JPH0723874U - 3パイロット弁付安全弁 - Google Patents

3パイロット弁付安全弁

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JPH0723874U
JPH0723874U JP5353193U JP5353193U JPH0723874U JP H0723874 U JPH0723874 U JP H0723874U JP 5353193 U JP5353193 U JP 5353193U JP 5353193 U JP5353193 U JP 5353193U JP H0723874 U JPH0723874 U JP H0723874U
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JP
Japan
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valve
safety valve
pilot
pressure
hold space
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Pending
Application number
JP5353193U
Other languages
English (en)
Inventor
三十六 阿部
Original Assignee
三井造船株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の機能を保持しながら設備的にも、製造
コスト的にも経済的な安全弁を提供する。 【構成】 設定圧力がそれぞれ異なる3個のパイロット
弁1,2,3を一体的に組みつける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】
本考案は、3個のパイロット弁を有する安全弁に関する。更に詳しくは、LN G船のホールドスペース用安全弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、LNG船のホールドスペース用安全弁には、+15kPa , −5kPa , +5kPa の3つの設定圧力が必要である。 そして、従来は、図3に示すように、ホールドスペースHの圧力P1 が+15 kPaGになったときに作動するパイロット弁1と、ホールドスペースHの圧力P1 が−5kPaGになった時に作動するパイロット弁2とを有する安全弁10をホール ドスペースHに配設する一方、ホールドスペースHの圧力P1 とカーゴタンクT の圧力P2 との差圧 (P1 −P2 ) が+5kPaAになった時に作動する安全弁20 をホルードスペースHに配設している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この場合には、2つの安全弁を必要とするため、設備的にも製造コ スト的にも不経済である。 本考案は、係る従来の欠点を克服するためになされたものであり、その目的は 、従来の機能を保持しながら設備的にも、製造コスト的にも経済的である安全弁 を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成し得る本考案の安全弁は、設定圧力を相互に異なる設定値に 設定した3個のパイロット弁を備えて成る安全弁としたことを特徴とする。 このように、設定圧力の相違する3つのパイロット弁を有することにより、従 来、2個必要だった安全弁が1個で足りるようになった。
【0005】
【実施例】
以下、図面により本考案の実施例について説明する。 図2において、SはLNG船、Hはホールドスペース、Tはカーゴタンクであ り、ホールドスペースHには、安全弁30が配設されている。 図1に示すように、安全弁30は、一側方にダクト状の主排出口32を有する 弁本体31と、弁本体31の下部に設けられた主吸入口33と、弁本体31の上 方に設けられた主チャンバー34とから成り、主吸入口33はフランジ付きの管 体35から構成されている。また、管体35に対向して主弁体36が設けられて おり、主弁体36のアーム37は主チャンバー34に設けられているダイヤフラ ム又はベローズ38に固定されている。
【0006】 主チャンバー34には、3つの分岐管41, 42, 43を有する管40が接続 されている。 分岐管41には、ホールドスペースHの圧力P1 が+15kPaGになった時に作 動するパイロット弁1が取付けられており、分岐管42には、ホールドスペース Hの圧力P1 が−5kPaGになった時に作動するパイロット弁2が取付けられてい る。更に、分岐管43には、ホールドスペースHの圧力P1 とカーゴタンクTの 圧力P2 との差圧 (P1 −P2 ) が+5kPaAとなった時に作動するパイロット弁 3が取付けられている。
【0007】 このパイロット弁3には、逆止弁53を介してホールドスペースHに連通して いるパイロット感知管63が接続している(高圧側)。更に、パイロット弁3に は、カーゴタンクTに接続された低圧側パイロット感知管73が接続されている 。83はパイロット弁3に設けられたパイロット排出管である。 一方、パイロット弁1には、パイロット感知管63から分岐させた分岐管61 が逆止弁51を介して接続している(高圧側)。更に、パイロット弁2には、パ イロット感知管63から分岐した分岐管62が接続している(低圧側)。
【0008】 更に、パイロット弁1には、大気圧感知管81a及びパイロット排出管81b が取付けられている。また、パイロット弁2には、逆止弁52を介して大気圧感 知82が設けられている。 次に、本考案の安全弁の作用について説明する。 今、ホールドスペースHの圧力P1 が+15kPaGになると、パイロット弁1が 作動して主弁体36が開き、ホールドスペースH内の乾燥空気が主排出口32か ら大気中に放出される。
【0009】 一方、ホールドスペースH内の圧力P1 が−5kPaGになると、パイロット弁2 が作動して主弁体36が開き、ホールドスペースH内に大気が流入する。 これとは別に、ホールドスペースH内の圧力P1 とカーゴタンクT内の圧力P 2 との差圧 (P1 −P2 ) が+5kPaAになると、パイロット弁3が作動して主弁 体36が開き、ホールドスペースH中の乾燥空気が主排出口32から大気中に放 出される。尚、カーゴタンクの圧力は、常に、大気圧以上に保持されている。 上記主弁体36は、主チャンバー34内の圧力P3 が設定圧の約90%になる と、各パイロット弁1, 2, 3が閉じるようになっている。
【0010】
【考案の効果】
上記のように、本考案は、設定圧が相違する3個のパイロット弁を有するので 、従来、2個必要であった安全弁が1個で足りるようになり、設備的にもコスト 的にも経済的になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る安全弁の断面図である。
【図2】本考案に係る安全弁を備えたLNG船の概略断
面図である。
【図3】従来の安全弁を有するLNG船の概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1, 2, 3 パイロット弁 30 安全弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定圧力を相互に異なる設定値に設定し
    た3個のパイロット弁を備えて成る安全弁。
JP5353193U 1993-10-01 1993-10-01 3パイロット弁付安全弁 Pending JPH0723874U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029388A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Civitec Research:Kk 流体圧リリーフ弁

Cited By (2)

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JP2006029388A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Civitec Research:Kk 流体圧リリーフ弁
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