JPH07241228A - 装身具の陳列用展示具 - Google Patents

装身具の陳列用展示具

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JPH07241228A
JPH07241228A JP5989894A JP5989894A JPH07241228A JP H07241228 A JPH07241228 A JP H07241228A JP 5989894 A JP5989894 A JP 5989894A JP 5989894 A JP5989894 A JP 5989894A JP H07241228 A JPH07241228 A JP H07241228A
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JP
Japan
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fitting
mounting base
display
fitting receiving
base body
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JP5989894A
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English (en)
Inventor
Takao Haraguchi
隆夫 原口
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HARAGUCHI KEESU KK
Original Assignee
HARAGUCHI KEESU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、取付け取外しが簡便で使
用がってが良く、陳列空間に合わせた自由なレイアウト
配列が可能な装身具の陳列用展示具を提供する。 【構成】 裏面が陳列ボードAに固定される平板部11
の前面に突軸部12を突設すると共に、突軸部12の先
端に嵌合受け部13を設け、嵌合受け部13の開口下端
部13aから一体に下方傾斜する傾斜舌片14を突設し
た取付けベース体1と、この取付けベース体1の嵌合受
け部13に対し嵌脱可能に嵌着する円柱状嵌合部23を
裏面に突設し、適所に装身具保持部22を備えた商品展
示板2とから成ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、指輪、ピアス等の装
身具を展示する際に使用する装身具の陳列用展示具に関
する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来の装身具の陳列用展示具
を示す正面図である。この展示具は、陳列ボード(陳列
用枠体)Aと、この陳列ボードAの表面に取付けられ、
面内に貫通孔61を縦横方向へ一定間隔を開いて多数開
口し、この各貫通孔61に対し嵌着する上面開口のボッ
クス62を備えた装飾板63と、この装飾板63に取付
けられる商品保持板64とからなる。図15に示すよう
に、ボックス62は両側壁の開口側にL字状の切り溝6
2aを設け、開口周面には鍔板状フランジ62bを突設
している。また、商品保持板64には適所に装身具取付
け部64aを備え、両側辺には前記切り溝62aに嵌合
する突軸64bが突設してある。使用に際しては、商品
保持板64の装身具取付け部(小径貫通孔)64aに、
例えばピアスの針部を挿し込んで取付ける。この商品保
持板64を水平状態に保持して、両突軸64bを切り溝
62aに嵌合しボックス62内に挿入する。水平状態の
商品保持板64は、突軸64bが切り溝62aの溝垂直
部62cで垂直状に立つ。これにより、商品保持板64
はボックス62の開口面より僅か奥側に位置し、ボック
ス開口面を閉成する感じで陳列される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の装身具の
陳列用展示具では、陳列ボード(陳列用枠体)と、陳列
ボードに取付ける装飾板と、装飾板の貫通孔に嵌着する
ボックスと、ボックスに嵌合させる商品保持板とを必要
とし、部品点数が多く高価となる許かりでなく、ボック
スの切り溝に対し商品保持板の突軸を嵌合取付けする作
業が手間であり、作業中、誤って突軸を欠損させる虞れ
がある。また、装飾板は規格品であり多数の種類はな
い。一定規格寸法の装飾板は、面内に例えば縦列8×横
列8の64個の貫通孔(ボックス配置)を有する等の規
格品である。従って、装飾板の大きさ及び面内の貫通孔
の数、更に貫通孔の配列は一定規格であるため、店舗の
空間に対し合致せず使用し得ない場合がある。更に、商
品保持板の展示レイアウトが装飾板の貫通孔配列に限定
される結果、商品保持板は縦・横の直線状の配列のみで
あり、展示配列の自由度がなく展示効果が低い。また、
装飾板に取付けられるボックスの周面フランジによっ
て、隣り合う貫通孔間には充分なスペースが必要なた
め、商品保持板を密接配置し得ず、その分、配置スペー
スに無駄が生じる等の不利があった。
【0004】この発明では、以上のような課題を解消さ
せ、部品点数が少なく、取付け取外しが簡便で使用がっ
てが良く、陳列空間に合わせた自由なレイアウト配列が
可能な装身具の陳列用展示具を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
させるために、この発明の特許請求の範囲の請求項1記
載の装身具の陳列用展示具では、次のような構成として
いる。装身具の陳列用展示具は、裏面が陳列ボードに固
定される平板部の前面に突軸部を突設すると共に、突軸
部の先端に断面U字状の嵌合受け部を設け、この嵌合受
け部の開口下端部から一体に下方傾斜する傾斜舌片を突
設した取付けベース体と、この取付けベース体の嵌合受
け部に対し嵌脱可能に嵌着する円柱状嵌合部を裏面に突
設し、適所に装身具保持部を備えた商品展示板とから成
ることを特徴としている。
【0006】このような構成を有する装身具の陳列用展
示具では、取付けベース体は直接、例えば店舗の陳列用
ボード(例えば店舗の壁面空間)に取付けられる。従っ
て、商品展示板は壁面空間に対応して数を選択でき、且
つ取付け配列も自由に選択し得る。また、取付けベース
体の嵌合受け部に対し、商品展示板の嵌合部を嵌着する
際は、円柱状嵌合部で嵌合受け部の傾斜舌片を斜め上方
から押圧することで、嵌合受け部の開口下端部側が拡開
し、容易に嵌合部を嵌合受け部に嵌着させ得る。従っ
て、商品展示板の取付け取外し作業が簡便である。更
に、商品展示板の嵌着作業が商品展示板の上下辺を摘ん
だ状態で実行し得るから、取付けに際して商品展示板の
上下、左右両側が全く邪魔になることがない。従って、
多数の取付けベース体の隣合う辺を接触状態で配置し得
る。
【0007】また、特許請求の範囲の請求項2記載の装
身具の陳列用展示具では、次のような構成としている。
装身具の陳列用展示具は、裏面が陳列ボードに固定され
る平板部の前面に突軸部を突設すると共に、突軸部の先
端に断面U字状の嵌合受け部を設け、この嵌合受け部の
開口下端部から一体に下方傾斜する傾斜舌片を突設した
取付けベース体と、この取付けベース体の嵌合受け部に
対し嵌脱可能に嵌着する円柱状嵌合部を平板の裏面に突
設し、平板の上部及び下部に係止部を備えた台紙取付け
板と、この台紙取付け板の係止部に対し係止する切り欠
き部を設け、適所に装身具保持部を備える商品展示台紙
とから成ることを特徴としている。
【0008】このような構成を有する装身具の陳列用展
示具では、店舗の壁面に直接、取付けられる取付けベー
ス体に対し、商品展示台紙を取付けた台紙取付け板を嵌
着する。商品展示台紙は、台紙取付け板に対し取外し可
能に設定してある。従って、装身具の販売において、商
品展示台紙ごと装身具を客に手渡すことが出来、従来の
ように商品展示台紙から装身具を取り外す不便を解消し
得る。
【0009】また、特許請求の範囲の請求項3記載の装
身具の陳列用展示具では、次のような構成としている。
装身具の陳列用展示具は、裏面が陳列ボードに固定され
る平板部の前面に突軸部を突設し、この突軸部の先端に
断面U字状の嵌合受け部を設け、この嵌合受け部の開口
上端部から一体に上方傾斜する折り曲げ部を設けると共
に、開口下端の裏面に押圧拡開用補強リブ片を設けた取
付けベース体と、この取付けベース体の嵌合受け部に対
し嵌脱可能に嵌着する円柱状嵌合部を平板の裏面に突設
し、平板の下部に上記嵌合受け部の開口下端の先端が臨
出する貫通孔を開口し、適所に装身具保持部を備える商
品展示板とから成ることを特徴としている。
【0010】このような構成を有する装身具の陳列用展
示具では、店舗の壁面に直接、取付けられる取付けベー
ス体に対し、商品展示板を嵌着する。取付けベース体の
嵌合受け部に対し、商品展示板の嵌合部を嵌着する際
は、断面U字状嵌合受け部に対し、単に嵌合部を押し込
むだけで簡単に嵌着し得る。また、取外しに際しては、
商品展示板の窓孔から臨出する嵌合受け部の開口下端部
の先端を僅かに下方向ヘ押し下げぎみに押圧する(押し
込む)ことで、押圧拡開用補給リブ片(嵌合受け部の開
口下端部)が降下、且つ後方へ後退し、嵌合受け部の開
口面が拡開して、極めて簡便に嵌合を外すことができ
る。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の特許請求の範囲の請求項
1記載に係る装身具の陳列用展示具の具体的な一実施例
を示す斜視図である。
【0012】装身具の陳列用展示具は、陳列ボードAに
固定される取付けベース体1と、この取付けベース体1
に対し脱着可能に取付けられる商品展示板2とから成
る。取付けベース体1は、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネイト等の合成樹脂材で厚みの薄い矩形或いは方形の平
板に形成される。この平板部11の前面中央には、前方
方向へ突出する突軸部12の先端に、前方が開口する断
面U字状の嵌合受け部13を一体に突設している。この
嵌合受け部13の開口下端部13aの先端には、前方下
方向へ突出する(下方向へ斜め傾斜する)傾斜舌片14
を一体に突設している。また、この平板部11の面内の
上部と下部には、取付け用釘孔15が貫通形成してあ
る。
【0013】前記商品展示板2は、ABS樹脂、アクリ
ル、ポリプロピレン等の合成樹脂材で、厚みの薄い矩形
或いは方形の平板に形成される。取付けベース体1とほ
ぼ同様の大きさを有する平板部21の面内には、上部に
装身具取付け部22を設けている。装身具取付け部22
は、実施例では単なる小径の貫通孔22、22であり、
装身具としてピアスの針部を取付けるようにしている。
また、平板部21の裏面中央部には、上記嵌合受け部1
3に対し嵌脱可能に嵌着する円柱状嵌合部23を突設し
ている。この円柱状嵌合部23は、実施例では平板部2
1から一体に突出する両側板23b、23bと、対向す
る両側板23bを連続させる丸棒軸23aとからなり、
断面「コ」字状に形成してある。この丸棒軸23aの径
は、嵌合受け部13の先端開口面径より僅かに大きく設
定されている。更に、この平板部21の下端部には、折
り曲げ部21aを設けて溝部24を形成し、この溝部2
4に価格・商品内容等を記述した説明カード24aを挿
し込むようにしてある。
【0014】このような構成を有する装身具の陳列用展
示具では、取付けベース体1は直接、陳列用ボードAに
対し釘打ち、或いは接着剤にて接着する等して取付けら
れる。陳列用ボードAは、例えば店舗が容易したベニヤ
板、プラスチック板、スターウッド板でも良く、或いは
店舗の壁面であっても良い。従って、商品展示板(取付
けベース体1)2は壁面空間Aに対応して数を選択で
き、且つ取付け配列も自由に選択し得る。例えば、図5
で示すように「市松文様」状に配列し得る許かりでな
く、図6に示すように縦横方向へ直線状に隙間なく配列
し得る。また、例えば取付けベース体1及び商品展示板
2を、それぞれ平面形状を6角形に設定した場合には、
商品展示板(取付けベース体1)2を、縦横方向へ隙間
なく配列することで、「きっこう文様」に配列し得る
等、自由なレイアウトで展示効果を向上させ得る。ま
た、図5の実施例では、商品展示板2の装身具取り付け
部22が、単なる小径貫通孔ではなく、指輪を取付ける
円柱軸部である例を示している。
【0015】取付けベース体1の嵌合受け部13に対
し、商品展示板2の嵌合部23を嵌着する際は、図2で
示すように、商品展示板2の上下辺を手指で撮み、円柱
状嵌合部(丸棒軸部23a)23で嵌合受け部13の傾
斜舌片14を斜め上方から押圧することで、嵌合受け部
13の開口下端部13a側が拡開し、容易に嵌合部23
を嵌合受け部13に嵌着させ得る(図3参照)。また、
取外しに際しては、図4に示すように、商品展示板2の
下方を取付けベース体1側に傾けることで、商品展示板
2の裏面が傾斜舌片14を下方へ押圧する。これによ
り、傾斜舌片(嵌合受け部の開口下端部)14が下方へ
降下し、嵌合受け部13の開口面が拡開して容易に商品
展示板2を取り外せる。従って、商品展示板2の取付け
取外し作業が簡便である。更に、商品展示板2の嵌着作
業が商品展示板2の上下辺を摘んだ状態で実行し得るか
ら、取付けに際して商品展示板2の上下、左右両側が全
く邪魔になることがない。従って、多数の取付けベース
体1の隣合う辺を接触状態で配置し得る。
【0016】図7は、特許請求の範囲の請求項2記載に
係る装身具の陳列用展示具の具体的な一実施例を示す分
解斜視図である。この装身具の陳列用展示具は、陳列ボ
ードAに固定される取付けベース体1と、この取付けベ
ース体1に対し脱着可能に取付けられる台紙取付け板3
と、この台紙取付け板3に対し脱着可能に取付けられる
商品展示台紙4とから成る。取付けベース体1は、裏面
が陳列ボードAに固定される平板部11の前面に突軸部
12を突設すると共に、突軸部12の先端に断面U字状
の嵌合受け部13を設け、この嵌合受け部13の開口下
端部13aから一体に下方傾斜する傾斜舌片14を突設
している。この取付けベース体1は、上記請求項1記載
の実施例(図1)で示したものと同じ構造であり、詳細
な説明は省略する。
【0017】前記台紙取付け板3は、ABS樹脂、ポリ
カーボネイト等の合成樹脂材により、細幅の矩形状平板
に形成され、細幅平板31の上部及び下部を折り曲げて
溝状係止部33、33を設けている。また、平板31の
裏面中央には、嵌合受け部13に対し嵌脱可能に嵌着す
る円柱状嵌合部32を突設している。この円柱状嵌合部
32は、実施例では平板31から一体に突出する両側板
32b、32bと、対向する両側板32bを連続させる
丸棒軸32aとからなり、断面「コ」字状に形成してあ
る。この丸棒軸32aの径は、嵌合受け部13の先端開
口面径より僅かに大きく設定されている。
【0018】上記商品展示台紙4は、ポリプロピレン等
の合成樹脂材、或いは柔軟性紙シート材、厚板紙等で、
上記取付けベース体1とほぼ同様の大きさの矩形或いは
方形に形成される。また、台紙4の上部及び下部には、
上記細幅平板(台紙取付け板3)31の幅に対応した切
り欠き部41、41をそれぞれ形成し、この切り欠き部
41に台紙取付け板3の溝状係止部33、33が係合す
るように設定している。つまり、切り欠き部41に溝状
係止部(溝部34)33が嵌着した状態において、溝状
係止部33の上端(下端)と台紙4の上端(下端)とが
面一となるように設定してある。更に、台紙4の面内上
部には装身具保持部(小径貫通孔)42が設けられてい
る。
【0019】このような構成を有する装身具の陳列用展
示具では、店舗の壁面Aに直接、釘打ち等により取付け
られる取付けベース体1に対し、商品展示台紙4を取付
けた台紙取付け板3を嵌着する。図9で示すように、溝
状係止部33の溝部34に切り欠き部41が嵌合係止
し、緊密嵌着して台紙4が台紙取付け板3に取付けられ
る。また、台紙4を備えた台紙取付け板3を取付けベー
ス体1に取付けるには、図8で示すように、円柱状嵌合
部(丸棒軸32a)32で嵌合受け部13の傾斜舌片1
4を斜め上方から押圧することで、嵌合受け部13の開
口下端部13a側が拡開し、容易に嵌合部32を嵌合受
け部13に嵌着させ得る。また、取外しに際しては、図
10で示すように、商品展示台紙(台紙取付け板3)4
の下方を取付けベース体1側に傾けることで、台紙取付
け板3の裏面が傾斜舌片14を下方へ押圧する。これに
より、傾斜舌片(嵌合受け部の開口下端部)14が下方
へ降下し、嵌合受け部13の開口面が拡開して容易に台
紙取付け板3を取り外せる。従って、取付け取外し作業
が簡便である。また、台紙取付け板3に取付けられた商
品展示台紙4は、溝部34から切り欠き部41を外すこ
とで、簡単に取外しできる。従って、装身具の販売にお
いて、商品展示台紙4ごと装身具を(装身具が取りつい
たまま台紙4ごと)を客に手渡すことが出来、従来のよ
うに販売に際し商品保持板から装身具を取り外す不便を
解消し得る。
【0020】図11は、この発明の特許請求の範囲の請
求項3記載に係る装身具の陳列用展示具の具体的な一実
施例を示す斜視図である。装身具の陳列用展示具は、陳
列ボードAに固定される取付けベース体1と、この取付
けベース体1に対し脱着可能に取付けられる商品展示板
2とから成る。取付けベース体1は、ポリプロピレン等
の合成樹脂材で厚みの薄い矩形或いは方形の平板に形成
される。この平板部11の前面中央には、薄肉部12a
を備えた突軸部12の先端に、前方が開口する断面U字
状の嵌合受け部13を一体に突設している。また、嵌合
受け部13の開口上端部13bの先端には、前方上方向
へ突出する折り曲げ部16を一体に突設し、嵌合受け部
13の略水平状の開口下端部13aの下面には断面三角
形状の押圧拡開用補強リブ17を一体に形成している。
更に、この平板部11の面内の左右両側には、取付け用
釘孔15が貫通形成してある。
【0021】前記商品展示板2は、ABS樹脂等の合成
樹脂材で、上部が内向きに弯曲した平板21に形成され
る。取付けベース体1とほぼ同様の大きさを有する平板
部21の面内には、上部に装身具取付け部(ピアス取付
け用の小径貫通孔)22を設けている。また、平板部2
1の裏面中央部には、上記嵌合受け部13に対し嵌脱可
能に嵌着する円柱状嵌合部23を突設している。この円
柱状嵌合部23は、実施例では平板部21から一体に突
出する平板軸部23aの先端に丸棒軸23を連続形成し
たもので、丸棒軸23aの径は嵌合受け部13の先端開
口面径より僅かに大きく設定されている。更に、この平
板部21の下端部の中央部には、折り曲げ部21bを設
けて溝部24を形成し、この溝部24に価格・商品内容
等を記述した説明カード24aを挿し込むようにしてあ
る。
【0022】このような構成を有する装身具の陳列用展
示具では、店舗の壁面Aに直接、釘止め等により取付け
られる取付けベース体1に対し、商品展示板2を嵌着す
る。取付けベース体1の嵌合受け部13に対し、商品展
示板2の嵌合部(丸棒軸)23を嵌着する際は、図12
で示すように、断面U字状嵌合受け部13に対し丸棒軸
23を対向位置させ、単に丸棒軸23を押し込むだけで
簡単に嵌着し得る。この嵌着状態において、図13で示
すように、商品展示板2の弯曲部21a先端が取付けベ
ース体1に接近し、且つ嵌合受け部13の開口下端部1
3aの先端が窓孔25内の上部側へ臨出する。更に、こ
の状態において、押圧拡開用補強リブ17の垂直先端面
が商品展示板2の裏面に当接する。また、取外しに際し
ては、図14で示すように、商品展示板2の窓孔25か
ら臨出する嵌合受け部13の開口下端部13aの先端を
僅かに下方向ヘ押し下げぎみに押圧する(押し込む)こ
とで、押圧拡開用補給リブ片(嵌合受け部の開口下端
部)17が降下、且つ後方へ後退し、嵌合受け部13の
開口面が拡開して、極めて簡便に嵌合を外すことができ
る。
【0023】
【発明の効果】この発明では以上のように、特許請求の
範囲の請求項1記載、請求項2記載及び請求項3記載の
装身具の陳列用展示具では、取付けベース体を店舗の壁
面等へ直接とりつける。従って、壁面空間(陳列用ボー
ド面積)に対応して取付けボードの数を選択でき、且つ
取付け配列も自由に選択し得、面積に応じた適当且つ効
果的な配列が自由に設定し得、展示効果を向上させ得
る。また、請求項1記載の装身具の陳列用展示具では、
傾斜舌片に対し円柱状嵌合部を押圧するだけの簡単な操
作で、簡便に取付け取外しを実行し得、部品点数が少な
く安価で陳列効果の高い展示具を提供し得る。更に、請
求項2記載の装身具の陳列用展示具では、取付けベース
体に対し、商品展示台紙を取付けた台紙取付け板を嵌着
するようにしたから、装身具の販売に際し、台紙取付け
板から商品展示台紙を取外し、装身具を取りつけた商品
展示台紙ごと販売することが出来る。従って、従来のよ
うに販売に際し、商品展示台紙(商品保持板)から装身
具を取外す煩わしい作業を解消し得る。また、請求項3
記載の装身具の陳列用展示具では、嵌合部を嵌合受け部
に押し込むだけで商品展示板を取付けベースに簡単に取
付けでき、また窓孔から臨出する嵌合受け部の開口下端
部を押し下げるだけで簡便に取外すことができる等、発
明目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の実施例装身具の陳列用展示具を
示す分解斜視図である。
【図2】取付けベース体に商品展示板を嵌着させる状態
を示す説明図である。
【図3】装身具の陳列用展示具を陳列ボードに取付けた
状態を示す説明図である。
【図4】取付けベースから商品展示板を取り外す状態を
示す説明図である。
【図5】装身具の陳列用展示具を陳列ボードに取付けた
配列例を示す説明図である。
【図6】装身具の陳列用展示具を陳列ボードに取付けた
配列例を示す説明図である。
【図7】請求項2記載の実施例装身具の陳列用展示具を
示す分解斜視図である。
【図8】取付けベース体に台紙取付け板を取付ける状態
を示す説明図である。
【図9】装身具の陳列用展示具を陳列ボードに取付けた
状態を示す説明図である。
【図10】取付けベース体から台紙取付け板を取り外す
状態を示す説明図である。
【図11】請求項3記載の実施例装身具の陳列用展示具
を示す分解斜視図である。
【図12】取付けベース体に商品展示板を取付ける状態
を示す説明図である。
【図13】装身具の陳列用展示具を陳列ボードに取付け
た状態を示す説明図である。
【図14】取付けベース体から商品展示板を取り外す状
態を示す説明図である。
【図15】従来の装身具の陳列用展示具の要部を示す説
明斜視図である。
【図16】従来の装身具の陳列用展示具を示す説明正面
図である。
【符号の説明】
1 取付けベース体 2 商品展示板 3 台紙取付け板 4 商品展示台紙 13 嵌合受け部 14 傾斜舌片 22 装身具保持部 23 円柱状嵌合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面が陳列ボードに固定される平板部の
    前面に突軸部を突設すると共に、突軸部の先端に断面U
    字状の嵌合受け部を設け、嵌合受け部の開口下端部から
    一体に下方傾斜する傾斜舌片を突設した取付けベース体
    と、この取付けベース体の嵌合受け部に対し嵌脱可能に
    嵌着する円柱状嵌合部を裏面に突設し、適所に装身具保
    持部を備えた商品展示板とから成る装身具の陳列用展示
    具。
  2. 【請求項2】 裏面が陳列ボードに固定される平板部の
    前面に突軸部を突設すると共に、突軸部の先端に断面U
    字状の嵌合受け部を設け、この嵌合受け部の開口下端部
    から一体に下方傾斜する傾斜舌片を突設した取付けベー
    ス体と、この取付けベース体の嵌合受け部に対し嵌脱可
    能に嵌着する円柱状嵌合部を平板の裏面に突設し、平板
    の上部及び下部に係止部を備えた台紙取付け板と、この
    台紙取付け板の係止部に対し係止する切り欠き部を設
    け、適所に装身具保持部を備える商品展示台紙とから成
    る装身具の陳列用展示具。
  3. 【請求項3】 裏面が陳列ボードに固定される平板部の
    前面に突軸部を突設し、この突軸部の先端に断面U字状
    の嵌合受け部を設け、この嵌合受け部の開口上端部から
    一体に上方傾斜する折り曲げ部を設けると共に、開口下
    端の裏面に押圧拡開用補強リブ片を設けた取付けベース
    体と、この取付けベース体の嵌合受け部に対し嵌脱可能
    に嵌着する円柱状嵌合部を平板の裏面に突設し、平板の
    下部に上記嵌合受け部の開口下端の先端が臨出する貫通
    孔を開口し、適所に装身具保持部を備える商品展示板と
    から成る装身具の陳列用展示具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
US8823355B2 (en) 2009-02-19 2014-09-02 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device

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US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
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