JPH07242324A - 搬送コンベア用物品移載装置 - Google Patents

搬送コンベア用物品移載装置

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JPH07242324A
JPH07242324A JP3396094A JP3396094A JPH07242324A JP H07242324 A JPH07242324 A JP H07242324A JP 3396094 A JP3396094 A JP 3396094A JP 3396094 A JP3396094 A JP 3396094A JP H07242324 A JPH07242324 A JP H07242324A
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JP
Japan
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chute
conveyor
article
pallet
passage
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JP3396094A
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Inventor
Yuji Sekine
裕司 関根
Toshio Kato
俊夫 加藤
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】搬送コンベアにより搬送される物品を、搬送コ
ンベアより下方に設けられているパレット内に傷つける
ことなく移載する。 【構成】物品1を搬送するコンベア2とパレット3との
間に配設されるとともに、コンベア2側の端部が回動自
在に支持されてコンベア2とパレット3との間で傾斜し
て延びる状態とコンベア2と同じ高さに略水平に延びる
状態との間で回動可能なシュート手段20と、このシュ
ート手段20の自由端側を昇降させる昇降手段30と、
シュート手段20の通路を開閉して前記物品の移動を制
御する通路開閉手段40と、物品1がコンベア2からシ
ュート手段20に移載されたことを検出する第1の検出
手段60と、シュート手段20が回動してその自由端が
パレット3に達したことを検出する第2の検出手段70
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベアにより搬送さ
れた物品を、このコンベアより下方に位置する収納容器
内に傷付けることなく移載することができる移載装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鍛造工場においては、熱間鍛造さ
れて赤熱状態にある鍛造品を熱処理工程等の次の工程に
搬送するために、図5に示すように、まず鍛造品1を搬
送コンベア2を用いて図示されない鍛造成形ラインの外
部に取り出すとともに、取り出された鍛造品1を搬送コ
ンベア2よりも下方に設けられているパレット3内に落
下させることにより移載して山積み状態とし、次いでこ
のパレット3をフォークリフトを用いて搬送するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、赤熱状態に
ある鍛造品1はその表面が柔らかいため、図5に示すよ
うに搬送コンベア2上からパレット3内に落下させる
と、鍛造品1がパレット3の底板3aやパレット内3に
先に落下された他の鍛造品1に衝突して、その表面に凹
みが生じてしまう。特に大型で重量の重い鍛造品1にあ
っては衝突のエネルギーも大きくなるから、その表面に
生じる凹みも大きくかつ深いものとなる。これにより、
材料歩留まりを向上させるために機械加工による削り代
が薄く設定されている鍛造品1にあっては、パレット3
内に落下させることにより生じる凹みが製品部分にまで
達し、不良品を発生させることとなってしまう。
【0004】そこで、搬送コンベア2の搬送方向前方の
端部がパレット3の底板3aの直上に位置するように配
置することにより、鍛造品が落下する高さを低くするこ
とが考えられるが、この方法においては、パレット3内
に鍛造品1を山積みにすることができず、パレット3内
に収納する鍛造品1の数が減少してしまう。
【0005】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、搬送コ
ンベア2により搬送される赤熱状態で表面の柔らかい鍛
造品1を、傷付けるつけることなく、搬送コンベア2か
らパレット3内に移載することができるとともに、鍛造
品1をパレット3内に満遍なく分散させて大量に山積み
することができる移載装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の、
物品を搬送するコンベアの搬送方向前方側の端部と前記
コンベアより下方に設けられた物品移載位置との間に配
設されるとともに、前記コンベアから受け取った物品を
移動させるシュート通路を有し、かつ前記コンベア側の
端部が回動自在に支持されて、前記コンベアと前記物品
移載位置との間で傾斜して延びる状態と、前記コンベア
の搬送方向前方側の端部と同じ高さに略水平に延びる状
態との間で回動可能なシュート手段と、このシュート手
段の自由端側を昇降させるシュート昇降手段と、前記シ
ュート手段のシュート通路を開閉して前記物品の移動を
制御するシュート通路開閉手段と、前記物品が前記コン
ベアから前記シュート手段に移載されたことを検出する
第1の検出手段と、前記シュート手段が回動してその自
由端が前記物品移載位置に達したことを検出する第2の
検出手段とを備えてなり、前記シュート昇降手段が、前
記第1の検出手段からの検出信号を得ると前記シュート
手段を水平に延びる状態から斜めに延びる状態に徐々に
回動させるとともに、前記第2の検出手段からの検出信
号を得ると前記シュート手段を斜めに延びる状態から略
水平に延びる状態に回動させるようにされ、かつ前記シ
ュート通路開閉手段が、前記第2の検出手段からの検出
信号を得ると前記シュート通路を開放して物品の移動を
可能にした後に前記シュート通路を遮断して物品の移動
を不能とする状態に復帰するようにされていることを特
徴とする搬送コンベア用物品移載装置によって達成する
ことができる。
【0007】
【作用】シュート手段は、物品を搬送するコンベアの搬
送方向前方側の端部と、コンベアより下方に位置する、
例えばパレットの底部あるいはパレット上に山積みされ
た物品の上部である物品移載位置との間で傾斜して延び
る。搬送コンベアからシュート手段に移載された物品
は、その自重によりシュート通路内を移動し、物品移載
位置に到達し移載される。物品が搬送コンベアがシュー
ト手段に移載される際には、シュート手段は昇降手段に
より略水平に延びるようにされているので、物品はシュ
ート手段に移載された途端にシュート通路内を急激に移
動してシュート通路開閉手段に当接することが無い。物
品が搬送コンベアからシュート手段に移載されたことを
第1の検知手段が検出すると、シュート昇降手段はシュ
ート手段を略水平に延びる状態から傾斜して延びる状態
に徐々に回動させる。シュート手段が回動させられて傾
斜するにつれ、シュート通路上の物品はシュート通路内
を徐々に移動してシュート通路開閉手段に当接し停止す
る。そして、シュート手段がさらに傾斜してその自由端
が物品移載位置に達したことを第2の検出手段が検出す
ると、シュート通路開閉手段はシュート通路を開放して
シュート通路上の物品を物品移載位置に移動可能とし、
物品を移載させた後にシュート通路を再び遮断する状態
に復帰するとともに、シュート昇降手段はシュート手段
を略水平に延びるように回動させる。
【0008】
【実施例】本発明に係る搬送コンベア用物品移載装置の
1実施例を、以下に図面に基づいて詳細に説明する。こ
こで、図1は本発明に係る搬送コンベア用物品移載装置
の1実施例の側面図、図2は図1に示す搬送コンベア用
物品移載装置のシュート手段の作動を説明する側面図、
図3はシュート通路開閉手段の作動を説明する側面図、
図4はシュート揺動手段の作動を説明する正面図であ
る。
【0009】本実施例における搬送コンベア用物品移載
装置は、鍛造成形機により鍛造成形されて赤熱状態にあ
る鍛造品をパレットに移載する装置であって、図1に示
すように、搬送コンベア2を支持するフレーム10と、
搬送コンベアから鍛造品1を受け取ってパレット3内に
移載するシュート手段20と、このシュート手段20の
自由端を昇降させてシュート手段20が傾斜して延びる
状態と水平に延びる状態との間で回動させるシュート昇
降手段30と、前記シュート手段20上の物品の移動を
制御するシュート通路開閉手段40と、前記シュート手
段をその搬送方向に延びる軸線の回りに揺動させるシュ
ート揺動手段50と、鍛造品1が搬送コンベア2から前
記シュート手段20に移載されたことを検知する第1の
検知手段60と、シュート手段20の自由端が物品移載
位置に達したことを検知する第2の検知手段70とを備
えている。
【0010】前記フレーム10は、H字型断面を有する
一対の型鋼を床面4上に垂設してなる支柱11・12
と、これらの支柱11・12の上端に掛け渡されるとと
もに、一方の端部が前記パレット3上に位置するように
延設された水平に延びる支持梁13とを備えている。そ
して、一対の支柱11・12は搬送コンベア2を支持し
ているとともに、図示左方側の支柱11にはシュート手
段20が、また前記支持梁13上にはシュート昇降手段
30が取り付けられている。
【0011】前記シュート手段20は、一方の端部が前
記コンベア2の搬送方向前方側の端部に臨むようにされ
るとともに、他方の端部が前記パレット3上に臨むよう
にされ、かつ上方に開口したコ字形断面を有する樋状の
シュート21と、このシュート21の前記搬送コンベア
2側の端部を揺動自在に支持する前記支柱11に取り付
けられた支持装置22とを備えている。そして、この支
持装置22は、床面4に対して水平にかつ搬送コンベア
2の搬送方向に対して垂直に延びる支軸23と、前記シ
ュート21が図2に示すように斜めに延びる状態とされ
た時のこのシュート21の物品搬送方向に対して略平行
に延びる支軸24とを備えている。これにより、前記シ
ュート21は前記支軸23の回りに、図1に示すように
略水平に延びる状態と図2に示すように斜めに傾斜して
延びる状態との間で回動することができるとともに、図
4に2点鎖線で示すように物品載置面21aが前記支軸
24の回りに、それぞれ左右に傾斜するように揺動する
ことができるようにされている。
【0012】前記シュート昇降手段30は、前記支持梁
13上に固定されたモータ31と、このモータ31によ
り正逆回転方向に回転駆動される巻取りドラム32と、
この巻取りドラム32に巻き付けられるとともに支持梁
13の先端に取り付けられた滑車33により案内されて
下方に向かって延び、かつその先端が前記シュート21
に係止されているワイヤーケーブル34とを備えてい
る。これにより、巻取りドラム32がモータ31により
回転駆動されてワイヤーケーブル34を巻き取ると、前
記シュート21は図1に示すように略水平方向に延びる
ように回動させられるとともに、巻取りドラム32がワ
イヤーケーブル34を繰り出すと、前記シュート21は
図2に示すように斜めに延びる状態に回動させられる。
【0013】前記シュート通路開閉手段40は、前記シ
ュート21の搬送方向前端部に設けられた搬送方向に対
して直交する方向に延びる支軸41により回動自在に軸
支され、かつシュート21のシュート通路21bを開閉
自在に遮断するシャッター42と、前記支軸41の一方
の端部に垂設された一対のアーム43a・43bと、こ
れらのアーム43a・43bの先端にそれぞれ係止され
る一対のワイヤーケーブル44a・44bと、前記シュ
ート21を支持する前記支軸23に取り付けられてワイ
ヤーケーブル44a・44bを案内する滑車45と、前
記ワイヤーケーブル44a・44bに張力を及ぼす一対
のエアシリンダ46a・46bとを備えている。これに
より、前記エアシリンダ46bがワイヤーケーブル44
bを引っ張ると、前記支軸41が反時計方向に回動させ
られて前記シャッター42がシュート通路21bを遮断
するので、鍛造品1はシュート通路21b内に停止した
ままとされる。これに対して、前記エアシリンダ46a
がワイヤーケーブル44aを引っ張ると、前記支軸41
が時計方向に回動させられてシャッター42が開き、鍛
造品1がシュート通路21b上を滑り落ちてパレット3
内に移載することができる。
【0014】前記シュート揺動手段50は、図1に示す
ように、前記シュート21と前記支柱11との間に介装
されたエアシリンダ51を備えている。そして、図4に
示すように、このエアシリンダ51が伸張するとシュー
ト21はその支軸24の回りに図示反時計方向に回動す
るとともに、エアシリンダ51が短縮するとシュート2
1はその支軸24の回りに図示時計方向に回動するよう
にされている。これにより、図4に2点鎖線で示すよう
に、シュート21がその支軸24の回りに回動させられ
ると、シュート21の物品載置面21aが傾斜して、シ
ュート21上の鍛造品1はシュート21の幅方向の一方
の側に片寄るように案内されてシュート通路21b上を
滑り落ちることとなるから、シュート21上を滑り落ち
る鍛造品1を、パレット3の幅方向に振り分けながら移
載することができる。
【0015】前記第1の検知手段60は、搬送コンベア
2の搬送方向前端部の上方に、水平に延びる支軸61に
より回動自在に吊り下げられて、搬送コンベア2からシ
ュート21に移載される鍛造品1に当接するようにされ
た検出板62と、この検出板62の回動を検出するリミ
ットスイッチ63とを備えている。これにより、図1に
示すように、鍛造品1が搬送コンベア2からシュート2
1に移載される際に、鍛造品1が前記検出板62に当接
すると、検出板62が支軸61の回りに回動しリミット
スイッチ63がONとなるので、鍛造品1が搬送コンベ
ア2からシュート21に移載されたことを検出すること
ができる。
【0016】前記第2の検知手段70は前記支持梁13
上に設けられ、水平に延びる支軸71により基端が軸支
された片持ち腕72と、この片持ち腕72の自由端側に
回転自在に取り付けられるとともに、前記ワイヤーケー
ブル34の上側に位置させられてその自重により常にワ
イヤーケーブル34に接するようにされた滑車73と、
前記片持ち腕72の回動を検出するリミットスイッチ7
4とを備えている。これにより、図1に示すように、ワ
イヤーケーブル34が前記シュート21を吊り下げてい
る状態においては、ワイヤーケーブル34に張力が作用
しているので、ワイヤーケーブル34は前記巻取りドラ
ム32と前記滑車33との間でピンと張られた状態とな
り、前記片持ち腕72の先端に設けられた滑車73は支
持梁13から高く離れた位置に位置させられる。これに
対して、図2に示すように、シュート21の先端がパレ
ット3に山積みされた鍛造品1に当接すると、ワイヤー
ケーブル34には張力が作用しなくなるので、ワイヤー
ケーブル34は前記回転ドラム32と前記滑車33との
間で弛んだ状態となり、前記片持ち腕72の先端に設け
られた滑車73は支持梁13に接するように位置させら
れる。したがって、前記片持ち腕72は、シュート21
がワイヤーケーブル34により吊り下げられている際に
は支持梁13の軸線に対して斜めに延びているが、シュ
ート21がパレット3の底面3a、あるいはパレット3
に山積みされた鍛造品1の上部に接すると支持梁13の
軸線に対して平行に延びるから、リミットスイッチ74
によりシュート21の先端が鍛造品1を移載する位置に
達したか否かを検出することができる。
【0017】次に、本実施例の物品移載装置100の作
動について説明する。図1に示すように、シュート21
は、搬送コンベア2により搬送された鍛造品1を受け取
る際には略水平に延びるように回動されており、もって
搬送コンベア2から移載された鍛造品1がシュート21
上を急激に滑り落ちて前記シャッター42に衝突するこ
とがないようにされている。そして、搬送コンベア2に
より搬送された鍛造品1が搬送コンベア2からシュート
21上に移載される際に、前記第1の検知手段60の検
出板62に当接してこれを回動させると、リミットスイ
ッチ63が作動して、鍛造品1が搬送コンベア2からシ
ュート21上に移載されたことが検知される。すると、
前記シュート昇降手段30のモータ31が回転して巻取
りドラム32を回転させ、ワイヤーケーブル34を繰り
出す。これによりシュート21の先端が降下させられて
シュート21が徐々に傾斜し、シュート21上の鍛造品
1はシュート21上を静かに滑り落ちてシャッター42
に当接し停止する。
【0018】ワイヤーケーブル34がさらに繰り出され
てシュート21が回動し、その先端がパレット3の底面
3aあるいはパレット3に山積みされた鍛造品1に当接
すると、ワイヤーケーブル34が弛むこととなって前記
第2の検知手段70のリミットスイッチが作動し、シュ
ート21の先端部が物品移載位置に達したことが検出さ
れる。これに伴い、前記シュート通路開閉手段40の一
方のエアシリンダ46aがワイヤーケーブル44aを引
張って支軸41を回動させると、シャッター42がシュ
ート通路21bを開放するので、シュート21上の鍛造
品1は、パレット3の底面3aあるいはパレット3上に
山積みされている鍛造品1の上に滑り落ち、鍛造品1の
移載が完了する。その後他方のエアシリンダ46bがワ
イヤーケーブル44aを引張って支軸41を回動させ、
シャッター42によりシュート21の物品搬送通路21
bを遮断するとともに、シュート昇降手段30のモータ
31が逆転して巻き取りドラム32を回転させてワイヤ
ーケーブル34を巻き取り、シュート21を水平に延び
る状態にまで回動させる。
【0019】一方、前記シュート揺動手段50のエアシ
リンダ51は、鍛造品1が搬送コンベア2からシュート
21上に移載されたことを前記第1の検知手段60が検
出する毎に、短縮状態から伸張状態にあるいは伸張状態
から短縮状態に切り換わり、もってシュート21をその
支軸24の回りに一方の側に傾斜した状態から他方の側
に傾斜した状態に回動させる。これにより、図4に2点
鎖線で示すように、シュート21がその支軸24の回り
に図示左側に傾斜させられている際には、シュート21
上を滑り落ちる鍛造品1はパレット3の幅方向の図示左
側に移載され、かつシュート21がその支軸24の回り
に図示右側に傾斜させられている際には、シュート21
上を滑り落ちる鍛造品1はパレット3の幅方向の図示右
側に移載される。したがって、シュート21上を滑り落
ちる鍛造品1は、パレット3の幅方向に振り分けながら
移載されるので、パレット3内に満遍なく山積みするこ
とができる。
【0020】すなわち、本実施例の搬送コンベア用物品
移載装置100においては、搬送コンベア2により搬送
された鍛造品1を受け取る際にはシュート21が水平に
延びるようにされているので、鍛造品1がシュート21
上に移載された途端にシュート21上を滑り落ちてシャ
ッター42に衝突し傷つくことが無い。また、シュート
21の先端がパレット3の底面3a、あるいはパレット
3上に山積みされた鍛造品1に当接した後にシャツター
42を回動させてシュート21上の鍛造品1を移載する
ので、鍛造品1は落下させられることなくパレット3に
移載させられて、傷付くことが無い。さらに、鍛造品1
をシュート21上に受け取る毎にシュート揺動手段50
によりシュート21を支軸24の回りに揺動させ、鍛造
品1をパレット3内に振り分けるので、パレット3内に
鍛造品1を満遍なく山積みすることができ、パレット3
への鍛造品1の積載量を増やすことができる。加えて、
シュート21を回動させるシュート昇降手段30のモー
タ31や、シュート通路開閉手段40のシャッター42
を開閉するエアシリンダ46a・46b等の機器が、赤
熱した鍛造品1から離れた位置に設けられているので、
鍛造品1が放射する熱により影響されることが無く、そ
の耐久性を向上させることができる。
【0021】なお、本実施例においては、搬送コンベア
2により搬送される熱間鍛造品1をパレット3に移載す
る例について説明したが、これにとらわれる必要はな
く、搬送コンベアからパレット内に落下させることによ
り傷つきやすい物品であればどのようなものにでも応用
することが可能である。また、本実施例においては、前
述のようにワイヤーケーブルを介してシュート21を昇
降させたり、シャツター42を開閉するようにしている
が、これにとらわれる必要はなく、例えばチェーンやス
プリング、ロッド等を用いることとしても良いのはもち
ろんである。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、搬
送コンベアにより搬送される物品を、パレット内に落下
させることなく、かつシュート上を勢い良く滑り落とす
こと無くパレット内に移載することができることとなっ
て、搬送コンベアからパレットに移載する物品を傷付け
ることが無い。これにより、物品を傷つけることにより
生じる不良品の発生率を低下させて、生産の効率が高め
まるばかりでなく、製造コストを低減することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送コンベア用物品移載装置の一
実施例の側面図である。
【図2】図1に示す搬送コンベア用物品移載装置の作動
を説明する側面図である。
【図3】シュート通路開閉手段の作動を説明する側面図
である。
【図4】シュート揺動手段の作動を説明する正面図であ
る。
【図5】従来における搬送コンベアからパレットへの物
品移載方法を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 鍛造品 2 搬送コンベア 3 パレット 4 床面 10 フレーム 11 支柱 12 支柱 13 支持梁 20 シュート手段 21 シュート 21a 物品載置面 21b シュート通路 22 支持装置 23 支軸 24 支軸 30 シュート昇降手段 31 モータ 32 巻取りドラム 33 滑車 34 ワイヤーケーブル 40 シュート通路開閉手段 41 支持軸 42 シャッター 43a アーム 43b アーム 44a ワイヤーケーブル 44b ワイヤーケーブル 45 滑車 46a エアシリンダ 46b エアシリンダ 50 シュート揺動手段 51 エアシリンダ 60 第1の検知手段 61 支軸 62 検出板 63 リミットスイッチ 70 第2の検知手段 71 支軸 72 片持ち腕 73 滑車 74 リミットスイッチ 100 本発明に係る1実施例の搬送コンベア用物品
移載装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を搬送するコンベアの搬送方向前方側
    の端部と前記コンベアより下方に設けられた物品移載位
    置との間に配設されるとともに、前記コンベアから受け
    取った物品を移動させる通路を有し、かつ前記コンベア
    側の端部が回動自在に支持されて、前記コンベアと前記
    物品移載位置との間で傾斜して延びる状態と、前記コン
    ベアの搬送方向前方側の端部と同じ高さに略水平に延び
    る状態との間で回動可能なシュート手段と、このシュー
    ト手段の自由端側を昇降させるシュート昇降手段と、前
    記シュート手段の通路を開閉して前記物品の移動を制御
    するシュート通路開閉手段と、前記物品が前記コンベア
    から前記シュート手段に移載されたことを検出する第1
    の検出手段と、前記シュート手段が回動してその自由端
    が前記物品移載位置に達したことを検出する第2の検出
    手段とを備えてなり、前記シュート昇降手段が、前記第
    1の検出手段からの検出信号を得ると前記シュート手段
    を水平に延びる状態から斜めに延びる状態に徐々に回動
    させるとともに、前記第2の検出手段からの検出信号を
    得ると前記シュート手段を斜めに延びる状態から略水平
    に延びる状態に回動させるようにされ、かつ前記シュー
    ト通路開閉手段が、前記第2の検出手段からの検出信号
    を得ると前記シュート通路を開放して物品の移動を可能
    にした後に前記シュート通路を遮断して物品の移動を不
    能とする状態に復帰するようにされていることを特徴と
    する搬送コンベア用物品移載装置。
  2. 【請求項2】前記シュート手段が、このシュート手段の
    搬送方向に延びる軸線の回りに揺動自在に支持され、か
    つ前記第1の検出手段からの検出信号を得る毎に前記シ
    ュート手段の前記軸線回りの揺動角度を変化させるシュ
    ート揺動手段を備えることを特徴とする請求項1に記載
    の搬送コンベア用物品移載装置。
JP3396094A 1994-03-03 1994-03-03 搬送コンベア用物品移載装置 Pending JPH07242324A (ja)

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JP3396094A JPH07242324A (ja) 1994-03-03 1994-03-03 搬送コンベア用物品移載装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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