軸(1)と直角の垂直支
軸(11)の中心線のまわりに回動し、巻取軸(1)は一
端の軸受(5L)と一体的に旋回し、他端の軸受(5R)か
ら離脱する。したがって、一端の軸受(5L)によって巻
取軸(1)および製品が片持ち支持され、前側の巻取軸
(1)をスリッタの前方位置(A)に旋回させることが
できる。
さらに、このスリッタの場合、前側の巻取軸(1)だけ
ではなく、後側の巻取軸(2)をスリッタの前方位置
(A)に旋回させることもできる。後側の巻取軸(2)
については、そのタッチローラ(7)が各巻取軸
(1),(2)間に装備されており、巻取軸(2)およ
び製品をそのまま旋回させることはできない。後側の巻
取軸(2)をスリッタの前方位置(A)に旋回させるに
は、その旋回経路において、巻取軸(2)の製品がタッ
チローラ(7)と接触せず、干渉しないようにする必要
がある。
これを達成するには、スライド軸(16)と巻取軸(2)
の分離後、他端の軸受(6R)のエアシリンダ(15),
(34)によってストッパ(14),(33)を後退させる。
その後、直線運動ガイド(25)のエアシリンダ(29)に
よってロック部材(30)を後退させ、これを巻取アーム
(4L)の係合溝から離脱させる。そして、エアシリンダ
(31)によってローラ(32)を押し上げればよい。ロー
ラ(32)は可動レール(26)に向かって上昇し、その下
端と係合する。したがって、ローラ(32)によって可動
レール(26)、旋回ベアリング(10)および軸受(6L)
が押し上げられ、軸受(6L)によって巻取軸(2)およ
び製品が持ち上げられる。したがって、巻取軸(2)が
他端の軸受(6R)から離脱され、その上方に移動し、一
端の軸受(6L)によって巻取軸(2)および製品が片持
ち支持される。第1図に示すように、巻取軸(2)およ
び製品はタッチローラ(7)よりも上方まで持ち上げら
れる。したがって、その後、手作業で巻取軸(2)およ
び製品を操作し、これを前方に引っ張ると、一端の軸受
(6L)が巻取軸(2)と直角の垂直支軸(11)の中心線
のまわりを回動し、巻取軸(2)および製品は軸受(6
L)と一体的に旋回し、タッチローラ(7)の上方を移
動する。したがって、巻取軸(2)の製品がタッチロー
ラ(7)と接触せず、これをスリッタの前方位置(A)
に旋回させることができる。
したがって、各巻取軸(1),(2)の一端の軸受(5
L),(6L)によって各巻取軸(1),(2)を片持ち
支持し、スリッタの前方位置(A)において、巻き取ら
れた製品を巻取軸(1),(2)の他端に向かって引き
出し、これを各巻取軸(1),(2)から抜き取り、取
り出すことができる。各巻取軸(1),(2)を片持ち
支持した状態で、そのまま製品を抜き取ることができ、
重量の大きい巻取軸(1),(2)を手作業で持ち上げ
る必要はない。
なお、製品の取り出し後、ウエブ材料(W)を再び巻き
取るには、新しい紙管を各巻取軸(1),(2)に装着
し、これをもとの位置まで旋回させればよい。その後、
各巻取軸(1),(2)を他端の軸受(5R),(6R)に
支持し、巻取アーム(3L),(4L)のスライド軸(16)
を各巻取軸(1),(2)に連結すると、モータによっ
て各巻取軸(1),(2)を回転させ、ウエブ材料
(W)を再び巻き取ることができる。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、ウエブ材料の
巻き取り後、各巻取軸(1),(2)の一端の軸受(5
L),(6L)によって各巻取軸(1),(2)を片持ち
支持し、各巻取軸(1),(2)をスリッタの前方位置
(A)に旋回させることができる。したがって、スリッ
タの前方位置(A)において、製品をその巻取軸
(1),(2)から抜き取ることができる。前記従来の
ように、ホイストまたはクレーンを特別に設置する必要
はない。しかも、各巻取軸(1),(2)を片持ち支持
した状態で、そのまま製品を抜き取ることができ、これ
を容易に取り出すことができる。重量の大きい巻取軸
(1),(2)を手作業で持ち上げる必要はなく、労力
および時間は要求されない。さらに、各巻取軸(1),
(2)の製品を同時に取り出すこともできる。したがっ
て、作業能率を大幅に向上させることができ、所期の目
的を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す側面図、第2図は第1
図のスリッタの平面図、第3図は第1図の前側の巻取軸
および巻取アームの正面図、第4図は第3図の右側の軸
受の側面図、第5図は第3図の左側の巻取アームの断面
図、第6図は第1図の後側の巻取軸および巻取アームの
正面図、第7図は第6図の左側の巻取アームの側面図、
第8図は第6図の右側の軸受の側面図である。 (1),(2)……巻取軸 (3L),(3R),(4L),(4R)……巻取アーム (5L),(5R),(6L),(6R)……軸受 (10)……旋回ベアリング (11)……垂直支軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向にのび、間隔をおいて平行に配置
    した前後2本の巻取軸の両端を、前記各巻取軸の左右両
    側に配置した巻取アームに取り付けた軸受によって回転
    可能に支持し、複数条に細断された紙、プラスチックフ
    イルムなどのウエブ材料を前記各巻取軸上に巻き取るよ
    うにしたスリッタにおいて、 前記各巻取軸の一端を支持する軸受を、その巻取軸に対
    し直角にのびる垂直支軸で支持し、前記垂直支軸を、そ
    の軸受が前記垂直支軸の中心線のまわりに回動できるよ
    う、その軸受を取り付ける前記巻取アームに取り付けた
    こと、前記各巻取軸の他端を支持する軸受に、その巻取
    軸の他端をその軸受から解放する手段を設けたことを特
    徴とするスリッタの製品取り出し装置。
JP10978289U 1989-09-20 1989-09-20 スリッタの製品取り出し装置 Expired - Lifetime JPH0724355Y2 (ja)

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