JPH0724104U - くるみボタン - Google Patents

くるみボタン

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボタン表面を覆うシート部材の歪な膨らみや
凹み、更にはこれらに起因するシート部材の擦れ跡の発
生が防止される見栄えの良いくるみボタンを提供する。 【構成】 皿状部分5の外周部に環状垂下部分8を連設
した合成樹脂製の雌部材1と、皿状部分5中央の貫通孔
6に抜け止め嵌合される突起部9と縫着用のリング状部
分11とを備えた合成樹脂製の雄部材2とによって、外
装用のシート部材4を挟持固定したくるみボタンにおい
て、貫通孔6に対する突起部9の嵌合端を皿状部分5の
表面よりも控えさせて、皿状部分5の表面側に凹部eを
形成し、皿状部分5の表面に滑らかに連なる合成樹脂製
の栓部材12を前記凹部eに抜け止め嵌合させてある

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボタン本体の表面側を外装用のシート部材で覆った所謂くるみボタ ンの改良技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のくるみボタンとして、中央に嵌合用の貫通孔を有する皿状部分の外周 部に環状の垂下部分を連設した合成樹脂製の雌部材と、前記垂下部分の内側に嵌 合される板状部分の表裏に、貫通孔に抜け止め嵌合される突起部と衣服への縫着 用のリング状部分とを連設した合成樹脂製の雄部材と、前記雌部材の表面側を覆 う外装用のシート部材とから成り、かつ、前記シート部材の外周縁を前記垂下部 分と板状部分とで挟持固定して成るものが知られている。
【0003】 かゝる構成によれば、雌部材ならびに雄部材を共に合成樹脂製としていること で、それまでの金属製のものに比べて、錆が発生したり、その錆がシート部材の 表面側に浮き出して見苦しくなったり、更には錆によって衣服自体が汚れると言 った不都合が解消される利点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが図7に示すように、雄部材22の突起部29を雌部材21の貫通孔2 6に抜け止め嵌合させた状態で、その突起部29の嵌合端を雌部材21の皿状部 分25の表面に滑らかに連ねさせることは至難であった。
【0005】 即ち、突起部29を抜け止め状態で貫通孔26に嵌合させる上で、貫通孔26 の内部に抜け止め片aを形成すると共に、この抜け止め片aに係止する係止片d を突起部29に形成して、この両片a,dを互いに係止させるようにし、かつこ の際、雄部材22の板状部分(図示しないが、図2に符号10で示す部材である 。)をやゝ弾性変形させて、これを雄部材22の皿状部分25に連設した環状の 垂下部分(同じく図示しないが、図2に符号8で示す部材である。)の内側に嵌 合させるようにして、この板状部分の所謂スプリングバックによって両片a,d を付勢係止させるようにしているが、この構成をとって突起部29の嵌合端を雌 部材21の皿状部分25の表面に滑らかに連ねさせることは、技術的に極めて困 難であった。
【0006】 更には、雌雄の部材21,22の成形誤差や、両部材21,22によって挟持 するシート部材24の厚みによっても、突起部29の嵌合端が皿状部分25の表 面から突出したり或いは凹入したりする。
【0007】 このように、突起部29の嵌合端を雌部材21の皿状部分25の表面に滑らか に連ねさせ得ないために、雌部材21の表面側を覆う外装用シート部材24が皿 状部分25の中央部で歪に膨らんだり、或いは凹んだように見えたりし、更には 、シート部材24の表面が突起部29まわりのエッジや貫通孔26まわりのエッ ジで擦れて、シート部材24の表面に擦れ跡が浮き上がるようになり、見栄えを やゝ損なう点で改善の余地があった。
【0008】 一方、これまでのくるみボタンのデザイン性は、雌部材の表面側を覆う外装用 シート部材の色合いや柄だけに頼る平面的なものであって、衣服のファッション 性を高める上から、くるみボタンに立体の装飾品を施すことが要望されつつあり 、而して、シート部材の表面側に予め立体の装飾品を縫着して、このシート部材 を雌雄の部材間に挟持させる試みが成されたのである。
【0009】 しかし、立体の装飾品をシート部材に縫着するには手間がかゝってコストアッ プとなる上に、この立体装飾品を雌部材の中央に位置させるように、シート部材 を両部材によって挟持固定させることは極めて困難であって、見栄えが悪いこと から却ってファッション性を損なうことになり、更に、糸切れによって立体装飾 品が外れると、これを縫着することが困難であることから、くるみボタンの全て を取り替えざるを得なくなる問題があったのである。
【0010】 本考案は、上記の不都合が解消された見栄えの良いくるみボタンを提供せんこ とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、合成樹脂製の上記した雌部材の垂下部 分と雄部材の板状部分とによって、雌部材の表面側を覆う外装用のシート部材を 挟持固定するようにしたくるみボタンを対象にして、このくるみボタンに対して 次のように技術的手段を講じた点に特徴がある。
【0012】 即ち、第1の考案では、上記したくるみボタンにおいて、前記突起部の貫通孔 に対する嵌合端を皿状部分の表面よりも控えさせて、突起部先端と貫通孔とによ る凹部を皿状部分の表面側に形成し、この凹部に、前記皿状部分の表面に滑らか に連なる合成樹脂製の栓部材を抜け止め嵌合させた点に特徴がある。
【0013】 第2の考案では、第1の考案と同様に、皿状部分の表面側に凹部を形成する一 方、シート部材の前記凹部に対応する部位に透孔を形成し、かつ、この透孔に立 体の装飾品を連設した合成樹脂製の栓部材を挿通させて、この栓部材を前記凹部 に抜け止め嵌合させた点に特徴がある。
【0014】 第3の考案では、同じく皿状部分の表面側に凹部を形成する一方、シート部材 の前記凹部に対応する部位に透孔を形成し、かつ、前記皿状部分とによって前記 透孔まわりのシート部材を挟持させる状態で、前記凹部に立体の装飾品を連設し た合成樹脂製の栓部材を抜け止め嵌合させた点に特徴がある。
【0015】
【作用】
第1考案の特徴的構成によれば、皿状部分の表面側に形成した凹部に、皿状部 分の表面に滑らかに連なる栓部材を抜け止め嵌合させることで、くるみボタン中 央部でのシート部材の膨らみや凹み、更にはこれらに起因するシート部材の擦れ 跡の発生が防止され、くるみボタンの見栄えが良くなる。
【0016】 第2考案の特徴的構成によれば、立体の装飾品を連設した栓部材を、皿状部分 の表面側に形成した凹部に抜け止め嵌合させることで、縫着の手間を要すること なく、雌部材の中央部に立体装飾品を位置させることができ、くるみボタンが豪 華で見栄えの良いものとなる。
【0017】 第3考案の特徴的構成によれば、縫着の手間を要することなく、雌部材の中央 部に立体装飾品を位置させることができることに加えて、この栓部材まわりのシ ート部材が栓部材と皿状部分とによって挟持されて、皿状部分表面からのシート 部材の浮き上がりが防止されるので、くるみボタンの見栄えが一層良くなる。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図3は第1の考案に 係るくるみボタンを示し、このくるみボタンは、合成樹脂製の雌雄の部材1,2 によるボタン本体3と、前記雌部材1の表面側を覆う外装用のシート部材(多く は布であるが、樹脂シートや皮なども適宜選択される。)4とによって構成され ている。
【0019】 この内の雌部材1は、図4にも示すように、表面がなだらかな曲面に形成され た皿状部分5と、この皿状部分5の中央で開口した円形の嵌合用貫通孔6を有す る筒状部分7と、皿状部分5の外周部に垂下した環状の垂下部分8とを備え、合 成樹脂材によって一体成形されている。
【0020】 そして、前記貫通孔6の内、前記皿状部分5側の開口部分は奥拡がり部6aに 形成され、これとは反対側の貫通孔6内部には抜け止め片aが連設され、更に、 前記貫通孔6の下端面はガイド用の斜面bに形成されている。 尚、前記皿状部分5の内面側には、前記筒状部分7を中心にして放射状の補強 リブcが設けられている。
【0021】 一方、雄部材2は、前記貫通孔6に挿入される嵌合用突起部9と、前記環状垂 下部分8の内側に弾性的に嵌合する円形の板状部分10と、この板状部分10の 裏面に突出した縫着用のリング状部分11とを備え、合成樹脂材によって一体成 形されている。
【0022】 そして、前記板状部分10を垂下部分8の内側に嵌合させた状態で、前記貫通 孔6の抜け止め片aに係止する係止片dを突起部9に設けると共に、この両片a ,cの係止下において、前記貫通孔6に対する突起部9の嵌合端を奥拡がり凹部 6aよりもやゝ控えさせるように寸法設定して、この突起部9の先端と前記奥拡 がり部6aとによって皿状部分5の表面側に奥拡がりの凹部eを形成し、かつ、 外表面が皿状部分5の表面に滑らかに連なる合成樹脂製の栓部材12を、前記凹 部eの開口部まわりを弾性変形させる状態で、前記奥拡がりの凹部eに弾性的に 抜け止め嵌合させている。
【0023】 尚、前記縫着用リング状部分11の形状を円形としているが、衣服の裏側に挿 通して縫い着ける場合は、衣服を貫通しやすいように先の尖った形状にすること が望ましい。
【0024】 外装用のシート部材4は、前記雌部材1の皿状部分5と環状の垂下部分8の表 面を覆うように配置されるもので、このシート部材4の配置は次のようにして行 われる。
【0025】 即ち、皿状部分5表面側の凹部eに栓部材12を抜け止め嵌合させた状態で、 この皿状部分5の表面側にシート部材4をあてがって、このシート部材4の外周 縁を皿状部分5の裏面側に回り込ませ、この状態で雄部材2の突起部9を雌部材 1の貫通孔6に抜け止め嵌合させると共に、これと同時に雄部材2の板状部材8 を雌部材1の環状垂下部分8の内側に嵌め込んで、この外装用シート部材4の外 周縁を、前記雌部材1の環状垂下部分8と前記雄部材2の板状部分10とで挟持 させる配置形態がとられるのである。
【0026】 つまり、シート部材4の厚さ分、環状垂下部分8または板状部分10が弾性変 形し、これらとの摩擦力によってシート部材4が挟持固定されるのであり、この 際、シート部材4の外周縁が板状部分10によって引っ張られることで、当該シ ート部材4は緊張状態で皿状部分5の表面側に密接されることになる。
【0027】 そしてこのとき、皿状部分5の表面に滑らかに連ねるようにして、当該皿状部 分5の表面側の凹部eに栓部材12を設けているので、この栓部材12や凹部e のために、シート部材4がボタン本体3の中央部で膨らんで見えたり或いは凹ん だように見えたりすることがなく、勿論、凹部eや栓部材12のエッジによる擦 れ跡がシート部材4の表面に浮き上がることもなく、而して、見栄えの良いくる みボタンを得ることができるのである。
【0028】 尚、前記垂下部分8の端面または板状部分10の外周部にスパイク(小突起) を設けることが好ましく、このように構成すればシート部材4の滑り止めが確実 に達成される利点がある。 また、雌雄の部材1,2材料樹脂の硬さによっては、嵌合用突起部9の先端側 に割溝を形成して、前記突起部9の貫通孔6に対する抜け止めの弾性嵌合を円滑 に行わせるようにすることが望ましい。
【0029】 図5は第2の考案に係るくるみボタンを示している。このくるみボタンは、上 記した第1の考案に係るくるみボタンに対して次の点で構成的に異なるものであ る。
【0030】 即ち、第1考案によるくるみボタンは、雌部材1の皿状部分5の全表面を外装 用のシート部材4で覆っているのに対して、この第2考案によるくるみボタンに おいては、前記シート部材4に対してそれの前記凹部eに対応する部位に透孔1 3を形成し、必要に応じてその透孔13まわりの縁を裏面側に巻き込んで、該部 をかゞり縫いをする一方、合成樹脂製の栓部材12の表面側に立体の装飾品fを 一体に連設し、かつ、この装飾品fの所定箇所に前記透孔13への嵌入部12a を形成している。
【0031】 そして、前記嵌入部12aを透孔13に挿通させた栓部材12を皿状部分5の 凹部eに抜け止め嵌合させ、しかる後に、上記した作業手順によって、この外装 用シート部材4の外周縁を、前記雌部材1の環状垂下部分8と前記雄部材2の板 状部分10とで挟持させている点で構成的に異なるものである。
【0032】 かゝる構成によれば、前記凹部eに対する栓部材12の嵌合部がシート部材4 によって見栄え良く覆われると共に、立体装飾品fを雌部材1の中央に位置させ ることが、縫着の手間をかけることなく従って糸切れの心配を伴わせないで簡易 に達成されるもので、豪華な見栄えがする立体装飾品f付きのくるみボタンをコ スト的に安価に得ることができる。
【0033】 図6は第3の考案に係るくるみボタンを示している。このくるみボタンは、上 記した第2の考案に係るくるみボタンに対して次の点で構成的に異なるものであ る。
【0034】 即ち、この第3の考案によるくるみボタンにおいては、立体の装飾品fを連設 した合成樹脂製の栓部材12を、シート部材4に形成した透孔13に挿通させる と共に、この栓部材12を皿状部分5の凹部eに抜け止め嵌合させて、この栓部 材12と皿状部分5とによって透孔13まわりのシート部材4を挟持させ、しか る後に、上記した作業手順によって、この外装用シート部材4の外周縁を、前記 雌部材1の環状垂下部分8と前記雄部材2の板状部分10とで挟持させている点 で構成的に異なるものである。
【0035】 かゝる構成によれば、透孔13まわりのシート部材4が栓部材12のシート挟 持部分によって見栄え良く覆われると共に、立体装飾品fを雌部材1の中央に位 置させることが、縫着の手間をかけることなく簡易に達成されることに加えて、 シート部材4の浮き上がりが栓部材12によって確実に防止されるので、見栄え が一層豪華な立体装飾品f付きのくるみボタンをコスト的に安価に得ることがで きる。
【0036】 尚、図5,6に示す構成のくるみボタンにおいて、図2に示すものと同じ構成 部材に同符号を付して、重複説明を避けることにする。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、雌部材の貫通孔に対する突起部の嵌合端を皿状 部分の表面よりも控えさせて、皿状部分の表面側に凹部を形成し、かつ、第1の 考案においては、この凹部に、皿状部分の表面に滑らかに連なる合成樹脂製の栓 部材を抜け止め嵌合させたので、この皿状部分の表面側を覆うシート部材の歪な 膨らみや凹み、更にはこれらに起因するシート部材の擦れ跡の発生が防止される ようになり、見栄えの良いくるみボタンを得ることができる。
【0038】 第2の考案においては、立体装飾品を連設した合成樹脂製の栓部材をシート部 材の透孔に挿通させて、この栓部材を上記の凹部に抜け止め嵌合させたので、凹 部に対する栓部材の嵌合部がシート部材によって見栄え良く覆われると共に、立 体装飾品を雌部材の中央に位置させることが、糸切れを伴う縫着の手間をかける ことなく簡易に達成されるもので、豪華な見栄えがする立体装飾品付きのくるみ ボタンをコスト的に安価に得ることができる。
【0039】 第3の考案においては、立体装飾品を連設した合成樹脂製の栓部材をシート部 材の透孔に挿通させて、この栓部材を上記の凹部に抜け止め嵌合させ、かつ、こ の際、透孔まわりのシート部材を栓部材と皿状部分とで挟持させるようにしたの で、透孔まわりのシート部材が栓部材によって見栄え良く覆われると共に、立体 装飾品を雌部材の中央に位置させることが、縫着の手間をかけることなく簡易に 達成されることに加えて、このシート部材の浮き上がりが栓部材によって確実に 防止されるので、見栄えが一層豪華な立体装飾品付きのくるみボタンをコスト的 に安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】衣服に縫い着けたくるみボタンの概略斜視図で
ある。
【図2】第1の考案によるくるみボタンの縦断側面図で
ある。
【図3】第1の考案によるくるみボタンの分解断面図で
ある。
【図4】雌雄の部材と栓部材の斜視図である。
【図5】第2の考案によるくるみボタンの縦断側面図で
ある。
【図6】第3の考案によるくるみボタンの縦断側面図で
ある。
【図7】従来例の要部の断面斜視図である。
【符号の説明】
1…雌部材、2…雄部材、4…シート部材、5…皿状部
分、5…貫通孔、8…垂下部分、9…突起部、10…板
状部分、11…リング状部分、12…栓部材、13…透
孔、e…凹部、f…立体装飾品。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に嵌合用の貫通孔を有する皿状部分
    の外周部に環状の垂下部分を連設した合成樹脂製の雌部
    材と、前記垂下部分の内側に嵌合される板状部分の表裏
    に、前記貫通孔に抜け止め嵌合される突起部と縫着用の
    リング状部分とを連設した合成樹脂製の雄部材と、前記
    雌部材の表面側を覆う外装用のシート部材とから成り、
    かつ、前記シート部材の外周縁を前記垂下部分と板状部
    分とで挟持固定して成るくるみボタンであって、前記突
    起部の貫通孔に対する嵌合端を皿状部分の表面よりも控
    えさせて、突起部先端と貫通孔とによる凹部を皿状部分
    の表面側に形成し、この凹部に、前記皿状部分の表面に
    滑らかに連なる合成樹脂製の栓部材を抜け止め嵌合させ
    てあることを特徴とするくるみボタン。
  2. 【請求項2】 中央に嵌合用の貫通孔を有する皿状部分
    の外周部に環状の垂下部分を連設した合成樹脂製の雌部
    材と、前記垂下部分の内側に嵌合される板状部分の表裏
    に、前記貫通孔に抜け止め嵌合される突起部と縫着用の
    リング状部分とを連設した合成樹脂製の雄部材と、前記
    雌部材の表面側を覆う外装用のシート部材とから成り、
    かつ、前記シート部材の外周縁を前記垂下部分と板状部
    分とで挟持固定して成るくるみボタンであって、前記突
    起部の貫通孔に対する嵌合端を皿状部分の表面よりも控
    えさせて、突起部先端と貫通孔とによる凹部を皿状部分
    の表面側に形成する一方、前記シート部材の前記凹部に
    対応する部位に透孔を形成し、かつ、この透孔に立体の
    装飾品を連設した合成樹脂製の栓部材を挿通させて、こ
    の栓部材を前記凹部に抜け止め嵌合させてあることを特
    徴とするくるみボタン。
  3. 【請求項3】 中央に嵌合用の貫通孔を有する皿状部分
    の外周部に環状の垂下部分を連設した合成樹脂製の雌部
    材と、前記垂下部分の内側に嵌合される板状部分の表裏
    に、前記貫通孔に抜け止め嵌合される突起部と縫着用の
    リング状部分とを連設した合成樹脂製の雄部材と、前記
    雌部材の表面側を覆う外装用のシート部材とから成り、
    かつ、前記シート部材の外周縁を前記垂下部分と板状部
    分とで挟持固定して成るくるみボタンであって、前記突
    起部の貫通孔に対する嵌合端を皿状部分の表面よりも控
    えさせて、突起部先端と貫通孔とによる凹部を皿状部分
    の表面側に形成する一方、前記シート部材の前記凹部に
    対応する部位に透孔を形成し、かつ、前記皿状部分とに
    よって前記透孔まわりのシート部材を挟持させる状態
    で、前記凹部に立体の装飾品を連設した合成樹脂製の栓
    部材を抜け止め嵌合させてあることを特徴とするくるみ
    ボタン。
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