JPH0723935U - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH0723935U
JPH0723935U JP5819093U JP5819093U JPH0723935U JP H0723935 U JPH0723935 U JP H0723935U JP 5819093 U JP5819093 U JP 5819093U JP 5819093 U JP5819093 U JP 5819093U JP H0723935 U JPH0723935 U JP H0723935U
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JP
Japan
Prior art keywords
main block
box
under cover
junction box
terminal
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Pending
Application number
JP5819093U
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English (en)
Inventor
邦彦 竹内
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雄端子と雌々端子とを確実に嵌合させること
ができる電気接続箱を提供する。 【構成】 電気接続箱30のメインブロック10および
アンダーカバー20には、互いに係合して両者の嵌合を
案内する案内部16、26が設けられている。そして、
これらの案内部にはそれぞれ係止部17、27が設けら
れており、前記両係止部は前記メインブロックと前記ア
ンダーカバーとを嵌合させる際に、雌端子14と雄端子
24とが係合する直前の状態において前記メインブロッ
クと前記アンダーカバーとを互いに並行状態に位置規制
して仮係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、箱体と蓋体とからなる電気接続箱に関し、より詳しくは、一方の側 に設けられた雄端子と他方の側に設けられた雌端子とを確実に嵌合させることが できるように改良された電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、箱体と蓋体とを嵌合させることにより、一方の側に設けられた雄端 子と他方の側に設けられた雌端子とを嵌合させて、それぞれの端子に連通された 電子ユニットおよび電気配線を相互に接続できる電気接続箱がある。例えば、図 4に示す電気接続箱1は、蓋体としてのメインブロック10と、箱体となる複数 のアンダーカバー20とを有し、両者を嵌合させることにより、メインブロック 10に取り付けられた複数のリレーボックス2と、アンダーカバー20に取り付 けられたワイヤーハーネス3とが接続されるようにされている。
【0003】 前記メインブロック10は、図5に一般断面図として示すように、平板状の基 部11と、この基部11の周辺に垂設された壁部12により蓋体状に形成され、 端子挿通孔19等が透設された内壁18で仕切った端子収容部13内には、雌々 端子14が収納されている。 そして、この雌々端子14には、前記基部11上に取り付けられた図示略のリ レーボックスの雄端子が嵌合するようにされているとともに、前記アンダーカバ ー20の端子取付孔23に挿通されている雄端子24も前記端子挿通孔19を貫 通して嵌合するようにされている。
【0004】 前記アンダーカバー20は、図5に一般断面図として示すように、基部21と 、この基部21の周辺に垂設された壁部22とにより箱体状に形成されており、 前記基部21には、ワイヤーハーネス3と接続された雄端子24が取り付けられ ている。 そして、前記メインブロック10に前記アンダーカバー20を装着することに より、図4に示したリレーボックス2とワイヤーハーネス3とを接続するように されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記電気接続箱では、アンダーカバーは雄端子を複数個係止させ、 複数のリレーボックスに対してワイヤーハーネスを一括接続させるため、メイン ブロックへの嵌合に要する力が大きい。 また、アンダーカバーは、メインブロックとの嵌合が良好になされるために、 メインブロックとの対接面を並行状態に維持して行われる必要がある。しかし、 メインブロックとアンダーカバーとの間には両者の嵌合を良好にするためわずか ながら隙間が設けられている。このため、両者間の高い嵌合力と相まって上記態 様を維持しながら嵌合を行わせることが難しい。 さらに言及すると、通常、雄端子は配列がランダムなため、ある部分では端子 の個数が少なく相対的に軽い力で嵌合させることができるが、ある部分では端子 の個数が多くて相対的に強い力を要することとなる。従って、メインブロックと アンダーカバーとを嵌合させる際、図6に示すように、両者が互いに傾いた状態 で嵌合されることになりがちである。
【0006】 すなわち、従来の電気接続箱は、メインブロックおよびアンダーカバーが傾い た状態で嵌合し、雌々端子と雄端子との相対位置がずれて互いに係合させること ができなかったり、最悪の場合には雌々端子に雄端子が斜めに挿入されて雄端子 を変形させたりなどし、メインブロックとアンダーカバーとの嵌合を正常に行う ことができないという可能性があった。
【0007】 そこで、本考案は上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、雄端子 と雌端子とを確実に接続させることができる電気接続箱を提供することを目的と する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、箱体に蓋体を嵌合させることにより、一方の側に設けた 雄端子と他方の側に設けた雌端子とを係合し電気接続する電気接続箱において、 前記箱体に設けた案内部と前記蓋体に設けた案内部とを互いに係合して前記箱体 および前記蓋体の嵌合が案内されるとともに、前記雄端子と前記雌端子との係合 直前の状態で衝合し前記箱体および前記蓋体を互いに並行状態にする係止部を各 案内部に設けたことを特徴とする電気接続箱によって達成される。
【0009】
【作用】
各案内部に設けられた係止部は、蓋体と箱体との嵌合を、雄端子と雌端子とが 係合直前の状態で仮係止する。この仮係止された状態において、蓋体の箱体に対 する傾きを修正することができるから、正常な状態で両者を嵌合させて雄端子と 雌端子とを確実に接続させることができる。
【0010】
【実施例】
以下に図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明する。ここで、図1は、 本考案に係る電気接続箱の1実施例の作動を説明する断面図、図2は図1に示す 電気接続箱の案内部を拡大して示す断面図、図3は図1に示す電気接続箱の蓋体 が箱体に嵌合した状態を示す説明図である。また以下の説明中、従来例と共通す る部分は同一符号を用いて説明を簡略化する。
【0011】 図1(a)に示すように、本実施例での電気接続箱30は、図5に示す従来の 電気接続箱1と、メインブロック10に設けられた案内部16、およびこの案内 部16に設けられた係止部17と、アンダーカバー20に設けられた案内部26 、およびこの案内部26に設けられた係止部27とを有している点で異なってい る。
【0012】 メインブロック10の案内部16は、このメインブロック10の基部11より アンダーカバー20に向かって延びるように垂設された円筒状からなり、他方、 アンダーカバー20の案内部26は前記メインブロック10の案内部16に対応 する位置で、アンダーカバー20の基部21よりメインブロック10に向かって 延びるように垂設され、かつ前記メインブロック10の案内部16に内嵌する円 筒状からなり、両案内部16、26が互いに係合することにより、アンダカバー 20がメインブロック10に嵌合案内されるようにされている。
【0013】 前記メインブロック10の案内部16には、図2に拡大して示すように、案内 部16の先端の内側円筒面に、その全周にわたって半径方向内側に向かって突設 した、台形状断面を有する係止部17が設けられている。 また、前記アンダーカバー20の案内部26には、案内部26先端近傍の外側 円筒面に、その全周にわたって半径方向外側に向かって突設した、三角形断面状 の係止部27が設けられている。
【0014】 この係止部27についてさらに述べると、その位置は、アンダーカバー20を メインブロック10に嵌合する際に、この係止部27が前記メインブロック10 の係止部17と衝合して、前記雄端子24が前記雌々端子14に対して係合直前 とするように設定されており、また両係止部17、27が衝合することにより、 メインブロック10およびアンダーカバー20が互いに並行状態に仮係止された 状態で嵌合が行われるように設けられている。 すなわち、両係止部17、27は、メインブロック10およびアンダーカバー 20の姿勢が互いに並行状態となるように位置規制する。また、両係止部17、 27は、それぞれの案内部16、26の壁面からわずかに突出するようにされて おり、メインブロック10もしくはアンダーカバー20に大きな付勢力が付勢さ れたときには、両係止部17、27の係合が外れて、メインブロック10とアン ダーカバー20とを容易に嵌合させることができるようにされている。
【0015】 次に、前記係止部27を有するアンダーカバー20を、前記係止部17を有す るメインブロック10に嵌合させる際の操作を説明する。 本実施例の電気接続箱30のアンダーカバー20をメインブロック10に嵌合 させるには、図1(a)に示すように、まず、両者にそれぞれ設けられている案 内部16、26の先端部を互いに嵌合させることにより、メインブロック10に 対してアンダーカバー20を位置決めする。
【0016】 次に、前記係止部27が前記係止部17に当接して、メインブロック10とア ンダーカバー20との嵌合が仮係止されるまで、アンダーカバー20をメインブ ロック10に対して付勢して挿入させる。この時、アンダーカバー20がメイン ブロック10に対して仮に傾いた状態で挿入されたとしても、図1(b)に示す ように、両案内部16、26同士の係合、および両係止部17、27同士の衝合 により、メインブロック10とアンダーカバー20とが互いに並行状態となるよ うにその傾きが修正される。
【0017】 その後、アンダーカバー20をメインブロック10に対して並行となるように 保ちながらメインブロック10に向けて付勢すると、アンダーカバー20の係止 部27がメインブロック10の係止部17を通過することになり、両係止部17 、27の係合が外れてメインブロック10とアンダーカバー20とを容易に嵌合 させることができるようにされている。 これにより、図3に示すように、メインブロック10に設けられている雌々端 子14と、アンダーカバー20に設けられている雄端子24とを正常に嵌合させ ることができる。
【0018】 なお、本実施例においては、メインブロック10とアンダーカバー20とに、 それぞれ円筒状の案内部16、26を一つずつ設けているが、これにとらわれる 必要はなく、案内部を複数設けることとしても良いし、案内部の形状も円筒状で はなく、他の形状として良いことはもちろんである。
【0019】
【考案の効果】
本考案においては、上記の構成としたので、以下のような優れた効果を得るこ とができた。 すなわち、本考案の電気接続箱においては、箱体と蓋体の嵌合を案内する案内 部に、雄端子と雌端子とが嵌合する直前の状態において箱体と蓋体とを並行状態 にして仮係止する係止部を設けたので、仮係止された状態において、箱体と蓋体 との傾きを修正して箱体と蓋体とを嵌合させることができる。 これにより、箱体と蓋体とを互いに並行に保って正常に嵌合させることができ るから、一方の側に設けられた雄端子と他方の側に設けられた雌端子とを確実に 嵌合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気接続箱の一実施例の作動を説
明する図で、(a)はメインブロックとアンダーカバー
との嵌合直後の様子を示す断面図、(b)はメインブロ
ックとアンダーカバーの係止部同士が衝合した仮係止状
態を示す断面図である。
【図2】図1に示す電気接続箱の案内部を拡大して示す
断面図である。
【図3】図1に示す電気接続箱の蓋体が箱体に嵌合した
状態を示す説明図である。
【図4】電気接続箱の嵌合前の状態を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の電気接続箱の断面図である。
【図6】従来の電気接続箱の問題点を説明する断面図で
ある。
【符号の説明】
1、30 電気接続箱 2 リレーブロック 3 ワイヤーハーネス 10 メインブロック(蓋体) 11、21 基部 12、22 壁部 13 端子収容部 14 雌々端子 16、26 案内部 17、27 係止部 20 アンダーカバー(箱体) 23 端子取付孔 24 雄端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体に蓋体を嵌合させることにより、一
    方の側に設けた雄端子と他方の側に設けた雌端子とを係
    合し電気接続する電気接続箱において、前記箱体に設け
    た案内部と前記蓋体に設けた案内部とを互いに係合して
    前記箱体および前記蓋体の嵌合が案内されるとともに、
    前記雄端子と前記雌端子との係合直前の状態で衝合し前
    記箱体および前記蓋体を互いに並行状態にする係止部を
    各案内部に設けたことを特徴とする電気接続箱。
JP5819093U 1993-10-04 1993-10-04 電気接続箱 Pending JPH0723935U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001057725A (ja) * 1999-06-11 2001-02-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱
JP2017200269A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 矢崎総業株式会社 電気接続箱及びワイヤハーネス

Cited By (3)

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US10485121B2 (en) 2016-04-26 2019-11-19 Yazaki Corporation Electrical connection box and wire harness

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