JPH0724195U - タオルがコンパクトに掛られるタオルクリップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】タオルが片手で簡単に掛られ、しかもタオルが
ずり落ちもせず、場所をとらずコンパクトに吊るせ，安
価にて提供出来るのを目的にした「タオルがコンパクト
に掛られるタオルクリップ」。 【構成】本体上部にはフック〔２〕を設け、吸着盤
〔１〕やマグネットの補助具を装着し本体中央部には、
タオルが容易に押し込められる切り込み部〔３〕を設
け、本体裏面には、壁面と平行な空間がもてるよう台状
の突起部〔５〕と、本体下部にはキーやミトンが掛られ
るフック〔８〕を有した構造。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はタオルがタオルクリップにコンパクトに掛られ、しかもタオルの取付け 取り外しが、片手で簡単に行えるタオルクリップに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来タオルの掛具としては、プラスチックや金属製のものが用いられ、形状も丸 型、Ｌ字型、棒型、フック型と色々の形態があった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

従来のタオルハンガーには下記のような欠点があった。 〔イ〕タオルハンガーはそれ自体がかさばり、現在の住宅事情ではキッチン、バ スルーム、洗面所、洗濯機周りでは場所を取り過ぎ邪魔になるという問題点があ った。 〔ロ〕タオルをタオルハンガーに掛る場合、タオルを拡げて掛たり又二つ折り等 にしなくてはならず、タオルの取付け取り外しが大変不便であった。 〔ハ〕従来のタオルハンガーでは、タオルがずり落ちたりするのでなんらかのか たちで、タオルが落ちない様に滑り止めを付ける必要があった。特にハンドタオ ルの様な小さなタオルでは、落ちてしまうので掛ることができなかった。 〔ニ〕従来のタオルハンガーは、生産工程で色々と手間がかかりそれがコストア ップの原因にもなっていた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本体中央の舌状の切り込み部〔３〕に、タオル〔７〕が押し込み易いように裏面 に台となる突起部〔５〕を設け、本体〔４〕と壁面〔６〕に平行の空間を作る。 本体上部にはフック〔２〕を設け、本体〔４〕が落下しないよう吸着盤〔１〕や マグネットの補助具を装着し固定する。

【０００５】

【作用】

本体上部のフック〔２〕に吸着盤〔１〕や、マグネット等を装着し、平らな壁面 〔６〕に取付ける。中央部の切り込み部〔３〕に、タオル〔７〕の先端を押し込 む。押し込まれたタオル〔７〕はコンパクトに掛られ、タオル〔７〕は落下しな い。

【０００６】

【実施例】

以下実施例について説明する。 〔イ〕本体中央部にタオル〔７〕の先端が、押し込める舌状の切り込み部〔３〕 と裏面には台となる突起部〔５〕を設ける。 〔ロ〕本体の上部には吸着盤〔１〕や、マグットが装着出来るフック〔２〕を設 ける。 〔ハ〕本体下部にはキーやミトン等が、掛られるフック〔８〕を設けキーホルダ ーとしても利用出来る。本考案は以上のような構造でこれを使用する際には、本 体上部のフック〔２〕には補助具の吸着版盤〔１〕やマグネットを装着し、それ を平らな壁面〔６〕に取付け中央の切り込み部〔３〕にタオル〔７〕の先端を押 し込んで使用する。

【０００７】

【考案の効果】

吸着盤〔１〕と本体裏面の突起部〔５〕とで、壁面〔６〕に平行の空間が出来、 上下左右のバランスが取れ、本体上部が固定された形となるのでタオル〔７〕を 片手でワンタッチに掛ることが出来る。裏面の突起部〔５〕が付いていないと、 本体〔４〕が壁面〔６〕に密着し、片手でタオルを押し込むことは出来ない。本 考案はタオル〔７〕の先端を吊り下げて使用するので、タオルは従来のように場 所を取らず、本体〔４〕が平なため壁面〔６〕より突出せず邪魔にならない。舌 状の切り込み部〔３〕に挟まれたタオル〔７〕は、本体材質の反発力で絶対にず り落ちするようなことはない。舌状の先端は丸くカットされ面取りされているの で、タオルをいためたりしない。タオル〔７〕を取り外すには、切り込み部〔３ 〕を強く押しながら簡単に外せる。小さいサイズのハンドタオルが普及した今日 では、タオルハンガーはミニタオルでも使えるよりコンパクトなものが求められ ており、本体を図面のようにリンゴや小動物で成型すれば、それ自体がアクセサ リーとなり本体〔４〕に名入れすれば、ノベルテイ商品としても販売できる。従 来のタオルハンガーと違い、プラスチックの一体成型なのでコストダウンも計れ る。本体下部にはキーやミトンが掛られるフック〔８〕が、付いているのでホル ダーとしても利用出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】タオルを掛た状態の平面図

【図２】キーホルダーを吊り下げた状態の平面図

【図３】平面図

【図４】側面図

【符号の説明】

１吸着盤 ５台状の突起部 ２フック ６壁面 ３切り込み部 ７タオル ４本体 ８キーホルダーやミトン
等を掛るフック

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】弾力性ある板状の本体中央部に、舌状の切
   り込み部〔３〕を設け、裏面には台となる突起部〔５〕
   と、本体〔４〕上部には吸着盤〔１〕やマグネット等の
   補助具が装着出来るフック〔２〕を設けた、タオル
   〔７〕がコンパクトに掛られるタオルクリップ。