JPH0724138U - 視距離を均一化する読書台 - Google Patents

視距離を均一化する読書台

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JPH0724138U
JPH0724138U JP6173393U JP6173393U JPH0724138U JP H0724138 U JPH0724138 U JP H0724138U JP 6173393 U JP6173393 U JP 6173393U JP 6173393 U JP6173393 U JP 6173393U JP H0724138 U JPH0724138 U JP H0724138U
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JP
Japan
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book
plate
page
plates
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Pending
Application number
JP6173393U
Other languages
English (en)
Inventor
俊治 花田
Original Assignee
俊治 花田
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Publication date
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Publication of JPH0724138U publication Critical patent/JPH0724138U/ja
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 紙面全体の各文字と視点との視距離を均一化
して紙面の捲れ現象による文字歪をなくし、左右頁面の
嵩に応じた頁押え機能を備え、折畳みが出来る読書台。 【構成】 4枚の綴った板で底板7、書架板1、支え板
5,6として三角台を構成する。支え板は2枚の板でな
り、2枚の板が内折れする事で、書架板1の上掲角度を
変え、又、三角台を折畳むことが出来るようにする。書
架板の中央部に本の綴り部が嵌まるための溝を設け書架
板の両側端部に本の開度を制限するために支持台3,4
を設けて、上架した本の紙面の各文字が歪なく、視距離
を均一化するようにし、頁に左右一対の頁押え9,10
によって紙面の平面性を確保するものである。溝には嵌
まり量を調整するための受け金があり、三角台の側端部
には書架板の上掲角度を支持、固定するためのスライド
板12による固定装置を設けている読書台。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は読書の介助器具である読書用書見台に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、机上に据える読書台では書架板が平板であり、書架板の裏面に支え脚を 装着して任意の位置で支持するようにし、本の左右頁を一個の固定具で拘束する 構成のものがある。また、ベッドにおける読書台では、平板の書架台に自在に動 かすことの出来るアームを装着し、ベッドにアーム基部を固定する読書台がある 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、机上に据える読書台では、書架板が一枚の平板状で形成されているため に定位置にある読書者の眼からは側端部にある文字ほど視距離が長く、中央部ほ ど短くなり、焦点調整機能が衰えた老眼者にとっては眼疲労の一因となっていた 。因みに標準的B6版300頁程度の単行本で例示すれば、使用文字数は15万 〜20万個も有り、これを延長すれば800米〜1000米に達するが、従来の 読書台では、各行毎に視距離が変化していた。(図2)
【0004】 また、本の構造上どうしても綴じ部が書架板に当たり、本の片側、又は両側の 紙面を上方に湾曲させ、左右両端の文字ほど斜視することになり文字が細く歪む ことになり読み辛さの一因となっていた。
【0005】 更に、書架板が平面なため本の背面との密着が悪く、不安定であった。したが って、紙面の端部を固定具で強く押さえる必要があった。しかし頁をめくる度に この固定具の解除を必要とするので煩わしかった。又解除時の力の余力で読書台 が動く事があった。
【0006】 また、従来品では書架板の背面に設けた支え脚の先端が固定されていないため 、書架板の背後からの僅な力で読書台が転倒するので、雑多なものを置いたり取 ったりする机上においては不具合であった。
【0007】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点にたいしてなされたものであ り、その目的とするところは眼球機能の衰えた老眼者に対して、読みやすく且つ 眼疲労の少ない条件としての視距離の均一化と、文字歪のない状態を提供し、ま た、頁のめくり作業を容易にし、安定性の高い構造によって、軽便で実用性に富 む読書台を提供しようするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案における読書台は4枚の板を綴り、ほぼ 中空三角状に形成し、各面を底板、書架板、支え板とし機能させる。支え板は2 枚の板で構成され、三角台の内側に折れ込むことによって書架板の上掲角度を変 えることが出来、また、折りたたむことが出来る。上掲角度は、支え板の片側に 連接するスライド板と、底板の片側に連接する止めねじによって固定できる。書 架板の上面には左右両端に一対の支持台を設け、本の開度を制限して視距離を均 一化する。また、中央部に本の綴じ部を嵌める溝を設け、溝には本の綴じ部の嵌 まり量を制限する受板を設ける。また、書架板の手前端部に一対の頁押さえを設 ける。頁押さえは、2個の関節を持ち屈伸自在で、読書時の左右紙面の高さに対 応できる構成である。
【0009】 さて、本考案における支持台と溝の機能は、視距離を均一化する為の本の開度 制限と、本の安定保持にあるので、書架板、支持台、溝を伸線材で構成しても良 い。
【0010】 また、書架板に設ける溝は、書架板を切り抜かずに折り曲げによる溝であって も良い。
【0011】 また、底板や支え板が無く、支持台と溝を設けた書架板を可とう自在なアーム によって支持するものであっても良い。
【0012】 また、支持台と溝を設けた書架板と底板で構成し、書架板の側端部と底板の側 端部を、関節のあるアームで連接下ものであっても良い。(図4)
【0013】 また、底板と支え板がなく、書架板の背部又は側端部に設けた支え脚に依って 支持するものであっても良い。 (図5)
【0014】
【作用】
折り畳んだ書架板の溝に沿って本を開いて乗せ、止めねじを緩めて支え板を指 先で押し立て上掲角度を設定して止めねじで固定する。頁押さえで、紙面の平面 度を確保する。本の綴じ部を嵌め込む溝は本を安定的に拘束し、支持台は視距離 を均一化する。(図3)
【0015】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1において底板、書架板、支え板は密度の大きい発泡スチロールなどの肉厚が 5mm程度の板材を用い、その両面に接着剤の付いた布又は、合成樹脂系の皮膜 で折曲げ可能な状態で張り合わせる。或いは、厚み2mm程度の厚紙をプレス成 形したものを用いても良く、又、合板や、プラスチックの押出成形材であっても 良い。支持台は成形した固体を書架板に接着する。スライド板及び上下の支点軸 受などは鋼板のプレス成形品又はプラスチックの成形材であり、ビス又はアルミ 鋲などで支え板や底板に固定される。受け板はプレス加工の成形品で、平鋲など で固定される。頁押さえは真鍮板又は、プラスチックの形成品である。
【0016】 本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を持つ。
【0017】 請求項1の書架板に溝を設けたことによって本の綴じ部が溝に嵌まり込むので 、開いた本が持っている復元応力を吸収できるので、本を無理なく書架板の上に 安定支持出来る。
【0018】 請求項1の書架板に本の開度を制限する支持台を設けたので定位置にある視点 と紙面全体の文字に対して視距離が均一化でき、甚だ読みやすくなった。
【0019】 請求項1の溝、支持台と書架板下部に装着する頁押さえの全体効果によって容 易に紙面の平面性が保たれる事になり、紙面の湾曲による文字の歪が無くなり読 み易くなった。
【0020】 請求項1の溝と支持台の効果によって、頁押さえに要する力が極めて少なくな る。詳述すれば、頁押さえによって本を拘束する機能を省略でき、単に紙面の平 面を確保すれば良いことになるので、加力が少なくてすみ、その事が頁をめくる 時に煩わしさを感じさせない程度の軽い指先の操作でできるようになった。
【0021】 請求項2の三角台の構造となった事によって読書台の全体強度が大きくなった 。即ち、構造材を発泡材や、紙や、薄板で構成出来るようになった。
【0022】 請求項2の三角台の構造となった事で読書台の安定が甚だ良くなり、あらゆる 方向の力に対して転倒することが無くなった。
【0023】 請求項2で支え板を2枚で構成し内側に折れ込むことで折畳むようにしたため 、読書中途においても本を乗せたまま折畳み、邪魔にならない保全が出来、かつ 、簡単に上掲操作が出来るようになった。
【0024】 請求項1及び2に依って構成した読書台は、美観も良くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】読書台全体の斜視図である。
【図2】机上に本を広げて読むときの視距離の不均一を
表す状態図である。
【図3】本の両側端を上掲して視距離を均一化した状態
図である。
【図4】請求項1の書架板を応用した実施例の1であ
る。
【図5】請求項1の書架板を応用した実施例の2であ
る。
【符号の説明】
1 書架板 2 溝 3、4 支持台 5、6 支え板 7 底板 8 受板 9、10 頁押さえ 11 上部支点軸受 12 スライド板 13 止めねじ 14 下部支点軸受 15 屈伸可能なアーム 16 支え脚 17 傾斜制限板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書架板(1)の中央部に本の綴部を嵌め
    るための溝(2)を設け、書架板(1)の上面両側部に
    本の開度を制限するための一対の支持台(3)及び
    (4)を設けている読書台。
  2. 【請求項2】 書架板(1)と、支え板(5)及び
    (6)と、底板(7)とが繋がり、底板(7)の端部
    は、書架板(1)の端部と繋がりを持つ三角台であり、
    支え板(5)及び(6)の繋がり面が三角台の内側方向
    に折れ込むことで、書架板(1)の前掲角度を変えるこ
    とが出来、また三角台を折りたたむことが出来るように
    構成した読書台。
JP6173393U 1993-10-12 1993-10-12 視距離を均一化する読書台 Pending JPH0724138U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6173393U JPH0724138U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 視距離を均一化する読書台

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JP6173393U JPH0724138U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 視距離を均一化する読書台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0724138U true JPH0724138U (ja) 1995-05-09

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ID=13179704

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JP6173393U Pending JPH0724138U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 視距離を均一化する読書台

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874328A (ja) * 1971-12-29 1973-10-06
JPS55137368A (en) * 1979-04-13 1980-10-27 Hitachi Ltd Hydraulic machine
JPS561131A (en) * 1979-06-20 1981-01-08 Tokyo Electric Co Ltd Suction port body for carpet
JPS5921378A (ja) * 1982-07-27 1984-02-03 Shirako:Kk 海苔の保存方法
JPS6020217A (ja) * 1983-07-15 1985-02-01 Fujitsu Ltd 電源回路の制御および監視方法

Patent Citations (5)

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