JPH07237921A - 硫化水素からの半水石膏の製造方法 - Google Patents

硫化水素からの半水石膏の製造方法

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JPH07237921A
JPH07237921A JP6028370A JP2837094A JPH07237921A JP H07237921 A JPH07237921 A JP H07237921A JP 6028370 A JP6028370 A JP 6028370A JP 2837094 A JP2837094 A JP 2837094A JP H07237921 A JPH07237921 A JP H07237921A
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JP
Japan
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gypsum
hydrogen sulfide
reactor
water
slurry
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JP6028370A
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English (en)
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Atsushi Tatani
淳 多谷
Hiroshi Fujita
浩 藤田
Shinichiro Kotake
進一郎 小竹
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B11/00Calcium sulfate cements
    • C04B11/26Calcium sulfate cements strating from chemical gypsum; starting from phosphogypsum or from waste, e.g. purification products of smoke
    • C04B11/262Calcium sulfate cements strating from chemical gypsum; starting from phosphogypsum or from waste, e.g. purification products of smoke waste gypsum other than phosphogypsum

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 硫化水素を出発原料とし、建材用石膏ボード
などに使用される半水石膏を製造する方法に関する。 【構成】 原料油から分離された硫化水素を燃焼させて
得られる高濃度SO2 含有ガスをリアクターに導入して
水スラリーに接触させ、石灰石粉(CaCO3 )及び空
気を供給してSO2 の吸収、酸化及び中和を行わせて石
膏スラリーとし、この石膏スラリーを固液分離して得ら
れる石膏ケーキを前記燃焼工程で発生する熱を熱源とし
て加熱し半水石膏とする硫化水素からの半水石膏の製造
方法。 【効果】 同一プロセス内で発生する熱を有効に利用し
た効率的なプロセスである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油精製工場の石油脱硫
工程から排出される硫化水素を出発原料とし、建材用石
膏ボードなどに使用される半水石膏を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】我国で使用される重油や軽油の脱硫に伴
って副生する硫化水素はそのほとんどが元素硫黄に変換
して回収されている。このような形で回収される元素硫
黄の量は年々増加し、1993年度は162万トン/年
に達すると推定され、元素硫黄の余剰問題が深刻化して
いる。元素硫黄の我国における用途は硫酸製造用が最も
多くその他は二硫化炭素、合成繊維、加工硫黄、無機薬
品、洗剤、化成品、紙パルプに使用れているが需要量は
91万トン/年(1992年実績)程度である。余剰の
元素硫黄は海外への輸出に向けられているものの、輸出
量に限界があって、国内での余剰対策が必要である。一
方、石膏はボード工場やセメント工場での需要が旺盛で
年間需要量は約950万トン/年(元素硫黄換算177
万トン/年)に上り、供給不足を補うために約400万
トン/年(元素硫黄換算70万トン/年)の天然石膏が
海外から輸入されている。しかも石膏は、今後も石膏ボ
ード建材用などとして需要が伸びると予想されている。
従来、石油脱硫工程から排出される硫化水素はそのほと
んどがクラウス反応により元素硫黄として回収されてお
り、半水石膏として回収する方法は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来技術
の問題点を解決し、従来は石油脱硫に伴って元素硫黄の
形で回収されていた石油中の硫黄分を、過剰生産状態に
ある元素硫黄としてではなく、需要の伸びが見込まれて
いる半水石膏として回収することのできる硫化水素から
の半水石膏の新しい製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、元素硫黄の用
途開発の一環としてなされたものであって、次の(a)
乃至(d)の工程よりなることを特徴とする硫化水素か
らの半水石膏の製造方法である。 (a)原料油から分離された硫化水素を燃焼させて高濃
度SO2 含有ガスを得る燃焼工程。 (b)前記燃焼工程から排出される高濃度SO2 含有ガ
スをリアクターに導入してリアクター内の水スラリーに
接触させると共に該リアクター内の水スラリーに石灰石
粉(CaCO3 )及び空気を供給してSO2 の吸収、酸
化及び中和を行わせて石膏スラリーとする反応工程。 (c)前記反応工程から抜き出される石膏スラリーを固
液分離して石膏ケーキを得る石膏分離工程。 (d)前記石膏分離工程からの石膏ケーキを加熱器に導
入し、前記燃焼工程で発生する熱を熱源として石膏ケー
キを加熱することによって半水石膏とする石膏加熱工
程。
【0005】石油脱硫工程から分離される硫黄化合物の
形態は硫化水素である。硫化水素は有害でありそのまま
では利用できないので、現状はクラウス反応を利用して
元素硫黄として回収されている。本発明の方法は、この
石油精製プロセスにおける脱硫工程から大量に製造され
ている硫化水素を出発原料として、石膏ボード建材用な
どに需要の伸びが予想されている半水石膏を製造するも
のであって、反応により生成した二水石膏のケーキを乾
燥し、さらに焼成して半水石膏とするための熱源として
同一プロセス内の他の工程から得られる熱を利用するこ
とを特徴とする効率のよい半水石膏の製造方法である。
【0006】
【作用】以下、本発明の方法を図面を参照して工程順に
従って説明する。図1は本発明の1実施態様を示す概略
フロー図である。石油脱硫工程では、原料油1を石油脱
硫装置2で脱硫処理し脱硫油3が製造される。この脱硫
工程自体は公知の方法であり、原料油中の硫黄分は硫化
水素4として回収される。本発明の方法においては先ず
燃焼工程で前記石油脱硫装置2から排出される硫化水素
4と空気6を燃焼炉5に供給し、次の反応を行わせて、
SO2 含有量が8〜12容量%の高濃度SO2 含有ガス
7を得る。 (イ) H2 S+3/2O2 →SO2 +H2 O 上記反応のO2 は空気中の酸素を示す。H2 S単位kg
当りの反応熱は3647kcalの発熱反応である。燃
焼工程から排出されるガスの組成代表例は容量%で、S
2 :8%、H2 O:8%、O2 :8%、N2 :76%
である。
【0007】燃焼工程で得られた高濃度SO2 含有ガス
7を反応工程の反応器8(リアクター)へ供給し、水と
接触させ次の反応を行わせる。 (ロ) SO2 +H2 O→H2 SO3 ガスは水面下に開口したガス吹き込み管9を介して供給
し水中に分散させるが、固定式スパージャー、アーム回
転式スパージャーあるいはロータリーアトマイザーな
ど、微細な気泡を発生させる機能を有したリアクターを
使用する。SO2ガスの吸収をよくし、石灰石粉との反
応を完全に行わせるためにはガスの吐出口は深い位置に
あるのが好ましく、液深は1m以上となるようにする。
水中で生成したH2 SO3 は瞬時に酸化してH2 SO4
とすることによって(ロ)の反応が逆行してSO2 吸収
が不良にならないようにする。酸化反応は次式のとおり
である。 (ハ) H2 SO3 +1/2O2 →H2 SO4 この反応はガス中に含まれる酸素(O2 )が水中へ溶解
することによって進行するが、酸素の溶解度が小さいの
で、過剰の酸素含有ガスを微細気泡として水中に分散さ
せ、吸収したSO2 の全部が完全に酸化されてH2 SO
4 になるようにするのが好ましい。通常は酸素含有ガス
として空気11を使用し、燃焼工程からの高濃度SO2
含有ガス7と共に空気吹き込み管10を介してリアクタ
ー8に導入して水中に分散させればよい。
【0008】リアクター8内の水は、生成したH2 SO
4 によって強い酸性となるが、強酸性水はSO2 吸収の
妨げとなるので、アルカリ性物質を添加して中和する必
要がある。本発明ではH2 SO4 と反応して石膏を生成
させるため、アルカリ性物質としてはカルシウム化合物
を選ぶ必要がある。カルシウム化合物としては資源が豊
富で安価な石灰石(CaCO3 )が好ましい。石灰石は
粉砕された粉粒体を使用し、水中で次の反応を行わせ
る。 (ハ) CaCO3 +H2 SO4 +H2 0→CaSO4
・2H2 O+CO2 石灰石粉12は溶解しながら、H2 SO4 と反応し、二
水石膏CaSO4 ・2H2 Oの結晶となって析出する。
CaSO4 ・2H2 Oの結晶の大きさは約100μmの
板柱状であり、これによってリアクター内の水は、石膏
結晶粒子が懸濁した石膏スラリーになる。石灰石粉12
の供給量はSO2 吸収量に見合って決定されるが、通常
はリアクター8内のpHを検知し、pHが2〜7の弱酸
性領域に保たれるように供給量を制御する。このように
して水中に分散されたガス中のSO2 は吸収されSO2
を含まない排ガス13がリアクター8から放散される。
一方、リアクター8内の石膏の量はSO2 の吸収量の増
加に伴って増大し、石膏のスラリー濃度が増大する。懸
濁している石膏の濃度が30wt%を越えるようになる
と、流動性が不良となり、攪拌が難しくなるので、石膏
スラリーの一部を抜き出し石膏分離工程へ送る。リアク
ター8内の液量の減少分は適宜補給水を添加して調整す
る。リアクター8から抜き出された石膏スラリー14は
石膏分離工程へポンプ輸送され、遠心分離機などの固液
分離装置15により石膏ケーキ17とろ過液16に分離
される。ろ過液16は反応工程への補給水の一部として
リアクター8に返送され循環使用される。
【0009】一方、分離された石膏ケーキ17は通常7
重量%前後の付着水を有しているが、ベルトコンベアで
石膏加熱工程へ送られる。石膏加熱工程では、乾燥炉や
焼成炉などの石膏加熱装置18により石膏ケーキ17の
付着水を蒸発乾燥させ、二水石膏結晶の粉体を得るとと
もに次の反応により半水石膏20を生成させる。 (ニ) CaSO4 ・2H2 O→CaSO4 ・1/2H
2 O+3/2H2 O この反応は焼成と言われるもので、二水石膏の粉体を1
20〜150℃に加熱することで進行する。本発明にお
いてはこの石膏加熱工程における石膏加熱装置18の熱
源として、前記硫化水素の燃焼工程で発生する反応熱を
利用する。硫化水素単位kg当りの反応熱は3647k
calであり硫黄の単位モル当りの発熱量に換算すると
124kcal/モルである。一方、(ニ)の反応は硫
黄単位モル当りの吸熱量で表すと、19.5kcal/
モルであり、石膏ケーキ付着水7重量%の蒸発乾燥及び
石膏ケーキの20℃から120℃への加熱による顕熱の
補給を加算すると46kcal/モルとなるから、石膏
加熱工程で必要な熱量の全ては硫化水素の燃焼による発
熱量で理論的に賄えることとなる。従って熱回収時の熱
効率を考慮しても、プロセス外からの熱の補給は全く不
要か、必要とする場合であっても極くわずかでよい。
【0010】燃焼工程で発生する熱を石膏加熱工程に伝
導する手段としては図1の例のようにスチーム19を介
する方法や石膏加熱装置18を焼成ガマやキルンの形と
し、燃焼工程と合体させて燃焼工程の燃焼ガスで直接加
熱する方法がある。(ニ)の反応によって得られる半水
石膏は常圧下に120〜150℃で焼成して得られるβ
型半水石膏又は焼石膏と呼ばれるものである。本発明の
方法によって得られる半水石膏は、原料として硫化水素
を燃焼させて得られる高濃度SO2 含有ガスを用いてい
るので純度95重量%以上の高純度品であり、そのまま
石膏ボード製造工場へ送り、建材原料として利用するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下実施例により本発明の方法をさらに具体
的に説明する。図1に示したフローにおいて、石油脱硫
装置2から得られる硫化水素4を空気6と共に燃焼炉5
へ送り燃焼させた。燃焼炉5では硫化水素の1kg当り
7.8m3 Nの空気6を送風して硫化水素を燃焼させ、
この燃焼熱で硫化水素1kg当り4.5kgの200℃
のスチーム19を発生させた。燃焼炉5から出る高濃度
SO2 含有ガス7はSO2 :8容量%、H2 O:8容量
%、O2 :8容量%、N2 :76容量%から成り、ガス
発生量は硫化水素1kg当り8.1m3 Nであった。反
応工程はガス吹き込み管9を有するリアクター8で構成
され、リアクター8は槽型で水が貯留してある。このガ
ス吹き込み管から吹き込まれた高濃度SO2含有ガス7
は水中へ微細気泡となって分散し上昇する間にSO2
スは水に吸収され水面からはSO2 を含まないガスとし
て放出される。水に吸収されたSO2はその全てが空気
吹き込み管10を介して水中で微細気泡となるように送
風される空気11により直ちに酸化されてH2 SO4
なる。送風量は硫化水素1kg当り3.1m3 Nとし
た。この空気の微細気泡が水中を上昇する間にO2 ガス
成分の一部が吸収され残りは燃焼工程からのガスと完全
に混合されて排ガス13として放出された。排ガス13
は硫化水素1kg当り21.3m3 NでありSO2 は検
出されず、H2 O:29.6容量%、O2 :9.2容量
%、N2 :58.1容量%、CO2 :3.1容量%の組
成を有するものであった。
【0012】一方、リアクター8内には石灰石粉(Ca
CO3 )12を供給し、生成したH 2 SO4 を中和し石
膏を析出させる。石灰石粉は平均粒径15μm程度に微
粉化された工業製品を利用し、リアクター内の水のPH
が2〜7の弱酸性領域に保たれるように供給量を制御し
た。使用した石灰石の純度(CaCO3 含有率)は95
重量%、供給量は吸収されたSO2 1kg当り1.73
kgであり、リアクターでの反応率は95モル%であっ
た。石灰石粉はリアクター内でH2 SO4 と反応し二水
石膏CaSO4 ・2H2 Oの結晶となって析出する。リ
アクター内の反応を総括して記述すると次のとおりであ
る。 CaCO3 +SO2 +1/2O2 +H2 O→CaSO4
・2H2 O+CO2 この反応は82.5kcal/モルの発熱反応であり、
リアクター内を常圧に保ちながら反応させたので、水が
蒸発して温度は69℃に保たれた。蒸発水量は吸収した
SO2 1kg当り2.4kgになるのでリアクター内の
液面一定制御弁を介して外部から補給水を入れ、水位を
一定に保持した。
【0013】リアクター内の水位はSO2 ガスの吸収を
完全にするためにガス吹き込み管のガス吐出位置が液深
1m以上となるようにした。また、石灰石粉の反応率を
95モル%以上とし、石膏中への未反応石灰石混入割合
を少なくするため(石膏の純度を高めるため)リアクタ
ー内の水スラリー貯留量はSO2 ガス1kg当たり20
0リットルとした。
【0014】次に、SO2 の吸収によって石膏が生成す
るので、リアクター内の石膏スラリー濃度が30重量%
に保たれるように抜出し量を加減調整しながら石膏スラ
リー14を抜き出し、固液分離装置15へポンプ輸送し
た。抜き出し量は240kg/hであった。固液分離装
置15では一般に使われる遠心分離機によって石膏ケー
キ17とろ過液16に分離しろ過液16は反応工程への
補給水として循環使用した。
【0015】固液分離工程で分離された約7重量%の付
着水を保有した石膏ケーキ17は77kg/hであっ
た。この石膏ケーキを加熱工程へ送り、スチーム19に
よって加熱された石膏加熱装置18内において常圧下1
20〜150℃に加熱して熱処理し、付着水及び結晶水
を気化させ半水石膏(焼石膏)20を得た。半水石膏の
生成量は61kg/hで純度は96重量%であった。
【0016】
【発明の効果】硫黄酸化物による大気循環汚染を抑制す
るため、石油製品の低硫黄化が必要であり、これに伴っ
て石油精製工場の石油脱硫工程から回収される硫黄の余
剰対策が必要となってきている。本発明はこのような石
油脱硫工程から回収される硫化水素を硫黄に変換するこ
となく、硫化水素から直接半水石膏を得る新しい方法を
提供するものであり、同一プロセス内で発生する熱を有
効に利用した効率のよい半水石膏の製造方法であり、そ
の工業的な意義は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施態様を示す概略フロー図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(a)乃至(d)の工程よりなるこ
    とを特徴とする硫化水素からの半水石膏の製造方法。 (a)原料油から分離された硫化水素を燃焼させて高濃
    度SO2 含有ガスを得る燃焼工程。 (b)前記燃焼工程から排出される高濃度SO2 含有ガ
    スをリアクターに導入してリアクター内の水スラリーに
    接触させると共に該リアクター内の水スラリーに石灰石
    粉(CaCO3 )及び空気を供給してSO2 の吸収、酸
    化及び中和を行わせて石膏スラリーとする反応工程。 (c)前記反応工程から抜き出される石膏スラリーを固
    液分離して石膏ケーキを得る石膏分離工程。 (d)前記石膏分離工程からの石膏ケーキを加熱器に導
    入し、前記燃焼工程で発生する熱を熱源として石膏ケー
    キを加熱することによって半水石膏とする石膏加熱工
    程。
JP6028370A 1994-02-25 1994-02-25 硫化水素からの半水石膏の製造方法 Withdrawn JPH07237921A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0781589A1 (en) 1995-12-28 1997-07-02 The Kansai Electric Power Co., Inc. Method of producing gypsum
US8899011B2 (en) 2011-04-28 2014-12-02 Knauf Gips Kg Method and device for generating electricity and gypsum from waste gases containing hydrogen sulfide

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0781589A1 (en) 1995-12-28 1997-07-02 The Kansai Electric Power Co., Inc. Method of producing gypsum
US5798087A (en) * 1995-12-28 1998-08-25 Kansai Electric Power Co., Inc. Method of producing gypsum
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Effective date: 20010508