JPH0723805A - 靴中敷の製造方法 - Google Patents

靴中敷の製造方法

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Publication number
JPH0723805A
JPH0723805A JP19557393A JP19557393A JPH0723805A JP H0723805 A JPH0723805 A JP H0723805A JP 19557393 A JP19557393 A JP 19557393A JP 19557393 A JP19557393 A JP 19557393A JP H0723805 A JPH0723805 A JP H0723805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insole
sheet
corrugated board
flute
faced corrugated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19557393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuichi Hayashi
康市 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAITAMA GOUSHI KK
Kyokuto International Corp
Original Assignee
SAITAMA GOUSHI KK
Kyokuto International Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAITAMA GOUSHI KK, Kyokuto International Corp filed Critical SAITAMA GOUSHI KK
Priority to JP19557393A priority Critical patent/JPH0723805A/ja
Publication of JPH0723805A publication Critical patent/JPH0723805A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Eフルート片面段ボール製の靴中敷の左右を
1組として接着し、バラバラにならないようにする。 【構成】 一方の中敷部材の段頂に接着剤を塗布して、
この段頂と他方の中敷部材の段谷とが当接するようにし
て分離可能に接着し1組の靴中敷とする。使用直前に左
右を手で分離して靴の中に敷く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片面段ボールを素材と
して利用してなる使い捨て可能な靴中敷の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】片面段ボールを用いた靴中敷は既に商品
化されており、実用新案登録出願もいくつかがなされて
いる(例えば実公平3−30007号公報、実公平5−
6805号など)。このように片面段ボールを用いた靴
中敷は「使い捨てができる」、「プラスチック類を含ま
ないので焼却しても有害ガス発生のおそれがない」、
「リサイクルも可能である」など所期の目的は達成して
いる。ところが片面段ボールで構成されているため、嵩
がはると共に曲がり易くパッケージング作業及びそのス
ペースファクタが悪いという問題が残っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、片面
段ボール製靴中敷の構成を変えることなく、パッケージ
ング作業が簡単でスペースファクタの改善された靴中敷
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決しようとして鋭意研究を重ねた結果、左右1組の靴
中敷部材のフルート(段)面同志を対向して、段頂と段
谷とを当接させればパッケージングの効率即ちスペース
ファクタが良くなることを知見した。本発明はこの知見
に基づくものである。
【0005】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明方法により製
造された靴中敷などについて詳細に説明するが、本発明
がこれらに限定されないことは言うまでもない。
【0006】図1は本発明方法により製造された靴中敷
の側面図を例示するもので、左右1組即ち1足分であ
る。この左中敷部材10と右中敷部材20とを剥して分
離すると図2の平面図に示すような1足分の靴中敷部材
となる。図3は図1の要部拡大断面図である。左中敷部
材10は、第1のライナ12と第1の波形中芯14から
なり、該第1の波形中芯14は段頂16と段谷18とを
備えている。同様に右中敷部材20は、第2のライナ2
2と第2の波形中芯24からなり、該第2の波形中芯2
4は段頂26と段谷28とを備えている。
【0007】左中敷部材10と右中敷部材20の段頂と
段谷を相互に当接させただけでは、1組とはならずにバ
ラバラになってしまう。これは片面段ボールで形成され
ているため止むを得ないことである。従って本発明では
図3に示すように接着剤30を部分的に用いて左右の中
敷部材10,20を貼り合わせて1組とする。フルート
の全面を貼合すると使用時に分離できなくなるので不都
合である。
【0008】少なくとも一方の中敷部材の段頂に接着剤
を塗布するには、中敷部材として切り出す前即ち片面段
ボールシート(通常は矩形)の状態で接着剤をロールコ
ータなどを用いることが好ましい。このようにすれば、
中敷部材そのものに接着剤を塗布するよりも、接着した
状態で切断するので、左右の切断面が完全に一致する。
尚、接着剤は場合によっては双方の段頂に塗布してもよ
いが、接着性が強すぎないようにするには、片方のみに
塗布するのが制御が容易である。また接着剤は筋状に塗
布しても良いことは勿論である。塗布方法もロールコー
タに限らず、スプレーなど他の方法を適用することも可
能である。
【0009】図4は、本発明方法に好適な1つの貼合装
置を例示する側面図である。第1のコンベア42には一
方の片面段ボールシート44が載置されており、この段
ボールシート44の段頂は上向きとなっている。第2の
コンベア46によって他方の片面段ボール48が移送さ
れる。他方の片面段ボール48は段頂が下向きに配され
ており、貼合部60導入される直前で、段頂に接着剤が
塗布される。図4においては接着剤塗布手段としてはロ
ールコータ52を用いる。該ロールコータ52の上方に
は段ボールシート48を挟持しつつ貼合部60へ移送す
るための押えロール54が配されている。2枚の片面段
ボールシート44,48は、貼合部60に入る前に当接
し、段頂と段谷が噛み合うようにして重なり合う。この
噛み合わせを確実にするには、押えロール54をスラス
ト方向(軸方向)に数ミリメートル程度揺動させるよう
にしたり、段ボールシート44及び/又は48に振動を
与えるようにしても良い。貼合部60は下ベルト62と
上ベルト64を有しており貼り合わせられた2枚の段ボ
ールシート即ち複合段ボールシート66が得られる。こ
の複合段ボール66を一昼夜程度積み重ねて養生した
後、所望の形状に切り出せば組になった靴中敷が得られ
る。
【0010】尚、接着剤は少量で且つ濃度は低めにした
方が好適である。塗布量はロールコータの場合は約5か
ら15ミクロン(μm)程度が普通であるので、接着剤
の固形分は10から20重量%程度が好ましい。接着剤
の塗布量が多いと接着力が強過ぎて、剥し難くなってし
まう。
【0011】接着剤の種類としては、水性エマルジョン
型や水溶性のものが、好ましく例えばスチレン・マレイ
ン酸樹脂のエマルジョンなどが好適である。粘着性があ
るものは使用時に不快感を与える虞があるので、好まし
くない。
【0012】このようにして作った靴中敷は、左右1組
のものをいくつか重ねて、化粧箱などに収納して、流通
させる。使用時には左右を分離して靴内に敷き、使用後
はリサイクル可能なごみとして捨てることができる。。
【0013】
【発明の効果】本発明靴中敷は、左右1組が分離可能に
接着されているので、スペースファクタが向上し、流通
上便利である、と共に左右が必ず1組となっているので
梱包時などに左右の数が間違いなく一致するというメリ
ットがある。また接着されていると、片面段ボールが露
出した中敷部材のように反りや曲がりがなく外観上も美
しいという利点もある。更には切断又は抜き工程では、
1度の工程で左右1組が処理されるので、従来の靴中敷
の切断工程に較べて効率が2倍になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により製造された靴中敷の側面図で
ある。
【図2】図1の靴中敷を分離した平面図である。
【図3】図1の靴中敷の要部拡大断面図である。
【図4】本発明方法に好適な1つの貼合装置を例示する
側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の片面段ボールシートのうち少なく
    とも一方のシートの段頂に接着剤を塗布する工程と、こ
    の段頂が他方の中敷部材の段谷に当接するようにして2
    枚の片面段ボールシートを貼合する工程と、貼合された
    複合段ボールシートを所定形状に切り出す工程とを備え
    たことを特徴とする靴中敷の製造方法。
JP19557393A 1993-07-14 1993-07-14 靴中敷の製造方法 Pending JPH0723805A (ja)

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JP19557393A JPH0723805A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 靴中敷の製造方法

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JP19557393A JPH0723805A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 靴中敷の製造方法

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JPH0723805A true JPH0723805A (ja) 1995-01-27

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JP19557393A Pending JPH0723805A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 靴中敷の製造方法

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JP (1) JPH0723805A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5799415A (en) * 1996-08-06 1998-09-01 Kenji; Nishimura Insole

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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