JPH07241853A - 誘電加熱成形型 - Google Patents
誘電加熱成形型Info
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- JPH07241853A JPH07241853A JP3664894A JP3664894A JPH07241853A JP H07241853 A JPH07241853 A JP H07241853A JP 3664894 A JP3664894 A JP 3664894A JP 3664894 A JP3664894 A JP 3664894A JP H07241853 A JPH07241853 A JP H07241853A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/02—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means
-
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 任意の誘電体損率に調整できる誘電成形型を
提供する。 【構成】 加圧装置を持つ誘電加熱成形装置の成形型
を、誘電正接値0.01以上の流動性熱硬化樹脂に圧電
材料を添加した流動性状の樹脂で熱硬化させて形成する
ことにより、被成型物(ゴム等)と同時に成形型も誘電
加熱可能とした。このため、成形物の表面も架橋が確実
に行われる。
提供する。 【構成】 加圧装置を持つ誘電加熱成形装置の成形型
を、誘電正接値0.01以上の流動性熱硬化樹脂に圧電
材料を添加した流動性状の樹脂で熱硬化させて形成する
ことにより、被成型物(ゴム等)と同時に成形型も誘電
加熱可能とした。このため、成形物の表面も架橋が確実
に行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴム等の架橋及び架
橋接着を、加圧機構を持つ誘電加熱装置を用いて行う誘
電加熱成形型に関する。
橋接着を、加圧機構を持つ誘電加熱装置を用いて行う誘
電加熱成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴム等の架橋及び架橋接着の成形
は、伝熱ヒータを備えた加圧プレスの金型で成形してい
た。しかし、金型は熱伝導の予熱時間が必要になると共
に、このような熱伝導のための長い架橋時間が必要とな
る。一方、誘導加熱装置は、高誘電物質である例えばP
VCなど熱可塑性樹脂を、室温から内部発熱によって発
熱させて融着している。この誘電加熱装置に使用する成
形型は、フッ素樹脂やシリコン樹脂の誘電体損率の小さ
い値の発熱しないものが使用されている。すなわち、誘
電正接値(tanδ)は、1×10-2以下のレベルのも
のが使用されている。
は、伝熱ヒータを備えた加圧プレスの金型で成形してい
た。しかし、金型は熱伝導の予熱時間が必要になると共
に、このような熱伝導のための長い架橋時間が必要とな
る。一方、誘導加熱装置は、高誘電物質である例えばP
VCなど熱可塑性樹脂を、室温から内部発熱によって発
熱させて融着している。この誘電加熱装置に使用する成
形型は、フッ素樹脂やシリコン樹脂の誘電体損率の小さ
い値の発熱しないものが使用されている。すなわち、誘
電正接値(tanδ)は、1×10-2以下のレベルのも
のが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フッ素樹脂やシリコン
樹脂成形型は、誘電体損率が小さい値のため誘電加熱で
は発熱しない。また、ゴム等架橋及び架橋接着をする
際、ゴム等の成形型の接触する部分は熱を奪われる結果
となる。このため、ゴム等と成形型の接触する部分、つ
まりゴム等の表面部は架橋が不足することになり、架橋
接着でも同様にゴム等と接着させる被接着材と完全に接
着ができない問題があった。
樹脂成形型は、誘電体損率が小さい値のため誘電加熱で
は発熱しない。また、ゴム等架橋及び架橋接着をする
際、ゴム等の成形型の接触する部分は熱を奪われる結果
となる。このため、ゴム等と成形型の接触する部分、つ
まりゴム等の表面部は架橋が不足することになり、架橋
接着でも同様にゴム等と接着させる被接着材と完全に接
着ができない問題があった。
【0004】このため成形型もゴム等と同様に架橋及び
架橋接着を阻害しない程度に発熱させる必要がある。ま
た、形状付与のためゴム等架橋及び架橋接着を成形する
成形型は加圧を必要とするが、フッ素樹脂は熱変形温度
が121℃と低く、シリコン樹脂は室温で変形する弾性
体のため枠組みなどをして補強する必要がある。
架橋接着を阻害しない程度に発熱させる必要がある。ま
た、形状付与のためゴム等架橋及び架橋接着を成形する
成形型は加圧を必要とするが、フッ素樹脂は熱変形温度
が121℃と低く、シリコン樹脂は室温で変形する弾性
体のため枠組みなどをして補強する必要がある。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、流動
性状の熱硬化性樹脂を使ってモデルに流し込む方法によ
り、発熱温度を任意に変えられる、つまり誘電体損率を
変えられる誘電加熱成形型を得るには、どのような手段
を講じればよいかという点にある。
性状の熱硬化性樹脂を使ってモデルに流し込む方法によ
り、発熱温度を任意に変えられる、つまり誘電体損率を
変えられる誘電加熱成形型を得るには、どのような手段
を講じればよいかという点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ゴム等架橋及び架橋接着させる材料は、誘電体損率
が0.2以上に調整された発熱性材料とする。この材料
はゴムなど硫黄加硫また過酸化物架橋及びウレタンなど
イソシアネート架橋させる熱架橋型のエラストマーであ
り、カーボンブラックや高周波増感剤などを添加した誘
電加熱で発熱し架橋可能にした発熱性材料である。ま
た、フッ素樹脂やシリコン樹脂の成形型は誘電体損率が
小さい値のため誘電加熱では発熱しない。さらに、ゴム
等の架橋及び架橋接着は形状付与のため加圧して架橋す
るので強度が必要になる熱硬化型の耐熱樹脂とした。通
常、期待する任意の誘電体損率値を持つ成形型を得るこ
とが出来ないため、流動性樹脂に圧電材料を混合して任
意の誘電体損率値を持つ成形型が出来るようにした。そ
して、この流動性熱硬化樹脂は、エポキシ樹脂,フェノ
ール樹脂,イミド樹脂,ポリエステル樹脂など誘電正接
値が1×10-2以上であり、ゴム等架橋及び架橋接着さ
せる発熱性材料の架橋温度以上の耐熱性を有する樹脂で
ある。
に、ゴム等架橋及び架橋接着させる材料は、誘電体損率
が0.2以上に調整された発熱性材料とする。この材料
はゴムなど硫黄加硫また過酸化物架橋及びウレタンなど
イソシアネート架橋させる熱架橋型のエラストマーであ
り、カーボンブラックや高周波増感剤などを添加した誘
電加熱で発熱し架橋可能にした発熱性材料である。ま
た、フッ素樹脂やシリコン樹脂の成形型は誘電体損率が
小さい値のため誘電加熱では発熱しない。さらに、ゴム
等の架橋及び架橋接着は形状付与のため加圧して架橋す
るので強度が必要になる熱硬化型の耐熱樹脂とした。通
常、期待する任意の誘電体損率値を持つ成形型を得るこ
とが出来ないため、流動性樹脂に圧電材料を混合して任
意の誘電体損率値を持つ成形型が出来るようにした。そ
して、この流動性熱硬化樹脂は、エポキシ樹脂,フェノ
ール樹脂,イミド樹脂,ポリエステル樹脂など誘電正接
値が1×10-2以上であり、ゴム等架橋及び架橋接着さ
せる発熱性材料の架橋温度以上の耐熱性を有する樹脂で
ある。
【0007】この樹脂にチタン酸の金属類として、リチ
ウム,マグネシウム,カルシウム,マンガン,コバル
ト,ストロンチウム,ジルコニウム,ネオジム,インジ
ウム,スズ,アンチモン,バリウム,ラタン,ニオブ,
タングステン,ビスマス,など又はニオブ酸の金属類と
してリチウム,マグネシウム,鉛,カリウム,などの1
成分以上の組み合わせによる圧電材料の粉末を1〜10
0%混合し、粘度が室温又は加温して1×106センチ
ポイズ以下である流動体をモデルに注入して、熱硬化し
た後成形方法により型割りして成形型にする。この結
果、チタン酸マグネシウム圧電材料を採用した成形型は
好結果が得られる。
ウム,マグネシウム,カルシウム,マンガン,コバル
ト,ストロンチウム,ジルコニウム,ネオジム,インジ
ウム,スズ,アンチモン,バリウム,ラタン,ニオブ,
タングステン,ビスマス,など又はニオブ酸の金属類と
してリチウム,マグネシウム,鉛,カリウム,などの1
成分以上の組み合わせによる圧電材料の粉末を1〜10
0%混合し、粘度が室温又は加温して1×106センチ
ポイズ以下である流動体をモデルに注入して、熱硬化し
た後成形方法により型割りして成形型にする。この結
果、チタン酸マグネシウム圧電材料を採用した成形型は
好結果が得られる。
【0008】
【作用】誘電体を発熱させるには、単位体積当たりの単
位時間に発生する熱量Pv式より
位時間に発生する熱量Pv式より
【0009】
【数1】Pv=5/9・f・ε′・tanδ・E2×1
0-12(W/cm3) となる。また、f=周波数とE=電磁強度とが一定であ
れば、発生熱量は、ε′=誘電率とtanδ=誘電正接
によって変わる。
0-12(W/cm3) となる。また、f=周波数とE=電磁強度とが一定であ
れば、発生熱量は、ε′=誘電率とtanδ=誘電正接
によって変わる。
【0010】つまり誘電体損率=ε′×tanδを大き
い値にする。
い値にする。
【0011】誘電率を大きくするだけでは発熱しないの
で、誘電正接も高い値にする必要がある。誘電加熱で発
熱させるには、成形型の誘電体損率つまり誘電正接値
(tanδ)を大きく1×10-2以上にする必要があ
る。また、誘電体損率を0.2以上に調整されたゴム等
の架橋及び架橋接着の成形は150℃以上の温度が必要
であり、ゴム等の架橋及び架橋接着の時間を短縮するた
め成形温度を高めることにより成形温度200℃で変形
しない耐熱性のある成形型が求められる。これにより、
ゴム等の架橋及び架橋接着の発熱性材料と同時に成形型
も発熱させることが出来る。
で、誘電正接も高い値にする必要がある。誘電加熱で発
熱させるには、成形型の誘電体損率つまり誘電正接値
(tanδ)を大きく1×10-2以上にする必要があ
る。また、誘電体損率を0.2以上に調整されたゴム等
の架橋及び架橋接着の成形は150℃以上の温度が必要
であり、ゴム等の架橋及び架橋接着の時間を短縮するた
め成形温度を高めることにより成形温度200℃で変形
しない耐熱性のある成形型が求められる。これにより、
ゴム等の架橋及び架橋接着の発熱性材料と同時に成形型
も発熱させることが出来る。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る誘電加熱成形方法の実
施例を図面に基づいて説明する。なお、実施例の説明に
先がけて、実施例に用いた誘電加熱成形型を図1を用い
て説明する。
施例を図面に基づいて説明する。なお、実施例の説明に
先がけて、実施例に用いた誘電加熱成形型を図1を用い
て説明する。
【0013】同図中1は、誘電加熱成形型であって、組
み合わせた状態でゴム注入空間を形成する。型部2A,
2Bと、両型部2A,2Bの外側部に配設された一対の
電極3A,3Bと、両電極3A,3Bに高周波を印加す
る誘電加熱電源とを備えている。そして、型部2A,2
B内の空間には、同図に示すように、ゴム材料4が注入
されるようになっており、また、型部2A,2Bの間か
ら温度センサ5を挿入して、注入されたゴム材料4の中
央の温度検出を可能にしている。なお、温度センサ5
は、誘電加熱の影響を受けない材料で構成されている。
み合わせた状態でゴム注入空間を形成する。型部2A,
2Bと、両型部2A,2Bの外側部に配設された一対の
電極3A,3Bと、両電極3A,3Bに高周波を印加す
る誘電加熱電源とを備えている。そして、型部2A,2
B内の空間には、同図に示すように、ゴム材料4が注入
されるようになっており、また、型部2A,2Bの間か
ら温度センサ5を挿入して、注入されたゴム材料4の中
央の温度検出を可能にしている。なお、温度センサ5
は、誘電加熱の影響を受けない材料で構成されている。
【0014】本実施例では、成型終了後に成形型の表面
温度を測定した。
温度を測定した。
【0015】次に、上記構造の誘電加熱成形型1で成形
する発熱性ゴム材料の配合例を下表1に示す。
する発熱性ゴム材料の配合例を下表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】そして、この発熱性ゴム材料の誘電特性
(1MHz,25℃にて測定)は、下表2に示す通りで
ある。
(1MHz,25℃にて測定)は、下表2に示す通りで
ある。
【0018】
【表2】
【0019】このような発熱性ゴム材料を用いて、各種
材料で成形した成形型で誘電加熱成形を行った。なお、
誘電加熱成形装置は、図2に示すように、加圧装置6を
備え、誘電加熱電源ボックス7上に載置された誘電加熱
成形型1を任意の圧力で押圧し得るようになっている。
ここで、型部を、エポキシ熱硬化性樹脂(実施例1)、
フェノール樹脂(実施例2)、ポリイミド樹脂(実施例
3)、及びエポキシ熱硬化性樹脂に圧電材料を添加した
(実施例4〜10)もので成形した例の、誘電率
(ε′)と誘電正接(tanδ)と誘電体損率(ε′×
tanδ)とを下表3,4,5に示す。なお、これらの
測定は、1MHz,25℃の条件で行った。
材料で成形した成形型で誘電加熱成形を行った。なお、
誘電加熱成形装置は、図2に示すように、加圧装置6を
備え、誘電加熱電源ボックス7上に載置された誘電加熱
成形型1を任意の圧力で押圧し得るようになっている。
ここで、型部を、エポキシ熱硬化性樹脂(実施例1)、
フェノール樹脂(実施例2)、ポリイミド樹脂(実施例
3)、及びエポキシ熱硬化性樹脂に圧電材料を添加した
(実施例4〜10)もので成形した例の、誘電率
(ε′)と誘電正接(tanδ)と誘電体損率(ε′×
tanδ)とを下表3,4,5に示す。なお、これらの
測定は、1MHz,25℃の条件で行った。
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】
【表5】
【0023】次に、エポキシ熱硬化性樹脂に、圧電材料
としてチタン酸マグネシウム,チタン酸ジルコニウム,
ニオブ酸マグネシウムをそれぞれ10部ずつ添加した材
料を1×106センチポイズ以下の流動状となし、これ
らで成形型を熱硬化させて形成したものの特性を下表6
に示す。
としてチタン酸マグネシウム,チタン酸ジルコニウム,
ニオブ酸マグネシウムをそれぞれ10部ずつ添加した材
料を1×106センチポイズ以下の流動状となし、これ
らで成形型を熱硬化させて形成したものの特性を下表6
に示す。
【0024】
【表6】
【0025】以上の測定結果より、誘電正接値が0.0
1以上の流動性熱硬化樹脂に、圧電材料の粉末体を添加
した材料で成形型を形成すれば、成形型の誘電体損率を
任意に変えることが可能となり、この成形型の誘電体損
率を適宜決定することで被成形物としてのゴム等の表面
温度を、成形時に中央部の温度と同等に設定することが
可能となる。
1以上の流動性熱硬化樹脂に、圧電材料の粉末体を添加
した材料で成形型を形成すれば、成形型の誘電体損率を
任意に変えることが可能となり、この成形型の誘電体損
率を適宜決定することで被成形物としてのゴム等の表面
温度を、成形時に中央部の温度と同等に設定することが
可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、被成型物と同時に成形型も発熱させること
ができるため、成形された製品の表面の架橋を確実にす
ることが可能となり、良質な製品を成形できる効果があ
る。
明によれば、被成型物と同時に成形型も発熱させること
ができるため、成形された製品の表面の架橋を確実にす
ることが可能となり、良質な製品を成形できる効果があ
る。
【0027】また、流動性状を持つ熱硬化樹脂によって
注入成形型を、任意の誘電体損率に調整できる効果があ
る。
注入成形型を、任意の誘電体損率に調整できる効果があ
る。
【図1】成形型の概略を示す断面図。
【図2】誘電加熱成形装置の概略説明図。
1…誘電加熱成形型 2A,2B…型部 3A,3B…電極 4…ゴム材料 5…温度センサ 6…加圧装置
Claims (1)
- 【請求項1】 100MHz以下の周波数で加圧機構を
持つ誘電加熱装置を用いて、ゴム系材料を架橋及び架橋
接着する誘電加熱成形型において、 誘電正接値(tanδ)が1×10-2以上である流動性
熱硬化樹脂に、圧電材料の粉末体を混合し、その混合物
の粘度が1×106センチポイズ以下の流動状となし、
これを熱硬化させて型形状に成形したことを特徴とする
誘電加熱成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3664894A JPH07241853A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 誘電加熱成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3664894A JPH07241853A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 誘電加熱成形型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07241853A true JPH07241853A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12475680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3664894A Pending JPH07241853A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 誘電加熱成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07241853A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998026914A1 (fr) * | 1996-12-16 | 1998-06-25 | Nissei Kabushiki Kaisha | Procede et appareil destines a la production d'un article moule biodegradable |
JP2021079682A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 株式会社micro−AMS | 誘電加熱成形装置及び誘電加熱成形方法 |
JPWO2022202804A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP3664894A patent/JPH07241853A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998026914A1 (fr) * | 1996-12-16 | 1998-06-25 | Nissei Kabushiki Kaisha | Procede et appareil destines a la production d'un article moule biodegradable |
AU700556B2 (en) * | 1996-12-16 | 1999-01-07 | Nissei Kabushiki Kaisha | Method and device for manufacturing biodegradable molded objects |
US6136255A (en) * | 1996-12-16 | 2000-10-24 | Nissei Kabushiki Kaisha | Method and device for manufacturing biodegradable molded objects |
JP2021079682A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 株式会社micro−AMS | 誘電加熱成形装置及び誘電加熱成形方法 |
JPWO2022202804A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | ||
WO2022202804A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 住友ベークライト株式会社 | 熱硬化性樹脂組成物、誘電体基板、およびマイクロストリップアンテナ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040406 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040727 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |