JPH07240822A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07240822A
JPH07240822A JP2939694A JP2939694A JPH07240822A JP H07240822 A JPH07240822 A JP H07240822A JP 2939694 A JP2939694 A JP 2939694A JP 2939694 A JP2939694 A JP 2939694A JP H07240822 A JPH07240822 A JP H07240822A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙サイズに合わせて受信原稿内容を縮小
等して印字する場合でも受信原稿メモリの容量を有効に
活用することができるファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 ドットデータを格納するページメモリ部8a
とコードデータを格納するコードメモリ部8cと両デー
タのどちらでも格納できるように確保された共有メモリ
部8bとを有するメモリ手段8を備えるとともに、この
メモリ手段8における上記共有メモリ部8bにおけるペ
ージメモリとしての割当量を指定する共有メモリ指定制
御部6及び指定キー1aを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、A4サイズ、リーガル
サイズ、レターサイズ等の定型記録紙に印字するように
構成されたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定型記録紙を使用するファクシミリ装置
においては、相手先から送られてくる原稿内容のサイズ
が記録紙サイズよりも長い場合、当該記録紙を2枚用い
て印字される。しかし、このように一枚分の原稿内容が
2枚の記録紙に渡って印字されるのでは読みづらいこと
がある。
【0003】このため、従来のファクシミリ装置では、
セットされている記録紙よりも長いサイズの原稿内容を
受信した場合でも一枚の記録紙に印字できるように、原
稿内容を自動的に縮小するようにしたものが考え出され
ている。これによれば、記録紙よりも長いサイズの原稿
内容を受信した場合でも当該一枚の原稿内容が一枚の記
録紙に印字されることになり、読みづらさが解消され
る。
【0004】ところで、北米やヨーロッパにおいては、
使用される原稿のサイズ又は定型記録紙サイズとして
は、A4サイズ、リーガルサイズ、或いはレターサイズ
等が主である。かかるサイズの記録紙や原稿が用いられ
る場合の上記従来の自動縮小における内容は、例えば、
図8に示す如くなる。なお、図10(a)にはA4サイ
ズ、リーガルサイズ、レターサイズの用紙寸法をそれぞ
れ示し、また、同図の(b)には各々の有効印字エリア
を示している。
【0005】また、図9は、ファクシミリ装置における
上記の自動縮小処理に関する回路構成を示すブロック図
である。電話回線を経て入力された変調信号は、ファク
シミリモデム部21に入力されて復調される。この復調
処理によって得られたコードデータは、コードメモリ2
3を経て符号復号部22に、或いは符号復号部22に直
接入力される。符号復号部22は、入力したコードデー
タを復号してドットデータを生成し、これをページメモ
リ24に格納する。また、縮小制御部25は、交信に際
して得られる原稿サイズと予めセットされている記録紙
のサイズとの関係から縮小率を設定する。この設定され
た縮小率に基づいてドットデータの間引き等が行われ、
印字部26において自動的に縮小印字される。
【0006】受信原稿サイズとの関係で上記のページメ
モリ24には以下の計算で算出される容量が最低限必要
となる。なお、この計算では、主走査(8ドット/m
m)、副走査(7.7ライン/mm:ファインモード)
としている。
【0007】
【数1】リーガルサイズの原稿一枚をドット変換(復
号)して記憶するのに必要なページメモリ容量は、 216mm×8ドット/mm×356mm×7.7ライ
ン/mm÷8÷1000=592.0992KB
【0008】
【数2】レターサイズの原稿一枚をドット変換(復号)
して記憶するのに必要なページメモリ容量は、 216mm×8ドット/mm×279mm×7.7ライ
ン/mm÷8÷1000=464.0328KB
【0009】
【数3】A4サイズの原稿一枚をドット変換して記憶す
るのに必要なページメモリ容量は、 210mm×8ドット/mm×297mm×7.7ライ
ン/mm÷8÷1000=493.9704KB
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、例えば、上記のうち最も大きなリ
ーガルサイズの受信に対処するには、ページメモリ24
として上記のごとく最低592KBの容量を確保する必
要があるが、この場合において、送受信サイズとしてほ
ぼ常にA4サイズが用いられるときには、前記の計算で
あれば、98KB(592KB−494KB)分の容量
は殆ど使われていないことになり、ページメモリ24の
容量を十分に活用していないという欠点がある。かかる
欠点は、メモリ容量がリーガルサイズ設定で使用記録紙
がレターサイズ、メモリ容量がA4設定で使用記録紙が
レターサイズの場合にも生じることになる。
【0011】本発明は、上記の事情に鑑み、記録紙サイ
ズに合わせて受信原稿内容を縮小等して印字等する場合
でも受信原稿メモリの容量を有効に活用することができ
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、定型記録紙のサイズに応じて受信原稿内容を原寸
或いは縮小して印字するように構成されたファクシミリ
装置において、ドットデータを格納するページメモリ部
とコードデータを格納するコードメモリ部と両データの
どちらでも格納できるように確保された共有メモリ部と
を有するメモリ手段を備えていることを特徴とする。
【0013】上記第1の構成において、共有メモリ部を
ページメモリ用に使用するかコードメモリ用に使用する
かを切り替える切替手段を設けてもよい。
【0014】上記第1の構成において、共有メモリ部に
おけるページメモリとしての割当量を指定するサイズ指
定手段を備えてもよい。
【0015】上記第3の構成において、受信原稿内容の
サイズが、ページメモリ部及び共有メモリ部におけるペ
ージメモリとしての割当量の総和よりも大きい場合に、
共有メモリ部におけるページメモリとしての拡張可能量
を判断し、前記の受信原稿内容のサイズに対処し得る程
に拡張可能であれば、共有メモリ部におけるページメモ
リとしての割当量を拡張指定するサイズ拡張手段を備え
てもよい。
【0016】上記第2乃至第4のいずれかの構成におい
て、切替手段による共有メモリ部のページメモリへの切
替え又はサイズ指定手段による共有メモリ部のページメ
モリとしての割当が指定されるときに、共有メモリ部に
又は指定されることになる領域にコードデータが格納さ
れているか否かを判断する手段と、格納されていると判
断した場合に、使用者に対して警告するか或いは前記領
域にコードデータがなくなってから切替え或いは指定を
行う手段とを備えてもよい。
【0017】
【作用】上記第1の構成によれば、ドットデータを格納
するページメモリ部とコードデータを格納するコードメ
モリ部と両データのどちらでも格納できるように確保さ
れた共有メモリ部とを有するメモリ手段が備えられてい
るので、ドットデータ用として確保されたまま殆ど使用
されないメモリ領域が生じてしまうといった従来の欠点
を解消してメモリの効率的な活用を図ることができる。
【0018】上記第2の構成によれば、共有メモリ部を
ページメモリ用に使用するかコードメモリ用に使用する
かを切り替える切替手段が備えられているので、例え
ば、受信原稿内容のサイズが受信前に予め分かっている
ような場合に手動で、或いは、交信手順で知得した受信
原稿内容のサイズに応じて自動で共有メモリ部の切替え
を適宜行うことでメモリの効率的な活用を図ることがで
きる。また、メモリ送信等のコードメモリを多く必要と
する場合に、自動的に共有メモリ部をコードメモリ用に
切り替えることもできる。
【0019】上記第3の構成によれば、共有メモリ部に
おけるページメモリとしての割当量を指定するサイズ指
定手段を備えているので、例えば、受信原稿内容のサイ
ズが受信前に予め分かっているような場合に手動で、或
いは、交信手順で知得した受信原稿内容のサイズに応じ
て自動で共有メモリ部の領域指定を適宜行うことでメモ
リの効率的な活用を図ることができる。また、メモリ送
信等のコードメモリを多く必要とする場合に、自動的に
共有メモリ部のコードメモリ用としての領域を多くする
こともできる。
【0020】上記第4の構成によれば、共有メモリ部に
おけるページメモリとしての拡張可能性を判断し、拡張
が可能であれば受信原稿内容のサイズに応じて拡張指定
を行うので、設定している指定サイズよりも大きな原稿
内容を受信した場合でも、その受信サイズに合わせた拡
張指定を行って指定サイズより大きなサイズの受信原稿
にも対処することができる。
【0021】上記第5の構成によれば、切替えや指定に
よって共有メモリ部内のコードデータが消えてしまうの
を回避することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。
【0023】図1は、本発明にかかるファクシミリ装置
の概略構成を示したブロック図である。
【0024】操作部1には、テンキーやワンタッチキー
等の他、後述するメモリ手段8における共有メモリ部8
bのページメモリ用の領域指定を行うための指定キー1
aが設けられている。
【0025】表示部2には、通信相手先や時刻等が表示
されるとともに、後述するごとく、上記共有メモリ部8
bにおいて領域指定ができない状況にあるときにそのこ
とを使用者に知らせる警告表示が行われるようになって
いる。
【0026】読取部3は、ファクシミリ送信に際して図
示しない原稿の内容をラインセンサ等によって読み取
り、そのドットデータをファクシミリ制御部7に出力す
る。
【0027】印字部4は、ファクシミリ受信によってフ
ァクシミリ制御部7から供給される受信原稿のドットデ
ータに基づいて図示しない画像形成手段を駆動して印字
を行うようになっている。
【0028】ファクシミリモデム部5は、ファクシミリ
受信に際しては、電話回線から送られてくる変調信号を
復調してコードデータ(符号化データ)を生成し、これ
をファクシミリ制御部7に出力するようになっている。
【0029】ファクシミリ制御部7は、ファクシミリモ
デム部5からのコードデータを受け取り、例えば、メモ
リ受信モードであれば、メモリ手段8のコードメモリ部
8cに格納する。通常は、コードデータは直ちに符号復
号部9に入力されて復号(ドットデータ)化されるよう
になっている。
【0030】ドットデータは、メモリ手段8のページメ
モリ部8aに格納され、縮小制御部10を経て所定の縮
小率で縮小或いは等倍で印字部4に送られる。
【0031】メモリ手段8は、ページメモリ部8aと、
共有メモリ部8bと、コードメモリ部8cとを有する。
ページメモリ部8aはドットデータを格納するように確
保されたものであり、コードメモリ部8cはコードデー
タを格納するように確保されたものである。また、共有
メモリ部8bは、ドットデータとコードデータのどちら
でも格納できるように確保されたものである。
【0032】本実施例では、ページメモリ部8aは、レ
ターサイズ原稿一枚をドット変換して記憶するのに必要
なメモリ容量(464KB分)を有する。また、共有メ
モリ8bにおいては、リーガルサイズ原稿一枚をドット
変換して記憶するのに必要なメモリ容量(592KB
分)に対して上記のページメモリ部8aのみでは不足と
なる分、即ち、128KB(592−464=128)
分が確保されている。
【0033】共有メモリ指定制御部(以下、単に、指定
制御部という)6は、ファクシミリ制御部7からの指令
に基づき、上記の共有メモリ部8bのどの領域までをペ
ージメモリ用とするかを指定するようになっている。
【0034】ファクシミリ制御部7からの上記指定制御
部6に対する指令は、前記操作部1の指定キー1aの操
作に基づいても行うことができ、本実施例では、以下の
3態様の指定ができるようになっている。
【0035】1.指定キー1aによってリーガルサイズ
対応モード(以下、LGモードという)が指定された場
合には、共有メモリ部8bの全てをページメモリ用とし
て確保する。 2.指定キー1aによってA4サイズ対応モード(以
下、A4モードという)が指定された場合には、共有メ
モリ部8bのうち30KBをページメモリ用として確保
し、残りはコードメモリ用として確保する。 3.指定キー1aによってレターサイズ対応モード(以
下、LTモードという)が指定された場合には、共有メ
モリ部8bの全てをコードメモリ用として確保する。
【0036】図2は、LGモードにおける印字処理例を
示すものである。このモードでは、共有メモリ部8bの
全てがページメモリ用として確保されており、リーガル
サイズでもこれをドットデータで保持することができ、
セットされている記録紙に合わせた縮小率で上記ドット
データに基づきドットの間引き処理等を行って縮小印字
等することができる。
【0037】図3は、A4モードにおける印字処理例を
示すものである。このモードでは、共有メモリ部8bの
30KB分がページメモリ用として確保されており、A
4サイズでもこれをドットデータで保持することがで
き、セットされている記録紙に合わせた縮小率で上記ド
ットデータに基づきドットの間引き処理等を行って縮小
印字等することができる。
【0038】図4は、LTモードにおける印字処理例を
示すものである。このモードでは、共有メモリ部8bの
全てがコードメモリ用として確保されており、レターサ
イズをドットデータで保持することができ、セットされ
ている記録紙に合わせた縮小率で上記ドットデータに基
づきドットの間引き処理等を行って縮小印字等すること
ができる。
【0039】なお、上記の指定キー1aの操作によるモ
ード指定で共有メモリ部8bの領域指定がなされている
場合でも、受信原稿内容のサイズが、ページメモリ部8
a及び共有メモリ部8bにおけるページメモリとしての
割当量の総和よりも大きい場合に、共有メモリ部8bに
おけるページメモリとしての拡張可能量を判断し、前記
の受信原稿内容のサイズに対処し得る程に拡張可能であ
れば、共有メモリ部8bにおけるページメモリ用として
の割当量を拡張指定することができるようにしている。
【0040】図5は、本発明のファクシミリ装置による
受信処理例を示したフローチャートである。
【0041】まず、どのモードが指定されているかを判
断する(ステップ1)。
【0042】LGモードが指定されているのであれば、
前記の図2の印字処理方法により印字を行い(ステップ
9)、受信を終了する。この場合には、リーガルサイ
ズ、A4サイズ、及びレターサイズのいずれのサイズの
受信原稿であっても一枚の記録用紙に印字されることに
なる。
【0043】A4モードが指定されているのであれば、
そのモード指定に従うか否かを判断する(ステップ
2)。モード指定に従うのであれば、図3の印字処理方
法により印字を行い(ステップ10)、受信を終了す
る。この場合には、図3のL4〜L6又はM4〜M6の
内容により処理され、記録用紙二枚に渡って印字される
場合もある。
【0044】モード指定に従わないのであれば、受信原
稿サイズを判断する(ステップ3)。受信原稿サイズが
レターサイズ又はA4サイズであれば、図3の印字処理
方法により印字を行う(ステップ10)。この場合に
は、図3のL5,L6又はM5,M6の内容により処理
され、一枚の記録用紙に印字されることになる。
【0045】受信原稿サイズがリーガルサイズであれ
ば、ページメモリ用として592KBまで拡張可能か否
かを判断する(ステップ4)。拡張可能でなければ、図
3の印字処理方法により印字を行う(ステップ10)。
この場合には、図3のL4,M4の内容により処理さ
れ、原寸で記録用紙二枚に渡って印字される。
【0046】拡張可能であれば、図2の印字処理方法に
より印字を行う(ステップ9)。この場合には、K1,
L1,M1の内容によって処理され、縮小処理にて一枚
の記録用紙に印字されることになる。
【0047】LTモードが指定されているのであれば、
そのモード指定に従うか否かを判断する(ステップ
5)。モード指定に従うのであれば、図4の印字処理方
法により印字を行い(ステップ11)、受信を終了す
る。この場合には、図4のL7〜L9の内容により処理
され、縮小処理にて一枚の記録用紙に、或いは原寸にて
記録用紙二枚に渡って印字される。
【0048】モード指定に従わないのであれば、受信原
稿サイズを判断する(ステップ6)。受信原稿サイズが
レターサイズであれば、図4の印字処理方法により印字
を行う(ステップ11)。この場合には、図4のL8の
内容によって処理され、縮小処理にて一枚の記録用紙に
印字される。
【0049】受信原稿サイズがリーガルサイズであれ
ば、ページメモリ用として592KBまで拡張可能か否
かを判断する(ステップ8)。拡張可能でなければ、図
4の印字処理方法により印字を行う(ステップ11)。
この場合には、図4のL7の内容により処理され、原寸
にて記録用紙二枚に渡って印字される。
【0050】拡張可能であれば、図2の印字処理方法に
より印字を行う(ステップ9)。この場合には、K1,
L1,M1の内容によって処理される。
【0051】受信原稿サイズがA4サイズであれば、ペ
ージメモリ用として594KBまで拡張可能か否かを判
断する(ステップ7)。拡張可能でなければ、図4の印
字処理方法により印字を行う(ステップ11)。この場
合には、図4のL9の内容により処理され、原寸にて記
録用紙二枚に渡って印字される。
【0052】拡張可能であれば、図3の印字処理方法に
より印字を行う(ステップ10)。この場合には、L
6,M6の内容によって処理され、縮小にて一枚の記録
用紙に印字される。
【0053】図6は、原稿一枚分を受信するごとにモー
ド指定の指示に従うか否かの処理を行ってそのページに
ついて印字処理方法を選択し、そのページの印字が終了
すると、再び次ページについてモード指定の指示に従う
か否かの処理を行って印字処理方法を選択するようにし
ている(ステップ13,ステップ9′〜11′,ステッ
プ14)。
【0054】図7は、共有メモリ部8bにおけるページ
メモリとしての割当量を操作部1における指定キー1a
の操作によらずにファクシミリ制御部7と切替え制御部
6とで自動的に指定する場合のフローチャートである。
【0055】原稿一枚の受信を行うごとに(ステップ1
5,ステップ21)、ページメモリ用として494KB
まで拡張可能か否かを判断する(ステップ16)。拡張
可能でなければ、図4の印字処理方法(LTモードにお
ける印字処理例)により印字を行う(ステップ20)。
【0056】一方、拡張可能であれば、ページメモリ用
として592KBまで拡張可能か否かを判断する(ステ
ップ17)。拡張可能でなければ、図3の印字処理方法
(A4モードにおける印字処理例)により印字を行う
(ステップ19)。一方、拡張可能であれば、図2の印
字処理方法(LGモードにおける印字処理例)により印
字を行う。
【0057】なお、図7のフローチャートでは、受信原
稿サイズを判断せずに、共有メモリ部8bについてペー
ジメモリ用としてできるだけ多くの領域を確保するよう
にしているが、受信原稿サイズを判断してそのサイズに
応じただけのページメモリ用の領域を確保するようにし
てもよいものである。
【0058】また、本実施例では、LGモード、A4モ
ード、及びLTモードの3つのモードを用意している
が、共有メモリ部8bをページメモリ用に使用するか或
いはコードメモリ用に使用するかを切り替えるだけの2
モードとしてもよいものである。勿論、この切替えは手
動或いは自動のいずれでもよい。また、B5原稿等に対
応した4つ以上のモードを備えるようにしてもよいもの
である。
【0059】また、共有メモリ部8bのページメモリへ
の切替え又は割当が指定されるときに、共有メモリ部8
bに又は指定されることになる領域にコードデータが格
納されているか否かをファクシミリ制御部7が判断し、
格納されていると判断した場合に、表示部2において警
告表示を行うか或いは図示しない警報音発生部にて警告
音を発するようにしてもよい。または、同様の場合に、
共有メモリ部8bの全てに或いはその割当ようとする領
域にコードデータがなくなってから指定制御部6にて切
替え或いは指定を行うようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録紙
サイズに合わせて受信原稿内容を縮小等して印字等する
場合でもメモリ手段の容量を有効に活用することができ
る。また、切替えや指定によって共有メモリ部内のコー
ドデータが消えてしまうのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明のリーガルサイズの受信原稿に対応する
場合の受信処理方法の一例を示す説明図である。
【図3】本発明のA4サイズの受信原稿に対応する場合
の受信処理方法の一例を示す説明図である。
【図4】本発明のレターサイズの受信原稿に対応する場
合の受信処理方法の一例を示す説明図である。
【図5】本発明のファクシミリ装置の受信処理例を示す
フローチャートである。
【図6】本発明のファクシミリ装置の受信処理例を示す
フローチャートである。
【図7】本発明のファクシミリ装置の受信処理例を示す
フローチャートである。
【図8】従来の受信処理方法を示す説明図である。
【図9】従来のファクシミリ装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図10】原稿サイズおよび記録紙の有効印字エリア等
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 操作部 1a 指定キー 2 表示部 3 読取部 4 印字部 5 ファクシミリモデム部 6 共有メモリ指定制御部 7 ファクシミリ制御部 8 メモリ手段 8a ページメモリ部 8b 共有メモリ部 8c コードメモリ部 9 符号復号部 10 縮小制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定型記録紙のサイズに応じて受信原稿内
    容を原寸或いは縮小して印字するように構成されたファ
    クシミリ装置において、ドットデータを格納するページ
    メモリ部とコードデータを格納するコードメモリ部と両
    データのどちらでも格納できるように確保された共有メ
    モリ部とを有するメモリ手段を備えていることを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 共有メモリ部をページメモリ用に使用す
    るかコードメモリ用に使用するかを切り替える切替手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 共有メモリ部におけるページメモリとし
    ての割当量を指定するサイズ指定手段を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 受信原稿内容のサイズが、ページメモリ
    部及び共有メモリ部におけるページメモリとしての割当
    量の総和よりも大きい場合に、共有メモリ部におけるペ
    ージメモリとしての拡張可能量を判断し、前記の受信原
    稿内容のサイズに対処し得る程に拡張可能であれば、共
    有メモリ部におけるページメモリとしての割当量を拡張
    指定するサイズ拡張手段を備えていることを特徴とする
    請求項3に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 切替手段による共有メモリ部のページメ
    モリへの切替え又はサイズ指定手段による共有メモリ部
    のページメモリとしての割当が指定されるときに、共有
    メモリ部に又は指定されることになる領域にコードデー
    タが格納されているか否かを判断する手段と、格納され
    ていると判断した場合に、使用者に対して警告するか或
    いは前記領域にコードデータがなくなってから切替え或
    いは指定を行う手段とを備えていることを特徴とする請
    求項2乃至4のいずれかに記載のファクシミリ装置。
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