JPH0723911U - 開閉扉 - Google Patents

開閉扉

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JPH0723911U
JPH0723911U JP5482393U JP5482393U JPH0723911U JP H0723911 U JPH0723911 U JP H0723911U JP 5482393 U JP5482393 U JP 5482393U JP 5482393 U JP5482393 U JP 5482393U JP H0723911 U JPH0723911 U JP H0723911U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
electromagnet
permanent magnet
opening
touch sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5482393U
Other languages
English (en)
Inventor
正康 菅家
秀之 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5482393U priority Critical patent/JPH0723911U/ja
Publication of JPH0723911U publication Critical patent/JPH0723911U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉を開く際に大きな引っ張り力を要しない開
閉扉を提供する。 【構成】 筐体1に蝶番2を介して開閉自在な扉3を設
け、扉3を吸引する永久磁石5を筐体1に埋設し、扉3
における永久磁石5と対応する位置に電磁石6を設け、
取手4に設けられて回路を閉じるタッチセンサと扉3を
開くと回路を開くリミットスイッチ8とを介して電磁石
6を電源に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は開閉扉に関し、大きな力を加えることなく扉を開けられるようにした ものである。
【0002】
【従来の技術】
閉鎖配電盤のように筐体の内部に機器を収容した電気機器では、筐体の内部へ 人が出入りできるようにするために筐体に開閉扉が設けられる。図4に示すよう に筐体1における枠体1aの部分に一対の蝶番2を介して扉3が開閉自在に設け られ、扉3の外部には取手4が設けられる。そして、扉3を閉めたあとに振動等 によって容易に開かないようにするため、扉3の反蝶番側を吸引して固定する永 久磁石5が枠体1aに埋設されている。
【0003】 斯かる構成の開閉扉では、扉3を開ける際に永久磁石5による吸引力よりも大 きな力で扉3を引っ張れば開けることができ、扉3を閉じる際には扉3が完全に 閉じる直前に永久磁石5が扉3を吸引して閉じる。そして、扉3が閉じていると きに何らかの小さな力が加わっても、永久磁石5が常時扉3を吸引しているため 、扉3が勝手に開くようなことはない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、扉を開ける際には永久磁石の吸引力に拘して引っ張らねばならない ために大きな操作力が必要になり、扉の異なる部分に吸引力と操作力とが加わる ために扉に撓みが生じる。
【0005】 一方、永久磁石に代えて電磁石を用いるとともに扉が閉じているときのみ電磁 石に通電しておくこともできるが、電力の無駄が多くなる。
【0006】 そこで本考案は、斯る課題を解決した開閉扉を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
斯る目的を達成するための本考案の構成は、枠体に開閉自在に扉を設け、扉に おける枠体への結合側と反対の自由側を吸引する永久磁石を枠体に設け、扉にお ける永久磁石と対向する位置には永久磁石と電磁石との対向側が共に同一極とな る電磁石を設け、人が触れたら回路を閉じるタッチセンサを扉の外面に設け、電 磁石をタッチセンサを介して電源に接続したことを特徴とし、あるいはこれに加 えて、扉が開いたことを検出して回路を開くリミットスイッチを設け、タッチセ ンサと電磁石との間にリミットスイッチを介在させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
作業者がタッチセンサに触れると、回路が閉じて電磁石に電気が流れる。この ため、永久磁石と電磁石との間に反発力が生じて扉が少し開く。以後は作業者が 扉を大きく開き、タッチセンサから手を離すと回路が開いて、電磁石への通電が 停止される。
【0009】 扉を閉じるにはタッチセンサに触れることなく扉を押す。タッチセンサに触れ ないので回路は閉じず、電磁石に通電はされない。従って、永久磁石の吸引力の みが働いて小さな力で扉を閉じることができる。
【0010】 リミットスイッチを設けた場合は、扉を開く際にタッチセンサから手を離す前 に電磁石への通電が停止されることになる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例 は従来の開閉扉の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号を付 して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0012】 (a)実施例1 本考案による開閉扉の実施例1を、図1に示す。本考案は、永久磁石による扉 の吸引力を、作業者が扉を開ける際の短い間だけ消滅させて、逆に反発力を生じ させるようにしたものである。
【0013】 図のように扉3における内面であって永久磁石5と対応する位置に電磁石6が 埋設して設けられる。そして、作業者が取手4を握ったときに電磁石6に電流が 流れるようにするため、取手4には取手に触れると回路を閉じるタッチセンサ7 (図2参照)が設けられる。一方、扉3が一定量だけ開いたら電磁石6へ流れて いた電流が流れなくなるようにするため、回路を開くリミットスイッチ8が筐体 1の上部の内面に取り付けられる。そして、図2に示すように電磁石6はリミッ トスイッチ8及びタッチセンサ7を介して電源9に接続される。このとき、相互 に対向する永久磁石5と電磁石6との対向部の磁極が同一のN極となるように設 定される。
【0014】 次に、斯かる開閉扉の作用を説明する。扉3を開くために作業者が取手4を握 ると、タッチセンサ7がこれを検出して図2の回路を閉じる。すると、電源9か ら電磁石6へ電気が流れて励磁され、永久磁石5と対向する部分がN極となる。 すると、永久磁石5のN極との間で反発することになり、扉3と共に電磁石6は 永久磁石5から離れ、大きな力で取手4を引っ張るまでもなく扉3は開く。そし て、扉3が一定量以上開くと、リミットスイッチ8が動作して図2の回路が開く 。すると、電磁石6への通電が停止される。つまり、作業者が取手4を握ってか ら扉3が一定量だけ開くまでの短い時間だけ電磁石6に電気が流れて永久磁石6 による扉3の吸引力がなくなると共に、同時に同極どうしの反発力で扉3が開く ようになっている。
【0015】 次に、開けた扉3を閉める場合は、取手4に触れることなく扉3を直接に押し て閉める。扉3の開度が一定量以下になるとリミットスイッチ8により回路の一 部が閉じるが、取手4に触れていないのでタッチセンサ7の部分の回路は開いた ままとなり、電磁石6に電流が流れることはない。従って永久磁石5から扉3が 反発力を受けることはなく、逆に永久磁石5によって扉3が吸引され、小さな押 圧力で扉3を閉めることができる。なお、扉3を閉める際には取手4に触れない ようにするという注意が必要になり、取手4を握って閉めようとすると反発力が 生じることから閉めることができない。
【0016】 (b)実施例2 次に本考案による開閉扉の実施例2を図3に示す。この実施例は実施例1にお ける一部のみを改良したものなので、実施例1と異なる部分のみを説明する。
【0017】 本実施例は、扉3を閉めるときにタッチセンサに触れることがないようにする ため取手4を図3に示すような形状にし取手4に形成した凹部にタッチセンサ7 を配置したものである。
【0018】 斯かる構成の開閉扉では、扉3を開く際に取手4を握ると共に親指等でタッチ センサ7に触れるようにする。すると永久磁石5と電磁石6との反発力で扉3が 少し開き、以後は人の力で大きく開けばよい。
【0019】 一方、扉3を閉じるには取手4の部分を押せばよい。このときタッチセンサ7 は凹部に設けられているので、実施例1のようにタッチセンサ7に接触しないよ うに注意する必要はあまりない。
【0020】 なお、いずれの実施例もリミットスイッチを設けたが、扉を開けた後にはタッ チセンサから手が離れて回路が自動的に開くので、リミットスイッチは必ずしも 設ける必要はない。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明からわかるように、本考案による開閉扉によれば扉を開く際にのみ 電流が流れる電磁石を扉に設けたので、扉を開ける際に永久磁石と電磁石とが相 互に反発して小さな力で扉を開けることができる。また、このために従来のよう に扉が撓んだりすることはない。更に、扉を開ける際のみ電磁石に電気が流れる ので、消費電力はほとんどいらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による開閉扉の実施例1を示す斜視図。
【図2】本考案による開閉扉の実施例1の回路図。
【図3】本考案による開閉扉の実施例2の要部を示す斜
視図。
【図4】従来の開閉扉の斜視図。
【符号の説明】
1a…枠体 3…扉 4…取手 5…永久磁石 6…電磁石 7…タッチセンサ 8…リミットスイッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に開閉自在に扉を設け、扉における
    枠体への結合側と反対の自由側を吸引する永久磁石を枠
    体に設け、扉における永久磁石と対向する位置には永久
    磁石と電磁石との対向側が共に同一極となる電磁石を設
    け、人が触れたら回路を閉じるタッチセンサを扉の外面
    に設け、電磁石をタッチセンサを介して電源に接続した
    ことを特徴とする開閉扉。
  2. 【請求項2】 扉が開いたことを検出して回路を開くリ
    ミットスイッチを設け、タッチセンサと電磁石との間に
    リミットスイッチを介在させた請求項1に記載の開閉
    扉。
JP5482393U 1993-10-08 1993-10-08 開閉扉 Pending JPH0723911U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5482393U JPH0723911U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 開閉扉

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5482393U JPH0723911U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 開閉扉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0723911U true JPH0723911U (ja) 1995-05-02

Family

ID=12981410

Family Applications (1)

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JP5482393U Pending JPH0723911U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 開閉扉

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JP (1) JPH0723911U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222848A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Taisei Corp 扉開放機構
CN106839616A (zh) * 2016-12-27 2017-06-13 青岛海尔特种电冰柜有限公司 缓冲自动闭门器、制冷设备及门体开关控制方法
JP2019119483A (ja) * 2017-12-29 2019-07-22 エーピー システムズ インコーポレイテッド 扉装置及びグローブボックス

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